『アレグラFX』を購入されるお客様にヒアリングすると、予防薬として通して飲むのが効果的なことは知っているようだったので、ついでながら養生法として腸の働きを整えることを伝えた。 花粉症は花粉を敵だと勘違いして攻撃してしまい、自分自身を傷つけてしまう。 そしてその攻撃の判断は腸が自動的に行なっており、腸の機能が正常になれば敵味方の識別も適切に行なわれて症状が落ち着く。 つまり腸に良い事を色々と…
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薬を剤形や使用回数で選ぶ場合は、成分の違いもチェックしましょう
お客様が『ベンザブロックS』と『ルルアタックNX』と『エスタックイブNT』を見ていて、『ルルアタックNX』を選びレジに持ってきた。 おそらくは鼻炎が起きているのだろうと思いヒアリングしてみたところ、患者はご主人で主訴は鼻水だけとのことだったため、鼻炎薬を提案してみた。 すると『アレグラFX』を飲んで効かなかったというため、『新コンタック600プラス』を案内し変更となった。 ただ、『アレグラ…
「○日分お試し版」で試すのは効くかどうかじゃなくて、害が無いかどうかを試すのです
お客様が『当帰芍薬散』の「5日間お試し版」をレジに持ってきたさいにヒアリングしてみると、以前に足のむくみに『防已黄耆湯』の「5日間お試し版」を使って効果を感じられなかったとのことだが、特に血と水の違いを知ってる訳ではなく、パッケージで選ばれていたようだった。 『防已黄耆湯』は水分代謝の改善、『当帰芍薬散』は血流の改善が主体となっており、同じ足のむくみでも水分と血流のどちらが主因となっているかの…
他の薬の紹介や提案をするのは商売のためではありません
やや高齢のお客様が痔の薬を見ていて『ボラギノールA注入軟膏』をレジに持ってきたのでヒアリングしてみると、頼まれ物とのことだった。 患者さんの主訴は排便痛と出血だそうで、しょっちゅうなる訳ではないというお話から、止血剤の入っている『プリザエース注入軟膏T』を提案したところ、変更となった。 お客様が『スマイル40プレミアム』と『ブルーベリー』のサプリメントを購入されるので、加齢による目の疲労の場…
ニキビと食中毒の意外な関係? ニキビ専用薬を使うか抗生剤を使うか相談したほうが良い理由
夫婦のお客様が来店し、『クレアラシル』を見ていて「ニキビの薬を」と注文されたが、ご主人の患部が面疔(めんちょう)にも見えるため、ニキビと面疔の違いを説明した。 ニキビの原因となるのはアクネ菌が多く、面疔は黄色ブドウ球菌であることが多い。 そして両者は実は敵対関係にあり、アクネ菌は黄色ブドウ球菌の繁殖を抑制する働きがあって実は食中毒を防いでいるんである。 症状としてはアクネ菌よりも黄色ブドウ…
鼻炎薬にも、鼻水と鼻づまり、効き方の特性など違いがあります
『アレジオン』を購入されるお客様が、夜は帰りが遅くてシャワーで済ませているというため、お腹周りを温める重要性をお話しして、寝る時間を削ってても入浴するよう勧めた。 花粉症は敵味方の識別をしている腸の機能が低下して花粉を敵だと勘違いし攻撃することで現れる症状なので、腸が正常になれば敵味方の識別も適切に行われるようになり症状が軽減する。 またトータルの睡眠時間よりも睡眠の質の方が大事なので、その…
薬の情報の出し方と加減が難しい件
お客様が、これから飲み会とのことで胃薬のドリンク剤について質問を受けた。 お酒をメインに考えるか脂質や食事の量に対応するかで選ぶ物が変わってくることを説明し、お酒なら『五苓黄解』や『ヘパリーゼドリンク2』を、食事をメインに考えるのなら『レバウルソドリンク』をと案内した。 また、ドリンク剤ではないが二日酔い対策に『ハイチオールCプラス』を紹介した。 皮膚をケアする飲み薬は、新陳代謝を補助する…
薬の添付文書は読みましょう! 効かなかった場合は正しく使っていたかをチェック
お客様から生理痛に使うにあたって、『グレランビット』と『バファリンルナi』の比較を尋ねられ、睡眠の質を悪くしないのはノンカフェインの前者ですと説明し、『グレランビット』をお買い上げいただいた。 すると成人の子供が頭痛持ちとのことで共用するお話しがあったが、年齢が違えば体の機能も違うので、薬を分けた方が良いこともありますと伝えて、生理痛専用薬の『エルペインコーワ』を紹介してみた。 子供の頭痛の…
2歳以下でも使える風邪薬を売ってはいますが、受診勧奨が基本です
やや高齢のお客様から鼻炎と咳の相談を受け、ご自身でも花粉症だと思うとのことだった。 昼間はそれほどでもなく、特に寝る時に鼻水と鼻づまりが酷いというので、ノンカフェインの『ストナリニS』を案内して、お買い上げいただいた。 鼻水は内臓が冷えると起こる現象でもあるため、積極的に温かい物を飲んだり、入浴して下半身に厚着をするなどの積み重ねで内臓を温めると、症状が軽くなる可能性を伝えた。 お客様から…
お薬を使っていただいたら、「その後のお話」が気になります
お客様から頻尿を一時的になんとかしたいとの相談を受け、適応範囲が比較的広い『八味地黄丸』を案内してみたが、ご自身で同じ棚の『竜胆瀉肝湯』を選び購入された。 一応、『竜胆瀉肝湯』については、下腹部の灼熱感や痛みがある場合に適応することを説明し、お客様に「後で使用感を教えて下さい」とお願いした。 高校生の息子さんから『キズドライ』を頼まれたというお客様が来店し、現在ではパウダーを吹き付けるタイプ…