• タグ別アーカイブ: 温清飲
  • 治りかけの風邪に風邪薬は不要です! 薬を使うタイミングも考えましょう

     お客様から麻の手袋を求められ、置いていないため綿の手袋の方を案内した。

     主訴はアトピーと乾癬で、患部は手の関節だけでなく全身にも出ているそうで、通院はしていて何か内服薬と塗り薬が処方されているという。

     漢方薬として『十味敗毒湯』『温清飲』『排膿散及湯』を紹介したところ、お客様はまだ漢方薬を使った事は無いというので、担当医に相談してみるよう勧めた。

     その後、他のお客様がレジに来たため綿の手袋を買っていかれたかどうかは分からない。


     お客様が『新コンタックかぜ総合』を購入されたが、患者であるご主人の主訴は鼻炎と咳が少しで、すでに日が経っており症状は弱まってきているというため、薬を飲まなくても良いのではと伝えた。

     特に総合風邪薬の効能は「諸症状の緩和」で、そのために身体機能を落としてしまうから、むしろ治りを遅らせてしまう。

     夕飯は刺身だというので温かい物も一緒にと勧めると、鍋の残りで雑炊にすると言われて、「ぜひそれを」と答えた。

     

  • 妊娠検査薬は2回用がお勧めな訳

     幼児を連れたお客様が来店して妊娠検査薬を求められ、枯れた技術なのでブランドによる違いは特に無いことを説明し、どの製品も99%以上の正確さではあるものの使う人間の側が慣れている訳ではないため、2回用を勧めてお買い上げいただいた。
     うちの奥さんも、次郎を生む前に一回外している。
     今週は天気予報で気温が変わりやすいと云われているので、余計なことながらお客様には子供をお風呂場で遊ばせてでも自身がしっかり入浴するように伝えた。
     入浴により血行を良くすれば、体内の熱の循環が整って気温の変化に対応しやすくなる。

     やや高齢のお客様が『ムヒソフトGX乳状液』を求めて来店し、他店ではすでに返品されていて扱っていないとのことで、まとめ買いされようとした。
     しかし詳しくお話を聞いてみると旦那さんからの頼まれ物なうえ、乾燥肌と粉瘤(良性腫瘍?)に使っており、痒みがあるかは不明で、病院は受診していないという。
     じゃあどうして粉瘤と分かるのかというと、知人からそう言われたらしい。
     その知人が医療関係者なのかどうかで話は変わってくるし、仮に医療関係者だったとしても医師でなければ診断はできない。
     それに粉瘤は自然治癒することは無いから、市販の塗り薬では意味も無い。
     症状が悪くなったら病院に行こうと考えるより、今の状態を把握するために受診するよう勧めたところ、本日は一個のみを購入された。
     ついでながら、痒みを伴う乾燥肌であれば内服薬としては『温清飲』『当帰飲子』があり、いずれも保険の適用薬なことを伝えた。
     これは薬を勧めるというよりは、そういう選択肢もあるから医師に相談をしてもらいたいから。

     『バファリンルナJ』を購入されたお客様から、酔い止めと一緒に服用するのは避けた方が良いか尋ねられた。
     酔い止めの成分にもよるが、用途が中学生の生理痛だということからすると、一緒に服用するのが効果的とは考えられる。
     というのも酔い止めの中には脳の知覚を錯誤させることで酔った感覚を軽減するとともに、内臓の機能をわざと低下させることで反射神経の作用により吐こうとするのを止めるからだ。
     生理痛は、いわば子宮が活発に活動することで起きるため、内臓機能を低下させると軽減する。
     そういう意味では、生理痛が激しい人より生理が楽という人の方が、内臓機能が低下していて心配ということもあるため気をつけなければならない。
     お客様には、安易に薬を併用するのは避けた方が良いという一般論と、成分によって条件が変わるので改めてご相談くださいとお話した。

     

  • 立ってる登録販売員は使ってください

     乳児連れのお客様が『パブロンSゴールドW』と『イブA』を一緒に購入されるので、念のため授乳中か確認したところ、ご主人が服用するとのことだった。
     主訴は喉の痛みだけだそうなので、まずは『イブA』だけで様子を見てみるよう提案した。
     鼻炎や咳の成分まで入っているから、それを処理するのに体力を消耗すると風邪に進行してしまう恐れがあるので。
     また、喉の痛みだけとなると逆流性食道炎や胃炎の可能性もあるため、消化に良い食事をするよう勧めた。
     特に、胃液の逆流は健康な人でも日に50回くらいはあるそうで、健康な時には損傷した食道はすぐに回復するから自覚症状は無いのが、回復が遅れると喉の痛みとして感じることがある。
     喉が痛いから風邪とはならないのだ。
     ただ、『イブA』のイブプロフェンは胃の保護機能を低下させるから、痛み止めとしては喉の痛みにも有効でも、それが喉の痛みの原因にもなり得るので、『ペラックT』などの抗炎症の薬を先に使ってもらったほうが良いんだけどね。
     先に相談してもらえれば、その辺りの話もできたのになぁと思う。

     東南アジア系のお客様が『ナリピタン』を求めて来店したが、置いていないことを説明したうえで用途を確認したところ、授業で先生の声が急に聴きづらくなったという。
     『ナリピタン』は耳鳴りの薬で、用途が合わないことと急性であることからドクターをとお話したが、どうしても欲しいと言うので、置いてある近くの別なドラッグストアーを紹介した。

     夫婦のお客様が来店しDHCの『アンセリン』を求められたが、置いていないことを伝えた。
     ご主人の尿酸値を下げたいということで、ネットで評判を見たようなのだが使うのであれば担当に報告するようお話しした。
     アンセリン自体は、筋肉中に含まれている二種類のアミノ酸から成るペプチドで、マグロや鶏肉に含まれているものの、痛風の食事療法では尿酸値を上げてしまうから食べ過ぎは禁物。
     なので、サプリメントで摂るというのは悪くない。
     ただ、ご主人はとにかく『アンセリン』が欲しかったらしく、「無いならいい!」と奥さんを置いて先に店を出て行ってしまったため、尿酸値を下げるのに役に立つ内服薬の『大柴胡湯』『温清飲』などを紹介ができなかった。
     ネットに書いてある情報は頼りにするのに、どうして目の前の専門家を使ってくれないのか(´・ω・`)

     

  • 当帰飲子(とうきいんし)
    慢性湿疹(分泌物の少ないもの)、カサカサと乾燥した肌の痒み

    適応症状

     冷え症のものの次の症状:

     慢性湿疹(分泌物の少ないもの)、カサカサと乾燥した肌の痒み

    用方・容量(顆粒製品の場合)

     1日3回、成人1回1包(2.5g)を食前にお湯または水で服用してください。

     ただし、15歳未満7歳以上は2/3包、7歳未満4歳以上は1/2包、4歳未満2歳以上は1/3包。

    組成(顆粒製品の場合)

     3包(7.5g)中、次の成分を含みます。

        トウキ(当帰)5.0g     

       ジオウ(地黄)4.0g

       シャクヤク(芍薬)3.0g

       センキュウ(川きゅう)3.0g

       ボウフウ(防風)3.0g

       オウギ(黄耆)1.5g

       ケイガイ(荊芥)1.5g

       カンゾウ(甘草)1.0g

       シツリシ(しつり子)3.0g

       カシュウ(何首烏)2.0g

     以上の割合に混合した生薬より得たエキス2.25g含有します。

    類似処方鑑別

    温清飲

     体力中等度の人で、皮膚の乾燥傾向などは本方と似ているが、患部はときとしてわずかながら滲出液があり、瘙痒感が強く、発赤、熱感を伴う場合に用いる。

    十味敗毒湯

     
    体力中等度の人で、患部は散発性あるいはびまん性の発疹で覆われ、瘙痒感が強く、発赤を伴い、季助部の抵抗・圧痛を認める場合に用いる。

    消風散

     比較的体力のある人で、患部が湿潤し、瘙痒感が顕著で、結痂、苔癬化があり、口渇を伴う場合に用いる。

    八味地黄丸

     老人性瘙痒症などで、皮膚病変の症状は似ているが、腰部および下肢の脱力感、冷え、しびれなどがあり、夜間尿の増加がある場合に用いる。

    使用上の注意

    1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください

     (1)本剤を服用後、症状の改善が認められない場合は、他の漢方薬を考慮する事。

     (2)甘草を含有する漢方薬を長期服用する場合は、血清カリウム値や血圧の測定などを充分に行い、異常が認められた場合は、服用を中止する事。

     (3)複数の漢方薬を併用する場合は、含有生薬の重複に注意する事。(特に甘草を含有する漢方薬の併用には、より注意を必要とする。)

     (4)長期運用により低カリウム血症、血圧上昇などが現れる場合があるので観察を充分に行う事。

     (5)著しく胃腸虚弱な患者。(軟便、下痢、腹痛、胃部不快感、食欲不振等の胃腸障害を起こすことがある。)



    2.服用に際して、次のことに注意してください

     (1)定められた用法、用量を厳守してください。

     (2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

     (3)本剤は、2歳未満の乳幼児に服用させないでください。



    3.服用中または服用後は、次のことに注意してください

     (1)本剤の服用により、発疹・発赤、かゆみ、悪心、食欲不振、胃部不快感等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。 

     (2)本剤を服用することにより、尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。

     (3)1ヵ月位(感冒、鼻かぜ、頭痛に服用する場合には、数回)服用しても症状の改善がみられない場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。

     (4)長期連用する場合には、医師または薬剤師に相談してください。



    4.保管及び取扱い上の注意

     (1)小児の手のとどかない所に保管してください。

     (2)直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。

     (3)1包を分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に使用してください。



    5.その他

     本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少色調等が異なることがありますが効能・効果には変わりありません。

     

  • 治頭瘡一方(ぢづそういっぽう)
    ………湿疹、くさ、乳幼児の湿疹

    適応症状

     湿疹、くさ、乳幼児の湿疹

    用方・容量(顆粒製品の場合)

     1日3回、成人1回1包(3.5g)を食前にお湯または水で服用してください。

     ただし、15歳未満7歳以上は2/3包、7歳未満4歳以上は1/2包、4歳未満2歳以上は1/3包。

    組成(顆粒製品の場合)

     3包(7.5g)中、次の成分を含みます。

       川きゅう(センキュウ)3.0g    甘草(カンゾウ)1.0g

       蒼朮(ソウジュツ)3.0g      荊芥(ケイガイ)1.0g

       連翹(レンギョウ)3.0g      紅花(コウカ)1.0g

       忍冬(ニンドウ)2.0g       大黄(ダイオウ)0.5g

       防風(ボウフウ)2.0g

     以上の割合に混合した生薬より得たエキス3.0g含有します。

    類似処方鑑別

    消風散 比較的体力のある人の皮膚疾患で、頭部・顔面以外にも認められ、患部の滲出液、結痂、苔癬化などがあり、その症状は似ているが、発赤、痒み、口渇が顕著な場合に用いる。

    十味敗毒湯 体力中等度の人の皮膚疾患で、患部は発散性あるいはびん性の発疹で覆われ、化膿を認めることもあるが滲出液は少なく、季肋下部に軽度の抵抗・圧痛のある場合に用いる。

    清上防風湯 比較的体力が充実した人で頭部・顔面の皮膚疾患で発赤、化膿を認め、一般にのぼせ、頭痛、めまい、眼球結膜の充血などの症状を伴う場合に用いる。

    温清飲 体力中等度の人で、皮膚の乾燥傾向があり、発赤・熱感があって掻痒感が強く、のぼせ、手足のほてり、神経過敏、出血傾向などの症状を伴う場合に用いる。

    使用上の注意

    1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください

     (1)本剤を服用後、症状の改善が認められない場合は、他の漢方薬を考慮する事。

    (2)甘草を含有する漢方薬を長期服用する場合は、血清カリウム値や血圧の測定などを充分に行い、異常が認められた場合は、服用を中止する事。

     (3)複数の漢方薬を併用する場合は、含有生薬の重複に注意する事。(特に甘草を含有する漢方薬の併用には、より注意を必要とする。)



    2.次の患者には慎重に投与すること

     (1)著しく威力の低下した患者。

     (2)妊婦および妊娠している可能性のある婦人。



    3.副作用

     (1)電解質代謝:長期連用により低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重の増加等の偽アルドステロン症が現れる事があるので、観察を充分に行い、異常が認められた場合には投与を中止する事。また、低カリウム血症の結果としてミオパチーが現れる事がある。

     (2)消化器系:下痢、腹痛、食欲不振等の胃腸障害を起こすことがある。



    4.保管及び取扱い上の注意

     (1)小児の手のとどかない所に保管してください。

     (2)直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。

     (3)1包を分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に使用してください。



    5.その他

     本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少色調等が異なることがありますが効能・効果には変わりありません。

     

  • 消風散(しょうふうさん)
    湿疹、蕁麻疹(じんましん)、水虫、汗疹(あせも)、皮膚瘙痒病

    適応症状  

     分泌物が多く、痒みの強い慢性の皮膚病の次の症状:
     湿疹、蕁麻疹(じんましん)、水虫、汗疹(あせも)、皮膚瘙痒病

    用方・容量(顆粒製品の場合)  

     1日3回、成人1回1包(2.5g)を食前にお湯または水で服用してください。
     ただし、15歳未満7歳以上は2/3包、7歳未満4歳以上は1/2包、4歳未満2歳以上は1/3包。

    組成(顆粒製品の場合)  

     3包(7.5g)中、次の成分を含みます。
       セッコウ(石膏)3.0g     
       ジオウ(地黄)3.0g
       トウキ(当帰)3.0g      
       ソウジュツ(蒼朮)2.0g
       ボウフウ(防風)2.0g    
       モクツウ(木通)2.0g
       チモ(知母)1.5g       
       カンゾウ(甘草)1.0g
       クジン(苦參)1.0g      
       ケイガイ(荊芥)1.0g
       ゴボウシ(牛蒡子)2.0g
       ゴマ(胡麻)1.5g
       ゼンタイ(蝉退)1.0g
     以上の割合に混合した生薬より得たエキス4.0g含有します。

    類似処方鑑別  

    十味敗毒湯  皮膚の湿潤する事がほとんどなく、化膿を伴う炎症の場合に用いる。

    温清飲  のぼせやすく、痒みが強く、皮膚枯燥し、乾燥落屑の傾向が強い場合に用いる。

    白虎加人参湯  皮膚が湿潤する事なく、痒みが著しく、口渇が強い場合に用いる。

    葛根湯  急性期で炎症症状の強い場合に用いる。

    使用上の注意  

    1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください
     (1)本剤を服用後、症状の改善が認められない場合は、他の漢方薬を考慮する事。
     (2)甘草を含有する漢方薬を長期服用する場合は、血清カリウム値や血圧の測定などを充分に行い、異常が認められた場合は、服用を中止する事。
     (3)複数の漢方薬を併用する場合は、含有生薬の重複に注意する事。(特に甘草を含有する漢方薬の併用には、より注意を必要とする。)
     (4)幹部に分泌物がなく乾いている場合。
     (5)著しく体力の衰えている患者。
     (6)著しく胃腸虚弱な患者。(軟便、下痢、腹痛、胃部不快感、食欲不振等の胃腸障害を起こす事がある。)



    2.服用に際して、次のことに注意してください
     (1)定められた用法、用量を厳守してください。
     (2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
     (3)本剤は、2歳未満の乳幼児に服用させないでください。



    3.服用中または服用後は、次のことに注意してください
     (1)本剤の服用により、発疹・発赤、かゆみ、悪心、食欲不振、胃部不快感等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。 
     (2)本剤を服用することにより、尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
     (3)1ヵ月位(感冒、鼻かぜ、頭痛に服用する場合には、数回)服用しても症状の改善がみられない場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
     (4)長期連用する場合には、医師または薬剤師に相談してください。



    4.保管及び取扱い上の注意
     (1)小児の手のとどかない所に保管してください。
     (2)直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。
     (3)1包を分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に使用してください。



    5.その他
     本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少色調等が異なることがありますが効能・効果には変わりありません。

     

  • 白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)
    炎症や代謝の異常あるいは皮膚炎にともなう体のほてり、口の渇き、皮膚の瘙痒(かゆみ)、糖尿病の初期

    適応症状

     炎症や代謝の異常あるいは皮膚炎にともなう体のほてり、口の渇き、皮膚の瘙痒(かゆみ)、糖尿病の初期

    用方・容量(顆粒製品の場合)

     1日3回、成人1回1包(2.5g)を食前にお湯または水で服用してください。

     ただし、15歳未満7歳以上は2/3包、7歳未満4歳以上は1/2包、4歳未満2歳以上は1/3包。

    組成(顆粒製品の場合)

     3包(9.0g)中、次の成分を含みます。

        せっこう(石膏)15.0g

        ちも(知母)5.0g

        かんぞう(甘草)2.0g

        にんじん(人参)1.5g

        こうべい(粳米)8.0g

     以上の割合に混合した生薬より得たエキス5.0g含有します。

    類似処方鑑別

    八味地黄丸

     軽度の口渇、頻尿などの排尿異常を認め、全身倦怠感、腰脚の冷えや痛みを訴える場合に用いる。

    牛車腎気丸

     
    尿量減少、浮腫が一層顕著で、全身倦怠感、腰脚の冷えや痛みをやや強く訴える場合に用いる。

    消風散

     比較的体力が充実した人で、口渇があり、患部の湿潤と瘙痒感が顕著で、痂皮(かさぶた)の形成と苔癬化がある場合に用いる。

    温清飲

     体力中等度の人で、皮膚の発赤、熱感、瘙痒感は強いが、患部は乾燥して、口渇を伴わない場合に用いる。

    使用上の注意

    1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください

     (1)本剤を服用後、症状の改善が認められない場合は、他の漢方薬を考慮する事。

     (2)甘草を含有する漢方薬を長期服用する場合は、血清カリウム値や血圧の測定などを充分に行い、異常が認められた場合は、服用を中止する事。

     (3)複数の漢方薬を併用する場合は、含有生薬の重複に注意する事。(特に甘草を含有する漢方薬の併用には、より注意を必要とする。)



    2.服用に際して、次のことに注意してください

     (1)定められた用法、用量を厳守してください。

     (2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

     (3)本剤は、2歳未満の乳幼児に服用させないでください。



    3.服用中または服用後は、次のことに注意してください

     (1)本剤の服用により、発疹・発赤、かゆみ、悪心、食欲不振、胃部不快感等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。 

     (2)本剤を服用することにより、尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。

     (3)1ヵ月位(感冒、鼻かぜ、頭痛に服用する場合には、数回)服用しても症状の改善がみられない場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。

     (4)長期連用する場合には、医師または薬剤師に相談してください。



    4.保管及び取扱い上の注意

     (1)小児の手のとどかない所に保管してください。

     (2)直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。

     (3)1包を分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に使用してください。



    5.その他

     本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少色調等が異なることがありますが効能・効果には変わりありません。

     

  • 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
    化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、蕁麻疹(じんましん)、急性湿疹、アトピー性皮膚炎、水虫

    適応症状  

     体力中等度の人の皮膚疾患で、患部は発散性あるいは、びまん性の発疹で覆われ、滲出液の少ない場合の次の症状:
     化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、蕁麻疹(じんましん)、急性湿疹、アトピー性皮膚炎、水虫

    用方・容量(顆粒製品の場合)  

     1日3回、成人1回1包(2.5g)を食前にお湯または水で服用してください。
     ただし、15歳未満7歳以上は2/3包、7歳未満4歳以上は1/2包、4歳未満2歳以上は1/3包。

    組成(顆粒製品の場合)  

     3包(7.5g)中、次の成分を含みます。
       桔梗(ききょう)3.0g
       柴胡(さいこ)3.0g
       せんきゅう(川きゅう)3.0g   
    ぶくりょう(茯苓)3.0g
       ぼうふう(防風)1.5g
       甘草(かんぞう)1.0g
       けいがい(荊芥)1.0g      
    しょうきょう(生姜)1.0g
       ぼくそく(樸そく)3.0g      
    どっかつ(独活)1.5g
     以上の割合に混合した生薬より得たエキス2.25g含有します。

    類似処方鑑別  

    消風散  比較的体力のある人で、患部の湿潤と瘙痒感が顕著で痂皮(かさぶた)の形成と苔癬化があり、口渇を伴う場合に用いる。

    温清飲  体力中等度の人で患部は赤味を帯び、熱感があり、瘙痒感がひどい場合に用いる。

    黄連解毒湯  比較的体力があり、のぼせ気味で、イライラする傾向のある場合の瘙痒症に用いる。

    葛根湯  多くは上半身の急性発疹で、発赤、腫脹、瘙痒感の強い場合に用いる。

    使用上の注意  

    1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください
     (1)本剤を服用後、症状の改善が認められない場合は、他の漢方薬を考慮する事。
     (2)甘草を含有する漢方薬を長期服用する場合は、血清カリウム値や血圧の測定などを充分に行い、異常が認められた場合は、服用を中止する事。
     (3)複数の漢方薬を併用する場合は、含有生薬の重複に注意する事。(特に甘草を含有する漢方薬の併用には、より注意を必要とする。)
     (4)長期運用により低カリウム血症、血圧上昇などが現れる場合があるので観察を充分に行う事。
     (5)体力の無い虚弱な患者。(かえって皮膚の発疹が悪化することがある。)



    2.服用に際して、次のことに注意してください
     (1)定められた用法、用量を厳守してください。
     (2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
     (3)本剤は、2歳未満の乳幼児に服用させないでください。



    3.服用中または服用後は、次のことに注意してください
     (1)本剤の服用により、発疹・発赤、かゆみ、悪心、食欲不振、胃部不快感等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。 
     (2)本剤を服用することにより、尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
     (3)1ヵ月位(感冒、鼻かぜ、頭痛に服用する場合には、数回)服用しても症状の改善がみられない場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
     (4)長期連用する場合には、医師または薬剤師に相談してください。



    4.保管及び取扱い上の注意
     (1)小児の手のとどかない所に保管してください。
     (2)直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。
     (3)1包を分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に使用してください。



    5.その他
     本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少色調等が異なることがありますが効能・効果には変わりありません。

     

  • ビール好きに大切な事

     お客様から、『第一三共胃腸薬』と『大正漢方胃腸薬』を比較しての質問を受けた。
     医師からは逆流性胃炎との診断を受けているという話だったけど、今は特に症状は出ていなくて備えておきたいからというので、症状が出る前、予感がするような段階で服用できる『大正漢方胃腸薬』の方を勧めた。
     それと、ビールを良く飲むそうなので、先に温かいお茶や味噌汁を飲んでおくようにお話した。
     私もビールは大好き。
     そのためにしている事として、事前に40度以下の風呂に30分あまり半身浴をして、温かい味噌汁を飲んでから、ビールを飲むようにしている。
     理由は、ビールを先に飲んでしまうと、胃の周囲の血管が冷たさで収縮して働きを悪くしてしまうから。
     イメージとしては、準備運動をしていない所に冷水を浴びせて、「さぁ、走れ!」と言ってるようなもので、それでは怪我をしてしまう。
     先に内蔵を充分に温めておく事で、胃に準備運動をさせるのだ。
     準備運動で充分に体を温めてから走り出せば、途中で冷水を浴びせられても、血行が良くなっているから体の機能が低下する事も無いという訳。
     ただ、この欠点は食欲が進んで食べ過ぎ飲み過ぎちゃう事なんだよねぇ。
     飲み過ぎたら、『五苓散』『五苓黄解』を飲むんだけど、そうすると「薬飲み飲み、酒を飲み」となって体に大変悪いです(・_・)ノ
     成人の息子さんのダイエットの相談で、お客様が来店。
     身長190cmで、医師から痩せるように助言されたとのこと。
     サプリメントの『フォースコリー』について尋ねられたけど、下痢しやすいという報告がチラホラあるようで。
     医薬品なら、『医薬品副作用被害救済制度』も整備されていますし、効能が確認されている『防風通聖散』『大柴胡湯』の方が安心ですとよ案内した。
     詳しく生活状況を確認してみたところ、寝付きが悪いそうなので『大柴胡湯』の方を勧めた。
     高齢の母親の代理でお客様が来店。
     症状は、突然の膝の痛みだそうで、急に冷えたのが原因かもと話された。
     普段はそういう痛みは無く、近日中に病院へは連れて行くというので、『フェルビナク』のバップ剤を案内した。
     花粉症で『アレグラ』を服用しているというお客様から、鼻炎は軽くなったが、寝ていて口が乾くという相談さをされた。
     これは、『辛夷清肺湯』『麦門冬湯』をと思ったけど、詳しくお話を聞いたら、病院で『温清飲』を処方されているそうな。
     自己判断で服用を中断しているらしい。
     そうであれば、『温清飲』は上半身の熱感を降ろす働きがあるから、口の渇きも治まるかもしれず、服用を継続するよう勧めた。
     合わせて、体の保湿のために根菜類を多く摂るようにお話した。
     真夜中に携帯電話が鳴って飛び起きた。
     夜中の電話は、誰かに不幸があったんじゃないかと思うから心臓に悪い(;´∀`)
     相手は10年来の女友達で、仕事に相当追い込まれてる様子。
     なにしろ女性社員なのに、ほぼ毎日、早朝出勤終電帰宅という状況らしい。
     奥さんの許可も得て、近いうちに気晴らしに遊ぼうと約束をする。

     

  • 女神散(にょしんさん)
    ………産前・産後の神経症、月経不順、血の道症

    適応症状

     のぼせと眩暈(めまい)のあるものの次の症状:

     産前・産後の神経症、月経不順、血の道症

    用方・容量(顆粒製品の場合)

     1日3回、成人1回1包(3.5g)を食前にお湯または水で服用してください。

     ただし、15歳未満7歳以上は2/3包、7歳未満4歳以上は1/2包、4歳未満2歳以上は1/3包。

    組成(顆粒製品の場合)

     3包(7.5g)中、次の成分を含みます。

          香附子(コウブシ)3.0g     甘草(カンゾウ)1.0g

          人参(ニンジン)3.0g      黄ごん(オウゴン)1.0g

          川きゅう(センキュウ)2.0g   檳榔子(ビンロウジ)2.0g

          蒼朮(ソウジュツ)2.0g     丁子(チョウジ)1.0g

          黄連(オウレン)1.5g      桂皮(ケイヒ)0.5g

          当帰(トウキ)1.5g       木香(モッコウ)2.0g

     以上の割合に混合した生薬より得たエキス4.5g含有します。

    類似処方鑑別

    加味逍遥散 動悸、不眠、精神不安など、種々の精神神経症状は似ているが、体質的に虚弱で、季肋部および下腹部に軽度の抵抗・圧痛を認める場合に用いる。

    桂枝茯苓丸 体力中等度の人で、肩こり、頭痛、のぼせなどの精神神経症状は比較的軽く、下腹部に抵抗・圧痛がある場合に用いる。

    桃核承気湯 体力が充実した人で、のぼせ、頭痛、めまい、不眠、不安などの精神神経症状がいっそう激しく、便秘傾向があり、下腹部の抵抗・圧痛が顕著に認められる場合に用いる。

    温清飲 体力中等度以下の人で、のぼせ、手足のほてり、神経過敏などはあるが、精神神経症状は本方ほど多彩でなく、やや軽症の場合に用いる。

    使用上の注意

    1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください

     (1)本剤を服用後、症状の改善が認められない場合は、他の漢方薬を考慮する事。

     (2)甘草を含有する漢方薬を長期服用する場合は、血清カリウム値や血圧の測定などを充分に行い、異常が認められた場合は、服用を中止する事。

     (3)複数の漢方薬を併用する場合は、含有生薬の重複に注意する事。(特に甘草を含有する漢方薬の併用には、より注意を必要とする。)

     (4)妊婦および妊娠している可能性のある人には慎重に投与する事。



    2.副作用

     (1)電解質代謝:長期連用により低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重の増加等の偽アルドステロン症が現れる事があるので、観察を充分に行い、異常が認められた場合には投与を中止する事。また、低カリウム血症の結果としてミオパチーが現れる事がある。

     (2)消化器系:下痢、腹痛、食欲不振等の胃腸障害を起こすことがある。



    3.保管及び取扱い上の注意

     (1)小児の手のとどかない所に保管してください。

     (2)直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。

     (3)1包を分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に使用してください。



    4.その他

     本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少色調等が異なることがありますが効能・効果には変わりありません。