やや高齢のお客様から、関節用の絆創膏を指先に使って良いか尋ねられ、問題は無いものの使い勝手は悪いと考えられることを説明した。 用途は手荒れで、清掃の仕事をしており、ゴム手袋は使っているそうだが薬剤荒れも考えられるため、皮膚の修復を促す『ヒビケア』を案内してみた。 しかし、価格が高いとのことだったので価格と効き目は直接的な関係はな無いことを伝えたうえで『エルモディアひびあかぎれクリーム』を紹介した…
- カテゴリー別アーカイブ それさえもおそらくは平凡な日記
嘔吐と下痢は生命維持のための大事な反応
お客様から、吐き気のある風邪に使える風邪薬をとの相談を受け、市販薬では『柴胡桂枝湯』の一択しか無いことを説明して、お買い上げ頂くことになった。 ドラッグストアーの風邪薬の棚を見てもらえば分かるけど、「のどの痛み」や「咳」、「発熱」に「鼻水・鼻づまり」とパッケージに書いてある風邪薬は数あれど、「吐き気」と書いてある風邪薬は現代薬には無いはずである。 次点としては、『桂枝湯』か『かっ香正気散』という…
以外に難しい葛根湯の適応するタイミング
『ルルアタックFX』などを見ていたお客様に声をかけてみたけれど、案内は断られた。 この仕事を始めた頃は、内心ムッとしてしまったけれど、今は余裕を持って待つことができるようになった……と思う。 トイレに行きたい時とかだと、「早く決めて~! 漏れる~(>_<)」って焦っちゃうけど。 今回は、後になって相談を受け、主訴は微熱と喉の痛みで、まだ発症は今日からだと言うので『葛根湯』を提案すると…
肝斑雀卵斑って読めますか? 私は読めませんでした(汗)
お客様が『ハイチオールC』を求めて来店したが、顔の肝斑雀卵斑(かんぱんじゃくはらん)に使うようなので、『ハイチオールBクリア』の方が適応しそうなことを説明して案内した。 肝斑雀卵斑というのは要するに、シミ(肝斑)とソバカス(雀卵斑)のことなんですけどね。 どちらも色素沈着というのは同じなんだけど、シミは加齢やホルモンバランスの崩れによるもので、ソバカスは成長期に皮膚の成長の歪みが原因と考えられ、…
カフェインの効果的な使い方と栄養ドリンクの使い分け
お客様から『エスカップ』を子供に飲ませて良いか尋ねられ、15歳以上であれば大丈夫と答えたうえで、中学生の勉強疲れにと言うので、『リポビタンJr.』を勧めた。 『リポビタンJr.』には『リポビタンD』と違い五味子と刺五加という生薬が入っていて、 子供にはもったいないくらいである。 ただ栄養ドリンクにも違いがあり、 『エスカップ』や『リポビタンD』のようなタウリン系は「最後の一頑張り」というラストス…
病院での治療を途中で辞めると怖い病気もありますよ
やや高齢の外国人のお客様が来店し目薬を求められたのだけれど、詳しく症状を尋ねてみると黄斑変性症と診断されているというので、市販薬では対応できないことを説明した。 すると、病院で注射して治療を受けてたものの治らなかったという。 その注射の内容は分からないが、担当医にちゃんと相談するか、病院を変えてみてはと提案した。 医師との相性もあるし治療との相性もあるから、一軒で諦めてしまうと治るものも治らない…
『葛根湯』を飲むタイミングは早ければ早いほど良い
先日、高血圧の薬が処方されていて他の店で『麦門冬湯』を売ってもらえず、うちで『駆風解毒湯』を使って頂いたやや高齢のお客様が再訪し、追加を購入された。 特に問題は出ておらず、体調も良好とのこと。 ただ、担当医には使ったことを報告するようお願いした。 『麦門冬湯』を売らなかった薬剤師さんの慎重な対応の方が、本来の対応でもあるので。 お客様から『命の母』を求められ、『命の母ホワイト』と『命の母A』の…
『葛根湯』の風邪の適応時期は発熱前まで
若いお客様が『ルルアタックFX』を購入されたが、もう目が虚ろだったので念のため症状を確認すると、病院で解熱剤を処方してもらえず代わりに漢方薬が処方されたというのだけれど、どうも『葛根湯』らしい。 熱は38度を超えているというので、上半身を温める『葛根湯』の適応時期は過ぎているため、発熱時の乗り換え先は『麻黄湯』であることを説明したうえで『ルルアタックFX』にも麻黄が入っているから、適応することを…
患者本人が気がついていない原因を想像できるか
お客様から病院で処方されている目薬と同じ物をと注文されたのだが、一つは炎症を抑えるステロイド剤で、もう一つはドライアイ用の物が処方されており、ステロイド剤については市販されていないことを説明したうえで『新緑水』を案内した。 ただ、主訴は目のゴロゴロ感とドライアイということだったので、他に『スマイルコンタクトEX』も候補に挙げ、コンタクト専用という訳ではなくコンタクトをしていなくても成分による効能…
冷たい水と温かいお湯のどちらで胃が楽になりますか?
お客様から胃痛と軟便の相談を受けたところ、他店で『タナベ胃腸薬<調律>』を勧められ使っていたそうなので系統の近い『パンシロン01プラス』を紹介した。 また、『太田漢方胃腸薬2』を使ったことがあるというお話から、『大正漢方胃腸薬』と『爽和』を交えて説明した。 『大正漢方胃腸薬』は働きが鈍くなった胃を助ける『安中散』に鎮痛痙攣薬の『芍薬甘草湯』を合わせた処方であり、 『太田漢方胃腸薬2』…