10月 18, 2014 - 漢方薬処方, か行処方    No Comments

桔梗湯(ききょうとう)
扁桃炎、扁桃周囲炎


適応症状  

 咽喉が腫れて痛む次の症状:
 扁桃炎、扁桃周囲炎

用方・容量(顆粒製品の場合)  

 1日3回、成人1回1包(2.5g)を食前にお湯または水で服用してください。
 ただし、15歳未満7歳以上は2/3包、7歳未満4歳以上は1/2包、4歳未満2歳以上は1/3包。

組成(顆粒製品の場合)  

 7.5g中に、次の成分を含みます。
   ききょう(桔梗) 2.0g
  かんぞう(甘草) 3.0g
 以上の割合に混合した生薬より得たエキス1.25g含有します。

類似処方鑑別  

駆風解毒湯  本方よりも長期化したり、風邪が治った後に咽喉の痛みだけが取れない場合に用いる。

葛根湯  比較的体力のある人で、咽・喉頭部の炎症はあるが、疼痛は比較的軽度で、頭痛、項背部のこわばりなどを訴える場合に用いる。

荊芥連翹湯  咽・喉頭部の炎症が慢性化した体力中等度の人で、皮膚の色が浅黒く、手足の裏に汗をかきやすく、腹直筋が全体に緊張している場合に用いる。

使用上の注意  

1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください
 (1)本剤を服用後、症状の改善が認められない場合は、他の漢方薬を考慮する事。
 (2)甘草を含有する漢方薬を長期服用する場合は、血清カリウム値や血圧の測定などを充分に行い、異常が認められた場合は、服用を中止する事。
 (3)複数の漢方薬を併用する場合は、含有生薬の重複に注意する事。(特に甘草を含有する漢方薬の併用には、より注意を必要とする。)
 (4)アルドステロン症の患者。
 (5)ミオパチーのある患者。
 (6)低カリウム血症のある患者。
 (7)フロセミド、エタクリン酸またはチアジド系利尿剤との併用により血清カリウム値の低下があらわれやすくなるので、注意すること。



2.服用に際して、次のことに注意してください
 (1)定められた用法、用量を厳守してください。
 (2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
 (3)本剤は、2歳未満の乳幼児に服用させないでください。



3.服用中または服用後は、次のことに注意してください
 (1)本剤の服用により、発疹・発赤、かゆみ、悪心、食欲不振、胃部不快感等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。 
 (2)本剤を服用することにより、尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
 (3)1ヵ月位(感冒、鼻かぜ、頭痛に服用する場合には、数回)服用しても症状の改善がみられない場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
 (4)長期連用する場合には、医師または薬剤師に相談してください。



4.保管及び取扱い上の注意
 (1)小児の手のとどかない所に保管してください。
 (2)直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。
 (3)1包を分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に使用してください。



5.その他
 本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少色調等が異なることがありますが効能・効果には変わりありません。


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