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  • 医師の監督下で使う睡眠導入剤と自己判断のサプリメントのどちらが怖い?

     成人の娘さんの生理痛に、お客様から「胃に優しいものを」という要望を受けたので、比較的主成分が胃の働きを妨げない『バファリンA』と、胃を保護する成分を別に足した『イブA』を案内した。
     また、鎮痛剤に子宮の収縮を抑える薬を合わせた生理痛専用薬『エルペインコーワ』を紹介した。
     そのうえで、痛み止めに頼るのは好ましくないことをお話して、生理前から期間中に服用して症状を和らげる漢方薬があることも伝え、今回は『イブA』をお買い上げいただいた。
     そして、生理痛は痛いのが当たり前と思っていると大きな病気を見逃すことにもなりかねないため、定期的な健診は欠かさないよう伝えてくださいとお話した。
     今回は、お客様が興味を示さなかったので詳しくは案内しなかったが、体力が充実している人ならば『桂枝茯苓丸』を、やや疲れやすいタイプの人には『当帰芍薬散』が 向いている。
     こういうことからしても、家族に薬を頼むのではなく本人に来店してもらいたい。

     『メラトニン』のサプリを求めてお客様が来店したが、置いていないことと、効用よりデメリットのほうが大きいと考えられる事をお話しした。
     というのも、メラトニンは本来は体内で生成される物なので、外部からの取り込みが常態化すると生成能力が落ちてしまう。
     また、精神不安を増大させるという研究結果があり、悪夢を見る傾向が強くなるとも指摘されている。
     さらには、メラトニンはホルモンに働きかけるため、生殖機能障害を起こす可能性がある。
     どうにも、手軽に使うには使い勝手が悪い。
     お客様の主訴は入眠困難ということで、肝の不具合かと思ったが、詳しく聞くと夜型の生活だというので脾(ひ)が弱いのかもしれない。
     脾とは、漢方用語で胃腸のことである。
     お客様は、他のグリシン系のサプリにも興味を持たれたが、グリシンもまた体内で生成され、かつ必要量は少ないため、費用対効果の面で疑問ですと伝えた。
     以前に、肝に働きかける『柴胡加竜骨牡蛎湯』が効かったというので、比較として肝ではなく脾を助ける『桂枝加竜骨牡蠣湯』 と、神経過敏な人向けの『ナイトミン』(酸棗仁湯)を 案内したところ、仕事がSEだと分かったため、脾のメンテナンスしてストレスを軽減する『加味帰脾湯』も候補に加えた。
     それと、病院で睡眠導入剤を処方してもらうことを怖がっていたが、医師の監督下で経過観察をしながら使う医薬品と、自己判断で使うサプリメントを比較したら、医師の監督下の方が安心ですとお話しした。
     それと、入浴の後に食事をして21時頃に一度眠くなるというお話で、本質的には眠れないという事は無いはずである。
     人間は入浴などで体が温まってから約2時間後に眠くなるものなので、入浴時間や食事の時間を調節してみるのも夜型を改める一つの手段であることを説明したうえで、今回は『ナイトミン』を試していただくことになった。

     

  • 各分野に専門家がいる必要性を考えて下さいな

     常連のお客様から、以前に胃腸が弱くて不眠の場合に対応した物として紹介し使って頂いている『桂枝加竜骨牡蛎湯』について、最近になって病院で心房細動と診断され、服用を継続して大丈夫か尋ねられた。
     生薬構成からして直接的には問題は無いと考えられるし、むしろ治療の補助となりえるはず。
     とはいえ、むしろ問題なのは担当医に服用していることを伝えていないというお話なので、必ず報告するようにと言い含めた。
     病院を受診していることを先に把握している場合には、お薬手帳で処方薬と市販薬を一元管理するよう勧めることが多いんだけど、市販薬を購入して頂いたお客様にお薬手帳にメモするようにお話する機会は少ないなと反省した次第。
     それから、『桂枝加竜骨牡蛎湯』は保険の適応薬でもあるため、当初の目的の不眠に効果があったのであれば、処方してもらえないか担当医に相談するように勧めた。
     うちで買ってもらえなくなるのは痛いけど、もとより市販薬の目的は「治療」ではなく「緩和」だから、継続するのが、そもそもオカシイ話。

     お客様から『正露丸』の所在を尋ねられ案内し、通常の『正露丸』と『正露丸糖衣錠』では処方内容が違うことを伝えたら、「えっ? そうなの!?」と驚かれた。
     『正露丸糖衣錠』の方は、炎症を抑える甘草末や陳皮末を抜いてあるので、主成分の木クレオソートで腸内を消毒して汚染性の下痢は止めるとしても、シクシクとした痛みを伴う場合には適応しないと考えられる。
     ただ、今回は頼まれ物ということで、そのまま購入された。
     おそらく頼んだ人も、『正露丸』と『正露丸糖衣錠』で内容が異なることを知らないのだろう。
     一言、相談なり確認なりをしてもらえれば説明する機会もあるのだけれど、「知ってるつもり」だから訊こうとも思わないのかもしれない。
     ジャーナリストの船瀬俊介なんかは、『正露丸』の危険性を訴えてるくせに『正露丸』の主成分であるクレオソートと木クレオソートの区別もついてなくて、未だに主宰する『船瀬塾』とやらではイイカゲンなテキストを配布してるようだし。
     たぶん、『正露丸』と『正露丸糖衣錠』で内容が違うことにも気づいてないんだろうな。
     お客様からは他に、『イボコロリ』の所在も尋ねられて案内したら、イボは足ではなく胸の下辺りだというので、使わないようにお話した。
     『イボコロリ』はイボを治すんじゃなく、サリチル酸で「わざと表皮を腐らせて、下から新しい皮膚が出来るように促す薬」なので、薬剤を塗った後に他の部位への影響が少ない足以外には勧められない。
     体表部のイボは、『ヨクインニン』を集中的に服用して治すのが最適と思われるが、一度は病院を受診するよう勧めた。
     サリチル酸を使うのだって細心の注意が必要なのに(手に付いたまま目でも触ったら大変)、足以外に使おうと思う人もいるのが私には理解の範疇外なんだけど、どんな分野でも素人考えというのは怖いですな。
     胃に悪いイブプロフェンやロキソニンといった鎮痛剤を、胃痛に使う人もいるから油断できないσ(^◇^;)。

     

  • 症状の名称は同じでも原因が違えば対応も変わる

     鉄剤を求めて来店したお客様に、ひとまず『ファイチ』を案内。
     目眩(めまい)や貧血の相談でいらっしゃるお客様は、例外無く「鉄不足」と考えているので。
     しかし実際には、内耳機能の異常や水分代謝の異常など多くの原因があり、それぞれに対処は変わる。
     それでも、お話を聞いてもらえるようにするには、最初にお客様のリクエストに応えておかなければならない。
     本質的には、人間嫌いで引き篭もり体質の私には、このプロセスだけで重労働なんですが……。
     言い訳は駄目ですか、そうですか(;´・ω・)
     今回のお客様の主訴は目眩で、病院での診断の有無を尋ねたところ、ヘモグロビンの不足は指摘されたものの、特に治療の必要性や養生についての話などは無かったという。
     担当医に尋ねても答えてもらえなかったのか、その辺の事情は不明。
     初対面のお客様の場合は、どこまで踏み込んで良いのかの見極めが難しい。
     目眩は大きく分けて、起立時に目の前が暗転して落ちるような立ち眩みの目眩と、天井が回っているような回転性の目眩と、雲の上を歩いているような浮遊性の目眩の三種類。
     このうち危険なのが、浮遊性の目眩とされていて、脳梗塞や脳内出血が疑われる。
     今回の場合は、回転性の目眩だそうで、水分代謝の異常やメニエール病の可能性があり、『苓桂朮甘湯』も候補になることを伝えたうえで、『ファイチ』をお買い上げ頂いた。
     ヘモグロビンの不足があるのなら、まったく外れているという事もあるまい。
     ただ、やはり水分代謝の異常も気がかり。
     梅雨に差し掛かる時期は、特に湿気と関わりがあるので。

     やや高齢のお客様から、目眩の相談を受けた。
     やはり季節と関係あるためか、1人の患者さんが来ると同様の症状の患者さんが続いたりする。
     今回のお客様は、若い頃に回転性の目眩を患ったことがあるそうで、最初に『苓桂朮甘湯』を案内してみた。
     しかし、現在の症状を確認してみると、回転性の目眩ではあるものの、梅雨雨時と秋口になるというお話から余分な湿が体内に溜まっていると思われ、同じ水分代謝の異常の改善でも、体内を昇ってくる水分を抑える『苓桂朮甘湯』よりも、偏った水分を廻す『五苓散』の方を勧めて、試して頂くことにした。
     水分代謝の異常を改善する漢方薬でも、降ろす物や、廻す物、排出する物とで使い分けがあるため、結構難しい。
     後でまた復習しておかないと、梅雨時と暑気あたり対策に困るかも。

     やや高齢のお客様が、『柴胡加竜骨牡蛎湯』『桂枝加竜骨牡蛎湯』を見比べて、違いを質問してきた。
     どちらも神経性の不眠に用いるが、柴胡は肝臓に働きかけることでイライラしたりして寝付くまで時間が掛かる場合に神経を沈静化させて、桂枝は胃に働きかけることで色々と起きてもいないことを思い悩んだりして眠りが浅い人に適応することを説明した。
     お客様の体格はガッシリタイプで、教科書通りなら『柴胡加竜骨牡蛎湯』というところなれど、声は体格に反して弱々しく、睡眠時もウツラウツラしているという話から、『桂枝加竜骨牡蛎湯』をファーストチョイスに選んで購入して頂いた。

     

  • 甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)
    ………夜泣き、ひきつけ


    適応症状  

     比較的体力が低下した人で、精神興奮がはなはだしい人の次の症状:

     夜泣き、ひきつけ

    用方・容量(顆粒製品の場合)  

     1日3回、成人1回1包(2.5g)を食前にお湯または水で服用してください。

     ただし、15歳未満7歳以上は2/3包、7歳未満4歳以上は1/2包、4歳未満2歳以上は1/3包。

    組成(顆粒製品の場合)  

     3包(7.5g)中、次の成分を含みます。

         タイソウ(大棗)6.0g

        カンゾウ(甘草)5.0g

         ショウバク(小麦)20.0g

     以上の割合に混合した生薬より得たエキス3.25g含有します。

    類似処方鑑別  

    抑肝散 体力中等度の人で、神経過敏で興奮しやすいが、本方に比し症状があまり急迫的でない場合に用いる。

    抑肝散加陳皮半夏 抑肝散の症状が慢性化して体力がやや低下し、腹部大動脈の拍動亢進が認められる場合に用いる。

    桂枝加竜骨牡蠣湯 体質虚弱な人が冷え症で疲れやすく、臍傍で大動脈の拍動が触知される場合に用いる。

    使用上の注意  

    1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください

     (1)本剤を服用後、症状の改善が認められない場合は、他の漢方薬を考慮する事。

     (2)甘草を含有する漢方薬を長期服用する場合は、血清カリウム値や血圧の測定などを充分に行い、異常が認められた場合は、服用を中止する事。

     (3)複数の漢方薬を併用する場合は、含有生薬の重複に注意する事。(特に甘草を含有する漢方薬の併用には、より注意を必要とする。)

     (4)アルドステロン症の患者。ミオパチーのある患者。低カリウム血症のある患者。



    2.副作用

     (1)電解質代謝:長期連用により低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重の増加等の偽アルドステロン症が現れる事があるので、観察を充分に行い、異常が認められた場合には投与を中止する事。

     (2)低カリウム血症の結果としてミオパチーが現れる事があるので、観察を十分に行い、脱力感、四肢痙攣、麻痺等の異常が認められた場合は投与を中止すること。



    3.保管及び取扱い上の注意

     (1)フロセミド、エタクリン酸またはチアジド系利尿剤との併用により血清カリウム値の低下があらわれやすくなるので、注意すること。



    4.その他

     本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少色調等が異なることがありますが効能・効果には変わりありません。


     

  • 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
    高血圧症、動脈硬化症、慢性腎臓病、神経衰弱、神経性心悸亢進症、てんかん、ヒステリー、小児夜啼症、陰萎(神経性インポテンツ)

    適応症状

     比較的体力があり、心悸亢進、不眠、苛立ち(イライラ)等の精神症状のあるものの次の症状:

     高血圧症、動脈硬化症、慢性腎臓病、神経衰弱、神経性心悸亢進症、てんかん、ヒステリー、小児夜啼症、陰萎(神経性インポテンツ)

    用方・容量(顆粒製品の場合)

     1日3回、成人1回1包(2.5g)を食前にお湯または水で服用してください。

     ただし、15歳未満7歳以上は2/3包、7歳未満4歳以上は1/2包、4歳未満2歳以上は1/3包。

    組成(顆粒製品の場合)

     3包(7.5g)中、次の成分を含みます。

       柴胡(サイコ)5.0g   

       半夏(ハンゲ)4.0g

       桂皮(ケイヒ)3.0g   

       茯苓(ブクリョウ)3.0g

       黄ごん(オウゴン)2.5g

        大棗(タイソウ)2.5g

       人參(ニンジン)2.5g

        牡蛎(ボレイ)2.5g

       竜骨(リュウコツ)2.5g   

       生姜(ショウキョウ)1.0g

     以上の割合に混合した生薬より得たエキス4.5g含有します。

    類似処方鑑別

    大柴胡湯

     本方と胸脇苦満の程度が同じ位で、便秘があり、神経症状と動悸の無い場合に用いる。

    桂枝加竜骨牡蠣湯

     本方と神経症状が似ていて、動悸はあるが、胸脇苦満が無く、比較的体力の衰えた人の場合に用いる。

    抑肝散

     神経症状があり、腹直筋の緊張や腹痛などがあり、胸脇苦満の無い場合に用いる。

    使用上の注意

    1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください

     (1)本剤を服用後、症状の改善が認められない場合は、他の漢方薬を考慮する事。

     (2)甘草を含有する漢方薬を長期服用する場合は、血清カリウム値や血圧の測定などを充分に行い、異常が認められた場合は、服用を中止する事。

     (3)複数の漢方薬を併用する場合は、含有生薬の重複に注意する事。(特に甘草を含有する漢方薬の併用には、より注意を必要とする。)

     (4)著しく体力の衰えている患者。

     (5)発疹、瘙痒等の過敏症状が現れる事がある。



    2.服用に際して、次のことに注意してください

     (1)定められた用法、用量を厳守してください。

     (2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

     (3)本剤は、2歳未満の乳幼児に服用させないでください。



    3.服用中または服用後は、次のことに注意してください

     (1)本剤の服用により、発疹・発赤、かゆみ、悪心、食欲不振、胃部不快感等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。 

     (2)本剤を服用することにより、尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。

     (3)1ヵ月位(感冒、鼻かぜ、頭痛に服用する場合には、数回)服用しても症状の改善がみられない場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。

     (4)長期連用する場合には、医師または薬剤師に相談してください。



    4.保管及び取扱い上の注意

     (1)小児の手のとどかない所に保管してください。

     (2)直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。

     (3)1包を分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に使用してください。



    5.その他

     本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少色調等が異なることがありますが効能・効果には変わりありません。

     

  • 帰脾湯(きひとう)
    ………貧血、不眠症

    適応症状  

     虚弱体質で血色の悪い人の次の症状:
     貧血、不眠症

    用方・容量(顆粒製品の場合)  

     1日3回、成人1回1包(3.5g)を食前にお湯または水で服用してください。
     ただし、15歳未満7歳以上は2/3包、7歳未満4歳以上は1/2包、4歳未満2歳以上は1/3包。

    組成(顆粒製品の場合)  

     3包(7.5g)中、次の成分を含みます。
       黄耆(オウギ)3.0g         人参(ニンジン)3.0g
       白朮(ビャクジュツ)3.0g     茯苓(ブクリョウ)3.0g
       遠志(オンジ)2.0g         大棗(タイソウ)2.0g
       当帰(トウキ)2.0g         甘草(カンゾウ)1.0g
       生姜(ショウキョウ)1.0g      木香(モッコウ)1.0g
       酸棗仁(サンソウニン)3.0g    竜眼肉(リュウガンニク)3.0g
     以上の割合に混合した生薬より得たエキス4.5g含有します。

    類似処方鑑別  

    加味帰脾湯 本方の症状に準じ、身体が衰弱して微熱や胸苦しさなどがある場合に用いる。

    十全大補湯 体力が衰えて顔色が悪く、疲労倦怠感を訴えるが、本方よりも神経症状が軽度の場合に用いる。

    桂枝加竜骨牡蠣湯 貧血はあまり無いが精神不安、不眠、陰萎などを訴える場合に用いる。

    きゅう帰膠艾湯 消化機能には異常無く、出血を主症状とする場合に用いる。

    黄連解毒湯 体力のある人が、興奮、のぼせの傾向を伴い、比較的急性に起こる出血の場合に用いる。

    使用上の注意  

    1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください
     (1)本剤を服用後、症状の改善が認められない場合は、他の漢方薬を考慮する事。
     (2)甘草を含有する漢方薬を長期服用する場合は、血清カリウム値や血圧の測定などを充分に行い、異常が認められた場合は、服用を中止する事。
     (3)複数の漢方薬を併用する場合は、含有生薬の重複に注意する事。(特に甘草を含有する漢方薬の併用には、より注意を必要とする。)



    2.副作用
     (1)電解質代謝:長期連用により低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重の増加等の偽アルドステロン症が現れる事があるので、観察を充分に行い、異常が認められた場合には投与を中止する事。また、低カリウム血症の結果としてミオパチーが現れる事がある。
     (2)消化器系:下痢、腹痛、食欲不振等の胃腸障害を起こすことがある。



    3.保管及び取扱い上の注意
     (1)小児の手のとどかない所に保管してください。
     (2)直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。
     (3)1包を分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に使用してください。



    4.その他
     本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少色調等が異なることがありますが効能・効果には変わりありません。

     

  • 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
    ………不安神経症、神経性胃炎、つわり、咳、神経性喘息、しわがれ声、神経性食道狭窄症、不眠症

    適応症状

     気分がふさいで、咽喉や食道部に異物感があり、ときに動悸・めまい・嘔気などを伴うものの次の症状:

     不安神経症、神経性胃炎、つわり、咳、神経性喘息、しわがれ声、神経性食道狭窄症、不眠症

    用方・容量(顆粒製品の場合)

     1日3回、成人1回1包(2.5g)を食前にお湯または水で服用してください。

     ただし、15歳未満7歳以上は2/3包、7歳未満4歳以上は1/2包、4歳未満2歳以上は1/3包。

    組成(顆粒製品の場合)

     3包(7.5g)中、次の成分を含みます。

      はんげ(半夏)6.0g

      ぶくりょう(茯苓)5.0g

      こうぼく(厚朴)3.0g

      そよう(蘇葉)2.0g

      しょうきょう(生姜)1.0g

     以上の割合に混合した生薬より得たエキス2.5g含有します。

    類似処方鑑別

    加味逍遙散  咽頭異物感は無く、不安感、月経不順、疲労感、頻尿などはあるが、下腹部に圧痛のある場合に用いる。

    半夏瀉心湯  心窩部につかえ感がある場合に用いる。

    苓桂朮甘湯  脈が緊張していて、気のふさがりがそれほど無く、めまいを主とする場合に用いる。

    柴胡桂枝乾姜湯  頭部発汗、盗汗、四肢倦怠感、動悸があり、微熱を伴うものに用いる。

    桂枝加竜骨牡蠣湯  神経不安はあるが、咽喉の異物感が無く、性的神経症状を伴う場合に用いる。

    使用上の注意

    1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください

     (1)本剤を服用後、症状の改善が認められない場合は、他の漢方薬を考慮する事。

     (2)複数の漢方薬を併用する場合は、含有生薬の重複に注意する事。(特に甘草を含有する漢方薬の併用には、より注意を必要とする。)



    2.服用に際して、次のことに注意してください

     (1)定められた用法、用量を厳守してください。

     (2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

     (3)本剤は、2歳未満の乳幼児に服用させないでください。



    3.服用中または服用後は、次のことに注意してください

     (1)本剤の服用により、発疹・発赤、かゆみ、悪心、食欲不振、胃部不快感等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。 

     (2)本剤を服用することにより、尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。

     (3)1ヵ月位(感冒、鼻かぜ、頭痛に服用する場合には、数回)服用しても症状の改善がみられない場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。

     (4)長期連用する場合には、医師または薬剤師に相談してください。



    4.保管及び取扱い上の注意

     (1)小児の手のとどかない所に保管してください。

     (2)直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。

     (3)1包を分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に使用してください。



    5.その他

     本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少色調等が異なることがありますが効能・効果には変わりありません。

     

  • 桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
    小児夜尿症、神経衰弱、性的神経衰弱、遺精、陰萎

    適応症状  

     下腹直腹筋に緊張のある比較的体力の衰えているものの次の諸症:
     小児夜尿症、神経衰弱、性的神経衰弱、遺精、陰萎

    用方・容量(顆粒製品の場合)  

     1日3回、成人1回1包(2.5g)を食前にお湯または水で服用してください。
     ただし、15歳未満7歳以上は2/3包、7歳未満4歳以上は1/2包、4歳未満2歳以上は1/3包。

    組成(ツムラ顆粒製品の場合)  

     3包(7.5g)中、次の成分を含みます。
       桂皮(ケイヒ)4.0g
       芍薬(シャクヤク)4.0g
       大棗(タイソウ)4.0g
       牡蛎(ボレイ)3.0g
       竜骨(リュウコツ)3.0g
       甘草(カンゾウ)2.0g
       生姜(ショウキョウ)1.5g
     以上の割合に混合した生薬より得たエキス4.5g含有します。

    類似処方鑑別  

    柴胡加竜骨牡蛎湯
     精神神経症は似ているが、体力が充実し、季助部の抵抗・圧痛、便秘の傾向がある場合に用いる。

    小建中湯
     体質が虚弱で疲れやすく、動悸がするなどの症状は似ているが、腹痛の強い場合に用いる。

    使用上の注意  

    1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください
     (1)本剤を服用後、症状の改善が認められない場合は、他の漢方薬を考慮する事。
     (2)甘草を含有する漢方薬を長期服用する場合は、血清カリウム値や血圧の測定などを充分に行い、異常が認められた場合は、服用を中止する事。
     (3)複数の漢方薬を併用する場合は、含有生薬の重複に注意する事。(特に甘草を含有する漢方薬の併用には、より注意を必要とする。)
     (4)発疹、瘙痒等の過敏症状が現れる事がある。



    2.服用に際して、次のことに注意してください
     (1)定められた用法、用量を厳守してください。
     (2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
     (3)本剤は、2歳未満の乳幼児に服用させないでください。



    3.服用中または服用後は、次のことに注意してください
     (1)本剤の服用により、発疹・発赤、かゆみ、悪心、食欲不振、胃部不快感等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。 
     (2)本剤を服用することにより、尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
     (3)1ヵ月位(感冒、鼻かぜ、頭痛に服用する場合には、数回)服用しても症状の改善がみられない場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
     (4)長期連用する場合には、医師または薬剤師に相談してください。



    4.保管及び取扱い上の注意
     (1)小児の手のとどかない所に保管してください。
     (2)直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。
     (3)1包を分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に使用してください。



    5.その他
     本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少色調等が異なることがありますが効能・効果には変わりありません。

     

  • 竜骨(リュウコツ)

    業務用生薬 砕500gの価格参照
    (1) 大型哺乳動物の化石化した骨
    (2) 主成分:炭酸カルシウム・リン酸カルシウム・無機物質・有機酸・アミノ酸など
    (3) 性味:甘・渋、平
    (4) 薬能:鎮静安神・固精・平肝潜陽
    (5) 帰経:肝・腎
    (6) 配合処方:桂枝加竜骨牡蠣湯柴胡加竜骨牡蛎湯


     竜骨軍師
    業務用生薬 砕500gの価格参照