夫婦のお客様から、ウコンの効用について質問された。 ウコンは、あくまで食品であることと、摂りすぎると脂肪肝になることを説明したところ、ご主人の肝臓の数値自体は問題無いものの、何か肝臓に良い物をとリクエストがあり、『ネオレバルミン』を紹介した。 『ネオレバルミン』は、肝臓水解物を含有していると謳っていても効能は「疲労」となっている『ヘパリーゼ』に対して、ちゃんと「肝臓疾患」と明記されている、市販薬…
- カテゴリー別アーカイブ それさえもおそらくは平凡な日記
インキンタムシの特徴を確認しましょう
やや高齢のお客様が来店し、父親のインキンタムシの相談を受けた。 ほとんど寝たきりであるものの、たまに出歩くとのこと。 お客様は、『BTプラスV8』を手にされていたけれど、インキンタムシと確定できない場合は湿疹の可能性もあるため『デリケアM’s』などから使うのが安全とお話ししたが、陰嚢の裏側だけでなく太ももの内側も赤くなっていて、患部と周囲の境目がはっきりしてるという特徴からするとインキンタムシに…
健康食品と薬の組み合わせも安全とは限らない
お客様から、『ナチュラルケア』のヒハツとGABAの違いを尋ねられた。 ご主人が高血圧で上と下の幅が狭いというお話から、ヒハツの方が期待できることを伝えお買い上げいただいた。 一般に高血圧と言っても、上と下の値が40以上離れていれば、それほど問題は無いとされる。 心配なのは幅が狭い場合で、血管があまり伸縮していない、つまり動脈硬化が懸念される。 病院では今のところ問題ないと言われているそうなのだが…
患者本人でないと選択肢を増やしにくい
お客様が、『新ルル A 錠』をレジに持ってきたが、患者は成人の娘さんで、主訴は喉の痛みと鼻炎であるらしい。 鼻水は透明で咳も無いそうだから、同シリーズの『新ルル A ゴールドDX』 を勧め、変更となった。 本当のところ、透明な鼻水は内臓が冷えているのが原因だろうから、温かい物を飲んでお腹周りを温め、喉の痛みに『ペラックT』や『駆風解毒湯』を使えば、それで充分だと思われる。 でもまぁ、本人でなけれ…
総合風邪薬で体力を落として本当の風邪になることも
『パブロンSゴールドW』を購入されるお客様に症状を尋ねると、高校生の子供が鼻水と咳を訴えてるとのことだった。 ただ、鼻水の色は分からず、でも咳はカラ咳のようであり、発熱は無いというから、胃炎の可能性をお話して『麦門冬湯』を紹介だけした。 咳をしていると体力を消耗するため、体はエネルギーを欲して「お腹が空いた」という信号を脳が発信するけど、食欲があっても量を控えて消化に良い食事をさせるよう伝えた。…
調剤してもらってるところで確かめるのが一番
夫婦のお客様が来店し、以前に疲労に『パワーアクトゴールドα』を使っていたそうで、『新パワーアクトEX』との違いを質問された。 前者は座ると立つのが億劫になる疲れに、後者は眼精疲労や肩こりなど上半身の疲れに適していますと説明。 また、『キューピーコーワゴールドαプラス』を『パワーアクトゴールドα』に血流を改善する生薬をプラスすることで栄養を体に行き渡らせる効果を高めている物として紹介した。 今回は…
若い頃の感覚でいると危ない
やや高齢のお客様が『アンメルツゴールドEX』を購入されるので、念のため症状を確認すると肩こりとのことだった。 『アンメルツゴールドEX』は、同じアンメルツの名前が付いていても『アンメルツヨコヨコ』とは中味が別物で、どちらかと打ち身や捻挫などといった急性症状に適している強めの消炎鎮痛剤である。 飲み薬はどうですかと『独活葛根湯』を紹介してみたら、以前に『葛根湯』を使って体が熱くなったそう。 確かに…
風邪をひいたら内蔵を休ませる
お客様が風邪薬の棚で迷っている様子だったので声をかけてみたが、案内は断られた。 『イブA』と『パブロンゴールドA』を一緒に購入されるので、今回の組み合わせは併用できるものの、念のため用途を確認した。 患者はご主人で発熱らしいが、発熱以外の症状は無いそうなので、併用する前に『イブA』単独で様子を見るよう勧めた。 咳止めなど、起きていない症状に対する成分が複数入っている総合風邪薬は、それを処理する体…
1/1200の確率から見つけ出す方法
夫婦のお客様が『ベンザブロックL』と『パブロンゴールドA』を一緒に買われるので、まさかとは思いつつ、念のため併用しないようお話し、『パブロンゴールドA』は喉の痛みには弱いことを伝えた。 すると、喉の痛みに適応するパブロンはと訊かれたので、同シリーズでは『パブロンエースAX』ですと案内した。 ただし、『ベンザブロックL』があれば『パブロンエースAX』は不要だろうことも説明した。 そして、症状によっ…
病院に行くにもお出かけ気分で
子供を連れたお客様が『アスコラルL』を選ばれ、特に問題は無いものの、念のため使用者を確認した。 すると、連れている9歳の子供の捻挫に使うとのこと。 インドメタシンなど成分によっては年齢制限があることを伝えると、外用薬にもそういう制限があるとは知らなかったらしく驚かれた。 『アスコラルL』を選んだのは偶然だったわけで、やはり声がけと確認は必要だと思った。 お客様から膝痛の相談を受け、以前に悪くし…