お客様が、子供用の『せきどめシロップ』をレジに持ってきたけれど、症状を確認すると2歳児で微熱があり、鼻水が黄色いというので『ムヒこどもかぜシロップSa』の方を勧めた。 すると、喉も痛いのか食が進まないというお話があったため、咳止めシロップにも喉の薬が入っている物と入っていない物があることを説明したうえで、『ムヒこどもかぜシロップSa』には 喉の面倒をみる南天が入っていることをお伝えして、お買い上…
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その肩こりは温めて楽になりますか?
お客様から、奥さんが肩こりで授乳中でも使える薬をと相談されたので、浸透力のあるジクロフェナクトリウム製剤やフェルビナク製剤などを避けるようお話しして、外用薬はサルチル酸系を案内した。 内服の方は、症状が軽ければ『葛根湯』で充分なことをお話したうえで『独活葛根湯』を紹介した。 ただ、『葛根湯』は授乳中でも大丈夫とはいえ、子供が興奮して寝付きにくくなる可能性があるため、出来れば授乳した後に服用するよ…
医師の監督下で使う睡眠導入剤と自己判断のサプリメントのどちらが怖い?
成人の娘さんの生理痛に、お客様から「胃に優しいものを」という要望を受けたので、比較的主成分が胃の働きを妨げない『バファリンA』と、胃を保護する成分を別に足した『イブA』を案内した。 また、鎮痛剤に子宮の収縮を抑える薬を合わせた生理痛専用薬『エルペインコーワ』を紹介した。 そのうえで、痛み止めに頼るのは好ましくないことをお話して、生理前から期間中に服用して症状を和らげる漢方薬があることも伝え、今回…
子供のストレスは馬鹿にできない
お客様から、中学生の子供の口角炎の相談を受け、『モリアップW』を案内し、お買い上げいただいた。 ただ、口角炎によくなるというので、胃炎を起こしやすいのではないかということと、その原因にストレスがあるかもしれませんと伝えた。 友達関係とか受験とか子供のストレスは馬鹿にできないのだが、案外と見過ごされやすい。 今回は提示しなかったけど、内服薬に『半夏瀉心湯』なんかが候補になる。 『大柴胡湯』を購入…
患者本人を連れてきている時には会わせてくださいな
やや高齢のお客様が、『スマイル40ディクリア』と『ラミシールAT』を購入されたが、お会計の後になって『スマイル40メディクリア』が目の痒みに効くか尋ねられた。 効果はあると考えられるものの、春に花粉症になったか訊くと、なったというため秋の花粉の可能性をお話しした。 そして、『アルピタット』や『マリンアイALG』といった、抗アレルギーの目薬を紹介したが、今回はそのまま購入することになった。 しかし…
こだわりのポイントはドコに
やや高齢のお客様が『ユンケル黄帝液』を購入するさいに「風邪に効く?」と訊かれたので症状を尋ねると、だるいというお話だったため『柴胡桂枝湯』の液剤を紹介した。 もちろん『ユンケル黄帝液』も効くだろうが、エネルギーの補給がメインなため、だるいときには内臓のメンテナンスのほうが必要だから。 しかし、その時は「ま、いいや」と『ユンケル黄帝液』だけこう購入して帰られたが、しばらくすると戻っていらして、風邪…
同じ市販薬を長く使うのはご用心
やや高齢のお客様が、ご主人から水虫薬を頼まれたとのことで来店。 これまで液剤を使っていて、今回はクリーム剤を頼まれたとのこと。 しかし、使用期間は長く、それでいて一度も受診したことがないというので、見た目だけでは湿疹との区別が難しい事をお話しし、受診勧奨したうえで『ダマリンL』を案内してお買い上げいただいた。 他の薬剤師さんから聞いた話で、3年ほど水虫薬を使い続けていた患者さんを湿疹の薬に切り替…
筋肉痛に使える飲み薬あります
やや高齢のお客様が『芍薬甘草湯』を求めて来店し案内したが、頻繁に足が攣るというので心臓の可能性も考えた。 しかし、歩いている時にお尻の方から痺れる感じがするとそうなので、『疎経活血湯』を紹介した。 すると、以前に病院で処方された漢方薬で血圧が上がったというのだが、その時の内容は不明。 かかりつけの医者がいるようなので、『芍薬甘草湯』にしても『疎経活血湯』にしても、まずは担当医に相談してみるよう勧…
風邪薬と併用する栄養ドリンクはノンカフェインで
お客様が『エスタックイブ』と『ファンテユンケル3B』を一緒に購入されるので、念のため両方の成分表示を確認した。 現代薬の風邪薬にはカフェインが入っていることが多く、栄養ドリンクにも入っていると、風邪でゆっくり体を休めたくても目が冴えて眠れなくなってしまうので。 『ファンテユンケル』はノンカフェイン飲み合わせに問題は無いが、せっかく飲むのであれば、食事の方は控えてエネルギーの消費を抑えるよう伝えた…
年をとると中途覚醒や早朝に目覚めてしまう原因とは
高齢のお客様から睡眠導入剤を求められたが、市販されていないことを説明したうえで睡眠補助剤の棚を案内した。 しかし、いつもは病院から睡眠導入剤を処方されているという話があり、しかしその内容は分からず、他に処方されてる薬も不明だというので、おくすり手帳を持参されるよう勧めた。 同伴者がいて、その方には納得していただけたんだけど、どうしても本人が強く希望されたため『ナイトミン』(酸棗仁湯)を案内してお…