海外では居眠りに注意

 お客様から3歳児に使える酔い止めの相談を受けた。
 3歳以下となると、『こどもセンパアS』か『センパアプチベリー』くらいしか選択肢が無い。
 成分違いなれど、どちらも比較的眠くなりやすい。
 必ず酔ってしまうのであれば、いっそ寝てしまった方が良いけどね。
 旅行などで寝てしまったらもったいないっていう時には、眠くなりにくい方を選びたいところだけど、『トラベルミンチュロップ』などの比較的眠くなりにくい方は5歳以上でないと使えない。
 また、同じく3歳児に使える下痢止めの相談をされたか、こちらは対応できる薬が無く、旅行の薬を揃えたいというお話だったので、胃腸炎にも風邪にも使える『柴胡桂枝湯』を紹介した。
 他に、生理痛専用薬の『エルペインコーワ』に興味を持たれたので、子宮の収縮を緩和する成分が入っていて鎮痛剤単独より効果的なことを説明したうえで、体に優しい生理痛対策に疲れやすい人向けの『当帰芍薬散』と、体力は充実している向けの『桂枝茯苓丸』も紹介した。
 また、『当帰芍薬散』『桂枝茯苓丸』を合わせた『婦人華』という薬も存在し、特定のルートでしか流通していないためネット通販で入手できることを案内した。
 一方、家族で薬を一緒に使いたいというお話だったが、薬の効果というのは誰にでも同じように出るとは限らない事をお話しした。
 市販薬なら、およそ3分の2の人に効果が現れる。
 それはつまり、3人家族だと1人は効かない可能性があるということだ。
 そして旅行には、外用薬にステロイド剤があると虫刺されや湿疹などでも使えて安心なことを伝えた。
 今回は、『センパアプチベリー』『柴胡桂枝湯』『エルペインコーワ』をお買い上げいただいた。
 しかし、お客様が帰られてから改めて胃腸薬の棚を調べたら、『エクトールDX』が3歳児でも飲める下痢止めだった。
 ギャフン(>_<)
 自店の商品の把握が甘かった。

 お客様から海外旅行に行くのに8日分の酔い止め薬を注文され、飛行機には持続性があり眠気が出やすい『アネロンニスキャップ』を使い、現地では移動時に眠くなりにくい『センパアQT』とで使い分けてはどうかと提案した。
 せっかくの観光で寝てしまってはもったいないというのもあるが、日本と違って、乗り物に乗っていて居眠りするのが危険ということがあるので。
 すると、ご主人は『トラベルミンチュロップ』を用意してるというので、それは『センパアQT』と成分が同じことを説明し、 やはり同じ処方の『ヒヤ乗り物酔いどめフィルム』と『アネロンニスキャップ』とを一緒にお買い上げいただいた。

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