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ジェーピーエス製薬の関東ゼミナール

 糖尿病の相談を患者さんから受けた。
 これは適応する漢方薬の種類が多く、けっこう迷う。
 体表部の熱感があれば白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)とか、咽喉が渇きやすければ五苓散(ごれいさん)とか。 
 しかし、詳しくお話を訊くと、糖尿病と診断された訳でもなく、心配だから先に何か飲んでおこうと思ったのだとか。
 ううん、まずは病院で検診を受けた方が良いかと。
 軽く昼食を済ませてから、出立。
 ジェーピーエス製薬の関東ゼミナールの会場である、東京ベイホテル東急に向かった。
 JR舞浜駅で、『ディズニーリゾートライン』に乗り換え。
 http://www.tokyodisneyresort.co.jp/drl/index.html
 車内には、ディズニー関連の貴重な資料とも言える、昔の人形などが展示されており、思わず全部を見て回る。
 ネズミーランドに興味は無いとか、ディズニー作品は嫌いとか言ってるわりには、こういう物品には弱い。
 ホテルに歩いて行くまでに、雨に降られてしまった。
 なんか、前に来た時にも降られたぞ。
 会場に到着し、希望した分科会の『下痢』の方の部屋に入った。
 静かな講議で嫌な予感。
 メモを見ながらホワイトボードにどんどん書いていき、書いたのと同じ内容を喋っていく。
 私がー番嫌いなパターン。
 これなら講議を聴く必要が無い。
 その手元のテキストをコピ一して見せておくれよ。
 しかも、メモを取ってる人に確認もせずに、どんどん消していってしまうんだから始末に悪い。
 後で、もう一つの分科会の『婦人疾患』の方に出席した人に尋ねてみたら、そちらは充実していた様子。
 あちゃー、失敗したか。
 やっぱり遅刻してくりゃ良かったと駄目駄目なことを思ったり。
 参考になった話としては、生理痛の治療に婦人華(ふじんげ)を最初に使うのが一つの選択ではあるが、疲れやすいような当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)寄りの人には安中散(あんちゅうさん)を足し、のぼせがある桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)寄りの人には芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)を足すというのが。
 ううん、生で聞きたかった。
 分科会の後に開会式。
 会社としての売り上げは、昨年度は29億3千8百万円との事。
 ただし、会員の売り上げは1億円近くの減だそうである。
 うちの赤字が、小さく思えますな(笑)
 そして、全体での講演会。
『初級者の為の、間違わない方剤決定のコツ』というタイトルで、元気堂薬局のO氏。
 この先生の良いところは、JPS製薬に媚びないところ。
 JPS製薬の商品に無い漢方薬をバンバン挙げていく。
 それでいて、ちゃんとJPS製薬にある処方では、コレにコレを合わせると近い効果があるとも提示する。
 ううん、スゴイ人だ。
 迫力もスゴイんだが。
 聞いてると疲れるんだわ、コレが(笑)
 正直言って苦手なタイプ。
 私の場合、苦手なのと嫌いなのは別。
 自分の得になると思ったら、意地汚なく取り込んでいきたい。
 表題の内容については、まず第一に「悪くしないことです」と力説される。
 証が合っていても、必ずしも同じ対応で治るとは限らないから注意が必要だと。
 そして、主訴をちゃんと当てられるかどうか。
 例えば、頭痛の患者さんが来たら、頭痛に関する事をいっぱいいっぱい訊く。
 漢方で大事とされる、他の症状との関連を探ろうと、お腹の具合とか訊くなんて、そんな事は後回しで良い。
 主訴をとことん突き詰めることが大事と。
 続く講演は、『ドラッグストア一はこわくない!!』というタイトルで、F屋薬局のF氏。
 ところが、整形外科医院のサイトを紹介して、一般的な治療法をおさらい。
「それだけかよ」と心の中でツッコミ。
 資料を集めるというのは当然のことながら大切だけれど、講演として聞く必要が無いんじゃないか。
 その資料を渡してくれれば済んでしまう訳で。
 整形外科医院のサイトで解説されている関節痛の説明や、使用する薬の種類が極めて現代医薬に偏っていて、漢方的な治療法に一切触れていないというのは参考になった。
 ただしこれも、講演者の口から解説されるのではなく、サイトのページをプリントアウトしてきただけでは、やっぱり時間の無駄としか思えず。
 しかしなんだね、良い講師は個性的でバイタリティがあり、社員は応対が大変そうではある(笑)
 懇親会の食事は、期待薄だったけど、まぁまぁ。
 相変わらず、冷房の入れすぎのくせに、冷たい飲み物しか用意していないのには呆れる。
 やや高齢のグループの人たちが本当に寒そうにしてたので、温かいお茶を用意するように注文した。
 私自身も、ウィスキーをお湯割りで。
 食べる一方で写真を撮り、気の利かないホテルマンに代わり用意された温かい飲み物を運んでとかしてたら、デザートのケーキを食べ損ねた(T-T)
 普通の食事は余ったくせに(苦笑)、デザートのケーキだけ先に無くなっちゃうんだものな。
 帰る頃は、まだ外も明るく雨は上がっていた。
 ホテルの送迎バス、ネズミバス(仮名)に乗ってJR舞浜駅まで。
 帰ってきたら、チュースカを入れた虫かごの中のチップが減っていた。
 奥さんによると、次郎が虫かごをひっくり返したらしい。
 大怪獣ジロー、チュースカを襲うか(・。・;
 奥さんが夕飯の買い物をしてないそうなので、『ピザカントリー』にピザを買いに出た。
 http://www.pizza-country.com/
 私は夕飯は食べてたんだけど、今日まで半額だという事で。
 懇親会での料理よりも美味しく、お腹いっぱいだったのに食べられた。
 奈良県で起きた男子高校生による母子3人の放火殺人事件。
 男子高校生のが通っていた高校の保護者有志が、処分を軽くするよう求める嘆願運動を始めたとか。
 3人殺しておいて処分を軽く?
 寝ぼけてるのか?
 怖い世の中だ。
 東大阪市の東大阪大生ら2人が9人グループに暴行され、生き埋めにされ死亡した事件では、当初、主犯格の男子学生から相談されて実行役リーダーを務めたとみられていた容疑者が、どうもあくまで従っただけらしいと捜査の過程で分かってきた模様。
 主犯格の男子学生は、相手を犯行現場に誘い出す方法を考えて指示をしており、集団暴行を受けた3人のうち1人の男性を解放する際には、運転免許証をコピーさせて受け取るなどして、事件発覚を防ぐための手だても考えていたという。
 さすがリーダー気質。
 保身も考えていたのね。
 だとしたら、共犯者も始末しておくべきでしたな。
 さて、チュースカの面倒をどうしよう。
 鳥や猫は飼った事あるけど、ハムスターは初めて。
 なんか飼育サイトを読んでると怖いわ~。
 暑さに弱くて、下痢したら一日で死んじゃうとか書いてあるんだもの。
 とにかく情報収集に努める。
 チャットでも、以前に飼ってた事があるという人からアドバイスを受けつつ、今夏のチューハイ事情の話など。(チューしか、語呂が合ってない)
 『沖縄パパイヤチューハイ』とかいうのを買ってきてあったので飲んだ。
 うっ、ニオイで来た………( ̄▽ ̄|||
 そして、甘い………( ̄M ̄|||
 こんなイカしたアホーなチューハイ造るユカイな会社は、『サントリー』。
 http://www.suntory.co.jp/rtd/okinawa/index.html
 しかし、すでに飲んだというK氏は美味しかったとの事。
 元の果物が好きだと、そうかもしれない。
 そしてこのシリーズ、どうやら沖縄の産業振興に役立ってるらしい。
 基地でお世話になってるからには、産業振興に協力はしないとなぁ。
 試供品のモニター募集がサイトにあったので、応募してみた。
 これから毎日、酒関係の懸賞に応募してみるか。
 目指せ、酒代0円(笑)
 言ってる事がちゃうやんか。
 やっぱり、社会奉仕はまず企業がしないとね。
 漫画の『美味しんぼ』じゃ、“カネトリー”とかいう社名で登場させられてたが(笑)
 他社は、“ポロポロ”とか“ユウヒ”とか穏便だったのに、何故か一社だけ。
 しかも、『YEBISU』だけは、「日本で数少ない本物のビールを出してるメーカー」として実名で出ていた。
 http://www.yebisubar.jp/
 YEBISUビールは大好きなんで異議は無いけど。
「金持ちになって守りに入った雁屋(原作者)の言うことなどに、いちいち惑わされないもんね」とI氏。
 確かに、牛乳メーカーや醤油メーカーと戦ってた頃が輝いてたなぁ(笑)


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オタクの遺言状

 排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)を買いに患者さんがいらした。
 少し多めに飲んでも大丈夫かなと訊かれる。
 はい、大丈夫です(^-^)d
 奥さんが昼時に次郎を連れてきたが、店の前にお母んの車があり乗りたがる。
 なので、お母んが次郎を連れて、婆ちゃんの家に。
「正露丸ありますか?」と患者さんが来店。
 詳しく症状を尋ねると、下痢が続いてるらしい。
 思い当たる事は無いという。
 朝起きてから日に3回ほど下痢気味だそうだから、症状は軽くは無いようだ。
 しかし、夜にかけては大丈夫だとか。
 ふーむ、冷えが原因かもしれない。
 大建中湯(だいけんちゅうとう)真武湯(しんぶとう)を比較検討し、冷えだという確証が無いため大建中湯を試してもらう事にした。
 それから、念のために一度は検査を受けた方が良いとお話した。
 少し脅すようであるが、難病指定の下痢もあるのだ。
 今回だけではなく、結構頻繁に下痢しているようだし。
 バファリンを買いに、お客さんがいらした。
 成人の息子さんが、転んで膝を打ったらしい。
 治打撲一方(ぢだぼくいっぽう)という物もありますと案内してみたが、とりあえず頼まれ物なのでバファリンを買っていかれた。
 夜になって、奥さんから携帯に電話。
 家への電話に出ようとして腰を捻ってしまい、歩けないくらい痛いと。
 馬鹿だねどうも。
 なんでそんなに慌てて電話に出る必要があるのか。
 なんのために常時、留守番電話を仕掛けてると思ってるのよ。
 寝てる時や、風呂やトイレに入ってる時でも慌てないで済むように、勧誘なんかの電話にいちいち出ないで済むようにでしょうが。
 大事な要件のある人はメッセージを吹き込むだろうから、留守録に入ってなきゃ気にしないでいい。
 とりあえず、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)を持って帰った。
 安く済ませようと(笑)
 昨日の、と学会で買ってきた同人誌『オタクの遺言状 ~いつかかならず~』(発行:カラオケの艦隊)を読んだ。
 第一章のタイトルが、『オタクとは、「恥ずかしい財産を持つ人々」である』というのに、もう爆笑。
 そして、頬が引きつる(苦笑)
 そんなオタクだからこそ、遺言状を作っておこうというのが本誌の主旨。
 よく、「友人に即刻始末してくれと頼んであるから」と冗談めかして言う人もいるけれど、現実にはそれは難しい。
 オタクの友達同士が家族ぐるみで付き合ってればともかく、いきなり訪れた見知らぬ人を家に上げたり、ましてや故人の遺品を勝手に持ち出すのが許される訳がないと、ちょっと考えれば分かる。
 そんな時に役に立つのが、法的に執行する根拠となる遺言書。
 ところが著者は、遺言状を書こうと思って色々と調べてみて困ったそうだ。
 というのも、大抵の遺言状の作例では、愛する配偶者や子供達に宛ててといったものしか載っていないから。
 本誌の著者は、三十代の独身女性。
 両親は離婚して母親と兄がいる。
 結婚・出産歴ナシ。
 今のところする気も予定も無い。
 つまり、当てはまる作例が無いのだ。
 だから、無ければ自分で書こうと思い立ったそう。
 パチパチパチパチ(⌒人⌒)
 そして読み進めていって驚いたのが、法定相続人のくだり。
 知ってる人からすれば、「なんだ知らなかったの?」と言われそうだが、知らなかった。
 両親が離婚していても、親が生きている限り法定相続人として財産を持っていかれてしまうのだとか。
 私には残る財産なんて無いけれど、行方知れずの父親にも財産を渡さなきゃならないとは。
 しかも、もしその父親が誰かと結婚をして子供を設けていたりすると、なんと知らないうちに親族が増えてるなんて事にもなるそうな。
 つまり、相続人として誰が名乗りを上げてくるか分からない。
 これは結構怖いぞ。
 幸いにして(?)、著者も同じ境遇で実際に父親の戸籍を調べてみたら再婚相手がいて、相手の連れ子と養子縁組していた事が判明。
 それに基づいて作例が載っていたので役に立った(笑)
 他に、普通の遺言書ではあまり必要ないものの、オタクには必要だという事で、“遺言執行者”を遺言状で指定しておくようにと勧めていた。
 というのも、オタクの持ち物は、どれがガラクタで、どれがプレミアム物か分かりにくい。
 相続人同士が疑心暗鬼にかられるのを防ぐためには、ある程度価値の分かるオタク友達を遺言執行者に指名して、遺品の目録を作ってもらう事で円満に分配してもらおうという訳だ。
 ただし、事前に本人には知らせておくようにと。
 そりゃそうだ、いきなり任されたら本人も面食らってしまう。
 そうそう、この遺言執行人のもう一つ大事な役割がありました。
 それは、故人の名誉と家族の世間体を守る事。
 遺言執行人が指定されていれば、家族や親族といえども勝手には遺品に触れられない。
 人目につくと確実に困る、アダルトとかアダルトとかアダルトな物は、真っ先に封印してもらうのだ(笑)
 ところで、本誌によると漫画でも遺言状が作れるそうだ。
 ただし、人工物の貼り付けは認められないため、スクリーントーンなどは使用できず、おそらくはパソコンで描くのも駄目だろうとの事。
 ベタフラッシュや集中線、点描も直筆で描けと(苦笑)
 なんか、懐かしの漫画作品になりそうだな。
 ページが複数枚に及ぶ場合には、割り印も忘れないように。
 いやぁ、この同人誌、萌えキャラでも使って『萌える遺言状』とかいうタイトルを付ければ、商業出版しても売れるんじゃないかな。
 秋田県の藤里町で起きた小学1年生の男の子の殺害事件、男の子の2軒隣に住む女性が死体遺棄に関わっていたとして逮捕された。
 その女性は、4月に小学4年生の自分の娘が自宅近くで行方不明になり、水死体で見つかり、事故死ではないと訴えていた母親。
 やられた!
 最初の被害者の遺族が犯人とは、推理物としては面白い展開。
 自分の娘が事故死した事に納得できず、警察を動かすために犯行におよんだという話になるのか。
 この町は、知らない人にでも、子供たちが「おはよう」とか「さようなら」と挨拶しあえるのが自慢だったという。
 そういうものが防犯にはなりえない証明がまた一つ。
 次郎が夜中に起き出してきて遊び回る。
 明日は、私が奥さんの代わりに保育園に連れてく事になってるんだがなー。
 早く寝直しておくれよ。
 しばらくして、やっと次郎が横になってミニカーで遊び始めた。
 これは眠くなってきたしるし。
 寝入ったのを見届けて、こちらも就寝。


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≪通巻0293号≫
バカボンのパパだからパパなのだ/映画評『立喰師列伝』/映画評『名探偵コナン ~探偵たちの鎮魂歌~』/ストレスの頭痛

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  ★彡☆-=★彡  それさえもおそらくは平凡な薬局  ★彡☆-=★彡
                ≪通巻0293号≫
    提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
    発行 : 北園薬局 http://www.kitazono.jp/
    編集 : 北村俊純
    窓口 : info@kitazono.jp
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
※4月25日(火)……バカボンのパパだからパパなのだ
※4月26日(水)……映画評『立喰師列伝』
※4月27日(木)……映画評『名探偵コナン ~探偵たちの鎮魂歌~』
※4月28日(金)……ストレスの頭痛
************************* 今号の平凡な日記 ***************************
◆4月25日(火)/2006年◆
 今日は、ちと頼まれて長野まで。
 長野県で、親子を対象に毎年プロの劇団を招いて公演を行なうというのを30年ほど続けている団体があり、今年は学校区ごとに開催して成功したようなので、取材に行って欲しいと。
 まぁ、興味はあるし、交通費だけは出るようなんで応諾。
 JR大宮駅から新幹線あさま号で向かうのだが、実は方向音痴に加えて時刻表や路線図も読めない私。
 乗り換え時間に余裕がどれほどあるのかも分からないため、焦りながら新幹線の窓口で乗車券と特急券を購入。
 ホームに上がったら、ちょうど乗り込む新幹線が入ってきたところだった。
 自由席で空いてる所に座ろうと思ったら、見知らぬ男性に注意された。
 団体で来てて、一つ所に固まりたいんだと。
「すいません」とは答えたものの釈然としない。
 だったら、指定席を押さえなさいよ。
 続けて何か別な事があったら爆発していたかも。
 JR大宮駅で購入した、“春限定”という駅弁が美味しかったから救われた。
 中身としては、天ぷらに煮物に混ぜ御飯とオーソドックスなんだけど。
 
 長野駅でJR篠ノ井線に乗り換えて、川中島駅を下車。
 寒い(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
 長野の寒さを舐めてたよ。
 タクシーを待っていたら、乗り場の手前で別な人が捕まえて乗ってしまった。
 東京あたりじゃご法度だけど、ここではアリなのか。
 次はそうしようと思ったら、さらにその手前でタクシーを別な人に拾われてしまった。
 ううっ、勝てない(/_;)
 そこへ、前日から長野入りしていた事務局長のK氏と娘さんと合流。
 事務局長が近くのスーパーから、タクシー会社に電話して呼んだ。
 ところが、30分経っても来ない。
 長野って、どこもこんなにノンビリしてるのか。
 それとも観光地で、タクシーが不足?
 その割には、私が最後にタクシーを拾い損ねてからは一台も来ないしなぁ。
 そこへ、呼んだのとは別な会社のタクシーが来た。
 呼び止めたら、すでに別会社のを呼んでるんじゃ後から文句が来るから乗せられないと断られる。
 呼んでから30分も来ないタクシー会社は見捨てても良いと思うがな。
 やむなく、事務局長の娘さんを残して行く事に。
 受付時間に遅れると困るので。
 すると、走り出してから呼んだ会社のタクシーとすれ違った。
 後で娘さんに聞いたら、確かに呼んだタクシーだったという。
 ところが、到着したタクシーは止まったまま、なんのリアクションも無かったそうな。
 ただ止まっただけ。
 で、娘さんが声をかけたら、やっと呼んだタクシーだと分かったという。
 稼ぐ気の無い会社なのか。
 う~ん、テレビや新聞なんかでさんざん報道されてる、タクシー不況はどこ?
 会場で受付を済ませ、予め決められてるテーブルに案内された。
 今日は、活動の報告会と聞いていたのだが、どうやら分散会スタイルのようだ。
 各班に分かれて、成果や問題点、感想などの意見交換をする訳だ。
 今回私は取材という事で依頼されていた。
 しかしその立場が先方に伝わっていなかったらしく、同じテーブルの責任者の人に「メモを取るのをやめてお話に参加して」と言われてしまった。
 しゃあない、ICレコーダーだけ動かしておくか。
 後で分かったのだが、この人が今回の学校区ごとでの公演を牽引した全体の運営委員長でもあった。
 で、先の注意の後に、地元でサークル活動などをしているかと尋ねられ、していませんと答えたら、「寂しいでしょ。可哀想ね」と言われる。
 は?
 何がどう繋がって、「可哀想」という言葉が出てくるんだ?
 それは、話しててすぐに分かった。
 ある地区では食べ物を販売したそうで、赤字になった場合の事を考えて、値段にその分を乗せておくべきだったかと、運営委員長に地域公演に取り組んだ一人が質問したさいに、「ダメ、絶対」と薬物撲滅キャンペーンのように力強く返答したのを聞き、その理由を私が尋ねたのがキッカケだった。
「お金の事を考えると心が貧しくなる」と言われたから、さらにその理由を訊いてみた。
 心が貧しくならない方法を考えるとかもあるはず。
 ところが、やはりその理由は心が貧しくなるからだという。
 これでは、「バカボンのパパだからパパなのだ」である。
 では、今回は赤字を抱えなかったけれど、もし赤字になったらどうするのかと質問を変えてみた。
 すると、赤字になったら皆で考えるという。
 一部の地区で赤字になった場合も、後で皆で考えれば良いと。
 なるほど確かに、信念を持って借金を負う方は、それで良いだろう。
 しかし、貸し付ける側への迷惑についてはどう考えるのか。
 かつてバブルが崩壊した時期に、主催者から劇団への公演料の未払いが問題になった事もあったはず。
 借金をする側が、自分達は正しいからと貸し付ける側への迷惑を考えないというのは、社会の中で活動していくのに変ではないのか。
 しかし、自分達は正しい活動をしているのだから、活動を通して心は豊かになった、と繰り返すばかりで、“儲ける”という事には否定的だった。
 そして、とうとうこんなセリフをノタマッタ。
「お金に価値を持ってるような人は、関わってもらわなくていい」
 お金に価値を見出す人はそれでいい。
 自分達の活動が理解されなくても構わない。
 でも関わった人は心が豊かになると。
 その段になって、成功の鍵の一端が理解できた。
 商業的なマーケティングに則った、まさしく正しい戦略を取った事だ。
 埼玉県でこの種の活動が上手くいっていない原因の一つは、多様化する価値観に対して、活動もまた多様化させ、活動の焦点と取り組みの力点を分散させた事のように思う。
 それを踏まえると、ターゲットを明確にし、中心になるメンバーが方針をブレさせず、取り込めない層に対しては線を引き無駄な労力を割り振らないのは、成功の方程式として完璧。
 同時に、力強い組織を構築するための手法でもある。
 その事に気がつくと、途端に薄気味悪くなってきた。
 先の「寂しいでしょ。可哀想ね」という言葉。
 それは、「バカボンのパパだからパパなのだ」と同じ論理で、「独りだから寂しい」、という感覚だったのだろう。
 それでいて、価値観の違う人には関わってもらわなくても構わないという活動のドコが、心を豊かにしているのか。
 “儲ける”事に関してのイメージも偏りすぎ。
 お金なんて、所詮お金でしかないのにね。
 変に意味付けてる気がする。
 ある種の勝者が弱者を蔑む構図、この場合は主に経済だが、その構図がそのまま反対に、つまり心の場合には、鏡のように左右対称になっている事に気づいていない。
 他者を蔑む心根の汚さは同じだろう。
 なんだか、20年以上前の市民団体と同じ空気だ。
「心が豊かになった」と強調するほどに、心の貧しさが際立つばかり。
「川中島で亡霊を見た」
 そんな気がした。
 報告会が終わり、長野駅までは長野の団体の会員さんが車で送ってくれた。
 K氏一行は、善光寺参りしていくとの事。
 私は店に行かなければならないので辞去
 駅に入ろうとしたところで、奥さんからメールが入った。
 ドジョウが見つかったと。
 友達に夫婦喧嘩の顛末を話し(苦笑)、ドジョウの売ってる店を教えてもらったそうだ。
 しかし、山菜を取りに行く時間は無いなぁ。
 とか思ったら、駅前の売店で、のびる、タラの芽などの山菜を発見。
 よっしゃ、これで今夜は天ぷらだ。
 薬局に行くと、近所のお客さんが、子供用の歯磨き粉を買いにみえた。
 刺激の少ない物をと頼まれたものの、歯磨き粉の味というのは分からないのが実情。
 これが食べ物なら、一度は自分で試してみてという事も商売上しないでもないのだけれど。
 普通に、子供用のイチゴ味を案内するくらいしかできなかった。
 目薬を買いにいらした患者さん、疲れ目用のという事なのに「どれが一番強い?」と尋ねられる。
 この場合、「強い」というのは、どういう効果がある事を指すのかしらん。
 結局、値段の一番「高い」のを選ばれていった。
 ますます謎。
 目薬でなく健康食品ならば、アスタロンアスタレッドもあったんだけど。
 マンションに帰って天ぷらの用意。
 うっかり、油を切るためのキッチンペーパーを買うのを忘れた。
 まぁ、そんな物はティッシュで代用。
 油の温度を高くしすぎて、ちょっと色が濃く仕上がってしまった。
 でも、ドジョウの天ぷらウマー(´¬`)
 とりあえずこれで、2週間以上続いていた夫婦喧嘩は終結。
 まぁ、どうせまたくだらない事で勃発するだろうが。
 浮気ではケンカにならないのに、食べ物でケンカになる。
 奥さんからは、保育園の次郎の様子を聞かされた。
 なんか、四月生まれの子たちの誕生日会があったらしい。
 誕生日会くらいは昔もあったけれど、保育士さんたちが子供に接する様子が、ものすごく優しくて変な感じと言っていた。
「私たちが保育園の頃って優しくなかったよね」と奥さん。
 だよねぇ。
 私も、やたら倉庫に閉じ込められた思い出しかないよ(笑)
 つまり、閉じ込められるような事をしてた訳ですが。
≪育児日記≫
 今日は、次郎を1日保育園に預けた。
 4月の誕生日会が保育園であったみたいで、誕生日の歌に合わせて手拍子したりパネルシアターの動物のあてっこを集中して見ていたようです。
 手形をとる為、絵の具を手に塗ると、ビックリしていたとのことでした。
 何はともあれ無事に過ごしてくれて良かったと思い、お昼もほぼ完食したみたいで、体調も良くなってきたらしく、元気に迎えのときも笑ってたかな。
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◆4月26日(水)/2006年◆
 今日は、午前中に『立ち喰い師列伝』を観るために渋谷に出た。
 http://www.tachiguishi.com/top.html

 ネットで得ていた情報では、今週中に上映が終わるかもとの事だったので。(予想外に評判が良かったのか、6月まで延長している劇場も)
 1人で行くつもりが、奥さんの「ズルイ~」の一言で一緒に行くことに。
 あんた、押井守監督の作品は好きじゃないでしょ。
 朝食を食べずに出てきたというのもあり、マクドナルドで持ち帰りを注文して劇場に持ち込み。
 どうせ、立ち喰いがテーマの映画だし、これも良いか。
 立ち喰い蕎麦屋などの店に現われては、出された食べ物に文句をつけたり、逆に褒めちぎるかと思えば自分の半生を語ったりして、食い逃げをするプロのゴト師という“立喰師”なる架空の職業を設定して、これまた架空の戦後史を通して、現実の戦後とは何だったかを問いかける………らしいこの作品、設定からして分かるとおり、押井守監督の冗談から始まった企画がついに日の目を見た変な映画である。
 いや、私はコレを待っていたのよ。
 宣伝ポスターの、黄色いマフラーをなびかせた紅い服を着た女性というのは、なんだか『サイボーグ009』のパロディみたい。
 作品コンセプトが前衛的なら、撮影手法も前衛的。
 “スーパーライブメーション”などと大層な名前を技法に付けているが、その実やっているのは役者をブルースクリーンの前で何万枚も写真撮影し、その写真をCG上で背景と合成してパタパタアニメのように動かすという、スゴイんだか手抜きなんだかという手法。
 最初は笑いがこみ上げてくるが、これが意外と説得力を持って物語を語る道具の一つとなっていて感心した。
 実写でありながら、“画が動かない”という事が、これほど効果的に活かされるとは。
 そして、怒涛のように延々と語られ続けるナレーションに圧倒される。
 山寺宏一さん、お疲れ様(笑)
 後でパンフレットを確認したら、なんと本作中では9役を演じ分けていたそうな。
 ううん、気づかなかった。
 押井監督作品では、とかくこの長い語りが嫌われる要素なのだが、これが無いと押井節の魅力は半減だし、そもそも真剣に聞こうとする方が悪い(暴言)。
 BGMか何かだと思って、端々に聞き取れる言葉だけを飲み込めば良いだろう。
 そうする事で、自分が何に惹かれるかが分かる。
 私は断然、弱者の視点。
 そしてその弱者がまた、無用なプライドを持つ事の滑稽さと大切さを教えてくれてる……気がする。
 ところでこの作品、パンフレットで押井監督自身が語っているのだが、実は映画としては前半で終わってしまっている。
 途中から、“なんにもない”かのようにメッセージ性は空洞化し、後は刺激だけを受けて笑い転げているうちに終わるのだ。
 もちろん、それさえも現実の日本の世相と重ね合わせて、ある種のメッセージを受け取る事はできるだろう。
 と言うか、私は受け取ったつもり。
 それを考えると、嫌な映画でもある。
 そして寂しい気持ちになる。
 それでも、その後半は理屈ぬきに面白い。
 いや、理屈を勝手に絡めて観ると面白いか。
 ロッテリアに、立ち喰い師の1人ハンバーガーの哲が現れてハンバーガーを百個注文する。
 応援のアルバイトが駆けつけるも、ハンバーグを焼く鉄板のスペース自体は広くならないから生産性は一行に上がらず、ついには待っている他の客のイライラが頂点に達し、チェーン店のシステムが崩壊するという描写は、先のパタパタアニメの技法とあいまって単純に笑え、一方でシステムというものの脆弱さも見せつけてくれた。
 しかし、よくロッテリアが名前を貸してくれたよな(笑)
 牛丼の吉野家は、予知野屋になってたのに。
 ちなみに、原作の小説ではロッテリアではなく、マクドナルドだった。
 あと、出演者には、プロの俳優に混じって押井監督の友人たちが多く出演しており、その扱いには爆笑するやら苦笑するやら。
 特に、スタジオジブリの名プロデューサーなんか、うどんの丼を叩きつけられて死ぬ冷やしタヌキの政の役だったけど、本当に恨みがあったんじゃなかろうね(苦笑)
 そうそう、途中ハプニングが発生した。
 映写機が故障したのだ。
 最初は画面とセリフが飛び、同じシーンが繰り返し流れた。
 押井監督の映画では珍しくない手法なので、演出かと思ってしまった。
 その後にも2~3回そんな事が繰り返されて、ついに場内の明かりが点いて、あっ本当の事故なんだと分かった。
 普通は腹の立つところだけれど、押井監督の作品だからと、むしろ得した気分(笑)
 帰りに渋谷の本屋立ち寄り。
 奥さんが、オカルト雑誌の『ムー』を今月は買い忘れたとか言って。
 忘れてりゃ良かったのに。
 駅からの帰り道、常連のお客さんに会い挨拶。
 それからまた歩いてると、別なお客さんに会って、また挨拶。
 うう、何を遊び歩いてるかと思われるな(・_・;)
 奥さんには、セブンイレブンでアイスクリームを買わされる。
 今日は、私の観たい映画を観たからという理由。
 付いてこなくても良かったんだがなー。
 薬局に行くと、注文しておいた漢方薬がいつもの時間になっても届かずヤキモキ。
 お客さんの要望は代金引換だから、郵便局の窓口が空いてるうちに届いて欲しいんだが。
 床掃除をしていたら、問屋さんが来た。
 あと10分というところで到着。
 急いで商品の梱包に取り掛かる。
 奥さんが迎えに行って連れてきた次郎が、退屈なのか泣くので郵便局まで連れて行った。
 腰痛に使いたいとの事で痛み止めを買いに患者さんがいらした。
 痛み止めで感じなくさせるだけよりは、こちらの方が良いですよと麻杏よく甘湯(まきょうよくかんとう)を案内した。
 芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)が欲しいとお客さんに言われ、何に使うのかを詳しく訊いてみると、成人の娘さんの生理痛のためだとの事。
 確かに、芍薬甘草湯地竜(ぢりゅう)を合わせた痛み止めでコリホンもあるので間違いではないものの、生理のたびに痛むようだと、あまり効果的とは言えない。
 疲れやすく体力が不足気味であれば当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)か、生理の前後にのぼせたり血の量が多いようだと桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)が考えられる。
 本人ではないので、いまいち判然としない。
 とりあえず、今日のところは芍薬甘草湯を買うという事で、できれば後からでもご本人をとお話した。
 M叔父が店に来て、ステッキチェアはどこで売ってるかなと訊かれた。
 趣味で油絵を描いており、出かけた先で描きたくなった時に座ってスケッチするのに使えるようなステッキを探してるんだそうな。
 ううん、私も詳しくないからなぁ。
 試しにネットで検索したら、こんなのが出てきた。
 http://www.e-zakkaya.com/Templates/007110454.htm
 どんなもんでしょ。
 風邪の相談でいらした患者さんに、麻黄湯(まおうとう)桔梗湯(ききょうとう)を求められる。
 ところが、会計する段になって「胃薬もちょうだい」と言われた。
 あうっ、それはでは麻黄湯は合わない。
 麻黄が胃を温めるため、気持ち悪くなる事があるのだ。
 しかし麻黄湯を使いたいとは言われるので、胃には何にしようかと迷う。
 胃が張る感じがするというので半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)とも思ったが、冷えると痛みが増すという話から、患者さんが痩せ型な事もあって安中散(あんちゅうさん)に。
 昨日、山菜とドジョウを天ぷらを楽しんだので、残りを使った第二弾は、ドジョウ山菜パスタ。
 用意をしようと思ったら、奥さんに風呂に入れられてあがってきた次郎が、何故かおんぶ紐を持ってきた。
 なんだよ、おんぶしろってのか?
 おんぶしながら調理。
 狭い台所だから動きにくい。
 スパイスを効かせて、ドジョウ山菜パスタが完成。
 ウマー(´¬`)
 夜中にチャットで、「午後の紅茶が、なんか新しいのを出してましたね。
ペットボトルの形が変わっただけなのかな」と私が発言したら、I氏が速攻で近所のコンビニだかで買ってきた。
 早っ!!Σ( ̄□ ̄;)
 モノは、『午後の紅茶スペシャル カムカムレモンティー』というヤツ。
 (音が出るので音量に注意)
 http://www.beverage.co.jp/gogo/op.html
 味について尋ねてみる。
 でも、甘さについてはI氏の評価はアテにならない。
 甘さに強いから。
 きっと草餅のチョコレートフォンドュも平気で食べられる。
 そして飲んだ感想はというと、「う~ん……(^^;」と唸ってた(苦笑)
 酸味が強いらしい。
 機会があったら、飲んでみよう。
 ところで、『午後の紅茶』は商品名だけど、朝のコーヒーというキャッチフレーズで販売しているメーカーが無かったっけ?
 ちと思い出せない。
 K氏は、『午後の紅茶』の新製品に『深夜の紅茶』はどうかと。
 深夜販売限定か(笑)?
 そしたら、早朝の紅茶とか、午後三時限定紅茶とかはどうか。
「朝市限定販売の紅茶(o ̄∇ ̄)o」というI氏のコメントでオチ。
≪育児日記≫
 今日は、保育園で外にお散歩しに行ったようです。
 走る車を見たり、花を見たり。
 次郎は、とても動く物が好きなようで、車はすごく熱心に見てたんじゃないかと思うけど。
 で、保育園にも慣れてきたようで、よく何か「うーうー」とかお話を先生にしてくれるようになったとのとこを聞いて、少し私はホッとした。
 このまま、そういう生活に無理なく馴染んでくれればいいなと思ったりした。
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◆4月27日(木)/2006年◆
 次郎が夜明けに大泣き。
 咳をした拍子に吐いた。
 またか?
 しかし、気持ち悪くて吐いたのとは違う吐き方で、少し安心。
 とはいえ、布団を汚したもんだから奥さんがキレる。
 シーツを取り替える頃には、せっかく咳が治まって寝入った次郎に再び怒鳴るもんだから、また起きてしまい大泣き。
 あのさー、もうそろそろ言葉を理解してきてるんだから、そういう怒り方は良くないんじゃないかね。
 子供の頃の病気ってのは甘えるべき時なんだから、そこで怒っちゃ、肝心な時に具合が悪くても何も言わなくなったりするぞ。
 私は、親父がいる時には陰でコソコソと吐いていた。
 家の外に出て、道路でゲロゲロ。
『名探偵コナン ~探偵たちの鎮魂歌~』を観にアリオ川口へ。
 http://www.conan-movie.jp/index.html
 昨日は、私の好きな映画に付き合ったからと奥さんのリクエスト。
 チッ、そういう魂胆かよ(笑)
 劇場版10年記念作品だという今作は、蘭や少年探偵団たちが人質に取られ、期限内に事件の謎解きをして依頼者に語らなければならないという内容。
 遊園地が出た瞬間に、「またかよ」と呆れてしまったんですが。
 今回は、実は最初は私、てっきり工藤新一の父親が仕掛けたんじゃないかと思っていたんだけど、途中で本物の爆弾が爆発して危うく子供が怪我しそうなシーンが出て、ちゃんと犯罪事件なのねと分かったところで、ますます萎えた。
 いや、これは相当に勝手な話ではあるものの、なにしろ全編を通して緊張感が無いため、冗談としか思えなかったため。
 金持ちのタチの悪い完全な道楽とか、そっちの路線かと。
 そしたら、犯罪グループの仲間割れだってんだもの、物語が進むにつれてスケールがどんどん小さくなっていく。
 少年探偵団の活躍を封じ、黒の組織の出番も無く、それでいてサブタイトルに「探偵たちの鎮魂歌」と付けたなら、せっかく服部平次とコナンが行動を共にするのを、もっと推理を競わせて“熱い”展開にしてもらいたかった。
 制作サイドとしては、10周年を記念して可能な限りのキャラクターを登場させたと胸を張ってるようだけれど、この程度のショボイ事件を柱にするくらいなら、それぞれのキャラクターが絡む小さな事件が最後の方に結びついて収束していくという展開の方が面白かったと思う。
 劇場版というと、無意味に爆発したりする訳だけど、最後の爆発は、アレはないでしょー。
 あの爆発が、そのまま今作の出来を表してる気がしてならない。
 昼食は、アリオ内で『だし茶漬け本舗BUBU』を。
 http://www.ginzalion.jp/shop/index.html
 あまり期待せずに鯛茶漬けを注文したら、これがなかなかのお味で。
 まぁ、化学調味料の味なんですが(笑)
 でも、悪くないと思う。
 ドリンクのお茶も工夫してくれれば、私はハンバーガー系の代わりに通いたい。
 奥さんをアリオに残したまま、事務所に立ち寄り。
 総会資料の原稿を届けに。
 締め切り過ぎたのに、広報誌の原稿は集まっていない模様。
 気が重い………。
 奥さんを回収して(笑)、薬局へ。
 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)を買いに高齢の患者さん。
 これを飲んでいると、やはり落ち着くとの事。
 咽喉が詰まる感じがする人には、特にオススメ。
 他には、結婚式のスピーチなんかでの緊張の緩和に。
 財団法人日本自動車研究所から電話。
 補助金申請用紙を来月の2日までしか預かれないから、早くヤマハ発動機の売買契約書のコピーを送って欲しいと。
 そうは言われても、そのヤマハからまだ書類が届きませんで。
 入れ違うかのように、ヤマハから売買契約書が届いた。
 印字されている日付から換算すると、WEBで注文してから一週間くらいだな届くまで。
 すると、ヤマハからも電話が。
 先に出した注文をキャンセルするためのメールが届いていないと。
 2回も送ったはずなんだがな。
 メールを印刷してFAXで送る。
 次いで、財団法人日本自動車にも届いたばかりの売買契約書をFAXで送信。
 奥さんが次郎を保育園から連れて帰ってきた。
 遊び足りないのか、次郎がグズっている。
 おんぶ紐を見せると機嫌が良くなり、せがまれる。
 重いって。
 背負ったまま、店の中を行ったり来たり。
 奥さんは、いったんマンションに戻り、柳川鍋の材料を取ってきた。
 帳簿付けが溜まってるので、帳簿を遅い時間まで付けて、そのまま薬局で夕食を作る算段らしい。
 頭痛の相談で患者さんが来店。
 旦那さんが黄連解毒湯(おうれんげどくとう)を使っていたので、自分も飲みたいという。
 あれは、体格が良くて上半身がのぼせるタイプの人向け。
 奥さんは痩せていて、肌も色白く、適応する感じではない。
 冷えが原因であれば、柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)が考えられるものの、今の段階では飛躍のし過ぎか。
 まずは、釣藤散(ちょうとうさん)を試してもらう事にした。
 店の奥の台所から奥さんの悲鳴。
「ネズミー!!」
 バカッ(>_<)
 お客さんがいる時に、なんて事を叫ぶんだ。
 飲食店じゃないからまだいいけど、ネズミ捕りだって売ってるんだから、そんな事を大きな声で言われては困るのだ。
 まったく=3
 ホリエモンこと堀江貴文氏が、保釈されたというニュースを各局とも、リアルタイムに中継したりと大騒ぎ。
 話題性はあっても、ニュースとして速報しなけりゃならない理由は無いと思うんだがな。
 まぁ、私もテレビで見てしまいましたが。
 なんと今日は、東京拘置所前には朝から見物人たちでごった返していて、東京地裁が検察側の準抗告を棄却したとのニュースが伝わった19時過ぎからは、さらに人が増えて500人くらいになったそうだ。
 屋台を出せば縁日みたいだ。
 で、カメラの前に姿を現した堀江氏、なんか痩せたらイイ男になってるじゃん。
 食生活を正せは、変われるかもという希望が(笑)
 ネットでの記事には、ゲーム業界団体のコンピュータエンターテインメント協会が、興味深いデータを公表していた。
 漫画やアニメ、ゲームのキャラクターに愛情を抱く「萌え」という言葉を、何らかの形で認識している人が6割を超えているという事がアンケートで分かったそうなのだが、そのうち「萌え」を会話で使う率は男性よりも女性の方が高いという。
「使う」が最も多かったのは15~19歳女性の12.1%で、次いで20~24歳女性の11.1%となり、男性の最高は、20~24歳の8.9%留まりだったとか。
 アンケートの取り方は、首都圏と関西圏を中心に国内の3~79歳の男女を対象に実施し、1000人以上から回答を得たそうだから、一応は信頼できるか。
 そこからすると、テレビの報道番組なんかで、いかにもオタクといった風貌の男性が「萌え~」とか言ってるのを多く見かけるのとギャップがあるな。
≪育児日記≫
 鼻水が今朝、ちょっと出ていた感じでいたけど、元気なんで保育園に送りに行った。
 保育園では、とても機嫌が良かったようで、ブロックやままごとのオモチャをいじるのが大好きとの事で、御飯もよく食べていたみたいです。
 咳は、保育園では出てないようで、よかったと思う。
 それから身体測定もしたようで、身長は82センチ、体重は10.2キロぐらいだった。
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◆4月28日(金)/2006年◆
 膀胱炎の薬を買いに患者さんが来店。
 抗菌剤をと頼まれるが、昨年の4月からすでに薬局の店頭では販売できない。
 なので、猪苓湯(ちょれいとう)を案内した。
 前に買ったという頭痛の漢方薬を求めて、お客さんがいらした。
 しかし飲んでいるのは息子さんで、名前を覚えていないという。
 神経性の頭痛という事だから、川きゅう茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)かな。
 会社勤めでストレスが溜まってという友人に勧めたら、良く効いたと喜んでもらえた物。
 本人は覚えてるようだから、もし違っていたら交換します。
 昼食を食べてから、奥さんと次郎を新宿駅まで送る。
 メンドウな。
 次郎は、体調がすぐれないのかバスの中でも大人しい。
 まぁ、助かるんですが。
 最近、電車を見ると「でんあー」と叫んで人にソレを見せようとする。
 だもんだから、駅で待ってる間も「でんあー」、電車に乗って窓の外を見ては「でんあー」と言い続けていた。
 お前、もっと具合悪くていいよ(笑)
 高速バスが乗車場にちょうど来ていて、あと3分というところで慌しく奥さんが切符を売り場で買ってきた。
 二人を見送って、ヨドバシカメラへ。
 店で使うプリンターのインクなどを買い込んで、某事務所に向かった。
 広報誌の原稿を届けに来ただけのつもりが、印刷最終日の今日になっても届いてない原稿があるという。
 事務局長から運営委員長に電話してもらったら忘れていた模様。
 FAXで手書きの原稿を急いで送ってもらい、これは事務局長にパソコンで清書してもらう一方で、他に不足している原稿を私が穴埋め。
 今までで、一番手間がかかってる気がする。
 なにせ、そのまま夜までかかってしまった。
 事務所では、夜の会議が始まった。
 ところが、主要メンバーが揃わない。
 各自に事務局が電話してみると、風邪やら仕事やらで来れない人多数。
 せめて連絡寄こせよと皆して怒っていた。
 困ったもんだね。
 来ていた人たちには、広報誌の印刷を手伝ってもらう。
 奥さんも子供もいないので怠惰な生活というのをしてみる。
 酔って酔って酔い潰れるのだ~。
 1人だと危ないか(・_・;)
≪育児日記≫
 今日から、静岡の私の実家に帰り、次郎を連れてった。
 旦那に新宿まで送ってもらったので、とても助かった。
 ちなみに私の誕生日でもあり、35歳になった。
 家に着く頃は、妹に足柄まで車で迎えに来てもらったりした。
 次郎は、雰囲気にちょっと慣れないでいたみたいだが、車に姪が乗ってることが分かると、急にニコニコしだした。
 なにか姪のこと覚えていたみたいなんで少々ビックリ。
 ちょっと実家で楽できるかなと思った。
 夜は、ケーキを買って、みんなで食べた。
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≪通巻33号≫
“良く効く薬”とは?/JPS製薬全国大会レポート/JPS製薬栃木工場見学レポート

  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ★彡☆-=★彡  それさえもおそらくは平凡な薬局  ★彡☆-=★彡
                  ≪通巻33号≫
  提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
  発行 : 北園薬局 http://plaza2.mbn.or.jp/~kitazono/
  編集 : 北村俊純
  窓口 : kitazono@a1.mbn.or.jp
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
※11月1日(土)……“良く効く薬”とは?
※11月2日(日)……JPS製薬全国大会レポート
※11月3日(月)……JPS製薬栃木工場見学レポート
************************* 今回の平凡な日記 ***************************
◆11月1日(土)/2003年◆
 柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)を求めて患者さんが来店。
 風邪のひき初めとの事だったが、葛根湯(かっこんとう)の方は家にあり、すでに飲み始めているそうだ。
 今回は、さらに症状が進んだ時に備えて柴胡桂枝湯を買いにみえたという。
 進まなければ良いが、備えは大事。備えあれば憂い無しである。
 旦那さんが胃が痛むという事でお客さんが相談にみえた。
「良く効く薬をちょうだい」と言われたものの、もう少し細かな情報が無いと選びにくい。
 症状や体質に合う薬が“良く効く”のであって、薬の方で“良く効く”という物は無い。
 空腹時に胃が痛くなるようだと胃酸過多だったりするが、食べると胃が痛むとの事。
 また、体格はいい方なのだが風邪をひきやすいらしい。
 食べ過ぎて胃が痛くなるようであれば胃熱が考えられるから半夏写心湯(はんげしゃしんとう)を服用しつつ、痛みが強ければ芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)を合わせて飲むように勧めた。
 ちなみに、胃潰瘍があったり風邪をひいているようであれば柴胡桂枝湯の方が良いだろう。
 近所の患者さんの家のパソコンが故障したようで、ちょっと見て欲しいと頼まれて訪問した。
 パソコンが起動しないという事だったのだが、HDD(ハードディスク)のランプが点灯せず、BIOSもチェックしたものの、どうにも原因が分からない。
 急ぎでプリントアウトしたい物があるという事で、じゃあ代わりにウチで入力して差し上げましょうと申し出た。
 安請け合いもいいところである。プリントアウトしなければならないという物が、名簿なのだ。名前の入力は漢字変換で意外と手間がかかる。
 できれば明日にでもという事で、正直ウゲェと思った。
 明日は私もJPS製薬の全国大会に出席しなければならないのに、今から間に合うかしらんσ(^◇^;)。 
 その後は美容院で散髪して、新調したスーツの裾上げを頼んでおいた紳士服のお店に行った。
 新調したと言っても、今まで来ていたのとあまり変わらないデザインで茶系のスーツ。
 本当は、20代の頃に購入したのと同じ若草色のスーツが欲しかったのだが、時はバブル絶頂の頃で、現在はそのような明るい配色のスーツは無いとの事。
 仕方なく、紺や灰色を排除していくという消去法で選んだ。
 なにも不況だからって、暗い色のスーツを買う事もないと思うのだがなぁ。こういう時代こそ、明るい雰囲気を自分で演出した方が良いのではないか。
 しかし、さんざん探し回ったにも関わらず、仕立てるための生地からして明るい色が無く、断念した次第。
 奥さんにも、お母んにも「同じようなのを買ってもしょうがないでしょ」と言われたが、とりあえず着ている人が少ない配色の方が、会った人に覚えてもらえる。
 家に帰ってから、ダダダダダという勢いで引き受けた名簿をパソコンに入力していく。
 ところが、体調が思わしくなく落ちそうなほどの眠気に襲われて中断。
 続きは朝にやる事にして、ゴソゴソと寝床に入った。
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 感想や健康相談はコチラ(・v<)
 http://magical-shop.web.infoseek.co.jp/bbs_kitazono.htm
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◆11月2日(日)/2003年◆
 早く起きるつもりが起きられず、朝食もそこそこに名簿の入力の続き。
 名前の漢字変換に悪戦苦闘。IMEを人名優先にしても、結局のところ人名に使われる漢字の読みは一発で変換される事は少なく、別な読みで一文字ずつ変換する事になる。
 なんとか頑張ってみたものの、あと三分の一を残して出発時間になってしまった。
 会場はJR新横浜駅の近くの新横浜プリンスホテルなので、方向音痴の私でも駅から道に迷う事は無いだろうが、いかんせん電車の接続時間によって1時間半で到着するか2時間かかるか幅が広くて見当が付かない。
 泊まりだというのに泊まりの用意もしてなくて(馬鹿だねどうも)、慌ててバッグに必要な物を詰めて家を飛び出した。
 駅に向かう途中で、頼まれていた名簿の方は明日届けますと電話で連絡。電車の中でやる算段。大甘である。
 行きは電車が込んでいて座ることができず、当然作業もできなかった。
 しょうがない、ホテルの部屋でやるか。
 道に迷わないはずが、JR新横浜駅の目の前には『新横浜国際ホテル』があり、『横浜プリンスホテル』を捜すハメに。
 http://www2.princehotels.co.jp/app_room/piq0010.asp?hotel=015
 おそらく混乱を避けるためなのだろうがJPS製薬からの案内状には、『新横浜国際ホテル』が書いてなくて、『新横浜プリンスホテル』との位置関係が良く分からない。
 ぐるりと周囲を大きく回って、30分遅れで到着した。
 社長の挨拶などはすでに終わった模様。大抵の社長挨拶は聞いても役に立たない事が多いので、まぁ良し。
 ちょうど特別講演が始まったところで、講師は木村政雄氏。吉本興業で、やすし&きよしのマネージャーを務め、吉本新喜劇を立て直して東京進出を果たした立役者である。現在は吉本興業を退社して、フリープロデューサーとして活躍しているようで、吉本興業を退社したのは偉くなって現場を離れてしまう事が、逆に自分の“賞味期限”が切れるかのように思っての事らしい。
 そんな木村氏の今回の講演のテーマは、「不透明な時代を打ち破る、オンリーワンのすすめ」というもの。不況になってからというもの、この「ナンバーワンよりオンリーワン」というのは良く言われている言葉。
 しかし、いかにも旧態依然としたJPS製薬には合うんだか合わないんだか分からないテーマだな(笑)
 http://www.jps-pharm.com/index.html
 木村氏は、かつて日本マクドナルド社の藤田田氏が言った「富国強兵から富国楽民」という言葉を引用し、「人間の背の成長は二十代で止まっても人格成長は続く」と説いて、常識を捨てて新たなモノを獲得していく時代になったと力説する、いかにも芸人を育ててきたという感じで、普通の会社人とは違う印象。
 人格が成長するものかどうかは、やや疑問だが(苦笑)。
 それとは別に、歳をとっていくと人間は「否定する事でしか自分のアイデンティティを持てなくなる」という言葉には同意できるが、それがマイナスになるという捉え方は私は賛同しかねる。
 年寄りが若者のする事にあれやこれやと文句をつけてくれないと、今度は若者の方が自分の立ち位置を見失ってしまう。若者は、年寄りに反発する事で自分のアイデンティティを確立していくのだから。
 私が特に「そうだそうだ」と思ったのは、今まではライバルは同業同士だったが、これからは異業種間で競っていく事が必要という話。
 その例えとして、吉本興業の東京進出の話を持ち出した。
 吉本興業はかつて“お笑い”という同じカテゴリーの中で勝つ事を目指してきたが、時代とともにジリ貧になっていくばかり。そこで、ライバルをジャニーズと定めて新しい展開をしていく事で吉本興業は東京進出を果たして成功する事ができたという。
 日本人は、奇妙な仲間意識を持つという事の例えでは、タイタニック号の話を持ち出した。
 実際に以下のやり取りがあった訳ではないだろうが、沈みゆくタイタニック号で数に限りがある救命ボートに女子供を優先的に乗せるにあたっての国ごとの説得方法の違いに笑う。
 ドイツ人には、「規則ですから」。
 イギリス人には、「貴方は紳士でしょう」。
 アメリカ人には、「ヒーローになりたくありませんか」。 
 そして日本人には、「みんなそうしてますよ」。
 そして木村氏の話の中で何度も何度も繰り返し出てきたのが“賞味期限”という言葉。人間にも賞味期限がある。その賞味期限を延ばすためには、自分を変えなければならない時があると。
 現在は画家になったジミー大西は、芸人としての伸びは限界に近づいていたが、画家への道を選ぶ事で新しい人生が拓けた。
 やすし&きよしは初めはやすしがツッコミで、きよしがボケをやっていた。
ところがやすしが不祥事を起し再び漫才界に戻るには、何か違う味付けをしなければ難しい。そう判断した木村氏はツッコミとボケを入れ替えるように勧め、それによってやすし&きよしの漫才コンビが延命したという。
 また、島田伸介をニュースキャスターに推したのも木村氏だそうである。暴走族あがり(この一点だけで私は大嫌いなのだが)のイメージを払拭して新しいファンを作らなければ寿命が尽きると読んで、テレビ局側に持ちかけたのだとか。意図からすれば、大成功である。(でも嫌い。)
 特別講演が終わり、おそらく社員の女性だと思うのだが「素晴らしいお話をしていただき、新しい事に挑戦する大切さを教わった気がします」と感想を述べた。でもそれを、原稿に目を落としながら棒読みしてどーする(笑)
 講演の内容とは関係無いが、ジミー大西が病院で点滴を受けた時に女友達から電話があり、早く会いに行きたいと思ったジミー大西は点滴の残りを飲んでしまったというのには爆笑(笑)
 そりゃあ、飲んでも害は無いかもしれんが(無いことも無いけど)、飲むかね普通。
 ちなみに私は私で入院中に、「この点滴、甘すぎて気持ち悪い」と言って種類を変えてもらった事がある。
 その時の看護婦さん曰く、「点滴の味を言われたのは初めてです」との事。
 だって、ホントに甘い味が口の中でしたんだもん(^_^;
 休憩を挟んで、特に売り上げの伸びたお店による報告。
 そもそも立地条件が違ったりして参考になる事は少なかったりするものの、双参(そうじん)を風邪の漢方薬とセットで販売するというのは、なるほどと思う。
 ウチでも風邪用漢方薬セット(症状別・医薬品)を始めたが、双参とのセットも加えてみようか。
 それと、「来るのが楽しいと思える薬局」というのは大いに頷いた。
 そもそも薬局は病気や怪我をした時に用がある所で、本来ならば用が無いにこした事ない。そして、一度治れば次に体調を悪くするまで普通は来ないという、商売としては矛盾を抱えている。
 そこで大手のドラッグストアーでは、薬と相反するんじゃないかと思えるような、あまり健康によろしくない菓子類などの販売を行う事で、顧客の獲得に成功している。
 実店舗の方は小さいので、ちょっと畑違いの物を置くスペースは無いし、なにも体に良くないと分かっている物を置くつもりも無いが、ホームページの方は薬を求めに来る人ばかりではなく、何か別な楽しみで来てくれる人を開拓したいところ。
  
 その後さらに、痛みに関する漢方薬での治療や新商品の紹介などがあったのだが、まとめないと混乱するだけなので割愛。
 3~4時間ほど勉強と相成ったものの、内容に対する時間が不足しており、いや正確には時間に対して内容を詰め込み過ぎてて駆け足気味だったため、結局は時間が無駄になった感じ。抜け出して、近くのビッグカメラにでも行ってれば良かった=3
 食べるのが楽しみな私としては、今回参加したのは夕食が目当て。(あとは、明日の工場見学。)
 JPS製薬の全国大会には初参加なため顔見知りは地元の薬局の人たちくらい。地区別のテーブル配置だったが、誰が誰やらまったく分からない。
 そこで、苦手だけれど少々挨拶回り。どうぞヨロシクお願いします。何をヨロシクするのは自分でも良く分からんが。
 各支部の支部長が壇上にあがって乾杯……というのは、やはり定番なのだろうか。儀式といえばそれまでだが、古臭い印象は否めない。
 http://magical-shop.web.infoseek.co.jp/photo/200311/index.html
 オードブルは、サーモンやハムなど。それからリンゴを甘く煮たもの。期待していなかったけど、美味しくて満足。
 食べるのが好きな割りには詳しくなくてなんだが、まぁ食べ物は頭で食べるモノじゃないのでと言い訳。(誰に?)
 刺身も美味しかったと私は思ったのだけれど、何故か残す人がいて譲ってもらった。意地汚いことこのうえない(苦笑) 
 スープは、おそらくフカヒレスープ。とろみが付いていて、飲むほどに食欲が増す感じ。
 サラダは、帆立貝とブロッコリー。ドレッシングが軽めのもので、素材の味が楽しめたのが好印象。 
 メインディッシュは牛ヒレよりも、添えてある黄色い揚げ物の方が美味しかった。なんだったんだろう(^_^?
 ホテルでの料理の〆に茶蕎麦が出る事があるが、これは感心しない。ツユに入れられているせいで、麺が伸びており、口の中でボソボソとして今までの料理が台無し( ̄^ ̄)
 デザートには、チーズケーキ、
ストロベリーケーキ、チョコレートケーキの3種類が用意されており、好きな物を選べるということで、3つとも食べてしまった(苦笑)。甘さ控えめで美味しかったんだよぅ(^_^;
 そして、給仕をするホテルマンの方だが若手のホテルマンは「少々お待ちくださいませぇ」とか「畏(かしこ)まりましたぁ」と、語尾伸ばしと語尾上がりの合わせ技で、まるで居酒屋のようだった。
 言葉遣いには私は拘(こだわ)らないけれど、できれば“非日常”の演出は心がけて欲しいところ。せっかくの料理が、一気に大衆酒場のオツマミになってしまう。
 ただし、言葉遣いと心遣いは必ずしも一致しない。
 頼めばワインなどの飲み物は持ってきてくれるのだが、忙しそうなのを煩わせるのもなんなので、自分で飲み物のカウンターに取りに行った。
 何度かそうしていたら、若いホテルマンはすかさず他の手を休めて注文を尋ねたり、「お注(つ)ぎします」とグラスに注いでくれたりした。
 ところが、上の人間らしいホテルマンに「(ワインの)白はどれですか?」と尋ねたら、ふんぞりかえって「こちらです」と瓶を手で示すだけ。何か別な作業をしている訳でもない。ニコリともしない。なんなんだ、この偉そうな態度は(-_-メ)
 言葉遣いの丁寧さよりは、心遣いの方がいいなぁ。
 食事の後には別室にて軽食をつまみながら親睦会。
 そこでも他のお店の方たちにご挨拶。
 丸テーブルに椅子が置いてあるため、皆座ったら動こうとせず、イマイチ交流の場になっていないように思う。
 座りたい人のための椅子は壁際に並べて、立食のようにした方がいいのではないか。
 それでもホームページを開設しているお店の人たちと、しばしホームページの活用の仕方と、苦労話などの情報交換。
 インターネット上では、他店との値段の比較が容易なため、価格で競争してもまず勝てない。
 一方で親身な相談で信用を得ていくにしても、インターネットで相談してくる患者さんの多くは、他の病院や薬局での治療が思わしくなくてという難しい症例だったりする。
 それぞれのお店で得意分野があったりするので、その辺りでの連携を模索しつつ、ホームページへのリピーターを増やす方策も考えなければならいなだろう。
 酔いが回りすぎて頭がクラクラしてきたため早めに部屋へ辞去。
 ニュース番組はあらかた終わっていて、今日一日の世相は分からずじまい。
 たまには、そんな日もいいか。
 そして、お約束(?)の有料放送でアダルトモノを観てみた。どうしてホテルに泊まると観てみたくなるのだろうか。男って馬鹿だねぇ(私だけ?)。
 しばらく観ないうちに、ずいぶんと過激な内容の作品がホテルで観られるようになったんだなぁと妙な感心。
 高校生の頃に修学旅行でホテルに泊まった時には、あらかじめ観られないようにスクランブルがかけてあったのだが、かけ忘れたらしい部屋があって、何人かが集まって観たものである。今思い出しても、わざわざ有料で観る必要も無いソフトな内容ではあったが、先生に隠れて観るのが楽しかった。
 翌日、視聴した分の料金が発生して、先生にはバレバレであったけれど(笑)
 ………あっ、頼まれていた名簿作成の続きをやるのを忘れてた(^-^;;;
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 http://magical-shop.web.infoseek.co.jp/bbs_kitazono.htm
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◆11月3日(月)/2003年◆
 今日はJPS製薬の工場見学に行くという事で、6時半に起床。
 7時集合なので、急いで支度して2階のレストランに向かった。
 http://magical-shop.web.infoseek.co.jp/photo/200311/02.html
 朝食はバイキング形式。
 えてしてバイキング形式は、取り放題でも有難くないほど不味かったりするのだが、ここはハズレ無し(∩_∩)
 できればもう少しゆっくりと味わいたかった。
 ロビーに集合したものの、集まりは良くない様子。
 JPS製薬の社員が、参加予定者をロビーに集めるのに奔走していた。
 待っている間に、ロビーに展示してあったホテルの模型を撮影。
 どうせなら、近くを走っている新幹線などの模型も一緒に組み合わせて作ってあれば面白いのにな。 
 参加者が揃ったところでホテルを出発。
 関東地区で工場見学を希望したのは私だけだったらしく、九州地区の人たちと同じ班になった。
 JR新横浜駅から東京駅で乗り換えて宇都宮駅へと向かう。
 たかだか新横浜駅と東京駅の間を新幹線で行くなんて、普通はしないだろう。わずか10分の乗車。なんだか、ものすごく贅沢な事をしたような気分。
 途中で品川駅に停車して、「そういえばそうだった」と思い出した。“新幹線品川駅開通フィーバー”は、今はいずこへ。
 東京駅で乗り換える時に、乗車券と特急券と乗り換え用の乗車券の3枚を自動改札機に通すように駅員から案内された。
 自動改札機の挿入口を見ると、手書きで「3枚同時にお入れ下さい」とある。なぜ手書き(笑)?
 引率する営業マンのT氏からは、「若先生、若先生」と何度も呼ばれたが、こういうのに慣れると人間ダメになるんだろうな。気をつけよう。
 宇都宮駅で観光バスに乗り換えて、JPS製薬の栃木工場へ到着。
 http://www.jps-pharm.com/quality.html
 周りには民家らしい民家は無く、ホンダなどの様々な業種の工場が立ち並んでいた。
 ただし、工業地帯という感じでなく、空気も良い。また、排出する水に関しては厳しい規制が設けられており、そのお陰で近くを流れる鬼怒川も綺麗なのだそうだ。
 それと、この近くにキリンビールの栃木工場があるとも教えられた。以前にアルバイトをしていた事がある。
 何をしていたかというと、瓶の蓋のチェックである。ベルトコンベアーを流れてくる瓶の蓋を見つめ、異常が無いかを4人一組で目視確認をするのだ。
 異常を発見したらその瓶を取り除くのだが、ベルトコンベアーを止める訳にはいかないので、瞬間的に手を動かして取り出さなければならない。そして、異常が無かった場合は元の位置へ戻さなければならない。
 最初の頃は取り損なったり、異常が無い物を戻すのが遅れ、何度かベルトコンベアーを止めてしまった。
 恐ろしく集中力が必要で、まばたきをした瞬間に目の前を通り過ぎてしまうため目は開きっぱなしで、15分づつの交代でこなしていた。
 懐かしいなぁ。2度とやりたくないなぁ(苦笑)。
 工場では、所員の方たちが出迎えてくれた。今日は休日のはず。休日出勤という事だろうか。
 工場内では写真撮影はできないという事なので、外観のみを写真に収めた。
 生薬の標本なんか、ぜひ写真に撮りたかったのだが、残念。
 工場の中を見学する前に、工場の概要の説明などを聞く。
 科学的な合成薬と比べて漢方製薬の難しい点は、原料が天然なため成分の含有率が一定でないこと。しかし、製品はもちろんグラム中の成分量は一定でなければならない。
 また、同じ原料でも色や匂いが違ったりするのだが、服用する方は色が毎回違ったりすれば不安を感じてしまう。だから、色や匂いを安定させるというのにも工夫をしている。
 さらに生薬のほとんどはいわば農作物と同じなので、洪水や虫害などの被害が出た場合に備えて、複数の産地と契約している。しかし、産地が違えばやはり成分の含有量も色や匂いが違うのはもちろん、農薬の使用状況も異なるため、入荷した材料に対しては納入業者の申告だけに頼らずに自社で厳しい検査を行っているとの事。
 そして、生薬の中には通常1g中に10の100万倍個もの細菌がいるそうで、それを熱処理で1g中に10個~100個程度になるように殺菌するのだという。この時に、細菌は殺しても有効成分がダメにならないようにするのが、技術的に大変だったようだ。
 そしていよいよ、工場の内部を見学。
 白衣に着替えて帽子とマスクを装着すると、まるでパナウェーブ研究所の関係者みたいである(笑)。
 手を洗って空気洗浄室を通ってから工場の中に入った。
 空気洗浄室は狭い部屋なので2人ずつ入って下さいと説明されていたのに、3人で入るオッサンもおるし(苦笑)
 工場内部は気圧が高く、外部の空気が入らないようになっているそうで、確かにやや耳がツンとする感じ。
 なんだか漬物工場でアルバイトをしていたのを思い出した。漬物工場では、午前中に漬物をどんどん作っていって、今度は午後いっぱい時間をかけて機械の洗浄をするという、神経は使うは肉体的には疲労困憊になるはで大変だった。
 ………なんか、色々やってるな、オレσ(^◇^;)。
 見せてもらったのは麦門冬湯(ばくもんどうとう)を造る過程。
 麦門冬湯の原料を機械で攪拌(かくはん)しているところでは、思わず拝んでしまった。なにしろ喘息持ちの私にとっては命綱である。
「いつもお世話になっています( ̄人 ̄)」
 
 工場の内部は細い階段が入り組んでおり迷路のよう。
 置いてかれたら、自力で出入り口にたどりつける自信が無い。
 殺菌処理を終えて乾燥させている機械の中を覗かせてもらうと、乾燥機のように高速で回転していて、横殴りの雨みたいに見えた。1時間で約8tの水を飛ばすそうである。そうする事で、成分の分解や酸化を抑えるのだそうだ。
 葛根湯(かっこんとう)のように糖類の多い漢方薬の場合は、壁に付着してしまい、かなりのロスが出るらしい。また、大黄(ダイオウ)のような生薬が含まれていると、黄色い色が付着してしまい、機械の洗浄が大変との事。
 
 乾燥処理をした後には圧力をかけて板状にしてから砕くという工程を3回繰り返して顆粒にする。
 板状の漢方薬をポリポリ食べられたら面白そうだけど、味付けが問題か。
 顆粒の場合の製品チェックも厳しいが、錠剤の方もかなり頻繁にサンプルとして取り出してチェックをしていた。錠剤の場合は、成分はもちろん大きさも専用の定規で測っている。
 見学していて気がついたが、原料の投入や機械の清掃、品質チェックまで、ほとんどが手作業だった。
 特に原材料の異物検査では、ベルトコンベアーを流れてくる原料の中から規格に合わない物を手で排除している様子を見させてもらったが、排除した方のどこが悪いのか皆目分からない。経験が頼りというところか。
 金属類などであれば磁石を使って取り除くという事も可能だが、他の植物の根だとかそういう物はどうやったって機械的に排除するというのは、やはり難しいのだろう。
  
 倉庫の方へ移動すると、厳重な温度と湿度管理の下で原料となる生薬が山積みにされていた。
 生薬の匂いがするという事は空気中に成分が漂っているという事だと思うのだけれど、という事はもしかしてここにいると健康にいいのかな(笑)
 一部の箱のラベルを見ると、輸出元の欄に北朝鮮と書かれていた。万景峰(マンギョンボン)で運んだのかな。
 麻薬の輸出元としても有名な北朝鮮だが、“業界”の人の話によると質はあまり良くなくて、末端価格もそれほど高くないのだとか。値段が安いから中高生でも入手しやすいのかもしれないが、どうせ麻薬なんて体に悪い物を使うのなら、せめて質の良い麻薬を使いたいものだ。(不謹慎)
 しかし、漢方薬の生薬としては北朝鮮の作物は悪くないらしい。軽水炉の援助なんかよりも、漢方薬の生産技術を向上させるための支援なんかも良いのではないだろうか。
 研究室の方も案内してもらい、そこでは品質管理のためのデータの分析と、新製品の開発が行われていた。
 新製品を販売するためには、国に申請してから審査が通るまで1年以上かかるとの事。という事は、開発期間も入れると3年以上はかかるという事か。
 資料室には膨大な文献と製品のデータがあり、服用による事故や苦情があった場合には、この資料室にある情報とつき合わせて調査をするそうだ。
 最近では『プロジェクトX』が流行った事もあり、商品開発の苦労話などは一般の人もかなり興味を持ってくれる。その辺りのお話もぜひ伺いたかったのだが、残念ながら今回は時間が無かった。
 工場長さんには、ぜひそのうち取材をさせて下さいとお願いした。
 工場見学を終えて、昼食を食べるためにバスが出発すると、昼食を予定しているお店に着くまで、営業マンが俄(にわ)かバスガイドを務めた。私が乗車したバスの担当者は関西出身の人なのだが、人前で喋るのが苦手な様子。関西人の皆が皆、芸人さんという訳ではない(苦笑)
 なのに、おそらくインターネットで事前に調べたのであろう、栃木県の県名の由来や名産物の解説をしていると、江戸時代に統治していた殿様は誰かという質問が参加者から出た。
 そんなの聞かれたって分かる訳ないだろが(笑)
 しかしそこは営業マン、「帰るまでに調べておきます」と答えた。偉いなぁ。
 http://www.pref.tochigi.jp/
 昼食は『宇都宮餃子館』。
 http://www.rakuten.co.jp/gyozakan/
 ものすごく交通の便の悪い所にあるのだが、それでも来る人がいるという評判のお店らしい。
 お店の入口には、なんともコメントに困る石像が。『スタミナ健太』という名前で、このお店のマスコットキャラだそうだ。可愛い顔して、チカラコブが逞しいところがイカシてる(笑)
 食べたのは餃子定食とでもいうのか、蒸し餃子・水餃子・焼き餃子のセットでボリューム満点。
 とりたてて美味しいとは思わないが、悪くもない。『ナンジャタウン』の餃子スタジアムに出店しているお店の方が美味しいかも。
 ところで、私だけ焼き餃子が出てこなかった(T-T)
 私って、そういう目に当たりやすいのか?
 注文した烏龍茶も来ない(;_;)
 とりあえず焼き餃子だけは席を立つ前に来たけれど、結局烏龍茶だけは来なかった。
 なので、ここでお土産を買うのはやめてしまった。
 JR宇都宮駅で解散して、帰りのホームに向かう途中でお土産を購入。
 Iちゃんからは御当地限定の『餃子キティ』のキーホルダーを頼まれていたので、それを買う。お店の人の話だと、やはり出張などで頼まれたという男性が買っていく事が多いらしい。
 ウチの奥さんには餃子とお菓子。食べ物の方が喜びそうなので(笑)
 体の方は疲れていたが、電車の中でゆっくり休んでいる訳にはいかない。頼まれていた名簿を仕上げて今日中に届けなければ。
 電車の中でノートパソコンを開けてババババと入力していく。
 途中で、普通電車なのに珍しく車掌の乗車券の点検があった。こんな所で作業をしている私もなんだが、集中している時に中断させられるのはやはり嫌なものだ。
 Suicaを使っているのでそれを示したら、特にチェックするでもなく「はい、結構です」と言われた。
 http://www.jreast.co.jp/suica/
 Suicaの電波の到達距離は意外と長いそうなので、早いところ示さなくても車掌が確認できるようにしてもらいたいなと思う。
 寝ている時に起されるのも不快だしね。
 
 なんとか名簿を仕上げて、家に帰ってからプリントアウトした物を先方に届けた。
 それでやっと本当に一息つけた感じ。
 奥さんにお土産を渡して、Iちゃんにも買ってきた事をメールで知らせて、夕飯を食べた後はお風呂に入るのも面倒になってグー。
 (_ _)(-.-)(~O~)ファ…(~O~)(-.-)
 ……ガク( -.-)( _ _)zzzZZZ。
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≪通巻30号≫
頭痛のひどい風邪には/ご懐妊おめでとう(⌒▽⌒)/帯状疱疹に注意/咽喉の痛みに桔梗湯

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  提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
  発行 : 北園薬局 http://plaza2.mbn.or.jp/~kitazono/
  編集 : 北村俊純
  窓口 : kitazono@a1.mbn.or.jp
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~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
※10月21日(火)……頭痛のひどい風邪には
    
※10月22日(水)……ご懐妊おめでとう(⌒▽⌒)
※10月23日(木)……帯状疱疹に注意
※10月24日(金)……咽喉の痛みに桔梗湯
************************* 先週の平凡な日記 ***************************
◆10月21日(火)/2003年◆
 夕べから頭痛がひどくて、よく眠れなかった。
 虚弱体質な私ではあるが、頭痛というのは珍しい。
 胃に水が溜まっているような重い感覚もある。
 昨日の漢方薬の講習会で出たとおり、胃内滞水が原因なのだろう。
 基本にのっとって、苓桂朮甘湯(りょうけいじゅっかんとう)を飲んでみた。
 お店から帰る途中、近所の飲み屋の前で中年の女の人が倒れているのを発見。
 道路の真ん中なので、車に引かれるといけないと思い助け起そうとすると、男の人が現れて女の人を蹴りだした。
「やめなさい!」と制止すると、「俺の女房なんだから関係無いだろと!!」と食ってかかってきた。
 確かに関係無いけれど、乗りかかった船を降りるのも嫌い。
「放っておけませんから」と答えると、男の方が「だったら俺が救急車を呼んでやる!」と携帯電話を取り出した。
 ところが、携帯電話での会話を聞いてみると「俺は通りがかりだから誰だか知らないんだけど」と言っていた。
 アンタさっき、自分の女房だと言ったじゃんかよ(-_-メ)
 で、電話を切るとサッサとどっかへ行ってしまった。
 てめぇの奥さん、このままかい!!
 といって、倒れてる奥さんの方を置いておくわけにもいかず、救急車が来るのを待っていると、飲み屋の主人がお店から出てきた。
 主人の話によると、どうやらさっきまで夫婦で一緒に飲んでたらしい。
 なんなんだ、いったい(^-^;
 やがて救急車が来ると、どこかへ行ったはずの男が戻ってきた。
 あくまで、救急隊員には自分は通りすがりの他人だと言い張って、名前を尋ねられても答えなければ、女の人が誰かと尋ねられても知らないと言う。
 とりあえず、男の方も挙動がおかしいので、女の人と一緒に救急隊員が救急車に乗せて運んでいった。
 ホントに何がなにやら。
 頭痛にと苓桂朮甘湯を飲んでみたが、夜になって頭痛は軽減したものの、そこはかとない吐き気がしてきた。
 ううむ、風邪に移行しそうか?
 ウチでは、風邪のひき初めには葛根湯(かっこんとう)、あるいは麻黄湯(まおうとう)が定番だが、頭痛がひどいので、川きゅう茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)を選択。
 珍しく夕飯を食べた後すぐに風呂に入ってグーと寝入った。
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◆10月22日(水)/2003年◆
 朝起きても頭が重いのは変わらず。しかし、頭痛の方は少し楽になった模様。
 川きゅう茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)に変えたのが功を奏したか。
 
 不妊治療のための当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)と、不安神経症で気分がふさぎがちなのを軽減するために半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)を以前から服用しいる患者さんが来店。
 開封していない半夏厚朴湯を返品できないかとお願いされて事情を尋ねてみたら、おめでたい事に病院の検査で妊娠が確認されたそうである。
 当帰芍薬散は冷えのある人の子宮内膜炎や不妊治療に使うものではあるが、不妊の原因は多種多様なので必ずしも効果があるとは断言できない。
 しかし病院側の理解もあり、漢方薬での治療を続けていた。
 そして、妊娠したので薬はやめた方が良いと思って、半夏厚朴湯を返したいとの事だった。
 もちろん未開封であれば構わないが、お話を訊いてみると妊娠嘔吐(つわり)が始まっていて、かなり苦しいという。
 それならば、半夏厚朴湯自体も妊娠嘔吐に使うので、妊娠後も服用し続けても構わない事を説明した。
 しかし、もし妊娠嘔吐が酷いようであれば、小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)を使ってみてはどうかと勧めた。
 試してみるという事で、値段的にも半夏厚朴湯と同じだったため交換という
形で渡した。
 そういや、ウチの奥さんも妊娠嘔吐が始まっているようで、苦しい苦しい言っていたな。
 でも、安くはないし、もったいないから放っておこう(・_・)←鬼。
 一方、アメリカでは、妊娠後期の中絶方法の一つ『パーシャル・バース・アボーション』(部分出産中絶)を禁止する法案を賛成64、反対34の賛成多数で可決したそうである。下院は今月3日に同じ内容の法案を281対142で可決しており、ブッシュ大統領が署名すると法案が成立するとか。
 1973年に連邦最高裁が女性の中絶権を認めて以来、部分的にでも中絶を禁止する法案が成立するのはアメリカでは初めてである。
 ブッシュ大統領はさっそく、「忌まわしい行為をやめさせ、生命についての価値を築く重要な立法だ。法案に署名するのを楽しみにしている」との声明を発表したそうだ。
 一見すると良い法律だと錯覚するが、そう単純な話ではない。
 まず、中絶の目的には母体を救うという場合もある。特に今回のように妊娠後期となれば、出産する事が母親の命を危険にさらす可能性のある異常妊娠というケースも考えられる。
 報道によると、どうも例外規定を設けていないらしく、それが本当ならば医療行為を受ける事もできない訳で、施行されればかなり危険な法律である。
 そしてブッシュ大統領は、「生命についての価値を築く」と言っているが、よその国にまで人殺しをしにいくように命じる人が言ってもなァ(苦笑)
 また、日本人の感覚だと、中絶に対しての認識は倫理的なモノだけだろうが、アメリカの場合は宗教的な意味合いも含まれており、それが余計に問題を複雑にしている。
 特にブッシュ大統領は、ファンダメンタリスト(キリスト原理主義)の信者である。ファンダメンタリストは聖書に書かれていること全てが真実だと信じており、ダーウィンの進化論などを認めず、人間は神によって創られたと信じている。
 私もキリスト教の信者だし、個人が何を信奉しようとも勝手だが、それを他人にまで強要してはならないと考えている。
 だが、ブッシュ大統領はそれをやる。イラク戦争も、神は常に正しく、アメリカは神によって創られた国だからと、神の正義の名の元に始めたものだ。森元総理の神の国発言なんて可愛いモンである。
 フセイン政権を倒してイラク国民を解放した事は結果としては(まだ道半ばだけれど)、私も悪い事とは言えないと思っているが、自分の正義感を神や大衆の正義と重ねるような誤魔化しは好きになれない。
 だいたい、聖書を読んでいるのなら、神様だってずいぶんとマヌケな事をやってるなと感じないのかね。私が神様を罵倒する事があるのも、神様を信じてるからなんだけど。
 ともかく、聖書に出てくる神様が自分勝手な正義を振りかざして人間が苦しむのを気にしないように、どうもブッシュ大統領もこの法律で苦しむ人間がいても気にしないように思える。
 この問題、大統領選を前に宗教闘争へと突入しそうな予感がする。
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◆10月23日(木)/2003年◆
 お腹が痛いという患者さんが来店。
 左下腹部が刺すように痛み、その痛みが背中側に広がっていく感じがするという。
 他には便秘や下痢などの自覚症状は無い模様。
 初めは筋肉の痙攣か、神経痛かと思ったが、痛みがしては治まってを繰り返しているそうで、どうもよく分からない。
 筋肉の痙攣であれば芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)を使うし、神経痛ならば桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)を用いるのがウチの定番だが、他にまったく随伴症状が無いというのが気になる。
 断定はできないが、もしかすると『帯状疱疹(たいじょうほうしん)』かもしれないという疑いも浮かんだ。
 帯状疱疹とは、水疱瘡(みずぼうそう)と同じウイルス(Variccela-zoster
virus)によって起こる病気で、ほとんどの人は子供の頃に水疱瘡にかかるが、このウイルスは、水疱瘡が治っても神経節の中に潜んでいる。
 そのため大人になってからも、疲れが溜まったり、体の抵抗力が落ちた時にウイルスが再び暴れ出し、帯状疱疹として発症する事がある。
 発症のプロセスとしては体の、あるいは顔の左右どちらかがチクチクと痛み始める。これは、ウイルスが神経節に潜んでおり、その神経に沿って発症するためである。
 やがて痛みが強くなり、神経に沿って赤い発疹や水ぶくれが帯状に現れる。
 発症する箇所は様々ではあるが、胸から背中、お腹などに現れる事が多く、次いで顔や頭、手足にも現れる事がある。
 ただし、一度に2ヶ所以上の部位にできる事はほとんどない。
 もし、帯状疱疹だとすれば相手はウイルスなので漢方薬で治療するのは難しい。
 無駄に漢方薬を購入するよりは、まずは病院での検査を勧めた。
 名古屋市昭和区で起きた、高校3年の少年が交際相手の27歳の女性の子供を虐待して死亡させた事件の報道をテレビでやっているのを観た。
 番組のコメンテーターが、少年と子供の母親との不倫に触れてケシカランと怒っていたが、その根拠が「そういう事に興味を持つ年頃だろうがまだ早い」ってのはどんなもんかね。
 早いか? 昔は、15歳で元服なのだから、むしろ遅いだろう。
 高校生がセックスをするのが早いというよりは、私は高校生に対する性教育の方が遅くて、しかも的外れなせいじゃないのかと思うのだが。
 どうも性教育というと、一緒に“愛”についても教えなければならないという風潮があるが、現実には愛の無いセックスもあれば、セックスから始まる愛もある。現実を踏まえない教育に意味はあるのか?
 今回の少年が相手の女性とどのような関係だったのかは詳細は分からないが、もしセックスの関係があったとしたら、その子供を虐待したというのは私からすると“頭が悪い”としか思えない。
 相手の女性を愛していたのならば、愛してる人が大切にしている物(あえて“物”と書くが)は大切にするべきだろうし、たとえ体だけの関係だったとするならば、相手の女性との関係を保つためには、その子供は利用するか、もしくは決して手に触れてはいけない存在だったはずだ。
 以前にイジメや差別に関する事でも書いたが、嫌なら嫌で、積極的に手を出す(今回は足で蹴ったらしいが)必要は無いだろう。
 (10月12日の日記参照)
 そして、やってしまったがために逮捕されて、女性とセックスできなくなったとしたら、その損失の方が大きいんじゃないのかね、ヤリタイ盛りとしては。
 その辺のいい加減な情報誌に任せないで、『How to SEX』とか、『彼氏彼女の事情』みたいな性教育が必要なのではないかと思うぞ。
 もっとも、“秘め事”だから楽しいってのもあるからねぇ、教わるもんじゃなくて自分で経験していくしかない事ではあるな。
 早いとか遅いとかではなく、より多くの選択肢の中から判断していく力を養う事が大事かなと思う。
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◆10月24日(金)/2003年◆
 桔梗湯(ききょうとう)を欲しいという患者さんが来店。
 咽喉が痛くなり、前にウチで購入した分があったので飲んでみたところ、すぐに改善したので、予備に置いておきたいとの事。それはなにより(^.^)
 合わせて、肩こりの相談もされた。
 肩は上がるのだが、背中に手が回らなくなったという。
 五十肩などの加齢によるものであれば、二朮湯(にじゅつとう)が向いているし、一般的な肩こりであれば葛根湯(かっこんとう)でも充分に対処できる。
 そう話をすると、まずは二朮湯を試してみるとの事。
 一方、葛根湯の方も風邪の初期に使えるので、常備しておくためにとお買い上げ。
 女子大生のMちゃんに誘われて、飲みにお出かけ。
 Mちゃんが大酒飲みなのは知っていたが、彼女と飲み屋に行くのは初めて。
 そうか、成人したんだよねぇと感慨深い。
 Mちゃんは、中学生の頃から“育てて”いたのだけれど、大学生になって新しい彼氏ができたという事で私は振られてしまった。
 ……と書くと、なんだかアブナイ感じがしてよろしい(笑) 
 正確には、まだ中学生だったMちゃんに付きまとうストーカー野郎(私よりも年上)がいて、その退治をした事で慕ってくれたのだ。
 以来、交際を続けたものの私の方は結婚してしまい(一時は破談させてやるという勢いだったが、自分がストーカーになるのを嫌って断念)、「不倫でもいい」と宣言して大学受験に望み、大学に通うようになって視野が広がったのか成長したのか「憧れと恋愛の区別がついていなかった」と言って、先に書いたように新しい彼氏を紹介された。
 ううむ、ドラマが1本書けそうだなコレ(・_・)
 で、なんで今回呼び出されたのかと思ったら、その新しい彼氏との関係が進む中で、他に言い寄ってくる男性が2人いて、それをどうしたらいいものかと相談された。
 おおっ、お前も男を手玉に取るようになったか(⌒▽⌒)
 と言ったら、「違うよ~」と否定した。いや、彼女が困っている理由は分かっている。
 優しいというかなんというか、振った相手を可哀相だと思い、また、振って関係が壊れる事、相手に嫌われる事を極端に恐れるのだ。中学時代のストーカー野郎に付きまとわれた時もそうだったけど、変わってないねぇ。
 俺の事は、振ったくせに(笑)
 それは、「許してくれそうだったから」とか。うう…、“いい人”は“いい男”にはなれないんだね。
 と返したら、「女の敵だから、いい人じゃないでしょ」とツッコミを入れられた。
 左様で_(._.)_
 で、なんでそれを私に相談するワケ?
 そう尋ねたら、「いや、どうやって振ってるのか聞きたかったから」と言う。
 俺は振られた事はあっても、自分から振った事はありません(苦笑)
 そんな“もったいない”事できるほど恵まれてないもの。
 何もしなくても言い寄られるなんてウラヤマシイぞ(´¬`)
 とまぁ、冗談混じりに話を聞いていたのだが、どうも嫌なニオイもする。話からすると、2人とも相手の女性の事をちっとも考えてない印象を受ける。
 あっ、自分と同じニオイがして嫌な感じがするんだな、私σ(^◇^;)。
 となると、振る振らないよりも、自分の中で一線をどこに引くかを決めておいた方がいいんじゃないかとアドバイスした。
 下手に許していたら相手の行動と想いはエスカレートするばかりで、それこそ途中で関係を切るのが難しくなる。
 そして、早いところ新しい彼氏に押し倒してもらいなさい。
 どちらかというと男の方が八方美人で、どんな女性にもイイ顔をしようとするけど、女は好きな男性にハマると他の男には冷たくなるもんだから(笑)
 とまぁ、酔いが回ってきて、あまりアドバイスにならなくなってしまった。
 だって、Mちゃんの飲むペースが凄いんだもの。焼酎・ウィスキー・ウォッカと続けて、なぜ酔わないんだお前は(^-^;
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≪通巻27号≫
『くすりの正しい使い方』/映画評『陰陽師2』/医療もマニフェストは難しい/仕事以外の生きがい

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  発行 : 北園薬局 http://plaza2.mbn.or.jp/~kitazono/
  編集 : 北村俊純
  窓口 : kitazono@a1.mbn.or.jp
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~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
※10月11日(土)……『くすりの正しい使い方』
              映画評『陰陽師2』
※10月12日(日)……医療もマニフェストは難しい
※10月13日(月)……仕事以外の生きがい
************************* 先週の平凡な日記 ***************************
◆10月11日(土)/2003年◆
 苛性ソーダを求めてお客さんが来店。
 いや、正確には最初「掃除するヤツ」と言われたので、洗剤の類(たぐい)かと思ったのだが違うと言われ、コチラがなんだか分からないでいると、「お宅で前に買った」と言われて、ますますナンだろうと考え込んでしまった。
 顔は知らない人なんだけれどなぁ、前っていつ頃だろうと思っていたら、話しているうちにやっと商品の名前を思い出したようで、先の苛性ソーダの名前を言われた。
 しかし苛性ソーダは劇物指定されているため、買う時には印鑑と使用目的を書類に書いてもらわないといけない。
 ところが、相手は「前に売ってもらった」と言って譲らない。過去の書類を見返しても記録に残っておらず、そんなはずはないのだが。
 運転免許証を提示して、「これでいいだろ」とも言われるが、ウチのお店で免許証の提示だけで売ったなんて事は一度も無い。
 とにかく印鑑が無ければお売りできませんと断ると、しまいには怒って帰っていかれてしまった。
 ううむ、怒られてもなぁ(^-^;
 上手く宥(なだ)められなかったのは失敗と反省。
 しばらくして若い男の人が来て、苛性ソーダを注文された。
 もしかしてと思って尋ねてみると、さっき来た人の息子さんらしい。
 印鑑を持ってきて、使用目的もちゃんと書類に書き込んでもらった。
 署名欄を見たら、どうやら清掃業者で業務での使用のようだ。
 それなら先に来た父親も、苛性ソーダの購入手続きの方法は知っているのでは。ハテ(・_・?
 息子さんの方は話がちゃんと通じる人で、苛性ソーダを購入した後に色々と仕事上のお話などを聞き、その中で疲労についての相談をされたので、地竜(ぢりゅう)を勧めてみた。
 効能書きには、解熱、気管支の痙攣鎮静、気管支喘息、頭痛、関節痛、高血圧、動脈硬化となっているが、疲労回復にも抜群の効果がある。
 午後から、川口薬剤師会主催による『くすりの正しい使い方Part4』があり、駅に向かった。
 珍しく時間に余裕を持って出たのに、線路上で枯れ草が燃えているとかで消火活動のために電車が止まり、10分の遅刻。どうやら私は、どうやっても時間通りに到着できない運命らしい(苦笑)。
 まぁ、初めの30分は川口薬剤師会会長と後援者の挨拶なのでいいでしょ。
 今日のテーマは特に、高脂血症や糖尿病などの『生活習慣病』に関する薬についてである。
 生活習慣病の怖いところは、本人の自覚が無いままに病態が進行し、それでいて命に関わる病気だという点に尽きるだろう。
 それだけに「気をつけよう」と“たまに”思っても、実際にはなかなか予防に取り組む人は少ないのが実態である。
 『高脂血症』とは、血液中の脂質には、コレステロール、中性脂肪などがあるのだが、このような脂質が血液中に過剰にある状態を言う。
 ただし、コレステロールは主に体の細胞膜を作るために不可欠なので、制限してしまうのもまた問題がある。中性脂肪もエネルギーの元になるため、これが少ないと疲れやすくなってしまい好ましくない。
 ありきたりだが、“ほどほどに”という事になる。
 高脂血症が進むと起こる症状としては、血管の内部にコレステロールが溜ま
り、それが血管を硬化させて血液が流れにくくなる動脈硬化が代表的。狭心症や心筋梗塞の原因になるわけだ。
 現在、高脂血症の治療薬は数多く認可されていて体質や症状に合わせて選択の範囲は広く、病状の進行が不可避ではないというのは安心できる要素である。
 しかし、薬を使うよりは運動療法や食事療法の方が良いのは言うまでも無い事で、それだけに患者の意思が治療にもっとも重要となるため、その意味では治療の難しい病気と言えるかもしれない。
 『高血圧症』に関しては、まず“血圧”とは何かを知っておかなければならないだろう。
「私は血圧が高くて」と心配してみても、ワケも分からないままに心配して騒ぎ立てる人もいるのが困りモノ。しっかりと仕組みを知った上で心配してもらいたい。
 血液を全身に送り出すために、心臓は強い力で血液を動脈に送り出す訳だが、この時の血管壁にかかる内側からの力を血圧と言う。
 そして、心臓から血液が送り出される時の収縮期血圧を“上の血圧”と言い、心臓に血液が満たされる時の拡張期血圧を“下の血圧”と言うのだ。
 一般的には上が120、下が85程度が正常血圧とされているため120を越えると「高い」と心配される事があるが、上が140程度までで下が99を下回っているのであればそれほど心配は要らない。
 特にお年寄りの場合は、目標値は上は170、下は90程度とされている。
 高血圧症の薬も高脂血症と同じように種類が多いので気をつけてもらいたいのは、薬の名前をしっかりメモしておくか、飲んだ後もパッケージなどを手元に取っておく事だ。
 薬局でなんらかの薬を買う時によく「血圧の薬をもらってるんだけど大丈夫ですか?」と尋ねられるのだが、ハッキリ言って「血圧の薬」というだけでは、まったく分からない。
 例えばちょっと並べ立てるだけでも、ダイクロトライド、フルイトラン、セロケン、テノーミン、メインテート、インデラル、ミケラン、カルデナリン、デタントール、ミニプレス、エブランチル、アプレゾリン、アダラート、アムロジン、カルスロット、コニール、ニバジール、ペルジピン、バイミカード、ヒポカ、アデカット、インヒベース、エースコール、レニベース、カプトリル、ロンゲス、セタプリル、ディオバン、ニューロタン、ブロプレス、ミカルディス、これだけ出してもまだ高血圧症の“代表的”な薬に過ぎない。
 しかもそれぞれ、塩分を排泄させる作用のものや、交感神経を抑制して血圧を下げるもの、血管を拡張して血液の流れを良くしたりと、まったく作用が違う。作用が違えば副作用も違い、他の薬との影響も違う。
 これらを「血圧の薬をもらってるんだけど大丈夫ですか?」という一言の質問だけで判断する事は不可能である。
 繰り返すが、ぜひとも自分が飲んでいる薬の名前は忘れないよう工夫してもらいたい。
 講義の後の質問コーナーでは、参加者から「サプリメントと薬の相互作用」
について質問されていたが、講師が気の毒。
 サプリメントだけで何十種類もあって、薬の方も先に挙げたように多種多様で、「○○と××」というように特定してくれなければ答えようが無い。
 質問者は新聞で何か関係記事を読んだようなのだが、それであればその新聞の切抜きくらいは用意してもらわないと。
 ただ、今回の講習会自体“介護講座”の一つとしての『薬の飲み方』というテーマのはずだったのに、ほとんどが自分で本やネットなどで調べれば分かる事だったのが残念(^-^;
 もっと実際に介護をしている家族や、仕事として携わっている人たちに役に立つお話があると良かったのに。
 講習会が終わってから奥さんと新宿に出て映画『陰陽師2』を観た。
 http://www.onmyoji-movie.com/

 別に観たくはなかったのだが、ちょうどいい時間の作品が他に無かったのと、奥さんのリクエストで観る事に。
 この、“特別観たいとも思わない”というのは割りと良い方に働く。期待が少ないと面白かった時に満足度が加算され、つまらなかった時のダメージが少ない。
 以下、内容に触れるので読みたくない人は翌日の日記まで飛ばしていただきたい。
 ネタバレ警報発令! ネタバレ警報発令! ネタバレ警報発令!
 期待感を煽るオープニング、美しい画面、出雲神話を題材にした新しい解釈と出雲八卦などのオリジナル設定、どれ一つとっても面白くなる要素ばかり。
 なのに、なんでツマラナイの~(T-T)? なんでツマラナイの~(T-T)? なんでツマラナイの~(T-T)?
 キャラは立ってるのにセリフが全く心に残らず、場面転換は頻繁なのに後で瞼の裏に甦るようなシーンもない。
 そのうえアクションシーンの一つである大和が出雲に攻め込んだ時の殺陣が、まるっきり時代劇。別に平安時代の殺陣を再現しろとは言わないが、独自の世界観を作り出しているのだから、やはり新しい殺陣を観せてもらいたかった。
 さらに、素戔鳴尊(スサノオノミコト)の生まれ変わりとなる鬼に変化した須佐(市原隼人)が、口を半開きにして「グルルル」と呻きながら両手を垂らして歩く姿は、まるで猿(笑) もちっとカッコイイ演出方法は無かったんかい。
 天野喜孝氏のイメージイラストを見ると、鬼になった須佐は知的さを備えながら静かな怒りを秘めているイメージだったのに(泣)
 あれでは、馬鹿な父親の幻角(中井貴一)に操られる馬鹿息子にしか見えなくて、悲劇性が薄れてしまう。(逆に悲壮感があると言えない事も無いけど。)
 日美子(深田恭子)は、鬼姫としてのイメージはなかなかカッコ良くて色気も申し分なかったのだが、天照大神(アマテラスオオミカミ)として姿を現した時には劇場で笑い転げるのを堪(こら)えるのが大変だった。
 安倍清明(野村萬斎)が「ここからは神の領域」と言っているのに、ちっとも神々しくなくてガッカリである。思わず、丹波哲郎製作の天下の馬鹿映画(注・褒め言葉です)『大霊界2 ~死んだらおどろいた~』を思い出してしまった。
 せめて野村氏の舞踊をもっと堪能させてくれれば良かったのに、今回は前作と違って見せ場を全部後半に持ってきてしまったため、途中は眠くなって、後半のCGを使った特殊効果では脱力させられて、「時間を無駄にするというのはこういう事か」と変な感心をしてしまった。
 滝田洋二監督の作品では、『僕らはみんな生きている』と『壬生義士伝』がお気に入りなのだが、どうして『陰陽師』だけは前作共にこんなヘンテコリンで間の抜けた作品になってしまったのか。
 『仁義なき戦い』シリーズや『蒲田行進曲』を作った深作欣二監督が、『魔界転生』や『里見八犬伝』のようなファンタジー物に挑んだらフニャフニャな作品ができてしまったのと類似している気がする。
 もし『陰陽師3』を製作するのであれば、いっそのことダメ映画として映画史に残るトンデモ映画を作ってくれる事に期待したい。
 思わず、『珍妙痔痛』───「珍妙な痔が悪化して痛みが酷くなりました」というくだらない駄洒落を思いついてしまった。
 駄洒落を思いつくと、なんだか楽しい気分になる。この駄洒落でモトは取れたな。じゃあ、いいや(^.^)
 
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◆10月12日(日)/2003年◆
 今日は奥さんは友達と横浜に出かけ、私はお店を休んでひさしぶりにノンビリとした。
 こうゆう時は徹底的に怠惰に過ごすのがよろしい。
 意味のある休日にしようと気張っては休日の意味が無い。
 そこで、12年もののウィスキーを開けて昼間から酔うことに。
 いわゆる“酒飲み”の人は、毎日飲むようだが、私にはその気持ちは理解できない。
 発泡酒の増税の時には「庶民の楽しみを奪うなんて」と憤っていた人がいたが、発泡酒はメーカーが努力しているとはいえ味はビールには到底及ばない。
 いくら安くても、毎日美味しくもない発泡酒を買って飲むくらいなら、一日おきにしてでも、美味しいビールを飲んだ方が幸せな気分に浸れると思っている。
 だからお酒も毎日飲むよりは、こうしてたまの休日に誰に気兼ねすることもなく飲んで酔う方が楽しい。
 ………ただの貧乏性かもしれんが。
 情報番組で、担任していたクラスの男児(9)にイジメや体罰を繰り返し、福岡市西区の市立小学校の男性教諭(46)が停職6カ月の懲戒処分を受けたとの報道。
 その原因が男児の曽祖父がアメリカ人で「血が穢れている」からだとか。
 ホンマかいな(^-^;
 もしそれが本当だとしたら、ウチの地元の小学校の教員は絶対に勤まらないであろう。
 なにしろアラブ人やら韓国人やら国籍不明やら、実に雑多な外国人の子供たちが通っている。給食センターなどは、宗教上の理由で食べられない食材などの申し入れが次から次へとあってメニューの作成に四苦八苦しているくらいだ。
 ただ今回の件では不明なので良く分からないのだが、この男性教諭がしたとされるイジメの内容には多分に暴力的な事が含まれており、男児の親が民事裁判を起しただけというのが解せない。
 警察に被害届けを出せば刑事事件として捜査してもらえるのではないか?
 それとも、警察で被害届けを受理してもらえなかったのだろうか。
 男児の親の訴えが事実だとすれば、停職6カ月というのはいかにも軽すぎる。
 その辺りの情報も報道してくれればいいのに、そのような取材をしたという情報は無い。なんとも不透明な事件だ。
 ちなみに、ここから先はまったくの私見だが、“イジメ”は良くないとしても“差別”する気持ち自体は私は許されるべきものだと考えている。
 そりゃ、全ての人が分かり合える世界は理想ではあるけれど、現実に生きていく中では無いと不都合な事も多々ある。
 例えば、子供は障害者などを感覚的に差別する事がある。子供は心が綺麗なんていうのは幻想で、自分や自分のグループと違いがある他者を平気でなんの躊躇もなく排除しようとする。
 それは良くない事だよと教えるのは簡単だが、感覚的に違いを嫌悪して避けるというのは、危険を察知する下地にもなるので、無くなっては困るのだ。
 だから、“差別意識”と“イジメ(嫌がらせ)”というのは分けて考えなければならない。
 私の場合は、まず黒人が嫌いである。見た目が怖いから。韓国人も嫌。過去の戦争問題が絡んで何を考えているのか分からないから。
 しかしこれらは私の勝手な思い込みであって、相手には個々人には非難されるいわれは当然ありはしない。ただ、私が積極的には近づかないというだけの事である。
 差別意識に端を発するイジメや嫌がらせ、あるいは今回の件でも不思議なのは、差別している側が積極的に相手に関わっている点だ。
 例えは悪いが普通、ゴキブリが嫌いな人は気持ち悪いと思っているからであり、それは不潔だと捉えているからだろう。だからゴキブリが嫌いな人はゴキブリから逃げようとする。私など、奥さんとの交際時代、逃げ出して笑われたモンである。
 嫌いなら嫌いで関わらなければいいのに、どうしてわざわざ近づくのか。今回の事件など、「血が穢れてる」ってのなら手を触れて暴力を振るわなくても良かろうに。変な人。
 それと、これから日本でも問題になってくるのは客商売と人種差別の問題だろう。
 数年前に小樽の銭湯が外国人客の入浴を拒否して提訴された事があるが、マスコミを初めとして多くの人が銭湯の経営者を非難したのには辛いものがあった。
 先に私は黒人や韓国人など外国人が嫌いとは書いたが、一緒に書いた通りそれは私の勝手な感じ方であり、個人的恨みも無ければ特別迷惑をこうむった事も無いから、来店を拒む理由も商品を売らない理由も無い。だから、お客さんとして迎えられる。
 しかし件の銭湯では、日本円ではなく外国紙幣で支払おうとする(港が近いため)、湯船に石鹸を体に付けたまま入ろうとする、湯船を出る時に栓を抜くという迷惑行為が続いたからだ。
 提訴する方は「不当な人種差別で精神的苦痛を受けた」という理由で済ませられるからいいけど、お店側からしたら生活がかかった商売なのだから、その実被害は誰が補償してくれるのか。
 ウチはどの国籍の人でも受け入れてるから、そちらのお店でも受け入れてやりなよなんてとても言えない。
 ウチの地元でも外国人による犯罪はけっこうある。それでも幸いにして地元で大きな問題にならないのは、外国人自身によるコミュニティが形成されており、地元に溶け込む努力をしているからだろう。
 件の銭湯経営者を提訴した人には、提訴より先にやるべき事があったはずだ。
 日本は閉鎖社会だと言われているが、現在はそれこそ価値観の多様化により、差別をやめようという人たちもいるわけで、それならばことさら差別する人を非難する必要も無い。理解者から少しずつ和(輪ではない)を拡げてゆけば良い。
「自分は差別なんかしないから貴方も差別をやめなさい」というのは、差別する人を排除しようとする差別である。それは、相手を理解しようという心の広さが実は無い事の証明でもある。
 差別を理由に行われる不当行為は非難されてしかるべきだが、心の動きまで踏み込むべきではないだろう。
 総選挙を前にして、自民党と民主党がマニフェストを巡って丁々発止とやりあっている。選挙戦が盛り上がるのは大いに結構。
 しかし、民主党の尻馬に乗ってマスコミまで自民党のマニフェストが具体性に欠けると非難しているのは、視聴者に媚でも売っているのかと勘ぐりたくなる。
 私には“具体的”とされている民主党のマニフェストは、どうにも胡散臭くて目障りに映る。
 医薬品や健康食品を売っているサイトの宣伝文句に「××が7日で治る!」とか、「一ヶ月で△△が改善!!」と謳っているのと同じ胡散臭さだ。
 確かに有権者も具体的な結果の提示をしてもらいたいというのはあるだろう。
 患者さんからもよく、「何日くらい飲めば治る?」と訊かれる。
 しかし、正直言ってそんな事は分からない。
 分からないが「分かりません」とは言える訳無いし、かといって「何日です」
などと断定する事は不可能だ。
 すでに分かっているデータや経験を元に「3日から1週間程度」と幅広く答えたり、「早ければ1日でも効きますが、症状や体質によっては1ヶ月くらいかかる事もあります」と、約束してるんだかしてないんだか分からない曖昧な答えにならざるを得ない。
 嘘を言っているのではなく、できだけ期待されている結果と齟齬をきたさないようにと思えば、どうしたって不明瞭な予測立てになってしまう。それは、現実的な予測を立てようとするからだ。
 自民党が具体的なマニフェストを提示できないのは、今まさに現在進行形で取り組んでいることが多く、選挙後でないと目標に向かって行くも退くも分からない状況だからにほかならない。
 私には菅氏の小泉首相へのツッコミは、自分は責任を負わなくて良い(政権奪取などできない)と分かっているから嫌がらせをやっているようにしか見えないのだがどうか。
 マスコミの方も、自民党の圧勝ではないにしても結果がある程度見えている出来レースを、面白いものに仕立てて世間の耳目を集めて営業活動に勤しみたいと仕掛けているように見えてしまう。
 などと埒も無い事をダラダラと考える、実にだらけた1日であった。
 帰ってきた奥さんが一言、「部屋の片付けくらいしてくれればいいのに」
 そういう過ごし方もありましたね、そう言えば(笑)
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◆10月13日(月)/2003年◆
 以前に便秘の症状で防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)を買っていただいた患者さんが来店。
 効果があったようで、だいぶ改善したらしい。
 元々は、ちょっと動くと汗が多く出るという事で相談されたのだが、詳しくお話をしているうちに頑固な便秘である事が分かって、まずは便秘を解消すれば汗かきの症状も良くなるのではないかと考えて勧めたものだ。
 汗をかきやすい事については、気温が涼しくなってきた事もあって、その点は改善したかは不明との事。
 とりあえず便秘の方は良くなっているので続けたいという事で、4週間分をお買い上げいただいた。
 胃の痛み止めを求めて患者さんが来店。
 胃薬をとの事だったが、一口に胃薬といっても胃が冷えて悪くなったのと胃が熱を持って悪くなった場合とでは用いる漢方薬は変わる。
 詳しく話を訊いてみると、吐き気なども無く便通も普通との事。それでいて、急に刺すような痛みがしはじめたという。
 ううむ、原因はハッキリしないが、痙攣性の痛みのように思える。
 だとすると、胃腸の漢方薬より芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)の方が効果があるかもしれない。
 芍薬甘草湯は、体質のいかんを問わず痛み止めとして頓服的に使う事が多い
その辺りの事も説明して、勧めてみた。
 もし改善しないようであれば、再度見立てなければなるまい。
 お客さんから、栗の差し入れ。
 庭に栗の木があって、それを拾ったものだという。
 ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪
 家で茹でて、食後のデザートに頂いた。
 二つに割って中身を穿(ほじく)り出すのは大変だが、労力が報(むく)われる味で美味しい~(´¬`)
 ところがウチの奥さん、メンドクサイと言って、私が中身を出してやらないと食べやしねぇ。お子様かい(笑)
 子供が生まれるかもしれんというのに、マッタク。
 
 ニュース番組で定年制に関する特集をやっていた。
 自民党で定年制を導入しようという動きがあるのに対して、中曽根氏と宮沢氏が総選挙への出馬に意欲を見せている事に関連してであろう。
 ウチの爺ちゃんも87歳で現役でお店に出ているが、本人にとっては仕事が道楽のようなもので、実のところ疲れて店の奥で横になる事の方が多い。
 最近はレジを打つのにも動作が緩慢になっているため、急いでいるお客さんの時には応対を代わる事もある。
 自営業であれば、まぁそういう状態でも構わない面もあるが、企業などではやはり大きな問題だろう。
 ただ、“大きい”のは年功序列型の給与体系による人件費と、役員ポストの高齢化による経営の硬直だとするのならば、年齢で定年を定めるのは確かに働く気力のある人にとっては納得いかないだろうなと理解はできる。
 それならば、定期的な健康診断と能力テストのようなもので、給与やポストを変更すれば良いだろう。
 政治家だって、国会審議中に居眠りを繰り返すような加齢による能力低下が顕著でなければ、別に続けてもらっても構わないとは思う。なんなら、国会内に養老施設でも作って、長老議員の面倒を若手の議員に看(み)させれば、もう少し老人問題に真剣に取り組んでもらえるかもしれんし(笑)
 むしろ今回の番組を観て気になったのは、識者が「仕事を失うと精神的な支えを失う。」と述べていた事。
 私はそれならば、“仕事以外のアイデンティティ”を持つような取り組みが必要だと思うのだが、その識者は「だから仕事を続けられる環境作りが必要だ」みたいな事を言っていた。
 時代劇に出てくるような、ご隠居さんなんて私は憧れるんだけどなぁ。毎日趣味三昧で、たまに口うるさい小言を言う。居場所なんて自分で作るさと飄々と日々を過ごせたら幸せではないかと思うのだが。
 そのためには、老後を安心して働かずに過ごせる年金制度の見直しが必要な訳で、若い世代に「将来はああやって遊んで暮らせるんだ」と希望を持たせて働かせるようにしないと。
 ウチのお店がなんとかやっていけるのは爺ちゃんの年金のお陰だから、悪い例ではあるけれど(苦笑)
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今回の日記の内容は、いかがでしたか?
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☆締切:2003年10月17日から4日間
~~~~~~~~~~~~~~ ≪読者より一言≫ ~~~~~~~~~~~~~
☆共感する事もあった
 奥さんの妊娠、Iちゃんが知ったらと思うと・・・・(涙)。
 でも逆に、奥さんが<女性から母になる>のを喜んだりして♪(をいをい!)
                    (2003/10/14(火) 23:06/MIKA)
★うう、ホントにどのタイミングで切り出せば良いのやら(^-^;
 人生、連続ドラマだなぁと思います。完全アドリブの。
 (10月7日の日記)
■■■■■■■■■■■■■■■□免責事項□■■■■■■■■■■■■■■■
 記載内容を利用して生じた結果につい
て、当方では責任がとれませんのでご了承ください。
 また、筆者が思った事や感じた事を率直に書いている事柄に関しましては、反証可能な事実誤認以外の訂正には応じられません。
 URLで紹介した先のページの著作権は、そのページを作成した人にあります。
 URLを紹介する事に違法性はありませんが、文章等を転載する場合は、作者の許諾が必要となります。
&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&& 趣味の活動 &&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&
◆TRPGのサークルに所属しています。
 卓上ゲームが好きな人や、興味のある方は覗いてみて下さい。
 また、『コミュニケーション』のコーナーでWEBラジオ番組『幻想時間』を公開しています。
 私は主に、映画についてトークをしています(・v<)
 http://www.snake-eyes.gr.jp/
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 このメールマガジンは、『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/
を利用して発行しています。
 解除はこちら http://www.mag2.com/m/0000109927.htm から。
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≪通巻15号≫
URLを変更するかどうか/死は誰のためか/アトピー性皮膚炎治療のための漢方薬/日焼けの処置に注意/献血者の輸血によるB型肝炎/怪盗法のある世界/虫歯は不治の病

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★彡☆-=★彡  それさえもおそらくは平凡な薬局  ★彡☆-=★彡
                ≪通巻15号≫
提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
発行 : 北園薬局 http://plaza2.mbn.or.jp/~kitazono/
編集 : 北村俊純
窓口 : kitazono@a1.mbn.or.jp
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~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~
※7月29日(火)……URLを変更するかどうか
※7月30日(水)……死は誰のためか
※7月31日(木)……アトピー性皮膚炎治療のための漢方薬
※8月1日(金)……日焼けの処置に注意
※8月2日(土)……献血者の輸血によるB型肝炎
※8月3日(日)……怪盗法のある世界
※8月4日(月)……虫歯は不治の病
 前回は《クリックアンケート》に協力していただき、誠にありがとうございます。
 回答していただいた集計結果を今号に掲載しようと思いましたが、さすがにメールマガジンの内容が長くなりすぎるようなので、のちほどコメントも付けたうえで増刊号として発行しようかと思います。
 また、今回は前回使用した《クリックアンケート》では回答の選択幅が限られてしまうため、試しにcgiを使って新たにアンケートページをホームページ内に設置してみました。
 メールから直接投票できるのと、どちらが使い勝手が良いかも検討したいと思いますので、ご協力をお願いしますm(_
_)m
 アンケートのURLは、日記の最後にございます。
******************* 先週の平凡な日記 *********************
◆7月29日(火)/2003年◆
 高齢の患者さんが来店。
 ウチの祖父は何歳かと尋ねられ、「87です」と答えると「元気でいいねぇ」と言われる。
 なんのなんの、「自分の足で買いに来られるんですから、まだまだ大丈夫ですよ」と答えた。
 FAXで入った処方箋の解読に悩まされた。
 字が汚くて判読しにくいうえに、薬の量の単位を間違えていて、正確な量を計算し直す。
 さらには、患者さんの保険番号が未記入で、処方日の日付も間違えていた。
 そそっかしい医師なのか、定年間際でボケが入ってるのか。
 書き間違い程度ならまだこちらで対処できるが、ちゃんと診察はできてるのかと、そちらの方が心配。
 喫茶店でお酒を飲んでて薬を置き忘れてきてしまい、あと3日分が足りないので薬をもらえないかと言う患者さんが来店。
 気がついてその喫茶店に戻ったのだが、どうやら捨てられてしまったらしい。
 うむぅ、心情的には出してあげたいのはやまやまだが、それをやってしまうと犯罪になるので丁重にお断りするしかなかった。
 患者さんの方も一応は納得してくれた様子で、これから病院の方に行ってみるとの事。
 利用しているISPの1つ『MBN』から合併後のサービスの変更についての連絡が物理メールで届いた。(友達の間では、電子メールに対して郵便で届く手紙の事を、物理メールと呼んでいる。)
 http://www.mbn.or.jp/
 当初は合併後もメールアドレスは変更されないという事で契約を更新する事に決めていたのだが、届いた書類によるとホームページのURLは変更になってしまうとの事。
 先に言えよー。せっかく8年かけて薬局のURLも浸透してきたのに、今さらURLが変わるなんて。
 う~む、独自ドメインを取っておくべきだったか。毎年の更新料がもったいないと思ってケチしていたのがマズかったか。
 ただし、パソコン雑誌の調査によると、最近ではURLを入力して訪問する人は少なくて、大抵は検索エンジンで調べたい内容を検索しているうちに辿り着く人が多いので、URLの変更はそれほど影響は無いという記事を見かけた事もある。
 このままISPの合併で自動的にURLが変更になるのを受け入れるか、それともいっそのこと解約して別なサーバーに移転するか。ちょっと考えよう。
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◆7月30日(水)/2003年◆
 今日はお店を開けてから、次から次へと処方箋がFAXで入ってきた。
 長期治療の患者さんが、お盆になる前に薬をもらいに病院に行っているのかもしれない。
 そのせいか、これだけ患者さんが来ても、日記に書くような特徴のある患者さんはいらっしゃらない。
 ゆえに、書くネタも無し。
 人間、平凡に過ごしていると刺激が欲しくなり、ひとたびトラブルがあると、どうしてこんな目に……と嘆くもののようで。
 落ち着いたところで、ネットで相談の来ている患者さんたちに返信。
 スタッフの1人が、「便利になったもんだわね~」と言うと、「でも自殺サイトとか怖いよねぇ」と別なスタッフが。
 すると、「でも……」と私。
 かつては自殺しようとする人は1人で寂しく死んでいくか、1人は寂しいからと他人を巻き込んで自殺する人がいた。もちろん、今でもいるが。
 しかし、死にたいと思っている人たちが出会って、関係無い人を巻き込むこと無しに、1つの目的を共有して死ねるというのは幸せではないかとも思う。
「生きてれば良い事もある」と言う人も、そんな保証はできない訳だし、「頑張ってる人もいるのだから」と言う人は、自分が努力してるからと他人の痛みや苦しみなど分からぬ人ではないのか。
「あなたが死ねば悲しむ人がいる」と諭すのは、生きる気を起させるかもしれないが、それは拷問ではないのか。
 漫画版の『花の慶次』では、こんなセリフがあった。
「生きるのは人のため。ならばせめて、死ぬのは自分のためであろう」
 記憶で書いてるので、ちょっとニュアンスが違うかもしれないが、現代医学の前では死ぬ事すらままならない事を思うと、より死にたい時に死んだ人を羨んでしまう。
 http://www8.ocn.ne.jp/~porco/keijisyoukai.html

 とはいえ、人間が一生のうちに得られる知識や体験は限られている。
 苦しみから逃れたいという耐え難い“希望”にすがりつくために自殺するのならともかく、繰り返す日常に飽きて死ぬようなのは「もったいない」と思う。
 少なくとも私は、来年の春に『イノセンス』(押井 守監督作品)を観るまでは死ねない。
 いいのか、そんな単純な事で(苦笑)?
 http://www.production-ig.co.jp/anime/innocence/

 さて、そろそろ寝ようかという深夜2時頃に、お母んから電話があった。
 いったいナニゴトかと思ったら、「今日の(日付変わってるぞ)『ためしてガッテン』観た?」と訊かれた。
 観ていません。と言うか、それで深夜に電話してきたんかい(^-^;
 http://www.nhk.or.jp/gatten/
 30日の番組内容は“アレルギー体質改善の切り札”という事で、幾つかの漢方薬が紹介されたらしい。
 で、例によって買いに来る人がいるかもしれないから、調べておけと。
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◆7月31日(木)/2003年◆
 早朝の天気予報では関東は曇りのはずだったのだが、見事なピーカンになってしまった。
 いや、天気が良いのは気持ちも良くていいのだが、あまり暑くなり過ぎるとお客さんが来なくなるので困る(苦笑)
 夜中にお母んが電話してきた『ためしてガッテン』の件で、番組の方は未見なので、番組のホームページで確認すると、確かにアトピー性皮膚炎の治療薬として漢方薬が紹介されていた。
 痒みを止めるのに白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)を、アレルギーを抑制するのに梔子柏皮湯(ししはくひとう)を勧めている。
 うう…、どちらもウチには置いていないσ(^◇^;)。(※注・白虎加人参湯はその後取り扱い開始) 漢方薬にも流派があって、一番大きな分け方としては、中国での古い流れを組む『中医学』と、インドでの研究が進められてきた『アーユルヴェーダ』と、日本で比較的近年になって開発されてきた『日本漢方』の3つだろう。
 私は『アーユルヴェーダ』については資料を持っているだけであまり読み込んでいないのでちょっと脇に置いておくが、『中医学』と『日本漢方』については講習会などで勉強している。
 そして、『中医学』と『日本漢方』は同根ではあるが、その応用となるとかなり違いがある。
 例えば、『中医学』では熱風邪に黄麻湯(まおうとう)を用いる事が多いが、『日本漢方』ではあまり用いる事は少ない。
 その理由は、気候風土の違いが大きい。まず、原料に含まれる成分の割合が違う。中国で黄麻湯(まおうとう)を購入すると、日本で購入するものより効き目が強く、心臓がドックンドックンとして元気になりすぎて具合が悪くなるそうだ。
 また、日本の方が湿度が高く、それゆえに日本人は体内の水分に起因した病気が多いため、胃腸の調子を整えるのが風邪の治療に有効だったりする。すると、黄麻湯は胃腸に負担をかけるので『日本漢方』では選択肢からはずれる事となる。
 で、今回の番組で取り上げてる漢方薬の選び方から推察すると、断定はできないが、どうやら『中医学』の理論に基づいているように思える。
 と言うのも、白虎加人参湯は日本で医薬品としての販売許可を得ている効能は「咽喉の渇き」で、皮膚疾患での効能書きは認められていない。しかし、成分を調べてみるとセッコウ(石膏)が入っていて、これは炎症を抑える効果があるので、咽喉の渇きを抑えるのと同じように皮膚の炎症を抑えられるであろう事は容易に想像できる。
 ただ、効き目が強いので冷え性の人には私としては勧められない。それに、もしウチで仕入れたとすると値段が一週間分で2千8百円になってしまう。
 それならば、セッコウの量が半分で劇的な効果は無いが体に負担をかけない十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)の方が良いだろう。値段も一週間分で1千8百2十円で済む。
 梔子柏皮湯となると完全に『中医学』の処方で、『日本漢方』をメインにしているお店では入手は難しいかもしれない。
 主成分のサンシシ(山梔子)とオウハク(黄柏)を含んでいて入手しやすいのは、黄連解毒湯(おうれんげどくとう)だろう。
 ウチでも入荷するとなると、問屋さんに調べてもらわないと梔子柏皮湯の値段は決められない。黄連解毒湯ならば一週間分で2千3十円で、おそらく梔子柏皮湯と比べてもそう高くは無いと思われる。
 番組のホームページではちゃんと、十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)補中益気湯(ほちゅうえっきとう)など他の漢方薬もある事を示して、体調や体質によって効果が違う事も案内しているのは好感が持てる。
 ただ、「漢方薬を扱っている医療機関、薬局で手に入ります。特別な薬ではありません。」というのは余計だなぁ。
 白虎加人参湯はともかく、梔子柏皮湯の方は漢方薬の老舗メーカーのツムラにも無いし、大衆メーカーのカネボウでも出してないし、これまた薬局販売の大手メーカーのJPS製薬でさえ取り扱っていない。
 NHKだから番組のスポンサーが噛んでるという事はないだろうが、番組に出演した漢方薬の研究者が梔子柏皮湯を製造しているメーカーと関わってるんじゃなかろうかと邪推したり。
 ちゃんと話を分かってくれる人なら、成分と効果を案内すれば番組内容と違う漢方薬を勧めても大丈夫だろうが、中には商品名をメモしたら「同じ物じゃないと」と納得してくれない人もいるので、来店に関しては、期待半分憂鬱半分といったところか。 
 震度6の地震が相次いだ宮城県では、これからが夏のイベントや祭りの本番。
 県外からは「宮城は大丈夫なのか」との問い合わせが相次いでいるものの、県全体では特に震源地に近かった所など一部を除き、予定通り開催するとの事。
 そう言えば、普通は避けるものなんだなと苦笑した。
 ウチのお母んなど、「今年は仙台の方に旅行に行ったら?」などと勧めてくる。
 どうもウチのお母んの教育の賜物か、人が避ける時を狙って遊びに行くようになってしまった。
 例えばディズニーランドなども、台風が接近してる時に行ったりする。屋外でのアトラクションは楽しめないが、なにより空いてるのがいい。屋内施設の乗り物など乗り放題である。
 伊豆の群発地震の時などは天候が良かったうえに、宿泊施設はもちろん遊技場やお土産屋さんも最高のサービスをしてくれて楽しめた。どうして、みんなこうゆう時に繰り出さないのかと思ったものである。
 被災地のためなんて言わない。人の不幸につけ込んで得をするチャンスである。それでいて誰に迷惑をかけるワケでは無いのだから、良心も痛まないという事で(^.^)
 東北3大祭りの1つで、毎年200万人以上が訪れる『仙台七夕まつり』も8月6~8日の開催に変更は無いそうだから、できれば行ってみたい。
 あっ、でも、みんなが繰り出してしまうと人がごった返してしまうので、やっぱり「行くのに不安がある人」は行かなくていいです( ̄▽ ̄)
 酢酸エチルを求めてお客さんが来店。
 酢酸エチルは、揮発性が高く、発火点も低い危険物であり、取り扱いも正式な許可がいる薬品なので何に使うのかと思ったら、昆虫採集に使うそうな。
 調べてみると、確かに昆虫標本にするさいに使用するようだ。
 使い方は、酢酸エチルを染み込ませた綿花をビンに入れて、直接昆虫に触れないようにしきりをして(触れると変色する)
10分~1時間ほど密閉するとの事。
 なんにしても、普通は薬局でも常備している物ではないので、問屋さんに注文する事になった。
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◆8月1日(金)/2003年◆
 旦那さんが胆石らしいというお客さんが来店。
 お腹が痛くて吐いたりしていたが、仕事に行ってしまったという。
 ええ~!?
 胆石での腹痛なら、歩けないくらいだと思うのだけど、病院での診察は受けたのだろうか。
 そう尋ねると、病院には行っていないとの事。
 なんでも、救急車を呼ぼうかと旦那さんに言ったら、「みっともないからいい」と断られたのだそうな。
 うう、それほど痛かったのなら救急車呼んで下さい。みっともなくたって、間違っていて笑い話で済むなら、その方がいいです。
 そりゃ、救急車で運ばれた人の半分近くが必要なかったというデータもあるけれど、普段から簡単に救急車を呼びつけたりしてる訳ではないのなら(中にはそうゆう人もいるらしい。そうゆう人は論外)、遠慮しないで呼んでいただきたい。
 胆石と断定できれば思い切って強めの漢方薬も勧められるが、分からないと手の打ちようが無い。
 少なくとも痛み止めには芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)を使うとして、普段から体力があるのなら柴胡という成分の入っている漢方薬が候補に上がる。
 小柴胡湯(しょうさいことう)大柴胡湯(だいさいことう)か、いやいや柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)ならば風邪にも使えるから、胆石でなかったとしても症状を緩和する事ができるはず。
 とにもかくにも、旦那さんを明日絶対に病院に連れて行って下さいと念を押して、芍薬甘草湯小柴胡湯を勧めた。
 うむぅ……、心配σ(^~^;)。
 日焼けでヤケドした患者さんが来店。
「ヤケドの薬が欲しい」と言う。
 顔が真っ赤に腫れていて、分泌物が滲んできている。
 雨や曇りが続いていたから、たまの晴れで油断してしまったらしい。
 ヤケドの厄介なところは、“ヤケドを治す”という薬は存在しない事だ。
 切り傷などもそうだが、ヤケドは皮膚が自然に再生するのを待つしかない。
 なので薬は、皮膚が再生するまで雑菌で化膿したりするのを防ぐという消極的な治療をするのみなのだ。
 お話を聞いてみると、別なドラッグストアーで冷やす物は購入したとの事。
 だが、日焼けしたのは昨日である。今さら冷やしては、逆に血管が収縮して皮膚の回復が遅れる事になる。
 しかも、念のために何を買ったのかを確かめてみて、ビックリ。
 フェイスマスクタイプの冷却剤だった。成分を見ると、メントールが入っている。
 おいおいおいおい、どこだよ。こんなのを売りつけたドラッグストアーは。
 メントールは確かにスーッと冷たい感じがするが、立派な刺激物だ。
 こんなのをヤケドした所に着けたら、それこそ皮膚が炎症を起して悪化させてしまう。使っていたら危ないところだった( ̄▽ ̄|||
 とりあえず患者さんには、化膿止めのクリームを勧めて、患部を冷やしたり刺激したりしたりしないように伝えた。
 これから海などに行った場合は、日焼けは立派なヤケドなので処置を間違えないように気をつけてもらいたい。
 まず、日焼けした当日は日焼けした所を冷やす事。できれば冷たい流水で30分以上冷やすのが理想なのだが、体温が奪われると危ないので、冷却剤などを薄手の布でくるんで特に痛む部分を冷やすのが良いだろう。
 最近は水枕のような大型で柔らかい冷却剤もあるので、それを使う事をお勧めする。
 そして、冷やすのは最初の1日目だけである。翌日からは、早く皮膚を再生させるために肌触りの柔らかい服を身につけ、赤く腫れているようであれば、炎症を抑えるクリームなどを塗る。
 さらに、ビタミンBの含まれている栄養剤を飲むと、皮膚の原料になる。
 閉店間際に、市内の調剤薬局のTさんから電話。
 調剤専門でやってきたが、市販のOTC薬も置こうと思うのでどんな物を揃えたら良いかという相談。
 しかし、Tさんの薬局の近くにはドラッグストアーがある。
 ウチだって近所に何軒ものドラッグストアーがあって、仕入れ値より安く売ってる物があると、ドラッグストアーで買ってきてお店に並べてるのに、何を揃えたら良いかと相談されてもなぁ(苦笑)
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◆8月2日(土)/2003年◆
 お店に出てすぐに、処方箋がFAXで襲来。
 そのほとんどが小児科であった。
 やはり夏休みとはいえ、親が休める時でないと、なかなか子供を病院に連れて行くのもままならないのだろう。
 小児科の薬を用意する時に厄介なのは、薬の分量を小児向けに計量しなればならない事。
 錠剤なら割って、散剤(粉薬)ならば袋から出して音叉振動式電気計量計でコンマ1mgまで計る。
 そして、それをパッケージングしていくので1人分を用意するだけで10分~30分程度を要する。
 それが連続して来ているので、用意しているうちに「あれ、○○ちゃんのはどこまで出来たっけ」とか、「△△(薬名)は、どこ~!?」とか、「それはもう用意したよ」という大混乱に陥る。
 もちろん、それだけに患者さんに渡すまでには何度も確認するのだが、ちょっと患者さんには見せられない光景である。
 しかも、中には兄弟姉妹で受診していて、それが3姉妹であったり双子の兄弟だったりで、二重三重の罠である。(←罠ってなんだ。)
 そう言えば以前にある小児科の先生に聞いた話で、患者の母親から診察を予約する電話があって受けたら、当日連れてくる子供を親が間違えたなんて事もあったとか。
 他にも、病院で診察後にすぐに薬を子供に飲ませる時に、飲ませる子供を親が間違えて昏睡してしまったなどの危ない話も聞いた。
 医療関係者も気をつけるようにはしていますが、親が自分の子供を間違えるという事までは分かりようがないので、くれぐれもご注意下さい(^-^;
 やっと全てを用意してホッとしたところで、炭酸水素ナトリウムが余った。
主に胃酸過多などの時に処方されたりする。小児科に混じって大人の患者さんの処方箋も来て、その薬を用意する時に使ったのだ。
 余っているのは1g程度。値段は安いので捨ててもかまわないのだが、なんだかもったいない。
 お母んがこともなげに「舐めちゃったら」というので試してみた。
 しょっぱい~(>_<)
 そりゃそうだよ、ナトリウムなんだから。塩と似ている。
 なんでも昔は小学校の家庭科の授業で、お饅頭を作るのに膨らし粉として使っていたとか。
 ン十年前の話だ(笑)?
 献血者の輸血でB型肝炎になったとみられる女性が死亡したとのニュース。
 女性はもともと循環器系の疾患があったため、劇症肝炎が死因と断定はされなかったらしい。
 だとすると遺族が解剖を希望したのか、それとも医療機関の方で解剖をしたいと遺族に申し出たのか。
 いずれにしろ、死因の特定がなおざりにされなかったお陰で今回の事が分かった。
 そして残念だったのが、日赤の対応。
 死亡した女性は手術で複数の人からの献血を輸血され、献血者の一人が献血をした後に「病院でB型肝炎ウイルス(HBV)に感染していると言われた」と日赤に連絡。
 連絡を受けた日赤は保管していた血液を再検査したが、HBVは検出されなかったため、追跡調査を打ち切ってしまったのだとか。
 今やウイルスを検出できない期間(ウインドーピリオド)がある事はマスコミでも報道されていて、素人でも知っている事のはず。
 肝炎ウイルスなどの感染が判明した人が過去に献血していたことが分かった場合、その血液を輸血された患者に検査および治療を呼びかける必要性がある事は明らかなのに、どうして怠ったのか。
 患者と相対している医師でさえ、仕事としてこなしていくうちに患者が人間であるという事を忘れてしまうという。片付けなければならないノルマの1つになってしまうのだ。
 日赤のスタッフもまた、自分たちが扱っている物がなんであるのかを忘れてしまったのかもしれない。
 自分の仕事も流れ作業になっていやしないかと自戒。
 気象庁の発表によると、関東地方もやっと梅雨が明けたようだ。
 ニュースサイトを見てみると、ビール業界や家電メーカーなどは、これからの盛り返しに期待しているとの事。
 ビール業界や家電メーカーなどは季節ごとの業績の事を大手を振るって公言できて羨ましい。
 まさか医療業界が、「今年の夏は天候不順で体調を崩す人が多いと予想しており、収益増を見込んでいる」なんて言えないからねぇ(笑)
 今日は隣の戸田市で花火大会があり、奥さんが観たいと言うので早くお店をあがって出かけた。
 戸田公園駅から花火の観覧場所まで歩いて行くと、通りには屋台が何軒も並んでいる。
 カキ氷の屋台を覗くと、「シロップかけ放題」の文字が。しかも、シロップの入ったケースには蛇口まで付いていた。子供たちは、2~3種類のシロップをかけたりしていた。
 自分はそれはしなかったけれど、ラムネ味に惹かれてカキ氷を食べた。
 その後で「具だくさん」と書いた札を掲げていたヤキソバの屋台を見つけて、試しに買ってみた。後でパックを開けてみるとビックリ。
 屋台のヤキソバなんて、「高い・マズイ・ショボイ」物だと思っていたのだが、他の屋台と同じ値段でありながらボリューム満点だった。
 入っているキャベツやニンジンも大きめに切ってあって、キクラゲやウズラのゆで卵なども入っている。
 麺も太めで食べ応えがあり、味も申し分ない。う~む、女将さんの心意気といったところだろうか。
 とまぁ良い事もあったが悪い事、と言うか嫌な事もあった。
 花火を観覧する土手には、当たり前のように場所取りのブルーシートなどが敷いてある。それでも、誰かしら人がいるのはいい方で、中には誰もいないのに敷き詰めてあったりする。
 それどころか、ハーケンなどの大きな金具でビニール紐などを地面に打ち付けて場所取りをしてあったりするのだから呆れる。多くの人出があるのに、転んだりしたらどうするのか。
 そんな訳で、私もそうだし他の多くの人たちも座る場所に困って右往左往していた。
 そのうちに打ち上げ開始の10分前になった。
 そこで、ロープだけ張って誰もいない所などには、ポツポツと人が座り始めた。そりゃそうだ、誰も来ないのなら空けておく必要はあるまい。
 そもそも事前の場所取りは主催者側も禁止している。
 で、私もすでにどこが取ってある場所だか分からなくなってる所に座った。
 そして、もうすぐ始まるという頃になって場所を取っていたらしい一団がやってきた。
「なに座ってんのォ! そこ取ってたんだよォ!」とオバサンが怒鳴りつけてくる。
 お怒りはごもっともですが、主催者が場所取りを禁止している以上、違反しているのはそちらです。それに、持ち主が不明で放置してある物は拾得物として扱われる物です。
 そう説明すると旦那さんらしい人が、「理屈を言うか!!」と怒り出した。
 理屈じゃないって。アンタは規則と言うものを知らんのか。
 周りの人たちも戸惑うばかりである。
「普通、子供がいたら譲るわよねぇ」などとまで言い出して溜息。
 なるほど、子供をダシにするという事は、自分の方が正しくない事は分かってるワケね( ̄▽ ̄)
 とりあえず、もうすぐ花火が始まるのでいつまでも騒がれるのは迷惑。
「空いてるスペースはあるんですから座ったらいいでしょう」と勧めた。
 すると、「ああ、座るよ! 当たり前だろ、こっちが先に場所取ってたんだから!」と逆ギレ。連れの子供がオロオロしてて可哀相なくらいだ。
 一家族だけじゃなくて三家族ぐらいの一団だが、誰も自分たちが悪いとは思わないらしい。座ってからも文句をブツクサ言うは、周りの人たちを威嚇するは(動物かい(^-^;)、まるでお子様の集団であった。
 なんだかなぁ。子供がまっすぐ育つか心配になる。
 
 花火の方は、不況の影響か玉数が減っているとはいえ、花火師の工夫や腕の冴えとでも言うべきか、タップリと楽しめた。
 何枚かスローシャッターで撮影してみたので、よろしければ覧下さい。
 http://magical-shop.web.infoseek.co.jp/photo/200308/index.html
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◆8月3日(日)/2003年◆
 今日は私が所属しているゲームサークル『SNAKE-EYES』のコンベンションである。
 予定通りに出発し、会場に向かった。
 http://www.snake-eyes.gr.jp/
 夏休み中で他の行楽に出かけているのか、それともワンダーフェスティバルと同じ日だからなのか、久しぶりに参加者が30人を割った。
 http://www.kaiyodo.co.jp/wf/garage.html
 運営費としては赤字だが、人が少ない方が部屋は快適(笑)
 そして今回は現場責任者の武井くんに勧められて、ゲームに参加する事になった。
 いつもは事務作業をしているので、ゲームに参加するのは久しぶりである。
 1年ぶりくらいかもしれない。
 さて、なんのゲームかと言うと、『SNAKE-EYES』がなんのサークルかをしなければならないかな。
 『SNAKE-EYES』の活動で扱っているゲームは、『TRPG』である。
 これは、『テーブルトークロールプレイングゲーム』の略で、直訳すると『対話型役割演技遊戯』とでもなるだろうか。ひらたく言えば、“ゴッコ遊び”である。(やや、ひらたく言い過ぎかも)
 アメリカでは子供の遊びとしての他に、学校などの教育の現場で活用されたりしており、日本でも一部の学校では取り入れてるところもあるようだ。
 むしろ日本では、子供たちにイジメッ子の役やイジメラレッ子の役をやらせて、その“気持ち”を体験させたりと言う使い方をされていて、やや硬いイメージがあるかもしれない。
 一方でテレビゲームで“トーク(対話)”を省いた『RPG(ロールプレイングゲーム)』として、『ドラゴンクエスト』などの方がメジャーになってしまったために、悪いイメージの方が定着してしまった感もある。
 http://www.square-enix.co.jp/
 とにかく『TRPG』とは、様々な世界で様々な役になって対話しながら楽しむゲームの事だと理解してもらって不都合は無いはずだ。
 様々な世界と言ったが、それこそ各種のゲームがあり、いわゆる剣と魔法の出てくるファンタジーな世界もあれば、現代を舞台にした物や、宇宙を舞台にした物、ホラーやバトル中心の物などがある。
 そして、それぞれの世界でゲームごとのルールに沿ってキャラクター(登場人物)を設定して、そのキャラクターを演じる。
 子供の頃は、やはり演じるなら強くてカッコイイヒーローが良くて、やたらと腕力があったり頭が良かったりと弱点の少ないキャラクターを作成していたが、年を経るにしたがって“弱点のある人物”を演じるのが面白くなってきた。成長したねぇ(苦笑)
 今回は3種類のゲーム卓が立ち、その中の『ガープス・マジカルシーフ』というゲームに参加した。
 この『ガープス・マジカルシーフ』の舞台は、現代の日本である。
 しかし、1つだけ特徴的な法律のある世界だ。
 その法律は、『怪盗法』───。
 私も初めてプレイするゲームなので解説を間違っていたらゴメンなさい。
 私の理解したところによると、ゲーム中の日本では激増する凶悪犯罪を“コントロール”するため、泥棒をしても良いという法律が施行されているとの事。
 ただし、条件が幾つかある。
 まず、盗む前に必ず警察に、「いつ・どこで・何を」盗むかを予告しなければならない。そして、予告時間ピッタリでは盗むのは無理なので、予告時間の前後一時間以内ならばいつ盗んでも良い。ただし、予告をした本人だと証明するために、予告時間の前後1時間以内に必ず一度は警備している人間の前に姿を現す事。
 犯行後、5時間逃げ切れば現行犯ではないものとして追跡されない。そのため、正体がバレても逮捕される事はない。
 それと盗む時には、窓ガラスを割るなどの器物損壊や、人を傷つけるなどの過剰な抵抗はしてはならない。
 これらを守る事で、泥棒が許されるのである。
 さて、そうなると中には人々の人気を集める怪盗団もいたりして、さらにそれを捕らえようとする探偵団も存在する。探偵団の多くは、それこそ人気商売のアイドルグループなどで、これまた多くのファンがいたりするのである。
 今回のGMさん(ゲームマスター/ゲームの進行係であり審判であり監督でもある)の言によると、いわば『ルパン三世』や『キャッツアイ』、『怪盗セイントテール』を演じて楽しむ事ができるゲームだそうだ。確かに。
 そんな世界観の中で、プレイヤーたちは新進気鋭の怪盗団のメンバーを演じるのだ。
 怪盗団のチームは4人。
 おとり役のファワード、変装術を駆使するスカウト、道具を用意するメカニック、策を練るプランナーの中から好きな役どころをという事で、私はメカニックを選んだ。
 自分が演じるキャラクターだから、みんなどうやったら楽しめそうかを考えながら性格や能力などを決めていく。
 さっきも言ったが、オールマイティーで有能なキャラクターを作ってもあまり面白くはない。なにがしか弱点があった方が楽しい。
 なので私は、性格を“誠実で正直”と設定した。泥棒なのに、誠実で正直ってのは間違いなくゲーム(物語)の途中で面白い事になるはずだ。
 女性スタッフには、「北さんが誠実なキャラ? 絶対無理!」と笑顔で断言されてしまったがσ(^◇^;)。
 他のプレイヤーさんたちも、それぞれに自分のキャラクターの設定をしていくのだが、なにげに弱点を作るのが楽しい様子。
 フォワードは目立ちたがり屋(泥棒が目立ってどーする)、スカウトは強欲(金に目がくらんで失敗するタイプだな)、プランナーは深謀遠慮(石橋を叩き続けて渡れないぞ)という具合である。
 そしてキャラクターの設定ができたところで、怪盗団のチーム名と盗む時の登場方法を話し合った。
 プランナーの提案で音楽を流す事になったのだが、理由は後片付けがいらないから(笑)
 確かに逃げなくちゃならない事を考えれば、音楽を流すのは楽な方法。で、その曲目はクラッシックがいいとスカウトが言い出して、私がバッハの『トッカータとフーガ』にしようと言ったら、あっさり通ってしまった。目立ちたがり屋と設定したフォワードは呆れていたが(苦笑)
 と言う事で、怪盗団のチーム名は『旋律のバッハ』と決まった。怪盗団にしてはマヌケな名前である事よ。
 さて、そんなこんなでゲームは開始された。
 以下は、今回のゲームのストーリーである。
 ここまで読んでちっとも興味の湧かなかった人は明日の日記まで飛ばしてもらってかまわない。
 ゲームのストーリーは基本的にGM(ゲームマスター)がシナリオを用意しておくのだが、ゴッコ遊びはアドリブが身上。どんな展開になるのかは誰にも分からない。GMが用意した罠に次々とはまって大波乱の物語になるか、偶然の積み重ねでまったく山場の無い淡々とした物語になるか、神のみぞ知るである。
 それと、各キャラの名前もプレイヤーが設定しているが、著作権が絡んでくるので、ここではフォワード、スカウト、メカニック、プランナーという役割で表記しておきますです。
 先にも書いたように、このゲームの世界では怪盗法によって予告した上での泥棒行為は認められているので、新進気鋭の売り出し中の怪盗団が盗みのテクニックを競い合うテレビ番組などもある。
 我々『旋律のバッハ』も、とある高校の女教師とその生徒たちで結成したチームであり、これから名を売ろうという怪盗団だ。
 そこで、そのテレビ番組に出演し、見事に番組側で用意した賞金を指定された場所から盗み出す事に成功した。
 それで気を良くした私たちは、師匠の家に訪れた。(すでに怪盗が職業として成立しており、ゲームのタイトルに『マジカルシーフ』とある通り、魔法が存在していて、各怪盗たちにはそれらを教える師匠がいるという設定なのだ。)
 すると師匠が倒れていて、介抱する一方で師匠の家にある書斎を調べてみると、特別な魔法の薬が必要だと言う事が分かる。
 しかし、その魔法の薬は高価で、また自分たちには作り出す事ができない。
 そこで、魔法の研究をしている人を頼って譲ってもらえるように交渉に向かった。
 相手は薬を譲るにあたって金銭ではなく、博物館に展示されている古代アステカの石仮面を要求してきた。
 物語の展開としては、当然博物館に盗みに行くところだが、ここで各プレイヤーたちが設定したキャラクターの性格を考慮する事になる。
 私は“正直で誠実”な性格としたので、多少の危険は伴うが依頼された通り博物館に盗みに行こうと主張した。
 ところがスカウトは“強欲”という設定なので、どうせなら石仮面と薬を両方とも盗んでしまおうと言い出した。プランナーも、石仮面はともかく博物館より個人宅から薬を盗む方が楽で安全だと言う。
 しかし私はあくまで「騙すのは良くない」と反対し(泥棒なのに)、“目立ちたがり屋”であるフォワードに「博物館から盗み出した方が目立つぞ」と持ちかけて、みんなを説得してくれるように持ちかけた。
 この交渉こそが『TRPG』の醍醐味である。あらかじめプログラムされたスタンドアロン(ネットに接続されていない環境)のコンピュータゲームでは楽しめない。
 で、やはり名前を売るためには博物館から盗む事にしようと決まった。
 そうなると、まずは警察に予告状を出さなければならない。それを怠ると、逮捕される事になってしまう。
 で、フォワードが「どうせなら予告状も目立つようにしたい」と言うので、予告状自体を博物館の展示コーナーに展示物のように置くという演出をした。
 ちなみに、これらのキャラクターの行動は“行動宣言”という事で、GMに「○○をします」と伝えて、GMが「分かりました」と了承する事で認められる。GMが自分の用意したシナリオに固執するかどうかなど、キャラクターの取れる行動はルールよりも多分にGMの性格と懐の広さに左右される。
 予告状を出したら、次は侵入経路と逃走経路の下調べと、手順の確認である。
 いやぁ、悪巧みって楽しい(笑)
 なんか“いけない相談”をしているみたいでワクワクしてしまう。
 そして予告した時間(ゲーム内の)になり、プランナーが囮のハングライダーを飛ばして警官隊を陽動したところで、フォワードがさらに現場を混乱させて、その隙にスカウトが忍び込んで石仮面を盗み出した。
 あとはメカニックである私のキャラクターが用意した車で逃走するだけである。
 ところがそこに、美形のアイドル探偵が登場。しかも、ただ顔がいいだけじゃなく、実力のある探偵だ。
 警官隊や、探偵などのキャラクターはGMが演じている。1人で何役もこなしつつ、ルールの判定などを行う。
 ルールでは、盗み出す時に過度の抵抗は禁止されている。あまり強力な武器を使う事はできない。
 そこで、目立ちたがり屋のフォワードが特殊な加工をしたトランプを探偵に投げつけた。探偵の服を壁に縫い付けてしまおうというのである。狙い通りに使えるかどうかは、3個の6面ダイス(サイコロ)で判定する。この時にダイスの出目だけでは偶然性に左右されすぎてしまうので、キャラクターの能力値に基づいて判定される。
 例えば、やはり運動能力が高ければ命中率も良い。そこで、キャラクターの運動能力値が15の場合は、15以下の出目が出れば成功となる。(6面ダイス3個の最高値は18だから18が出れば絶対に成功である。)反対に運動能力値が10などの低い数値設定だと、10以下の出目を出さなければ失敗してしまう。つまり、運動能力が低ければ成功率も低い訳だ。
 フォワードが投げたトランプは見事に命中、探偵の足を止める事ができた。
 そこですぐに脱出すればいいものを、スカウトが“強欲”なうえに“好色”という性格設定だったため、カメラ付き携帯電話で美形な探偵の写真を撮っておきたいと言うので撮影した。(当然、プレイヤーが「写真を撮ります」と宣言して、GMがOKを出したからである)
 そんな余計な事をしていたら、探偵の方もトランプを振り払ってしまって、また追われるハメになってしまった。仕方が無いので、フォワードがもう一度トランプを投げつけた。ただし今度は、探偵のズボンのベルトを狙って。
 哀れ美形な探偵は、ベルトを落とされてパンツ丸出しになってしまった。
 そうしたら、スカウトがまたも写真を撮った。おいおい(笑)
 こうして、無事に石仮面の盗みに成功し、石仮面を良く調べてみると額の所に宝石らしきものがはまっていた。すると、なんとスカウトがその石を取り外してしまった。
 曰く、「依頼されたのは仮面なんだからいいでしょ」と。
 えーい、この泥棒め(笑)
 かくして、額の石を取り外した仮面を依頼主に渡すと、約束通りに魔法の薬をもらい、それを師匠に飲ませて一件落着。……と思いきや。
 なんと石仮面には魔物が封印されていたはずだと、目覚めた師匠に教えられた。石仮面の額に埋め込まれていた宝石が、封印だったのだ。
 放っておけば、石仮面を手にした人物が魔物に取り付かれてしまう。かと言って、事情を話して宝石を返すとなると、もしかすると予告無しに宝石を盗んだという事になって逮捕されてしまうかもしれない。
 そこで、今度は石仮面を渡した人物から石仮面を盗み出す事に決まった。
 犯罪の隠蔽のために、また犯罪を犯そうというのだ。ひどい話だな、おい(笑)
 かくして、改めて警察に予告状を出して、周囲からは「なんで個人宅なんて狙うんだ?」と不審がられながら、手はずを整えた。
 ところが、アイドル探偵がこのあいだ恥をかかされたのがよほど悔しかったのか、事前に情報を流していて、ファンの女性たちまでもがアイドル探偵を加勢するために駆けつけていて容易に侵入できない。
 そこでプランナーが立てた計画は、容赦の無いものだった。それは、スカウトが撮影した、前回の恥ずかしい写真を印刷してバラまくというもの。
 ネットを通じてハッキングして画像データを流す方が手軽だが、ファンの女性たちを混乱させるためには、写真という物理的な物が良いという事で、メカニックの私が急遽その画像をプリンターで増刷した。
 そして予告時間、アイドル探偵のパンツ丸出しの写真が何百枚と空からバラまかれた。ヒドイ作戦だね、どうも。
 そのおかげで侵入は成功したものの、こちらの作戦に逆上したアイドル探偵には手を焼いた。あんまり手を焼いたので、動きを封じるためにフォワードが例のトランプでまたも服を切り裂いて裸にしてしまった。なんと、下品な展開。
 しかし、ギャグはそまで。すでに石仮面の封印が解かれていたため、手にした薬をくれた人物は魔物に操られていた。
 本人に危害を加えてしまっては怪盗法違反である。なんとか魔力を封じながら戦うという不利な展開になり、プランナーが策を立てて、なんとか封印のための宝石を石仮面の額に戻す事ができた。
 そして、石仮面ごと持ち去って逃走した。
 ちなみに、本当は変装術が得意なスカウトが、警察官に変装してスリ替えるという方法もあったのだが、強欲なスカウトに宝石を預けると、そのままトンズラしそうだったので、強行的に侵入して苦労するハメになった。同時に、スカウトが好色で、アイドル探偵の写真を撮っていたのが役に立ったのだから、何が幸いするか分からないものであるなと、妙に感心。
 ゲームが終了してから、GMがゲームの展開上使わなかったネタなどの話を聞いた。
 アイドル探偵の服を脱がすというのは予想していなかったので、まさかこんな下品なギャグ物になるとは思っていなかったとの事。
 この、用意したネタにおさまらないところが楽しい。
 それと、やはり私に“正直で誠実”な性格を演じるのは無理だという事が証明されてしまった(苦笑)
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◆8月4日(月)/2003年◆
 “歯の薬“”が欲しいという患者さんが来店。
 実は何度か来ている患者さんである。歯の薬とは痛み止めの消炎鎮痛剤の事なのだ。
 それが分かってるから、続けて「炎症剤ちょうだい」と言ったのはご愛嬌。
「炎症させてどーする」というのは野暮なツッコミである。
 それと一緒に、“化膿止め”も欲しいと言う。ウチで化膿止めと言えば、漢方薬の排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)の事である。読んで字の如くの名前で、化膿の原因になっている毒素を排出して散らす事が出来る。
 しかし、まだ歯医者に行ってなかったんですか(^-^;
 何度も勧めているのだが、歯を抜かれるのが嫌で薬だけを買いに来ている。
だが、消炎鎮痛剤で痛みを抑えて化膿止めで虫歯の進行を遅らせても、絶対に治る事は無い。
 販売を禁止されてる薬じゃないし、もし売らなくても他の店に行くであろう事は目に見えている。
 となれば言い方は悪いが、この患者さんを目の届く所に置いておかないと心配。とりあえず根気良く歯医者に行く事を勧め続けるしかない。 
 どうも『虫歯』という名称が、「痛みはともかく、たいした事は無い」というイメージを与えているのではないかと思う。
 それは大きな間違いで、虫歯は“不治の病”なのである。癌(ガン)でさえ完治する可能性は現代においては大きいと言えるのに、虫歯だけは“完治”する方法は未だに無いのだ。
 現役の歯科医が書いた『歯は中枢だった』と言うトンデモ本があるが、虫歯を内臓疾患に例えれば、臓器移植、しかも人工臓器に交換する以外に治療のしようが無い。
  http://homepage3.nifty.com/hirorin/tondemotaisho2003hahachusu.htm

 普通の病気なら早期発見早期治療によって回避できる病巣の切除も、虫歯の場合はどんなに初期でも削る以外に方法は無く、ただひたすら予防する以外に有効な手立てが無いという、他に類を見ない恐ろしい病気なのである。
 そのうえ、感染症だから虫歯の患者が自分の箸で料理を取り、その同じ皿から他の人が料理を取れば感染してしまう。だから、特に幼い子供がいる場合は、親が使っている箸や皿は絶対に子供が食べる物に触れさせないようにしなければならないのだ。
 ゆめゆめ油断なされぬように。(←何故、時代劇口調なんだ。)
  
 北朝鮮から非政府組織(NGO)『レインボーブリッヂ』が持ち帰った子供の手紙と写真を、政府支援室を通じて拉致被害者が受け取ったニュース。
 『レインボーブリッヂ』事務局長の小坂浩彰氏の記者会見は何度見ても笑える。
 まさか、こんな面白いキャラクターが登場するとは思わなかった。
 http://www.ngo-rb.org/
 当初、小坂氏は写真は政府支援室に預けても良いが手紙は直接拉致被害者に渡したいとゴネていた。その理由が、「手紙には封がされていないから第三者に委ねられない」と言うので、テレビの前でズッコケてしまった。
 だったら、自分が封をすればいいじゃん(笑)
 もしかすると、それを誰かに突っ込まれたのか、結局は政府支援室に預ける事となった。
 『レインボーブリッヂ』の活動を調べてみると、やってる事に関しては人道支援という事で、特に非難されるべき点は無いように思える。
 しかし、分別はつけてもらいたいとも思う。
 私はNPO(特定非営利活動法人)の子供教育の団体に関わっているが、正直なところ“善意”ほどやっかいでハタ迷惑なモノはない。
 なにしろ、自分たちのやってる事は正しいと思い込んでいるものだから、検証するという視点に欠けている。
 だから私は、「子供の教育を国にまかせっきりではいけない」という主旨には賛同しているから関わっているが、距離を置くようにしている。でないと、どうにも危険な気がしてならないのだ。
 肝心の子供たちに目を向けずに、幻想の中の勝手なイメージの子供のための活動をしてしまいそうで。
 今回の騒動も、記者会見やインタビューでの小坂氏を観ていると、なんで騒ぎになってるのか本当に分からないといった顔でキョトンとしてる。
 何を叱られてるのか分からない子供と同じ表情で、おそらく『レインボーブリッヂ』が胡散臭く思えてしまうのは、これからも何をしでかすか分からない警戒心を抱かせるからだろう。
 一方、拉致被害者が政府に対して不信感を抱くのも、政治取引に利用されるのが不愉快なのも良く分かる。良く分かるが、情に流されない対応こそが、必要なのだと私は思う。
 政治取引に使われると言う事は、目的が定められるわけで、目的が定まっていれば道筋も付けようがある。
 少なくとも拉致被害者やその家族はともかく、支援者までが同じ視点で腹を立てるのは感心しない。
 むしろ政府を動かすのに今まで何十年もかかったのは、情に訴えていたせいではないだろうか。
 政治家の既得権益などは良く批判の対象となり槍玉に挙げられているが、実効力を考えれば、もっと早く“人気取り”として使える事を知らしめて働きかければ良かったのにと思う。
 子供の便秘で親御さんが来店。
 子供用の浣腸を下さいと言われたが、念のために便秘の状態を尋ねた。
 訊くと、浣腸してもなかなか出なくて、出ても兎のようにコロコロした便だと言う。
 便がコロコロしているのは、腸が痙攣している可能性がある。
 腸が痙攣している便秘の場合は、いくら浣腸をしても無駄である。むしろ、腸に無用な刺激を与えて腹痛を起こしてしまう事もある。下剤も同じ。
 そして、子供が痙攣性の便秘を起こすのは、ほとんどが精神的なストレスが原因だ。
 そこでさらに詳しく話を訊くと、思い当たる事としては下の子供が生まれてから便秘になったようだとの事。
 おそらくその推測で間違いないだろう。
 親としては、上の子も下の子も同じく接しているつもりだろうが、子供の感じ方はコントロールできるものではない。下の子供ばかりをかまってるように感じて、それがストレスになっているというのはあり得る事だ。
 だとすると、便秘をどうこうというより、精神的なストレスを緩和してあげた方が根本的な治療になる。
 漢方薬では、小健中湯(しょうけんちゅうとう)が有効だろう。
 ところが、ここで問題が。なんでもその子は、大の薬嫌いなのだそうだ。
 ゼリーに混ぜて飲ませるのもダメだという。
 う~む、困ったな。
 ハンバーグのような物に混ぜても分かってしまうかもしれない。
 考えているうちに、ポンッと閃いた。
 カレーはどうだろうか。
 カレーの原料になっているスパイスは、そのほとんどが漢方薬の原料と同じである。あの独特の色も、ウコンが入ってるからだ。
 それにカレーは匂いも味も濃い。漢方薬を入れても気づかないはずだ。
 聞けば、その子もカレーは大好きとの事。
 好きな物を食べるというのもストレスの緩和になる。上手くいくかもしれない。
 親御さんも試してみるという事で、小健中湯を買っていった。
 さて、結果はいかに。
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