夫婦のお客様が来店し、2歳の子供の風邪薬を希望されたのでシロップ剤を案内しつつ、病院を受診することが基本ですとお話すると海外旅行に持ってきたいとのことだった。 そのため、持ち歩きやすい顆粒の子供風用の風邪薬と『柴胡桂枝湯』を紹介した。 特に『柴胡桂枝湯』は風邪だけでなく胃腸炎にも対応でき、もちろん大人も使えることを説明したところ購入された。 ついでに、家にステロイド剤の塗り薬があれば持っていくよ…
- カテゴリー別アーカイブ それさえもおそらくは平凡な日記
正しい目薬のさし方は意外と面倒
やや高齢のお客様から、眠くなりにくい酔い止め薬をと注文を受け、『ヒヤ乗り物酔いどめフィルム』を案内し、お買い上げいただいた。 日帰りのクルーズ船を友人に誘われたそうで、内容は不明のようだが、乗る前の食事は温かい物を選び、乗船後は冷たい飲み物をこまめに摂ると船酔いを和らげることをお話しした。 今回は話の流れで案内できなかったけれど、観光で眠くなりにくい酔い止め薬が欲しい場合は、目眩に用いる『苓桂朮…
本当に粉がダメなのか本人に確認したい
お客様から、咳にすぐ効く物をとの注文を受け『ブロン錠』を案内したうえで、薬の発現時間にはそれほど大差がないことを説明した。 そしてインタビューの仕事をしており咳が出ないようにしたいというお話があったため、上半身に保水する『麦門冬湯』を紹介してみたけれど興味は示されなかった。 ただ、いつもは『ブロン液』を使ってると言われたが、興奮作用があるので仕事には向かないのではと伝えた。 また、痰が絡むような…
同じシリーズでも処方内容は縁もゆかりも無いことがある
お客様の連れた子供が『キッズバファリンかぜシロップS』を選んでレジに持ってきたが、主訴に発熱は無いそうなので主訴に絞ってみてはと提案した。 なにより、子供にパッケージで薬を選ばせるのは避けてもらいたいところ(^_^;) 症状は咳と鼻水で、同じシリーズの鼻炎と咳止めを比較したところ、鼻水はそれほどではなく咳の方が気になるということと、喉の痛みは無さそうなので銘柄を変えて、鼻炎の面倒も見てくれる『ム…
病気の対処法は変わっていくもの
お客様から、『イソジンうがい薬』と他社のうがい薬の違いを尋ねられ、後者にはグリセリンなどが添加されていることを説明した。 おそらくグリセリンが入っているのは、保水性と粘性があるからだと思われるが、無添加信者の人は許せなかったりするのだろうか。 それはともかく、お客様が痛むのは喉の奥だと言うので、胃炎の可能性をお話しして『麦門冬湯』を紹介するとともに、うがい薬も刺激物のため抗炎症剤のアズレン製剤を…
ヤケドを直接的に治す薬はありません
このあいだ、喉の痛みで来店し、歯の神経を抜いたら右目の瞼が痙攣して重く感じるとおっしゃっていたお客様が再訪。 私が勧めたように、目元を温めてみたら楽になったとのこと。 それは、なによりです。 一方、腰痛の方は残っていて、胃の不具合も感じるそうなので、胃の不具合と関係しそうな痛みに『真武湯』と『呉茱萸湯』を案内し、近所にある処方してもらえそうな病院を紹介した。 ただ、喉の痛みに『麦門冬湯』が効かな…
バランスの取れた食事も大事だけれど胃腸を休めるのはもっと大事
お客様が『柴胡桂枝湯』をレジに持っていらして、嘔吐と下痢をしている高校生に適用するか訊かれたので、最適ですとお答えした。 ただ、現に吐いているとなると、一包を普通に水で飲んでも吐いてしまうと考えられるため、小皿にお湯で溶いてスプーンで少しずつ舐めるように服用する方法を教えた。 口内炎の棚を見ていたお客様から、口唇ヘルペスの薬を探してると言われたので、置いていないことを伝えた。 二日ほど前から痛…
「胆嚢が痛い」に困惑
外国人のお客様が来店し『硫酸マグネシウム』を求められたが置いていないため、 『酸化マグネシウム』を案内した。 どちらも排便を目的としていて、働きは似ているから代用は可能。 ただ、厳密には『硫酸マグネシウム』の方が速効性があり、『酸化マグネシウム』は胃酸を中和する働きもあるため、用途が少し違うけれど。 すると、ロシア人なのかスマホの翻訳機能で「胆嚢が痛い」と言われ、痛覚神経の無い胆嚢が痛むことはな…
併用が大丈夫な薬でも無駄にならないかにも注意を
お客様から喉の痛みに『エスタックイブ』を飲んでいて、『パブロンのどスプレー365』を使って良いか尋ねられた。 その組み合わせに問題は無いものの、同時に使ってもあまり意味は無いかもしれないとお話しした。 というのも、お客様は喉の痛み以外の症状は無く、『パブロンのどスプレー365』は消毒薬であって炎症を抑える物ではないから。 お客様には、咳止めや鼻炎の成分も入った『エスタックイブ』を中止して、喉の痛…
病気の流行で季節の移り変わりを感じる
お客様から抗菌目薬を求められて売り場を案内し、お会計時に症状を尋ねるとご主人がモノモライなのと、子供の風邪が移ったかもしれないとのこと。 微熱だそうだが、仕事で疲れている様子だそうだから体力が無くて熱が出せない可能性もあるので、体の外からサポートするためにお風呂に入らせるよう勧めたのだけれど、困った顔をされたのは入りたがらないのかもしれない。 モノモライと風邪が関係あるか訊かれ、モノモライは菌で…