(1) 体を冷やす作用のある水分が不足、あるいは循環が阻害されて、体内で発生する熱を制御する事ができずに、体温が上昇したり熱が体内に篭る状態を虚熱と云う。 (2) 本当に熱を発生している訳ではないため、冷やしたり解熱するなどの治療をすると、症状を悪化させてしまうので注意が必要。
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お血 (おけつ)
(1) 基本的には、不要な血が特定の部位に溜まるなどの循環障害を指す。 (2) 原因としては、外傷・炎症・高熱・手術侵襲・出産・月経異常・出血性疾患・免疫異常など、あるいは寒冷による血管収縮・血管運動神経の失調(気滞)・心血管系疾患など様々なものがある。 (3) 血の停滞している部位は熱を帯びたり重だるく感じたりして、血の届かない部位では体温が下がったり栄養が行き渡らず、諸症状を引き起こす。…