常連の夫婦のお客様が来店し、ご主人が朝方に声嗄れがあるとのことで『響声破笛丸』に興味を持たれたが、病院では喉の炎症な認められなかったという。 寝ている間に口を開けていて起きる気道の乾燥か、ストレスによる気道の狭窄の可能性をお話し、前者には『麦門冬湯』を、後者には『半夏厚朴湯』を紹介した。 試しに『ストレージH』(半夏厚朴湯)を使ってみるということでお買い上げいただいた。 それから、以前にお客様自…
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検査目的の受診は薬が処方されないことも
やや高齢のお客様が、『黄連解毒湯』を求めて来店し案内したのだけれど、以前に私が皮膚炎にと紹介したお客様で、保険が適用される薬であることを伝えていたところ、大学病院で保険は使えないと言われたとのこと。 しかし詳しくお話を訊くと、医師には漢方薬と言っただけで『黄連解毒湯』のことを伝えたわけではないようだ。 そもそも、保険の適用外だというのはどういう判断なのかよく分からない。 大学病院となると検査目的…
重曹を使っての実験は美味しい
重曹とクエン酸を求めて、お客様が来店。 中学生の子供が洗い物の実験をするとのことで、他の使い方などを尋ねられたため、入浴剤として使う方法や、かき氷のシロップと合わせてメロンソーダを作ってみるというようなことを教えた。 案外と知られていないけど、かき氷のシロップはもともとカルピスのように水などで薄めて飲むために作られており、ラベルにも飲み方が書いてあったりする。 あと、蒸しパンケーキを作ってみるの…
育児疲れを感じたら
お客様が『 ルキノンエース錠V』と『ストナデイタイム』を一緒に購入されるので、 併用することはないと思うものの念のため、喉の痛みが主訴の時には前者を、鼻水が主訴の時には後者をと伝えた。 すると、案の定、どちらも喉の痛みに使うつもりだったそう(^_^;) 『バイシンUV』を購入されるお客様に、作用機序は血管を細くして血流を滞らせることで充血を目立たなくさせるだけなので、使いすぎないようにお話しし…
思春期のニキビは時間をかけて治す
お客様が『ポピショットのどスプレー』をレジに持ってきたが、喉の痛みが一週間ほど続いてると言うので、抗炎症のアズレン製剤の方を勧めた。 また、喉の奥の方が痛く、風邪で発熱したというお話があったため、胃炎起こして体内が乾燥してる可能性を伝えた。 そして、内服薬も検討してはと提案し、『ペラックT』と『駆風解毒湯』を紹介したところ、病院で抗生剤を処方されたというので、薬の名前を尋ねると、最初は思い出せな…
同伴者は店員に相談することを本人に勧めてあげてください
やや高齢のお客様が来店し、同伴の女性と話をしながら『アネトンせき止めZ錠』を選ばれたのだが、ご本人から「良く効く咳止めは?」と訊かれたので症状に合わせることが重要ですと伝えてヒアリングしてみた。 人と一緒に来ていると、その人と相談して決めてしまわれることが多いんで、これは良かった。 若いカップルなんか、患者が女性の場合、彼氏のほうが「これでいいんじゃない?」とか「これにしなよ」なとど、何を根拠に…
病院で処方された薬が市販されているとは限りません
やや高齢のお客様から、病院で処方されてる目薬と同じ物をと希望され、持参されていたおくすり手帳を調べたところステロイド剤と抗菌薬だった。 患者は奥さんで、主訴は朝の目の痒みとのこと。 初期症状には目ヤニもあり、眼科に行ったものの原因は不明で、数日試すようにと処方されたらしい。 お客様からは抗菌薬の方はいらないと言われたが、ステロイド剤の点眼薬が市販には無いことを説明し、『マリンアイALG』と『アル…
お薬手帳があると本当に薬選びがスムーズ
携帯用の『セイロガン糖衣A錠』をレジに持ってきたお客様に、用途を訊いたところ海外旅行に持っていかれると言うので、抗炎症作用のある通常の『正露丸』の方を勧めた。 また、海外では胃腸炎が怖いので『柴胡桂枝湯』を紹介すると一緒にお買い上げいただいた。 海外でも解熱剤や風邪薬は入手できるけど、胃腸炎向けの薬というのは入手しにくい。 また、家にステロイド剤があれば虫刺されはもちろん、何かの植物に触れてかぶ…
海外では居眠りに注意
お客様から3歳児に使える酔い止めの相談を受けた。 3歳以下となると、『こどもセンパアS』か『センパアプチベリー』くらいしか選択肢が無い。 成分違いなれど、どちらも比較的眠くなりやすい。 必ず酔ってしまうのであれば、いっそ寝てしまった方が良いけどね。 旅行などで寝てしまったらもったいないっていう時には、眠くなりにくい方を選びたいところだけど、『トラベルミンチュロップ』などの比較的眠くなりにくい方は…
皮膚疾患は見た目だけでは判断できない
お客様の家族が風邪で病院に行ったそうなのだが、処方された薬の内容は不明で、風邪は治って咳だけが残ったと相談された。 咳の状態も本人ではないため分からず、もし風邪で抗生剤が処方されたとすれば、その副作用で体内が乾燥している可能性があることを説明して、『麦門冬湯』を案内した。 そして、痰は絡んでいないようだとのことと、咳が激しいというお話から紹介した『アネトンせき止めZ錠』をお買い上げいただいた。 …