9月 30, 2014 - 漢方薬処方, さ行処方    2 Comments

柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
………感冒・流感・肺炎・肺結核などの熱性疾患、感冒・風邪の後期、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胆のう炎・胆石・肝機能障害・膵臓炎などの心下部緊張疼痛

適応症状  

 発熱発汗して、悪寒があり、身体が痛み、頭痛、吐き気のあるものの次の症状:
 感冒・流感・肺炎・肺結核などの熱性疾患、感冒・風邪の後期、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胆のう炎・胆石・肝機能障害・膵臓炎などの心下部緊張疼痛

用方・容量(顆粒製品の場合)  

 1日3回、成人1回1包(2.5g)を食前にお湯または水で服用してください。
 ただし、15歳未満7歳以上は2/3包、7歳未満4歳以上は1/2包、4歳未満2歳以上は1/3包。

組成(顆粒製品の場合)  

 3包(7.5g)中、次の成分を含みます。
  さいこ(柴胡)5.0g     
   はんげ(半夏)4.0g
   おうごん(黄ごん)2.0g
   かんぞう(甘草)2.0g
  けいひ(桂皮)2.0g
   しゃくやく(芍薬)2.0g
  たいそう(大棗)2.0g
   にんじん(人參)2.0g
   しょうきょう(生姜)1.0g
 以上の割合に混合した生薬より得たエキス4.0g含有します。

類似処方鑑別  

小柴胡湯  胸脇苦満があって、自汗、不安、不眠、のぼせ、腹痛が無い場合に用いる。

大柴胡湯  体力が充実し、胸脇苦満の程度が強く、便秘を伴う場合に用いる。

柴胡加竜骨牡蠣湯  不安、不眠、動悸などが一層顕著な場合に用いる。

使用上の注意  

1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください
 (1)本剤を服用後、症状の改善が認められない場合は、他の漢方薬を考慮する事。
 (2)甘草を含有する漢方薬を長期服用する場合は、血清カリウム値や血圧の測定などを充分に行い、異常が認められた場合は、服用を中止する事。
 (3)複数の漢方薬を併用する場合は、含有生薬の重複に注意する事。(特に甘草を含有する漢方薬の併用には、より注意を必要とする。)



2.服用に際して、次のことに注意してください
 (1)定められた用法、用量を厳守してください。
 (2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
 (3)本剤は、2歳未満の乳幼児に服用させないでください。



3.服用中または服用後は、次のことに注意してください
 (1)本剤の服用により、発疹・発赤、かゆみ、悪心、食欲不振、胃部不快感等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。 
 (2)本剤を服用することにより、尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
 (3)1ヵ月位(感冒、鼻かぜ、頭痛に服用する場合には、数回)服用しても症状の改善がみられない場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
 (4)長期連用する場合には、医師または薬剤師に相談してください。



4.保管及び取扱い上の注意
 (1)小児の手のとどかない所に保管してください。
 (2)直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。
 (3)1包を分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に使用してください。



5.その他
 本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少色調等が異なることがありますが効能・効果には変わりありません。

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2 Comments

  • 三島紫胡って知っますか?

     

  • 金銀花(すいかずら)

    >はぐれ薬剤師さん

     絶滅危惧種なんですね。
     知りませんでした。

     

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