『桂枝茯苓丸』は女性専用の漢方薬ではありません

 夫婦のお客様から『』を求められヒアリングすると、以前にご主人が『タリオン』を処方されていたとのこと。
 1日2回の服用という点では、同じ使い方だから良いだろう。
 他にものぼせの相談を受け、以前に多分『黄連解毒湯』を使ったことがあるそうで、手足の冷えがあるというお話から『桂枝茯苓丸』を案内した。
 『桂枝茯苓丸』は必ずしも女性専用の漢方薬というわけではなく、保険の適応薬でもあるため病院で処方してもらったらどうかとお話しすると、本日は『養命酒』をお買い上げとなった。
 うーむ、どうしてそうなったのか私には良く分からない。
 やっぱり、『桂枝茯苓丸』が女性向けのイメージだから?
 ただ、お話していてやたらと薬に詳しかったから、医療関係者かと思った。

 お客様が『』を購入されるさいに使用経験を尋ねると、使うのは15歳の子供で初めてだという。
 受験対策に眠くなりにくい物を選んだというので、症状が強く出ている場合は点鼻薬を併用するか他の鼻炎薬で軽減してから乗り換える方法もあることお話した。
 というのも、『』や『』などは花粉に体を反応させない予防薬として使うのが効果的なため、すでに症状が強く出ている場合には、しっかり効いてくるまで1週間以上かかることがあり、何より花粉が飛んでいようがいまいが毎日継続して服用するのが重要なので、本人にも伝えてくださいとお話した。
 受験対策で眠くなりにくい物をという点では、漢方薬を使うという方法も考えられる。
 だからこそ、本人に買いに来てもらえるのが一番なのだけれど。

 お客様が総合風邪薬の『ベンザブロックSプラス』と鼻炎薬の『新コンタック600プラス』を比較していたので声をかけてみたけれど案内は断られ、後者をレジに持ってきたためヒアリングしてみると主訴は鼻炎と喉の乾燥感とのことだった。
 現代薬の鼻炎薬の副作用が口渇なことを説明し、喉を潤す『ストナ去たんカプセル』も軽い鼻炎への効果が期待できることをお話したところ変更となった。
 お客様は『銀翹散』に興味を持たれたけれど、鼻水には向かないため『麦門冬湯』を案内したところ、「咳は無い」というので上半身に保水するのが目的と説明した。
 また、鼻の症状は胃の不具合とも関係することが多く、『麦門冬湯』は胃薬としても働くため喉の乾燥感とともに鼻炎の改善も期待できる。
 すると、「漢方薬は不味い」と言われたので、味は生薬によることを伝えた。
 よくイメージされる不味さは、苦味と辛味のある生薬で構成された『葛根湯』だと考えられ、粳米が入っている『麦門冬湯』にはほのかな甘味がある。

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