夫婦のお客様が『ベンザブロックL』と『パブロンゴールドA』を一緒に買われるので、まさかとは思いつつ、念のため併用しないようお話し、『パブロンゴールドA』は喉の痛みには弱いことを伝えた。 すると、喉の痛みに適応するパブロンはと訊かれたので、同シリーズでは『パブロンエースAX』ですと案内した。 ただし、『ベンザブロックL』があれば『パブロンエースAX』は不要だろうことも説明した。 そして、症状によっ…
- カテゴリー別アーカイブ それさえもおそらくは平凡な日記
病院に行くにもお出かけ気分で
子供を連れたお客様が『アスコラルL』を選ばれ、特に問題は無いものの、念のため使用者を確認した。 すると、連れている9歳の子供の捻挫に使うとのこと。 インドメタシンなど成分によっては年齢制限があることを伝えると、外用薬にもそういう制限があるとは知らなかったらしく驚かれた。 『アスコラルL』を選んだのは偶然だったわけで、やはり声がけと確認は必要だと思った。 お客様から膝痛の相談を受け、以前に悪くし…
科学的な根拠よりも、体感的なものの方が安心する?
お客様から3歳児の口内炎の相談を受け詳しく聞いてみると、舌を噛んだみたいとのことなので、抗炎症薬の『トラフル軟膏』を案内した。 しかし、年齢制限を気にされた事から念のためお客様の目の前でメーカーに電話で問い合わせをして、幼児にも使えることを確認し、お買い上げいただいた。 この、目の前でというの結構重要だったりする。 大丈夫なことを即答するのも良いのだけれど、「心配な気持ち」を取り除いてあげるには…
血圧の変動による症状は年令に関係ありません
中学生の子供の便秘の相談を、お客様から受けた。 お腹が張って苦しそうな様子だということと、これまで便秘薬を使ったことは無いそうなので、『コーラックファースト』と『タゲダ漢方便秘薬』(だいおうかんぞうとう)を案内し、前者をお買い上げいただいた。 ただお客様には、便の状態を確認するようお話して、コロコロ便ならストレス性の可能があるので『桂枝加芍薬湯』を、最初だけが硬くその後は柔らかければ腸内環境を整…
薬の購入を人に頼む場合のデメリット
友達から、生理痛の薬を頼まれたというお客様。 しかし、その友達が今まで使っていた薬は不明で、「胃に優しいものを」と注文されたため、主成分のアセチルサリチル酸(アスピリン)の吸収を助けて、胃粘膜への直接的な刺激を抑える制酸剤が入っている『バファリンA』と、2つの鎮痛成分が配合されていて胃粘膜を保護する成分も加えられた『バファリンルナi』を案内した。 また、生理痛に限定するのであればと、鎮痛剤に…
門前薬局の都合で処方されない薬もある?
やや高齢の常連のお客様から『コンドロイチン』について質問されたが、主訴は膝痛で、病院の診察では異常は無かったとのこと。 湿気で痛むような話があったので、『コンドロイザー』と『桂枝加苓朮附湯』を案内した。 すると、お尻側からの痺れ感があるという話も出たため『疎経活血湯』も紹介した。 このお客様は以前に『人参湯』のことで、紹介した漢方薬に詳しい病院に行ってみたそうなので、そちらで相談してみるよう勧め…
加齢による頻尿は腎臓の機能低下
やや高齢の常連のお客様は、以前に頻尿に『当帰芍薬散』を病院から処方されており、中医学を学んだという別な医師から『牛車腎気丸』を勧められたそうで、その内容を尋ねられた。 その医師に、どうして訊かなかったのか(^_^;) いや、説明を受けたけど難しかったのだろうか。 幼い子供がトイレを我慢できずにお漏らししてしまうのは、本人の自意識でのコントロールだけでなく、内臓のうち腎臓の発育が未熟なためであり、…
胃が弱い人と胃が働きすぎる人とでは使う胃薬も変わります
『ギャクリア』を見ていた、やや高齢のお客様に声をかけたところ、『パンシロンG』と『ガストール』の違いを質問されたので、前者はもともと胃が弱い人向けで、後者は胃が働きすぎて症状が起きている人向けだと説明した。 すると、病院で逆流性食道炎と診断され処方された薬があるというので調べてみると、特に服用期間は決まっていないものの定期的な検査が勧奨されている薬で、しかしお客様は病院から処方された薬を長く飲む…
質問するのを忘れて本末転倒
お客様が『ベンザブロックIP』を購入されるさいに症状を確認したところ、熱感はあるが熱は計っておらず、主訴としてはだるさだという。 そのままお買い上げいただいたけど、風邪を治すエネルギーが消化に使われるとますますだるくなるので 食事の量を控えるか、噛まずに食べられるスープ物にするよう勧めた。 初めに相談してもらえれば、『柴胡桂枝湯』を案内したいところだったんだけどねぇ……。 乳幼児を連れた夫婦の…
医師や薬剤師に相談しにくいと感じる患者さん
お客様が『エクトールDX』をレジに持ってきたさいに、食中りの場合は原因物質を早く体外に出すために下痢を止めないようにと伝えたところ、そのまま相談となった。 今回の下痢の症状は、おへその下あたりが痛み、吐き気は無く、便は柔らかいだけで水瀉性ではないとのこと。 食中りではないようだから適用することを伝えたうえで、冷たい物の飲み過ぎではと話すると、冷房したままで寝たのが思い当たるようだ。 そうであれば…