• タグ別アーカイブ: 響声破笛丸
  • 日焼けや火傷(ヤケド)で最初にできる対応は冷やすコトだけ、とにかく流水で冷やす

     お客様が『ポピショット』をレジに持ってきたけれど、主訴は喉の痛みで喉を使う仕事をしているというお話もあったため、抗炎症剤のアズレン製剤のスプレーを勧めて変更となった。

     また、飲み薬として名前が効能を表している『響声破笛丸』を紹介した。

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     夫婦のお客様が来店し、奥さんの日焼けの相談を受けた。

     日焼けというのは火傷と同じだから、初期にできることはとにかく流水で冷やすことで、冷やした後は炎症を抑える塗り薬を使い、落ち着いてきたら保湿クリームなどに乗り換えることを説明したところ、保湿クリームは家にあるとのことだった。

     お客様の患部はまだ赤く、ピリピリ感もあるというため虫刺されと兼用できる『ムヒアルファS2』を案内してお買い上げいただいた。

     また、日焼けをした患部は、表面の熱を発散するためと壊れた皮膚の材料を運ぶために血流が体の表面に集まって内臓の働きが悪くなるので、数日は胃に優しくて消化の良い食事をするよう勧めた。

     お客様からは「いいこと」を聞いたと言ってもらえた。

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     お客様から、日焼けでできた水泡に『ハイドロコロイドパッド』を使って良いか質問を受け、水疱が破れた場合に備えて滅菌ガーゼと抗生物質の組み合わせを提案したところ、自分で買った火傷の薬があるというので売り場を見て同じ商品があるか探してもらうと『ドルマイシン』だった。

     良い選択をしているので滅菌ガーゼのみお買い上げいただき、水疱は可能な限り保護するようお話しした。

     水泡ができると破ってしまう人がいるけれど、含まれてる水分は透明な血液で、害をなす細菌を倒し皮膚を再生する材料が詰まっているので、自然に吸収されるのを待つのが最善。

     お客様には皮膚の再生にエネルギーを必要とするので、内臓に負担のかかる食事は治りを遅くしてしまうことを説明し、しばらくは消化に良い食事をするよう勧めた。

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  • 薬の得手不得手を考えるために患者さんの情報が必要です

     子供を連れたお客様から『葛根湯』の場所を尋ねられ、売り場を案内したうえで、喉の痛みや咳、発熱には適応しないことを伝えると「効きが弱いんですね」と勘違いされたため、上半身を温めて治すので温めると具合が悪くなる症状には使えないと説明した。

     比較として上半身を冷やして治す『銀翹散』を紹介すると、常備薬にとのことで一緒に購入された。

     お客様には、『葛根湯』は家に置いておくより持ち歩いて、出先が寒かった時や具合が悪くなる予感がしたら早め早めに飲むのが効果的と伝えた。

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     子供を連れたお客様から『ハナノア』を求められ売り場を案内したうえで、花粉症の対策には腸の働きを良くするために長めの入浴やお腹周りの方が大事なことをお話した。

     というのも花粉症は花粉を外敵と勘違いして攻撃をすることで起きる症状で、その敵味方の識別をしているのが腸だからだ。

     ヨーグルトが花粉症に効くと言われているのも、ヨーグルトが効くのではなく、腸の機能が正常になると敵味方の識別も適切に行われるようになって、花粉への攻撃をやめるんである。

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     夫婦のお客様が来店し、痰の絡みに『響声破笛丸』で良いか尋ねられたが、奥さんからタバコを吸ってるという情報があったため『ダスモック』(清肺湯)を案内して、お買い上げいただいた。

     比較として上半身を潤して痰を出しやすくする『麦門冬湯』と、実際には痰が絡んでいないのに引っかかっている気がする「梅核気(ばいかくき)」の場合に気道を開く『半夏厚朴湯』を紹介した。

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     高齢のお客様が、転んで顔を打ち付けたとのことで『キズパワーパッド』が使えるか訊かれたけれど、目の横に擦り傷程度だったので『ワセリン』で充分と答えると、実際に塗っているとのことだった。

     冷やした方が良いかも質問され、直後であればその通りであるものの、昨日の事だというため、患部が発熱していなければ骨も大丈夫と考えられることを伝えた。

     後で傷痕が気になるようであれば、別な薬を紹介しますと『アットノンEX』を想定して伝えた。

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  • 喉から声を出さずに頭蓋骨をスピーカーにしてみよう

     お客様から声嗄れの相談を受け、喉の痛みは強くないそうなので『響声破笛丸』をメインに、比較として『龍角散ダイレクト』と『パブロントローチAZも紹介したところ、『響声破笛丸』をお買い上げいただいた。

     声を使う仕事だというので尋ねると教師だというため、喉に負担をかけない発声法を教えた。

     具体的には舌をアーチ型に丸めて、息を上顎の前歯の裏に当たるように吐き、頭蓋骨をスピーカー代わりに振動させるんである。

     演劇や声優の発声法の教本に載っているので、興味のある人は『Amazon』などで探してみると良いだろう。

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     お客様から火傷痕に使いたいとのことで『ヒルドイド』を求められたため、同じヘパリン類似物質の物を案内したが、患部を見せてもらうと深部にまで達していて病院で治療中というので、担当医に相談するよう勧めてお帰りになった。

     一応、『アットノンEX』を紹介してみたが、いずれにせよ治癒するには長期間かかるので、病院で薬を処方してもらった方が良い事をお話した。

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     お客様が『葛根湯』を購入されるさいに、喉の痛みや咳、発熱には適応しないことを伝えると興味を持たれたので、家に置いておくより持ち歩いて早め早めに服用するのが効果的ですと説明した。

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     お客様から『葛根湯』と『ゼナジンジャー』を併用して良いか尋ねられ、問題は無いものの『葛根湯』は夜遅くに服用すると寝付けなくなるかもしれないことを伝えた。

     また、『葛根湯』は上半身を温めるので出先が寒い時に服用する方法もあることをお話した。

     それから、『新ヒストミンゴールド』に興味を持たれたので、『葛根湯』は胃の負担になることがあり、併用することで胃腸の疲労を防ぐことができますと説明した。

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  • 薬を飲む目的と剤形の好みはどちらを優先?

     『のどぬ~るスプレー』をレジに持ってきたお客様に消毒系であることを伝えて抗炎症系のアズレン製剤もあることを紹介したところ、主訴は喉の痛みとのことで、消毒薬とアズレンを合わせた『パープルショットW』に変更となった。

     痛むのは喉の奥だということから、胃炎の可能性もあることをお話した。

     いずれにしても患部に食べ物が擦れるのも良くないため、消化に良い食事をするよう勧めた。

     『ヴィックスドロップ』を購入されるお客様に消毒系であることを伝えると、中学生の子供が合唱をやっていて、傷んだ喉に使うというため抗炎症剤と患部を冷やす生薬を合わせた『マードレトローチ』を案内してみたところ、家にあるものの本人が不味いと言って嫌がってるとのことだった。

     そこで『響声破笛丸』も紹介してみたけれど、おそらく粉は飲めないだろうとのお話。

     薬の味と目的のどちらを取るかは本人次第だから、本当のところは分からない。

     もしかすると『マードレトローチ』を、トローチの形でお菓子のようなイメージで薬とは考えていない可能性だってある。

     本人は入浴をしているそうなので、それは喉にも良いことですと伝えた。

     『マキロンS』を求めてお客様が来店し、患部の修復を促す成分が入ってることを説明して、似た容器の『デシンA』には傷の疼きを抑える成分が入ってることを伝えたうえで、実のところ切り傷には消毒薬を使わずとも水道水で洗えば十分であるから、むしろ化膿しないよう抗生物質の塗り薬を使ってはどうかとお話した。

     今回は『デシンA』の方をお買い上げいただき、菌への抵抗力を高めるには体温を高めに保つのが良いので、温かい物を積極的に飲んだり、お腹周りを温めるよう勧めた。

     

  • 胃腸に負担をかけないようにするのも風邪の対策

     高齢のお客様が外用消炎剤の棚で迷っている様子だったため声をかけたところ、奥さんが膝の痛みを訴えているというお話からフェルビナク製剤の『フェイタスローション』と『アンメルツEX』を案内した。

     ジクロフェナクトリウム製剤にも興味を持たれたけれど、腎臓に負担がかかる可能性があり高齢者には不向きなことをお話しすると、先の二つを両方とも購入された。

     最初に声をかけた時に奥さんのこと「婆さん」と言った後に、「婆さんじゃなくて愛妻」と言い直していた(*´∀`*)

     お客様が『ルルアタックEX』をレジに持ってきたけれど、主訴は喉の痛みと咳で、すでに2日分を飲んで追加のためというため、症状への適応に絞ってはと提案し『ルキノンせき止め』をお買い上げいただいた。

     声が嗄れている様子もあったため『響声破笛丸』と、回復後に上半身に保水するのに『麦門冬湯』も紹介してみたが、そちらには興味は持たれなかった。

     お客様が『パブロンエースPro』をレジに持ってきたさいにヒアリングしてみると、主訴は喉の痛みと発熱で咳は無く、疲労している様子が見られたため『イブ』などの鎮痛剤と『ペラックT』の組み合わせも提案してみたが、風邪薬を希望されたため『ルルアタックEX』を案内して変更となった。

     咳止めの成分は、いわば麻薬と覚醒剤だから、咳が出ていない時には避けた方が体への負担が少ないんだけどね。

     子供が咳をしていたというお話もあったため、自分はもちろん子供も消化の良い食事をして量を控えるようにと伝えた。

     消化をするのにも意外とエネルギーを使うから、胃腸に負担をかけないようにするのも風邪の対策なんである。

     中学生を連れた親子が来店し、『ベンザブロックS』と『葛根湯』の液剤を購入されるので、併用はしないようにお話した。

    ベ 『ベンザブロックS』に入っているエフェドリンと『葛根湯』に入っている麻黄は、科学的には同じ成分だから、併用することによって重複するのは良くない。

     そして、主訴は鼻水だけだというため、まずは『葛根湯』で体を温め、入浴や温かい飲み物を積極的に飲んで下半身に厚着をするなどして様子を見るよう勧めた。

     鼻水だけなら、薬など飲まずとも体を温めるだけで改善する可能性が高い。

     そして『ベンザブロックS』を使うとすれば、咳が出て止まらなくなってからである。

     すると、さらに『葛根湯』を追加で購入されようとしたので、『葛根湯』は家に置いておくより持ち歩いて出先で異変を感じたら早め早めに飲むのが効果的だから、粉の方が良いのではとお話したところ変更してお買い上げとなった。

     寒暖差の激しい時期なんかに薄手で出かけてしまった場合や、夏場に冷房が効きすぎて寒いなんてときに服用する使い方もある。

     

  • 頭痛のために鎮痛薬を買う時には痛み方の確認を

     お客様から12歳の子供の頭痛の相談を受け、現代薬ではアセトアミノフェン一択なため『バファリンルナJ』を案内して、お買い上げいただいた。

     そして、頭痛には種類があることをお話したのだけれど、特に痛み方について本人から聞いていないというため、ズキズキタイプなら胃の不具合、締め付けられるなら肩こり、頭重患なら血圧が関係することを説明し、確かめてみるよう伝えた。

     血圧については「まだ子供だから」と言われたが、数値上の話ではなく1日の中での変化のことと説明し、塾に行っているというので冷房が原因となっている可能性もあり、その場合は『葛根湯』が使えることを付け加えた。

     家族や友人に代わって頭痛薬を買いに来るというのは多いけれど、その痛み方について確認してきていないという事もまた多いから、ぜひそこは確認しておいてもらいたい。

     現代薬で解熱鎮痛薬自体はそれほど選択肢があるわけではないが、頭痛に対する養生法は異なり、しっかり対応することで薬を飲む機会を減らしたり使うタイミングを工夫することができる。

     やや高齢のお客様から『龍角散』の効果を尋ねられ、主に患部を冷やすことを説明し、喉の痛みより咳であれば気管支を拡張する『南天のど飴』が適応することをお話すると、主訴は声嗄れというため『響声破笛丸』を紹介した。

     今回は、昔ながらのということで『龍角散』を購入された。

     常連のお客様から、13歳の子供が林間学校に行くとのことで下痢止めを求められ、『ストッパ下痢止めEX小中学生用』を案内し、お買い上げいただいた。

     虫除けスプレーはあるようなので、吹き付けるより体に塗るようにするのが効果的と伝えた。

     今回は訊かれなかったため紹介できなかったが、自分なら『柴胡桂枝湯』を持たせたいところだ。

     微熱を伴う風邪、環境が変わることによるストレスの軽減、食中りなどの嘔吐や下痢といった胃腸炎にも広く使えるから。





     

  • 歯列矯正は口腔トラブルが起きやすい

     お客様から『ケナログ』を求められたけれど詳しく訊くと舌炎と口内炎に口渇があり、歯列矯正をしていて患部が広範囲なため内服薬の『トラフル錠』を提案した。

     また、口渇には『麦門冬湯』『響声破笛丸』を紹介し、患部の修復に『チョコラBB』も案内したうえで、『トラフル錠』が『ペラックT』と同じ処方であることをお話すると家にあると言うため是非使うよう勧め、成分としては『ケナログ』と同じ『口内炎軟膏クイックケア』を購入された。

     お客様からリップクリームを求められ、売り場を案内しながら実際に患部が割れているようであれば、『メンソレータムメディカルリップ』などを使うようお話した。

     入院中の母親が病院の中が乾燥しているため使うとのことで、ひとまず普通のリップクリームをお買い上げいただいた。

     吸い飲みの相談も受け、マグカップタイプは蓋が硬いと困るということだったのでホルダー付きの吸い飲みを試していただくことにした。

     高齢のお客様からドライアイの相談を受け、『新なみだロートドライアイ』などを勧めようと思ったけれど、病院でドライアイに2種類の目薬が処方されていて、でも内容が分からないというため、ひとまず取りやめになった。

     お薬手帳は持ち歩くよう勧め、処方されている薬から担当医の治療方針を推測できたりするので。

     『ベンザブロックせき止め』を購入されるお客様にヒアリングしたところ、発熱して病院に行って抗生剤が処方されたというため体内が乾燥してる可能性をお話して『麦門冬湯』を紹介した。

     養生として暖かい空気は上に昇るため、入浴などで内臓を温めて熱を循環させるよう勧めた。

     また、患部の炎症を抑えるために、咳が出ている間はしばらく夏野菜を避けるよう伝えた。

     

  • 薬を買うときには目的の成分が入っているかの確認を

     『南天のど飴』をレジに持ってきたお客様に咳に向いていることをお話しすると、咳は出ていないというのでヒアリングしたところ、喉が痛いむとのこと。

     患部が腫れていたり唾を飲み込むのも痛ければ『ペラックT』や『駆風解毒湯』を、ヒリヒリするようなら『パブロントローチAZ』と『マードレトローチ』を案内したところ、ヒリヒリするというお話だった。

     なんでも、以前に『コルゲンコーワトローチ』は効かなかったことから、トローチは効かないと思ったそうだ。

     『コルゲンコーワトローチ』は消毒系で炎症を抑える成分が少ないから、効き目を感じられないのも当然のこと。

     剤形と効き目は関係無いことを説明し、抗炎症剤と患部を冷やす成分の入った『マードレトローチ』をお買い上げいただいた。

     また、喉の炎症は繋がっている胃まで広がる可能性があり、食べ物が喉を通るだけでも患部に刺激となるため、あまり噛まずに済む消化に良い食事をするよう勧めた。

     のどスプレーの棚を見ていたお客様に声をかけたところ、痛みは無く主訴は声枯れだと言うので『響声破笛丸』を勧めてお買い上げいただいた。

     それから、仕事で声を使うというため、喉に負担をかけずに声を響かせる発声方法を教えた。

     喉から声を出してると喉への負担が大きいから、頭蓋骨をスピーカーの振動板にするのである。

     具体的には舌の先端を下の歯の裏側に当てて舌でアーチ型を作り、息を上の前歯の裏に当たるように意識し、上顎の固いところで反響させる。

     声を出してる時に唇のすぐ上を指で触れて、振動を感じられれば成功である。

     先日に体の節々が痛み風邪気味だと言っていた常連のお客様が来店し、使っていただいた『麻黄湯』が効いたとのことだった。

     お客様には、引き続き気温の変化に気をつけるよう伝えた。

     

  • 風邪と決めて薬を注文されるのは困るけど

     お客様から『ロキソニン』を求められたけれど、置いていないことと『ロキソニン』でなければならない理由が無ければ、イブプロフェン製剤でも代用できることをお話したところ、『イブ』シリーズで良いとのことで『イブA』をお買い上げいただくことになった。
     また、痛みを伝えるホルモンと胃を保護する命令を伝えるホルモンが同じで、ズキズキするタイプの頭痛は胃の不具合が頭痛の原因にもなることを伝えると鎮痛薬は常用していないとのことだったが、『第一三共胃腸薬』を一緒に服用した方が良いか訊かれたため、より胃を保護する『スクラート胃腸薬S』を提案し、一緒に購入された。
     『新セルベール整胃』との比較も訊かれたが、既に胃が弱ってるとき向けですと説明した。
     すると、『コルゲンコーワトローチ』が買い物カゴに入っていたので、消毒系であって喉の炎症を抑えるのには弱いことを伝えたところ、ようやく鎮痛薬を使うのも風邪のためと分かった(^_^;)
     お客様のお話では、2歳の子供の風邪が移ったのだろうとのこと。
     患部の熱を発散させる『パブロントローチAZ』と、患部を冷やす『マードレトローチ』を案内したところ、それほど痛い訳じゃないとのことで後者を選ばれた。
     もちろん、『マードレトローチ』も痛みに効かない訳ではないけれど。
     痛み止めの『イブA』を併用するのだから、炎症を冷やす『マードレトローチ』との組み合わせは良好なはずである。
     栄養ドリンクも飲んだ方が良いか訊かれ、ゆっくり休むためにはノンカフェインが良いとお話して胃腸機能の低下に備え『新ヒストミンゴールド液』を紹介して、これまた一緒にお買い上げいただいた。
     いずれにせよ消化の良い食事で量を控えて、内臓を休ませるよう勧めた。

     やや高齢の夫婦のお客様から、ご主人が風邪まではいかないけど喉の調子が悪いとのことで、海外に行っていてそこが寒かったとのお話だった。
     主訴を詳しく確認すると、喉の乾燥感と咳もあるようだったので『麦門冬湯』を紹介すると、パッケージにある「咳きこみ」は無いとのことだったが、咳き込みは忘れていただいて下さいと、体内が乾燥してる可能性を説明し、比較として『響声破笛丸』を紹介すると、『麦門冬湯』をお買い上げとなった。
     寒さに対抗しようと体が熱を起こそうとして胃炎を起こした可能性をお話し、入浴などで体を温めることと消化に良い食事を勧めた。

     

  • 二つ以上の薬を併用する? しない?

     夫婦のお客様が乳幼児を連れて風邪薬を選んでいたため気にかけていたところ、『葛根湯』と『パブロンSゴールドW』をレジに持ってきた。
     『葛根湯』は喉の痛みや咳には適応せず、『パブロンSゴールドW』は咳の激しい風邪には向いているものの喉の痛みを抑えるのは弱いことを伝えると、ご主人の喉が痛み頭痛もするというから、どちらも主訴から外れているように思える。
     そこで喉の痛みにトラネキサム酸、頭痛にイブプロフェンが入っている『ルルアタックEX』を案内してみると、『葛根湯』と一緒に購入された。
     咳が無いことから考えると、解熱鎮痛薬の『イブ』と喉の痛みに『ペラックT』を組み合わせて飲む方が体への負担は少ないはずだが、なかなか二つ以上の薬を併用するという使い方は、市販薬では勧めにくい。
     病院から処方される薬なら、基本は単味剤だから何種類か飲むというのも自然なことなのだけれど。
     SNSなどで、「病院で薬をこんなにもらった」なんてアップしている人がいるけれど、あれは単味剤だからそうなるのであって、市販の薬なら成分が6種類や10種類入っているのは珍しくない。
     当然ながら、単味剤の方が症状に合わせて足したり引いたりしやすくて便利な面があるのだ。
     もっとも、それをするためには専門家に相談する必要がある訳だけれど。
     おっと、話が逸れた。
     念のためお客様に授乳の有無を尋ねると奥さんは使わないとのことだったが、風邪の初期に『葛根湯』は病院でも授乳期に処方されることを伝えた。
     ただ、服用直後に授乳すると、子供が興奮して寝つきが悪くなったりする可能性は考えられることも付け加えた。
     それから『葛根湯』はこれからの季節、出先の冷房が効きすぎている時に寒さをしのぐために使うこともできるので、家に置いておくよりも持ち歩くよう勧めた。

     お客様から声を出しにくいと相談をされ、詳しく訊くと2ヶ月前にポリープの治療をしたものの、まだ声が出にくくなることがあるというので処方された薬があるか確認したところ、抗炎症のアズレン製剤だった。
     『響声破笛丸』を案内して試していただくことになり、ついでながら頭蓋骨を響かせる発声法を教えた。
     本当は学校の先生なんかが子供達に発表させるさいに、「もっと大きな声で」なんていい加減な指導をせずに、ちゃんと発声方法を教えた方が良いと思う。
     ただでさえ緊張して喉が絞まるのに、大きな声を出せと言ったって無理というもの。
     やり方自体は簡単で、下の前歯の裏に舌先を当ててアーチ型に盛り上げ息の通り道を作り、息を前歯の裏側の付け根に当たるように出して、上顎に声を響かせるのだ。
     普段出す声よりもやや低くなり、鼻の下あたりを触った時に骨が振動しているのが分かれば上手く発声できている証拠。
     この発声法ができると喉への負担が少なく、大きな声を出さずとも離れた人に声が届くので、仕事で声を使う人は練習してみて下さいな。