• タグ別アーカイブ: 小建中湯
  • 買わなくたって良いんですよん

     うがい薬を求めて来店した、やや高齢のお客様に現に喉が痛む時には避けるようお話ししたところ、イガイガするとのことだった。
     風邪で病院から処方されている薬があるらしく、内容は覚えていないようだが抗生物質は出ているようなので、副作用で体内が乾燥してる可能性を伝えて『麦門冬湯』を紹介した。
     担当医からは、うがいを勧められたそうだが、それも薬を使っての話ではなかったそう。
     だから私からも、水道水で十分なことをお話し、本日は何も買わずにお帰りになった。

     お客様から、11歳の子供が一週間くらい前から便秘で出口の便が固く、後は軟便とのことで『コーラックファースト』の効果を尋ねられた。
     もちろん適応はするが、便秘の状況からするとストレス性と考えられることをお話して、『桂枝加芍薬湯』も紹介した。
     本当は、子供には水飴の入った『小建中湯』があると良いのだけれど、うちのお店には置いていない。
     お客様は子供にストレスは思い当たらないと言っていたが、ストレスというのは楽しいことも含まれる。
     興奮することが、内臓の負担になるので。
     子供を旅行に連れて行くと、便秘するのはそういうことなんである。
     そうお話すると、腕白坊主であるらしい。
     腕白坊主にストレスが無いとは、限らないのだ。
     そしてお客様は、便秘薬を使うことでの腹痛などについて心配されたため、整腸剤に『ザ・ガード』も紹介した。
     しかし、薬を使うことそのものにも迷いがあるようだったので、温かい牛乳を提案したらヨーグルトで試してみるとのことで何も購入せずにお帰りになった。
     ストレスがあるのは、親であるお客様の方かもしれんなぁと思ったり。

     お客様から、片手で張り替えできるガーゼを探してると相談を受けた。
     祖母のガーゼを交換していた母親が片手を骨折してしまったそうで、『ワンタッチパッド』を案内したのだけれど、お客様が電話で母親に訊いたところによると、探してる物と違うらしく、改めて調べてみますと帰られた。
     母親は、看護師からそういう物があると言われたようなのだが、なにしろ製品名が不明。
     片手で張り替えができるのは便利そうだから、あるのなら仕入れてみたいのだが。
     しかしなんだ、今日は何も買われないまま帰られてしまうな(´・ω・`)←ほとんど自滅

     中学生の親子が、金具の包帯止めを探しに来店した。
     あいにくと置いていないので、紙テープと包帯を案内するとそちらをお買い上げ頂いた。
     子供は足を打撲して、患部が腫れて水が溜まっていると診断されたらしい。
     水分代謝と血流促進のために、食事は夏野菜を避けて根菜と豚肉に思いっきり偏らせるよう勧めた。
     なんだか、私がトン汁好きみたいである。
     いや、好きだけど。

     

  • 人には時として増長も必要?

     高齢のお客様から、病院で『ビオフェルミン』を処方されているものの、便秘に効かないと相談を受けた。
     病院で処方されている薬の代わりなんて、ドラッグストアーでおいそれと提案できるもんじゃないけど『ビオフェルミン』は、まぁ乳酸菌だから、ちょっと考えてみよう。
     症状を詳しく訊いてみると、腸が動かない感じだそうなので、『桂枝加芍薬湯』を案内してみた。
     内臓が未発達な幼児の便秘には水飴の入った『小建中湯』を使うが、その『小建中湯』から水飴を抜いたのが『桂枝加芍薬湯』で、本来はストレス性による便秘や下痢を正常の状態に戻す漢方薬である。
     他に、食事の量が減っているというお話もあったため、腸内の水分を吸収して便の嵩を増やす『サトラックス』も紹介した。
     とはいえ、病院に通っているのであれば、加齢による体内の水分の不足で起きる便秘を改善する『潤腸湯』を処方してもらうという手もある。
     なので、担当医に『潤腸湯』『桂枝加芍薬湯』の処方について相談してみるよう勧めた。
     自信は必要だけど、天狗になっちゃ駄目なんである。

     『ルルアタックNX』を購入されるお客様に念のため症状を尋ねると、主訴は鼻水と咳であるものの、鼻水は透明なサラサラで咳もそれほどではないそう。
     ふむぅ、そういうことでしたら体内を温めるだけで改善しそうにも思えます。
     そうお話して『葛根湯』を勧めると、一緒にお買い上げになった。
     勿論、上半身を温める『葛根湯』は咳には適応しないんだけど、咳がそれほどでもないというのは、単純に寒暖差によるものか、花粉などの異物を吸って反応しているだけかもしれず、そういう場合には無視しても構わないので。
     一応の咳についての鑑別方法としては、冷たい水と温かいお湯のどちらを飲むと楽になるかで試すというのがあることを、お客様に伝えた。
      冷やして咳が楽になるようなら『五虎湯』か適しているし、温めて楽になるのなら『葛根湯』『小青龍湯』となる。
     今回の場合は、内臓が冷えていると出る透明でサラサラな鼻水ということだったので、その点は考えなかったけど。

     やや高齢のお客様がサプリメントの『ノコギリヤシ』をレジに持ってきて、「夜飲べば効くか」と質問されるので症状を尋ねると、夜間にトイレで起きてしまうからとのことだった。
     確かに『ノコギリヤシ』は、アメリカなどではそういう用途で処方される薬だけど、日本では医薬品としての効能は、まだ認められていない。
     効能が認められている漢方薬のほうが良いのではないと話すと興味を持たれたので、『八味地黄丸』を紹介すると購入を決められた。
     また、『八味地黄丸』で効果がイマイチと感じる場合には、高齢でもあるから『サモンエース』(知柏地黄丸)や『ジェントスルー』(八味地黄丸加五味子麦門冬)というような乗り換え先もあることを伝えた。

     『チクナイン』(辛夷清肺湯)を購入されるお客様に使用経験を確認したところ、初めてとのこと。
     ただ、蓄膿症と診断されたことはあり、鼻汁が喉に落ちるというから、適応から考えても最初の候補となるので、そのままお買い上げ頂いた。
     そして、鼻汁が喉に落ちてくるのは胃が弱っているためと考えられるので、胃に優しい食事に切り替えることと、蓄膿症は上半身に不要な熱が篭るのが原因だから、上に昇る熱が循環するように下半身を温めるよう勧めた。

     

  • ストレス社会での喉の痛みは胃が原因かも

     『新ビオフェルミンS』が便秘に効かなかったという相談を受け、まずは同系統で『ザ・ガード』を案内した。
     乳酸菌は腸に届くまでに多くが死滅すると云われ、それを納豆菌で繁殖させようというのが『ザ・ガード』というのは、説明としては端折り過ぎだけど、まぁ分かりやすいだろう。
     ただ、今回のお客様は声がか細く弱々しかったのが気になり、便の状態を尋ねるとコロコロ便であるらしい。
     コロコロ便は腸がストレスにより弛緩していると考えられ、そういう事なら整腸剤より『桂枝加芍薬湯』の方が向いている。
     これが子供なら、水飴を加えた『小建中湯』である。
     また、腸内の水分を集めて便を柔らかくするとともに嵩を増やす『サトラックス』を使うという手もある。
     お客様も迷われたが、ストレスは思い当たるらしく今回は『桂枝加芍薬湯』を試して頂くことになった。
     それと、右の脇腹から大腸を温めるようお話したところ、カイロも一緒に購入された。

     『のどスプレー』と『新コルゲントローチ』をレジに持ってきたお客様に、選ばれた物はどちらも消毒系であることを伝えて症状を尋ねると、喉が痛いというよりも違和感があるというお話だった。
     そして、病院で何か喉の薬を処方されたというのだけれど、内容は分からないという。
     レジの近くに、「お薬手帳をご持参ください」とでも書いたポップを貼っておこうかしらん。
     そこまでやると、お客様に引かれるかな(^_^;)?
     薬の名前は分からなくても何か説明を受けたかもしれないので、抗生剤と説明されたか訊いてみると、今回は覚えていないが以前に喉の痛みで受診した時に、逆流性食道炎と診断されたことがあるという。
     なるほど、そうでしたか。
     この日記でも繰り返し書いているように、喉の痛みというと「風邪のひき始め」と考える人が多いけど、他に頭重感や肩の張りといった風邪の兆候が無い場合は、胃炎や逆流性食道炎が「喉の痛み」として現れることがあるのだ。
     というか、ストレス社会と云われる現代の日本においては、喉の痛みの原因は、むしろ胃の方が多んじゃないかと思う。
     まぁ、正確な統計データが存在しませんが。
     ただ、そういう喉の痛みには、消毒系の『のどスプレー』やトローチなんかは適応しない。
     抗炎症系のアズレン製剤の『のどスプレー』や、『パブロントローチAZ』といった物の出番となる。
     または、胃を癒やして炎症による体内の乾燥を防ぐ『麦門冬湯』か、喉の冷やして不快感を取り除く『響声破笛丸』が適応する。
     お客様の話では、飴を舐めていると良い感じというから、やはり患部が乾燥していて、唾液が集まると癒やされるんだろう。
     そうなると、はやりお客様がチョイスした消毒系は、かえって粘膜を荒らしてしまい宜しくない。
     むしろ、普通ののど飴のほうが害が少ないくらいだと思われる。
     というお話をしたところ、『響声破笛丸』と『龍角散のどすっきり飴』に変更して購入された。

     

  • 何事も、トレーニングや反復練習は必要

     お客様から、高齢の母親のために「お腹の痛くならない便秘薬を」と注文された。
     まったく出ない訳ではなく、コロコロ便の後には普通に排便できるというから、腸管が乾いて潤いを失っている標準的な老人性の便秘だろう。
     これが子供や若い人だと、コロコロ便はストレスによる腸の弛緩で『小建中湯』『桂枝加芍薬湯』を用いるところ。
     今回のように老人性の場合は、『潤腸湯』が適応するのだけれど市販薬には無く、病院で処方してもらわないと。
     すると、血圧に関する薬を処方されていると分かり、お薬手帳を持参していないため、迂闊な物は案内できない。
     ここは考え方を変えて、『潤腸湯』が腸を潤すのと反対に、腸内の水分を吸って便の方を潤し嵩を増やす『サトラックス』の方が安全か。
     ただなぁ、ますます腸管を乾燥させてしまう可能性もあるんだよなぁ。
     なので、担当医には『潤腸湯』『桂枝加芍薬湯』を処方してもらえないか相談するよう勧めて、今回は『サトラックス』を試して頂くことになった。

     水虫の薬を買いにいらしたお客様に、菌の検査をしたことがあるかを尋ねると、患者は成人の息子さんで、おそらく病院に行ったことは無いだろうとのお話。
     毎年この時期に、足の親指の付け根が白っぽくなるようだというお話なれど、時期的に湿気が多く、汗疹などとも判別しにくいことを説明した。
     息子さんは一人暮らしをしていて、帰ってきたところなため渡したいとのことで、あまり殺菌作用が強くない(つまり水虫じゃない場合のダメージが少ない)『ダマリンL』を案内してお買い上げ頂いた。
     でも、一人暮らしであれば、なおさら病院に行くことに慣れさせた方が良いのではと提案した。
     以前に、119番に通報したのに救急車出動を断られた大学生が死亡した事件かあったが、通報した時点で大学生の会話が明瞭ではなく、すでに意識が混乱していた様子が窺える。
     https://youtu.be/m_mMczrpHNE
     このケースでは、近くの病院で風邪と診断された後に重症化したらしい。
     私自身も風邪と診断されて帰された後で肺炎になって、救急車で逆戻りとなったけど、救急車を呼ぶ段階で声が出せなくなっていた。
     振り返れば、風邪と診断された時に医師への症状の伝え方が適切だったか、帰ってからの体調の変化に対する判断が甘くはなかったかと、「患者視点」で反省した。
     肺炎になる予兆を見逃した医師に対して腹立たしい気持ちは当然あるものの、自身の危機意識が低かったのも事実。
     『化物語』の忍野メメのセリフに「助けないよ、力を貸すだけ。君が一人で勝手に助かるだけだよ」とあるように、医師を頼るときに受け身では駄目なのだ。
     そして何事も、トレーニングや反復練習は必要。
     必要なんだけど、病気の練習なんてやりようが無い。
     あるとすれば闘病記を読んだり見たりくらいだけど、商業誌だと必ず家族との絆だの夢への挑戦の途中だの無用の感動話が洩れなくついてくるし、同人誌やネットでの書き込みでも、わざわざ書き残すくらいの大病が多いから、今度は参考にするには特殊な事例すぎて参考にならない。
     となると実用的なのは、とりもなおさず医師などの医療関係者との対話ではないかと私は思う。
     何を伝え、どんな質問をして、示された情報をどう処理するか。
     それを、機会を見つけては(具合が悪くなって時がチャンス)練習を積み重ねておけば、「患者の達人」となる事であろう。
     なにしろ、何も調べず、分からなければ店員に尋ねることもしないで薬を買う人が多いことからすると、病気になった時の「練習不足」は切実な問題なんである。

     

  • 小学校の保健体育から教えるべき

     奥さんが風邪をひいたとのことで旦那さんが来店したんだけど、発熱しているというのに熱を計ってないそうな。
     どうして(;´・ω・)?
     他には、喉の痛みと咳があるというお話なものの、喉の痛み方は分からず、食欲の有無も聞いてきていないそう。
     ううん、これは仕方無いのかなぁ……。
     政府も医療費負担軽減のためにセルフメディケーションを推し進めるなら、基本的な“薬の買い方”を、小学校の保健体育から教えるべきだと思う。
     奥さんは子供の面倒を見なければならないため休んでもいられないというお話だったから、総合の風邪薬よりも症状に合わせた方が疲労を抑えられることを説明したけど、そのための情報が無いんだよねぇ。
     とりあえず発熱があるのと喉の痛みは確実なうえ、鼻水は出ていなかったというお話から、『銀翹散』と『パブロンエースAX』を案内してみたところ、家にあった『葛根湯』を服用したと分かった。
     それを、先に言ってください……orz
     いや、服用した薬を確認するのが、こっちの仕事なんですけどね。
     なんか度々、この日記でヒアリング不足を露呈していて恥ずかしい(´・ω・`)
     とにかく、初期に『葛根湯』を服用した事自体は悪くないとはいえ、喉の痛みが主訴で発熱してるとなると、もう『麻黄湯』『柴胡桂枝湯』への乗り換えも検討したほうが良いかもしれない。
     でも今回は、お客様の判断で『パブロンエースAX』を使って頂くことになった。

     最初はお客様から整腸剤について尋ねられたため、『新ビオフェルミンS』と『ザ・ガード』を紹介したところ、9歳の男の子が軟便と軽い腹痛だとのこと。
     って、またヒアリングしてないですね私( ̄▽ ̄|||
     薬を使う人の確認は、重要な質問の一つなのに……。
     軟便なだけでなく腹痛もあるようだと、痛み止めの芍薬が入った『桂枝加芍薬湯』か、腸内細菌の生育を助ける乳糖水和物を加えた『小建中湯』が適応すると考えられることをお話した。
     どちらもストレス性の場合に用いるもので、お客様はストレスについては考えていなかった模様。
     ただそれは、一般的にストレスというのは思い悩んだり緊張といったマイナスのことを考えているからで、楽しいことも興奮により体に負担がかかるストレスなんである。
     旅行に連れて行った子供が便秘になっちゃうのも、そういう種類のストレスが原因だったり。
     また、合宿に持って行かせたいというお話があり、詳しく訊いてみると音楽関係だと分かった。
     そういう事でしたら、どちらも発表会等の緊張緩和に使えますと説明すると、『桂枝加芍薬湯』を購入された。
     うーむ、これは迷うところなんだよねぇ。
     ストレスの軽減という観点で言うと、甘い物がよりストレスの軽減に働くから、『小建中湯』の方が向いてるとも云えるので。
     ちなみに、今回は腸ということで下半身だから『桂枝加芍薬湯』『小建中湯』を候補にしたけど、緊張が喉のつかえ感とか咳払いのように上半身に現れる場合には『半夏厚朴湯』の方が適応する。
     受験生は、ぜひ覚えておいてくださいな(`・∀・´)

     

  • 死ぬことを覚悟すると案外と生きられると思う

     孫である赤ん坊の沐浴剤を求めてお客様が来店したけど、『スキナベーブ』のような物を置いていないため、近隣のベビー用品が充実しているドラッグストアを紹介した。
     お客様自身はそれほど必要と感じていない様子だったものの、娘さんが入浴剤やローションなどでアトピーを予防できると信じているらしい。
     アトピー性皮膚炎を患った私からしたら、世の中で「アトピーの原因」と云われているものの大半が嘘だろと思う。
     とはいえ、ベビー用品は充実したいな。
     粉ミルクを売ってるのに哺乳瓶は置いてなかったり、ベビーパウダーは売ってるのにパフは置いてなかったりするんだもの。
     本部は、何を考えているのか。

     『マルツエキス』を求めて、お客様が来店。
     生後3ヶ月の孫が、便秘で4日目だそう。
     置いていないため、やはり近くのドラッグストアを紹介することに。
     置きたいのは山々なんだけど、本部が利益率の少ない商品を置かせてくれないんだよねぇ。
     それでも系列店の中じゃ、本来は取り扱いの無い商品を揃えて、本部からやんわりと「ヤメて」って言われてる。
     パートなんで、「知りませんでしたー、テヘッ(*ノω・*)」で誤魔化してますが。
     3ヶ月以上なら『小建中湯』も使えるし、水飴が入っていて漢方薬の中では甘いので案内してみたけど、興味を示してもらえなかったのが残念。

     お客様から『六一0(ムトウハップ)』を尋ねられたんだけど、良く聞き取れなかったんで聞き返したら、「知らないならイイです!!」と怒って帰られてしまった。
     いや、ただ聞き取れなかっただけなんだけど……。
     そして、ようやく思い当たって、お客様に製造中止になっていることを伝えて、代わりになる物として『草津の湯』や『湯の華』を紹介したものの、どちらもうちのお店には置いていないため、余計に不機嫌にさせてしまった(;´д`)
     そもそも『六一0(ムトウハップ)』を、自殺に使った輩が悪いんだけど。
     死にたかったら、人里離れたところで、ひっそりと餓死して下さい。
     あっ、遺書は残しておくように。
     捜索願を出して、帰ってくるのを待つ日々じゃ可哀想だからね。
     あと、他殺や誘拐だと疑われないように、直筆で書いて家族に直接手渡ししておくこと(・o・)ノ

     

  • 現代人は体温が低くなりがち

     2歳児が軟便が続いているとのことで整腸薬をお客様から要望されたけど、5歳以下は制限されている物ばかりなため、『小建中湯』を案内した。
     漢方薬ということで味を心配されたけど、水飴が入っていて甘味があることを説明した。
     また、お客様自身が過敏性腸症候群というお話があったため、同じく『小建中湯』か、『小建中湯』から水飴を抜いた『桂枝加芍薬湯』が適応する可能性があることを伝えた。
     今回は、「考えてみる」とのことで購入には至らず。

     花粉症で目が痒いと、お客様から相談された。
     鼻などの症状より目の痒みが強いようだったので、点眼薬の『ロートアルガード』を勧めてお買い上げ頂いた。
     内服薬として、『十味敗毒湯』と『タウロミン』も紹介してみたけど、反応は薄かった。
     目の痒みは、いわば皮膚のアレルギー症状と同じようなものだから、点眼薬だけより体の中から対処したほうが良いと個人的には思うんだけどね。

     ご主人が花粉症で目の痒みと鼻水を訴えているというお客様がいらして、点眼薬をまず案内したら、日中はソフトコンタクトレンズを装着しているというので、選択肢が少ないことを説明して『ロートアルガードコンタクト』を紹介した。
     ただ、やはり日中はコンタクトの使用そのものを控えてもらうのが一番ではある。
     そして鼻水には眠くならないように『小青龍湯』と、『ザジテンALカプセル』を案内してみたけど、今回は『ロートアルガードコンタクト』のみを購入。
     ご主人はシャワーだけで入浴しないそうなので、入浴して体内を温めると症状が軽減する可能性があることを伝えた。
     でも、仕事などでドラッグストアーの営業時間中に来られないというのでなく人に薬を頼む人は、症状を軽減する養生方法を聞いても、きっと実践はしないんだろうなぁと思ったり。
     いや、これは悪口でも諦めでもなく、自分自身がそうだったから。
     知識として「体温を上げるように努力すると花粉症は軽くなる」と知ってはいても、実践するようになったのは防水タイプのスマホに買い替えた一昨年くらいのこと。
     お風呂に30分も入ってるなんて、暇すぎて暇すぎて……。
     でも実践してみたら、それまで30年近くも花粉症で苦しんでいたのが嘘みたいにスッキリしてしまった。
     なにしろ私の場合は、花粉症は春だけじゃなくて一年中、出先のいろんな花粉でアレルギを起こしていてマスクは標準装備。
     それが今では、マスクいらずになってしまった。
     長湯は長湯で、高血圧の人とかは注意しないといけない点もあるけど、アレルギーに限らず風邪の予防にも胃腸障害の改善にも、体温を高めに保つというのは有効なはずなので、基本的な養生として半身浴はお勧め。
     そもそも現代は、空調設備で夏冬問わず屋内では「適温」に過ごせるのに、冷たい飲み物がいつでも飲める環境なため、基本的に体温が低めになってしまうんだよね。
     せめて、意識して温かい物を飲むようにしないと。

     お客様が『タウロミン』を求めて来店。
     『タウロミン』の指名なんて、珍しい事があるもんだ。
     花粉症に使っているんだそうで、近隣のドラッグストアーには置いてなかったそう。
     あれー?
     あったと思うんだけどなぁ。
     ああ、でも棚の隅の方に追いやられてるかも。
     うちのお店では、花粉症対策として全面の目立つところに置いてあるけど。
     『タウロミン』の他に、目薬の注文も受けた。
     目薬の方は、あまり成分が色々と入っていない物を要望された。
     私も成分の種類は多くない方が適応の加減を把握するには良いと思うけど、同時に大事なのは症状に対する目標や目的であることを説明して、『ロートアルガードマイルド』を案内したところ、『タウロミン』と一緒に購入された。
     あと、花粉症による目の痒みであれば、目薬を使わなくても『タウロミン』で改善することも考えられるため、失礼ながら加齢による痒みの場合には『スマイル40メディクリア』をと紹介した。
     加齢に関する薬を紹介する時には、お客様の反応を見ながら、いつもヒヤヒヤしています。
     地雷を踏みやしないかとσ(^◇^;)。

     

  • 目的がハッキリしていると助かります

     中学生の息子さんの便秘の相談で、お客様が来店。
     ん?
     デジャブ?
     と思って日記を読み返したら、確かに昨日も別なお客様で同じ相談を受けていた。
     冷え込みが厳しくなってきたことと、何か関係があるのかしらん。
     ひとまず『小建中湯』『桂枝加芍薬湯』を紹介してみたら、お客様自身は漢方薬で治療しているらしいのだけれど、息子さんは漢方薬の味のイメージを嫌がるそうなので、『ザ・ガード』の方を勧めて、お買い上げ頂くことになった。
     一応、漢方薬の味というのは生薬の種類で変わり、特に『小建中湯』は甘い方であることは説明したものの、どうも以前に親類からマムシを煎じた物を貰って飲ませた影響らしい。
     そりゃあ、嫌いになるわな(^_^;)
     一方、お客様自身の治療については、疲労と精神不安だそうで、『加味帰脾湯』を処方されているという。
     痩せ型で声に張りが無いから、順当な漢方薬だと思う。
     ただ、こちらに引っ越してきたばかりで、漢方薬を処方してもらえる病院を探しているようだった。
     そこで、漢方薬に詳しい医院を2軒ほど紹介した。
     この2軒、院長先生の個性がだいぶ違い、片方は頑固一徹のような人で個性が強く処方される漢方薬は理論体系を知らないと「なんでその組み合わせ?」という事があったりするのに対して、もう一方の先生は超がつく好々爺といった感じで基本的な処方を組み立てるタイプ。
     今回のお客様は、今服用している物を変えるのは不安な様子だから、やっぱり後者の先生の方が良いかなと思い、最初に訪ねてみるよう勧めた。
     でも、効果が上がって体質が変われば合わなくなってくる事があるし、加齢によって処方を変えた方が良くなるかもしれないので、症状の変化などを感じたら、そのつど医師に相談してみるようにと付け加えた。

     喉が痛くて鼻がつまるというお客様がいらして、熱は計っていないものの発熱しそうだと感じているという。
     家では『新コンタックかぜ総合』を服用していたらしいんだけど、内容的には喉の面倒をあまり見てくれる処方ではないため、『ルルアタックEX』か『パブロンエースAX』に乗り換えるよう提案し、後者をお買い上げ頂いた。
     あと、食欲はあるという話だったから、食事は消化の良い物にして量を控えるように伝えた。

     『麻黄湯』を購入されたお客様に詳しく症状を尋ねると、悪寒がするというから一見すると適応しそうに思えたのだけれど、すでに一週間ほど微熱が続いていると分かった。
     むぅ……、となると『柴胡桂枝湯』の方が適応するか?
     しかし、昼間は普通に動けるそうで、寝起きに体が寒く感じるというお話から、今回は『麻黄湯』をそのまま使ってもらうことにした。
     でも、そう決めた後で気になる話が出た。
     天井裏にネズミが巣食っていて、さらに天井の板にカビがあるというのだ。
     いやぁ、これは今回の症状は、風邪ではなくてカビの影響があるんじゃないかなぁという気がしてきたぞ。
     特に肩が痛むととも言っていたから、肺炎の兆候という可能性だって考えられる。
     症状の変化に注意して、病院を受診することも選択肢に入れて下さいと注意を促した。
     他に、飼い猫の血尿の話が出て、そちらは動物病院から薬が出ているらしいのだけれど、、一例として『猪苓湯』が適応するかもとお話した。

     やや高齢のお客様から、「咳に良く効くのを」と注文された。
     この「良く効く」というのは難しく、咳に良く効かせるとすれば神経を抑えるのが簡単だから、いっそ心臓を止めてしまえば……というのはブラックジョークとして、中枢に効く『アネトン』を案内してみたところ、目的はコンサートの鑑賞中の咳を止めたいとのことだった。
     そういう、目的がハッキリしているのは助かります(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。)
     そして、コンサートの鑑賞となると、眠くなっては困りますよね。
     そこで、会場内が暑い場合の『五虎湯』と、乾燥している場合の『麦門冬湯』を紹介した。
     通常は、『麦門冬湯』だけでも充分だと思うけど、お客様は歳のわりには体格がガッシリしているので、両方の併用を提案してみたら、本当に両方をお買い上げ頂いた。
     コンサートを楽しめると、良いですね(・∀・)

     

  • ドラッグストアーで薬を買う必要はありません

     赤ちゃん用の石鹸として、『キューピーbaby soap』を求めお客様が来店したけれど、他店よりも価格が高いとのことで購入には至らず。
     お話を聞いたところ、お子さんがアトピー性皮膚炎で、以前に『ミルふわBaby Soap』を使ったら駄目だったそう。
     ううむ、そういうことであれば製品名ではなく、成分を特定して探したほうが良いような。
     あと、ご自身は水を使う仕事で手荒れが酷く、割れることもあるというので、『ケラチナミンコーワW』と『ヒビケア』を案内した。
     そして、体の中からも治療が必要なことをお話して、『チョコラBB』をお勧めしたところ、以前に使っていたとのこと。
     ただ、その時の効果については覚えていないとか。
     まぁ、いちいち記録をメモするのが面倒なのは分かる。
     日記を書くのを怠って、溜め込んでしまったし………。
     ただ、病気を治すのには、この記録というのが大事で、病院に入院して治療するのではない限り、カルテは自分で作らないと。

     中学生の息子さんの便秘の相談で、お客様が来店。
     以前に病院で、『ガスピタン』に近い薬を処方してもらったところ、かえってガスが溜まってお腹が痛くなってしまったとのこと。
     今は、『ナチュラル便秘薬』と『新ビオフェルミン』を併用しているそうで、その組み合わせの良し悪しについて質問をされた次第。
     『ナチュラル便秘薬』の主成分は酸化マグネシウムで、これは病院でも処方されることが多い便秘薬で、そこに乳酸菌が加わったくらいで、特に良くも悪くない。
     薬は体や症状との相性ということもあるため、調子が良ければ適応していると考えて悪いことは無い。
     ただ、効きがイマイチと思われる場合には、『新ビオフェルミン』を『アペテート整腸薬』に変更してみるよう提案してみた。
     すると、病院では神経性の便秘という診断を受けているというお話だった。
     ありゃん、そういう情報は早めに出して下さいな(;´∀`)
     そうであれば、子供の神経性の便秘に用いる『小建中湯』と、そこから甘味を抜いた『桂枝加芍薬湯』があるので。
     両方を紹介してみたけど、今日のところは相談のみ。
     こういう、ほぼ売上に繋がらない日もある。
     でも、ドラッグストアーの利点は、薬で売上向上をはかる必要が無いところだとも思う。
     なにせ今や、お菓子やアルコール類は勿論、蛍光灯やら文房具なんかまで扱ってるんだから。
     売上はそっちで上げれば良い訳で、薬については相談されたからといって必ずしも買ってもらわなければならない物じゃない。
     それどころか、時として「買わせない苦労」もあるくらい。

     だから、「買わされる」と警戒しないで、どんどん質問して下さいな。
     ………最近、相談だけしてきて薬を買わないお客様が増えた気がしないでもない(苦笑)

     

  • 当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)
    ………月経痛、下腹部痛、痔、脱肛の痛み

    適応症状

     疲労しやすく、血色のすぐれないものの次の症状:

     月経痛、下腹部痛、痔、脱肛の痛み

    用方・容量(顆粒製品の場合)

     1日3回、成人1回1包(3.5g)を食前にお湯または水で服用してください。

     ただし、15歳未満7歳以上は2/3包、7歳未満4歳以上は1/2包、4歳未満2歳以上は1/3包。

    組成(顆粒製品の場合)

     3包(7.5g)中、次の成分を含みます。

      シャクヤク(芍薬) 5.0g   ケイヒ(桂皮) 4.0g

      タイソウ(大棗) 4.0g    トウキ(当帰) 4.0g

      カンゾウ(甘草) 2.0g    ショウキョウ(生姜) 1.0g

     以上の割合に混合した生薬より得たエキス3.75g含有します。

    類似処方鑑別

    当帰芍薬散 比較的体力の低下した人で、冷え症、貧血傾向があり、性周期に伴って軽度の浮腫、腹痛などを呈する場合に用いる。

    当帰四逆加呉茱萸生姜湯 本方の使用目標と似ているが、冷えの程度および下腹部の抵抗・圧痛が一層顕著な場合に用いる。

    小建中湯 体質虚弱な人で、腹部所見、症状ともに本方に似ているが、動悸、頻尿または多尿、手足のほてり、小児では鼻出血を訴える場合に用いる。

    大建中湯 体力が低下した人で、腹部が冷えて痛み、鼓腸や腹部膨満、時として腸の蠕動不定の認められるものに用いる。

    使用上の注意

    1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください

     (1)本剤を服用後、症状の改善が認められない場合は、他の漢方薬を考慮する事。

     (2)甘草を含有する漢方薬を長期服用する場合は、血清カリウム値や血圧の測定などを充分に行い、異常が認められた場合は、服用を中止する事。

     (3)複数の漢方薬を併用する場合は、含有生薬の重複に注意する事。(特に甘草を含有する漢方薬の併用には、より注意を必要とする。)



    2.副作用

     (1)電解質代謝:長期連用により低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重の増加等の偽アルドステロン症が現れる事があるので、観察を充分に行い、異常が認められた場合には投与を中止する事。また、低カリウム血症の結果としてミオパチーが現れる事がある。

     (2)食欲不振、胃部不快感、悪心、下痢等の胃腸障害を起こすことがある。

     (3)発疹、掻痒等の過敏症状があらわれることがある。



    3.保管及び取扱い上の注意

     (1)小児の手のとどかない所に保管してください。

     (2)直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。

     (3)1包を分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に使用してください。



    4.その他

     本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少色調等が異なることがありますが効能・効果には変わりありません。