やや高齢のお客様から、お腹にガスが溜まると相談されたため『ガスピタン』を案内したところ、以前に『ザ・ガード』を使っていたことがあり、効いた気がするというので継続してみてはとお話して、『ザ・ガード整腸錠α3+』をお買い上げいただいた。 安易ではあるが、市販薬の効果は使用者のうち約3分の2程度とも云われ、「効くと思えば効く」ということもあるから、以前の使用感というのは案外と重要なのだ。 ところが、お…
- カテゴリー別アーカイブ それさえもおそらくは平凡な日記
総合風邪薬を使うときは起きている症状を確かめて
『ベンザブロックL』と『ルルアタックEX』などで迷っている夫婦のお客様が前者をレジに持ってきたので、念のためヒアリングしてみた。 患者はご主人で、喉の痛みと鼻水があるものの鼻水は透明だそうだから、内臓の冷えやアレルギーの可能性を伝えると花粉症だとのこと。 喉の痛みも花粉症の可能性があり、また胃炎でも喉が痛くなることを伝えたうえで、そのままお買上げいただいた。 でもヒアリングに応じたのは主に奥さん…
知らないほうが良かった? オロナインH軟膏の真実
夫婦のお客様が風邪の棚の前に立ち、「風邪か分からない」という声が聞こえたため気にかけていたところ、『新ルルAゴールドs』と『マードレトローチ』をレジに持ってきた。 ヒアリングしてみると家族が喉の痛みと鼻水とのことで、どちらも主訴とは微妙に合わないため風邪薬を使うのであれば『新ルルAゴールドDX』をと案内すると変更を決められ、『マードレトローチ』は不要と考えられることを伝えると、そちらは取りやめに…
歌手や俳優あるいは人前で声を使う仕事の人の三種の神器
『イブA錠EX』を手にしたお客様から、『アリナミン』のドリンク剤を求められたのだけれど、詳しくヒアリングすると成人の娘さんが頭痛と肩こりを訴えており、『アリナミン』シリーズのどれかの錠剤を飲んでも効かなかったとのこと。 同じ『アリナミン』シリーズでも成分が違えば効き方が違い、どれが合わなかったのかが分からないと困ってしまう。 娘さんはハープ奏者というお話もあったため、『ズッキノン』(釣藤散)を紹…
『コエンザイムQ10』の還元型と包接体の違い
お客様から、『コエンザイムQ10』の還元型と包接体の違いを質問された。 即答できずお時間を頂いて調べたところ、『コエンザイムQ10』はそのままで体で使用するのにはエネルギーを必要として、高齢者やストレスが多い人は体内で還元しにくいため初めから還元されている還元型が向いているのに対して、包接体はオリゴ糖であるシクロデキストリンで包むことにより体に吸収しやすくしたものだそうだ。 つまり、体ですぐ使え…
カロリーや塩分量が表示されているコンビニ弁当は悪くない
やや高齢のお客様から『独活葛根湯』と『疎経活血湯』の違いを質問され、前者は上半身を温めて肩こりなどを癒やし、後者は血流を改善して治すことを説明すると、主訴は五十肩のようだった。 シャツを脱ぐときに肩が痛くて上がらないと言うので『独活葛根湯』は適応すると考えられることをお話したところ、以前に坐骨神経痛の治療を受けたことがあり現在も痺れ感が残っているというため『疎経活血湯』は適応するが病院でも処方し…
情報提供がお説教に?
お客様から、奥さんの足が腫れているという相談を受け、3日ほど前からのことであり昨日に病院に行ったところ、原因不明で患部を冷やすようにだけ指示されたという。 そして『冷えピタ』を使っていたというので、それでは冷やすことにならないと説明し『アイスノンひんやり氷結ベルト』を案内してお買い上げいただいた。 やや高齢のお客様から『新ビオフェルミンS』の所在を訊かれ売り場を案内したが、『ガスピタン』の方が…
『リポビタンD』より贅沢な『リポビタンJr.』
高齢のお客様から爪割れの相談を受け、ネイルのトップコートを塗る方法を提案した。 『ドクターネイル ディープセラム』もあるけれど、成分を見る限りは費用対効果が疑わしいと思われるため。 爪に浸透して修復するというイメージ図は分かりやすいものの、手先を使う仕事の人でないと実感しにくいのではないだろうか。 今回のお客様には、爪割れは腎機能の低下が原因と考えられることを伝え、内服薬に『牛車腎気丸』を紹介し…
自分の体に使う物は人に頼まないほうが良いのでは?
『アレジラスト』を購入されるお客様に使用経験を尋ねたところ、以前は『アレグラFX』を使っており今回が初めてとのこと。 『アレグラFX』も自己判断で使っていたそうで薬の特徴を知らないようだったため、予防薬として使うのが効果的であることを説明し、症状の出ているその日だけではなく一週間なら一週間通して服用し、途切れさせないようにと伝えた。 『パブロン鼻炎カプセルα』などの鼻炎薬が「起きたアレルギーの症…
必要かどうかを選ぶのはお客様だけど本人じゃない場合は?
お客様から口内炎の薬をと注文され、炎症が強い場合と弱い場合とで薬が違うことを説明したところ患者は高校生の息子さんで、痛むのは舌だそう。 しかも家に『ケナログ』はあるものの嫌がっているというので、内服薬の『トラフル錠』と同じ成分の『ペラックT』を紹介し、そちらをお買い上げいただいた。 ただ、ある物を使わないのもモッタイナイ話なので、改めて『ケナログ』と併用してみるよう提案し、口内炎や舌炎は胃の不具…
