11月 23, 2014 - 漢方薬処方, か行処方    No Comments

五苓散(ごれいさん)
浮腫、ネフローゼ、二日酔い、急性胃腸カタル、下痢、悪心、嘔吐、めまい、胃内停水、頭痛、尿毒症、暑気あたり、糖尿病


適応症状  

 口渇、尿量減少するものの次の症状:
 浮腫、ネフローゼ、二日酔い、急性胃腸カタル、下痢、悪心、嘔吐、めまい、胃内停水、頭痛、尿毒症、暑気あたり、糖尿病

用方・容量(顆粒製品の場合)  

 1日3回、成人1回1包(2.5g)を食前にお湯または水で服用してください。
 ただし、15歳未満7歳以上は2/3包、7歳未満4歳以上は1/2包、4歳未満2歳以上は1/3包。

組成(顆粒製品の場合)  

 3包(7.5g)中、次の成分を含みます。
  タクシャ(沢瀉)4.0g   
  ソウジュツ(蒼朮)3.0g
  チョレイ(猪苓)3.0g
   ブクリョウ(茯苓)3.0g
  ケイヒ(桂皮)1.5g
 以上の割合に混合した生薬より得たエキス2.0g含有します。

類似処方鑑別  

猪苓湯
 尿量減少、口渇という症状は同じだが、さらに排尿痛、尿の淋癧、排尿後不快感などのある場合に用いる。

八味地黄丸
 
中年以降老齢者に用いることが多く、口渇ならびに頻尿、多尿、乏尿、排尿痛、夜間尿などの排尿異常を訴え、その他倦怠感、腰部の冷え・痛みの症状のある場合に用いる。なお、腹診上、下腹部の軟弱無力が認められる。

呉茱萸湯
 冷え性の人で発作性に強い頭痛が起こり、それに伴って嘔吐がある場合に用いる。

苓桂朮甘湯
 のぼせ、めまい、身体動揺感などの症状があって、尿量減少、口渇、嘔吐の症状が顕著でない場合に用いる。

使用上の注意  

1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください
 (1)本剤を服用後、症状の改善が認められない場合は、他の漢方薬を考慮する事。
 (2)発疹、痒み等の過敏症状があらわれる事がある。
 (3)複数の漢方薬を併用する場合は、含有生薬の重複に注意する事。(特に甘草を含有する漢方薬の併用には、より注意を必要とする。)



2.服用に際して、次のことに注意してください
 (1)定められた用法、用量を厳守してください。
 (2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
 (3)本剤は、2歳未満の乳幼児に服用させないでください。



3.服用中または服用後は、次のことに注意してください
 (1)本剤の服用により、発疹・発赤、かゆみ、悪心、食欲不振、胃部不快感等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。 
 (2)本剤を服用することにより、尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
 (3)1ヵ月位(感冒、鼻かぜ、頭痛に服用する場合には、数回)服用しても症状の改善がみられない場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
 (4)長期連用する場合には、医師または薬剤師に相談してください。



4.保管及び取扱い上の注意
 (1)小児の手のとどかない所に保管してください。
 (2)直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。
 (3)1包を分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に使用してください。



5.その他
 本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少色調等が異なることがありますが効能・効果には変わりありません。


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