ご夫婦で来店したお客様から、授乳中に使える肩こりのバップ剤をと求められ、『サロンパス』を勧めてお買い上げ頂いた。 フェルビナク製剤なんかも完全に駄目な訳ではないけれど、やはり危険は避けておくほうが良いだろう。 そして、自宅に『葛根湯』があるようであれば、授乳中の肩こりはもちろん風邪の初期にも使えますよと案内すると、家にあるとの事だった。 それから、子育てにストレスはつきもの。 ストレスによる肩こ…
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「良い物を」と問われて困るボディソープ
お客様から『ハルンケア』(八味地黄丸)の効果について質問され、冷えや加齢が原因の頻尿に適応することを説明すると、旅行に持って行きたいというので、液剤よりも錠剤をと勧めた。 その方が、持ち運びしやすいだろうから。 すると、錠剤が分包になっている方の箱が目についたらしく、そちらを購入された。 アチャー(。ノω<。) 確かにソッチの方が小瓶の錠剤より、もっと便利ですもんね。 同じ剤形でも、包装の…
大手製薬メーカーの陰謀(嘘)
お客様から睡眠薬が欲しいと注文されたけど、市販には睡眠改善薬しか無いことをまずは説明。 台湾人だそうで、日本に呼び寄せた高齢の母親が台湾で処方されていた睡眠薬を忘れてきてしまったという。 ありゃん、それは困りましたねぇ(;´・ω・) ただ、不眠症と一口に言っても、寝るまでに時間が掛かる寝付きが悪いのと、中途覚醒や早期覚醒といった短時間睡眠の場合と、寝てもウツラウツラとして眠りが浅いのとでは、原因…
友人知人に適当なことを吹きこまないで
頭痛と鼻水を訴えるお客様が来店し、状況を確かめると発症したのは今日からで、鼻水の色は見ていなくて分からないという。 鼻をかむと、つい鼻水の状態を見ちゃうって、あるあるネタだと思うんだけど、見ない人もいるのね。 今日からであれば『葛根湯』でいけると思ったものの、現代薬を希望しているようだったため、『ルルアタックNX』を案内してお買い上げ頂いた。 そのうえで、解熱剤などが入っている現代薬は症状が出て…
薬は代用できる物もあります
『ロキソニン』を求めて来店したお客様に取り扱ってないことを説明したところ、『ロキソニン』と一緒に飲める鼻炎薬を注文された。 基本的には現代薬の鼻炎薬を併用しても問題は無いけれど、主訴は鼻水でサラサラの透明だというから、体内が冷えているのが原因だと考えられることをお話して、家に『葛根湯』があれば使ってみるよう勧めた。 ちょっとした鼻水なら、『葛根湯』で上半身を温めてしまえば緩和するはずなので。 す…
「治す気あるんですか?」と思わなくはない
成人の息子さんが喉の痛みと鼻炎を訴えていて、「いつも使っている」というトローチを探してお客様が来店したんだけど、名前も成分も分からないという。 それじゃ、選別のしようがありませんがな(^_^;) しかも、よくよく訊くと特定のメーカーのオリジナル品らしい。 となると、そもそも医薬品か医薬部外品か菓子類かの区別も怪しい。 お客様には、医薬品であれば消毒系か抗炎症系のどちらかだと思われますと説明したけ…
お客様への声掛けは『恐怖新聞』を読むが如し
お客様から、『パフロンゴールドA』と『パブロンSα』の違いを尋ねられた。 こりゃまた微妙な(^_^;) こういう時には考える時間稼ぎに、逆質問をする(笑) という訳で症状を尋ねると、鼻水と鼻づまりを往来していて、痰が喉に張り付く感じがするという。 ほほぅ、なるほどなるほど(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) と頷きながら、目では成分表示を追い、頭の中では情報の突き合わせをする。 いや、決して…
冷えの咳、乾燥の咳、炎症での咳、咳にも色々ありまして
風邪薬の棚で迷っている様子のお客様がいたので声を掛けてみたけど、案内を断られた。 そして『ベンザブロックS』をレジに持ってきたところで、改めて症状を尋ねてみると、鼻水と鼻づまりを行ったり来たりしている鼻炎だとのこと。 鼻以外の症状が無く、鼻水と鼻づまりを行ったり来たりするのは体温調整が上手くいっていないからと考えられることを説明し、解熱剤や鎮咳薬なんかまで入っている風邪薬より鼻炎薬にしてはどうか…
薬は使い分けるのが効果的なことが
お客様から『改源』と『葛根湯』を比較しての質問を受けたので、発熱していたら現代薬と生薬を合わせた『改源』を、発熱前の風邪の予兆があれば『葛根湯』をと説明した。 成人の娘さんが発熱しそうと訴えているそうなんだけど、疲労感もあるらしい。 娘さんは幼稚園の先生の実習中で、夜遅くまで日誌やレポートなどの作業をしているそう。 ふむぅ、だとすると『葛根湯』だけでは体力の低下を防げずに、そのまま発熱できずに微…
喉の痛みだけなら総合風邪薬は合わないことも
『パブロンエースAX』をレジに持ってきたお客様に症状を尋ねると、喉の痛み以外の症状は無く、『のどぬ~るスプレー』を使ったものの効かなかったため風邪薬をと思ったらしい。 そういう事でしたら、消毒系のスプレーではなく抗炎症系の物を使ってはどうかと提案し、アズレン製剤のスプレーを紹介した。 そのうえで、総合風邪薬よりも喉の痛みに限定したほうが体への負担を軽減できることをお話して、『ペラックT』と『駆風…