鼻水と喉の痛みで『ザジテンAL』を服用してみたが効かなかったという、お客様。
薬は成分の違いによる症状や体との相性があるので乗り換えるのが良いだろうけど、花粉症のようなアレルギーなのか風邪なのかの見極めが、ちょっと難しい。
鼻水に『小青龍湯』と、喉の痛みに『桔梗湯』の組み合わせを案内してみたけど、2つ購入するのは躊躇われたので、今度は風邪の方に振って『ベンザブロックSプラス』を勧めてお買い上げ。
『総合かぜ薬クニヒロ』をレジに持ってこられたお客様に症状を尋ねると、頭痛と悪寒はするものの、鼻や喉には症状が出ていないようなので、『ルルアタックFX』と『ベンザブロックIPプラス』をご案内した。
しかし、予算的に千円以下の物をと要望され、頭痛を先に抑えたいとして『イブA』を選ばれた。
ええん?
それなら、最初の『総合かぜ薬クニヒロ』の方が良かったような……。
早い段階で、予算に気を回すべきだったか……orz
『安中散加茯苓』の『リフレライフ』と、『安中散』に『四逆散』の入った『爽和』を何度も交互に手にして比較しているらしいお客様に声をかけたところ、内面の心配事が思い当たるようなので、『リフレライフ』の方をお勧めした。
どちらのパッケージにも、「ストレスによる胃の症状」と書いてあるから、迷われるのも無理ない。
さらに、喉のつかえ感があって、「んんっ」と咳払いのような事を繰り返すようであれば、『半夏厚朴湯』も候補になるから、それこそパッケージの比較では候補から絞るのは難しい。
先日、漢方薬に関するSNSで興味深い話題が出ていたので、改めて勉強のし直し。
病院からの処方箋で、頭痛の患者さんに『麦門冬湯』が出ていたそうで、その理由を探るというもの。
なにしろ、この日記でも繰り返し書いているように、『麦門冬湯』と言ったら「乾燥性の咳」に用いる物という思い込みがあったから、どうして頭痛の患者さんに処方されたのかと。
高齢の患者さんで、担当医は精神不安に焦点を当てた上での選択らしい。
実は『麦門冬湯』の生薬構成は胃薬になっており、胃を治すことによって咳止めとして働く。
そして、胃を悪くするとストレスに影響を与え、ストレスは胃を悪くするし、胃の不調に拠る頭痛というのもあるから、その辺が鍵かもしれないと私は考えた。
そうなると私の場合は、『半夏白朮天麻湯』を候補にするだろう。
そして、高齢という点を考えると、手足の冷えがあれば『当帰四逆加呉茱萸生姜湯』も候補に成り得る。
というように、参加者の方々からも様々な見解が出された。
知識や経験、あるいは流派での見解の違いなどもあり、大いに参考になった。
同時に、店頭での漢方相談の大変さも痛感していたところ、「気の異常」による「冷えのぼせ」と「頭痛」や「動悸」に使用例があるという資料を提示された方がいて、なるほどと感心………あれ?
この資料、見た事ある気がするぞ!?
後で書庫を探してみよう。
読んだり講習会に出てても身につかないんじゃ、しょうがないったら(;´・ω・)
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喉から食道にかけて詰まる感じがする時に
咳の相談お客様。
咳き込むほどではないが、一日中出るという。
咳き込むようなら『五虎湯』かなと思ったけど、乾燥感を喉に感じるようなので、『麦門冬湯』を案内した。
中学生の息子さんの胃もたれの相談で、お客様が来店。
普段はならないそうで、今回急に胃の辺りが重く感じられると訴えているらしい。
内向的な性格でストレスが思い当たるという話から、『安中散加茯苓』をと考えたが、詳しく症状を尋ねたところ、喉から食道にかけて詰まる感じがするとも言っていたようだ。
季節的にも、これは『半夏厚朴湯』の方が適応しそうだと判断し勧めた。
成人の息子さんが、鼻炎と喉の痛みを訴えているというお客様からの相談。
悪寒や発熱、体のだるさといった風邪の兆候は無いようなので、鼻炎薬と喉の痛み止めの薬を併用するように勧めたんだけど、お気に召さなかったようで帰られてしまった。
お客様自身の職場では風邪が流行っているらしく、息子さんには自分の風邪が移ったと考えているようなのだけれど、ここのところの寒暖差でアレルギーを起こしているのかもしれず、風邪という確証が無いとなんとも(;´・ω・)
ううむ、喉かぜ向けの『ルルアタックEX』でも売っておけば良かったのかどうか……。
目の疲労という事で、『キューピーコーワ』シリーズについて質問された。
眼精疲労については『キューピーコーワi』を案内したところ、高齢の親御さんについても相談され、血量改善のための『ゴールドαプラス』を勧めて、お買い上げ頂いた。お薬手帳で一元管理のススメ
お客様から頭痛の相談を受けたのだけれど、漢方内科の医院に通院していて『当帰芍薬散』を処方されているという。
血流が原因と考え、『釣藤散』を案内し、担当医には市販で購入したことを報告するようお話した。
どの患者さんに訊いても、市販で買った薬を担当医に報告しないというのが、どうも当たり前になってるようなので。
お薬手帳で、病院から処方された薬も市販で購入した薬も、一元管理するのが一番良いのに、活用されてないんだよねぇ。
『葛根湯』をレジに持っていらしたお客様に症状を尋ねると、風邪をひいたのは一週間ほど前の事で、現在の症状は、喉の違和感と痰が切れない事だという。
他には風邪の症状は無いそうなので、上半身を温める『葛根湯』は喉の症状には適さない事を説明し、風邪の後の喉の乾燥を治す『麦門冬湯』を勧めたのだけれど、購入には至らず。
『葛根湯』もキャンセルとなった。
ショボーン(´・ω・`)
以前に整腸剤として『HP新アペテート』を購入して頂いた、お客様が来店。
効果が感じられたそうで、今回は『チョコラBB』の後発品を探しているという事で、『ビューティーアクトBB+』を案内した。
娘さんが肌の痒みがあるらしく、花粉症とも関係していそう。
アレルギー性の皮膚炎であれば、患部がジュクジュクしている場合の『十味敗毒湯』や、患部に熱感がある場合に用いる『消風散』を紹介した。
高校生の息子さんの、胃もたれと腹痛の相談にご夫婦で来店。
部活の合宿で食べ過ぎたらしく、空腹時も痛むとの事で、『安中散』と『芍薬甘草湯』を合わせた『大正漢方胃腸薬』を勧めた。
ただ、部活でのストレスが関係している可能性もあるので、もし本人に思い当たるようであれば、『芍薬甘草湯』を抜いて『四逆散』を加えた『爽和』の方に変更を検討するようにお話した。
それにしても、お話を聞く限り本人は痩せ型で食が細いのに、顧問の教師から残さず食べるように言われたようだというのが、本当なら憤りを覚える。
顧問の教師が、どこまでスポーツ医学や食事療法などを勉強しているのかは知らないけど、部員の体調に気を配れないようじゃ、顧問失格なんじゃないのか。
合宿の食事で体調を悪くするなんて、本末転倒すぎる=3勤務先での買い物は当たり前?
やや高齢のお客様から、風邪が長引いているという相談を受けた。
しかし、詳しくお話を聞くと、現在の主訴は喉の痛みで、発熱などは無いという。
風邪薬を希望されていたため、一応は『コルゲンIB錠』と『パブロンEX錠』を案内しつつ、『駆風解毒湯』を紹介したところ、『駆風解毒湯』をお買い上げとなった。
一ヶ月ほどの短期間で体重が増えたというお客様から、ダイエットの相談。
医師からも減量を勧められたそうで、『防風通聖散』に興味を示されたけど、肌の色がくすんでいて血行不良のように思えるから、私としてはまず『当帰芍薬散』を勧めたのだけれど、ご本人の希望で『防風通聖散』を購入となった。
しかし、やはり心配なので、漢方内科のある医院を紹介した。
若いお客様から、鼻炎の鼻水の相談を受け、眠くならない物を希望されたため『小青龍湯』を案内した。
そして鼻水は、内蔵が冷えていると考えられるので、意識的に温かい物を飲んだり、40度以下のお湯で風呂に入り半身浴をするよう勧めた。
胃もたれと胃痛の相談を受け、詳しくお話を聞くと、外食で肉類を食べると夜に痛むそう。
『太田胃散』は効かなくて、温かい物を飲むと少し楽になる様子。
胃炎かと思ったら、温かい物を飲んで楽になるというから、何か胃が冷える原因が別にあるのか。
『安中散』に、痛み止めの『芍薬甘草湯』が入っている『大正漢方胃腸薬』を試して頂く事に。
上司から休憩時の食事などは、うちのお店での買い物をするようにとお願いされた、というか釘を刺された。
以前に、他店のレジ袋を持ってきたのを別な人から咎められたのもあって、それは止めるようにしたんだけどね。
個人的には、愛社精神というのは理解の外側なんたけど、客観的には理解できる。
だから、半年に一度程度で、五千円以上の買い物をして欲しいと要請されるのには、応じないと上司が困るだろうからと協力したんだけど、飲食物は完全に好みの問題でプライベートだから、あまりあからさまにお願いされるのも困る。
むしろ、契約に含むか、業務命令の方が、いっそスッキリする。
私は、人に頼まれ事をされるのは嫌いだけど、命令や義務に従うのは好きだし。
もちろん、従うに足る理念や信条が伴っていればだけど。
契約や命令で来ないって事は、労働基準法違反になるのを分かってるからなんだろうし。
それに、従業員が自店の商品を頻繁に購入するというのは、販売データ的に良いのかね。
特定の従業員が特定の商品を購入してたりするから、販売データに僅かながら狂いが生じてしまうと思うんだけど。
まぁ、それは経営者が考える事か。
いずれにしろ、この件については以前に別な人から咎められた時点で、私の心のシャッターは閉じてる。
だって、言うに事欠いて「うちの会社からお金が出てるんだよ!?」って言い方されたから。
ちげーよ、お金はお客様から頂いてるんだよ!!
会社からの「賃金」に対しては、ちゃんと対価として「労働」を提供してるだろーが!!!
………と瞬間湯沸器になってしまったものの、幸いにしてその時は疲れてたから言い返さずに済んだ。
済んだけど、気持ちとしてはシャッターを閉じてしまった件なので、それを蒸し返されて気分悪い。
仕事を転々としてきた私の経験じゃ、従業員に「自店で買って」とかいうのは、衰退する兆候なんだけどなー。
奥さんが以前に勤めてたリサイクルショップも、従業員にそんな事を言ってて潰れたし。
以前にテレビ番組で、買い物の極意として、「従業員が買い物をしている店」を選ぶと良いなんて放送してたけど、そんな訳あるかと呆れたもんだ。
言われると反発したくなる天邪鬼なので、実は休憩時の飲食物以外の生活用品なんかは買ってたんたけど、それも止めようかね。
生活用品の方が高額なはずなんだけど、そっちは買って家に持って帰っちゃうから人目につかない。
要は、休憩時の方が目につくから言われた訳で、普段買ってる物については把握せず(されたらされたで嫌だけど)、目につくから言われたというのも気分悪い。
あんまり繰り返されるようなら、転職を考えないといけないかもしれない(;´д`)=3薬のパッケージを参考にした結果
『葛根湯』を購入れるお客様に用途を尋ねたところ、常備薬としてという事だった。
風邪が進むと、いつもはイブプロフェンの入っている風邪薬を服用しているそうな。
しかし、詳しくお話を聞くと胃腸の風邪になりやすいそうなので、『柴胡桂枝湯』を紹介したところ、一緒にお買い上げ頂いた。
若い男性のお客様から、咳の相談。
咳自体は激しくなく、痰が絡み、喉がつかえる感じがするという。
季節的にも、ストレス性の咳が出やすい時期であるため、『半夏厚朴湯』を案内した。
ストレスについては思い当たるものの、パッケージに明確に咳とは書いていないため、次点として案内した『麦門冬湯』の方をお買い上げ。
ううむ、各社がパッケージに力を入れる訳だよなぁ。
大正製薬じゃ『ストレージH』という名前で、『半夏厚朴湯』は胃腸薬扱い。
もちろんそれも正しいのだけれど、咳止めとして売れないのが痛い。
裏の効能書きには、「せき」と書いてはあるんだけどね。
友達に頼まれたというお客様が、鼻炎の鼻水の薬を買いにいらした。
しかし、患者さん本人の症状を尋ねたところ、昨日から寒気を訴えていて発熱があるそうな。
それでは、鼻炎薬だけではどうにもならない。
今日の時点で食欲はあるらしいのだけれど、まだ寒気がするようでは、さらに風邪が悪化する可能性があるため、食事を消化の良い物に切り替えるか、食事そのものを控えるようにお話した。
最初は鼻水の事しか言われなかったため『ベンザブロックS』とも思ったものの、寒気がある点から『ルルアタックFX』を勧めて、お買い上げ頂いた。
それと、発熱して疲労した場合にと、『柴胡桂枝湯』を紹介しておいた。「お菓子買ってきて」くらいの気軽さで薬を人に頼まないで欲しい
他店で購入した『バンテリン』を使ったら、首から肩にかけて被れてしまったというお客様の相談を受けた。
薬疹の可能性があるため病院に行くように勧めたのだけれど、今日は日曜日という事で明日には行きますという返事。
ううん、早い方が良いと思うんだがなー。
じゃあ、本当に明日には言って下さいねと重ねてお話して、掻きむしらないように『ロコイダンクリーム』をあんな強いてお買い上げ頂いた。
明日には、必ず言って下さいねー( 」゚Д゚)」!!
鼻炎の鼻づまりの相談でいらしたお客様。
花粉症で以前に病院から、アレルギー薬を処方されていたいという。
主に鼻がつまるのは夜だけだそうで、『アルガード鼻炎薬』『パブロン点鼻薬』『ストナリニS』をご紹介のうえ、眠くならない物として『葛根湯加川きゅう辛夷』と『荊芥連翹湯』をご案内した。
しかし今日のところは、相談のみとなった。
選択肢が多いと、かえって迷わせてしまうという話があったな。
もう少し絞り込むべきだったか(;´・ω・)
ご主人の代理で来店したお客様。
病院で風邪薬を処方されたらしいのだけど、お薬手帳を持ってきていなくて、何の薬かは不明という。
なのに、念の為に解熱剤が欲しいという。
たぶん解熱剤も処方されてるはずだし、なんの薬が処方されているのか分からないじゃ、選びようがありません。
でも、諦めて帰る訳でもなく、ご主人からは以前に『バファリン』で胃に不快感があったと聞いているそうで、だけど『EVE』よりも『バファリン』のシリーズを希望しているという。
えっと……、もうどう対応して良いものやら( ̄▽ ̄|||
とりあえず、ご本人を納得させるために『バファリンPlus』を案内しつつ、解熱後の体力の回復にと『柴胡桂枝湯』を勧めたところ、お買い上げ頂いた。
処方されている薬が分からないから、できるだけ『バファリンPlus』の方は飲ませないようにして下さいとお伝えした。
それにしても、「お菓子買ってきて」くらいの気軽さで薬を人に頼まないで欲しいし、引き受ける方も「本人の好きな物を買ってってやろう」とか思わないで下さいな。
やや高齢のお客様から、喉の痛みの相談を受けた。
他に風邪の兆候は無く、花粉症はあるそうなので、『駆風解毒湯』と『麦門冬湯』を案内したところ、今回は『駆風解毒湯』をお買い上げ。
痛みの方が主訴なので、この選択で良いはず。風邪を治すのは一筋縄じゃいきません
胃痛を訴えるお客様から、『キャベジン』が効かなかったからという理由で、『スクラート胃腸薬』と同製品の『S』との違いを尋ねられた。
主な違いは、『S』の方には生薬が入ってる点。
胃痛の方は普段は痛みが無く夜だけだそうなので、『安中散』と『芍薬甘草湯』を合わせた『大正漢方胃腸薬』をお勧めして、お買い上げ。
『葛根湯』をレジに持って来られたお客様に症状を尋ねると、「風邪のひき始め」と言うのだけれど、すでに微熱が有るそうなので、熱を発散する『麻黄湯』か、体の抵抗力を高める『柴胡桂枝湯』の方を勧めたのだけれど、今回はそのままお買い上げ。
これから暑くなる季節、上半身を温める『葛根湯』は気持ち悪くなったりして、ますます使いにくくなるのに、「風邪の初期には葛根湯」のイメージが定着してて困る。
やや高齢のお客様から、咳の相談を受けた。
微熱の風邪をひいた後に咳だけ残ってしまったというので、体内の乾燥と考え『麦門冬湯』を案内して、お買い上げ頂いた。
しかし、これから観劇に行くというお話もされていたので、会場内はエアコンが効いているか、人が多くて暑い可能性があり、演目からするとスモークが焚かれる可能性が考えられるから、『五虎湯』か『駆風解毒湯』の方を勧めるべきだったのではと、後から思った。
情報の活用が、まだまだ未熟だ(;´・ω・)
『ヨードチンキ』を求めて来店したお客様に用途を尋ねたら、犬が他の犬と喧嘩して(?)目の周りに傷を作るのに使いたいという。
目の周りといっても、目に近い訳ではないようなので、化膿止の『クロマイ-N』を案内した。
もっと目の近くなら、いっそ抗菌目薬を塗布する方法もあるけど。
いずれにしても、動物への使用は目的外使用ですが。
お客様が、『パブロンSゴールド』と『ゼナジンジャー』に、『冷えピタ』と体温計を購入。
これは間違い無く、風邪のためだろうと思い、念の為に症状を尋ねたところ、成人の彼女が患者だとのこと。
風邪のひき始めという事だったので、『冷えピタ』は貼って気持ち良いだけなため、寒気がしている段階で発熱している時に使用して、寒気がせず発熱のみになったら水枕を使用するよう説明した。
寒気がするというのは、風邪の原因となっているウイルスを倒すために発熱の準備をしようとジャンプの前に体を縮めている段階で、そこで解熱をしてしまうと、ジャンプする前に転ばせてしまうようなものだから、タイミングを余ると風邪を長引かせてしまう。
『ゼナジンジャー』は、寒気がしている間は血行を良くするので有効ですが、寒気がせず発熱だけの段階になったら胃に負担がかかるので、その点にご注意下さいとも説明。
いずれにしても、寒気は本人にしか分からないので、小まめに本人に確認するようお話したけど、ちょっとアレコレ言い過ぎたかもしれない(;´・ω・)
だってねぇ、体温計まで買うって事は、普段から備えていない証拠で、そういう人は安易に薬に頼ろうとするから、つい心配になって……。
風邪を早く治したいと思うのが人情。
私だって、仕事のシフトがメチャクチャ隙が無いから、早く治したいと思うもの。
でもって、風邪というのは表面的な症状はともかく、体の中ではクルクルと変化している。
体の中では、戦争状態で、刻々と戦況が変化しているのだ。
武器の準備をしている時には邪魔しちゃ駄目だし(寒気がしている時の解熱)、戦闘開始してから武器弾薬の補給は余計(栄養ドリンクの使用)な事となる。
薬を飲ませて寝かせておけば良いだろうと、風邪で付きっきりの看病なんてのは、マンガやドラマなんかでのフィクションと思ってる人がいるかもしれないけど、患者本人は正常の判断ができない(冷たい物を飲みたがるとか)状況においては、付き添う人の小まめな対応が必要となるのだ。
という訳で、消化の良い食事に切り替えるのは、世間的には「寝込んでから」と思われがちですが、最初期の段階でしておくと、普通の食事で消化に使うエネルギー風邪を治す方に振り向ける事ができますから、もう今日から対応して下さいと追加した。神経に作用する風邪薬は体内を乾燥させてしまう
高校生くらいの男性が来店して、消炎鎮痛剤の棚を忙しなく見ていた。
急いでるのかなと思って声をかけたら、転んで打撲したらしいので、初期には冷やすようにお話した。
ところが、手を見てみたら小さいながらも傷があり、しかも青黒くなっている。
ギャッ∑(゚ω゚ノ)ノ
いつからなのか分からないけど、化膿した後に放置して悪化したみたい。
化膿止の塗り薬が必要ですと説明したうえで、病院での治療を勧めた。
「分かりました」と答えていたものの、ちゃんと病院に行ってくれるか心配(;´д`)=3
胃腸の具合が悪いというお客様。
ストレスが思い当たるそうなので、『安中散』に『四逆散』を合わせた『爽和』と、『安中散加茯苓』の『リフレライフ』を案内し、いろいろと考えて不安になってしまうというお話から後者を勧めた。
声がれと喉の痛みの相談を、やや高齢のお客様から受けた。
風邪の兆候は無く、お客様自身も「花粉症かもしれない」とのお話。
世間的には花粉症は話題にならないけど、スギ花粉が同時期に多くの人に発症するのは、高い木から遠くへ広範囲に花粉が飛ぶからで、実のところ花粉症になる人は、自分の住宅周辺や通勤路など、腰よりも低い植物の花粉でも発症する。
そして、腰よりも低いので花粉は遠くへ飛ばず、ほんの周囲の数人だけが発症していたりするのだ。
そのため、風邪だと思っているお客様に花粉症の可能性を指摘すると、怪訝な顔をされてしまう事も。
今回は、鼻汁が喉に落ちてくるそうなので、麦門冬を含んでる『チクナイン』(辛夷清肺湯)を案内した。
だけど、お客様は『新コンタックかぜEX』を買っていかれた……。
な、なんで(;・∀・)?
喉の痛みと乾燥感を訴えて来店したお客様は、風邪を治すのに『新ルルAゴールド』を服用していたそう。
熱が下がった後も喉の痛みがあるため服用を続けているというが、神経に作用する風邪薬は服用を続けていると体内を乾燥させてしまう事を説明して、『麦門冬湯』を勧めた。
複数の症状が現れる風邪には、やはり総合の風邪薬は選びやすい物ではあるけれど、治ってきて症状が絞られてきたら、総合よりも症状に対してピンポイントの物に変更した方が良い。胃腸の風邪に柴胡桂枝湯
小学校高学年の娘さんの頭痛と肩こりの相談を、お客様から受けた。
病院では原因不明と言われたそう。
お腹を壊しやすいそうなので、水分の代謝異常が頭痛に関係しているのかもしれない。
『呉茱萸湯』が適応しそうだけど、うちには置いていないんだよねぇ。
肩こりとの関連を考えると、本来は高血圧の中年以降向けの『釣藤散』も候補になるものの、市販薬だと15歳以下は服用できない事になっている。
医療用なら、低学年からでも使えるのに。
とにかく、うちのお店では対応できないため、漢方薬に詳しい病院を紹介した。
咳と痰の薬をとお客様に求められ、『パイロンS』を案内した。
熱は無いものの、風邪になりそうと言っていたので。
喉の乾燥感が残ったら、『麦門冬湯』に移るよう勧めておいた。
『麻黄湯』をレジに持ってきたお客様に症状を尋ねてみたら、微熱があって胃が気持ち悪いという。
家に『太田胃散』があるそうで、一緒に服用して良いか質問されたけど、そもそも胃の具合が悪くなっている風邪には『麻黄湯』は適さないため、『柴胡桂枝湯』の方を勧めた。
ご主人の代わりに来店したお客様から、風邪の相談。
今は微熱で、普段から風邪をひきやすく、仕事で疲労しているという事から、胃腸障害を起こしていると推測し、『柴胡桂枝湯』を案内した。
お客様は、微熱を「風邪のひき始め」と考えているみたいだったけど、ここのところ急に暑くなってきているし、仕事の疲労が重なって、熱を出す体力が無い可能性を説明した。
なので、食事の方も消化の良い物に切り替えるよう、お話した。「資格を取っても無駄」と言われる事があるけど、無いよりはマシ
お客様が寒気がするというので、熱風邪と判断し『ルルアタックFX』をお勧めしてお買い上げ。
ただ、すでに食欲が無いそうなので、熱が下がった後にと『柴胡桂枝湯』を紹介したところ、一緒に買って頂けた。
子供が風邪で発熱しているという事で、『冷えピタ』を求めてお客様が来店。
寒気があるうちは額に貼って、発熱して汗をかくようになったら首の後ろか太ももに案内した。
脇の下も、皮膚が薄くて太い血管があるから貼るのに適しいるけど、子供とお年寄りは心臓に近いので、避けておいた方が良いだろう。
家には『葛根湯』があるので、使えるか尋ねられた。
発熱していては、すでに使うタイミングから外れている事を説明した。
仕事が終わってから、秋葉原へお出かけ。
奥さんが甥っ子と会っていて、友人とも会うから来て欲しいと言われて。
友人の一人が誕生日だからというのもある。
ところが、奥さんには「移動する時や、移動先が決まったら、逐次メールで知らせて」と約束していたはずなのに、移動してからの事後報告ばかり。
メールの利点は、通信にタイムラグが発生したり、車中などで電話を受けられなくても、状況を確認して 行動の予定が立てられる事なのに、それを理解してなくて困る。
合流場所と合流時間をメールで尋ねた時には、『ヨドバシカメラ』の19時に6F玩具売場という返信だったのに、その時間に到着してフロアを歩き廻っても見つからない。
どこかに移動したのかと思ってメールを送ったら、8Fのオーガニックレストラン『さんるーむ』で待ってるという返事。
移動先が決まったら逐次連絡って言ったよな( ̄^ ̄)?
しかも、その時点ですでに20分経過していた。
昨日が運動会に休日出勤で疲れているところに、今日も仕事の後に呼び出されて、いい加減もう動きたくないのに、なんなんだよ=3
とヘソを曲げて、電車に乗って帰途へ。
そしたら、そこにまた『待ってるよ』というメールが奥さんから。
もう帰ってる途中だよ。
しかし、今日は友人の誕生日だし、甥っ子も来てるから戻ってきてという。
戻るのに30分くらいかかるんだけど(ー_ー;)
眠いのに……、疲れてるのに………。
結局、秋葉原にUターンしたけど、交通費も時間も無駄。
合流したものの皆は夕飯を食べた訳で、お腹を空かせているのは私だけ。
奥さんは『サイゼリヤ』のつもりだったらしいけど、秋葉原まで来て近所にもあるお店ってのは、ますます意味が無い。
『ヨドバシカメラ』の近くの、自家製パスタのお店に入った。
皆はケーキとドリンクで、私はトマトソースのパスタとワイン。
甥っ子は、音楽の道を目指しているらしく、かつて演劇の道を目指して挫折した私としては心配。
専門学校に通いながら、アルバイトをするつもりだというので、ただアルバイトをするより資格の取れる仕事を探してみるように勧めた。
薬の販売をする登録販売とか、コンビニや引越しのアルバイトや、倉庫業務の派遣よりは「保険」となるはずである。
音楽関係なら、古物商の免許を取っておくのも悪く無いだろう。
楽器やアンプなんかを友人知人から格安で譲ってもらってオークションに出すのに、個人で出品するよりストア登録の方が落札者に安心感を持ってもらえるだろうから。
一応は、出てきた意味があったかな。
まぁ、酔ってたんで説教臭くなってしまったかもしれん。