常連のお客様が風邪薬の棚で迷っている様子で、『エスタックイブFT』をレジに持ってきた。 ヒアリングしてみると、主訴は悪寒と節々の痛みで、すでに一週間以上が経過しており、当初にあった咳は落ち着いているとのこと。 病院で何か薬を処方されたようなのだが内容は不明で、「効かないから」と服用を中止して『エスタックイブファインEX』や『パブロンゴールドA』とか『新コンタックかぜ総合』など次々と乗り換えて…
- カテゴリー別アーカイブ それさえもおそらくは平凡な日記
整骨院は病院ではありません
お客様が絆創膏と『キズニコ』をレジに持ってきたさいに、消毒薬には種類があることを伝えると興味を持たれたので、 主成分の塩化ベンザルコニウムは同じで、患部の修復を促す成分を足した『マキロンS』と、患部の疼きを抑える成分を足した『デシンA』を紹介したところ、『マキロンS』に変更してお買い上げいただいた。 高齢のお客様が消毒薬として『オキシドール』を求めてきたけれど、傷口につけるというので、しみるこ…
職域を外れてしまうコトは言えないジレンマ
お客様から、海外旅行で持っていく風邪薬の相談を受け、「家族みんなで使える物を」との要望に、同じ症状が出るとは限らず体質も異なることを考えると分けた方が良い事をお話したうえで、7歳の子供がいるとのことから『新ルルAゴールドDX』を案内した。 また、風邪と胃腸炎の両方の面倒を見てくれる『柴胡桂枝湯』を紹介すると一緒に購入していただけた。 他に、食中たりに『正露丸』を用意したり、家にステロイドと抗…
お客様に声をかけるのは気力が充実していないと無理
マスクをして風邪気味の様子のお客様が『ビタシー』と『リポビタンD』を数本と、ドリンクゼリーを購入された。 声をかけた方が良かったのかもしれないけれど、こちらも連勤が続いて疲れているものだから、その気力が湧かなかった。 お客様に声をかけるというのは、気力が充実していないと無理なのです(;´Д`) お客様から鼻うがいを求められたけれど、大規模な花粉症のシーズンが過ぎたため、今は『アルシャットシ…
塗り薬の方が飲み薬より安心という勘違い
お客様から初めに風邪として相談を受け、主訴が喉の痛みと鼻水だったので『ルルアタックNX』を案内したうえで、 咳などの出ていない症状の成分があると体の負担になることと、 鼻水は透明だと言うため内臓の冷えが原因と考えられることを説明し、喉の痛みだけに対処してはどうかと提案した。 透明な鼻水の方は、積極的に温かい物を飲んでお風呂に入りお腹周りを保温すれば、改善できる可能性が高いことも伝えた。 先に…
ちゃんとしている患者さんには何とかしてあげたくなる
お客様が『フェミニーナ錠』を求めて来店したけれど、 第一類なため置いていないことを説明した。 半年ほど前に病院でカンジタと診断され、お薬手帳も持参しておりメーカーのサイトにあるセルフチェックもしているとのこと。 近くの薬剤師のいるドラッグストアーを紹介したものの、すでに薬剤師が退勤している時間だったので、翌日以降にとお話した。 しかし薬剤師の勤務時間に訪れるのは難しいらしく、念のためそのド…
咳を花粉症と思わない人は多い
お客様から『ドリエル』を求められ、売り場を案内すると探しているのは『ドリエルEX』だった。 主成分は全く同じで、違いとしてはEXの方が水溶液を閉じ込めたソフトカプセルで、溶けやすく早く効くという点である。 そのままお買い上げいただき、お会計のさいに不眠の状況を尋ねると、入眠困難と浅い眠りが重なっているようだったため、浅い眠りは胃の不具合との関係が考えられることをお話したところ、思い当たるよう…
自分の症状を言語化して人に伝えるというのは案外と難しい
子供を連れたお客様から酔い止めの薬を求められ「飲みやすいのじゃなく、良く効くのを」と言われたけれど、薬の効き目は相性や体調も関係することを説明した。 使ったことがある物を尋ねると『トラベルミンファミリー』で、お客様も子供も使用感を覚えていないようだった。 しかし、効かなかった記憶が無いのであれば、あえて変更しない方が良いのではとお話してお買い上げいただいた。 眠くなりにくい酔い止めの薬とし…
薬を選ぶのも使うかを決めるのも最終的には患者さんの判断だけれど
やや高齢のお客様から、当初は『求心』を求められたので売り場を案内したけれど、探している錠数の物が無いとのことだった。 ただ、動悸は心臓以外の機能の低下も関係することをお話して『牛車腎気丸』を紹介すると、腰痛もあるとのことでお買い上げいただいた。 お客様からウオノメの相談を受け、ウオノメに気付いたのは1ヶ月前くらいとのことだった。 うーん、1ヶ月も経っちゃってると治るのはその三倍くらいの期間…
痰が絡んでいると勘違いする症状“梅核気”
お客様から『ユンケル黄帝液L』と『ユンケルD』の違いを質問され、前者の方が内臓の疲労にも効果が期待できることを説明した。 ちなみに、お客様には言わなかったけれど、佐藤製薬の中の人からは「ユンケルDはデブのD」 と教わったことがある。 つまり、太めな人の疲労回復に向いてるということだ。 お客様から、はのど飴とトローチについても質問され、剤形よりも成分によって使い分けることを『南天のど飴』と『…