肋間筋痛らしいというお客様の相談を受け、ゴルフで傷めたというので、鎮痛効果に優れたインドメタシン製剤と、浸透力に優るジクロフェナクトリウム製剤を紹介し、体を動かすので塗るタイプを提案した。 すると、家にあった『サロンパス』を使い切り、これからまたゴルフの打ちっ放しに行かなくてはならないということで、『ハリックス55ID』と『フェイタスZα』を購入された。 本当は、回復するまで運動は謹んでもらいた…
- カテゴリー別アーカイブ それさえもおそらくは平凡な日記
『ペアA』と『ペア漢方』の組み合わせ
歯科医で常連のお客様から、歯痛に痛み止めをと相談され、でも案内する前に『新今治水』が目につくと、そのまま購入された。 歯科医なんだから、ちゃんと治療した方がとお話ししたのだが、歯医者に行くと色々と治療が増えるから嫌だとのこと。 いいのかそれで(^_^;) 『葛根湯』を購入されるお客様に、発熱や咳の風邪には適用しないことを伝えると、主訴は鼻水と悪寒だというので、まさに適応する症状だった。 となれ…
薬の効き具合の報告を
やや高齢のお客様が『アネトンせき止めZ錠』を購入されるさいに「妹がよく効くから」といつも咳止めに使っていて「麻薬みたい」と言っていたというので、「その通りです」と答えて、あまり使いすぎないようにお話をした。 高齢者の咳の原因は体内の乾燥であったり胃の不具合が多いのから、上半身を潤して胃薬も兼ねる『麦門冬湯』を紹介すると、お客様自身は病因から処方されている薬が多く、その中には『麦門冬湯』もあるもの…
薬をお会計後に薬の変更は提案しにくい
お客様が『エスタックイブ』をレジに持ってきたけど、咳などは無く疲労感があり、主訴は頭痛と微熱であるようだった。 そしてすでに2日ほど経っているということから、『柴胡桂枝湯』を案内して、お買い上げいただいた。 微熱というのは、「たいして熱が上がってないから症状は軽い」とは限らず、熱を出す体力が無いとも考えられるので、起きていない症状に対する成分が入っている総合風邪薬では、体内でその処理のために…
病の恥はかき捨て
『エスタックイブ』を購入されるお客様に症状を尋ねると、主訴は喉の痛みで他に症状は無いようなので、喉の痛み止めに特化してはと提案したが、いつも使っているとのことで、そのままお買い上げいただいた。 ただ、実はそんなに痛むわけではないということから、胃炎の可能性をお話ししてみたけど、「胃は丈夫だから」とピンとこないようだった。 内蔵には本来痛覚神経が無く、胃痛といった症状は近くを通ってる神経が胃の代わ…
患者さんの判断力が病気で低下しているかも?
幼児連れのお客様が来店し、頬が腫れて耳たぶから出血していた。 どうやら、虫刺されらしい。 高齢の母親から『オロナインH軟膏』を買ってきたらと言われたようだが、出血しているところは抗生物質の軟膏を勧めた。 患部を保護するという意味では『オロナインH軟膏』も悪くはないけれど、単なる消毒薬で傷を治すわけでもないから、それなら水道水で消毒して絆創膏を貼るのでも構わないくらい。 それよりは、雑菌による感染…
お客様の仕事が分かって穴に入りたくなる
お客様から、『桂枝茯苓丸』と『桂枝茯苓丸料加よく苡仁』の違いを質問された。 テニス肘だそうで、ネットか何かで有効性を論じている医師の研究を見たとのこと。 前者が血流を整えつつ炎症を取り除き、後者は軟骨の材料となるヨクイニンを加えてあることを説明した。 そして、痛みだけではなく痺れ感があるとのことから、『疎経活血湯』を紹介した。 製薬メーカーの漢方薬と、漢方調剤をしている薬局での漢方薬では、どちら…
病気のせいで判断力が低下しているとも考えられる訳ですが
咳を訴えるお客様が来店し、 夜が激しいとのことだったのだが、一方的にまくしたてられてこちらの話をあまり聞いてもらえない。 ひとまず、『アネトンせき止めZ錠』と『五虎湯』を案内したところ、 喉も痛いという話が出たので桔梗の入っている『ルキノンせき止め錠』を候補に加えたところ購入を決められた。 お会計してから、数日前に風邪で発熱したと話されたので、発熱により体内が乾燥したか胃炎を起こした可能性を伝え…
お客様を観察するということ
『桂枝加芍薬湯』を見ているお客様がいたので、漢方薬に興味があるのかと思い声をかけてみたが、案内は断られた。 『柴胡桂枝湯』をレジに持ってきたところで改めてヒアリングすると、おへその上が痛む腹痛以外には吐き気や下痢は無いそうなので『芍薬甘草湯』を提案してみたところ、今度は『太田漢方胃腸薬2』に興味を持たれたため、『桂枝加芍薬湯』もストレスに対応することを伝えたうえで、『大正漢方胃腸薬』を基本に『爽…
通院していたら市販薬を買う前に一言相談を
外用消炎剤の棚で迷っていたお客様が『ハリックス55EX』をレジに持ってきたさいに、鎮痛剤としては弱いことを伝えると腰痛で、仕事で重いバッグを持つことが原因に思い当たるということから、鎮痛と浸透力に勝るフェルビナク製剤を案内し変更となった。 仕事が、原因となると繰り返す可能性があるため、内服薬として『疎経活血湯』を紹介した。 外用消炎剤の棚の前で電話で話されているお客様から、「温感」とか「冷感」…