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患者自身が「風邪」と断定するのはNG? 店頭では誰も診断できません

 先日に水虫の薬を買いにいらして、帯状疱疹で受診している担当医に相談するよう勧めたお客様が再訪した。

 病院で水虫と確定したそうで、『ミコナゾール』が処方されたとのこと。

 使い切ったら市販薬を買いに来るから、と言われた。

 わざわざいらしたのは、「先生が褒めていたのを伝えに来たんだ」とのことで、嬉しいやら恥ずかしいやら(´∀`*)テレテレ


 お客様が『エスタックイブNT』をレジに持ってきたけれど、主訴は鼻づまりと喉の痛みで咳は無く、家に『バファリンA』があるというので、それを鼻炎薬と併用する方法を提案した。

 もしくは、喉の痛みが弱ければ鼻炎薬の効能に喉の痛みもあるため、単独でも使えることをお話した。

 しかし迷われたため、効能に鼻づまりは書いていないものの成分からすると喉の痛みと一緒に対応できる『銀翹散』を紹介したところ、試していただくことになった。

 お客様の家には『葛根湯』があるとのことだったが、上半身を温めてしまうので適応しないことを伝えた。


 お客様が『パブロンエースPro』をレジに持ってきたけれど、主訴は喉の痛みと鼻水で咳は無いというため、『ペラックT』と鼻炎薬の組み合わせを提案した。

 しかし風邪薬を希望されたので、鼻炎の成分を増やしてある『ルルアタックNX』を案内して、 お買い上げいただいた。

 鼻の症状が出ている時は胃を悪くしている可能性があるため、消化に良い食事にして食べ過ぎないようにと伝えた。


 高齢のお客様が『パブロンエースPro』を選ばれたけれど、主訴は喉の痛みと鼻水で咳は無く、声も弱々しかったため、むしろ薬による体力の低下が心配なことをお話し、鼻水は温かい物を積極的に飲むなどで対応し、喉の痛みには『ペラックT』を勧めた。

 しかし風邪薬を希望されたので、『パブロンメディカルN』を案内し、変更していただいた。

 不埒な輩がいるかもしれないからあまり書かないけれど、市販の風邪薬の多くで採用されている咳止めは、覚醒剤系と麻薬系なので、咳が無い時に使った場合の体への負担は無視できない。

 咳止めの入っていない風邪薬となると、『PL顆粒』などのごく一部の製品化のみ。

 そして、風邪というのは医学的には肺から上の上気道炎のことであり、診断できるのは医師だけという点を考えると、患者自身が「風邪」と断定するのはオカシイし、もちろん私たち登録販売者や薬剤師だって確定できない。

 だからこそ市販薬は、病名ではなく「症状」に対応することに限定されている。

 一方で、ジャンル分けされていないと選びにくいから「風邪薬」というカテゴリーがある訳だけれど、それはあくまで参考程度の話。

 そのうえ総合風邪薬であっても、処方内容によっては得手不得手の症状がある。

 なのでまずは、風邪薬と決め打ちで選ぶのではなく症状に合わせ、鎮痛剤や鼻炎薬、喉の薬に咳止めなどを俯瞰して、横断的に検討するのを勧めたい。

 もし分かりにくければ、そのために薬は友人販売されているので、立ってる者は親でも使えのごとく、立ってる店員は遠慮無く使ってほしいところ。


 お客様から、喉の痛みに『駆風解毒湯』を求められ販売したものの、湿った咳の音をしていたため内臓が冷えている可能性をお話し、積極的に温かい物を飲んで、入浴したり下半身に厚着をしたりと、体を保温するよう勧めた。

 

市販薬は価格のお得感に惑わされないで

 お客様が『パブロンSゴールドW』を持ってきたけれど、主訴は喉の痛みと色のついた鼻汁で、主訴に対して効果が弱いと思われるため、『パブロンメディカルT』か『パブロンエースpro』あるいはメーカーを変えて『ルルアタックEX』を提案した。

 すると『ルルアタックEX』の大容量の購入を決められたので、効果は2日ぐらいで判断するようお話した。

 早く症状が治れば、飲み切る必要はないことを伝えた。

 大容量の方に価格的なお得感を感じるのは仕方のないことだけれど、薬は相性もあるので小容量から試してもらいたいところ。

 お客様が『パブロンSゴールドW』を持ってきたが、患者は奥さんで喉の痛みと鼻水を訴えているというのと、咳は無いというお話から、『龍角散』や『駆風解毒湯』を使ってみてはと提案した。

 しかし奥さんは顆粒しか飲めないとのことで、一旦は本人に確認してみると帰られたものの、すぐに戻ってきて『パブロンエースpro』を飲んでいたとのことでそれを購入された。

 お客様には、帰ったら鼻水の色を確認するように伝えた。

 透明でツーッと垂れてくるような鼻水は、花粉症などのアレルギーか内臓が冷えてる可能性があり、その場合は温かい物を積極的に飲んだり、下半身に厚着をしたりすれば症状が軽減すると考えられる。

 お客様が『ストナジェルサイナス』を購入されるさいに、鼻の症状だけであれば鼻炎薬をと提案し、不要な成分で疲労してしまう可能性を説明したところ、喉の痛みもあるというので『ストナジェルサイナス』では、喉の痛みに弱いことを伝えたが、そのままお買い上げとなった。

 それなら咳止めは不要だから、鼻炎薬と鎮痛剤の組み合わせか、鼻炎薬と抗炎症剤を使う方法もあるんだけどねぇ。

 夫婦のお客様が来店し、奥さんが『ナイシトール』を要望されたさいに、『防風通聖散』は内臓に運動をさせるようなものと説明した。

 お腹を弛くしてしまう人もいるため、合うかどうかは使ってみなければ分からず、最初は小容量の物から様子を見るよう勧め、お買い上げいただいた。

 難しいのは、お腹が弛くなったから合わないとは限らないので、服用にあたっては適宜増減も必要なことを伝えた。

 

痒くなくても水虫の場合があります

 お客様から踵(かかと)の乾燥対策に、『メンソレータム』と『オロナインH軟膏』のどちらが良いかを質問され、どちらも油分によって患部を保護するものであり、前者には弱い麻酔薬が入っていて後者には消毒薬が入ってることを説明した。

 用途からすると保水する尿素入りの物も候補になることをお話したうえで、今回は『メンソレータム』をお買い上げいただいた。

 幹部はカサカサしているということだったが、踵水虫の可能性も伝えてみると「痒くないから」と否定された。

 ううん、踵水虫は痒みを感じるほうが珍しいんだけどねぇ。

 高齢のお客様が『コルゲンIB透明カプセルα』のパッケージの切れ端を持ってきて、同じ物をと注文された。

 ちょうど成分表示から外れた部分だったため中の成分が分からず、うちの店には置いていない薬なので似た処方の薬を紹介することもできなくて困った。

 以前に使ったら良く効いたとのことだったが、主訴は鼻づまりと痰で、病院で処方された『葛根湯加川きゅう辛夷』は駄目だったという。

 しかしさらに詳しくヒアリングすると、鼻汁が喉に落ちてくるというため『チクナイン』(辛夷清肺湯)を案内し、試していただくことになった。

 漢方薬で鼻づまりを考える場合、『葛根湯加川きゅう辛夷』が適応するのは鼻づまりと鼻水を行ったり来たりする場合で、鼻づまりにより息苦しく寝るのも大変という時には『荊芥連翹湯』を使い、鼻づまりして喉に鼻汁が落ちてくるという今回のケースでは『辛夷清肺湯』が向いている。

 そして『辛夷清肺湯』の処方は胃薬に近く、鼻汁が喉に落ちてくるというのは胃が弱っている証拠でもある。

 だから、この症状が起きている時には消化に良い食事をすることが大事なのだ。

 また、お客様は入浴はせずシャワーで済ませているというため、鼻の付け根と首の周りにも浴びるよう勧めた。

 もちろん一番良いのは、じっくりと入浴をすることである。

 若いお客様が『龍角散ダイレクトスティック』と『浅田飴』を持ってきたので、前者が喉の炎症を抑えるのに適していて後者は咳止めに向いていることを説明した。

 主訴は喉の痛みで、咳は無いというお話から『龍角散ダイレクトスティック』の他に、口内炎にも適応する『パブロントローチAZ』を案内したところ、後者を購入された。

 

喉が痛くなったら、すぐ消化の良い食事に切り替えを

 お客様からイソジンのうがい薬を求められたが、明け方に喉がイガイガするというお話だったので体内が乾燥してる可能性を伝えて『麦門冬湯』を紹介したところ試していただくことになった。

 胃炎も考えられることを伝えると、どうやら思い当たるようだ。

 お客様から『リポビタンゴールドX』と『エスカップ』の違いを訊くかれ、基本はタウリンで同じものの前者にはマムシの皮の反鼻(はんぴ)や「山のうなぎ」とも呼ばれる山薬(さんやく)などが入った医薬品であることを説明した。

 またドリンク剤は瞬発力を発揮する物と持続力を補うものがあり、今回のドリンク剤でいえば『エスカップ』の方が瞬発力を発揮する物で、『リポビタンゴールドX』は瞬発力と持続力を兼ね備えていると言える。

 ただ、そもそもタウリンは体内にも存在し、イカなどから補給することもできるので、あまりドリンク剤で摂取する必要は無いようにも思える。

 今回は、『リポビタンゴールドX』をお買い上げいただいた。

 『のどぬーるスプレー』を持ってきたお客様に主訴を尋ねると、喉の痛みと乾燥感があるというため、抗炎症剤の入った『アズリートのどスプレー』の方を案内し変更となった。

 胃炎の可能性もお話すると思い当たるようなので、喉が痛くなったら消化に良い食事をするよう伝えた。

 『パブロンSα』をレジに持ってきたお客様に主訴を尋ねると、患者はご主人で喉の痛みだけということから、喉の痛みへの効果は弱いため、風邪薬としては『パブロンエースPro』と『ルルアタックEX』と『エスタックTT』を案内した。

 そのうえで体力を温存するために喉の痛みに絞った『ペラックT』や『駆風解毒湯』なども提案してみたけれど、風邪薬を頼まれたとのことで『ルルアタックEX』を購入された。

 喉の痛みが即風邪とは限らないため、喉の炎症を抑えるのには消化に良い食事をするようお話した。

 なにしろ食べ物が、炎症している喉をこすることになるので。





 

同じような患者さんが続くと季節を感じます

 お客様から当初は喉の痛みで相談を受けたため『ペラック T』や『駆風解毒湯』を案内したのだけれど、詳しくお話を訊くと痛みはそれほどではなく、痰が引っかかってる感じと言われた。

 実際には痰は出ないと言うから「梅核気」の可能性が考えられ、『ストレージH』(半夏厚朴湯)を勧めて、お買い上げいただいた。

 梅核気というのは梅の種が喉に引っかかっているような気がするという、喉が閉まってしまう状態でストレスと関係することが多い。

 お客様は特にストレスは思い当たらないという話だったけれど、気温の変化など肉体的なストレスもあるし、楽しいことも興奮すれば体には負担となることを伝えた。

 子供を連れたお客様が来店し、子供から酔い止めの薬を訊かれて売り場を案内したところ、『トラベルミンチュロップ』を選んだ。

 しかし学校の遠足なのでドロップタイプを持って行って大丈夫かと親が心配されたため、今時そんなことを教師が注意なんかしたら養護教諭から叱られますとお話して、お買い上げいただいた。

 乗車前には温かい物を食べ温かい物を飲んでおき、乗ってからは水筒に氷を入れたくらいの冷たい物を少しずつ飲むと酔いにくいことをお話した。

 お客様から酔い止めを求められ、子供が修学旅行とのことだったので眠くなりにくい『トラベルミンチュロップ』を案内し、お買い上げいただいた。

 帰りはともかくとして、出発日には温かい物を朝食に出して、持たせる水筒には氷を目一杯入れておくよう勧めた。

 腸は体温より低い物を受け付けないから、酔わないようにと軽食のつもりでフルーツやヨーグルトをというようなことをすると胃で温まるまで貯蔵しておくことになってしまい、これが嘔吐の原因となる。

 だから、温かいスープでも飲んで早く腸に送ってもらい胃を軽くするのが重要。

 一方、冷たい物を飲むと胃の働きが悪くなり、悪くなるということは吐く力も弱まるため、乗車後のために冷たい飲み物を用意しておくのだ。

 夫婦のお客様が来店し、ご主人から「太田胃散みたいな喉の薬を」と注文されてキョトンとしてしまった。

 どういう意味だろうと考えながらヒアリングしたところ、どうやら『クララ』のことのようなので後継品の『龍角散ダイレクト』を案内した。

 しかし患者である奥さんに症状を詳しく訊くと、喉は痛くなくて締まる感じがすると言うため『ストレージH』(半夏厚朴湯)の方を提案したところ両方購入された。

 気候の変化などがあると、やはり同じ症状を訴えるお客様が来店する。

 売り手の方は、そういうことも勘案して薬を選び提案することができるから、やはり最初に相談してもらう方が良いと思う。

 特に今回の場合は、最初に注文されたのが患者本人じゃなかったし。

 

塗り薬の方が飲み薬より安心という勘違い

 お客様から初めに風邪として相談を受け、主訴が喉の痛みと鼻水だったので『ルルアタックNX』を案内したうえで、 咳などの出ていない症状の成分があると体の負担になることと、 鼻水は透明だと言うため内臓の冷えが原因と考えられることを説明し、喉の痛みだけに対処してはどうかと提案した。

 透明な鼻水の方は、積極的に温かい物を飲んでお風呂に入りお腹周りを保温すれば、改善できる可能性が高いことも伝えた。

 先に『ルルアタックNX』を案内したのは、まずはお客様の要望に応えないとお話を聞いてもらうのが難しいから。

 ただ、せっかちな人だと即決されて、やっぱりお話を聞いてもらえなるけど。

 まぁ、その場合は仕方が無いってことで。

 今回はお客様が納得されたようなので、患部だけでなく内蔵まで冷やしてしまう『龍角散』などは適さないことをお話して、『ペラックT』と『パブロントローチAZ』を案内したところ、前者をお買い上げいただいた。

 うちのお店のラインナップから、『 駆風解毒湯』が無くなってしまったのが痛い。

 『 駆風解毒湯』なら、内臓まで冷やさずに喉の炎症を抑えられるのに。

 ダニに刺されたというお客様から腕と腹部を見せられ、腹部は痕が横一列になっていた。

 患部から血が滲んでいるのを本人は掻いたからと言っていたが、一般に虫刺されという言い方があるものの刺すのは蚊ぐらいで、他の虫は牙で食いちぎってしまうことをお話した。

 もちろん、掻きむしって血が滲んだというのもあるのだろうけれど。

 とにかく患部は赤く腫れており、痒みも強そうなことから『ムヒアルファEXクリーム』を勧め、お使いいただく事になった。

 また、右の脹脛(ふくらはぎ)がこむら返りのように痛んで、痺れ感もあると相談された。

 塗り薬を望まれたのでフェルビナク製剤を案内したうえで、内服薬に『コムレケア』(芍薬甘草湯)『疎経活血湯』を紹介すると、数年前に脳梗塞を患ったことがあり、塗り薬の方が安心と言われたため、外用薬も体内に影響することをお話した。

 ジクロフェナクトリウム製剤などのパッケージにも注意書きが、これでもかとばかりに書かれているのだけれど、読んでいる人が少ないのか、この手の勘違いは多い。

 今回はフェルビナク製剤のローションをお買い上げいただいたものの、フェルビナク製剤もまた体内に浸透する薬ではあるので、ジクロフェナクトリウム製剤ほど危険ではないとはいえ注意は必要である。

 しかも、お客様は脳梗塞以来ずっと服用してる薬を近所の内科医に頼んで処方してもらってると言うので、一度専門医を紹介してもらうよう勧めた。

 もしかすると、歩き方にも影響していて、その負担が症状として現れてるかもしれないし。

 科目が違うと通院している医師に相談しないということもまた、ありがちなことである。

 

病院で処方されるのと同じ成分の薬でも明記されてる効能は違うことが

 やや高齢のお客様が『新ルルAゴールドS』を購入しようとしたけれど、喉の痛み以外の症状は無いそうなので喉の痛みに特化してはどうかと提案した。

 すると、家にあった『新ルルAゴールドS』を服用していて、もうすぐなくなりそうなため買い置きのつもりだったとのことだったが、『ペラックT』に変更となった。

 市販の総合風邪薬は何をどう選んでも咳止めの成分が含まれていて、それが体への負担となるし、鼻炎の成分は体内を乾燥させがちだから、特に高齢者は起きている症状に合わせてもらいたいところ。

 お客様が『アレジオン』と『エスタックイブファインEX』を一緒に購入されるので、念のため併用するのかを確認したところ前者は自分に、後者は息子さんにとのことだった。

 しかし息子さんは喉の痛みだけで他の症状は無いらしく、頼まれ物でもないというので『ペラックT』と『駆風解毒湯』を提案し、前者に変更となった。

 『アレジオン』は蕁麻疹に用いれてるとのことで、季節性のようなため一箱を通して飲み切るよう伝えた。

 ただ、病院では蕁麻疹にも『アレジオン』が処方されるけれど、市販の『アレジオン』の効能には蕁麻疹の入っていないから目的外使用なんだよねぇ。

 お客様は病院で処方されたのと同じだからという理由で購入されたけれど、止めることはできないし、実際に効果はあるから対応の難しいところである。

 本当は、病院を受診して処方してもらいたいところ。

 

薬を買うときには目的の成分が入っているかの確認を

 『南天のど飴』をレジに持ってきたお客様に咳に向いていることをお話しすると、咳は出ていないというのでヒアリングしたところ、喉が痛いむとのこと。

 患部が腫れていたり唾を飲み込むのも痛ければ『ペラックT』や『駆風解毒湯』を、ヒリヒリするようなら『パブロントローチAZ』と『マードレトローチ』を案内したところ、ヒリヒリするというお話だった。

 なんでも、以前に『コルゲンコーワトローチ』は効かなかったことから、トローチは効かないと思ったそうだ。

 『コルゲンコーワトローチ』は消毒系で炎症を抑える成分が少ないから、効き目を感じられないのも当然のこと。

 剤形と効き目は関係無いことを説明し、抗炎症剤と患部を冷やす成分の入った『マードレトローチ』をお買い上げいただいた。

 また、喉の炎症は繋がっている胃まで広がる可能性があり、食べ物が喉を通るだけでも患部に刺激となるため、あまり噛まずに済む消化に良い食事をするよう勧めた。

 のどスプレーの棚を見ていたお客様に声をかけたところ、痛みは無く主訴は声枯れだと言うので『響声破笛丸』を勧めてお買い上げいただいた。

 それから、仕事で声を使うというため、喉に負担をかけずに声を響かせる発声方法を教えた。

 喉から声を出してると喉への負担が大きいから、頭蓋骨をスピーカーの振動板にするのである。

 具体的には舌の先端を下の歯の裏側に当てて舌でアーチ型を作り、息を上の前歯の裏に当たるように意識し、上顎の固いところで反響させる。

 声を出してる時に唇のすぐ上を指で触れて、振動を感じられれば成功である。

 先日に体の節々が痛み風邪気味だと言っていた常連のお客様が来店し、使っていただいた『麻黄湯』が効いたとのことだった。

 お客様には、引き続き気温の変化に気をつけるよう伝えた。

 

薬のお遣いは事前のヒアリングが重要

 お客様から喉の痛みに「即効性のある物を」と注文されたのだが、基本的にどれも即効性はあるものの、起きている症状への効果は相性も影響することをお話した。

 どうやら頼まれ物らしく痛む場所は不明で、ヒリヒリするようだとのことからアズレン製剤の『パブロントローチAZ』と患部を冷やす桔梗の入った『マードレトローチ』を案内し、次点としてトラネキサム酸の『ペラックT』を紹介したところ『マードレトローチ』の購入を決められた。

 すると風邪薬もと求められ、いつもは『パブロンSゴールドW』を買ってるというお話だったが、同シリーズで喉の痛みに対応するのは『パブロンエースAX』ですと紹介し、お買い上げいただいた。

 お客様には、 本人に喉の痛む場所を確認することと、喉の痛みが風邪とは限らないこと、そして養生として消化に良い食事をさせるようお話したのだけれど、あまり興味は無さ気だった。

 薬の代理購入の厄介なのはこの点で、お遣いに来た人が患者本人ほどに薬の効能や養生に関心を持たなかった場合、頼んだ患者さんにとって不利益になる可能性があることだ。

 なにより、詳しい症状は患者さん本人でなければ分からないから、お遣いに来る人が引き受ける時にどれだけヒアリングしてきているかが重要となる。

 お客様が『ルルアタックEX』をレジに持ってきたが、主訴の喉の痛み以外に症状は無いと言うので、起きていない症状の成分を取り組むと体の方は処理するために無駄なエネルギーを使うため疲労の原因になると説明し、喉の痛みに特化してみてはと提案した。

 喉がヒリヒリする場合に向いているアズレン製剤の『パブロントローチAZ』と、患部の熱感を取り除く『マードレトローチ』を案内すると、患部が腫れている感じがすると言うので『ペラックT』と『駆風解毒湯』を紹介した。

 そして『駆風解毒湯』は、うがいするように飲むと効果的なことをお話したところ購入を決められた。

 それから、総合風邪薬に2日分などの容量の少ない物があるのは、そもそも風邪は自然に治癒するもので、風邪薬は症状の緩和に過ぎず、2~3日服用して合わなければ乗り換えを検討した方が良いことを伝えた。

 また、喉と胃は繋がっているので炎症を広げないためにも、喉が痛いと感じた段階で消化に良い食事に切り替えるよう勧めた。

 お客様からは、「勉強になりました」と言っていただけた。

 

腸の機能が落ちると胃にも影響があります

 お客様が『五虎湯』『麦門冬湯』を見較べていたので声をかけてみたけれど、案内は断られた。
 『麦門冬湯』をレジに持ってきたさいに改めて、『五虎湯』は上半身に熱が篭った時の咳、特に寝る前に咳き込むような場合に適応し、『麦門冬湯』は体内が乾燥している時の咳であり、話そうとしたり食べようとしたりして息を吸うと咳き込む場合に適用することを説明した。
 するとお客様は、咳とともに喉の乾燥感があるというので適応すると考えられることをお話して、お買い上げいただいた。
 あと、体内が乾燥している原因としては胃炎を起こしてる可能性が考えられ、炎症を抑えるために夏野菜を避け、消化に良い食事をするよう勧めた。

 お客様から「喉の風邪薬を」との相談を受け、『ルルアタックEX』と『パブロンエースAX』に『ベンザブロックLプラス』を案内した。
 そのうえで喉の痛み以外の症状を尋ねると、初期に透明な鼻水があったようだが主訴以外は起きていないというため、喉の痛みに特化してはと提案し『ペラックT』と『駆風解毒湯』も紹介してみた。
 しかし、周囲の人は風邪をひいていると話さるので、トラネキサム酸の入っている『ルルアタックEX』をすすめたところ、体のだるさがあると言われたので体力落とさないために『新ヒストミンゴールド液』との併用を提案し、両方をお買い上げいただいた。
 実のところ体のだるさがあるとなると、風邪薬にはもれなく咳止めが入っていて、咳止めの成分が体をだるくしてしまうから、やはり勧めにくいのだけれど。
 だるさの情報が後からだったので、話の流れ上、『新エスタックゴールド錠』(葛根湯加桔梗)を紹介しそこなってしまった。
 まぁ、その『新エスタックゴールド錠』にも咳止め成分が入っているのだけれど。
 お客様には、内臓を休めるために消化に良い食事をとお話したら、「鍋物とか?」と訊かれたので、良い選択ですと答えた。
 消化をするのにもエネルギーが必要で、風邪をひいて体を休めるというのは内臓も含めて休ませることなんである。

 お客様が『ザ・ガード整腸錠α3+』などの整腸剤と漢方薬の棚を行ったりきたりして見ていたので気にかけていたところ、『ザ・ガード整腸錠α3+』の購入を決められたため使用経験を尋ねてみた。
 使うのは初めてで、主訴はお腹が張ることと食欲低下ということからすると、『六君子湯』が適応するかもとお話してみたら、思い当たるようだった。
 乳酸菌を育てる納豆菌が入ってることの利点をお話したうえで『ザ・ガード整腸錠α3+』をお買い上げいただいたが、胃腸の仕組みとして肉類や脂肪は胃ではなく腸が消化するため、腸の機能低下により胃の働きも悪くなることを説明した。
 どういう事かというと、腸で消化が進んでいないと胃の方に食べ物を送ってこないようストップの指示を出し、胃で消化が終わっている物も留め置かれ、これが膨満感になる。
 そういう意味では『ザ・ガード整腸錠α3+』のような整腸剤を使うことで、胃の働きが回復し食欲が向上することも考えられる。
 つまり、腸の機能が低下することで食欲不振になっている場合には、胃薬を飲んでも改善しないことがあるのだ。
 お客様はシャワー派だというので、腸の血行を良くするためには入浴した方が良いことをお話したうえで、シャワーだけで済ます場合には前から浴びるのではなく、後ろを向いて腰の辺りに浴びながら髪や体を洗って、少しでも腰回りの血行を良くするよう勧めた。

 
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