高齢のお客様が外用鎮痛剤の棚で行ったり来たりしていて、『ハリックス55IDプラス』を選ばれたところで声をかけてみると、強めの薬とは知らなかった模様。
主訴は腰痛だそうだからインドメタシン製剤で良いものの、肝臓の珍しい病気で通院していて、担当医には腰痛のことを相談していないというため、『ハリックス55IDプラス』を使うことを報告するのと、お薬手帳を持ち歩くようお願いしたうえで、お買い上げいただいた。
お薬手帳があれば、処方されている薬の働きを調べることができるから、ある程度は市販薬との併用の判断ができるし、それが難しい場合でも調剤してる薬局に問い合わせてみるということが可能となる。
だから、お薬手帳は病院に行くときだけでなく市販薬を買う時にも、いやそれどころか普段出かける時にも財布と同じように持ち歩いてもらいたい。
出先で事故に遭った場合、お薬手帳があれば早く手当をしてもらう事ができるし、災害などで家に帰れないまま避難所に行くことになったさいには、医師の診察を受けなくても処方されている薬を受け取ることができるので。
『バルサンEXノンスモーク』を購入された若い夫婦のお客様に、2週間後にまた焚いた方が良い事をお話しすると、ご存知だった。
燻蒸剤はゴキブリの卵には効かないので、卵が孵った頃に再び焚くのが効果的。
そして燻蒸剤を焚くのは殺す事だけではなく逃げてもらう事も目的だから、ご近所さんより早く焚いた者勝ちなのだ。
そうお話すると、今まで出なかったのが急に出たというから、もしかすると近所の方が先に焚いたのかもしれない。
お客様には、台所にはハッカ油を撒く方法もあること教えた。
ハッカ油ならば、食器や食材などに付いても毒性が無いので安心なんである。
僕は、お薬手帳はスマホのアプリです。本当は目に見える形の紙の物が良いのですが、持ち歩くって意外と大変なんですよね。それに、アプリだと、カメラ機能でQRコードを使って取り込めるのが魅力なんですよ。
お薬手帳アプリ、スゴイですよね。
使ってる患者さんに見せてもらったら、薬の情報が専門家レベルの内容で、相互作用なんかを調べやすくて。
課題は、本人が気を失ってるときや、災害などで電源を確保できない場合で。
直近の情報だけでも印刷しておいた方が良いかもしれません。