お客様が『パブロンキッズかぜシロップ』をレジに持ってきたが、6歳の子供が鼻水と咳ということで主訴以外に熱などは無く、酷いのは鼻水だけというお話から『ムヒのこども鼻炎シロップS』の方を勧めた。 こちらには解熱剤が入っていない代わりに咳止めも一緒に入っているので、余計な物が入っていない分だけ体力の消耗を抑えられることを説明し、お買い上げいただいた。 鼻水の方は透明なようだから、お風呂に長めに入るとか…
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影響を受けやすくて心配になるお客様
お客様が『キズドライ』を求めて来店し、同じような『ホルムスドライ』を紹介したうえで、今は後からの傷口の洗浄に不便なため医師などは使わないように言ってることを伝えると、湿潤療法のパッドをして1週間ほど経ってるとのこと。 初期には黄色い体液も出たようだが、今は患部の足を動かすと少し痛む程度と言うので、そちらを継続するようにお話しした。 そもそもキズドライのような物は、極めて初期の段階で使うものなので…
薬の飲み合わせには気を使います
やや高齢のお客様から、咳をしているご主人に『コンタック』を頼まれたとのことだったが、どの『コンタック』かは分からないというので、一応は『コンタックせき止めST』を案内した。 咳や鼻水といった単独の症状でも総合の風邪薬を求める人がいるから、同じブランド名で複数の物が発売されている場合には、正確な名称が分からないと困ることが多い。 ご主人は、ヒューヒューという喘鳴がしてるというお話のため『半夏厚朴湯…
ホントは訊かれたくない胃薬のコト
お客様から、ご主人が食後のゲップと膨満感があるとのことで薬の相談をされたのだが、早食いのうえ、病院からは複数の薬が処方されてるというのにお薬手帳を持ってきていないため、処方構成が比較的単純な風邪薬などより胃薬の方が飲み合わせが難しいことを説明した。 こう言ってはなんだが、登録販売者の間でも胃薬が鬼門だという人は少なくない。 というのも胃薬の中には、胃酸の分泌を抑える制酸剤と消化を助ける消化剤が一…
常備薬でも家族別に揃えた方が良いことがある
『パブロンエースAX』をレジに持って来たお客様に症状を確認したところ、主訴は喉の痛みと声嗄れと悪寒とのこと。 症状に適応しない訳ではないが、以前に服用して膨満感があったと言うので、体質に合っていない可能性をお話しして『柴胡桂枝湯』を紹介すると、『パブロンエースAX』は家族が使うとのことで一緒に購入された。 どうやら『パブロンエースAX』を常備薬にしているようなのだけれど、家族間でも症状や体質は違…
薬は万能じゃないから最適解を求めて
お客様から、ご主人が微熱と悪寒がするとのことで『麻黄湯』を服用しており、『ユンケル黄帝液』を一緒に飲んで良いか質問された。 『ユンケル黄帝液』自体は栄養剤の中でも良い物だが、カフェインで眠れなくなる可能性と、やはりカフェインにより元気になったと錯覚して無理をし悪化させてしまうとも考えられるため、解熱後の回復期に使うよう勧めた。 また、解熱後のぶり返しを防ぐために『柴胡桂枝湯』を紹介した。 まぁ、…
痔の外用薬には炎症に強いタイプと止血に優れたタイプとがあります
やや高齢のお客様が『ボラギノールA軟膏』を購入されるさいに症状を確認すると、いつも使っているからとのことだったが切れ痔で痛みは弱いようなため、止血剤の入った『プリザエース軟膏』も案内してみた。 連用しているわけではないようなので大丈夫ではあるけれど、ステロイド剤は皮膚が薄くなり菌への抵抗力が弱まることを伝えたうえでそのままお買い上げいただいた。 痔の外用薬には、炎症に強いタイプと止血に優れたタイ…
漢方薬の不味いというイメージは『葛根湯』?
胃腸薬の棚を見ていたお客様から、15歳の子供が嘔吐していると相談され、下痢は無いとのことから『柴胡桂枝湯』を案内した。 すると、漢方薬は子供が嫌がるかもしれないとのことから現代薬を希望されたが、市販薬で嘔吐に使える物は他に無いことを説明し、お買い上げいただいた。 あえて現代薬から挙げるとすれば酔い止めくらいだけど、それでも吐き気の緩和程度だ。 嘔吐に下痢が伴うようなら、同じく漢方薬の『五苓散』が…
「患者が誰か」は重要な情報
子供用の風邪薬を見ていたお客様が『麦門冬湯』を手にされたので声をかけてみたところ、6歳の子供が痰の絡んだような咳をしていて、特に夜中に激しいというため『五虎湯』を勧めて使っていただくことになった。 病院からは以前に、気管支拡張剤の『ホクナリンテープ』が処方されていたことがあるというので、同じような効果を期待できることを伝えた。 また、お腹周りが冷えていることが原因とも考えられるため保温するように…
お酒を飲むにはそれなりの勉強が必要です
お客様から、『ヘパリーゼドリンク』を購入された後に『ヘパリーゼドリンク』と『レバウルソドリンク』はどちらが効くのかと質問され、体調と食事の内容で変わることや肝臓水解物が直接的に肝臓に良い働きをする訳ではないことを説明した。 どちらかというと、疲労や肝臓機能の補助をするのが『ヘパリーゼドリンク』で、脂物などによる胃もたれに対処するのが『レバウルソドリンク』になるだろうか。 それからお客様には、飲み…