病院を敵扱いする陰謀論もありますが

 やや高齢のお客様が、以前に使用した事があるという漢方薬を探しに来店。
 名前は覚えていなかったが、足が攣った時に使ったそうで、どうやら『芍薬甘草湯』らしいと分かった。
 ただ、『芍薬甘草湯』はあくまで一時的に用いる物。
 繰り返し足が攣るようだと、単純な足の疲労などではなく、心臓が関係する可能性があるため、病院で診察を受けるよう勧めた。
 御主人も同じように足が攣るそうなので、この暑さから水分代謝が夫婦で悪くなっているのかもしれない。
 生活環境や食事が同じだと、そういう事もありえる。
 その場合には、『五苓散』が適応する事をお話したけど、まずは病院で体調を調べてもらった方が良いだろう。

 鼻腔を開く器具を探しているという、お客様が来店されたので『ブリーズライト』を案内した。
 鼻づまりを起こしているのがお客様自身なのか尋ねると、中学生の娘さんだという。
 そこで、上半身を温めて鼻の通りを良くする『葛根湯加川きゅう辛夷』と、患部を冷やして治す『荊芥連翹湯』を紹介した。
 鼻汁が喉に落ちてくるようなら、『辛夷清肺湯』も候補になるところ。
 すると、娘さんは痩せ型で生理が重いとの事だった。
 ううむ、血流が悪くて上半身に熱が篭ってしまうのかもしれない。
 鼻づまりと生理が重いのが関連しているのなら、『当帰芍薬散』を使ってみるのも一つの手だ。
 なにより、思春期の生理の症状は、早めに手を打っておいた方が良い。
「生理が重いのが当然」とか「生理は痛いもの」というのが本人の中で普通になってしまうと、成人してからも「いつものこと」と思い込んで重大な病気を見逃してしまう可能性がある。
 ただ、そうなると服用後の経過観察が重要になるし、体質や症状に合わせて変更することも考えなきゃならないので、ドラッグストアーの手に余る。
 今回は漢方薬については、漢方内科の医院を紹介するだけに留めた。

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