調剤してもらってるところで確かめるのが一番

 夫婦のお客様が来店し、以前に疲労に『パワーアクトゴールドα』を使っていたそうで、『新パワーアクトEX』との違いを質問された。
 前者は座ると立つのが億劫になる疲れに、後者は眼精疲労や肩こりなど上半身の疲れに適していますと説明。
 また、『キューピーコーワゴールドαプラス』を『パワーアクトゴールドα』に血流を改善する生薬をプラスすることで栄養を体に行き渡らせる効果を高めている物として紹介した。
 今回は『パワーアクトゴールドα』を継続するとのことで、お買い上げいただいた。

 以前にお尻から膝辺りまでの痺れ感を相談されたものの、複数の薬を処方されているのにお薬手帳を持ち歩いていないというため、後日に改めることになっていた、やや高齢の常連のお客様が来店。
 お薬手帳を見せてもらったら、血圧降下剤や心臓の薬の他に糖尿病など10種類以上の薬が処方されていた。
 これで、お薬手帳を持ち歩かないのは駄目ですよぅ(;・∀・)
 最初に症状を訊いた時に勧めようと思っていた『疎経活血湯』との飲み合わせについては、調べた限りでは大丈夫そうだけど、もとより気の短い人で、そのまま買おうとされるので、それは止めた。
 そして調剤しているのが、近くのドラッグストアーだと分かったため、そこで相談してみてはと勧めた。
 すると、一旦お店を出てしばらくしてから戻ってきた。
 調剤してもらってるドラッグストアーで「大丈夫と言われた」とのことで、『疎経活血湯』をお買い上げいただいた。
 とはいえこのお客様、最初のうちは薬の飲み合わせを調べている間中ずっと「何かあったら訴えるかんね」と、さんざん脅された(;´Д`)
 帰りには、「勉強熱心だね」と云ってもらえたけど。
 あの気の短さは、もしかすると心臓の影響かもしれないなぁと思ったり。

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