整骨院は病院ではありません

 お客様が絆創膏と『キズニコ』をレジに持ってきたさいに、消毒薬には種類があることを伝えると興味を持たれたので、 主成分の塩化ベンザルコニウムは同じで、患部の修復を促す成分を足した『マキロンS』と、患部の疼きを抑える成分を足した『デシンA』を紹介したところ、『マキロンS』に変更してお買い上げいただいた。

 高齢のお客様が消毒薬として『オキシドール』を求めてきたけれど、傷口につけるというので、しみることを説明し『デシンA』を勧めてお買い上げいただいた。
 他に、『オロナインH軟膏』について質問されたので、ワセリンに消毒薬を混ぜた「蒸発しにくい消毒薬」と説明した。
 『オロナインH軟膏』自体には、特に何かを治す作用は無いんである。

 お客様から『デリケアエムズ』と『フェミニーナジェル』と『ユースキンあせもパウダー』のどれが良いか尋ねられ、8歳の男の子の陰部の痒みだというため、メントールの入っている『デリケアエムズ』は候補から外しましょうとお話し、『フェミニーナジェル』を使っていただくことになった。

 お客様から伸びない包帯を要望され、肘を固定したいと言うためテーピングを案内してみたけれど、イメージと違うようだった。
 幼児の肘にヒビが入ったらしく、でも整骨院でレントゲンを撮ってもらい、ヒビかどうか分からなかった模様。
 改めて小児科か整形外科を受診するよう勧めたうえで、傷めた患部の修復をするために入浴して血流を良くすることと、食事を玉子料理や根菜に思いっきり偏らせる養生法を伝えたところ、「いいこと聞いた」と言っていただけた。
 骨などの関係で病院に通っているか確認すると、整骨院を病院だと思われてる方が多くて困る。
 もちろん整骨院が悪いということではないけれど、法律上は整骨院で対応できるのは捻挫や打撲であり、骨の脱臼やヒビだの骨折だのは、応急処置の場合を除いて治療できるのは医師のため、ちゃんと整形外科などの病院を受診してもらいたい。

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