常連のお客様から目の痒みの相談を受け、『ロートアルガード』と『サンテAL』を案内したところ、価格の安い後者をお買い上げいただいた。 常連ではあるけれど、花粉症での相談は初めてだったから、花粉症と腸の関係についてもお話をした。 花粉症は花粉を敵だと誤認して攻撃してしまうことが原因であり、その敵味方の識別をしてるのが腸なので、腸が忙しくならないよう食事の内容に気をつけることと、腸が働きやすい環境…
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患者さんの状態が良くなってる報告をしてもらえるのは嬉しいです
やや高齢の、いつも『ストッパ下痢止めEX』を購入される常連のお客様が、以前に『ユースキンA』を使っていただいたところ、手荒れが良くなってきていると、掌を見せてくれた。 仕事での作業中に手袋をしていたのと、部署が変わったのも良かったようだ。 私の手柄でなくても、患者さんの状態が良くなっていく報告をしてもらえるのは嬉しい。 お客様が『パブロン点鼻』と『スットノーズαプラス点鼻薬』を比較していて…
市販の外用消炎剤を買う場合に、何を優先するべきか
やや高齢のお客様が『トクホン』と『ハリックス55EX』の両方を購入されるので、主成分が似ているから鎮痛効果は変わらないと考えられることをお話すると、前者は自分が後者はご主人が使うとのことだった。 まあ、同じ成分でも質感が好みに合うか合わないかという問題もあるから、別の人が使うのであれば構わないだろう。 今回の場合、『トクホン』の方がいわゆる「湿布臭い」ものの、その匂いにも鎮静効果があるから、…
生薬=漢方薬でもなければ、漢方薬=安全でもありません
お客様が『改源』の顆粒と錠剤を比較していたので声をかけ、剤形が違うだけと伝えたうえでヒアリングしたところ、患者は高齢の父親で、主訴は鼻水と頭痛だという。 しかし他に多くの薬を服用していて、でも内容は分からず、『改源』なら「漢方薬だから安全」と考えていたようだ。 それは大きな誤解で、漢方薬に使われている生薬と現代薬を合わせている薬であり、漢方薬だって他の薬との影響を考えない訳にはいかない。 …
通院していたら、市販薬を買うときにも医師や薬剤師に相談を
やや高齢のお客様が『ボラギノールA』を購入されるさいにヒアリングすると、出血は無く、痒いというより痛いというため適応することを伝えたうえで、内服薬の『ヘモリンド』を紹介しようとしたところ、病院で薬がたくさん処方されているとのことだった。 では担当医に相談しているかと尋ねると、言っていないというため、相談するよう勧めた。 科目が違っても、困ってることがあれば相談した方が良い。 例えば起きてい…
コーヒーや炭酸飲料など身の回りにカフェインは多いので、市販薬の含有量にも注意
やや高齢のお客様が『ボルタレンEXゲル』を購入されるさいに、内服薬の使用や通院歴があるかなど確認すると、どちらも無いとのことだった。 ただ、主訴は膝痛で、友人から「病院に行っても電気を当てるだけ」と聞いたからというので、現状を知るために受診を勧めたところ、「歩けるうちが良いのかしら」と問われ、その方が変化が分かりますと答えた。 そのうちだと行かないので、誕生日とか何か出かける用事とセットにし…
コンタクトレンズ用の目薬は抗炎症の成分が少ない? 内服薬の選択も検討しましょう
お客様が『アレグラFX』を購入され、昨年もうちのお店で購入されたようなのだけれど、使い方の説明を受けたか覚えていないという。 私が対応したのであれば言わないはずは無いはずだが、なにしろ私は人の顔を覚えるのが苦手で……(^_^;) 『アレグラFX』や『アレジオン』などは花粉と反応させないのが目的なので、花粉が飛んでいようといまいと予防薬として毎日飲み続けるのが大事なことを説明したところ、他に目…
薬選びが分からない時は相談を、予算は早めに教えて下さい
お客様が風邪薬を色々と見ていたので、作業中に何度も「いらっしゃいませ」と言ってみたけれど反応は無く、レジに『プレコール持続性カプセル』を持ってきてから「どれがいいか分からん」と言われた。 それなら、レジに持ってくる前に相談してくれれば良いのに……。 主訴は、鼻水と咳と喉の痛みとのことで、発熱は無いようだから『ベンザブロック咳止め』を提案すると、1,000円以内の安い物を希望され、ちょうど湿っ…
効能に書いていない症状に「効きますよ」とは言えないけれど
お客様から、『銀翹散』が喉の痛みの他に歯痛にも使えるか尋ねられ、炎症を抑えるという点では共通しているとも考えられるけれど、お客様の意図をはかりかねていると「風邪の菌が歯に入ったから」というので、風邪の原因の9割以上はウイルスで、虫歯はミュータンス菌(ストレプトコッカス・ミュータンス)が原因となるのが多いことを説明した。 ただ人間の痛覚神経というのは案外と馬鹿(敏感ともいう)で、風邪などの上気道…
相手の職業が分かると、説明の取捨選択がしやすいけれど……
お客様がフェルビナク製剤のパップ剤を購入されるさいにヒアリングしてみたところ、膝の痛みに『ボルタレン』の液剤を使って、イマイチだったという。 鎮痛効果としてはジクロフェナクトリウム製剤の方がフェルビナク製剤より高いことをお話して、塗る回数を増やしてみてはと提案してみたものの、日中に塗るのは難しいとのことだった。 なるほど、確かにそういう事はあるか(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) パ…