10月 23, 2014 - 漢方薬処方, た行処方    No Comments

大柴胡湯(だいさいことう)
胆石症、胆のう炎、黄疸、肝機能障害、高血圧症、脳溢血、蕁麻疹(じんましん)、胃酸過多症、急性胃腸カタル、悪心、嘔吐、食欲不振、痔疾、糖尿病、ノイローゼ、不眠症


適応症状

 比較的体力のある人で、便秘がちで、上腹部が張って苦しく、耳鳴り、肩こりなどが伴うものの次の症状:

 胆石症、胆のう炎、黄疸、肝機能障害、高血圧症、脳溢血、蕁麻疹(じんましん)、胃酸過多症、急性胃腸カタル、悪心、嘔吐、食欲不振、痔疾、糖尿病、ノイローゼ、不眠症

用方・容量(顆粒製品の場合)

 1日3回、成人1回1包(2.5g)を食前にお湯または水で服用してください。

 ただし、15歳未満7歳以上は2/3包、7歳未満4歳以上は1/2包、4歳未満2歳以上は1/3包。

組成(顆粒製品の場合)

 3包(7.5g)中、次の成分を含みます。

    さいこ(柴胡)6.0g

   はんげ(半夏)4.0g

    おうごん(黄ごん)3.0g

    しゃくやく(芍薬)3.0g

    たいそう(大棗)3.0g     

    きじつ(枳実)2.0g

    しょうきょう(生姜)1.0g

   だいおう(大黄)1.0g

 以上の割合に混合した生薬より得たエキス4.5g含有します。

類似処方鑑別

小柴胡湯  胸脇苦満が本方ほど強くなく、体力がやや劣り、便秘を伴わない場合に用いる。

柴胡加竜骨牡蠣湯  胸脇苦満があり、胸部の動悸、精神神経症状の強い場合に用いる。

柴胡桂枝湯  体力がやや劣り、便秘を伴わず、腹直筋の緊張がある場合に用いる。

使用上の注意

1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください

 (1)本剤を服用後、症状の改善が認められない場合は、他の漢方薬を考慮する事。

 (2)複数の漢方薬を併用する場合は、含有生薬の重複に注意する事。

 (3)腹部が軟弱で腹壁に力が無い患者。

 (5)体力が著しく衰えている患者。

 (6)下痢、腹痛、食欲不振などの胃腸障害を起こす事があるので注意。

 (7)妊婦および妊娠している可能性のある婦人には慎重に投与する事。



2.服用に際して、次のことに注意してください

 (1)定められた用法、用量を厳守してください。

 (2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

 (3)本剤は、2歳未満の乳幼児に服用させないでください。



3.服用中または服用後は、次のことに注意してください

 (1)本剤の服用により、発疹・発赤、かゆみ、悪心、食欲不振、胃部不快感等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。 

 (2)本剤を服用することにより、尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。

 (3)1ヵ月位(感冒、鼻かぜ、頭痛に服用する場合には、数回)服用しても症状の改善がみられない場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。

 (4)長期連用する場合には、医師または薬剤師に相談してください。



4.保管及び取扱い上の注意

 (1)小児の手のとどかない所に保管してください。

 (2)直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。

 (3)1包を分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に使用してください。



5.その他

 本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少色調等が異なることがありますが効能・効果には変わりありません。


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