• タグ別アーカイブ: 葛根湯加川きゅう辛夷
  • 鼻をかむ時には鼻に優しく、負担をかけ過ぎてはいけません

     お客様から打撲の相談を受け詳しく訊くと、2日前に膝の横をぶつけてしまい、今さっきまたぶつけてしまったそうで、サポーターをした方が良いかと尋ねられたので、外用消炎剤を使うことを勧め、インドメタシン製剤を案内したところ、『バンテリン液EX』をお買い上げいただいた。

     本来は、ぶつけた初日に氷水を入れたビニール袋などを当てて冷やすのが良かったのだけれど。

     ともかく、痛みが一週間ほど続くようであれば病院を受診するよう伝えた。

     ほんの打撲だと思っていても、ヒビが入っていたり剥離骨折している可能性もあるので。


     お客様から鼻風邪の相談を受け、患者は彼氏で『パブロンSα』を飲んでいたとのことだった。

     主訴は鼻水と鼻づまりというから、悪くはないと伝えたうえで(本当は避けてもらいたかったけど)、咳は無いそうなので鼻炎薬を提案した。

     すると、蓄膿症の手術をしたことがあるとの話から、鼻水と鼻づまりが行ったり来たりする時に使う『葛根湯加川きゅう辛夷』と、鼻が詰まる一方で寝苦しい場合の『荊芥連翹湯』の他に、鼻が詰まって鼻汁が喉に落ちてくる症状に向いている『辛夷清肺湯』を紹介した。

     鼻汁が喉に落ちるかは分からないとのことだったが、『チクナイン』(辛夷清肺湯)を購入された。

     また、鼻の症状は胃の不具合とも関係するので、しばらくはスープなどの温かく消化しやすい食事をさせるよう勧めた。

     また、彼氏は激しく鼻をかむというから、それはやめさせるよう、お話した。

     鼻づまりというのは、鼻の奥の血管が炎症して膨らむことで起こる症状だから、激しく鼻をかんでしまうと「高圧力」と「高速の突風」が狭い鼻腔に負担をかけて余計に患部を炎症させてしまうのだ。

     それとシャワー派だというので、血流を良くして体内の熱を循環させるために、背中側に浴びるのが養生となることを伝えた。

     暖かい空気は上に昇るから、炎症による熱を降ろすのが効果的で、それには下半身を温めるのが良い。

     そういう意味では、環境的に入れない理由が無ければ入浴するのが最善である。

     

  • 薬での眠気を避けたい場合には、漢方薬が使えると候補が増えて便利

     お客様に、『フェイタスZαジクサス』の試供品をお渡しするさいに、内服薬との併用に気をつけるように伝えたところ、お客様は血圧の薬を服用してるそうだが、自分では使わないとのことだった。

     注意事項の多い薬も案外と試供品としてホイホイ配ってることがあるから、受け取ったら必ず記載されている事項を確認してもらいたい。


     常連のお客様から、高校生の息子さんの風邪薬の相談を受けた。

     主訴は鼻水と鼻づまりに喉の痛みがあるとのことで、カプセルは飲めないというお話だったが、咳は無く家に『バファリンルナi』があるというので、カフェインが入っていない鼻炎薬との併用を提案したところ、眠くなりにくい物をというご希望から『葛根湯加川きゅう辛夷』を紹介したけど、漢方薬は嫌がるかもというため『コルゲン鼻炎フィルムクール』を案内し、後者を購入された。

     眠気を避けたいというときに、漢方薬が使えないというのは困る。

     入浴はしているというので、鼻炎の症状にそれは良いことと伝え、鼻の不具合は胃も関係するので、食事は噛まないで済む口の中で崩れるの物をと勧めた。

     

  • お礼のメールは励みになります! ありがとうございますm(_ _)m

     お客様から、うがい薬を求められ『パブロン365』を案内したけれど、毎日うがいをしているのであれば水道水で充分なことと、喉を消毒しすぎると体を守る菌も退治してしまうことを説明した。

     そして感染予防で大事なのは、うがいよりも手洗いと手の触れるところの拭き掃除であることをお話しして取りやめになった。

     ただ、お客様は喉をスッキリさせたいというので『ハッカ油』でのうがいを提案した。

     『ハッカ油』であれば、殺菌消毒してしまうことはないので。


     お客様が漢方薬の棚で『小青龍湯』『荊芥連翹湯』を比較していたので気にかけていたところ、前者をレジに持ってきたさいに症状を確認すると、主訴は鼻づまりとのことだった。

     『小青龍湯』は鼻水に使う物で鼻づまりには適応しないことを説明し、鼻づまりと鼻水が行ったり来たりするのであれば『葛根湯加川きゅう辛夷』を、鼻が詰まる一方で夜に寝苦しいくらいであれば『荊芥連翹湯』が適応することをお話した。

     すると鼻汁が喉に落ちてくるとのことだったので、胃が弱っている可能性をお話しし、『チクナイン』(辛夷清肺湯)を試していただくことになった。

     お客様が漢方薬を選んだのは、酔い止めと現代薬の鼻炎薬の併用は良くないと思ったからというので、「素晴らしい!」と伝えた。

     まぁ、本当は最初から相談してもらえたらもっと良かったのだけれど。

     後でお礼のメールが本社に届いたそうで、「選んでいる時に声をかけられたら案内を断っていたかもしれず、見守っていて後から話をしてもらえたのが良かった」のと、『辛夷清肺湯』で症状が改善したのを喜んでもらえた模様。

     良かったε-(´∀`*)ホッ

     

  • 鼻づまりで鼻汁が喉に落ちてくるタイプは、胃が弱っていると考えられます

     高校生くらいの親子のお客様が虫刺されの薬を見較べていて、『ウナクール』をレジに持ってきたさいに、痒み止めは入っているものの炎症を抑えるのには弱めなことを伝えると、かなり患部が炎症しているようだったため受診勧奨をしたうえで、ステロイド剤の入った『ムヒアルファEX』の液剤を案内し変更となった。

     薬を見較べて迷った時には、「立ってる者は親でも使え」というくらいで、立っている店員は同じように使って下さいと伝えた。


     お客様から漢方薬の棚を尋ねられて、売り場を案内しながら探している物を尋ねると『辛夷清肺湯』だと言うので、『チクナイン』が同じ処方であることをお話しした。

     患者は奥さんで、鼻づまりがあり鼻汁が喉に落ちてくると言うため、適応することを説明して、お買い上げいただいた。

     もし鼻づまりはするものの鼻汁が喉に落ちてこないのであれば『荊芥連翹湯』が適応するし、鼻づまりと鼻水が行ったり来たりする場合には『葛根湯加川きゅう辛夷』が候補になることも伝えた。

     また、鼻汁が喉に落ちてくるとなると胃を悪くしてる可能性が考えられるので、消化に良い食事をすることと、奥さんは入浴をせずシャワー派だというため、鼻づまりの原因となっている上半身に篭もった熱を循環させるためにも、入浴する方が良いことをお話しした。

     もし、どうしても入浴せずにシャワーで済ませたいという場合には、太い血管が通っている背中側に浴びるようにとも伝えた。


     

     

  • ネット上の健康情報とのモグラたたきが日常だけど、この記事もウッカリ拡散してしまうとモグラになるかも?

     乳幼児を連れたお客様が風邪薬の棚の前で長考していて『ルルアタックNX』を選ばれたのでヒアリングしてみたところ、主訴は鼻水と喉のイガイガというお話だった。

     花粉症は無いとのことだったが、スギからヒノキに変わってから反応する人もいることを伝え、『パブロン鼻炎カプセルSα』も喉の面倒を見てくれることを説明し変更となった。

     多くの鼻炎薬の効能書きに「のどの痛み」と書いてあるのを知らない人は、案外と多いので確かめてもらいたいところ。

     また、鼻水は内臓の冷えが原因とも考えられるので、温かくて消化に良い食事を勧めると「鍋じゃん」と言われたので、「その通りです」と答えた。


     お客様が、DHA・EPA・鉄・ビタミンのサプリメントが目眩(めまい)に良いというのを「ネットで見た」というのでヒアリングしてみると、病院に行ったことは無く、起きている目眩は回転性だというため、『苓桂朮甘湯』を紹介した。

     そして血圧の関係で通院してるというため、担当医に相談してみるよう勧めた。

     ネットでどういう情報を見たのか分からないけれど、目眩にも種類があるから、サプリメントを使うにしても選別は必要。

     漢方的に考えれば、回転性の目眩は水分代謝の異常で、落ちるような目眩なら血流の改善が必要なので『人参養栄湯』が適応し、雲の上を歩いてるようなフラフラする目眩は血圧が原因と考えられるので『七物降下湯』が候補になる。


     お客様が『アレグラFX』を購入される際にヒアリングしてみると、連続で服用するといった指導を受けたことは無く、あまり効いていないというお話だった。

     同じ鼻炎薬の棚に並んでいるから分かりにくいかもしれないけど、アレルギーに反応させないための予防薬でもあるから、すでに症状が激しく出ている場合には遅いし、飲み始めたら花粉が飛んでいようが飛んでいまいが毎日続けないと意味が無い。

     お客様の主訴は鼻水と鼻づまりということだから、漢方薬の『葛根湯加川きゅう辛夷』を勧めたいところではあるものの、現代薬を希望されているようでもあるので『コンタック600プラス』を案内してみたところ、以前に『コンタック風邪総合』を飲んだけど効かなかったというため、同じブラン名でも成分が異なることを説明した。

     今回は『アレグラFX』を続けてみるということになったので、飲み切るまでは欠かさないようにと改めて伝えた。


     やや高齢のお客様から、花粉症の目薬に『ロートアルガード』を求められたけれど、一時的にメーカーが品切れを起こしていたため、成分の近い『サンテAG』を案内してお買い上げいただいた。

     お客様には、花粉症は内臓が冷えると症状が強く出るため、積極的に温かい物を飲んだり入浴をしたり下半身に厚着をするなどして、体内を温めると症状が軽減できるかもと伝えた。

     花粉症は外敵と闘うつもりで害の無い花粉症に攻撃してしまう誤認によるもので、その敵味方の識別は腸がやっている。

     つまり、腸の働きを整えることで敵味方の識別が正常になれば、花粉症は軽減できるという次第。

     腸の働きを整えることとしては、消化に良い食事をするとか、ヨーグルトなどの発酵食品を食べるということなどが考えられるものの、色々と考えるのは面倒なので温めるというのが一番単純で実行しやすいだろう。

     

  • 鼻炎薬にも、鼻水と鼻づまり、効き方の特性など違いがあります

     『アレジオン』を購入されるお客様が、夜は帰りが遅くてシャワーで済ませているというため、お腹周りを温める重要性をお話しして、寝る時間を削ってても入浴するよう勧めた。

     花粉症は敵味方の識別をしている腸の機能が低下して花粉を敵だと勘違いし攻撃することで現れる症状なので、腸が正常になれば敵味方の識別も適切に行われるようになり症状が軽減する。

     またトータルの睡眠時間よりも睡眠の質の方が大事なので、その点でも体を温め血流を良くすることは良い睡眠の助けとなる。


     『アネトンアルメディ鼻炎錠』を購入されるお客様に、やはり症状の軽減のためにはお腹周りを温めて腸の働きを助けるようにとお話しした。

     また、『パブロン鼻炎カプセルSα』などの鼻炎薬は、鼻水を止めるのは得意であるものの鼻づまりを治すのは案外と苦手で、生薬の入った『アネトンアルメディ鼻炎錠』の方が向いていることを伝えた。

     漢方薬では同じ鼻づまりでも、鼻水と行ったり来たりする場合は『葛根湯加川きゅう辛夷』が、鼻が詰まり寝るのも辛いようなら『荊芥連翹湯』を、詰まった鼻汁が喉に落ちてくるようだと胃を悪くしているので『辛夷清肺湯』が適応する。

     一方、鼻水一辺倒でクシャミが激しいようなら『小青龍湯』が向いているし、高齢者には『麻黄附子細辛湯』が、胃の弱い人には『香蘇散』というように適応する漢方薬の鑑別が必要なので、自己判断で買う前に店頭で相談して下さいませ。


     夫婦のお客様が来店し、『アレジオン』や『アレグラFX』などを見ていて、実際に購入されたのは『パブロン鼻炎カプセルSα』だったので、念のため両者の違いを説明した。

     具体的には、『アレジオン』や『アレグラFX』などは花粉に反応させないようにするので予防薬として運用するのが効果的であり、飲み始めたら花粉が飛んでいようが飛んでいまいが毎日飲み続けることが重要。

     つまり、すでに症状が激しく出ている場合には効果が感じられないこともあるので、そういう場合には点鼻薬を併用するか、一旦『パブロン鼻炎カプセルSα』などで症状を抑えてから乗り換えるという方法を検討した方が良い。

     お客様には、腸の働きを整えると花粉症の症状が緩和する可能性をお話しした。


     夫婦のお客様が来店し、『アレジオン』と『アレグラFX』を見ていたのが、『ストナリニS』をレジに持ってきたので、違いを説明すると知らなかったようだが、「いつも使っているから」とのことで購入された。


     

     

  • 患者さんによって伝える内容を変えることがある? あります!!

     若いお客様が『ベンザブロックSプラス』をレジに持ってきたけれど、主訴は鼻炎と痰のことだった。

     風邪が会社で流行っているというお話ではあるものの、咳止め成分の入った薬を咳の無い時に服用するとかえって体に負担となるため、『パブロン鼻炎カプセルSα』に入っているマレイン酸カルビノキサンも去痰剤として働くことを説明し変更となった。

     喉と鼻は繋がっているから、案外と鼻炎薬で喉の面倒も見てくれるのだ。


     夫婦の常連のお客様が来店し、ご主人が痰に色がある状態で病院に行ったところ『排膿散及湯』を処方されたとのこと。

     家には以前に購入していただいた『葛根湯加川きゅう辛夷』が残っているというので、処方された薬を使い切ってもまだ症状が続くようであれば、乗り換えて使えることを伝えた。

     もっとも、それでも続くようであれば再受診したほうが良い。

     これを言えるのは、このお客様がちゃんと病院に行くということが分かっているからである。

     言っても病院に行かないなと思うようなお客様には、危なくて教えられない。


     夫婦のお客様が『ルキノンKB錠』を購入されるさいにヒアリングしてみると、ご主人が前にも使ったことがあり常備薬にしているという。

     ただ、夫婦でも性別が違えば体質も違うから、薬を分けた方が良いこともありますと伝えると興味を持たれたので、症状別に常備薬を揃える方法をお話しした。

     例えば風邪薬であれば、中身は鎮痛剤と鼻炎薬と咳止めの組み合わせなので、この三つを別々に備えておき、現れた症状に合わせて使うのだ。

     胃薬にしても、水を飲んで楽になる時には胃炎や胃熱の状態と考えられるので活動を抑える薬を、お湯を飲んで楽になる時には胃の働きが悪くなっている可能性が高いため、胃を保護して働きを助ける薬を用意しておく。


     先日に授乳中の娘さんの点鼻薬を買いにいらした、やや高齢の常連である夫婦のお客様が来店し、今回は奥さんの花粉症の目薬の相談を受け、案内した3種類ほどの中から『ロートアルガードマイルド』をお買い上げいただいた。

     ご主人はドライアイとのことで、人工涙液の『ソフトサンティア』をお使いいただくことになった。

     他に奥さんからは『コンドロイチンAZ』のことを尋ねられ、イチョウ葉のサプリメントが効いたと言われたけれど、通院しているというため、担当医には報告するようお願いした。

     記憶力が向上するとされているイチョウ葉は、血流を良くする物でもあるから血液に関係する薬を飲んでいる場合は影響を受ける可能性があるし、サプリメントの種類によっては検査結果の数値だけを良くして診断を誤らせてしまう可能性が否定できない。


     

     

     

     

  • 症状を我慢するのは体に良くない!? 我慢して疲労すると他の病気になることも

     お客様から鼻づまりの相談を受け、現代薬は鼻水を止めるのは得意でも鼻づまりを通すのは苦手なので漢方薬が適していることをお話すると、以前に『チクナイン』(辛夷清肺湯)を使い、多く飲まないと効かなかったとのこと。

     しかし鼻汁は喉に落ちてこなかったというため適応していなかった可能性を説明したところ、鼻水にもなることがあるというので『葛根湯加川きゅう辛夷』を紹介したけれど、鼻の奥に膿の味を感じるとのことから『荊芥連翹湯』を試していただくことになった。

     それからお客様は、漢方薬は効くのに時間がかかると思われていたので、急性症状には早く効くことを説明した。

     また、鼻づまりの原因は体内の熱がうまく循環しておらず上半身に溜まってしまうことで起きていると考えられるため、お風呂で半身浴したり下半身に厚着して下半身が温まれば症状が軽くなる可能性を伝えた。


     さっきのお客様に続き蓄膿症の相談を受け、アレルギー薬は使いたくないとのことだったので『荊芥連翹湯』を案内して、お買い上げいただいた。

     ただ、お会計をしてから普段は病院で抗生剤を処方してもらっているそうで、耐性菌ができてしまうと将来的に困ることと、腸内細菌を殺すと免疫機能が異常を起こす可能性をお話した。

     医師からは今のところ蓄膿症について手術は不要と言われているそうだが、病院でアレルギー薬を使ったのは3~4年前で、市販薬では『ストナリニS』を使っていたというため、薬も新しい物が流通しているかもしれないから、改めて受診してみてはと勧めた。

     また、症状が激しい時に我慢をすると疲労してしまい風邪など他の病気になってしまうこともあるので、アレルギー薬も使うべき時には使った方が良いと伝えた。

     そのうえで、やはり鼻づまりは血液の循環が滞り熱が上半身に籠ってしまうことで起きると考えられるとお話して、お風呂で半身浴をすることと下半身に厚着をしておくよう勧めた。

     イメージとしては昔のお風呂のように、下の方に冷たい水が溜まっていて熱いお湯は上に昇っている状態なので、下の方から温めて熱が循環するようにするのだ。


     若いお客様が『アレグラFX』を購入されるさいにヒアリングすると、連用して服用するのが望ましいことは知っていたけれど理由は知らないということだったので説明した。

     『ストナリニS』のような一般的な鼻炎薬は、水風船に針が刺さって破裂し水浸しになったの掃除するようなものなのに対して、『アレグラFX』や『アレジオン』は水風船にテープを貼って針が刺さっても割れないようにする。

     つまり花粉に反応しないようにするのが目的なので、晴れていようと雨だろうと花粉が飛んでいようと飛んでいまいと、毎日飲むことが重要。

     飲むのを中断している間に花粉に反応してしまっては、元も子も無いんである。

     また、お客様には花粉症は花粉を敵だと勘違いして攻撃することで起きる症状であり、その敵味方の識別をしているのは腸だから、入浴したり積極的に温かい物を飲んだり、下半身に厚着をすることで腸の働きを助けて正常になると、敵味方の識別も的確に行なわれ、症状が軽減されることをお話した。


     

     

     

  • 市販薬を選ぶときには、効能書きより成分に目を向けよう

     やや高齢の夫婦のお客様が来店し、ご主人が膝の痛みに『サロメチール』を使っていたというため、同じ処方の『トクホンチールOX』を案内した。

     すると、成分による効果の違いに興味を持たれたのでフェルビナク製剤を紹介したところ、そちらの購入を決められ、マッサージしながら塗る方法もあるとお話するとゲルタイプをお買い上げいただいた。


     常連のお客様から『アレジオン』と『アレグラFX』の違いを尋ねられ、どちらも予防薬として使うと効果的なことを説明すると、以前に息子さんが花粉症の鼻づまりに使って効かなかったとのこと。

     訊かなかったのは薬との相性の可能性も考えられるが、他の抗ヒスタミン薬で症状が落ち着いてから改めて使ってみてはとお話した。

     漢方薬の『葛根湯加川きゅう辛夷』『荊芥連翹湯』『辛夷清肺湯』を紹介してみたけれど、息子さんは嫌がるかもしれないというため、『ロートアルガードクイックチュアブル』を案内し、購入を決められた。

     ちなみに紹介した漢方薬の使い分けとしては、鼻づまりと鼻水を行ったり来たりするのなら『葛根湯加川きゅう辛夷』を、鼻づまりが強く寝られないくらいなら『荊芥連翹湯』を、鼻が詰まって鼻汁が喉に落ちてくる場合には『辛夷清肺湯』となる。

     ご主人には以前に、蕁麻疹(じんましん)に『タウロミン錠』を案内してお使いいただき、その時に主成分の『十味敗毒湯』を病院で処方してもらうよう勧めたけれど、仕事が忙しく行けずじまいとのお話だった。

     ご主人の症状に『アレジオン』や『アレグラFX』が使えるか訊かれ、確かに病院では皮膚疾患にも処方されることはあるが、薬理的には痒みへの効果が弱いことをお話し、『ムヒかゆみ止めAZ錠』を勧めて一緒にお買い上げいただいた。

     またアレルギー反応は防衛機能の異常であり、敵味方の識別は腸が担っているため、腸内環境を整える養生法として、お腹周りを温め食べ過ぎないよう勧めた。

     甘い物は好きだというので、それで脳を満足させて食べる総量を減らす方法を提案した。

     お客様の家庭では乳酸菌飲料などを飲んでいるというので、それは良いことですとお話した。

     入浴すると症状が落ち着くとはいうもののカラスの行水だそうなので、ぬるめのお湯に長く入るよう勧めた。


     お客様から喉の痛みと咳の相談を受けトローチを希望されたので、患部を冷やす『龍角散ダイレクトトローチ』と、抗炎症剤の『パブロントローチAZ』を案内すると、前者をお買い上げいただいた。

     使うのはご主人で、喉の炎症が胃にも広がるかもしれないから、消化に良いお食事をとお話したけれど、耳には入らなかったようだ。

     

  • 患者さんと連絡が取れるのならヒアリングさせてほしい

     若いお客様が『ベンザブロックS』を持ってきたさいに咳があるか尋ねたところ、頼まれ物で本人に連絡が取れるというので確認していただいたうえで販売した。

     ただ、症状が咳と鼻炎であるならば、総合の風邪薬よりも咳止めには鼻の症状を面倒見る成分が、鼻炎薬にも喉を潤す成分が入っているから、それらの方が身体への負担は少ないと考えられる。

     本当のところ、電話を代わってもらえた方が患者さん本人に症状をしっかりヒアリングできるのだけど。


     お客様から、慢性鼻炎の薬をとのことで『チクナイン』(辛夷清肺湯)の場所を尋ねられたため、売り場を案内したうえでヒアリングしたところ、鼻汁が喉に落ちてこないようだったため『葛根湯加川きゅう辛夷』『荊芥連翹湯』も紹介した。

     そして鼻づまりにより匂いを感じないということから、『荊芥連翹湯』を勧めてお買い上げいただいた。

     『辛夷清肺湯』が適応するのは胃の機能が低下している場合で、『葛根湯加川きゅう辛夷』は鼻づまりだけでなく鼻水にもなる場合に用いる。

     ところが、お会計をしてから病院で処方された薬があるというお話が出たものの、何を処方されたかは分からなかった。

     担当医からは慢性鼻炎については「様子を見ましょう」と言われて以来行っていないそうだが、比較した三つの漢方薬はいずれも保険の適用薬なので、改めて受診してみるよう勧めた。


     お客様から浣腸の場所を尋ねられ売り場を案内すると、高齢の母親が便秘で、一週間ほどすると腹痛のみならず腰痛も訴えているとのことだった。

     内服薬に『オイルデル』や『サトラックス』なども考えたが、複数の薬を処方されていると分かり、担当医に相談したことが無いというため、服用している薬の副作用の可能性を説明したうえで浣腸をお買い上げいただいた。

     ただ今までも浣腸を使ったさいには、便が硬く浣腸液しか出なかったというため、浣腸した後はしばらく我慢することと、洋式便座では和式便器にまたがるのと同じ姿勢になるよう、足を高く置ける台を使う方法を教えた。

     もしくは、胸が膝につくぐらいに前かがみになるのが良い。

     人間は立っている時には漏れないように弁で腸が塞がれる形になり、腰を曲げると開くので、便座に背筋を伸ばして座ってしまうと排便しにくくなるのだ。