お客様が『ポピショットのどスプレー』をレジに持ってきたが、喉の痛みが一週間ほど続いてると言うので、抗炎症のアズレン製剤の方を勧めた。 また、喉の奥の方が痛く、風邪で発熱したというお話があったため、胃炎起こして体内が乾燥してる可能性を伝えた。 そして、内服薬も検討してはと提案し、『ペラックT』と『駆風解毒湯』を紹介したところ、病院で抗生剤を処方されたというので、薬の名前を尋ねると、最初は思い出せな…
- カテゴリー別アーカイブ それさえもおそらくは平凡な日記
同伴者は店員に相談することを本人に勧めてあげてください
やや高齢のお客様が来店し、同伴の女性と話をしながら『アネトンせき止めZ錠』を選ばれたのだが、ご本人から「良く効く咳止めは?」と訊かれたので症状に合わせることが重要ですと伝えてヒアリングしてみた。 人と一緒に来ていると、その人と相談して決めてしまわれることが多いんで、これは良かった。 若いカップルなんか、患者が女性の場合、彼氏のほうが「これでいいんじゃない?」とか「これにしなよ」なとど、何を根拠に…
病院で処方された薬が市販されているとは限りません
やや高齢のお客様から、病院で処方されてる目薬と同じ物をと希望され、持参されていたおくすり手帳を調べたところステロイド剤と抗菌薬だった。 患者は奥さんで、主訴は朝の目の痒みとのこと。 初期症状には目ヤニもあり、眼科に行ったものの原因は不明で、数日試すようにと処方されたらしい。 お客様からは抗菌薬の方はいらないと言われたが、ステロイド剤の点眼薬が市販には無いことを説明し、『マリンアイALG』と『アル…
お薬手帳があると本当に薬選びがスムーズ
携帯用の『セイロガン糖衣A錠』をレジに持ってきたお客様に、用途を訊いたところ海外旅行に持っていかれると言うので、抗炎症作用のある通常の『正露丸』の方を勧めた。 また、海外では胃腸炎が怖いので『柴胡桂枝湯』を紹介すると一緒にお買い上げいただいた。 海外でも解熱剤や風邪薬は入手できるけど、胃腸炎向けの薬というのは入手しにくい。 また、家にステロイド剤があれば虫刺されはもちろん、何かの植物に触れてかぶ…
海外では居眠りに注意
お客様から3歳児に使える酔い止めの相談を受けた。 3歳以下となると、『こどもセンパアS』か『センパアプチベリー』くらいしか選択肢が無い。 成分違いなれど、どちらも比較的眠くなりやすい。 必ず酔ってしまうのであれば、いっそ寝てしまった方が良いけどね。 旅行などで寝てしまったらもったいないっていう時には、眠くなりにくい方を選びたいところだけど、『トラベルミンチュロップ』などの比較的眠くなりにくい方は…
皮膚疾患は見た目だけでは判断できない
お客様の家族が風邪で病院に行ったそうなのだが、処方された薬の内容は不明で、風邪は治って咳だけが残ったと相談された。 咳の状態も本人ではないため分からず、もし風邪で抗生剤が処方されたとすれば、その副作用で体内が乾燥している可能性があることを説明して、『麦門冬湯』を案内した。 そして、痰は絡んでいないようだとのことと、咳が激しいというお話から紹介した『アネトンせき止めZ錠』をお買い上げいただいた。 …
不要と思われる薬の候補も後で役に立つかもしれません
中学生のお客様から、歯列矯正を始めたばかりで痛み止めをとの相談を受けた。 この手の相談は大抵、本人を連れないで親だけが買いにいらしたり、本人と思われる人が来たとしても特に相談されることなく買われるので、無意味に嬉しくなってしまった。 歯列矯正は始めが一番痛いはずなので、もう15歳とのことから『バファリンプレミアム』を案内し、後で『バファリンA』や『イブA』などに 乗り換えてみるようお話して、『バ…
担当医に相談ができない理由は何か?
お客様がジクロフェナクトリウム製剤の湿布薬を見較べていたため気に留めていたら、値引きの『ボルタレンEXテープ』を選ばれたようなので、念のため症状を尋ねねてみた。 『ボルタレンEXテープ』もジクロフェナクナトリウム製剤だし、薬の効き目と価格とは直接的な関係は無いとはいえ、価格が安いからとかポイントが多くつくからと選んでしまうケースが多いので。 患者は高齢の母親で、膝の痛みを訴えているらしく、病院に…
酔い止めとアレルギー薬はぶつかる可能性高し
『加味帰脾湯』を購入されるお客様に使用経験を尋ねたところ、耳管開放症だそうで、いつもは病院から処方されていて、行くことができないために買いにいらしたという。 耳管開放症というのは、耳の奥と鼻の奥とで繋がっている耳管が開きっぱなしになり、自分の声が耳管を通して反響してしまう病気で、後で調べたら、耳管開放症は腸の働きや精神不安などとも関係があることから、耳鼻科では『加味帰脾湯』が多く使われるらしい。…
痛み止めを飲んだら食事は消化の良い物に
風邪薬を比較していたお客様が胃腸薬の棚も見ていたので気にかけていたところ、イヅミ製の『正露丸』をレジに持ってきたので、大幸薬品の『正露丸』とは処方内容が異なることを伝えた。 海外旅行に持っていくというので、下痢止めの入ったイヅミ製の『正露丸』を使う場合の注意点として、食中りのような場合は悪い物を出し切った方が良いケースもあることを説明してお買い上げいただいた。 また、風邪にも胃腸炎にも使える『柴…