やや高齢のお客様が虫刺されの薬を求めて来店し、普段は『ムヒSクリーム』を使っていたというので、ステロイド剤入りであれば蚊の他の虫や葉っぱなどでかぶれた時でも使えることを説明し、『ムヒアルファS2クリーム』を案内したところ、お買い上げいただいた。 以前に『キンカン』でかぶれたことがあるというお話があり、灼熱感を与える成分が原因の可能性を伝えた。 なにしろ『キンカン』には、痒み止めの成分は入って…
- カテゴリー別アーカイブ それさえもおそらくは平凡な日記
同じ薬でも体調によって合わないことがある
男性のお客様が『コッコアポEX』と『ナイシトール』に興味があるようで、質問を受けた。 どちらも同じ漢方薬の『防風通聖散』で内臓脂肪を減らすのが期待できる一方、便通がちゃんとある人だと便がゆるくなる可能性をお話した。 お客様は以前は太っていたそうだが、現在の見た目はそれほどではないように思える。 ご本人の話では体脂肪率は17%のことだから標準の範囲内だけれど、病院などで測定したわけではなくネ…
薬の副作用で検査結果だけ良くなってしまうこともあるので注意
高齢のお客様が奥さんにと『遠志(オンジ)』を求めて来店され、体との相性もあるので一番容量の少ない『ワスノン』を勧めて、お買い上げいただいた。 ところが会計を終えて帰る段になって、奥さんは多くの薬を服用しているというため、まず担当医に服用の相談をするように伝えた。 すると、引っ越してきたばかりでまだ一回しか新しい医師に会っていないとのこと。 引っ越し作業で疲れているとすれば、遠志の入った『加…
イビキ程度と思わずに一度は病院の受診を
幼児連れの若い夫婦のお客様が来店し、奥さんが貧血のことで、ご主人からは「鉄剤を」と頼まれたけれど、奥さんはサプリメントを希望された。 受診の有無を尋ねると貧血と診断されたものの、特に鉄剤の処方や指導などはされなかった模様。 鉄剤は胃に負担がかかることを伝えると、奥さんからは「薬みたいのに強いのじゃなくて」と言われるので、サプリメントのヘム鉄も同様であることを説明し、目眩(めまい)もあるような…
治療を全てお任せというのは自分を見捨てているのと同じ
若い夫婦のお客様が来店し、『パブロンSゴールドW』をレジに持ってきたさいに喉の痛みには弱いことを伝えると、置き薬として「何にでも効く物を」と注文された。 総合風邪薬にもそれぞれ得意分野があるため、症状別に容量の少ない物を揃えておく方法を提案したうえで、熱・鼻・喉・咳にまんべんなく効果が期待できる『新ルルAゴールドDX』を案内し、お買い上げいただいた。 ただ、そもそも風邪薬の効能には「諸症状の…
風邪をひいたら入浴禁止と栄養を摂るのは昔の話
お客様から『バファリンルナi』と『バファリンプレミアム』の違いを尋ねられ前者は家にあるというお話もあったため内容としては大して変わらないことを説明した。 まぁ、『バファリンプレミアム』には鎮痛効果を高めるアリルイソプロピルアセチル尿素が加わっているけれど、その反面、眠気を催す可能性があるから、それほど良い訳ではない。 すると家に『バファリンルナi』があり、ご主人が頭痛とのことで頭痛にも種類が…
薬を買うには練習が必要
夫婦のお客様が来店し、ご主人が始めに大人ニキビ向けの『ペアアクネクリームW』を手にされたのに、炎症が強かったり成長期向けの赤ニキビ向けの『ビフナイト』の方をレジに持ってきた。 炎症の具合を尋ねると、それほどでもないと言うため『ペアアクネクリームW』を勧めて変更となったものの、ご主人からは「何でもいいんだ」と言われ、奥さんがお会計中にいなくなってしまい、養生の説明をすることができなかった。 う…
うがい薬にも消毒系と抗炎症系の違いがあります
やや高齢のお客様から『新レスタミンコーワ軟膏』が痒みに良いか尋ねられ、「もちろん」と答えたうえで、虫刺されの薬や汗疹(あせも)の薬が家にあれば、そちらでも代用できることを説明した。 お客様は、かぶれたりする訳ではないのに、たまに腕などが痒くなった時に使いたいというので、シンプルな処方で適応していることを伝えて『新レスタミンコーワ軟膏』をお買い上げいただいた。 子供を連れたお客様から虫刺されの…
セルフメディケーションと家庭の事情
高齢のお客様からマウスピースの洗浄の相談を受け、『キッチンハイター』で洗っても汚れが落ちないというため、部分入れ歯用の『ポリデント』を案内し購入を決められた。 その後に、病院から肩こりに『釣藤散』や『葛根湯』が、ドライアイに『白虎加人参湯』が処方されてるというお話があった。 また入眠困難なため、ベンゾジアゼピン系の安定剤も処方されているという。 しかし、頭痛に『ロキソニン』や『イブ』だけで…
薬の適応を確認してもらえると売る方としても助かります
子供を連れたお客様がビタミン剤の棚を見ていたため気にしていたところ、『チョコラBB』を持ってきたので使用者を確認すると、お客様本人とのことだった。 ビタミン剤は特別に危険と思う意識が少ないためか、子供に使うのに年齢制限を確認しないで買ってしまうケースがあるので売る方としては気になるのだ。 主訴は口内炎で、しかし他の製品との違いが分からないようだったため、より口内炎向けの『トラフルBBチャージ…