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  • ≪通巻0264号≫
    水の中を行く/こんなカキフライ/覚悟のススメ

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      ★彡☆-=★彡  それさえもおそらくは平凡な薬局  ★彡☆-=★彡
                 ≪通巻0264号≫
        提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
        発行 : 北園薬局 http://www.kitazono.jp/
        編集 : 北村俊純
        窓口 : info@kitazono.jp
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    ~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
    ※1月14日(土)……水の中を行く
    ※1月15日(日)……こんなカキフライ
    ※1月16日(月)……覚悟のススメ
    ************************* 今号の平凡な日記 ***************************
    ◆1月14日(土)/2006年◆
     なにやら夢の中で寝る夢を見た(笑)
     つまり、夢の中で寝たら目を覚ました。
     そのため、ハッと目が覚めた時には、ここがどこだか認識できず、自分が誰かも分からないほどに混乱。
     もちろん、すぐに状況は分かったのだけれど、ちょっと不思議な体験をした感じで得した気分になる。
     今日は部屋の中は暖かく、暖房を入れなくても過ごせそうなほど。
     ところが、外を見たら雨だった。
     寒ければ、雪が見れたのに残念。
     雪国の苦労を知らないと、雪は目の保養くらいの認識で。
     奥さんに次郎を薬局に連れて行っておいてくれと頼まれ、コートの上に雨合羽を着せてマンションを出た。
     奥さんは、後から帳簿類を持って薬局に行き、溜まった会計処理をするつもりのようだ。
     次郎が自分の足で雨の中を歩くのは初めてのはず。
     このあいだの旅行の時には、小雨だったけれど、今日のは本格的な雨。
     マンションの玄関まで来たところで、ちょっと足がすくんだのか前に出ようとしない。
     それで手を引いて外へ出すと、今度は一変。
     歩道の水溜りを見つけて、バシャンと飛び込む。
     ああ、長靴じゃなくて普通の靴なのに(+_+)
     しかし、もちろんそんな事は気にせずに、水溜りの所だけを選んでバシャバシャと進む。
     いつもは、あっちへ行ったりこっちへ行ったりでなかなか前進しない事から考えると、まっすぐ歩いてくれるのは楽ではある。
     でも、水溜りの中を進んでいく(苦笑)
     薬局に辿り着いた頃には、次郎の下半身はビショビショ。
     奥さんが後から来たが、替えの靴も何も持ってこなかったという。
     なんでやねん(^_^;)
     すると取りには戻らずに、リサイクルショップに買いに行った。
     なんでやねん(^_^;)
     自動ドアが開き、店の外から「すいませーん」と呼ばれる。
     どうしたのかと思ったら、雨合羽がビショ濡れで、店を汚してはいけないからと。
     いやいや、大丈夫ですよ。
     まぁ、私もコンビニに行ったりした時に同じようにしましたが。
     その時には店員に変な顔をされてしまった。
     そりゃあ、あちらはマニュアルでレジでの応対しか指示されてないだろうけどさ。
     今回は、私がドアの所と商品棚とレジを往復してお買い上げいただいた。
     頻尿の相談で、やや高齢の女性の患者さんが来店。
     前立腺肥大なとが多い男性と違い、寒さのせいだろうと読んで、苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)を案内した。
     風邪の相談でいらした患者さん、今日から症状を感じたのと事で、鼻水と咳が主訴。
     葛根湯(かっこんとう)でも良さそうだが、明日は仕事は休みだという。
     ゆっくり休めるのであれば、麻黄湯(まおうとう)地竜(ぢりゅう)で熱をガッと出して、風邪を倒した方が早そうだと思い勧めた。
     子供の風邪の相談でお客さんがみえた。
     寒気があるという話から、本人が暑いと訴えるまでは温めましょう。
     地竜麻黄湯で。
     まだ体調が戻らないが、明日は『SNAKE-EYES』のコンベンション。
     人手不足のおり休む訳にもいかないので、今日は早めに休んで少しでも回復
    しておく事に決める。
     地竜柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)を多めに飲み就寝。
    ≪育児日記≫
     今日は、久々に大雨が降った。
     ドシャ降りの中、薬局まで次郎を旦那が歩かせて行った。
     私は後から、事務用品を持って薬局に行った。
     しかし、次郎の替えの靴を忘れてしまって、この雨のさなか、リサイクル屋まで買いに行った。
     リサイクル屋で、とても安い靴を見つけた。
     赤い柄の靴だったけど、300円くらいでサイズもピッタリですぐに購入した。
     ついでに長靴まで次郎の物を買ってしまった。
     まぁ、風邪などひかないようにするために。
     次郎は薬局で、元気にその間遊んでいたみたいだった。
     で、お腹がとても空いたらしくて、義母が何か御飯などを食べさせてくれたらしかった。
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    ◆1月15日(日)/2006年◆
     なんか変な夢を見てから目が覚めたもんだから、疲れた。
     SFの世界で、主役は『MIB(メンインブラック)』のウィル=スミス。
     でもって私は、その相棒で宇宙船のパイロット。
     二人の仕事は、情けないとうか馬鹿というかワケワカランというか、“宇宙の孕ませ屋”。
     少子化に悩む種族の依頼で子作りに励むという。
     依頼を受けると、嬉しそうなウィルに私は呆れていた。
     やりたいけどなぁ(笑)
     いや、人間型の宇宙人限定でね。
     でもって、ある特定の種族を滅ぼそうとしている連中に命を狙われる。
     話は、どんどん大きくなって、ついには星が生殖行為を始めて……。
     責任者出てこーいヽ( ´ー`)ノ
     今日は、『SNAKE-EYES』のコンベンションで、参加者をJR八王子駅に迎えに行ったが、誰も来ていない模様。
     ううん、参加者が少ないと寂しいなぁ。
     と思ったら、ご新規さんが次々と。
     ホッと安堵する。
     エントリーしたゲームは、『芝居遊戯・水戸黄門』、『ゲイシャガールウィズカタナ』、『無限のファンタジア』、『ソードワールド』。
     http://www.rakuten.co.jp/a-game/648796/658693/
     http://www.game-writer.com/konogoro/game/ggwk/menu.html
     http://t-walker.jp/mugefan/html/main.htm
     http://www.groupsne.co.jp/products/sw/
     なんか、イロモノが2つもエントリーしとりますが。(無限もイロモノか?)
     『ゲイシャガール ウイズ カタナ』の、「間違った日本観のキャラを演じる」のではなく、「間違った日本観で間違ったキャラを演じるプレイヤーを演じる」というメタ構造には惹かれた。
     しかし残念ながら今回は、イロモノの卓は立たなかった。
     今日は客層がマトモだったようで(苦笑)
     私は、K氏がGMを務める『無限のファンタジア』に参加。
     エンジェルだけど、邪竜導士。
     なんか汚れキャラになりそうな予感がしたため、通り名を“汚れきったエンジェル”として、名前を“アズラエル(死の天使)”と付けた。
     全体的にキャラメイクに時間がかかり過ぎてしまった感じ。
     これは協力しきれなかった私も悪いんですが。
     K氏としては、初めての人にも自由にキャラクターを作ってもらうと思ったのだろうけれど、そうなるとこちらも先にキャラを選ぶという事ができず、こちらが迷っているから初めての人たちも迷うという悪循環に。
     こういう時は、オススメ商品をパッケージングして案内するのが良いと思う。
     
     キャラメイクをしたところで昼食。
     『スカイラーク』と『モスバーガー』のどちらにするか迷い、皆で『モスバーガー』へ。
     しかし、13時近くでは、まだ店が混んでいる。
     座席も空いておらず、何人かは他の店を選ぶ事にした模様。
     私は先に注文してしまったため、そのまま待つ。
     待っていたら、食べ終える人が結構出て、注文したビーフシチューが出来上がる頃には、さっきまでいたメンバー全員が座れるくらいの空席ができた。
     予想できないもんですな。
     ところで、仮にもバーガーショップに入って、ビーフシチューとサラダだけを食べるってのはどーよ(笑)
     開始時間を決めてはいなかったものの、おおよそ一時間くらいと踏んで余裕を持って会場に戻ったつもりが、戻ったらすぐにプレイ開始。
     まぁ、押し気味だからいいんですが。
     酒場で私たちのパーティーがくつろいでいると、そこへ村娘が現れて、モンスターに襲われた村を助けてくれと頼まれた。
     今回のパーティーは、報酬に金を求めない正義(?)の冒険者であるので、すぐに助けにいく事に決まる。
     この辺、早くてよろしい。
     その村は船で3日ほどかかる島にあるそうなのだが、船での出来事はスパーンと端折られた。
     私や武井くんが悪ノリして脱線するのを防ぐためかね(苦笑)
     ただ、そのせいで依頼主である村娘と、誰も接点を持てなかったのが、後で物語の進行を難しくしてしまったのではないかと思う。
     というのも、敵のモンスターが「ゲームをしよう」と言って挑んでくるから。
     そして、島に到着した時にはすでに村は全滅していた。
     つまり、村を助けてくれという依頼が、その時点で成立しなくなってしまったのだ。
     なので、そのモンスターに拒否する事を伝えたら、村娘を人質にとってゲームをしようと迫ってきた。
     でもー、本人にも自分を守ってくれとは頼まれてないし~。(←ヒデェ)
     助ける動機のあるキャラクターが1人もいない。
     せめて、村娘に一目惚れしたとか、何か過去の因縁がある事が分かったとか、そういうのがないと困る。
     さすがに意地が悪すぎると思い直して、敵のゲームに乗る事にしましたが。
     モンスターのアイデアは面白かった。
     敵の本体が武器の方だった、というのとかね。
     後に続くモンスターの描写も、ホラー系のノリで、私は好き。
     物語の展開上、戦いが続いたのは仕方がない。
     でも、強すぎるよー。
     必殺技をバンバン繰り出しちゃいました。
     私のキャラは、かなり戦いに特化してあったから良かったけど、他の人はキツかったんじゃないかな。
     勝っても荒野しか残らないとは、荒んだシナリオだ(笑)
     撤収後に反省会と打ち上げを兼ねて、『春庭花』に。
     http://www.fca-group.com/
     誰のリクエストだったか、中華という事で。
     私は、いつでもイタリアンを選んでしまうため選定権ナシ(笑)
     体調はまだ思わしくなく、胃の具合はビミョーなのにもかかわらず、定食の定番であるカキフライ定食を注文してしまった。
     その出てきたカキフライが、普段知っているカキフライとは仕上がりが違う。
     普通のカキフライは、表面がトゲトゲザラザラしているのが、この店のはフンワリした感じ。
     あのカリカリとした歯ごたえがなきゃ嫌だという人には向かないかもしれないが、私は牡蠣の味が鮮明に味わえて気に入った。
     反省会では、先に書いたような感想をK氏に伝えた。
     確か前にも、村娘が人質に取られるというシーンがあり、その時にも村娘を助ける動機が見当たらなくて見捨てたのだ。
     こう書くと、なんか自分が悪いヤツみたいだな(爆)
     調子が悪いおかげで(?)深酒せずに済み、無事に家路に着く事ができた。
     早く体調を戻さんとイカンなと思い、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)を飲んで寝た。
     薬飲み飲み、酒を飲み。
     ダメ患者の見本ナリ。
    ≪育児日記≫
     次郎を連れて薬局に行った。
     次郎の指をドアに挟んでしまったからだ。
     一応、抱っこ紐を持っていったけど、なんだかんだいって歩かせた。
     次郎の親指がちょっと腫れていた。
     でも義母に言わせると、たいしたことないようだったので、とても良かった。
     次郎は、本当にだんだん重くなって、抱っこするのも大変だった。
     次郎は、いつもと変わらない様子だった。
     確かにドアで指を挟んだ時は大泣きしたけれど、薬局では普段通りでビックリするぐらい落ち着いていた。
     私だけ、ちょっとパニクッてたかしら?
     ………オマエはいつも、パニクり過ぎ(^_^;)
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    ◆1月16日(月)/2006年◆
    「胃薬下さい」と患者さん。
     胸焼けがして、お腹が張った感じがするという。
     水を飲んで楽になるか、お湯を飲んで楽になるかを尋ねると、水の方が楽になるとの事。
     という事は、胃熱か。
     お酒の飲み過ぎだと分かり、五苓黄解(ごれいおうげ)を勧めた。
     しばらく店頭に置いていた山梔子(さんしし)を片付けた。
     今年は、栗きんとんを作る人があまりいなかったようで余ってしまったのだ。
     まぁ、家でも作らなかったのだけれど。
     奥さんから携帯に電話が入った。
     接客している時もあるから電話するなと言ってあるのに。
     それを無視していたら、今度は店の電話が鳴る。
     出るとやっぱり奥さんで、「もしもし……」と声が聞こえたところで切った。
     電話に出れる状況かどうか、先にメールをしろっての。
     後から送ってきたメールでは、弁当をどこで買うかだった。
     好きにせー(苦笑)
     病院からの処方箋を持ってきた患者さん。
     風邪気味で、いつもの薬に加えて風邪薬も出しましょうと医師に言われたのに、それを断ったという。
     ありゃ、どうしてですか。
     すると、うちで漢方薬を買おうと思ったからだとか。
     嬉しいけれど、それもどうかな(苦笑)
     やや高齢で、抵抗力も落ちているようなので小柴胡湯(しょうさいことう)を出した。
     結局、奥さんがお弁当を買ってきた。
     次郎の散歩を兼ねてとかで、わざわざ隣の駅の弁当屋で。
     次郎の分を取り分けて食べていたら、しばらくして流し台の方でガタンッという音がした。
     何かと思ったら、先に食べ終えた次郎が食器を流し台に放り込んでる音だった。
     手がやっと届く高さなもんだから、ホントに放り込むという感じ。
     そのうち、薄手の食器なんか割りそうだな。
     ワイドショーのニュースのコーナーで、昨年12月に長野県の諏訪湖で行方不明になった小学校5年生の男の子が今日、遺体で発見されたと伝えていた。
     遺体に外傷などは無く、死因は水死で、転落事故だろうとの事だった。 
     そのニュースを読み上げる日本テレビの真山勇一キャスターが、「ちょっと残念な結果になりましたね」と言うのを聞いて、思わず膝を打って感心してしまった。
     なるほど、「ちょっと」か。
     しかも、最初に竹馬をしている写真を写して、誰だと思うかとクイズ形式にしていた。
     まったくもって、見世物である。
     昨年は「最近は子供が犠牲になる事件が多くなった」とマスコミが大々的に取り上げ、会う人ごとに同じように言われ、各自治体からは“子供を守るため”の取り組みが広がっているとのニュースが伝わってくる。
     そんなご時世からすれば、この程度は“たいした事ない”のかもしれない。
     まったく、子供にとっては生きにくい世の中になったものだ。
     しかし、「最近は」というのであれば、やはり過去との比較が必要だとも思う。
    「昔は」と、しばしば語られる“子供にとって良かった時代”は、「いつ」だったのか。
     便利な事に、それこそ今では昔の事件を調べるのはインターネットを使えば簡単に探せて、なかなかに興味深い。
     1972年生まれの私の親が成人する頃の1964年には、俳優の高島忠夫の長男が、お手伝いさんに殺されるというショッキングな事件を始めとして、高校生が同級生を包丁で殺害とか、なんかあまり状況が違うとは思えない事件が起きていたり。
     戦時中は言わずもがなで、子供にとっても大人にとっても悲惨な時代だった。
     さらに戻っていくとどうか。
     子供が犠牲になる事件は少なくないし、逆に子供が加害者の事件もかなりある。
     18歳の少年が、交際していた訳でもないのに、好きだった少女を太い竹で刺し殺したなんて事件は、昨年のクラスメイトの女子を男子が包丁で刺し殺したという事件よりも、なんだかスゴそうだ。
     少女の遺体は、股間から胸にかけて竹に貫かれていたという。
     心理学者が、包丁でメッタ刺しにするのは深い恨みがあるのだろうと語っていたけれど、竹で串刺しにする心理状態というものも、ぜひ聞いてみたい。
     そもそも昔へ辿っていくと、今よりも人権意識は薄く、新聞が出る明治期よりも前ともなれば、奉公に出されたり、障害児は見世物にされたり、今の感覚では尚のこと許せないような事例が資料では目に付く。
     そして、医学の頼りなさは今以上である。
     うちの子は医師からは一度「諦めて下さい」と言われて生まれた、いわば“生まれるはずのない子供”だ。
     生まれるはずがないのに生まれてきたのは、まさに現代だからこそで、事故や事件に遭うのは、その引き換えとしてのバランスとも考えられないでもない。
     だとしたら、ちょっと目を離すその時で二度と会えなくなるのも仕方のない事だと割り切って、「♪行ってきますと 気をつけてねと 真剣に手を振る」(山本正之/作詞・作曲『テレビない星』より)毎日を送るしかない。
     http://songworld.magoo.jp/masayuki/album02.html
     そんな気がする。
    「覚 悟 完 了」(山口 貴由/漫画『覚悟のススメ』より)
     http://blogpal.seesaa.net/article/11784103.html麻杏よく甘湯(まきょうよくかんとう)がありますと案内。
     これが、元気なお婆さんで、いや病気だから薬局に来ている訳なのだけれど、まぁ喋る喋る。
     よく舌を噛まないもんだと感心するくらいの早口で、しかも声が大きい。
     そのうえ、こっちが口を挟む隙をなかなか与えてくれず、薬の説明をしようにも自分の方が喋るもんだから、結局飲み方とかを繰り返し尋ねられる。
     もう少し音量を下げてくれないと、横で他の患者さんに説明しているお母んの声も通らないだろう。
     そして、タクシーを呼んで欲しいと頼まれて電話をするのだけれど、電話してる間にも話しかけてきて往生した。
     タクシーが来るまでしばらくお待ち下さいと伝えて、次のお客さんに取り掛かろうとしたら、やっぱり話しかけてくる。
     困ったねどうも(^_^;)
     早めにタクシーが来てくれて助かった。
     お見送りして、店の中に戻るとシーーーーーーーーーーーーーーーーンと静かで逆にビビる。
     他にもお客さんや患者さんがいるのに、この静まり返り方は、なんだか落ち着かないなと不思議な感じに。
     そういや、知り合いの女子高生にもいたなぁ。
     周りの人に、「彼女がいないと、3人くらいいないみたいだね」と言われていた(笑)
     風邪が治ったものの、クシャミが止まらないという相談。
     この間には、お母んに勧められて麻黄湯(まおうとう)地竜(ぢりゅう)を一緒に飲んだそうだ。
     クシャミといえば小青龍湯(しょうせいりゅうとう)が一番に考えられるが、風邪の後にクシャミだけ残ったというのは、咳だけが残ったのと同じで、体内の乾燥が原因だろう。
     乾燥のせいで、空気中の埃などが鼻腔を刺激しているのだ。
     麦門冬湯(ばくもんどうとう)で潤いを作るのが良いはず。
     患者さんの友達は、医師からずっと葛根湯(かっこんとう)をもらってるとか言っていた。
     悪いもんじゃないけど、そんなに飲み続ける物でも無いと思うんだけどな。
     特に、咳には大敵。
     原沢製薬工業の営業マンが、年賀の挨拶で来訪。
     魚の目やタコの貼り薬の案内をされた。
     ドイツ製だそうである。
     日本での市販品よりも、主要薬効成分のサルチル酸が濃いとの事。
     つまり、表皮を早く腐らせて、新しい皮膚を回復させるのを促進すると。
     でもなぁ、パッケージまでドイツ語表記では、いくら日本語のシールを貼っても売れるかどうか。
     それから、スーパーエクジーの消費期限が迫ってるのではないかと訊かれる。
     調べてみたら、確かに売れ残った分の消費期限が迫っていた。
     よく把握していらっしゃる(笑)←笑い事ではない
     来月の頭に、新しい物と交換してもらう事に。
     飲んでくれた人は、健康食品だけれど効果を感じられたと言ってもらえている。
     でも、新規のお客さんが開拓できてないんだな。
     常連さんから、近くの工場の跡地にドラッグストアーができるらしいという話を聞いた。
     そういや、なんか囲いをして資材が搬入されていたな。
     何の工事が始まるのかと思っていたのだが、ドラッグストアーなんて本気か?
     うちと、その駐車場の位置関係からすると、他にセイムスやビッグドラックも近い密集地帯だよ。
     以前には、近くにイイヅカ薬局があって撤退し、今はリサイクルショップになっている。
     脅威には違いないが、大手で潰しあってくれれば良いとも云える。
     でも、なにがしかの手は打たないと駄目だろうな。
     膀胱炎の薬をと、猪苓湯(ちょれいとう)を買いに患者さんがいらした。
     以前は、「漢方薬は効くの遅いでしょう」とか言われていたけれど、猪苓湯もだいぶ浸透したようで。
     ドラッグストアーが新しくできるらしいと奥さんに話したら、そのチラシを見たとか言う。
     なんですと?
     で、そのチラシは?
     捨てちゃったとか。
     アホー(^_^;)
     どの系列かとかでスタイルが分かれば、対策も考えられるのに、なんで捨てるのよ。
     仕事中に電話してきたり、アンタどこに嫁いできたのか分かってるのかね。
     この冬の大雪による死者が16日21時現在、100人にのぼったというニュース。
    「あっ、やっと越えたか」と思ってしまった。
    「今回の大雪による死者が9×名」となった頃から、なんとなく「どうせなら100を越えた方が座りがいいな」と“期待”してしまってたところ。
     同じく期待していた人が、何人かはいるんじゃあるまいか。
     ただ、保育園児が1人新たに入ったのが残念ではあった。
     福島県下郷町豊成の町立保育所で、園庭で遊んでいた6歳と5歳の男児が屋根(高さ約7メートル)から落ちた雪に埋まり、6歳の男児が同日夜に死亡、5歳の男児は一時意識不明だったものの回復したという。
     2人が埋もれた雪は氷のように固く、助け出すためにスコップを突き刺すのも大変だったとか。
     13日に保育園の職員で一度雪下ろしをして、18日に改めて町で雪下ろしをする予定だったそうだから、危険が予見できていただけに、なおさら残念。
     ニュースでもあれほど落雪に注意するように言っていて、現地の人ならなおさら分かっていたろうに。
     まったく=3
     夕方頃にニュース速報がテレビで入り、何事かと思っていたライブドアへの東京地検特捜部の強制捜査の続報で、報道番組が大盛り上がり。
     自社やグループ会社の株価をつり上げる目的で虚偽事実を公表した疑いがあるというのが、強制捜査の主な理由だとか。
     これだけ派手に入るという事は、よほど地固めしたうえでの事なのだろう。
     今の段階で公表されているのは、ライブドアの関連会社である『ライブドアマーケティング』(LDM、当時バリュークリックジャパン)が、出版社の『マネーライフ社』を株式交換で子会社化すると発表するよりも早い時期に、実はライブドアが出資して実質支配する投資ファンド『VLMA2号投資事業組合』が既に買収を済ませており、これが虚偽の事実を公表した“偽計”、つまり“風説の流布”にあたるようだ。
     なんか、1号2号という呼称に反応してしまいます(笑)
     しかしまぁ、報道するニュースキャスターの嬉しそうな事。
     西武の不正な株式売買の時よりも騒いでいる印象。
     “風説の流布”だけなら、マスコミが毎日してるのに、そっちは罪にはならないんだよなぁ、不思議な事に。
     寝る前に、充電しておいた携帯電話でスケジュールをチェックしようとしたら電源が入らず焦る。
     どのスイッチを押しても反応しない。
     充電器に戻してみると、充電中を知らせるランプも点灯しない。
     『週刊アスキー』の『トホホ会』のコーナーで、最近の携帯電話は制御ソフトがパソコン並みで、再起動しないとならない事があるという記事を読んだのを思い出し、再起動とは違うけれどバッテリーを抜いて入れ直したら、電源が入った。
     ホッ=3
    ≪育児日記≫
     今日は次郎を連れて、東川口の弁当屋まで行ってきた。
     ダイエーにも寄った。
     次郎は、一つところにいると嫌がって暴れるので大変だった。
     とにかく動きたいらしかった。
     道を歩かせていても、本当に自分の行きたい方向でないと、尻もちついて動かなくなるので、とてもかったるい。
     しかし、こうやって疲れさせないと、ぜんぜん寝てくれないので、頑張って遠出とかこれからもしてみようと思う。
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    ◆TRPGのサークルに所属しています。
     卓上ゲームが好きな人や、興味のある方は覗いてみて下さい。
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  • ≪通巻0263号≫
    健康食品の方が良いのかどうか/可哀想な世代?/薬をもらわないで/ガスター10に注意

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    ~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
    ※1月10日(火)……健康食品の方が良いのかどうか
        
    ※1月11日(水)……可哀想な世代?
    ※1月12日(木)……薬をもらわないで
    ※1月13日(金)……ガスター10に注意
    ************************* 今号の平凡な日記 ***************************
    ◆1月10日(火)/2006年◆
     地面が濡れていて、周囲の家の屋根がうっすらと白くなっているところを見ると、天気予報で言っていたように雪が降ったらしい。
     風が吹いていないので、そんなに寒くは感じない。
     午前中は、連休明けのせいなのか目の回る忙しさ。
     次々と患者さんやお客さんがみえて、お母んなどは問屋さんへの薬の発注を忘れたくらい。
     幸い、すぐに必要な物は無くて良かったけれど。
     いったん家へ、昼食を食べに帰った。
     何を呼ばれたのかと思ったら、三輪車を組み立ててくれという。
     なんだよー(^_^;)
     婆ちゃんがお金を出してくれて、お母んと一緒に奥さんが買ってきたらしい。
     まだ早いんじゃないかね、次郎には。
     中途半端に組み立てようとしていたのをバラすのに手間がかかった。
     そして三輪車のデザインはアンパンマン。
     アンパンマンは嫌いなんだがなー、私は(笑)
    「愛と勇気だけが友達」の寂しいヤツだぞ。
     三輪車が組みあがると、次郎は訳も分からずに「キャー」と言って抱きつこうとする。
     三輪車に抱きついても痛いのでは(・_・)?
     部屋の中で組み立てたもんだから、狭い廊下から玄関に出すのに苦労してしまった。
     私も良く考えろよ。
     その三輪車に次郎を乗せて薬局へ。
     ハンドル固定のピンを差し込んでおき、後ろに取り付けた取っ手で押す。
     これが、なかなかコントロールが難しい。
     ハンドルを固定してあるといっても、左右には少し動くので、次郎がハンドルに触ると曲げた方に三輪車が進んでしまう。
     関節痛の相談で患者さんが来店。
     膝が痛むという話だが、歩いてる時の方が楽で、温まるとやはり楽になるという。
     となると、麻杏よく甘湯(まきょうよくかんとう)が合いそう。
     しかし、漢方薬は嫌いらしい。
     漢方薬局に来て漢方薬が嫌いと言われてもねぇ(^_^;)
     てな訳で、健康食品のサトウグルコサミンの方を買っていかれた。
     漢方薬よりも健康食品の方が良いというのも良く分からない。
     頭痛の薬を求めて患者さんがみえた。
     どうやら風邪での頭痛らしい。
     川きゅう茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)の出番である。
     始めは、咳やクシャミがあり、出なくなったので治ったと思っていたそうだ。
     それは、風邪が体の奥に入ってしまったんですねぇ。
     症状が治まったと思って油断していると、ぶりかえすので要注意。
     やはり風邪の相談が多く、そして油断している人も多し。
     今度の患者さんは、風邪をひいてから三日ぐらい経っているという。
     食欲も落ちてきているそうだから、もう少し早く手を打って欲しかったところ。
     地竜(ぢりゅう)柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)で治してもらおう。
     買い物をして次郎を迎えに来た奥さん、帰ってから支度をするのが面倒だと思ったのか、薬局で夕食を作るとか。
     まぁ、いいですけど。
     作ったのは長崎ちゃんぽん。
     野菜を切って炒めてというのは手間かもしれんが、薬局の台所じゃ調理しにくいんじゃないかね、むしろ。
     そして、お風呂を沸かしておくからと奥さんは先に帰り、私が次郎を連れて行く事に。
     しまった、狙いはソレか(笑)?
     次郎を三輪車に乗せて帰ろうとしたら、途中で降りて歩き出す。
     どうやら、もう飽きたようである。
     困ったヤツだね、どうも。
     しかも、家と反対方向に歩いていくから、どんどん家が遠くなる。
     やむなく次郎を三輪車に無理やり乗せて、後ろの取っ手を押し下げる事で三輪車の前輪を浮かせたウィリー走行に。
     こうすれば次郎は転げ落ちないようにハンドルにしがみつき、足は地面に付かないから降りる事もできない。
     これで一気にマンションまで辿り着いた。
     三輪車を怖がるようにならなければ良いが( ̄▽ ̄)
     ネットで、毎日新聞の論説を読んだ。
     ゲンジボタルの名前の由来で前フリ。
     ゲンジボタルは体長15ミリ前後で、尾が淡く黄緑色に光る様子を見て、『源氏物語』の光源氏をイメージし、ゲンジボタルと呼んだと解説し、当然続くようにヘイケボタルの名前の由来を語るのだが、そこで唐突に「もう一種類の蛍を権力闘争が好きな(例えば小泉さんのような)日本人?はヘイケボタルと命名した」とか言う。
     名前を付けた誰とも知れない人を、勝手に「権力闘争が好きな日本人」ってのは、疑問符付きでも変な推測ではないか。
     しょっぱなから、随分と無茶な論説だなオイ。
     そこからどこに話が繋がるかと思えば、耐震データ偽造事件。
     実は、ゲンジボタル北限の地である宮城県金成(かんなり)町(昨年4月の町村合併で栗原市)に、『姉歯の松』という松があるのだそうな。
    「小野小町の姉または松浦佐用姫の姉の墓の上の松」だとの事。
     ははぁ、そういうのを見つけてくるというのは面白い。
     “姉歯”があって、町の名前が“金成”という事で姉歯元建築士のイメージが重なって、迷惑な話だというお話。
     駄洒落が、いかに日本人の文化に根付いているかを如実に物語っている……という話にでも行くのか。
     そういうユーモアの話には行かず、これまた唐突に事件の元凶は、「『稼ぐが勝ち』の小泉流市場原理主義を実践するファンドが、賃貸マンションを高利回りの物件として買いあさる。少しでも早くもうけようとする業界が突貫工事でマンションを建て」云々と語りだすのだ。
     えっと……、言ってる事は間違っちゃいないかもと思うけど、“小泉流市場原理主義”とやらの解説をしてくれないと意味が分かりませんが。
     新聞のコラムや論説を書く記者の中には、なんだか造語を作るのが好きな人が多い気がする。
     英語などからのカタカナ語が分かりにくいと世間で言われるように、そういう造語も分かりにくい。
    「ああ、なんか皮肉を込めてるんだろうなぁ」とは予想がつくものの、書いてる本人の中だけで完結されてても困るんですけど。
    「民間でやれる事は民間に」、「市場の競争原理にのっとって」というのが、「稼ぐが勝ち」とイコールになる事を証明してくれなきゃ。
     例えば、株式市場も以前より様変わりしている。
     『ソフマップ』が業績の下方修正を発表した時、その株価は上昇した。
     昔ならば、下方修正の発表は株価の下落につながったはずである。
     しかし、正直に業績を発表する事で信用が高まった訳である。
    「稼ぐ会社に、より期待が高まる」のは変わらないとしても、「稼げない会社は駄目」という事でもなくなってきたのだ。
     そしてそれは、皮肉にも個人投資家が増えたからというのもあるかもしれない。
     会社の業績を睨みながら投資するのとは別な、日銭を稼ぐだけのデイトレーダー参入で、日々のニュースや噂で株価が乱高下するようになったのは、単なる投機で嘆かわしいとみる向きもあるだろうが、同時に短期の業績の悪化や、悪材料が会社にあっても、再建させるのが可能だという事である。
     企業の情報開示が進めば、“市場原理”の原理原則である、「買い手と売り手が互いに信用を基盤にして取引をする」のが当たり前になるかもしれないのだ。
     おっと、脱線。
     論説の最後の方では、『姉歯の松』の解説になっていた。
     『伊勢物語』に出てくる逸話だそうで、陸奥国を訪れた在原業平が地元の女性と親しくなったのだが、業平は彼女を都へ連れて行くつもりはなく「栗原の 姉歯の松の人ならば 都のつとに いざといはましを」(姉歯の松が人間なら、土産として都へ行こうと誘うのだが)と詠んだという。
     そして、女性の方は裏切られたと思いながらも、「美しい自然の歌」に感激したのだとか。
     なんか、女性が言いくるめられてるようにしか思えないんですが(苦笑)
     で、その話が悲しい物語としながら、筆者が導き出した結論は……。
    「権力闘争も金もうけも、自然の優しさ、厳しさの前では米粒のようなものではありませんか。僕は、バブル猛反対!」
     ズルッ(・_゜)
     自然は、人間に優しくも厳しくも無い。
     自然からすれば、人間による恩恵など無いに等しい。
     ってか、権力闘争が嫌なら出世を望まず、金儲けが嫌なら給与も貰わないように。
     Y氏からメールが入る。
     頼まれていた講演のテープ起こし原稿を、明日までにO氏にメールで送っておいて下さいと。
     ガッ!!Σ( ̄□ ̄;)
     そりゃ確かに、元々は昨年の11月末頃に仕上げて送る事になってはいましたけど、そのO氏からメールの返事が来てないんで後回しにしてたから、終わっておりませぬ。
     テープ起こしって、最終的にどんな形態で使うのかが分からないと、本当に全ての発言を起こしておいて校正までしておかなきゃならないから、手間と時間がかかるんだよね。
     だから、どの程度仕上げておけば良いのかをO氏に尋ねようとメールしてあるのだ。
     暇な訳では無いので、詳細が分かるまで放っておいた次第で。
     しょうがない。
     腹括って、全文起こしの完全な校正をしてみせましょ( ̄^ ̄)
     とはいえ、あまりに孤独な作業なので、チャットに入ったらI氏が胃の調子が悪いという話。
     本人の弁によれば、「風邪っぽい」との事。
     それでいて熱は微熱なのに寒い感じがするそうで、これはやっぱりノロウイルスによる胃腸炎ではなかろうかと予想。
     I氏はスーパーに勤務してるので、感染しやすい事を考えると、仕事を休んだ方が良いかと悩まれた。
     病気自体は、老人や幼児、もしくは極度に体力低下した人でなければ、たいした事はないのだけれど。
     I氏には、地竜柴胡桂枝湯で様子を見るように伝えた。
     それと、カイロで左脇腹を温めるようにとも。
     I氏の彼女のS子さんからうつされたか、それともうつしてしまったかという話も出たけれど、もし移されたとしたら、慣用句を忘れるとか、諺を間違えるという症状が出るのではないかと、本人がいないのをいい事にヒドイ事を(笑)
     話の中で、鉄道会社で車掌勤務のK氏も、このノロウイルスにやられて、走行中の電車で吐きまくったという事を聞かされた。
     それはご愁傷様で(^_^;)
    ≪育児日記≫
     今日は、義母とハッピーで次郎の三輪車を買った。
     アンパンマンのだった。
     最初、ハローマックに行ったけど高かったので、そちらよりハッピーの方にした。
     次郎も連れて行った。
     車に乗せると、騒がないで機嫌が良いので助かった。
     風が冷たかったけど、次郎は元気だった。
     旦那は具合がそれほどよろしくないみたいだった。
     だからホカ弁を買っていった。
     次郎は、ずっとハシャいでるようだった。

    ◆1月11日(水)/2006年◆
     ほぼ徹夜明けで、講演会のテープ起こし(ICレコーダー起こし?)をあげてメールで送信。
     直接に頼まれたのはY氏からなのだが、この原稿を必要としているのは面識の無いO氏で、昨年に一度メールをしているのに返事が来ない。
     一回くらいだとメールの消失などが考えられるものの、Y氏を通してもO氏からは連絡が無かった。
     なんで連絡をくれないんかな。
     仮眠を取って薬局へ。
     Y氏から、原稿の事でO氏に直接連絡を取って欲しいとメールが来たけれど、なんで私の方からしなきゃならないのか分からず放置を決め込む。
     締め切りを遅らせたのは申し訳ないとは思うものの、一度も打ち合わせに応じてもらえず、こっちはこっちでいらぬ苦労をしたのだ。
     なんで、こんなに腹が立ってるんかなと思うと、講演の内容にイライラしたから。
     それは後述。
     八味地黄丸(はちみじおうがん)を買いに、お客さんが来店。
     奥さんが夜中に何度もトイレに起きてしまのうで、ハルンケアを飲ませてみたのだが効かず、友達から勧められたのだという。
     えっと……、中身は同じです(^_^;)
     メーカーも罪作りな。
     なんにしても、八味地黄丸は男性の前立腺肥大による頻尿などには効果があるが、女性の場合には別な選択も考えられる。
     特に、寒くなってきてから症状が現れたという話からすると、苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)が適応しそうだ。
     成人の息子さんが風邪をひいたようだとの事で、母親が薬を買いにいらした。
     微熱があり、頭が痛いと言っているらしい。
     うちでは定番の、麻黄湯(まおうとう)地竜(ぢりゅう)を案内した。
     すると、
    「薬を飲みたがらなくてねぇ」と言われる。
     嫌だからと我慢できる程度ならば、いちいち苦しがるなよと、患者さんに優しくない事を思ったり。
     一応は買っていかれたけれど、どんなもんか。
     で、腹の立った講演の内容。
     講師は汐見稔幸氏による子育て支援に関する講演で、そのための町作りの取り組みなどを国内外の事例から紹介していた。
     http://www.ikuji-hoiku.com/other/kyouji.html
     それはいい。
     しかし、ところどころでムカつく事このうえない。
     一番腹立たしかったのが、同一世代をひとくくりにし、そのうえ問題を本人の手の届かない所に、勝手に持っていってしまうところ。
     例えば、私のような三十代の親が子供の頃には、管理教育が徹底されていて、さらにイジメや校内暴力が問題となっていた時代で、同窓会などでも学校の楽しい思い出を語る事が少ないという。
     まぁ、それは事実の指摘と、主な事項を抽出しただけだから構わない。
     ところが、子供時代の楽しい思い出が少ないから、「自分の子供に対してもどうして良いか分からないのです」と論ずる辺りからおかしくなる。
     そして、それは彼らのせいではないと“擁護”するのだ。
     曰く、「そういう育ち方を強いられたんだから仕方が無い。彼らは悪くないんです」と。
     なんだか、「貴方が不幸なのは、先祖の因縁があるからです」と本人の預かり知らない所に原因を持っていって、口車に乗せようとするインチキ霊能者の言のようである。
     とにかく、そんなふうにやたらと若い世代を“哀れんで”くれるのだ。
     どうにも腹立たしくて仕方が無い。
     環境がどうだろうと、どう育てられようと、無意識と意識的にとに関わらず、最終的な取捨選択は自分でしてきたつもりだ。
     今の自分のアイデンティティーは、自ら獲得して構築したものである。
     人の言いなりになるのも一つの選択。
     人に逆らうのも一つの選択。
     あらゆる影響を受けつつ、まぎれもなく自分で選んで生きてきた。
     それを、勝手に哀れんで「本人のせいじゃない」とか言って否定される謂れは無い。
     で、これが70年代生まれの人に関する講師の見解。
     それがさらに、80年代生まれの人にも及ぶ。
    「17歳の凶行」が取り沙汰された事件を並べ立て、それは80年代の遊びの環境の変化が原因だという。
     1つは東京ディズニーランドの開園による遊びのテーマパーク化、もう1つはファミコンの普及による遊びの屋内化。
     自分で工夫して遊ぶ事で、考える力が身に付くのに、それができなくなったと。
     私は、事件を起こした子供達に“更生の機会が必要”だとはちっとも思ってなくて、理由の如何を問わず厳罰でという考えなのだけれど、それにしたってこの論法では可哀想に思う。
     だって、本人たちの想いや考えはまったく無視されて、本人たちにはどうしようもない所に原因がある事にされちゃって。
     私もこの講演会には誘われてたんだけど、行かなくて良かった。
     目の前で聞いてたら、机蹴り倒していたよ。
     講演者の論だと、私たちの世代は我慢が足りなくて、キレやすいそうですから。
     講演者の面子のためにも、キレてやらなければなるまいてヽ( ´ー`)ノ
     まぁ、私が個人的に短気なのは認めるけどさ(笑)
     不思議なのは、この手の子供の教育を論じる人って、自分たちが子供の頃の教育に関しては、優れた点しか語らない。
     大人はちゃんと叱ったとか、川原や原っぱなど外で遊ぶ場所がたくさんあったとか、ガキ大将的な存在がいたとか。
     いっそのこと、この手の講演会では1人の分を録音しておいて、その部分になったら同じ物を流せばいいんじゃないかね。
     そして、昔は良かったという話の後には、当然の事ながら対比として今の教育の問題点を挙げていく。
     これが以前ならば詰め込み教育批判とテレビゲーム批判がセットで、今だとその世代が大人になって子供の育て方が分からないという憐憫とテレビゲーム批判がセットだったりする。
     今回の講師の場合は後者な訳で、その話の中では子供を見る場合には“別な見方が必要”だと説く。
     例えば、何をするにも遅い子供は将来は仕事を丁寧にするようになるかもしれないとか、カンの強い子供は気持ちを外に出すのだから芸術家に向いてるかもしれないとか、そういうふうに考えましょうと。
     それは同感。
     ただし、百歩ほど譲って。
     納得いかないのは、そういう見方を、どうして昔と今の教育の対比にも持ち込まないのか。
     昔は、人権意識が低かったとか安全面への配慮が足りなかっという問題点があるはずではないか。
     今は、親が子供と一緒に育つ事による友達的な関係を持つようになったというような良い点もあるはずではないか。
     講演を聞きに来た人たちのニーズに応えているというのもあるのだろうが、そのダブルスタンダードぶりはちょっとズルイ気がする。
     その講演を聞きに来ている方も来ている方で、早期教育のくだりで講師がその滑稽さを指摘すると、ワッワッと笑っていた。
     確かに、まだ立ち上がりもしない赤ん坊に英語を教えたり、簡単な足し算引き算を教えたりという光景は、馬鹿馬鹿しく見える。
     しかし、忘れてはいけない点がある。
     それは、早期教育の有効性が立証されていないのと同じように、早期教育が無益だという事もまた立証されていない点。
     テレビのワイドショーなどで見て笑うのならともかく、アナタたちは子供の教育についての興味を持って、この講演会に出席しているはずではないのか。
     それが、自分とは違う教育手法を選んだ人たちを笑うというのは、どういうつもりか。
     ものの見事に、講師の話術にはまってしまっている。
     その講師がまた、変なことにイチャモンつけて、それでまた参加者が笑っているし。
     何かというと、『エッセ』という雑誌で、公園デビューの日のための服装特集があり、その記事に「派手からず地味からず」とか、「髪もこの程度の手入れしていきましょう」というような事が書いてあり、そんな事に気を使わなきゃ子育てできないんだったら、そんなの誰もやらないという。
     それって、パソコン専門誌を読んで、ファショッン情報が載ってない事を笑うのと同じくらい無意味だと思うんですが。
     http://www.fujisan.co.jp/Product/228
     後半では、子供には優れたオモチャが必要だという話。
     優れたオモチャとは何か。
     はい、もう分かりますね。
     聞くまでもありません( ̄▽ ̄)
     積み木です、粘土です、ブロックです、あるいは伝統工芸の玩具です。
     これらを挙げる人は、想像力が育まれるとか言うけれど、子供の想像力を侮っていないか?
     スポンサー主導のテレビ番組のオモチャを手にしたって、子供は想像力を働かせるもんだよ。
     おそらくは、設計者は想定していなかったような遊び方をする。
     合体変形する物なら、劇中に無い変な組み合わせもする。
     私が子供の時には、宇宙に関するイラストや写真入りの図鑑を広げて、そのうえにヒーロー物のオモチャを乗せ、頭の中では壮大な宇宙空間を想像して遊んでいた。
     それとも、その程度の想像力じゃ駄目なのか。
     伝統工芸品の玩具は、世代を越えて受け継がれて一緒に遊べるというのが利点の一つなら、『ウルトラマン』だって『ガンダム』だって、世代を越えて親子が一緒に楽しめるという点において、“伝統”を纏い始めてるけど、その研究評価はされないので?
     研究だけの机上の空論でしか論じられない学者ではなく、ちゃんと自分の子供も育てて、実践的に子育て支援の活動をしている人からして、他の教育関係の研究者と同じ事しか喋らない。
     これは、研究者の視点が偏っているのか、講演会を望む参加者の方が偏っているのか。
    ≪育児日記≫
     今日は、夜ピザだった。
     旦那は、体調がまだあまりいいわけでなかったせいか、お昼も食べずにピザを食べるために空けといてくれた感じだった。
     次郎は、最近また夜遅くまで起きるようになり、午前中、芝北公民館に赤ちゃん相談に行った時もそのことを指摘された。
    「夜、早めに寝かせるようにして下さい」みたいに。
     しかし、このところ咳とかしてたせいか、本人もあまり夜寝られずにいるみたいで、相談をしたりした。
     4月から保育園に内定しているので、それがとても心配とも保育士さんに話したりした。
     次郎は、また気に入ったオモチャを離さずにいて、帰りは大泣きしていた。
     保育士さんに借りたオモチャだったんだけど、まだ他人と自分のオモチャの区別はできないみたいだった。

    ◆1月12日(木)/2006年◆
     朝、咳き込んで眼が覚めた。
     風邪の症状が治まった後に、咳だけが残る基本中の基本。
     鼻が詰まる事からしても、体内に熱がこもってしまったようだ。
     麦門冬湯(ばくもんどうとう)麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)を飲んでおく。
     電話で、痛風の相談を受けた。
     これまでに何度か他の患者さんからも問い合わせがあったので、調べてあったところでは越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)が選択の一つ。
     腎臓の機能を安定させて、痛み止めの効果もあるというのが、その根拠である。
     ただし、冷え症の人には向かないので注意。
     実のところ、本当に痛風という事だと病院での治療を受ける人が多いから、店頭での治療実績は心もとない限り。
     誰か試してレポートしてくれないかしらん。
     とか思っていたら、電話で痛風の相談をされたお客さんが来店した。
     患者は、お兄さんだそう。
     以前に病院の診察で、痛風と診断された事があるのだが、その後病院には行っていないとの事。
     ところが、お兄さんの友達にも痛風の人がいて、その人の飲んでいる薬を分けてもらって服用したら効いたから、それを買ってきて欲しいとか頼まれたという。
     なんで、そんな怖いことをしますか(^_^;)
     でもって、肝心のその薬がなんだったのかが分からないというので、今日のところは何も買わずに帰られた。
     無事に男児が戻ってきた、光ケ丘スペルマン病院からの新生児連れ去り事件の続報をテレビのニュースで観てコケる。
     男児とは直接関係無い病院に身代金を要求するという手口から、もう少し計画的なのかと思ったら、各病院を下見してみて「侵入しやすそうだった」という理由で選んだのだとか。
     馬鹿だ(^_^;)
     あそこはキリスト教系の病院だぞ。
     宗派にもよるけれど、キリスト教系は貧乏が多い。
     病院のサイトに書いてある解説によれば、米軍とその家族から寄附を集め、さらに来日中のスペルマン枢機卿の援助を受けて開設されたそうだ。
     http://www.spellman.or.jp/
     そのうえ、スペルマン病院は「奉仕の精神」で“経営”してたらしいから、貧乏このうえない。
    ≪育児日記≫
     今日は、次郎の1歳6ヶ月過ぎてから行なう歯科検診にB歯科に行ってきた。
     夕方から行ったのだけど、すぐにやってもらった。
     そしたら虫歯も何も無いようなんでよかった。
     フッ素を頼んだけれど、もう少ししたら来てとのことだった。
     通常、2歳ぐらいになってからでいいそうだった。
     だけど、やっぱり心配なので訊くと、そんなに特別何も手入れしてないとか、ずっと哺乳瓶を舐めさせてるとかしなければ大丈夫なんだってさ。
     まぁ、そんな訳で少し安心した私は、今まで通りの手入れでいいんだと実感した。

    ◆1月13日(金)/2006年◆
     明け方近くに、次郎の夜泣きが始まり、これがなかなか納まらない。
     ちょっと静かになったと思っても、また「ギャーン!」と泣き出す。
     何がそんなに怖いのか、寂しいのか。
     奥さんの方が先にグロッキーになり、やむなく私が次郎と一緒に起きてリビングに連れ出した。
     バナナを差し出すと、バクバクとスゴイ勢いで食べていく。
     お腹が空いてたのか?
     オッパイは飲まなかったようだけど。
     私も朝食をと思ったが、なんにも無いのでカップ麺を食べた。
     イタリアンだそうな。
     トマト風味は、みんなイタリアンなのね。
     分かりやすくていいけど。 
     奥さんが起きてきて交代。
     出勤時間まで寝る事にした。
     咳止めを買いに患者さんが来店。
     痰が絡むという事で、前に買ったのが効いたから同じ物をと頼まれた。
     おそらく麦門冬湯(ばくもんどうとう)のはずと思って顆粒を出したら違うとの事。
     あっ、液剤でしたか。
     液剤は割高だから、あんまり売った記憶が無いんだよね(苦笑)
     でも、液剤を買ってもらえると助かる。
     倉庫の場所食いなので。
     午後から頭痛がしてきたので、川きゅう茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)を飲んでおく事にした。
     年末の風邪をまだ引きずってるのか、それとも次から次へと感染しているのか。
     寒気がする、咽喉が痛い、手足が冷たいと患者さんから相談される。
     地竜(ぢりゅう)が家にあるので、それを飲んでいたという。
     それは良いですね(^-^)d
     やや高齢の患者さんでもあるため、一緒に飲む物として麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)を案内した。
     地竜排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)を買いに、お客さんが来店。
     今すぐに使うわけではないが、備えとしてだそうである。
     私も家に備えておこう(・_・)
     関節痛の相談で患者さんがいらした。
     痛いのは膝で、風呂に入ると楽になるようなので、温めるために麻杏よく甘湯(まきょうよくかんとう)を勧める。
     ガスター10を買いに患者さんがみえたのだが、念のために症状を尋ねると、胃が痛い訳でもなければ、病院で胃酸過多と診察された事も無いという。
     そして、使うのは初めてだとの事。
     さらに詳しく話を聞くと、胃が弱いという自覚はあるらしく、今回は胃が痞えた感じがするというのが主訴。
     それですと、がスター10は向かないかもしれません。
     あれは胃の働きを抑える薬なので、胃の弱い人が飲むと、胃が正常に働かなくなってしまう可能性が。
     そこで、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)を勧めた。
     それから、お酒の飲み方も注意するようにお話した。
     宴会なんかだと、どうしてもビールで乾杯してから始まるから仕方ないっちゃ仕方ないのだけれど、食べる前に冷たい物を飲むと、胃の周りの血管が収縮して働きが悪くなる。
     働きを悪くしてから味の濃い物を食べ過ぎたりするから、ますます胃は悪くなる。
     できれば、食べたり飲み進む前に、早めに日本酒の熱燗や蒸留酒のお湯割りに切り替えて、胃が充分に温まってからビールなどを楽しみましょう。
     さて、今日は店を閉めてから運営会議。
     この間の、腹を立てた講演会の主催でもある(笑)
     本当はすでに始まっているのだけれど、どうしても間に合わないのは伝えてある。
     しかし、駆けつけてみると、あまり話が進んでいない様子。
     困ったねどうも。
     運営する側に理念や理想が無きゃ人を動かせないのは確かだけれど、もう少し情報の整理や取り組みの具体化などの実務的な話も積み重ねていかないと駄目なのでは。
     遅く帰って遅い夕食。
     奥さんは、次郎を寝かしつけるのに成功した模様。
     ネットニュースを眺めていたら、大相撲初場所で「化粧廻しに“物言い”がついた」という話題があった。
     新十両の猛虎浪の化粧廻しが、プロ野球の阪神が商標登録する虎のロゴマークとデザインが似ているとかなんとか。
     昨年の九州場所後の昇進を機に3本の化粧まわしが後援者から贈られて、そのうちの1本が四股名にちなんだトラの絵柄だったそうだ。
     で、阪神の球団営業部が「個人的に使うのと客商売では違う。電鉄が認めたと世間に誤認を与えかねない」として抗議したらしい。
     ん~、阪神が、くだらないイチャモンをつけてると世間は誤解するんじゃないかね(笑)
     よっぽどデフォルメするんじゃなければ、そりゃ似るわな。
     トラなんて、犬や猫なんかと違って、パッと見の個体差が少ないんだから。
     他方、大分県杵築市八坂の大分空港道路では不思議な現象が起きているという記事。
     ほぼ同じ場所で、スリップが原因と見られる車の事故が近い日に計6件あったとか。
     不思議なのは、現場は昨年12月に水はけの良くなる舗装をしたばかりで、にもかかわらず雨でもないのに路面が無色無臭の液体で濡れているとの事。
     ははぁ、不思議な事もあるもんで。
     昨年話題になったガードレールに金属片が挟まっていたのが、擦った車体から剥がれた物と特定されたように、分かれば単純な事なのかもしれないけれど。
    ≪育児日記≫
     今日は、少し風が強かった。
     次郎を連れて蕨まで行って100円均一で水道の蛇口用のと濾過キャップとウェッティと飴3本を買った。
     次郎が店員の人に自分の欲しいものをレジのとこまで運ぶようになってビックリした。
     とりあえず、雨も降りだしそうな感じだったけど、ちょっとパラパラしただけで、本当は傘を買おうとしたんだけど、必要も無くて良かった。
     次郎の成長には、たまにはビックリするけれど、いつも突然なんで驚くことばかりだった。

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  • ≪通巻0262号≫
    「いつもの事」と平常心を持とう/頭痛に使う漢方薬も多し/子供の事を考えれるのであれば

      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ★彡☆-=★彡  それさえもおそらくは平凡な薬局  ★彡☆-=★彡
                    ≪通巻0262号≫
        提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
        発行 : 北園薬局 http://www.kitazono.jp/
        編集 : 北村俊純
        窓口 : info@kitazono.jp
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
    ※1月7日(土)……「いつもの事」と平常心を持とう
    ※1月8日(日)……頭痛に使う漢方薬も多し
    ※1月9日(月)……子供の事を考えれるのであれば
    ************************* 今号の平凡な日記 ***************************
    ◆1月7日(土)/2006年◆
     朝起きたら、見事に咽喉が痛い。
     奥さんは、私のイビキがうるさかったという。
     ありゃ、それほど扁桃腺が腫れてるのか。
     今日は、Webラジオの収録があるのに~。
     桔梗湯(ききょうとう)響声破笛丸(きょうせいはてきがん)を飲み、ついでに現代薬の消炎鎮痛剤も飲んだ。
     どれか効くだろうというヒドイ飲み方。
     いつもは昼食を兼ねて打ち合せをするので、急いで出たつもりなのだが、遅れそうなためスタッフにメールを入れた。
     すると、スタッフのM嬢から、時間が変更になったはずと知らされた。
     あう、それは知らなかった(;´д`)
     スタジオのレンタル時間に集合という事なので、JR新宿駅南口の『ファーストキッチン』でブランチを摂る。
     昨夜書き上げた構成台本に目を通して、ネタの優先順位をチェックしたりしていたら、結構時間を潰してしまった。
     用意した構成台本のネタも、スタジオ入りする前に何か面白い事があれば差し替えてしまうのだが。
     それでもまだ少し時間に余裕があったから、『ヨドバシカメラ』のホビー館に立ち寄った。
     ここでも何かネタが拾えるかもしれんと自分に言い訳。
     そしたら、面白そうな物を見つけて購入した。
     『おふろDEレール』というオモチャ。
     
     お風呂にレールを浮かべ、そこにゼンマイ仕掛けの車両を1輌だけ走らせて、なんの意味があるのか。
     その無意味さに惹かれたのだ。
     おそらく、これを開発した人は、普通のプラレールを風呂に浮かべてみたりしたのではないだろうか。
     オモチャを買うのに、次郎へのお土産という言い訳も成り立つのだが、対象年齢がまだ達していない。
     私が楽しみたいだけ(笑)
     この後の収録でも使わなかったから、本当に自分の楽しみのためだけになってしまったヽ( ´ー`)ノ
     そんな訳でスタジオ入り。
    「本年もよろしくお願いします」と挨拶。
     構成台本に目を通してもらい、予定していた話をバッサリ切ったり、その場で出たネタを拾ったり。
     それでも、喋り始めたら、また変わる。
     それから、収録の合い間には今後の打ち合わせの事も少し。
     スタッフの中で仕事が代わる人がおり、収録のスケジュールを調整しなきゃならない件や、スタジオも新宿メインで使っていたが、違う場所も探しましょうというような事を。
     今日は、月初めで病院も営業しているため、私は収録後に急いで薬局へ。
     慌しく別れる事になり、話を持ち越しにせざるをえなかったのが残念。
     高齢の母親の相談で、お客さんがいらした。
     疲れやすいという事で、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)を案内した。
     しかし、詳しくお話を訊くと、手足が相当に冷えている様子。
     そうであれば、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)も良いかもしれないと勧めたところ、とりあえず両方試してみるという事でお買い上げいただいた。
     S子さんからメール。
     閉店時に、店に押しかけようと皆で画策しているという。
     まぁ、いいですけど(笑)
     排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)を買いに、患者さんが来店。
     歯茎の腫れに良く効いたと気に入ってもらえた模様。
     でも、歯科医には足を運んで下さいね。
     そして、本当に友人たちが押しかけて来る。
     閉店時間なのでシャッターを下ろし、血流計で測定したり、ワイワイと。
     昨年入院もしたK氏が極めて正常な結果が出て、Iちゃんが「納得いかな~い!」と。
     しかし、Iちゃんの“元・彼氏”と“元・彼氏だったかな”と“現・友達以上”と“現・不倫相手”が一堂に介するというのは、なんのドラマの脚本だよ(笑)
    「男が途切れないねぇ」とは皆の見解。
     皆で夕飯をと、『ビッグボーイ』へ移動。
     車組と電車組がおり、電車組は歩きで、私は自転車で。
     『ビッグボーイ』に到着すると、先に着いていた車組が予約を入れていたようで、中に入ろうとしたら携帯電話が鳴った。
     表示を見ると、自衛隊員のS氏から。
     私は基本的には携帯への電話は出ないで、留守録にメッセージが入っているかどうかで重要度を確認してから折り返しなのだけれど、S氏からの電話は入った時に出ないと、今度いつ繋がるか分からない。
     案の定、電話に出たら豪雪地帯への救援のために待機命令が出て、数日後に出動だとの事。
     S氏の弁によれば、「待機命令が禁固刑で、出動命令が懲役刑です」と。
     幸い日本の自衛隊には銃殺刑が無いから、しようと思えば脱走もできるんですが、自衛隊法が改正されたらどうなるかなんて馬鹿話もしつつ、お互いの近況報告などを。
     そんな電話をしている間に電車組も到着したのだが、そのまま話し続けた。
     部隊が移動したりすると、電波が届かなくて携帯電話もメールも使えなくなるので、ホント話せる時に話をしないと。
     電話を切って店内に入ったところで、ちょうど席へと案内される事に。
     8人の大所帯で席が確保できて良かった。
     ワインを飲みたいなと思ったものの、実は体調がまだ万全ではなく、I氏に一緒に飲みませんかと持ちかける。(体調が悪けりゃ飲むな)
     ところが、注文したワインが来なかった。
     食べ物は揃ったところで店員が伝票を持ってきて、「ご注文の品は以上でお揃いでしょうか」ともなんにも訊かずに、無言で置いていった。
     この段階でカチン。
     まぁ、いいんである。
     注文を忘れられるのは1回や2回じゃない。
     注文したデザートが来ないまま閉店時間になって、危うく追い出されるところだった事もある。
     いちいち腹を立ててたら、気分が悪い。
     売り忘れられた商品は、買わなければいいだけの事。
     そう思っていたら、周囲も来ていない事に気づいてしまった。
     で、気を利かせてくれて店員さんに声をかけてくれたのだけれど、もう食べ終えちゃったし今から飲んでもなんだから断った。
     そもそも、注文した品が揃ったかどうかを確認もせずに伝票を置いていったのが手抜き。
     それで、わざわざ忘れられた物を買って儲けさせてやる謂れは無い。
     そしたら、さきほどの伝票を置いていった店員さんが謝りに来た。
     コレ自体は当然の良い対応。
     しかし、ここでマトモに応じると説教モードに入ってしまい、ますます泥沼なんて事に。
     私1人の時には構わないけれど、他に人がいる時に面倒は避けたい。
     ついて出た言葉が、
    「いいです、“いつも”の事ですから」と一言。
     いかん、かえってイヤミになってしまったσ(^◇^;)。
    「あ~」と周囲からの声。
     なんか変なスイッチが入ってしまい、皆には申し訳ない。
     皆と別れて、夜になってからチャットに入ると、一部の人はそろそろ帰り着いたくらいの時間。
     I氏が入ってきたので、先ほどはすいませんと言っておく。
    「何をそんなに気にするので」とI氏に訊かれる。
     いや、ホントに回数が多くて(^_^;)
     黒焦げのハンバーグがなんの疑いも無く出されたり、奥さんが熱いコーヒーをかけられたり、相性悪いんじゃないかと思えるくらいで。
     S子さんからは、「じゃあ次回は違う店に行きます~?」と言われたけれど、これはもう自分が呼び込んでるんじゃあるまいか。
     今日行った店の隣にある『おたる』という回転寿司じゃ、ネタがことごとくシャリの横に落ちてるのが続けて出たり、斜め向かいの『サイゼリヤ』でも注文忘れは当たり前だし、近くの『ジョナサン』じゃ8回行って注文を忘れられなかったのが2回だけだったり。
    「あのエリア自体、何かあるのかも( ̄□ ̄;)!!」とI氏には驚かれる。
     天然全開ネタの宝庫のS子さんにすら、「埼玉県民特有とか?」などと言われる始末(苦笑)
     おそらくは、単純にバイトの回転が早いだけだど思うんだけど。
     メチャクチャ良い店員が入る時もあるので。
     どこの高級レストランだよってくらいの人が(笑)
     まぁ、アルバイトは臨時雇いみたいなものではあるけれど、そういう良い人材を確保して残しておけないとしたら、会社にとってはモッタイナイ話だと思う。
    ≪育児日記≫
     今日は、旦那がどこか出かけたらしく、いなかった。
     体調は良くなさそうなのに、付き合いは欠かさない人なんで、具合悪くても行くのよね。
     それで、たぶん疲れてるんだろうと思う。
     私は次郎とマンションにいた。
     少し掃除したりしていた。
     次郎も風邪がまだ治らないようなんで、部屋も綺麗にした方がいいと思った。
     布団もベランダに干したりした。
     そんな時は、1人で遊んでくれるので、前に比べてずっと楽にはなった。
     午後から少し薬局にも顔を出した。
     次郎を散歩させて休憩するために薬局に行き、私はコーヒーを飲んだりした。
     次郎にも、麦茶なんか飲ませて落ち着かせた。
    //////////////////////////////////////////////////////////////////////

    ◆1月8日(日)/2006年◆
     う~、咽喉が痛い。
     外から触ってみても腫れてるのが分かる。
     咽喉がせばまって息をするのも苦しい。
     そして、そこはかとなく吐き気も。
     昨日、ワイン飲まなくて良かったね(笑)
     柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)桔梗石膏(ききょうせっこう)を飲んでおく。
     桔梗湯(ききょうとう)に冷やす作用の強い石膏が入っていて、効き目は確か。
     ただし、私のように胃腸が弱いと下痢しやすいので経過観察を慎重に。
     旦那さんの相談で、お客さんがいらした。
     脳梗塞で倒れて、言語障害と左半身が麻痺しており、病院での治療の他に漢方薬を試したいとの事だった。
     しかし、脳梗塞という明確な効能を提示している漢方薬など無い。
     それに、おそらくは血液関係の薬を使っているはずだ。
     服用している薬について尋ねてみたが、ちょっと分からないという。
     ううむ、困ったな。
     食欲はちゃんとあり、リハビリにも積極的に取り組んでいるらしい。
     体は丈夫なんですね。
     それでしたら、漢方薬ではありませんが、健康食品の錦上四川富貴廣(きんじょうしせんふうきこう)を試されてはいかがでしょう。
     成分の1つ田七人参は、血栓による脳梗塞にも効果が期待できるとされています。
     お昼に奥さんが来て、『ジョナサン』に行きたいと言い出す。
     私としては、昨日があんなだったし、食欲も無いから嫌なんだけどな。
     でも、昨日ビッグボーイに行ったのを「ズルイ」と言われては、連れてかない訳にもいかず。
     先に次郎を連れて行かせ、やむなく後から出かけて、私は紅茶だけを注文。
     店員の女の子の話し方が、語尾上がりで、やけに強く聞こえる。
    「~ですかぁ?」と。
     なんだよ、注文しちゃ悪いかよ、という気分になる。
     だから、その喋り方は損だよと思ったけれど、ああ“ツンデレ喫茶”だったら、こういう喋りの子がメインになるのかと思ったり。
     顔は可愛く、これは案外ハマる男がいるかもしれん(笑)
     そうそう、以前に“ツンデレ喫茶”のネタとして、お客の来店頻度を情報カードで管理して、最初の頃はツンツンした態度で接客し、来店頻度が増えると甘えた態度で接客するというのを考えたのだけれど、本当(?)のツンデレ好きには、それでは駄目なんだそうな。
     なんの書籍で読んだのか失念したが、例えば形を崩したハンバーグを持ってきて、「これさっきアタシが間違えて床に落としたのを踏んづけちゃったんだけど、食べてくれますゥ?」くらいでないと、ツンデレ好きは喜ばないと。
     うーむ、深い。
     私は次郎を連れて店に戻り、奥さんは洗濯物を取り込みにマンションに帰った。
     頭痛の相談を患者さんからされ呉茱萸湯(ごしゅゆとう)が思い浮かぶが、詳しく尋ねると慢性的な偏頭痛とも違い、どうやら風邪のようだ。
     それなら葛根湯(かっこんとう)の方が合いそう。
     しかし、肩こりなどは無いらしく、川きゅう茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)の方が、なお良いかと思い案内した。
     川きゅう茶調散は他に、ストレス性の頭痛にも効果がある。
     発送する商品の集荷に、日通ペリカン便のドライバーが来た。
     荷物の箱には、いつも発送伝票をセロテープで添付するだけで直接は貼っていない。
     そしたら今日は、「こうやって伝票を貼っておいてね」と、普通に箱の上部に貼ってみせてドライバーさんに言われた。
     いや、前はそうしてたんですけどね、他のドライバーさんに貼り方をゴチャゴチャ言われてから、お任せする事にしたんですよ。
    「そういうことを言うドライバーがいるの?」
     いるんですよ。
     おそらく、トラックの荷台から自分が取り出すいやすいようにしたかったんでしょうけど。
     姉の旦那さんの頭痛の相談という事で、お客さんが来店。
     交通事故に遭ってから慢性の頭痛持ちなのだが、バファリンなどの鎮痛剤が合わないので漢方薬をと頼まれる。
     しかし、交通事故そのものは20年以上前だとの事。
     詳しくお話を訊いてみたら、最近に肺の手術をしたらしい。
     むしろ、そっちの方が影響しているのではないか。
     五積散(ごしゃくさん)をと考えたが、しかしやっぱり主訴の方が大事と思い直し、まずは呉茱萸湯から試してもらう事にした。
     お母んが商店会の新年会に出かけた。
     19時を過ぎた頃から、だ~れも来ない。
     店の前の通りもシーーーーーーーーーーーーーンと静まり返っている。
     気が抜けたのか、具合が急速に悪くなって奥の座敷でゴロリ。
     そのまま、結構深く眠ってしまった。
     一応は、お客さんが入ってきたら音で知らせてくれる報知機をセットしておいたのだけれど、本当に誰も来なかったようだ。
     起きたら、とっくに閉店時間を過ぎていて慌ててシャッターを下ろした。
     しかし、後はゴミをまとめて帰るだけなのだが、なんだかその力が湧かず、また横になってしまった。
     そしたら、シャッターを叩く音が。
     店を閉めた後に患者さんが来ることも珍しくなく、「はーい」と開けたら、商店会の人たちが。
     お母んが新年会で酒を飲んだら酔いが回り過ぎたらしく、送ってきてくれた様子。
     お手数をおかけしてすいません。
     自転車まで、引いて持ってきてもらってしまった。
     お母んの肩を抱いて、奥の座敷へ連れて行くと、そのまま寝てしまった。
     あうっ、これじゃ帰れないじゃないですか(^_^;)
     やむなく、パソコンでの事務作業を進める。
     2時間ほどして目を覚ましたお母んが、五苓散(ごれいさん)を欲しいというので渡す。
     吐き気がするのか。
     それから、実家に電話して弟に、お母んが酔い潰れてるから夕飯は冷凍食品を温めて食べるように伝えた。
     それも、お母んに頼まれたので。
     私の弟は、大変素直で良い子に育ったため、二十代後半になっても、指示をしてあげないと何も食べないという事があるのだ。
     カップラーメンくらい作れよと思うのだが。
     6日に仙台市の『光ケ丘スペルマン病院』から連れ去られた生後11日の男児が、仙台市内の病院で発見され無事に保護されたというニュース。
     報道によると、7日には院長宛に男児の解放と引き換えに現金6150万円を要求する脅迫文が朝日新聞系列の販売店で見つかり、身代金目的の営利誘拐となったらしい。
     それで、途中から報道される事柄が同じような内容の繰り返しになったのか。
     報道協定というヤツで。
     犯人も逮捕され、50代の自称貿易商の男と30代の女の妻、そして手伝いとみられる男の3人組。
     だからさ、営利誘拐は成功率が低いんだってばさ。
     直接関係の無い相手を脅迫するというのはアイデアの1つとしては面白いけれど、連絡や受け渡しで警察と接触する機会が増えるから、その点をなんとかしなきゃ。
     それに、なんだその中途半端な金額は(笑)
     しかも、「6000万とその上に20万入りの封筒が5枚、10万入りの封筒が5枚」と細かく指示してあったらしい。
     過去の新生児連れ去り事件が、新生児そのものが目的だった事からすると、今回は危ないと思っていたのだが、まずは良かった。
     なにしろ、乳幼児は手間がかかる。
     これほど連れ去るのに不都合な人質は無い。
     身代金の受け取りを諦めて、ちゃんと返したのは評価してやるけど。
     一方で、なんだ身代金目的かよ、とガッカリもした。
     どーでもいいのだけれど、新生児を狙った身代金目的誘拐・略取事件は実に30年ぶりだそうな。
    ≪育児日記≫
     今日は天気も良かったし、何か外食したい気分だったので、お昼頃ジョナサンに行った。
     旦那は体調が最悪らしく、後から来てドリンクしか頼まなかった。
     私と次郎は先に注文してて、次郎にはお子様セットのパンケーキを頼んで食べさせた。
     しかし食べる時、ベタベタにそこら中してしまうので、とても大変だった。
     手は、もう手づかみで食べようとするので、ものすごいことになる。
     私は、近くの皿とか次郎が下に落としたりしないように気を配るので、何か食べた気がしなかった。
     旦那は、物も話せないほどに咽喉が腫れてるらしく、いつもより無口なんで、次郎は何かいつもと違う雰囲気を感じ取っていたらしくって、すぐに泣いたりした。
     ちょっと情緒不安定になっていたみたいだった。
    //////////////////////////////////////////////////////////////////////

    ◆1月9日(月)/2006年◆
     いったん寝たはずなのに、次郎が例によって大泣きして一緒に目を覚ました。
     奥さんがオッパイをあげようとするが、それでも泣き止まず。
     何時なのかと思ったら、まだ夜明け前の4時。
     そしたら、奥さんが「お腹が空いた」とか言い出した。
     なんだかなぁ。
     即席のヤキソバなんかはあるが、オニギリが食べたいとか。
     まぁ、私も起きてしまったから何か食べるかな。
     仕方なく、近くのセブンイレブンでオニギリとヤキソバを購入。
     それと、キリンビールが焼き物のタンブラーとセットで売っていたので、それもついでに。
     帰って食べ始めると、次郎が手を伸ばしてくる。
     なんだよ、オマエもお腹が空いてるのかよ。
     オニギリを少し分けたら、バクバクと食べ始めた。
     う~ん、夜中じゃないけど食べさせていいのかしらん。
     私も、こんな時間にビールを飲んでて良いのか。
     まだ、咽喉が腫れてるんですけど。
     食べ終えたら、次郎はアッサリと寝入ってしまった。
     携帯が鳴って起こされる。
     もう、だいぶ日が高くなっているようで、カーテンの隙間からは太陽光がサンサンと。
     電話は薬局からで、処方箋を持った患者さんが来たのだが、パソコンへの入力ができないらしい。
     5分で着替えて駆けつける。
     朝食を食べていなかったため、お昼を兼ねて八宝菜を食べる。
     今日は、ワイドショーはやってないのか。
     慌てて来たわりには、その後は1人しかお客さんが来ないまま。
     夕方近くになって、やっと患者さんが続いて来たり。
     続いては来なくていいんだがなぁ(笑)
     腰痛の患者さんが、痛いというより痺れる感じがするというので、疎経活血湯(そけいかっけつとう)を案内した。
     補中益気湯(ほちゅうえっきとう)を買いに、お客さんが来店。
     先日、高齢の母親が疲れやすいという事で案内したのだが、良い感じなので、しばらく続けてみると。
     それから、冷え症という事で勧めた当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)を飲ませてみたら、本人は温かくなったと言っているそうだ。
     服用時の様子のメモをつけているそうだから、経過が分かりやすいかも。
     他の患者さんにも真似してもらいたいところ。
     宅配便で米が届いた。
     お母んや親類が、新潟の農家に注文してある物で、うちはそのお裾分けを貰っている。
     本当は明日到着のはずだったのだけれど、大雪で到着が遅れるのを心配して早めに送ってくれたらしい。
     電話で軟膏の相談をされ、けっこう強い薬を求められる。
     処方箋が無いと売れない薬である。
     とりあえず、詳しいお話を聞くために店に来てもらうよう勧めた。
     そして、店にいらしたので詳しく聞くと赤ん坊が痒がっているという。
     で、前に自分が皮膚疾患で病院にかかった時に処方された痒み止めを使っていたのだが無くなったので、同じ物が欲しいという。
     しかし、その現物を見せられてギャッ!!Σ( ̄□ ̄;)
     ステロイド軟膏である。
     それも、一番強い物から数えて次に強いとされる物。
     そんな物を赤ん坊に使ってはイケマセン。
     もちろん使う例もあるのだけど、それは医師の診察を受けて、他に選択肢が無い場合に、仕方なく使う物で。
    「子供が可哀想だからさぁ」
     その気持ちは分かりますが、子供の事を考えれるのであれば、こんな強い物を使う方が、後で可哀想な事になってしまう。
     薬物性の皮膚炎にでもなったら、後は有効な塗り薬は無くて、むしろ痒みに対する興奮を抑えるための精神安定剤を飲ませるくらい。
     とにかく、弱くて肌に優しい物を勧めて、無理やり納得(?)してもらう。
     それに、患部の状態を聞いた限りでは、うちの次郎の湿疹よりも軽いみたいだし。
     双参(そうじん)を買いに患者さんが来店。
     まだ家にあるにはあるものの、用心のためにと。
     年初から疲れて倒れると大変ですからね。
     患者さんが、「風邪薬を下さい」と入ってくるなり言って総合風薬を手にされた。
    「初期ですか?」と尋ねるが、「そう」としか答えてもらえず。
     念のため、もう少し情報をと思い症状を訊くと、すでに熱が出ているようだ。
     熱が出てきているのでは、もう初期じゃないです。
     うーん、麻黄湯(まおうとう)地竜(ぢりゅう)の組み合わせが良いんだけどな。
     しかし、希望された物を売らない訳にもいかないので、総合風邪薬を渡した。
     朝日新聞の読者投稿欄『声』を読む。
     野菜を包むセロハンなどは、資源の無駄なうえ、余計な手間をかけさせて価格を高くしてるという批判。
     曲がった野菜や泥がついていると売れないというのは、私も嘆かわしいと思う。
     しかし、無駄の価値も無視できない。
     セロハンを作り、それで生計を立ててる人もいるのだ。
     文中ではビニール製品がリサイクルされている事は認識しているようで、それならば、そういうところまで考えて欲しいとも思う。
     無駄を省いて“仕事”を減らしていく事をつきつめたら、それこそ経済格差が広がるというもの。
     他には、憲法9条の改正について。
     私も、この条文は誇り高いと思う。
     一切の“国家間”の戦争の放棄。
    「カッコイイ」ではないか。
     しかし、戦争が国家間のものでなくなってしまった事は考えなければならないのが現実。
     それに、護憲派の「9条があるから日本は戦争に巻き込まれなくて済んだ」という考えには賛同できない。
     あまりに能天気に過ぎるように思えて。
     例えば湾岸戦争の時、日本は人を出さない代わりに1兆円以上を拠出した。
     それだけの予算を、医療費など福祉に使っていれば、どれほどの人が救われたか。
     目に付くところで人が死ぬのは嫌だけど、知らないところで死ぬ分には構わないと言ってるようなものにしか思えないのだ、私には。
     ネットニュースでは、「お腹に来る風邪」と呼ばれる感染性胃腸炎が急増中だと取り上げていた。
     私も年末から年始にかけてなったのは、コレかもしれないアレである。
     感染性胃腸炎は、腹痛、下痢、嘔吐、発熱が主な症状で、原因はウイルスや細菌、原虫など多岐に渡る。
     しかし、今の時期はノロウイルスが大半を占めるとされており、昨年暮れから今年の年始にかけて広島県の特養施設で入所者7人が死亡したのは、このノロウイルスによる集団感染だったとされる。
     このノロウイルス、やっかいなのは寒いほど長生きすると考えられている点。
     通常は、適切に水分補給をすれば1日程度でも回復するほどで強くないものの、そんな訳で感染する可能性は高いため油断できない。
     そして気をつけなければならないのは、下痢をした時に下痢止めを飲んではいけないという事。
     そもそも嘔吐や下痢は、体内から不要な物や毒となる物を緊急的に体外に出そうとする自己防衛機能の一つ。
     それを強制的に止めるという事は、原因となる物を体内に留めて症状を悪化させる事になってしまうのだ。
     漢方薬では、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)が予防と治療になり、嘔吐と下痢が激しい時には、五苓散(ごれいさんが)脱水症状を防ぐのに役に立つので、覚えておいてもらいたい。
     ………って、忘れてたんですけどね、私(^_^;)
     (2005年12月31日の日記参照)
     他に、目の不自由な人は、健常者が聞き取れる速度より2~3倍速くした音声でも理解できる事が分かったという記事を見つけた。
     漫画なんかじゃ、目の見えない剣客が気配で敵を察するなんて描写があったりするけれど、聞き取り速度が速いとは。
     その実験をしたのは、東京大先端科学技術研究センターで、パソコン上の文字を読み上げる音声合成ソフトを使い、速度を速めていったそうだ。
     内容が良く分かる最適速度でも1分当たり約700~900字、最高速度でも1分当たり約1000字以上は聞き取っておおまかに理解できたという。
     通常のソフトの初期設定は1分当たり約500字だそうだから、倍の速さな訳だが、その実験に参加した人は「このくらい聞けて当たり前と思っていた」
    とか。
     速度を変更できるプレイヤーソフトで歌を早くしてみれば分かるけど、倍速ってかなり早いぞ。
     単純に二倍で済むような速さではない。
     無意識の訓練の結果か。
    ≪育児日記≫
     今日は、世間は成人の日だった。
     また、どこかの新成人が暴れたというようなニュースが流れた。
     サスケが仲裁に入ったところもあったらしい。
     サミットに次郎を連れて行くと、着物を着た成人の女の子が何人か歩いたり、車に乗ったりしてるのを見かけた。
     天気も良くて、少し暖かかったので、次郎もベビーカーで気持ち良さそうにしていた。
     次郎はやっぱり歩きたいみたいで、薬局に行って降ろすと喜んで歩き回る。
     おなかも空いてるらしく、買ってきた御飯をすぐに食べてしまった。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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  • ≪通巻0261号≫
    前途多難な新年会/コレステロールの誤解/風邪の頭痛に/子供のためにどうするか

      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ★彡☆-=★彡  それさえもおそらくは平凡な薬局  ★彡☆-=★彡
                 ≪通巻0261号≫
        提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
        発行 : 北園薬局 http://www.kitazono.jp/
        編集 : 北村俊純
        窓口 : info@kitazono.jp
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
    ※1月3日(火)……前途多難な新年会
        
    ※1月4日(水)……コレステロールの誤解
    ※1月5日(木)……風邪の頭痛に
    ※1月6日(金)……子供のためにどうするか
    ************************* 今号の平凡な日記 ***************************
    ◆1月3日(火)/2006年◆
     旅行の疲れもあり、昼近くまでグッスリ。
     まぁ、途中で何度か次郎が泣き喚きながら起きて大変だったんですが。
     旅行で興奮したせいなのかね。
     届いている年賀状の整理をしてから、昨年に頼まれていた講演会のテープ起こしをしたり。
     やたら早口の講師で、聞き取るのに苦労する。
     そんなこんなで、あっという間に夕方近く。
     今日は、スネークアイズの新年会があるのだ。
     そろそろ出かけようかなという時に、A氏から新年の挨拶の電話が家に。
     今年もよろしくお願いいたします。
     さて、今度こそと思ったらS氏が訪ねてきた。
     正月のおせちに作ったという黒豆をお裾分けに頂いた。
     ありがとうございます。
     ひー、待ち合わせに遅れる~。
     と焦っているところへ、スネークアイズのメンバーであるO氏から携帯にメール。
     遅れそうなのだが、武井くんの今の携帯のメールアドレスが分からず教えて欲しいと。
     携帯へのメールはパソコンにも送られるように設定してあって、ちょうどパソコンを起動していたので、携帯のキーで打つよりパソコンの方が早かろうとパソコンで返信。
     ところが、何故か回線が不調になり送信されない。
     なら携帯で返信すればよかりそうなものなのだけれど、なんか気持ち悪くてパソコンでの返信に拘りなんとか成功。
     この時点で遅刻確実。
     私もメールせねば。
     とりあえず先に出た方が良いだろとドアを開けると、何故かお母んが。
     実家に届いていた私宛の年賀状と、カズノコを持ってきてくれたそうな。
     よりによって、この急いでる時に(笑)
     後は奥さんに任せて、とにかくマンションを出た。
     自転車で駅の近くの親戚の家まで行き、そこの車庫に置かせてもらって、駅へと息せき切って急ぐ。
     そして、電車に乗ってから武井くんにメールを打つと、他にもキャンセルがあったとの事。
     あうっ(^_^;)
     どうしましょうと言われたけれど、打ち合わせしなきゃならない事もあるし、とにかく新宿で会いましょうと返信。
     新宿の『漁亭』にいるという事で、エレベーターを上がる。
     http://www.ryotei.tokyo.walkerplus.com/
     なんか、もっと混んでるかと思ったら空いてるな。
     時間が19時の前と、飲むには少し早いからか。
     お店のペンギンは今までに見たことも無いくらいに元気だった。
     いつもは、静かに寝そべっていたりするのに、今日は水の中でバシャバシャと。
     外の寒さが分かるのか?
     H嬢に声をかけられ、奥のお座敷へ。
     H氏は後から来るようだ。
     それでも今日は4人。
     新年早々の顔合わせができないのは残念。
     とりあえず、明けましておめでとうと乾杯をして、鍋物を注文した。
     カセットコンロのガスの火力が弱く、なかなか煮立たない。
     案の定、途中でガスが切れてカセットを交換してもらうと、今度は火力が強すぎる(笑)
     H氏も駆けつけてきて、改めて乾杯。
     寒いので、次に飲む物として日本酒の熱燗を注文しようとしたら、熱燗ができるのは一種類だけだという店員さんのつれない答え。
     味を大事にしてという事のようだけれど、熱燗にして香りを楽しむのも日本酒の醍醐味だと思うぞ。
     というか今の季節寒いんだし。
     暖房は入っているようなのだが、かなり弱い感じ。
     ああ、だからペンギンは元気なのか。
     薬局のメルマガの発行ペースが遅れている件について、武井くんからは、日記なんだから校正しなくても良いのではないかとアドバイスされる。
     私も当初はしないつもりだったんだけどねぇ。
     そういうところを突いてくる人がいるんだよね。
     内容じゃなくて。
     それが鬱陶しいんで排除したいのよ。
     内容の感想や反論なら、嬉しいんだけど。
     何故かアンケートやオープンな掲示板じゃなくて、メールでだけ反論してくる人もいるし。
     多人数から袋叩きにされるのは嫌だけど、一対一で応対させられるのも困る。
     業務を止めてまで応じる義務も無いとは思うんだが、“かまって君”だと、なんだか可哀想にも思えてねぇ。
     禁煙席ではないため、隣の席の女性陣が吸うタバコの煙で武井くんが具合が悪くなったり。
     私も、食事中の煙は御免こうむりたいところ。
     暖房が弱ければ換気も不十分で、窓を少し開けたが、効果は微弱。
     気分が悪くなってきたところで(具合じゃなくて“気分”が)、壁に寄りかかっていた武井くんの服の背中がほつれていた。
     壁に、釘の頭を切り取ったような所があって、それに引っかかったらしい。
     そこだけかと思ったら、私が寄りかかっていた所にも同じような物が。
     私は寒くて皮ジャンを着たままだったから大丈夫だったけれど。
     施工業者に手抜きでもされたのか、それともそういうデザインなのか。
     店員を呼んで、ガムテープを持ってこさせる。
     もうこの段階で長居する気が失せてはいたが、被害の拡大を防ぐために、当該部分に貼っておく。
     武井くんがグルナビのクーポン券を印刷してきていたのもあるけれど、その割引から端数を切り捨てて、4人で1万円ポッキリに。
     どのくらい安くなったのかは、元の値段が分からなかったので確かめなかった。
     確かめておけば良かったな。
     そんな事もあって、あまり打ち合わせらしい事はできずじまいだった。
     まぁ、出席者が少なかったし、しゃーないか。
     家に帰ったら、ことのほか酔いが回っていて早くに寝た。
     どうも、まだ風邪が残っていたようで気持ち悪い。
     酒に酔っただけという感じではない。
     柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)地竜(ぢりゅう)を飲んでおく。 
    ≪育児日記≫
     今日は、旅行疲れをしていたので、あまり外には出なかった。
     次郎も少し咳が酷くなっていたので、ゆっくりと休ませた。
     その間、まだオッパイばかりいつもより欲しがるので、体調はすぐれないんだと思った。
     私自身も疲労していたので、あんまり動かなかった。
     本当は、家事などたまっているのをしなければいけないんだけど、それもやらなかった。
     寒さもあって、年賀状を出しに行けなかったから、義母が夜マンションに訪ねて来た時に、ポストに入れてもらえるように頼んだりした。

    ◆1月4日(水)/2006年◆
     明け方に、次郎が起きて泣き喚く。
     旅行で一泊した夜だけは静かに朝まで寝ていたのに。
     奥さんまで一緒に喚くもんだから、こちらも寝不足。
     巻き込まないでくれ。
     お店は今日から、開局。
     周辺の学校は休みだけれど、にわかに町中は活気づいてきた感じ。
     病院も今日から始まり、これは忙しくなるかもと思ったら予感が当たった。
     例によって、朝食を摂るのを後にしたら正午まで食べる暇が無かった。
     目の前に郵便局があって、ついでに立ち寄るというお客さんも多い。
     それにしても、今日は寒い。
     外気温ばかりでなく、店の中が暖房を入れても、ちっとも温度が上がらない。
     やっぱり、自宅と同じく留守にしている間に燈を灯していないと、室内の隅々まで冷えてしまうせいだろうか。
     電話で下痢の相談を受けた。
     患者は高校生の子供らしいのだが、どうにも要領を得ず声も聞き取りにくく、お店に来ていただく事に。
     ご足労願うのは申し訳ないのだけれど。
     そして、近所という事ですぐにいらして症状を詳しく尋ねると、水のような下痢だという。
    「とにかく栄養つけなきゃいけないから食べさせてるんだけど」
     駄目です駄目です(^_^;)
     どうして、そういう発想になるのか分からない。
     知識が無くても、下痢してたら食べるのは無理だと思わないもんなのかな。
     吐き気もするようなので、五苓散(ごれいさん)を勧めて、念のために下痢止めの即効丸(そっこうがん)を案内した。
     そうだ、訊いてなかったなと気が付いて、水分をどうしているかを尋ねたら、ポカリスエットなどのスポーツ飲料を飲んでいるという。
     あうっ、それも駄目です( ̄▽ ̄|||
    「牛乳も駄目かしら」
     ええと……、単にうちが薬局で、患者さんが来る所だから、こういう悪い選択悪い選択をする人が多いのか、それとも意外と一般的なのか。
     腹痛で、痛み止めを飲もうとする人も少なくないから油断できない。
     水分は湯冷ましか麦茶や紅茶で摂ってもらい、お腹の左側を携帯カイロなどで温めるようにお話した。
     奥さんから電話が入った。
     次郎が、咳が出て痰が絡んでおり苦しそうだと。
     そんな事は分かってるって。
     だから、咳止めの麦門冬湯(ばくもんどうとう)を渡してあるだろう。
     このあいだ泊まったホテルや、電車の中が随分と乾燥していたから、その影響を考慮して。
     メニエルの相談で患者さんが来店。
     前に病院で診断されていたそうで間違いないらしいのだが、今日から仕事始めで、職場に行ったら眩暈がしたため、職場で倒れたら大変と訪れたとの事。
     苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)を使ってもらう事にする。
     ところで今回の原因ですが、もしかして夜中に体を冷やす物を食べたり飲んだりしてるんじゃありませんか?
    「ミカンを食べてるくらいです」
     それだ(^-^;;;
     もしかしてもしかして、アレも飲んでたりするのでは……。
    「温かいコーヒーを飲んでるんだけどねぇ」
     それだ( ̄▽ ̄|||
     コーヒーは温かくしても体を冷やします。
     今日は、悪い選択を重ねる人の当たり日?
     それからコレステロールの相談をされた。
     そもそも、コレステロールってなんなのかと。
    「やっぱり、摂らない方がいいんでしょ?」と言われた。
     いえいえ、違います~。
     コレステロールというのは、動物の細胞を作っている成分の1つで、性ホルモンや副腎皮質ホルモンなどの主成分でもある。
     悪いイメージが広まっている一方で、皮脂腺から分泌されて髪や皮膚を守ったり、若々しさを保つ働きがある事は意外に知られてない。
     強引なダイエットをすると、肌がカサカサしたり毛が抜けたりするというのは、このせいなのだ。
     単に知らないだけなら構わないとも云えるけれど、コレステロールの摂り過ぎを心配するのなら、その有用性も調べりゃいいのにと思う事は何度もある。
     中には、善玉コレステロールと悪玉コレステロールがある事くらいは知っているという人もいるだろう。
     しかし、それも誤解されている事が多い。
     そもそも両者は“コレステロールではない”。
     また、善玉・悪玉という区分は役割の違いに基づくもので、いわゆる善人・悪人というのとは違う。
     『コレステロール』を体の隅々に運ぶ、つまり送り出す方が『悪玉コレステロール』と呼ばれていて、体に不要になった『コレステロール』を回収して肝臓に戻し、『コレステロール』が再利用できるようにする方が『善玉コレステロール』と呼ばれているのだ。
     なんで送り出す方が“悪玉”と呼ばれるのかは知らないが、そんな訳で『悪玉コレステロール』自体は別に悪くない。
     もちろん、余分はコレステロールは血管の壁に溜まりやすく、回収してくれる善玉コレステロールの方が役には立つ感じはするが、やっぱり名前のイメージの方が優先されているだろう。
     イメージの刷り込みというのは怖いですな。
     宅配便の依頼で荷物を持ち込まれた。
     うちは日通の取扱店でもあるので。
     伝票に記入してもらうと、送り主の電話番号の欄が空白。
     電話番号は無いので?
     電話は引いていないという。
     携帯電話の普及で、そういう人もいるかなと思ったものの、住所地を見て納得いった。
     ああ、“居座り屋”さんかぁ。
     夜逃げした人の家に住み、不動産の債権を得ようという債権者の代わりに住み込んで、他の債権者を追い返すお仕事である。
     以前に、知り合いの不動産屋から、1ヶ月ただ住むだけで20万円でどうかと誘われた事がある。
     冗談ではない。
     家主が夜逃げするくらいである。
     ヤクザまがいの、時にはヤクザそのものと渡り合わなければならないのだ。
     そんな怖い仕事できませぬ。
     今のように、メルマガでも発行していたら、ネタに引き受けたかも(・_・)
     M叔父が来訪。
     お店を株式会社化する話。
     店主である婆ちゃんが高齢なので、生きてるうちに株式会社にしておかないと店舗の賃貸などの更新手続きが面倒になるから。
     しかし、株式会社にするとなると、理論上は資本金1円でも作れるとしても、司法書士に依頼する諸経費などで50万円近くかかるらしい。
     自分でやれば、最低限の費用だけで済むからやってみたらと、M叔父はこともなげに言う。
     確かに、自分でやった方が面白そうではあるけれど。
     配達のついでに、マンションに立ち寄り。
     次郎の症状を確かめてみたのだが、そんな心配する状態ではない。
     奥さんが騒ぎすぎ。
     でも、外に連れ出して肺炎にでもなられると困る。
     今日は1日、部屋にいなさい。
     薬局に戻って昼食。
     山形県尾花沢市の郵便局で配達アルバイトをしていた男子高校生が、年賀状437通を含む郵便物627通を配達せず隠していたのが発覚したというニュース。
     男子生徒は郵便法違反(郵便物の隠匿)容疑で書類送検されるようだ。
     そりゃ、そうだよな。
     法律の勉強しろよー。
     面倒くさくなったのが動機のようだけれど、宿題サボるのとは違うんだからさ。
     昨年起きたJR羽越線『いなほ14号』の脱線転覆事故に、新潟県長岡市の男性医師が乗っていた事が今日になって分かったそうな。
     なにしろ飛行機なんかと違って、正確な乗客数は把握しにくく、犠牲になったのではないかと捜索された親子もいたし。
     この男性、事故当時4号車に乗っており、怪我は無かったものの、いや怪我が無かったからこそか、救急車で庄内余目病院に行って負傷者の治療の手伝いをしていたという。
     そのため、警察やJR東日本が確認した乗客の中に含まれなかったようだ。
     ううむ、ほのぼのとカッコイイなぁ。
     お母んから、このあいだ行ってきた伊豆のお土産の、びわゼリーを貰った。
     ん?
     これは、私が友達にと買った物では?
     そしたら、消費期限が昨年の12月30日だったという。
     ズゲッ!!Σ( ̄□ ̄;)
     で、旅館の売店に電話したところ、新しい物を送るので、現物は処分して下さいと言われたそうな。
     まぁ、すぐに悪くなる訳ではないから、自分で食べる分には構わないか。
    「気を使わせると悪いから、『日付確認しないで申し訳ありません』、って言っといた」と、お母んが一言。
     それじゃ単なる嫌味です(笑)
     子供の風邪の処方箋を持って母親が来店。
     ところが、出ている薬の在庫が無い。
     ううん、町の薬局でコレを揃えてる所は他にも無いんじゃないかという抗生物質。
    「他の抗生物質じゃダメ?」とか言われるが、それはやっぱり駄目です(^_^;)
    「明日また病院行くから、今夜飲まなくてもいいか」とも言われたけれど、なおさら駄目です。
     というか、意味がありません。
     薬剤師会が経営している中央薬局に問い合わせると、さすがに揃えてあるとの事で、取りに行こうと思ったが、車で来ているから自分で取りに行きますと。
     申し訳ありません。
     なにしろ中央薬局は、その、今さっき行ってきた病院の隣に建っているのだ。
     後で調べてみたら、薬価がベラボーに高い。
     癌の薬よかマシだけど。
     ちょっと備蓄に置いておくには苦しい値段。
     しかし、無駄になるかもしれないけど、緊急で必要になるかもしれないからと、お母んの判断で仕入れておく事に。
     帰りにスーパーに寄ったら、大きめの海老が半額になっていた。
     正月の残りか。
     喜んで、三3匹ほど買い込む。
     奥さんと次郎は先に寝ており、海老を焼きつつチャット。
     そして、焼き上がるまでに日本酒をクイクイと。
     なんか不健康な事をやってますな、自分。
     するとチャットに入ってきたS子さんから、「新幹線乗ると貧血っぽい症状になる」と言われた。
     血行不良か。
     不健康な。
     一応は真面目に回答しつつ、「それはきっと、新幹線のスピードに、S子さんの血液がついてこれないんだ(笑)」と返した。
     酔ってる酔ってる。
     でも、かなり本気で、S子さんの事だから、「地球の自転においてかれる」というのもありそうだ(笑)
     自転においてかれるとどうなるかというと、摩擦係数が0として、他の人から見ると時速1,674kmで移動する事になる。
     テレビで『ナルニア国物語』のCMをやっていたのだが、「壮大なるシンフォニー」という宣伝文句を「壮大なるオナニー」とか読んでしまった。

     かなり酔ってます(爆)
     I氏には、「一体、どれだけ呑んでんだ」と呆れられる。
     中学生の頃には、酔って無くても『ネバーエンディングストーリー』を、『ネバーエンディング猿のオナニー』とか言っとりましたが。

     すると、ますます「猿はどっちだか」と呆れられた。
     猿は、高等な駄洒落は吐けない( ̄^ ̄)
     それから、『古畑任三郎』の正月スペシャルの一遍、イチローが出演した回の話など。

     私は未見で、観たS氏やI氏はイチローが結構良い演技をしていたと褒めていた。
    「お前の本職はナンだと言うくらい良い演技だった」とは、S氏の弁。
     それは楽しみ。
     個人的には今回のスペシャル版でシリーズ最後なのだから、三谷幸喜にこそ出てもらいたかったな。
     さすがに、合成使って田村正和との対決は、あざと過ぎるかもしれんが(笑)
     でも、見てみたい気も。
     フジテレビなんだから(決め付け)、あざとい企画を通していただきたい。
     あ~、酔った酔った。
     (_ _)(-.-)(~O~)ファ…(~O~)(-.-)
     ……( ^.^)( -.-)( _ _)ガクッ
    ≪育児日記≫
     今日は、普通は仕事初めだったが、私にはあんまり関係なかった。
     育児は24時間なんで、休み無く続くんだ。
     次郎は待ってくれないから、いろいろと忙しい。
     夜、まだ咳が出てて、なかなか寝てくれなくてとても困った。
     そのせいか、また生活のリズムが狂って、寝てくれるのが夜中になってしまった。
     旅行の時は、なぜか1人でよく寝てくれたのに、家ではぜんぜんなので、どうしたことだろうと思った。

    ◆1月5日(木)/2006年◆
    「なにか栄養ドリンクないか」と、店に入ってきた患者さん。
     訊けば、昨日吐いてしまったという。
     うえっ、それじゃあ栄養ドリンクなんか飲んでは駄目でしょう。
     しかし、吐いてしまったから栄養をつけなければという発想のようで。
     そもそもの原因は、どうやら風邪などではなく年末年始での食べ過ぎのようだ。
     胃が痞える感じがするという事から、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)を案内した。
     いったん出かけて、某団体の広報部会に出席。
     来月号の記事の内容を詰める。
     今度から、締め切りに間に合わなかった記事は、次号に回すかホームページへの掲載という事にしたので、だいぶ気が楽。
     原稿を集めるのに必死にならないで済む。
     出てきたついでに、市役所に行き店の税金の申告について、書式の確認。
     でも私が分かっても、事務をやる奥さんが分からないと無駄なんだよな(笑)
     帰りにコジマ電機で、名刺を作るための特殊紙を探したが、あまり種類が無かった。
     http://www.kojima.net/netshop/index.htm
     何故か、やたらとコジマ電機の近くに建つ(逆なのかもしれないが)ヤマダ電機に行くと、希望通りの物が見つかった。
     http://www.yamada-denki.jp/
     これで、店員の質も良くなれば、コジマに行かなくても済むんだがな。
     鼻づまりの漢方薬をと、患者さんから求められる。
     葛根湯加川きゅう辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)がすぐに思い浮かぶが、念のために他にも症状が無いか確かめてみた。
     すると、寒気がするような気もするという。
     風邪のひき始めかもしれない。
     感じたのが今日ならば、すぐにでも飲んでもらうのが良いだろう。
     それと、合わせて地竜(ぢりゅう)も勧めた。
     風邪の相談で、患者さんが来店。
     年明けから風邪をひいており、今日は頭が痛くて寒気もするので仕事を早退してきたという。
     すると、自宅には川きゅう茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)があるそうな。
     風邪での頭痛であれば、それを飲んでいただければ良かったのに、もったいない。
     なんでもいいやと、まったく関係の無い漢方薬を飲まれてしまう人もいますが。
     しかし、長引いてるのに寒気がするとなると、これから熱が出てくる可能性がある。
     食欲が落ちてきているそうなので柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)を飲んでいただくとして、熱に対しては地竜を使ってもらう事にしよう。
     そうお話したら、食事はしっかり摂ってるという話に驚く。
     風邪と戦うのにエネルギーが要る時に、食事をしてしまうと消化にエネルギーを持っていかれてしまい、治す力が半減してしまうのだ。
    「風邪の時には、なんとか食べて栄養つけなきゃと思ってた」
     そういう誤解が根強いんですよねぇ(u_u;)
     高齢の母親の咳の相談で、お客さんがいらした。
     前に案内した麦門冬湯(ばくもんどうとう)は効いたそうで、それは良かったのだが、今したがた吐いてしまったという。
     吐き気がするようであれば二陳湯(にちんとう)が良いけれど、咳の勢いで吐いてしまったという感じらしい。
     となると、風邪が胃腸に行った訳ではないのか。
     そうであれば、麦門冬湯は胃薬を兼ねているので、続けて飲んでもらうのでも良いだろう。
     食欲が落ちるようなら、柴胡桂枝湯補中益気湯(ほちゅうえっきとう)に替えてもらう事にして。
    「リポビタンDを買っていこうかな」と帰り際に言われる。
     思わず、お母んと声を揃えて「駄目です!!」と叫んでしまった。
     驚かしてしまってすいません(^_^;)
     風邪と戦うのに集中させてやって下さい。
     栄養ドリンクなんか飲んだら、それをまた体内で分解するのにエネルギーを使って、体力が落ちるだけです。
     チャットに入ると、R氏がいらした。
     少し前からキーボードが不調だと聞いていたのだが、まだ直らないそうでお気の毒。
     オンラインゲームでは正常に使えたりするそうだから、機械的な故障ではないようで、OSを入れ替えなければ駄目かも。
     驚いたのは、そのマシン。
     単なる自作機ではなく、知り合いにアーケードゲームを改造して作ってもらったのだとか。
     それはまた、すごい自作機で(笑)
     確かに、中身の基礎設計は同じかもしれんが。
     起動の時に、画面にゲームメーカーのマークが出るそうで、ちょっと羨ましく思ったり。
     R氏自身は、中を見た時のゴチャゴチャ感と訳わかんなさは一緒だとの事。
     そうなんだよ、どうしてブロック形式で増設できないのかなーとは常々思う。
     技術の進歩が早過ぎて標準規格化するのが難しいのと、コストが上がってしまうからというのがあるのだろうけれど。
     ああ、そろそろ新しい機体を作りたいなー。
     でも、今のところ台数は足りてるんだよな(笑)
     そう言ったら、逆にR氏に驚かれた。
     普通は1台あれば充分なのにと。
     いやいや、それが、2台同時に逝ってしまった事がありまして。
     今では3台無いと安心できない……。
     仕事で使ってると、1日たりとも空白期間を作れないし。
     そんな話から古い機体の話へと。
     I氏は、K6-2のIBM機が邪魔になってるとか。
     うはぁ、懐かしいですな。
     うちにも、無印ペンティアムのノートパソコンが、まだあります(笑)
     もちろんMMXなんて実装されていない。
     クロックは166MHZだったかな。
     GHZではなく(笑)
     HDDが500MB。
     GBではなく(笑)
     まぁ、私らは記憶装置がテープだったのを覚えてる最後くらいの世代かな。
     データをセーブしたりロードするのに1時間くらいかかったりしていた。
     新年早々、後ろ向きな話題だ(苦笑)
    ≪育児日記≫
     今日は、少し次郎の体調が良くなったので、少しだけ外に出た。
     気分転換だった。
     歯医者にも行った。
     その間、次郎を少し薬局に預けられた。
     天気も良かったので、よかった。
     咳止めに麦門冬湯を次郎に飲ませてから行った。
     そして、少しは咳が落ち着いてきた。
     薬局では、何かいろいろと暴れまわっている次郎みたいだった。
     元気は元気だけど、早く咳が治ってほしかった。
     なので、次郎の歯科検診は来週になった。

    ◆1月6日(金)/2006年◆
     成人の娘さんの風邪の相談。
     寒気がしているそうなので、麻黄湯(まおうとう)地竜(ぢりゅう)を案内した。
     以前にも使っているそうだから、大丈夫かな地竜も。
     一応、地竜がミミズだとは言ってないようですが(笑)
     他の人で確か、やはり成人の娘さんに飲ませていたら、ある日インターネットで調べて知ってしまったという話を聞いたな。
     自分の飲んでる物を、ちゃんと調べるのは良い事です。
     でも、それで飲まなくなるのはモッタイナイ。
     やや高齢の患者さん。
     吐き気の相談で、他に症状は無いようなので二陳湯(にちんとう)を使ってもらう。
     眠くならない酔い止めとしても使えるので、旅行の時などにどうぞ。
     広報誌の原稿を届けに事務所まで。
     メールで送れれば簡単なんだけど、写真込みのファイルサイズが30MBで、事務所の回線が64kbps以下という環境なため、そうもいかない。
     昔、メールで送信した先の事務所のパソコンの使える人が出張中って事で、送信した後に自分も片道1時間半ほどかけて行って、自分でファイルを開いたなんて事もあったなぁ。
     10年経っても状況が変わらないとは、IT化は進んでるんだか進んでないんだか。
     事務局のK氏に、五十肩を相談された。
     二朮湯(にじゅつとう)がありますよんと紹介しておく。(後でネットから注文を頂いた)
     Mちゃんと打ち合わせする予定だったのに、ドタキャンされてしまった。
     むー、3ヶ月くらい、ずっと打ち合わせができないまま。
     困ったぞ。
     某製薬メーカーの営業マンが来訪。
     本人の名誉のために、特に社名を秘す(笑)
     新製品が出るという事で案内されたのだけれど、他の似た成分の漢方薬との使い分けが分からないと言われて、ツムラの漢方薬の使い分けが書かれた本から該当部分をコピーして渡してあげたのだ。
     よく勉強しておくように( ̄▽ ̄)
     って、実は私も使い分けが良く分かってない種類なんだよねー。
     少なくとも、今までうちでは特別必要なかったからツムラ製品でも仕入れてなくて、必要な時には2種類以上の漢方薬を合わせて患者さんに使ってもらっていた。
     とりあえず、今回の新製品はいらないなー。
     下痢でいらした患者さんに、即効丸(そっこうがん)を求められる。
     しかし詳しく話を聞くと、どうも風邪のようだ。
     私が年越しになった症状に似ている。
     五苓散(ごれいさん)平胃散(へいいさん)を案内した。
     これを一緒に飲めば、胃苓湯(いれいとう)という胃腸の風邪に効く漢方薬になる。
     特別必要ないかなと思って仕入れていない一例。
     んー、でも需要があるのなら仕入れてみようかなぁ。
     なんだか咽喉が痛くなってきた。
     むむっ、また風邪の兆候か?
     葛根湯(かっこんとう)桔梗湯(ききょうとう)で先手を打つ事にした。
     六君子湯(りっくんしとう)を買いに患者さんが来店。
     やはり、年末年始に食べ過ぎてしまったようで。
     これで食欲がまた出ると思いますが、気をつけて下さいね~。
     今日の昼間に原稿を届けておいて、夜には運営会議。
     会場が事務所じゃなくて、鳩ヶ谷市の公団住宅にある集会室に変更になり、着けるか不安。
     出る時に、あまりに寒くて手がかじかむもんだから、手袋にミニホカロンを入れた。
     なにしろ、手がかじかんで自転車のブレーキを引けないと命が危ない。
     そして、予定通り道に迷った。
     予め印刷した地図を持ち、事務局のK氏にも確認していた。
     にも拘らず、正しい道をわざわざ戻って、間違った道へ。
     だってー、目印のコンビニを過ぎたところで何故か「あっ、間違った」と思い込んでしまったんだもの。
     なんでそう思い込んだのか、後で落ち着いて考えてみると、十字路じゃなくて、微妙な角度のX字路だったから不安になってしまったらしい。
     やや遅れて集会所に到着。
     なんだか、あんまり議題は進んでいないようでしたが。
     新年最初の会議という事で、皆して帰省などのお土産のお菓子を持ち寄っていて、一つ一つ食べていたらお腹いっぱい。
     議題の中では、子供達が育つ環境を、どのように作っていくかという話も。
     その中には、子供の人権を考えて、自由に伸び伸びと育てたいという意見があり、私もそういう事を“子供の頃に”思ってはいたけれど、今は違う考えを持っているという意見を述べておく。
     私が子供の頃にそう思ったのは、つまりは子供の人権意識というものが教師の間でも薄く、束縛があったからこそ、自分で望んで自分で手に入れなければと足掻いたから。
     とすると、大人に反発し戦い自己を確立していく機会を無くしてしまう事は、かえって良くないのではないかと思うのだ。
     体罰を加えるなら加えれば良い。
     束縛するなら束縛すれば良い。
     ただ、その引き際、つまり“手加減”をできるかどうかが大事なのではないかと。
     予想通り反発を受ける。
     まぁ、こうして違う意見をぶつけ合っていければ理想的ではあるが。
     帰る時に、トイレに入った。
     バリアフリーという事なのだろうけれど、廊下とトイレに段差が無いのは失敗してると思う。
     同じ高さなもんだから、トイレのスリッパをドアから離さないと、ドアに押されて向こう側に行ってしまう。
     ゆえに、足を伸ばさないと入れないし、出る時にも苦労する。
     マヌケ。
     家に帰ってテレビでニュースを観たら、今日の17時頃に仙台市宮城野区にある『光ケ丘スペルマン病院』で生後11日の男児が連れ去られたという事件をやっていた。
     連れ去ったのは男で、看護師に病院への苦情や「院長の家の前にガソリンをまいた」とする内容が書かれた紙を見せ、「ガソリンで火をつけるぞ」などと脅したうえで、病室に入り込んだらしい。
     そのさいに「火事だ」とも叫んでいて、連れ去られた男児の母親は、男がマスクをしていた事から病院職員だと勘違いして、男児が抱きかかえられるのを不審に思わなかったとの事。
     マヌケと思わなくも無い。
     それだけに、今は放心しているのではないか。
     で、その心配を増幅するかのように、東北公済病院の産婦人科の上原茂樹科長は「母乳を2~3時間おきに飲ませなければいけないし、脱水症状にも気をつけないといけない。赤ちゃんは体温のコントロールが未熟なので、この冬の寒さの中で低体温症になるのが心配だ」と話していた。
     テレビの取材に、すごくニコニコと話しているのが印象的(苦笑)
     人柄が良いのか、取材を受けるのが嬉しくて、つい顔に出たのか。
     過去の乳幼児連れ去り事件では、今のところ死んだという事例は無いそうだから、無責任に楽しんでおこう。
     ニュースを聞きつけて、「よし行くぞ」と行動を起こした人以外は、同類。
     自民党の山崎拓前副総裁が、党総裁選で党員以外の国民も参加できる模擬投票などが検討されている事について、「総裁を党員でないものが選ぶのはおかしい」と批判したというニュースも。
     加藤紘一元幹事長も「一般国民投票、世論調査で決めるのなら、国会議員や党員はいらない」と同調したそうな。
     だから、そういう事を言ってるんじゃないの?
     派閥も無くしたところで(森派は生きてますが)、党の壁も無くすなら私は賛成。
     政策や法案ごとに賛成や反対をしたいもの。
     そして、イランのアフマディネジャド大統領が、イスラエルのシャロン首相が危篤状態との報を受けて、「願うならば、犯罪者が祖先の列に加わりますように」と同首相の死を望むような発言をした事が国際社会で波紋を呼んでいるというのもあった。
     同大統領は、革命原理への回帰を掲げているそうだから、国際社会の批判は承知の上なのだろう。
     国内での支持強化の方を取ったという訳だ。
     自国の足固めのために他国を批判するのは、政治家の常套手段。
     それをする必要が今のところ日本には無い。
     しなければならない国の不安定さよ。
    ≪育児日記≫
     今日は、実家の御殿場で雪らしかった。
     妹に電話した。
     その時、次郎はちょっとグズッていた。
     オッパイを飲ませたりしながら機嫌をとっていた。
     その泣き声が妹に聞こえたらしく。
    「次郎大丈夫?」みたいに言っていた。
     午後から薬局にも行き、次郎をベビーカーに乗せようとしたら、やっぱり大泣きされてしまった。
     歩きたがるようになったのは成長した証拠だけど、何か疲れる。

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  • ≪通巻0260号≫
    年末に絶不調/伊豆一泊旅行(行き)/伊豆一泊旅行(帰り)

      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ★彡☆-=★彡  それさえもおそらくは平凡な薬局  ★彡☆-=★彡
                 ≪通巻0260号≫
        提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
        発行 : 北園薬局 http://www.kitazono.jp/
        編集 : 北村俊純
        窓口 : info@kitazono.jp
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     明けましておめでとうございます。
     本年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m
     いちおう、年明けすぐに公開していた年賀画像です。
    ~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
    ※12月31日(土)……年末に絶不調
    ※1月1日(日)……伊豆一泊旅行(行き)
    ※1月2日(月)……伊豆一泊旅行(帰り)
    ************************* 今号の平凡な日記 ***************************
    ◆12月31日(土)/2006年◆
     起きたら朝だった。
     いや、そりゃ朝に起きれば朝なんだけど。
     昨日、夕飯も食べずにゴロリと横になったら、そのまま12時間耐久睡眠に突入してしまった模様。
     途中何度かウトウトしたり、次郎の泣き声を遠くに聞いたりした気もする。
     そんなに疲れていましたか。
     今年は、今日が仕事納め。
     その後に、友人たちと年越しの予定なのだけれど。
     平胃散(へいいさん)を買いに患者さんが来店。
     ここのところ忘年会続きで、年明けには新年会が控えているからと。
     飲みすぎた時には、五苓黄解(ごれいおうげ)もよろしくお願いしますと案内しておく。
     風邪薬を求めて、やや高齢の患者さんがいらした。
     1ヶ月くらい前に風邪をひき、やっと治ったと思ったら、今度は孫にうつされたらしいと。
     しかし、今は具体的な症状は特に無く、口の中が乾いて違和感があるとの事。
     潤いを取り戻すのには麦門冬湯(ばくもんどうとう)を使うのが良いが、体力の低下を防ぐことも考えて、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)を勧めた。
     すると、
    「医者で貰っていた薬を飲んだんだけど大丈夫かしら」と尋ねられた。
     うおっと、それは大事な情報。
     なのに、肝心の飲んでいた薬については、「風邪薬だったんだけど」と、覚えていない様子。
     ううん、気にするなら覚えていて欲しいなぁ(^_^;)
     しかし、周囲の病院で出ている風邪薬で、問題のあるようなのは今まで処方された事は無いから大丈夫なはず。
     詳しく話を訊いたら、今までも薬を病院から貰っても、多いからと半分くらいは飲まないようにしていたという。
     選ぶ基準はなんなんでしょうか( ̄▽ ̄||| 
     子供の熱さましを求めて、お客さんが来店。
     まだ3ヶ月の乳幼児だとの事で、下手な熱さましは出せない。
     病院に連れて行って、風邪薬は貰っていたという。
     ただ、咳と鼻に重点を置いて、熱さましは出なかったらしい。
     明日から実家に子供を連れて帰るというけれど、肺炎が心配。
     麻黄湯(まおうとう)を使ってもらうか。
     一応は、能書でも乳幼児の鼻閉塞に使えるとなってるし、うちの次郎にも生後まもなく使っていた。
    「明日から2007年だね~」と言われる。
     いえ、まだです(笑)
    「あっ、1人で跳んでるね」
     そのようで(笑)
     無言で若い男の人が入ってきた。
     うちのような小さな店では珍しい。
     たいていは、挨拶するか欲しい商品をいきなり言うか、自分の症状を喋りだすか。
     今回は、ヘッドホンから外に漏れるほどの大音量の曲が流れてくる。
     そのまま、店の中をウロウロと。
    「何かお探しですか?」と声をかけるも返事ナシ。
     おそらく聞こえないのだろう。
     しばらく放っておきつつも、やはり何か探してるようなので、また探し物ですかと尋ねてみた。
     それでもやっぱり、返事はナシ。
     やっと、こっちを振り向いた時に私の口の動きで分かったのか、ヘッドホンを外して初めて「ああん?」と返事をされた。
     で、何かお探しで?
     しかし、「別に」と言うだけで、また自分で探し始め、やがて出て行った。
     うちみたいな小さな店はスペースの関係で、ドラッグストアならお客さんが自分で手に取れる所に置いてあるような商品でも、奥の方に隠すように(そのつもりは無いんだけど)置いてあったりするから、自分で探すだけ無駄なんだがなぁ(笑)
     そこまでは、切羽詰まってないという事か。
     もしかして、コンドームでも欲しかったのかしらん。
     それなら、取りやすいように入り口に置いてあるけど。
     そういや最近、制服のままコンドームを買いに来てた女子高生が来なくなったな。
     栄養剤を買いに来たお客さんの指名された物は、すでに製造中止になり、別な成分が少し入ったうえで別な名前になっていた。
     それを教えると、
    「なんで?」と訊かれた。
     いや、販売店に聞かれても(^_^;)
     知ってる方がいいんだろうけど。
     麻黄湯地竜(ぢりゅう)を買いに、お客さんが来店。
     やはり年越しには、備えておかないと心配なようで。
     夜になるにつれて背中がゾクゾク。
     うげっ、風邪の兆候か。
     柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)と地竜を飲んでおく。
     今夜の年越し忘年会は自粛。
     幹事に欠席のメールを送る。
     ところが、そんな時に奥さんは夕飯にピザが食べたいとか言う。
     年越し蕎麦は(笑)?
     しょうがねーなーと思いつつ、ピザは大好きなもんだから買って帰り食べてしまった。
     紅白は観ずに、『ビートたけしの恐怖の大予言!! 人類滅亡へのカウントダウンSP』の方を流し観しながら、年明けに変更する予定の店のサイトのスキンやらの修正作業をした。
     しかし、年が明けた頃から寒気が強まり、頭がクラクラしてきて寝る事に。
     なにしろ、明日からは一泊旅行があるので出かけられないと困る。
     やむなく、出先で作業する事も考えて、パソコンを持ち出す準備をしておいた。
     う~、寒々(さむさむ)。
     左の脇腹にホカロンを当てて、首の周りにはタオルを巻き、布団の中で汗をかいているのに寒い。
     そして、ウトウトしていたのだが、気持ち悪くなってトイレに駆け込んだら吐いてしまった。
     しかも、一緒に下痢。
     うう、五苓散(ごれいさん)の証であったか。
     五苓散を飲んで少しは落ち着いたが、疲労感から寝るに寝られず、店のサイトのデザイン変更をして気を紛らわせた。
     ヒーヒーと、虫の息で(笑)
     年賀画像もサイトにアップ。
     戌年なのに酉の写真( ̄▽ ̄)
     明け方頃に、やっと眠気がやってきて追加の五苓散地竜を飲んで落ち。
    ≪育児日記≫
     今日は、大晦日だった。
     次郎の咳が少し治まってきたから良かった。
     午前中は少し、バッグなど買い物してきた。
     明日の準備もあったからだ。
     とりあえず次郎の様子を見ながらだったが、なんとか食べてるし、熱も無いので、旅行は大丈夫かとは思った。
     だけど、ほとんどぜんぜん大晦日という感じはしなくて、夜はピザを食べてしまった。
    //////////////////////////////////////////////////////////////////////

    //////////////////////////////////////////////////////////////////////
    ◆1月1日(日)/2006年◆
     仕掛けた携帯電話のアラームで目が覚めた。
     うう、寝た気がしない……。
     とりあえず吐き気は少し残ってるものの、お腹の具合は復調した模様。
     あれだけしていた寒気も消えて、これなら出かけられそうだ。
     念のために、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)地竜(ぢりゅう)だけは飲み続けておく事にした。
     旅行と言っても一泊なので、私はさして用意する物は無し。
     武井くんから「ネタパソコン」と呼ばれるVAIO-Uに、メールなどの出先で必要になりそうなデータのみ移しておく。
     http://www.vaio.sony.co.jp/Products/VGN-U50/
     一方奥さんの方はパニック状態で、だったらなんで昨夜のうちに揃えておかなかったのかと思うくらい。
     あんまり余裕があったので、私が次郎に食事をさせて、自分たちの朝食の用意もした。
     昨夜のうちに御飯を炊くように言っておいて良かった。(←自分では炊かない)
     しかし、かすかな吐き気はあるので、御飯は半膳ほど残してしまった。
     食べ物を残すのは屈辱。
     そうこうしているうちに、M叔父から、これから迎えに来るという電話が入り、さすがに慌てる。
     着替えを済ませて、パソコンをバッグに放り込み、次郎に上着を着せた。
     そして、M叔父が到着。
     玄関で待っていてもらっているのに、この期に及んで奥さんが傘を捜す。
     だからさ、天気予報でも天候が悪いって出ていたのに、どうして用意してないんだ?
     今のところは曇り空で、これが明日までもってくれれば要らないんだけど。
     荷物になるベビーカーは持っていかずに、今回は抱っこ紐を使う事にした。
     まぁ、もう次郎は自分で歩くのが好きだからというのもある。
     M叔父の車で、いったん婆ちゃんの家に寄る。
     ここに、お母んと弟が来て合流するはずなのに、まだ来ていない様子。
     ありゃん。
     お母んの携帯に電話をしたら、ちょうど向かっているところとの事。
     ところが、お母んが来ても弟が来ない。
     何やってるの?
    「いつもなら、アンタが遅れてくるから、朝食に雑煮を食べさせてた」ので、弟は家を出るのが遅れてるそうな。
     なんだそりゃ。
     待ってる間に奥さんが、次郎の咳の事をお母んに話すと、咳止めに麻黄湯(まおうとう)を飲ませるように言われた。
     あれ? 用意してたんじゃなかったか?
     すると奥さん、家に置いてきたという。
     何故だ~。
     弟の携帯に電話を入れると、ちょうど家を出たところという返事。
     家に取りに行くより、うちの薬局の方が近いので、弟が来る前にM叔父の車に乗ったまま薬局に行ってもらう。
     まったく、余計な手間をかけさせる。
     いや、私は乗ってるだけだから手間になってませんが。
     それでまた婆ちゃんの家に戻っても、まだ弟が来ていない。
     なんだよー、珍しく時間通りに行動しているのに。
     私が時間通りに行動したのが悪かったか(笑)?
     ようやく弟も来て、婆ちゃんが乗り込み、JR南浦和駅までM叔父に送ってもらった。
     旅行代理店に手配してもらった乗車券は、何故か川口駅から。
     その旅行代理店も、うちも最寄り駅は東浦和駅なんだから、東浦和駅からにしてくれりゃいいのに、どうしてこうなったんだか。
     とにかく、南浦和駅から川口駅までの乗車券を買って駅に入った。
     京浜東北線は、初詣に出かける人もいるせいか、結構混んでいた。
     時間に余裕を持って出たので、座っていこうと南浦和駅始発を待って、そっちに乗った。
     次郎は、まだ体調が万全ではないのか、それとも寝ぼけているのか、なにやらボーッとしている。
     静かな分には助かるから良い。
     乗車する踊り子号は12時頃に出るのに、東京駅には11時前に到着してしまった。
     弟は、なんでこんなに早く出たのかと文句を垂れる。
     しょうがないのだ。
     次郎がいると、タイムスケジュールが予想よりかかったりする。
     予期せぬ事に備えて、余裕を持った結果。
     婆ちゃんがトイレに行きたいという事で、お母んと奥さんも一緒に。
     そしたら、女子トイレは大混雑。
     弟は本屋に行き、私は人の少ない階段で次郎に上り下りをさせて遊ばせながら待った。
     それから皆が揃ったところで、東京駅の構内で昼食を摂るか弁当を買って車内で食べるか考えたが、トイレで思いのほか時間がかかり、ゆっくり店内で食べるという感じでもないため駅弁屋さんへ。
     次郎には、皆の弁当のおかずから集めた物を食べさせればと思ったら、奥さんがピカチュー弁当なる物を見つけて、それにしようとか言う。
     弁当箱がピカチューの形をしているのであって、ピカチューの肉を使った弁当ではない(笑)
     しかし、まだ早いんじゃないかね、こういうのは。
     まぁ、空き箱は後で弁当箱に使えそうではある。
     結構な人気のようで、弁当屋さんに並んでいる親子連れは、例外無く買っていっていた。
     ホームに上がってから、指定席の券を確かめたら、車両は一番端だった。
     上ってきた階段が、これまた正反対の端で、テクテクと歩いていくうちに、踊り子号がホームに入ってきた。
     時間的にはちょうど良かったな。
     ホームの上は風が吹いてるから寒くて。
     踊り子号に乗ってから、次郎の靴を脱がせたら、椅子に立って興味深そうに窓の外を見ていた。
     普通に座らせようとすると泣きそうになり、しばらく窓に張り付かせておく事に。
     ところが、その間に弁当を食べようと広げたら、アッサリと窓の外を眺めるのをやめて弁当に手を出してきた。
     なんだよ、誰に似たんだよ(笑)
     しょうがないので、先に奥さんに弁当を食べてもらい、私は次郎に食べさせる。
     あのピカチュー弁当を。
     しまった、写真を撮っておけば良かったな。
     中身は、チャーハンとシュウマイがメインの中華風。
     本当に、弁当箱がピカチューの形をしているだけで、中身はなんの関係も無いのだな。
     ツマラン。
     別に大きいお友達向けには作ってないか。
     先に食べ始めた奥さん、自分が買った弁当の御飯が固くて食べられないとか言い出した。
     固いって、そりゃ、あんたが買った弁当が、おこわだからじゃないのかね。
     私は寿司弁当を買っていて、取り替えてやった。
     それと、次郎が食べ残したチャーハンも渡す。
     こっちは柔らかいよ(笑)
     食べ終えたら、次郎は私と奥さんの膝の上に横になり寝てしまった。
     なんか、今日は気味が悪いくらい大人しくて手がかからんな。
     車中では、年末のコミケで買った立川流落語の同人誌を読んで時間を潰した。
     快楽亭ブラックが心筋梗塞で倒れた時の様子や、2千万円の借金を作り立川流を除名されたため門下の弟子が散り散りになった話が載っていて、ページは薄いながらも読み応えがあった。
     誰か1人くらい弟子が残っても良さそうなのに、示し合わせたわけでもなく、みんな他の師匠のところに行ってしまったというのがなんとも。
     ところで、この日は車中の暖房がメチャクチャ暑かった。
     上着も脱いで、2枚しか着ていないのに汗ばむくらい。
     周囲のお客さんたちも、「暑い暑い」と言っていた。
     確か小田急線だったかな。
     車内温度を、空調機の自動の温度管理に任せずに、駅員が乗り込んで体感で調節しているのは。
     修善寺駅に到着すると、天気予報とは大きく違い晴れていた。
     踊り子号の車体に、少し傾いてきた陽が眩しいくらい。
     なので、本当は明日行く予定だった堂ヶ島に今日のうちに行こうと決まった。
     そして、駅前でタクシーに乗り込もうとすると、奥さんがトイレとか言い出す。
     またかよ(^_^;)
     列車が駅に入る前に、お母んにトイレに行ったらと言われていただろうが。
     どうしてこう、施設を出てから言うかなこの人は。
     案の定、駅前のトイレは混んでいて時間がかかる。
     小型タクシーは何台も来るけれど、中型タクシーはなかなか来ないのに、来たのを見逃さざるをえず、なおさら困った。
     幸い、駅にいたタクシー会社の人が気がついてくれて、無線で呼んでくれた。
     今回の旅行では、堂ヶ島の遊覧船が目的なのだけれど、欠航する事が多くて、今日の運行状況が分かるかタクシーの運転手に尋ねてみた。
     洞窟に入るという遊覧船(と言っても1分足らず)なので、天気が良くても、ちょっと風が出たり波が高くなると欠航してしまうのだ。
     http://www.izudougasima-yuransen.com/
     無線でタクシー会社に問い合わせてくれて、今日は動いているという情報を得た。
     観光地の運転手らしく、道程で色々と教えてもらい、話も上手で楽しめた。
     これは、良い人に当たったな。
     遊覧船の出ている港の近くには、加山雄三が所有するヨットも停泊していて、山道から少しだけ見れた。
     地元でも、加山雄三を売りにしているらしく、『若大将定食』なるものを食べさせてくれる店もあるらしい。
     ただし、遠くから来て食べるようなもんじゃないとも言っていた(笑)
    「メーター止めて待ってますから」と言われ(いつも言ってるのかもしれないが)、船着場に下りていく。
     初めて見る海に、次郎は恐れをなしたのか手を引いても動かない(苦笑)
     船に乗せて大丈夫かな。
     チケットを購入してゲートをくぐろうとしたところで、定員に達してしまい次の船に乗る事に。
     しかし、これが幸いして、次に乗る船は余裕の人数で出発した。
     あんまり空いてるもんだから、前から船尾まで、行ったり来たりと移動しながら楽しめた。
     周囲の小さな島々を写真に納める。
     もう日暮れが近く太陽が低い位置にあるため、逆光気味になってしまったが、竜の首に見えるのなんかは雰囲気が出てて良い感じ。
     心配していた次郎は、特に騒ぐ様子も無く不思議そうに外を見ていた。
     奥さんは、「どうせ次郎には分からないから」と座席の隅に置いておこうとしたが、お母んが抱きかかえてデッキから外を眺めさせたりすると、楽しいようだ。
     船内の放送で、堂ヶ島というのは地名で、そういう島がある訳ではないというのを初めて知った。
     そして、遊覧船のメインである洞窟くぐり。
     ほんの短い時間ではあるが、小さな船体が、手を伸ばせば届きそうな岩場ギリギリに入っていくというのは、やはり面白い。
     その、くぐった洞窟には天井部がポッカリと開いた所があり、そこで向きを変えて、また外へと走り出す。
     これで、もう今回の旅行の目的は達成。
     明日はどうするかね(笑)
     船着場に到着すると、何故か次郎がパチパチと拍手していた。
     この頃になると怖くなくなったのか、船から下りたら船着場を自分の足で歩く歩く。
     タクシーに戻る前に婆ちゃんがトイレに寄ると、奥さんが売店でソフトクリームを食べたいと言い購入。
     この寒いのに物好きな。
     と思ったら、アロエソフトクリームという変わり物だったため、私も注文した。
     これも写真に撮っておけば良かったかな。
     ミドリ~な色で、味もアロエ~だった。(意味不明)
     私が口をつける前に次郎が欲しがったので差し出したら、顔を突っ込むようにして食べやがんの。
     さて、到着早々に目的を果たしてしまい、他に行く所が思いつかない。
     このままホテルへ直行してもいいのだが、それも味気ない。
     どうしたらよかんべぇと思いタクシーの運転手に相談したら、この時間なら黄金崎(こがねさき)でちょうど夕日が見られるかもしれないと教えられる。
     行こう行こうという事になり、再びタクシーに乗り込む。
     しばらく走っていくと、見晴らしのいい岬に到着。
     ここが、黄金崎ですか。
     確かに、白い岩肌に夕日が当たり、金色に輝いている。
     http://www.izu.co.jp/~kamomura/kogane.htm
     おそらくは、もう少し陽が低くなってきた方が、もっと綺麗なのだろう。
     しかし、今日は元々の天気予報が雨だったはずで、遠くには霞がかかっており、海面に太陽が没する前に、霞と雲で見えなくなるはずだ。
     富士山もうっすらと見えたので撮っておいた。
     富士山の裾野で育った奥さんに言わせれば、「見飽きた」だそうだ(笑)
     せっかくの景色の良さに対して、いや良いからなのだろうけど、三脚を備え付けて写真を撮っている連中の邪魔なこと、邪魔なこと。
     柵を越えて崖ギリギリで撮ってるもんだから、普通に夕日を撮ろうとすると、こちらのファインダーに人影が入ってしまう。
     どうせ柵を越えてるんだから、そのまま突き落としてやろうかしらん。
     それでもなんとか、いい感じで夕日を撮れた。
     偶然、釣り船(?)が海面にあって、なおさら良い感じ。
     ここの階段は岩の削り出しで歩きにくいのに、次郎はワッセワッセとよじ登ってしまい結構危ない。
     風も冷たくなってきて、良い画も撮れたのでタクシーをホテルへと回してもらった。
     『土肥グランドホテル明治館』に到着。
     http://www.meijikan.com/
     ホテルとなっているが、どちらかというと近代的な旅館といった内装だった。
     あまり良い物が売ってなさそうな売店と、面白くなさそうなアーケードゲームが置いてあり期待を裏切らない(笑)
     部屋に通されると、仲居さんがお茶を用意してくれたりと、やっぱり旅館風。
     食事も部屋まで運んでくれて、布団も用意してくれるようだ。
     せっかくある温泉にゆっくり入りたいので、食事の時間を一番最後の方にしてもらう。
     そして、ゆっくり寝たいからと明日の朝食も同じく遅くしてもらった。
     ちょっと驚かれたのは、きっと普通の旅行者は早めに出ようと、早い時間を頼むものなのだろう。
     でもね、目的は今日果たしてきちゃったので(苦笑)
     順番に温泉に入ってくるという事で、私は最後。
     その間に、近くの土肥港に、清水港と結ぶフェリーが入ってきたり出航したりする様子を写真に撮った。
     http://www.sts21.com/kokunai/ferry/index.htm
     念のため注文が入っていないかメールチェックして、サイトの状況も確認。
     なにしろ、年末から掲示板に宣伝書き込みが増えてるので。
     4階の『金沙の湯』と、3階の『銀沙の湯』があり、時間によってそれぞれを男湯と女湯にして入れ替えている。
     今夜は『銀沙の湯』が男湯。
     着替えてて気づいた掛札に笑う。
     水を加えていないか、加えている場合にはその理由を、入浴剤を加えていないか、加えていたらその理由を、お湯を循環させていないか、循環させていたらその理由を書いた札が、ぶら下がっているのだ。
     ははぁ、前に温泉で問題になったやつですな。
     ここでは、入浴剤は入れていないとなっている。
     そして、加水の理由は湯温が高いため、循環は自然環境を守るためとなっていた。
     私は別に、入浴剤でも構わないんですけどね。
     景色だけ良けりゃ。
     さすがに見晴らしは大変結構。
     ちょっと湯がぬるめかなと思ったけれど、長湯できるし。
     ドアで仕切られた隣が露天風呂なので、そちらにも。
     覗かれないようにと、転落防止のためなのだろうけれど、柵が高くて、露天風呂の方が景色が楽しめないのが、ちと残念。
     ゆっくり浸かって部屋へ戻ると、食事の用意がされていた。
     うはーっ、なんだこの量は。
     『膳プラン』という事で、通常の食事じゃないのは、そうだろうけれど、見るからに食べきれるか心配。
     なんか、海老だけで3匹もいるし。
     日本酒を注文しようと思ってメニューを見たら、高い。
     いい物なんだろうけど、そこまで舌が肥えてる訳じゃないしなぁ。
     冷蔵庫を見てみたら、日本酒も1本入っていたので、それを飲む事にした。
     いつもは食事の時には、人の食べてる物に手を出してくる次郎が、部屋の広さに興奮したままなのか、自動車のオモチャで遊んでて助かる。
     ん?
     自動車のオモチャ?
     どうしたのかと思ったら、婆ちゃんとお母んが売店に連れて行った時に、次郎が自動車のオモチャを手放さなくて買ってやったのだという。
     旅先で荷物を増やしてどうするね。
     つか、ここのところ次郎のオモチャが、特に自動車がどんどん増えてる気が。
     困った曾お婆ちゃんとお婆ちゃんだね。
     自分の食べる分だけでも充分苦しいのに、奥さんときたら「めんどくさい」という理由だけで蟹を丸々残してやがる。
     仕方ないので、私が少しだけ奥さんの食べる分を取り出して、残りを頂く。
     量が多くても美味しいので助かった。
     でも、食べ物を残すというのが大嫌いな私としては、完食しないと気が済まない。
     昨日の夜は、トイレでゲロゲロやってたのになー。
     無理は良くないぞ。
     しまいにはヒーヒー言いながら、なんとか食べきった。
     フロントに電話して膳を下げに来てもらう。
     そしたら、最後のトドメにデザートとしてメロンが来た。
     うひー( ̄▽ ̄|||
     あんまり苦しいんで、メロンは寒い窓際に置いて1時間ほどしてから食べた。
     1日興奮してたというのもあるのか、次郎が珍しく大人しく寝た。
     これ幸いと奥さんも早々に布団に入り、婆ちゃんとお母んも寝る体制に。
     私と弟は、窓際の障子を閉めて雑誌や本を読んだり。
     弟は、なにやらラジオを聴いているようだ。
     しかし、この部屋やたらと暑いな。
     暖房の温度をかなり低く設定し直しても、ちっとも緩んだ感じがしない。
     奥さんなんかも、寝苦しいのか何度か起きてきた。
     そんな中でも、次郎はグッスリ。
     汗をかいてきて、このまま寝るのも不快なので、もう一度温泉に入る事にした。
     でも、温泉なのに0時でいったん閉めちゃうんだよね。
     もう少し遅い時間まで開けてて欲しいぞ。
    ≪育児日記≫
     今日は、朝早くから伊豆に向かった。
     ちょっとバタバタと大変だったけど。
     天気は、そこそこだった。
     雨が降るとか言われていたけど、伊豆に行くにしたがって晴れていった。
     踊り子号に乗ったら暑かった。
     伊豆に着いて、タクシーで堂ヶ島へ向かった。
     洞窟まで船に乗った。
     洞窟を見てから港に戻ったら、次郎がなんかパチパチと手を叩いて笑っていた。
     何か分かったのかな?
     そこから、黄金崎で夕日の沈むのを見た。
     次郎は、その頃になって急に元気になった。
     崖から落ちないように、次郎の手をつかんでいた。
     夕日は綺麗だったけど。
     その後、ホテルというか旅館へ。
     次郎は、夜ぐっすりだった。
     私たち大人は、暑苦しかったので眠れなかった。
     しかし、お風呂は良かった。
     次郎も一緒に入った。
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    ◆1月2日(月)/2006年◆
     次郎は1回だけ起きだしたが、手を握ったら、また寝てしまった。
     こんな事は珍しく、久しぶりにゆっくり寝られるはずだったのに、暖房のせいで結局寝不足といった感じ。
     遅くにと頼んだ朝食までは余裕があるので、朝風呂に行ってくるか。
     と思ったら、奥さんに次郎を押し付けられた。
     昨日は任せてたので、しょーがないか。
     今日は、4階の『金沙の湯』が男湯。
     しかし、ここには階段でしか行けず、エレベーターの使える4階の廊下からは通じていない。
     あまり身障者にもお年寄りにも優しくない構造。
     温泉地だからといって、お年寄りの利用が少ないのか?
     さて、服を脱ごうと思ったところで、バスタオルを忘れてきた事に気がついた。
     なんたるマヌケ。
     次郎を置いてもいけないし、抱えて取りに戻る。
     だから、階段しか使えないと不便だってばさ。
     バスタオルを持ってきて次郎の服を脱がせようとすると、何故か大泣き。
     なんなんだよ、おまいは。
     しかし、風呂場に連れて行くと、機嫌が良くなった。
     なんなんだよ、おまいは。
     最近では体を洗おうとすると、自分で液体石鹸を手にとって、体に塗りたくるようになった。
     シャワーも自分で浴びてくれれば楽なんだけどな。
     露天風呂の方に連れて行くと、少し不安そう。
     それでも、お湯に入るとお湯の中を歩いて楽しそうではあった。
     部屋に戻ってみると、朝食が昨日の夕食に劣らない量がドドンと。
     うはっ、朝からこれかい!!Σ( ̄□ ̄;)
     なにげに、チェックアウトの時間が迫ってるんですけど。
     朝食なんて20~30分で食べられると思っていたのが甘かった。
     結構頑張って急いで食べたのだけれど、それでも完食するのに1時間かかってしまった。
     そうそう、鍋を後の方に食べようと思ったら、それは鍋物ではなく味噌雑煮だったらしい。
     やけにドロリとしていたのは、溶けたお餅だったようだ。
     途中、次郎が日本酒のメニューを持ってきてくれた。
     ん~、飲みたいけど朝から飲むと後が大変だから(笑)
     食べ終わったら、もうチェックアウトの時間。
     のんびり出るはずが慌しくなってしまった。
     チェックアウトの手続きだけ先に済ませば良かろうと、お母んが先にロビーに行き、後から荷物をまとめて部屋を出た。
     そして、売店で親戚などへのお土産を購入し、大きい荷物と共に宅配便で送る手続きをする。
     そんな事をしていたら、次郎が床に寝転がって自動車のオモチャで遊んでいた。
     って、また違うオモチャを手にしているぞい。
     やっぱり手放さなくて、買ってあげたとか。
     困った困った曾お婆ちゃんとお婆ちゃんだね。
     もう次郎にオモチャ買ってやるの禁止( ̄▽ ̄)
     タクシーを呼んでもらったものの、今日は天気予報が当たり雨で、見たかった堂ヶ島の洞窟は昨日のうちに行ってしまい、黄金崎の夕日も予定外に見てしまったから、なんの予定も立てておらず、行く先がない。
     修善寺駅へ直行しても良いけれど、乗る予定の踊り子号は夕方だし、駅前には何も無いのが昨日の時点で分かっている。
     そこで運転手さんに相談すると、象牙美術館を勧められた。
     話では、30分くらいで見れてしまう小さな所らしいが、見て損は無いでしょうと。
     私なんかは旅先で天気が悪いと美術館巡りをするのが好きなので、喜んで案内してもらう。
     で、着いた所が『美術宝庫』という象牙美術館。
     http://www.toi-izushi.or.jp/kanko/zouge.html
     個人所蔵の象牙美術品のコレクションを、皆にも見てもらおうと、おそらくは半分くらいは自慢で公開しているようだ。
     玄関前に、あまり美的感覚は無いのではないかという陳列品があり、期待が高まる(笑)
     しかし、中に入ってみると、なるほど確かに自慢(決めつけ)するだけの事はある作品群。
     西遊記や楊貴妃物語の象牙で作られた屏風絵風の作品なんて、見てて飽きない。
     また、何分かおきにスタッフが象牙作品の解説をしてくれる。
     その解説によれば、五重の塔の屋根に付いている鐘や、船に付いている錨の鎖などは、後から取り付けたのではなく掘り出したもので、ちゃんと動くとか。
     実際にガラスケースを揺すってくれたりと、普通の美術館じゃやらないだろうというサービスまで見せてくれる。
     他にも、船に乗っている全長15cmほどの人の像は、良く見ると目は二重瞼で、手には手相も彫られていたりと芸の細かいこと細かいこと。
     今のフィギュアでも、ここまで細かくないだろう。
     籠の中に蟹が入ってるのなんか、籠に蟹の彫り物を入れたのではなく、まず象牙から籠を掘り出して、その籠の中に残った象牙の塊を、今度は籠の外から掘り出したというのだから呆れる。
     実は、私はこの解説を正味3回ほど繰り返し聞いた。
     というのも、次郎が途中でぐずったため。
     抱っこして泣き止んだかと思うと、また暴れたりしたため、解説している場から離れなければならず、聞けなかった分を後でまた聞いたりしたのだ。
     奥さんが抱っこ紐を出して私が抱こうとしたら、お母んが割って入り、自分が抱くからと、やや口論に。
     お母んが抱いてくれるのは良いのだけれど、それで疲れられても困るのだ。
     結局は奥さんが抱いてしばらくしたら寝てくれた。
     それからまたゆっくり他の作品を鑑賞。
     象牙以外にも、水晶だの瑪瑙(めのう)だの、これまた節操無く集めてるんだわ(苦笑)
     笑ったのが鍾乳石の解説文。
    「鍾乳石の生い立ちは、お客様の方がご存じと思います。」
     解説じゃねーよ(笑)
     ゆっくり見てたら、先に進んでいった弟に呼ばれた。
     迎えのタクシーが来ているという。
     は?
     どうやら、ホテルから送ってくれたタクシーの運転手さんが気を利かせて来てくれたらしい。
     もっとも、お客を確保するための営業でもあるんだろうけれど。
     ううん、私としてはもっとゆっくり見たかったなぁ。
     さて、タクシーに乗り込んだはいいが行き先は決まってないまま。
     昨日は機嫌が良く、いつもは車に乗ると大人しい次郎が、車内で暴れる暴れる。
     すると奥さんが、昨日通り過ぎた『地獄極楽巡り』に行きたいと言う。
     なんですそれは?
     運転手さんに言わせると、「パーキングエリアみたいな所ですから面白くないですよ」との事。
     そう言われると、俄然行きたくなる(笑)
     お母んや弟は乗り気じゃなかったけど、どうせ行き先は決まってないんだし。
     で、行ってみました。
     確かに外観はみすぼらしい。
     それでいて、入場料が大人900円と高め。
     入ってみると、なんと畳敷きなんだわこれが。
     ううっ、安っぽい、安っぽすぎるぞ。
     大好きだ、こういうの。
     http://www.izu.co.jp/~viserge/gigoku.htm
     いや、それでも地獄の様子の模型なんか、良くできてると思う。
     安っぽさと精巧さと、なんかゴチャ混ぜ感が素晴らしい。
     模型ばかりではなく、絵も下手さ加減と迫力が絶妙で。
     なのに、せっかく安くない入場料を払ったのに、弟やお母んは先へ先へと行ってしまい、ゆっくり見られない。
     もったいないなぁ、バチが当たるぞ。
     ところでここには、裏のプレハブに秘宝館も併設されている。
     あの、カップルで楽しむ(?)、ちょっと卑猥な展示物のあるアレである。
     同じチケットで入れるとの事で行ってみた。
     入り口には「十八歳未満立ち入り禁止」とある。
     でも一緒に「乳幼児は入れます」とも。
     なので抱えて入る。
     ここは小さくて狭くて、そんな見所がある施設ではないのだけれど、見て損は無かった。
     仲睦まじい夫婦の人形の下に鏡があって、鏡に映っているところではハメてる像が写っていたり、服を着たモデルを見て画家が絵を描いている様子もまた、鏡に映っているのはヌードを描いてるところだっりと、単純なカラクリが楽しい。
     先に部屋の奥に行った奥さんの笑い転げる声が聞こえて、何かと思ったら、等身大の鎧武者の股間から大きな男性器がそそり立っていた(笑)
     それらと一緒に、インドの“性典”とも云われる『カーマスートラ』の写本もあり、意外と資料性のある物も展示してあった。
     http://raani.org/faq/kamasutra.htm
     http://www.aii.co.jp/contents/eiga/movie_f/023_he-kama.html
     私は楽しんだのだけれど、やっぱり弟なんかには評判悪し。
     チェッ。
     少し早いものの、ゆっくり他を見て回るまでの時間は無いし、さりとて雨では景色を楽しむのも望めず、タクシーには修善寺駅に向かってもらった。
     そして、駅近くの蕎麦屋『おゝき』で昼食。
     http://www.shuzenji.com/ooki/index.htm
     とっくにお昼は過ぎているのに、朝食の量でちっともお腹が空かなかったから。
     それなら無理に食べる事も無い。
     でも、駅前には時間を潰す場所もまた無いので。
     盛り蕎麦を食べた限りは、まぁ普通。
     取り立てて美味しくはなかったけれど、特に不満も無し。
     お腹が空いてなかったせいかもしれないから、チャンスがあればちゃんと食事をしには来たいかも。
     さて、と時計を見るとあと1時間ちょっとで乗車する時間。
     それまでどうしたものか。
     次郎は、またも機嫌が悪くなりグズり出す。
     これでは、他の店に行っても手を焼きそうだ。
     確か駅の反対側に、ダイエーのマークを見たなと思い、私と奥さんは次郎を連れてダイエーに行ってみた。
     お母んからは、「なにもこんな所まで来て」と言われたが。
     駅の反対側にはどう行けば良いのか、駅前のバス停でバス会社の人に尋ねて、近くの踏切から。
     踏切を渡ったところで、『世界真光文明教団』の施設を見つけた。
     http://www.mahikari.or.jp/
     あの、駅前で手かざししている宗教団体である。
     まぁ、どんな宗教でも迷惑さえかけてこなけりゃいいけど、急いでる時にも声をかけるのは迷惑だからやめてね。
     以前に、「あなたの血を清めさせて下さい」と言われたときには、私は「汚れてて結構、これが私の血だ」と訳の分からない事を言って追い払った。
     友人は、「俺の血が汚れてるというのか!」と怒ってみせて(本人はイタズラのつもりで)、相手を困られた事がある。
     真面目な人をからかっちゃいけません。
     さっき蕎麦屋のあった側はマクドナルドもあったのだけれど、駅の反対側は、このダイエー1軒のみ。
     でも、人出はこちらの方が多い。
     正月にやってる店がここだけというより、本当にこの辺では買い物をしに来るような店が、ここだけだからなのだろう。
     100円ショップの品揃えも良く、アーケードゲームも少しあり、一見クレープ屋さんではヤキソバやチャーハンなどを食べる事もできるという、ダイエー系列の中では使い勝手が良さそう。
     奥さんが、次郎のオムツを宅配便で送ってしまった荷物に入れてたようだとかで、オムツを買った。
     こんな荷物になる物を今買わんでも(^_^;)。
     お母んから電話が入り、婆ちゃんや弟と喫茶店に入っているとか。
     こっちも、クレープを食べてから戻ると伝える。
     奥さんが、クレープを食べたいとか言うもんで。
     私の方も、さっき蕎麦を食べたのが良い刺激になったのか、アイスクリームくらいは食べたくなった。
     そして、奥さんはクレープを、私はアイスクリームを食べて、それぞれを次郎に分けて食べさせてから修善寺駅に戻った。
     その途中では、またお母んから電話があり、踊り子号がホームに入ってきたから先に乗っているとの連絡。
     先に乗車券を受け取っていて良かった。
     お母んに言わせれば、「アンタは時間通りに行動しないから」であるが。
     踊り子号に乗って荷物を網棚に乗せようと、奥さんがバッグを開けてみたらオムツが入っていたそうな。
     さっき買ったオムツが余計な荷物に。
     昨日に比べて、やたらと機嫌の変わりやすい次郎であったが、踊り子号に乗ったらストンと落ちるように寝てしまった。
     昨日は色々と珍しい事があって興奮し、今日はその疲れがあったのか。
     なんにしても寝てくれたのは助かる。
     途中で目を覚ましやしないかと心配したものの、二時間近くそのまま寝てくれた。
     う~む、帰ってから寝てくれなかったら困るな今度は。
     東京駅で京浜東北線に乗り換え。
     乗る前に、お母んが弟(私からは叔父)に電話して、東京駅にまで着いた事を連絡した。
     行きと同じように迎えに来てもらおうと。
     ところが、電車に乗ってから到着予定の時間を知らせた方がいいかしらと言い出す。
     そりゃ、その方がいいけれど今は車中だから携帯電話で通話をするのはやめとこうよ。
     私も弟もそう言ってるのに、電話をしてしまった。
     うーむ、さっきは踊り子号を降りる時にも、清掃の人がやるからと車中にゴミを置いてきていた。
     お母んが、こんなにモラルが無いとはな。
     それとも、年を取るとモラルが低下する?
     いやいや、つまりは“モラル”などというものは、人によって随分と違うという事。
     高校生の頃に、友人と映画を観に行き、やはり清掃人が掃除するんだからと座席にゴミを置いてきた時にケンカになった。
     私としては、仕事を増やす事は無いだろうと思ったのだけれど、代金にそういうサービスも含まれるのだと思えば、あながち悪い事とも言えない。
    「モラルがなってない」と言う時、“どのモラル”と比較しての事なのかを提示しなければ、単に「他の人もやってない」という程度のモラルは、「他の人もやってるじゃないか」という言い訳と同じ程度。
     電話をしたのは功を奏して(と言うのか?)、駅を出たところで、ちょうどM叔父の迎えの車が到着した。
     その車に乗ると、次郎は大人しい。
     乗り慣れたか?
     さっきまで京浜東北線の中では座席に座らずに、チョロチョロと歩き回り、座らせようとすると大泣きして大変だったのに。
     いったん、M叔父の家で降りて年始の挨拶。
     爺ちゃんもいて、次郎に挨拶させようとしたら何故か大泣き。
     愛想良くしろよ~。
     お年玉が貰えるかもしれないんだぞ(笑)
     とか思ったら、本当に貰ってしまった。
     ただし、そのお金は奥さんに。
     私だと使ってしまうだろうからと。
     良く分かっていらっしゃる。
     M叔父の娘姉妹は、『スターウォーズ』の新作3作を続けて観ているところだったらしい。
     姉のMちゃんは、今年の6月頃に結婚が決まったとか。
     それは、おめでとうという事で、ワインを開けて乾杯(^^)/▼☆▼\(^^)
     M叔父からは、お店のサイトの事で少し言われる。
     漫画を載せたりして、私が趣味に走りすぎているのを、もう少し普通の店のサイトにした方が良いのではないかと。
     うーん、そう言われてもなぁ。
     ただ商品の情報を載せて販売していた頃は、1日のアクセス数は20件以下で、月の売り上げも2~3万円という、とても商売と呼べる状態ではなかった。
     それが、漫画を載せ、クイズをやり、投稿を募り、写真も展示するようになってから、トップページこそアクセス数は少ないものの、中のページへは1日平均で延べ200~300アクセスに、売り上げは月に30~40万円と、単純に10倍になっている訳で、それをさらに伸ばすための方策は考えなければならないとして、今のスタイルをすぐに変えるというのは怖くてできない。
     値段では関西系の薬局に敵わない、漢方薬の情報では先行するサイトに敵わない(なにしろ商売じゃない個人サイトの方が詳しかったりする)、何か別な方策をと取り組んできたのが自分の趣味を活かす方法だった訳で。
     ただ、半年ほど数字が安定してしまっているのも事実。
     今年は、何か仕掛けなければなるまい。
     帰る時に、もう一度次郎に爺ちゃんに挨拶に行かせると、今度はニコニコとしていた。
     なんだかね。
     M叔父に家まで送ってもらい、マンションの部屋に入ると、私と奥さんはグテ~と力が抜ける感じに。
     次郎は、ドタバタと部屋の中を駆けずり回り、風呂に入れた後もなかなか寝なくて予想通りに手を焼いた。
    ≪育児日記≫
     今日は、伊豆から帰路に着いた。
     やはり天気は悪く雨だった。
     象牙美術館に行った。
     次郎が大泣きし始めて大変だった。
     だっこをしたら、眠くなったらしくてグーグーだった。
     それから、地獄極楽巡りに行った。
     次郎はまた大泣きで、しばらく大変だった。
     そして、修善寺駅へ。
     ダイエーに寄ったら、一応少しは機嫌が直ったから良かった。
     帰りの踊り子号では、よく寝てくれたので助かった。
     埼玉に帰ってきたら寒かった。
     やはり、伊豆は暖かかったみたいだ。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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  • ≪通巻242号≫
    イライラと不安感/幻の卓袱台(ちゃぶだい)/人の悪口ばかり言ってると

      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ★彡☆-=★彡  それさえもおそらくは平凡な薬局  ★彡☆-=★彡
                     ≪通巻242号≫
        提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
        発行 : 北園薬局 http://www.kitazono.jp/
        編集 : 北村俊純
        窓口 : info@kitazono.jp
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
    ※10月29日(土)……イライラと不安感
    ※10月30日(日)……幻の卓袱台(ちゃぶだい)
    ※10月31日(月)……人の悪口ばかり言ってると
    ************************* 今号の平凡な日記 ***************************
    ◆10月29日(土)/2005年◆
     柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)地竜(ぢりゅう)の組み合わせで、よく購入していただいている患者さんが、珍しく飲む量を気にされた。
     ここのところ疲れが深くなってきたようで、もっと多く飲んでも良いかとの事だった。
     どちらも、標準の3倍くらいまでは飲んでもらっても大丈夫な物ではあるけれど、疲れが深くなってきているというのが気にかかる。
     そこで、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)を案内してみた。
     T姉から電話。
     今日は、T姉がうちに来て一緒に昼食をと約束しているのだ。
     10時30分に出発するとの事。
     弟のTくんの運転で来るらしい。
     一発で着けるかしらん。
     11時過ぎに再度T姉から電話が入った。
     無事に近くのスーパーに到着して、これから買い物をするという。
     私も『ピザーラ』にピザを注文して、スーパーに迎えに行く。
     今日は、Tくんは運転手なので酒は飲めない。
     ノンアルコールと、アルコール度数0.5%の物を購入。
     2人には先にマンションに向かってもらい、私はピザを受け取りに。
     ピザーラの店舗に入ると、誰も声をかけてくれない。
     昼時というだけあって、6人もスタッフがいるのに。
     忙しいのね、しゃーないやね。
     一応、「電話でオーダーしたんですけど」と声をかけてみたが、やっぱり無視。
     ………ポツネン。
     えーと私、帰った方がいいですか(・_・?
     とか思っていたら、やっと注文した商品が出された。
     名前の確認で一瞬、「違います」とか答えてやろうかと思っちゃったよ(笑)
     次郎は今回は慣れた様子。
     でも、Tくんに対しては何故か後ずさり(苦笑)
     体が大きいからか?
     T姉からは次郎へのお土産に、名前に縁のあるキーホルダーと玉子ボーロを貰った。
     それと私には、“愛”と大きく書かれたTシャツ。
    「愛が無いから」とは2人の弁。
     そこへ奥さんが、「昨日も浮気して帰ってこなかったんですよー」と駄目押しをする。
     キリンビールのビールテイスト飲料とかいう『モルトスカッシュ』は激マズ。
     http://www.kirin.co.jp/brands/maltsquash/products/index.html
    「コーラの方が救われる」とTくん。
     今日は、午後からT姉の家に、かかり付けの医者が来て、家族全員が検診を受けるとの事で、早めに帰る算段。
     次郎を連れて見送りに外に出た。
     2人が車に乗り込むと、次郎は自分も乗ろうとして乗せてもらえず悲しそうな顔になる。
     私は、午後からまたお店へ。
     ウチダの神経胃腸薬をと患者さんに求められた。
     しかし、具体的な商品名は覚えていないという。
     他の店で勧められて飲んでみたところ良い感じだったそうな。
     なんでそれで憶えてないかなー(^_^;)
     うちに来てもらったのは有り難いけど、どうして同じ店で買わないのかも分からない。
     とりあえず、効いてくれれば他の物でも構わないという話なので、主訴を尋ねてみたところ、イライラと不安感が強いらしい。
     体格的にはガッシリしていて、肋骨の下に指が入るかを訊いてみたら、痛くて入れられないという。
     なるほど、胸脇苦満があるのか。
     それなら、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)が適応しそうだと案内した。 
     サイトの店内のブログをバージョンアップ。
     すでに改造を施してあったため、バージョンアップのさいに改造部分の修正が必要で苦労する。
     しかし、バージョンアップしたおかげで既知の不具合が解消されて良かった。
     お母んから、夕飯の食材にサンマをもらった。
     友達からの頂き物だとか。
     奥さんは、「またサンマ~?」とかボヤいていた。
     私なんかは、旬の食材は毎日でも良いくらいで。
     ホタテもくれたのに、奥さんは「焼き方が分からない」と、これまた有り難がらない。
    「文句の多い子ねぇ」と、お母んが呆れる。
     寒気がするとの事で女性の患者さんがいらした。
     やや高齢という事もあり、麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)を案内。
     それと、食欲がすでに落ちているという話を聞き、地竜を一緒に勧めた。
     地竜がミミズだと教えると、やはり一瞬躊躇する。
     しかし、お買い上げいただけた。
     男性より女性の方が実利を取るようで。
     メチルアルコールを飲んだロシア船員2人が死亡のニュース。
     いいぞ、ロシア人!!
     未だに、こんな事故に遭えるなんて。
     でも調べてみたら、今年の6月だったかケニアの首都ナイロビ近郊で、やはりメチルアルコールが入った密造酒を飲んだ住民が49人も死亡したなんて事件も。
     日本でも戦中戦後に同様の事があったらしいけれど、貧しいから、なお娯楽を求めて命をかけてしまうのが人間なのか。
    ≪育児日記≫
     今日は、旦那の友達の姉弟がマンションに来た。
     山形のお土産を持ってきてくれた。
     あと、次郎の様子を見に来てくれたりした。
     次郎もだんだん、心開いてきてるみたいで、前回に比べたら相当慣れたようだった。
     初めてピザを次郎に食べさせたら。何か普通に食べてるので面白かった。
     機嫌もよくて泣かないでいたので、とてもラッキーだった。
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    ◆10月30日(日)/2005年◆
     病院の薬を貰いたいとお客さんが来店。
     旦那さんが欲しがってるそうなのだが、それはできませぬ。
     しかも確認したら、強い薬だし。
     しかし詳しく話を聞いたら、薬はまだ残っていて、持っていないと不安だからという事らしい。
     ううん、それならやはり診察を受けていただいた方が。
     お母んが昨日のサンマのお礼を友達の家に電話したら、息子さんが突発性の頭痛に悩まされていると聞いたらしい。
     そして、病院で診察を受けたところ杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)を処方されたとか。
     息子さんは私と同い年。
     ちょっと見当違いではないか。
     効能には“頭重”と書いてはあるけれど、あれはもっと高齢の人向き。
     仕事でパソコンをしている事から目の使い過ぎという診断だったらしい。
     それなら五積散(ごしゃくさん)の方が合うだろうに。
     お母んもそう思って、勧めたそうだ。
     それで五積散を出そうとしたら、在庫が少なくなっていた。
     ありゃん。
     そういやここのところ、随分と売ったな。
     以前はたいして動かなかった漢方薬なのだけれど、ネットの方で注文が増えた。
     パソコンの使いすぎはいけません………という事か?
     うがい薬を買いに患者さんがいらした。
     うがい薬を買いに来たらチャンスである。
     何がチャンスかというと、うがい薬では効かないから漢方薬はどうですかと勧めるチャンス。
     案の定、今回の患者さんは咽喉がイガイガする感じがして、痰が切れにくいという話。
     そんな時には麦門冬湯(ばくもんどうとう)が合いますよと差し出す。
     まずはお試しあれ。
     正露丸を買いに患者さんがいらっしゃった。
     しかし、目的を訊くと冷えによる下痢らしい。
     それだと、正露丸は整腸作用は弱い。
     どちらかというと消毒という側面が強いので、だから戦争に持って行ったりした。
     今回は、即効丸(そっこうがん)を案内。
     それから、柿が好きだという話を聞いて、しばらく控えるように伝えた。
    「柿が赤くなると医者が蒼くなる」というくらい栄養のある柿ではあるが、体を冷やす作用が強く、お腹を壊しやすい。
     さらに、前はコーヒーを飲まなかったのが、最近になって飲むようになったそうだ。
     それもまた下痢の原因かもしれない。
     コーヒー自体が体を冷やすし、合わない人はとことん合わない。
     他に、酔い止めを尋ねられた。
     お孫さんの七五三で出かけるのでと。
     それには、二陳湯(にちんとう)を勧めた。
     店を閉めてから、渋谷の渋谷シネクイントに出かけた。
     http://www.cinequinto.com/
     渋谷って苦手なんだよねー。
     方向音痴の身には。
     でも今回は一発で到着。
     予定時間よりも早く。
     熱意が違えば、違うのか(笑)?
     最上階の8階までエレベーターで上がったら、すでに並んでいる人の列は階段の下へと続いていた。
     他の人も言っていたけれど、下から階段を上がってきた方が楽だったな。
     そうそう、なんでここに来たかというと、来年春公開の映画『立喰師列伝』押井監督トークショーがあるからなのだ。
     http://www.production-ig.co.jp/contents/news/07_/s01_/
     このあいだ、弟にチケットを譲ってもらって。
     さて、事前情報は知らなかったのだが、ゲストとして行定勲監督が来ていて驚いた。
     あの、『世界の中心で、愛をさけぶ』の監督である。
     うっひゃー、大嫌いで大嫌いで大嫌いで奥さんと喧嘩までした(私が一方的に)映画の監督がこの人か~、と思うと感慨深い(苦笑)
     (9月29日/2005年の日記参照)
     今度の新作は、三島由紀夫の『春の雪』だそうで、今度はまともな作品かと思いきや、押井監督がすでに試写で観ていたそうで、いきなり落とす(笑)
     http://harunoyuki.jp/
     いや、落とすというか、本質を突いた感想を述べていた。
     曰く、「恋愛映画じゃないよね」と。
     もちろん、主題は恋愛である。
     それも、『セカチュー』と同じ悲恋。
     それどころか、これまた『セカチュー』と同じで、主人公が馬鹿丸出し。
     幼馴染同士で好意を寄せ合っていたのに、女性の方に縁談話が持ち上がり、男性の気持ちを確かめようとすると冷たくされ、縁談が決まってから深く愛し合うようになり破滅へと向かっていく。
    「困難な状況になったから恋したんであって、そうじゃなかったら好きになってなかったよね、あの男は」という押井監督の指摘は、だから『春の雪』のような作品を行定監督が作れるのを羨ましがっているようでもあった。
     実際、行定監督は映画の予算を出してもらうために、あえて“恋愛映画”と誤解されるように仕組んだというような事を言っていた。
     というのも、行定監督は故深作欣二監督に東映の撮影所のトイレで会った時に、「東映を見捨てないでくれ」と言われたそうだ。
     自分はそれを遺言だと思っていると。
     とにかく、質が良かろうが悪かろうが、映画を撮り続けていく事が大事という事なのかもしれない。
     ちなみに、行定監督は押井監督の『Talking Head』の手伝いをしていたらしい。

     ただし、押井監督は行定監督の事は今回のトークショーの打ち合わせで紹介されるまで知らなかった様子。
     司会者に具体的に何を手伝ったのかと尋ねられたら、美術とかいろいろ雑用だったと答えていた。
     でもってそれからしばらくは、三島由紀夫の話に流れて行った。
     何度か司会者がトークショーのメインである、新作の『立ち食い師列伝』に戻そうとするのだけれど、無駄な努力(笑)
     押井監督の三島由紀夫への思い入れは相当で、自決の知らせは大学の学園祭の準備をしている時だったとか。
    「あっ、本気だったんだ」と思ったのが正直な感想だという。
     そして、言行一致している最後の作家だったとも。
     そんな大脱線しつつも、『立ち食い師列伝』のプロモーション映像が上映されると、なんとか話が本筋に戻った。
     完成には、ほど遠そうなプロモーション映像だったけど(笑)
     実写は実写でも、役者を何千枚と写真を撮って、それを割り箸につけて動かしているように見せるというヒニクレタ作風。
     だいたい、先の『Talking Head』の中では主人公に、映画の予告は、予告でのみ完結し、それが優れた予告の条件でもあると語らせていたから、このプロモーション映像そのものがアテにならない。
     押井ファミリーに数えられる女優の兵藤まこは、今回の作品では『ケツネコロッケのお銀』を演じるそうで、何故だか劇中でAK銃を構える事になるとか。
     押井監督に言わせれば、「持たせてみたかったから」という理由。
     作曲家であり、今回の劇伴の曲も担当している川井憲次氏は、『ハンバーガーのテツ』を演じるのだが、それは「太ってるのが川井くんか、樋口くん(『ローレライ』の樋口真嗣監督)くらいしかいなかったから」との事。
     そうそう、この作品の主人公たちである“立ち食い師”というのは、もちろん架空の職業だが、どんな連中かというと、立ち食いの店に立ち寄り、出された料理に膨大な知識で、時に難癖をつけ、時に褒め殺して代金を払わずに立ち去る、ようするに食い逃げの“プロ”である。
     http://www.kyo-kan.net/oshii-ig/books/tachuguishi.html
     トークショーの終了時間も迫り、立ち食い文化論へと話は進んだ。
     その中で興味深かったのは、「一家団欒なんて、高度経済成長期になって突然現れた。」という押井監督の発言。
     それまでは、家族が別々に食べるのも普通。
     道端で飯を喰うのも普通。
     そう、食べるんじゃなくて喰う。
     貪るんだよね。
     その時しか食べられないから。
     そして、道端で食べるのは戦場だからなんだよと。
     食卓で行儀良くというのは、そういう環境だからできる事。
     そういや、1972年生まれの私が小学生の時にすでに、世間では「最近は家族の団欒が無い」などと言われていた。
     そして、一家団欒の象徴でもある卓袱台(ちゃぶだい)は大正の終わりに発明されて、普及しだしたのは昭和に入ってから。
     という事は、長い日本の歴史の中で、たかだか20~30年間だけ現れた幻みたいなもんである。
     戦場という事で言えば、映画の現場がそんな感じですねと、ゲストともども頷いていた。
     食べられる時にかっこんでおかないと、次はいつ食べられるか分からないから。
     それと、『ハウルの動く城』を作った宮崎駿監督は、中国の子供たちが道端で食べてる様子の映像を観て、「ボクは、ああいうのは嫌いだ」と言っていたそうだ。
     それに対して押井監督は、どうして嫌いなのか、それが当たり前なのにと思ったとか。
     今回の作品では、立ち食い師たちが活躍していたという架空の戦後史を描く事で、そんな歴史の一時代を浮かび上がらせたいという想いだと時間ギリギリまで、押井監督は語っていた。
     あっ、あと、この後は恋愛物をやる予定との事。
     それも、映画監督人生最初で最後の。
     今から楽しみである。
     終わってから、携帯でネットに接続して最終電車をチェック。
     JR渋谷駅まで走ってみたが、どうやっても武蔵野線の最終に繋がらない。
     ううん、歩いて帰るのは嫌だなぁ。
     そこで、前々から興味のあった『次世代マンガ喫茶 メディアカフェポパイ』で夜明かしする事にした。
     http://media-cafe.ne.jp/
     利用したのは池袋店。
     マンガ喫茶は、もう5年くらい前に2回だけ入ったきり。
     今は、どうなっているのか少しワクワク、少し緊張して入った。
     入って、驚いたのが綺麗なこと。
     壁にシミがついていたり、絨毯がハゲていたのに、なんだかここはカプセルホテルのようである。
     食事も、昔入った店では完全レトルトのうえセルフサービスだったのが、個別ブースのインターホンから注文。
     チャーハンや餃子を食べたら、値段に相当する程度には美味しかった。
     不満としては、中通路が一本しかなくて、大回りしないとフリードリンクを取りに行ったり、トイレに行くのが不便な点。
     でも、個別ブースに足音なんかが響かないようにするためには、通路は少ない方が良いのか。
     火事の時には怖いな。
     とはいえ、その個別ブースも禁煙席が明確に分かれているのが良かった。
     パソコンも常備されていて、別料金ナシで利用可。
     しかも、設定は再起動すると初期化されるそうなので、利用したサイトの情報などは残らないようだ。
     なので、チャットに入り友人たちに「帰れなくなったー」と言いつつ、食事をした。
     それから、せっかくマンガ喫茶に入って1冊も読まないのもなんなので、ちょっと探してみたら、たがみよしひさの『我が名は狼(うるふ)』を見つけた。
     http://morikami.tea-nifty.com/miho/cat4125392/index.html
     うおーっ、懐かしい!!
     好きだったのに、全3巻が行方不明になっちゃったんだよなぁ。
     イメージアルバムのLPまで持っていた。
     LPの方は今でも実家にあって、たまに聞いている。
    「♪愛していたのさ 今さらながら」
    「♪抱けば抱くほど 切なくなる それを承知で惚れたお前に かける言葉は クールなsay good-bye」
     単行本の方は、古本屋でも入手しづらい。
     あっても、ヨレヨレだったりして買う気になれない。
     どうせなら、美品が欲しいと思ってる。
     物語は、姉が自殺してから流れ流れていた主人公の犬神内紀が、父親の親友が営んでいる長野のペンションでやっかいになり、そのペンションに泊まりに来た女性と寝ながら、様々な人間模様を読者に語りかけるという内容。
     ………では、もちろんない(笑)
     いや、いろいろと考えさせられました、中学生当時に。
     自分も将来、主人公のように結婚なんかはとりあえず考えないで、いろんな女性とエッチしたいなぁと(* ̄ii ̄*)(鼻血)
     でもやっぱり、この作品の良かったところは、いい女も悪い女も、いい男も悪い男も、セックスという共通項で、馬鹿馬鹿しくも愛すべき人間だと見せつつ、それを押しつけてこないところだったな。 
     思わず読み込んでしまい、仮眠するはずが徹夜してしまった。
     どーすんだ、おい(笑)
    ≪育児日記≫
     今日、何か奥の歯が黒くなってるのがどうしても気になって、中歯医者にTelした。
     次郎はまだ朝だったので寝ていた。
     そして起きると朝食を食べさせた。
     眠い目をこすりながらだったけど、よくパンを食べてくれるので助かる。
     主食がとても好きみたいで、麺とパンとご飯は大好物らしい。
     それから、ここのところ次郎の食べる場所の椅子を、上り下りできるようになって驚いた。
     バランス感覚が身に付いてきたのかな。
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    ◆10月31日(月)/2005年◆
     ふぁあ、眠い。(-_ゞゴシゴシ
     つい、懐かしい漫画を読み込んでしまったからな。
     安くて良かったけれど、漫画喫茶は泊りには向かないかも(苦笑)
     子供の頭痛の相談でお客さんが来店。
     高校生だそうで、低血圧らしい。
     それで寝起きが悪くて学校に遅れやすいと言われて、その点だけは訂正しておいた。
     よく低血圧だと寝起きが悪いというが、あれは間違い。
     ドラマかなんかでセリフにあるのを聞いて、鵜呑みにする人が広めてしまったようだ。
     そして今回の頭痛に関しては、学校に行く時だけだという。
     休日は大丈夫なんだとか。
     昔なら仮病だなんだと言われそうなところではあるが、最近では少しは理解されるようにはなってきたかな。
     でも、まだ偏見はあるようで。
     神経性だとすれば半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)が思い浮かぶが、これはどちらかという肺から気管支にかけて。
     頭痛には、苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)の方が適応するだろうと案内した。
     K病院から出た処方箋で、在庫に無い物があり、そのK病院に借りに行く。
     病院内のロービーには、「憲法9条を守る!!」とか「憲法9条で平和を!!」といった掲示板が立ち並び、なんだか物々しい。
     共産党系だからねぇ。
     比較的安い料金で受診できたりと病院としては良いのだけれど、なんかギスギスしますな。
     だいたい、本気でそう思ってるのなら、理念の方を捨てるなり隠すなりして、公明党のように政権与党に近づいてはどうか。
     与党との駆け引きで実利を取らなければ。
    「確かな野党」なんて、野党でいる事が前提なら、無くても構わないだろう。
     奥さんが歯科医に行った。
     歯が沁みるというので。
     そしたら、診察してもらった結果は、電動歯ブラシで歯茎を磨いてしまったからだそうだ。
     なんでやねん(^_^;)
     歯ブラシなんだから歯を磨けよー。
     使い方の小冊子を渡してあるのに読まないんだから。
     葛根湯(かっこんとう)を買いに患者さんがいらした。
     良く効いたとの事で、それはなにより。
     葛根湯は、早めに飲むのが勝負を決する。
     家に置いておくだけではなく、持ち歩いておいて下さいと伝えた。
     風邪薬に葛根湯地竜(ぢりゅう)を買いに、お客さんが来店。
     患者は、高校生の息子さんだという。
     それでしたら、麻黄湯(まおうとう)地竜の組み合わせが良いでしょう。
     体力があれば、体力があるうちに麻黄湯で一気に熱を出して風邪を倒した方が早く治るので。
     第3次小泉改造内閣の発足について、各野党がコメントを出しているのをテレビのニュースで観た。
     民主党の前原誠司代表は、「期待を込めてエールを送りたい。我々も真の改革を競い合う形で、一生懸命負けないように頑張っていきたい」と、あえて批判を避けていた。
     ううん、頭の良い人だな。
     一方、共産党の市田忠義書記局長は、「暮らしと平和を壊す反国民的改革を強力に推し進める意味で適材適所。『悪政推進適材適所内閣』だ」と扱き下ろしにかかった。
     いつの時代に生きてんだよアンタは、と思わず苦笑。
     しかも、悪口にまったくユーモアが無い。
     自分たちの印象を悪くするだけだと、何故気づかぬ?
     社民党の福島瑞穂党首も、「大増税改憲内閣だ。女性(閣僚)が2人だったのも残念」と的外れな批判。
     いや、増税と改憲を狙ってるのは確かだろうけど、閣僚に女性が入るかどうかは、もはや拘る点では無いだろう。
     第3次小泉内閣の南野知惠子法務大臣なんて、近年稀にみる不適格な人材だったと思うんですが。
     それにつけても、人の悪口ばかり言ってると人相が悪くなるもんですな。
     最近の、福島氏は特にそう思う。
     私も自重しよう………と0.001秒くらいだけ思った。
     回ってきたメールを読んで、「えっ!!??」と声を上げてしまった。
     文化センターボックス代表取締役の牧野俊浩氏の長男が昨夜、くも膜下出血のため死去したという連絡。
     http://homepage2.nifty.com/artbox2/
     享年30。
     息子さんの事は知らないが、父親にはお世話になった。
     そして、音楽家としてファンだった。
     コンサートの手伝いを探しているという情報を得て、喜んでお邪魔させてもらった事もある。
     そうかぁ、息子さんは歳が近かったんだなぁ。
    ≪育児日記≫
     今日は、歯医者に行った。
     義母の自転車を借りた。
     次郎は義母と、近くのクリーニング屋さんのところに行った。
     なかなかしっかりと歩けるようになってきたので、前よりは少し安心になった。
     しかし、ちょっと目を離すとどこに行くか分からないのが、やはり気を使う。
     目的地に付けないというか、時間がかかってしまうのが難点でもある。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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  • ≪通巻239号≫
    雨が降ると膝が痛くなる/市役所のホームページが便利に(でも知らなかった)/サポセンを声で選べたら/口では名前を言ってるのに

      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ★彡☆-=★彡  それさえもおそらくは平凡な薬局  ★彡☆-=★彡
                     ≪通巻239号≫
        提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
        発行 : 北園薬局 http://www.kitazono.jp/
        編集 : 北村俊純
        窓口 : info@kitazono.jp
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
    ※10月18日(火)……雨が降ると膝が痛くなる
        
    ※10月19日(水)……市役所のホームページが便利に(でも知らなかった)
    ※10月20日(木)……サポセンを声で選べたら
    ※10月21日(金)……口では名前を言ってるのに
    ************************* 今号の平凡な日記 ***************************
    ◆10月18日(火)/2005年◆
     体温計を買いにお客さんがいらした。
     子供が風邪をひいたらしい。
     他に、「ポカリスエットはありませんか?」と尋ねられた。
     う~ん、うちでは扱ってないです。
     すいません。
     ドラッグストアなら置いてあるかもしれませんが。
     ただ、ポカリスエットのようなスポーツドリンクを飲のませるのには、結構シビアな条件がある。
     普段は体力があり、体格が良く、そういう人が寒気が無くて汗をかいている状態でないとかえって具合を悪くしてしまう。
     病院から処方された薬を受け取りに患者さんが来店。
    「雨が続いて嫌ねぇ」と言われる。
     個人的には好きなんですが(苦笑)
     年を取ると、湿気や気圧の低下が体調に影響するから、私も今は良くても難儀になるかも。
     いや、今だって雨が降ると膝が痛くなるけれど。
     そういう時には、麻杏よく甘湯(まきょうよくかんとう)で凌いでいる。
     葛根湯(かっこんとう)を買いに患者さんがいらした。
     朝方、少し頭が重いような感じがして飲み、買い足しておこうと思ったそうだ。
     夏場は胃腸の働きが悪くなって風邪になる人が多かったが、いよいよ冬型の風邪の季節にになってきたか。
     これからは、葛根湯を常備しておくと風邪に早く対処できるので、もっと勧めておこう。
    「先生に言って薬を減らしてもらったんだ」と、病院からの処方箋を持ってきた患者さん。
     え? 増えてますよ(^_^;)?
     薬が余ってるので減らしてもらったというのだけれど、前回よりも増えている。
     医師の方で間違えたのか。
     しかし、詳しく話を聞いてみたら患者さんが錠数を指定したそうだ。
     で、患者さんが少なくしたつもりで言った錠数が、前回よりも多かったという次第。
     患者さんの方で勘違いしていたのだ。
     それは、医師の方も不思議に思ったろうなぁ、減らして欲しいと言っているのに多い錠数を言うのだから。
     医師も確かめりゃ良いのに。
     風邪の相談で患者さんが来店。
     頭痛がするようだ。
     葛根湯でも良いか。
     もし寒気がするようならば、温める方が良いのだけれど。
    「とにかく鼻水がひどい」
     それを聞いて、麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)を使ってもらう事にした。
     これは温める力が強い。
     特に体温を上げる力の弱いお年寄りには効果的。
     講談社が出版している末次由紀の漫画『エデンの花』(全12巻)が、絶版・回収処分になったというニュース。
     なんでも、井上雄彦の人気漫画『スラムダンク』からの盗用があったというのが、その理由らしい。
     どちらも読んでいたけれど、気が付かなかった。
     盗用があったのはバスケットのシーンだそうだから、興味が無かったのね、そのシーンには私(笑)
     合わせて、末次の他の作品も絶版・回収した上で、月刊『別冊フレンド』で連載している『Silver』も中止する事を決めたというのには、随分と過剰な処分にも思える。
     集英社側から強硬な圧力でもあったのかと思ったのだが、ネットで検索して調べた“噂”では、末次の態度に問題があったらしい。
     自分のサイトで謝罪した後に、掲示板でファンを装って擁護する書き込みをしたのがバレたのだとか。
     せめて人に頼めよ(笑)
     って、あれか、人に頼むと弱味を握られるから避けたのか。
     犯罪の理想は、共犯者がいない事だもんね。
     ん~、じゃあ、インスパイヤされた事にしておけば………てのはダメだろか?
     冬に向けて、クールビズに代わり今度はウォームビズに政府として取り組む事に決まり、衆院議院運営委員会が協議を始めたというニュースも。
     で、その協議の内容はというと、冬場の厚着の基本でもある、丸首セーターやコート類の着用は原則不可のため、新たなルールづくりをしなければならないという事なのだとか。
     アホらしい。
     衆院規則には、「議院の品位を重んじなければならない」ともあるという。
     ふ~ん(・_・)
     じゃあ、品位の無い顔の議員は(笑)?
    ≪育児日記≫
     今日で、次郎は1歳5ヶ月になった。
     今日は、蕨の友達の家へ遊びに行った。
     初めて次郎を車に乗せて連れてった。
     天気は、あまり良くなくて、途中雨が降ってしまった。
     お昼にマックを買っていった。
     その、お邪魔したお宅の子供は、チーズバーガーを丸々1個食べちゃって、ものすごい食欲の子だった。
     それ以外も、お菓子やら飲み物など食べたり飲んだり、ずっとしている子だったんでとてもビックリした。
     次郎の食欲の何倍だ? と思うくらいだった。
     次郎より、ちょうど1ヶ月遅く産まれた女の子だったけど、やっぱり太めだ。
     他の友達の赤ちゃんは、次郎より1ヶ月以上早く産まれた男の子だけど、動く動く。
     ジャングルジムに登ったり降りたり、とにかく運動能力がぜんぜん次郎と違った。
     1ヶ月遅いと思えないくらい、すごかった。
     他の子は、わりとみんなと遊んだりするのに、やっぱり次郎は1人マイペースで遊んでいた。
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    ◆10月19日(水)/2005年◆
     朝、シャワーを浴びようと思ったら風呂場の前で次郎が大泣き。
     いそいそと服を脱ごうとしていたから(でもまだ脱げない)、自分も入れてもらえると思ったのが、当てが外れて泣いたのだろう。
     患者さんから相談された症状は、耳が塞がった感じというもの。
     そして、咽喉に違和感があるとの事。
     風邪であれば葛根湯(かっこんとう)が使えるが、さて。
     そう思ったら、病院で薬を色々もらっていると言われた。
     飲んでいる薬を記録しておく、お薬手帳は?
     そう尋ねると、家に置いてきてしまったとか。
     それは困りましたねぇ(^_^;)
     耳鳴りなんかがするようなら、苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)というのも考えられるけれど、やはり病院でもらっている薬を調べてからにしましょう。
     中国から取り寄せたという漢方薬の事で相談を受ける。
     なんでも、取り寄せた物がカビたらしい。
     カビは見えている部分以外にも繁殖していると思ったほうが良い。
     餅などがカビた時に、カビだけ削ればというのは案外に危険。
     今回はそのうえ、お話を聞くと漢方薬とも違う民間薬のようだ。
    「いえ、煎じて飲むんですよ」と、そのお客さん。
     煎じる物が漢方薬ではありません。
    「でも、乾燥してるの」
     乾燥している物が漢方薬でもありません。
    「漢方相談の看板が出ていたから」
     うーん、相談していただいたのは良いのですが、現物も持ってきていないし、カビた物が使えるかどうかというのは、ちょっと相談に乗りようが無いなぁ(^_^;)
     それと、中国と日本とでは気候が違う。
     わざわざ中国から取り寄せても、日本で服用するのでは合わない事が多いかと。
     L美容院に化粧品を配達しに行く事に。
     その前に、発送する商品を郵便局に預けておこう。
     そう思って立ち寄ったら、郵便局の窓口に列が。
     珍しい事もあるもんだ。
     列から外れたところに1人のお年寄りが、預けるためらしい荷物を持って立っている。
     列に並ばないのだろうかと不思議に思いつつ、私は列に。
     そしたら案の定、そのお年寄りは職員に列に並ぶように言われていた。
     先に来ていたのはアチラ。
     どうぞ、と前に入れてあげた。
     でも、特に礼も言われず。
     別にいいけど。
     L美容院に行くならと、ついでに税務署と市役所への用事も、お母んに頼まれた。
     うーん、時間的には役所の終業時間が近くて厳しいな。
     自転車を力いっぱい漕いで急ぐ。
     自転車も速度超過で検挙される事があるんだよね。
     結構余裕の時間で税務署に飛び込めた。
     ここでもらうのは、消費税の納付用の書類。
     前年度までは、年商3000万円以下の小売店は売り上げの消費税を納付しなくても良かったのだけれど、今年度から納付しなければならなくなったのだ。
     売り上げをもっと伸ばさないと、納付分が赤字になってしまう。
     次は市役所。
     この段階で終業の5分前。
     しかし行くべき窓口が分からない。
     受付で尋ねる事にした。
     欲しい物は、学校から注文された医薬品を納入する時に添付する、納品書兼請求書。
     うちからそれを学校に渡して、学校はそれを市に提出する事で費用を決済してもらう。
     書式が新しくなったというので、それをもらいにきたという訳。
     受付では分からず、学校教育課に問い合わせてもらう。
     学校教育課でも分からず、契約課に回された。
     そういう課があるのか。
     無事に書類は受け取れたものの、市役所のホームページからもダウンロードできると教えられてギャフン(>_<)
     L美容院に行くとシャッターが下りていた。
     あっ、今日は休業日だったか。
     裏手に回ると、2頭の飼い犬に吠えられた(/_;)
     どうやら留守のようだ。
     今日は持ち帰るしかないかと思ったら、2階から声が。
     家族の人が気づいてくれた。
     注文されていた化粧品を渡して代金を受け取れた。
     店主は、つい30分ほど前に出かけてしまったそうだ。
     なんだ、お母んから電話を入れてなかったのか。
     帰る途中で、『ファーストキッチン』に立ち寄り。
     奥さんから、遅い昼食を頼まれて。
     ピザとサラダを持ち帰りで注文。
     さらについでに、ドラッグストアで店で売る雑貨を購入。
     お店に帰ると、奥さんが次郎を連れてきていた。
     次郎は、ゴミ箱を引っ張り出してきて、店の中にひっくり返す。
     おいおい(^_^;)
     薬のパッケージだけを捨ててるゴミ箱だから、まだいいか。
     散らかしてあるパッケージを拾ってゴミ箱に戻したら、次郎も真似して入れてった。
     おお、偉い偉い。
     褒めた途端に、今度は一杯になったゴミ箱から、またポイポイとパッケージを取り出して投げる。
     ダメだこりゃ。
     物真似はするようになったんだよねぇ。
     鼻水が出てくると、ティッシュで鼻を拭こうとするし。
     ちっとも拭けないんだけどね。
     シャッターを下ろそうとしたら、周囲でガタガタと音がする。
     風でも吹いてるのかと思ったが、そうではなく地震だった。
     茨城県の南部沖で、震度5弱という情報。
     帰る途中で、車道の片側一車線の真ん中に車が一台停車していた。
     ランプも何も点いていない。
     運転手もいない。
     もしかして、これでも左側に停めたつもりなのか?
     夜は、奥さんに「次郎が1歳5ヶ月になった記念に」という、よく分からない理由で『ジヨナサン』に。
     単に、自分が作るのが面倒だからなのではと思ったり。
     料理が美味しくない分、ワインを飲んで楽しんだ。
     家に帰ったら、グデーッ(_ _)
     楽天がTBSとの経営統合を働きかけている問題で、TBSの労組が「TBSは放送の公共性を守れ」との声明を出したそうだ。
     労働組合って、ホントに癌になってきたな。
     民放のどこに公共性があるというのか。
     むしろ市場原理に乗って、立場を明確に示した方が公共の利益になるだろう。
     特に報道なんかは、公平性を保っているように見せかけながら、意図的な情報発信している事の方が、私は信頼できない。
     ちょっと興味の湧いた事件が1件。
     大阪府枚方市で中学1年男子生徒が母親を死なせたとされる事件である。
     報道によると、11時2分に119番を受けた消防署の救急隊員が駆けつけたところ、母親と見られる女性が自宅の室内でうつぶせの状態で死亡しており、男子生徒が殺した事を認めたらしい。
     ……のだが。
     あれ?
     なんでこの事件は話題にならないの?
     う~ん、最近、マスコミが大騒ぎする事件と、スルーする事件の基準が良くワカランな。
    ≪育児日記≫
     今日は、ジョナサンに夜、食べに行った。
     次郎が、1歳5ヶ月になった記念にだった。
     次郎は、カボチャの野菜ジュースを飲ませたけど、不味かったらしく飲まなかった。
     夜、ちょっと遅くなったみたいで帰ったら、旦那はワインで酔い潰れてしまったので、私が次郎を風呂に入れた。
     そしたら、何か具合が悪くなってしまった。
     食べた物なのかどうか分からないけど、お腹に来た。
     次郎は、グズらずにすぐ寝てくれたりで、少しは良かった。
     歯が多く生えてきたので、歯磨きをさせることにした。
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    ◆10月20日(木)/2005年◆
     やぁ、今日は良い天気ですな。
     少し暑い感じもするが、穏やかな風が吹いて、毎日こうだとダラけたくなるくらいに(笑)
     胃の痞え感の相談で患者さんが来店。
     食欲はあるとの事。
     痛みは無いようなので、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)を案内した。
     某製薬会社の営業マンが来訪。
     来週の販売促進のセミナーで、販売についての説明を代表でと依頼される。
     そんな事を言われましても、うちでは御社の製品はあまり売り上げていませんが(笑)
     しかし、予め話すための資料は用意してありますと封筒に入った物を渡された。
     あー、これ以上はオフレコか。
     舞台裏っつーことで。
     ここまで書いといてなんですが(苦笑)
     奥さんが次郎を連れて、お店にやってきた。
     これから爺ちゃんの家に行って、経理の仕事をしてくるとの事。
     でもって、家に宅配便が来たらしいのだが、呼び鈴に出なかったため店に転送してもらう事にしたそうだ。
     そうね。
     うちは、事前に連絡の無い呼び鈴には応じない事にしてるんで。
     S小学校から電話。
     子供たちの調理実習で、お握りを素手で握る。
     そのさいに、消毒した後はタオルで拭いた方が良いかどうかと。
     消毒した後に、タオルで拭いては意味がありませぬ。
     どうしてサランラップなどを使わずに素手で握らなければならないのか分からないが、消毒した後は滅菌ガーゼで拭くか、タオルそのものも熱湯に漬けるかして使うのが良いでしょうとお話し。
     パートのNさんが、午前中に薬剤師のAさんが調剤した物の間違いに気づいた。
     ビオフェルミンRと処方箋には書いてあるのに、封の空いてるのはビオフェルミン。
     名前は似ているが、含まれている菌の種類が違う。
     危ない危ない。
     患者さんが受け取りに来る前に気づいて良かった。
     チェックは二重三重にしなければ。
     風邪の相談でいらした患者さんがおり、症状を尋ねると唇が乾いて鼻の奥がつまる感じがするという。
     んー、風邪だとすれば初期。
     しかし、症状としては顕著でないため、判然としない。
     まずは、葛根湯(かっこんとう)で様子を見てもらう事にした。
     葛根湯は、服用すると約45分以内に変化を体感できるくらい効き目が早い。
     もし最初の一服で効果を感じられなければ、続けて2回目を服用してもらって構わない。
     それでも変化が見られないとすれば、別の疾患の可能性がある。
     奥さんから携帯に電話。
     具合が悪い悪いと言っていたが、どうやら胃腸に来る風邪の様だ。
     柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)を飲んでおくように伝え、私が夕飯の材料を買って帰った。
     奥さんは次郎と先に寝たようで、自分の夕飯を作る。
     となれば、普段なら奥さんが嫌がって絶対に作らないような物を作る事にした。
     ちょうど、アンコウの肝を買ってきたんだよね~(^m^)
     この時期は、鍋物の材料がスーパーに並び始めるものの、気温が少しでも高いと売れ残って割引になるので嬉しい。
     で、作ったのはトマトソースにアン肝を混ぜて、麺をジャックダニエルで炒めたパスタ。
     自分でもワケワカラン(笑)
     この、パスタにウィスキーをかけて炒めるというのは、私が小学生の頃に高校生の従兄が作ってくれた方法。
     こんなの奥さんは、絶対に作らないし食べない。
     ウマー(´¬`)
     1991年6月3日に、43人の犠牲者を出した長崎県雲仙・普賢岳の大火砕流で被災したビデオカメラに収録されていた映像が、今年6月に14年ぶりに復元されており、日本テレビの報道番組で放送された。
     ビデオカメラの内部までぎっしり火山灰が詰まり、ビデオカセットも熱で変形していたのを、ソニーで縮んだテープをゆっくりはがし、40度の熱を1週間加えて平面に近づけて、再生時に竹ぐしを使ってテープの流れを調整するなど試行錯誤の末に7割の映像を回復、音声はほぼ完全に再現できたとの事。
     火砕流に襲われる直前の貴重な映像が約6分間記録されていたとの触れ込みで、スクープ扱い。
     確かにスクープなんだろうが、なんか釈然としない。
     日本テレビは「災害と教訓を風化させず、防災にも役立てば」と放送の意図を告知していた。
     でも……、である。
     放送された映像は、雨の音とともに始まった。
     当時報道陣は山頂から約4km離れた、通称「定点」(島原市北上木場町)と呼ばれる所で撮影していたそうで、途中では「大変危険です、避難してください」と呼びかける警察官の乗ったパトカーが通り過ぎたり。
     そして、何度か同じ映像を流しつつ、ナレーションが詳しく解説したり、当時の報道に携わっていた人たちがインタビューに応えていた。
     残っていた映像の中では、亡くなったビデオエンジニアの狐崎敦氏がノンキに「火山灰が来るよコレ」とか言っている。
     そしてカメラマンの小村幸司氏に、「ちゃんと撮れてるの? 撮れ撮れ!」と命じていた。
     火砕流を土石流と言っていた事からも、知識不足が伺える。
     番組のキャスターは、取材報道の難しさを強調していた。
     報道の使命というヤツだ。
     冗談ではない。
     取材スタッフだけであれば、貴重な映像を残した報道マンとして称えても良いだろう。
     でも彼らはカスだ
     取材に利用した地元のタクシーの運転手を犠牲にしている段階で、彼らは徹底的に罵倒されて当然。
     そうでなければならない。
    「襟を正して災害報道の事を考えなければいけないと思いました」とキャスターは番組を締めていた。
     そう思うなら、地元住民を巻き込んだ事について一言くらい言及があっても良いのではないか。
     当時、すでに避難していた住民の留守宅に上がりこんで、勝手に電源などを使用していたのも日本テレビの取材スタッフだった。
     あえて言おう。
     彼らは「カスである」と。(銀河万丈の声で)
     http://www.aoni.co.jp/talent/0903502.html
     追悼の碑から、彼らの名前を削れ。
     チャットで、ショッピングカートのシステムに不具合が出ていて手を焼いていますと愚痴をこぼしたり。
     全然、メーカーが頼りにならなくて。
     使用している店舗として紹介してくれてるんだけどねぇ。
     http://www.netdeoshigoto.com/owner/case/category_health.html
     サポートセンターの担当者に、怪しい箇所をこっちから指摘すると、「その可能性はありません」とか即答するくせに、後から「念のためにデータを下さい」とか言ってくる始末で。
     さっきの即答は、なんなんだよ(笑)
     まぁ、お客さんの方は大丈夫なのが救いではある。
     自動化するはずの処理が、ほぼ手動になってしまただけなので。
    「所詮、サポセンの応対でしかねぇ」とI氏。
     開発部門の人間じゃないから、良く分からないってのはあるだろうな。
     もしかすると、人材派遣会社の人だったり、アルバイトという可能性もある。
     お姉さんの時には声が可愛かったから良かったんだけど、男に代わってからツマラン(o ̄∇ ̄)o
     するとI氏が、「サポセンは声で選ばねば」とか言う。
     ああ、いいですねぇソレ。
     サンプルボイスを置いて(笑)
     ただ困ったのは、「ま、パソコンはこんなもの」と諦めてしまう自分。
     知らなきゃ、とことんメーカーに食いつくんだが。
     いつもの勢いで(爆)
     パソコンなんて、エラーが出るもの。
     昔から使ってる人間は、それが身にしみてるから。
     いけませんな、慣れというのは。
     個人的に納得いってないのが、ソフトウェアメーカーの新バージョン発売直前の、旧バージョン無料アップグレード。
    「先に買っても大丈夫です」という意味は分かるけど、バージョンアップのための人身御供は初期に買った人だろうと(笑)
     だから、初期に買った人の優待もして欲しい。
     PC業界だけじゃないのかな、初期不良に客が寛大な業界は。
     ソフトウェアなんか、後から後から不具合の修正が入って。
     不具合の修正ごとに、少額ずつ返金せいヽ( ´ー`)ノ
     修正ファイルを当てるたびに、傷が広がる事もありますが。
     古い話だけど、Windows95を導入した当初に使っていたパソコンがNEC製で、NECのサポートセンターに「ネットに接続できない」って問い合わせたら、モデムのファームウェアをバージョンアップして下さいって言われて、どうすればと尋ねると、「ホームページからダウンロードして下さい」と返ってきた事が(笑)
     今だから笑えるけれど、当時は思わずパソコンを蹴りそうになったよ。
     本体価格が今と違って30万円以上したから、危うく思いとどまったけど。
     今はもう、NECのマシンは使ってないからいいや(笑)
     ついこのあいだの、引越し直後のプロバイダのエキサイトもスゴかったが。
     ADSLから光に変えた時に、「工事が終了してからホームページから手続きして下さい」ってメールに書いてあったけど、工事しちゃったらADSLは繋がらないんだから手続きできない。
     手続きはネット上で済ませてしまったから、問い合わせる電話番号も分からないという事に。
     幸い私は、家で接続できなくても店に行けば別契約の回線でアクセスできたから良いけれど、こんなのは特殊だろう。
     人間というものは、基本的にマヌケなのかも。 
     夜中に次郎が起きだして大泣き。
     奥さんは具合が悪いもんだから相手できない。
     やむなく次郎を深夜の散歩に連れ出す。
     体を動かして疲れてもらう算段。
     近所のセブンイレブンや駐車場に行くと、キャッキャッと楽しそう。
     なんだかなー。
     セブンイレブンでは、陳列してある商品に興味を持ち近づくもんだから、バンバン叩いたりしないかと思ったが、うちの店でもイタズラする時に注意していたおかげか、触る前にこちらの顔色を伺う(笑)
    「ダメ」と言うと手を引っ込めてくれるので楽。
     そろそろ飽きたかなという頃になって帰った。
     ジュースを飲ませると、やっと寝てくれた。
     私も眠いよ(_ _)(-.-)(~O~)ファ…(~O~)(-.-)
    ≪育児日記≫
     今日は、旦那の親戚の家に帳簿のやり方の説明を訊きに行った。
     ところが暑かったせいか、私自身、体調を悪くしてしまい、夕飯も食べずに帰ってきてしまった。
     もちろん次郎は、お婆ちゃんが見てくれたけど。
     そんなこんなで、フラフラで貸借対照表の説明を聞いていたので、重要なところが分からなかったり、集中してるのができなくて不安だったので、また次回、再度教えてもらうことになった。
     次郎は、最初機嫌よく遊んでたみたいだけど、ものすごくダダをこねて泣くようになり、とても大変だったらしい。
     終了した後、見に行った。
     お腹が空いてるらしくって、コンビニで買ったオニギリを丸々1個食べちゃった。
     ものすごい勢いだった。
     すると、食べたとたん、急に機嫌が治まって、またニコニコするようになったので、現金だった。
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    ◆10月21日(金)/2005年◆
     奥さんは、まだ具合が悪いらしい。
     って、渡してある柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)が減ってないじゃん(^_^;)
     ちゃんと飲めよー。
     身近に手の焼ける患者がいると困る。
     奥さんには、焦がしネギと卵を入れたうどんを作り、私はナポリタンのレモンソースかけを食べた。
     やっぱ、自分で作る方が美味しい気がするな( ̄▽ ̄)
     次郎を連れて出勤。
     今日一日、大人しくしててくれるかしらん。
     歯磨き粉を買いに老夫婦が来店。
     告げられた商品はうちには置いていない。
     しかし、以前にうちで買ったという。
     ううん、商品どころかそのメーカーとの取り引きも無いのだけれど。
     詳しく話を聞いてみると、もう随分と前に購入した物らしい。
     もしかすると、うちと同じ並びにあった、別な薬局で購入されたのではないか。
     風邪の相談で患者さんが来店。
     葛根湯(かっこんとうが)が家にあり、飲んでいるという。
     しかし、汗をかくようになっているというから、すでに初期は過ぎている様子。
     汗をかくようになってからでは葛根湯は効きませんと説明して、麻黄湯(まおうとう)を案内した。
     それから、風邪の後期には柴胡桂枝湯に替えるように勧めた。
     殺虫剤を求めてお年寄りがいらしたのだが、どうも話が噛みあわない。
     結果的には、ゴキブリホイホイだと分かった。
     置くタイプではないですかと、何度か尋ねたのだけれど。
     そもそも、ゴキブリという単語は口にするのに、ゴキブリのイメージを忘れてしまったらしく、蚊じゃなくて、毛虫でもなくて、と消去法でゴキブリに辿り着いた。
     でも、口ではゴキブリと言うので、こちらがゴキブリですねと尋ねると、いや違うんだと答えられたので、長い道のりになってしまった。
     肩こりの相談にいらした患者さん、普段はならないそうなので、風邪の可能性もと考えて、葛根湯が思いつく。
     しかし本人の希望もあり、血流計で測定してみると、血圧が上が179、下が59。
     ズゲッ!!Σ( ̄□ ̄;)
     と驚いたが、なんだか酒臭いことに気がついた。
     今飲んできたばかりだという。
     なんで、それで測定しようと思いますか(^_^;)。
    「ダメなの?」
     ダメですよー。
     いや、うちは測定料がもらえるから構いませんけど(苦笑)
     詳しく話を聞いたら、心臓の血管が詰まって手術を受け、今はバイパスを埋め込んでるそうな。
     ううっ、節制して下さい。
     奥さんは渡した薬を飲むのをサボって、引き続き寝込み中につき、私の好きな物を組み合わせて、適当に夕食。
     メインは、牛タントースト。
     パンに、牛タンとチーズを乗せて、オーブンで焼いた。
     チーズの甘味が、ここまで牛タンに合うとは思わなかった(´¬`)
     偽1万円札を造って、買春相手に渡したとして、大阪府警貝塚署に男性が逮捕されたというニュース。
     偽札がバレたのは、渡した相手の女子高生が、これまた偽札と気づいていながらコンビニエンスストアで使ったためとか。
     女子高生に見破られるくらい稚拙な作りというのも情けない。
     逮捕された男性は、「援助交際するために約30枚偽造した。援助交際の相手なら警察に通報しないと思った」と供述しているそうで、情けなさの二乗。
     その女子高生のサービスやテクニックがどうだったかは知らないけれど、ちゃんと対価は払わんとイカンよ。
     それと、違法行為は少ないに越したことはない。
     殺人事件を起こして遺体を運ぶ必要に迫られたら、交通法規を守らなければ発覚する可能性が高くなる。
     買春が主目的なら、他の法令は尊守しないと。
     実際に使用した女子高生も、脇が甘いな。
     金銭の受け取りが主目的なら、取りはぐれなんてするなよ。
     『名古屋はええよ! やっとかめ』が、今頃になってネットで話題に。
     http://fukukou0426.hp.infoseek.co.jp/net/nagoya.swf
     なんか、次郎もこの曲を聴かせると、何故だか踊りまわるんだよね。
     自民党から除名処分を受けた国民新党の綿貫民輔代表が、「戦国時代みたいに殺し屋をつくったり、罪人扱いのようなことをして、何かギスギスした世の中だ」と、記者団に語ったとか。
     やはり除名された新党日本の荒井広幸参院議員も、「いずれ天罰が下るだろう」とのコメント出したとの事。
     だから、そういう古臭いことを言うなよ(笑)
     先読みができなかったのは、政治家としての能力に欠けていたという証明ではないか。
     綿貫氏は他にも、「潤いも無ければ何もない。処分といういじめをやって、幼児教育にも悪い」と、怒りをあらわにまくしたてたという。
     幼児教育に悪いぞ(笑)
     小泉首相の改革自体が国民のためになるかどうかは別にして、議員同士の義理や人情で国政を動かされては困る。
     ちなみに小泉首相は、「仲の良い兄弟でも戦わなきゃならない場面が戦国時代からよくあったしね。政治は仲がいい悪いだけじゃない」と返したようだ。
     小泉首相にも揶揄されてちゃ、もはや抵抗勢力にもなれませんな。
    ≪育児日記≫
     今日は、体調が悪くて半日以上寝ていた。
     友達からメールがあったりしたけど、その旨を電話で伝えた。
     次郎を旦那に預けて、薬局で見てもらった。
     午後になってから、私も薬局に行った。
     前よりもっとイタズラするらしく、最近ではお客さんが飲んだ栄養剤の空き瓶を口につけて飲もうとするようになってしまったらしい。
     私が見ててもその傾向があるので、危なくて大丈夫かと心配になる。
     ああ、ますます気が抜けなくなるなー。
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  • <<通巻238号>>
    サンマ焼き会/飲む前に効能を確かめて/交通ルールを守りましょう

      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ★彡☆-=★彡  それさえもおそらくは平凡な薬局  ★彡☆-=★彡
                     <<通巻238号>>
        提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
        発行 : 北園薬局 http://www.kitazono.jp/
        編集 : 北村俊純
        窓口 : info@kitazono.jp
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
    ※10月15日(土)……サンマ焼き会
    ※10月16日(日)……飲む前に効能を確かめて
    ※10月17日(月)……交通ルールを守りましょう
    ************************* 今号の平凡な日記 ***************************
    ◆10月15日(土)/2005年◆
     朝は曇り。
     小雨が降ってきた。
     今日は、友達から『サンマ焼き会』に誘われてるんだがなぁ。
     でも、その小雨のおかげで来店者が少なく、店を抜け出すには良い。←オイ
     近くのスーパーで生サンマを購入し、ついでにハーブチキンなども。
     こンなもんを、ビニール袋で抱えたまま移動するのは、難儀やな。
     JR京浜東北線に乗り、日暮里駅で降りようと思ったら電車が止まらない。
     しまった、京浜東北線は昼間は快速運転だ。
     I氏に乗り越してしまったとメールしたら、「サスガ」と褒められた。←違うだろ
     JR山手線に乗り換えて日暮里駅に戻る。
     乗車するバスはすぐに分かったものの、乗ってから距離にビックリ。
     結構、遠いではないですか。
     もう少し駅から近いのかと思ってた。
     その目的地は、舎人公園。
    「舎人」は「とねり」と読む。
     http://www.tokyo-park.or.jp/kouen/park.cgi?id=44
     陸上競技場があって、池があって、キャンプ施設があってバードサンクチュアリなるスペースがあるという大きな公園で、フザケタ事に幹線道路を挟んで4ヶ所に分かれている。
     それどころか、未だに造成中なんだとか。
     というのを知ったのは公園の案内板を見てからの事で、その前にバスを降りて歩きだしてからI氏に到着のメールをしたら、メンバーが集まっているのと反対方向に歩いていた。
     戻って道路を渡り、それからバーベキュー広場に辿り着くまでの、なんと遠い事か。
     なんとか合流すると、I氏の他にはS氏とH氏がおり、先にサンマを焼いていた。
     サンマを焼いているのはカセットコンロで、それは良いのだけれど炊飯器まで持ってきていた。
     そこまで用意しているのに、誰一人として敷き物を持ってきていない。
     やむなくスーパーのビニール袋などを敷いて腰を落ち着けると、なんというか、まるで少しばかり見入りの良いホームレスの宴会のよう。
     特に、近くで家族連れらしきグループが、立派なバーベキューセットで焼肉を始めたりすると、ことさらこちらの貧乏臭さが引き立つ。



     でも、この季節はサンマの方が美味しいモン。
     猫は、断然こちらに寄ってくるし(笑)
     ちなみに、バーベキューをするさいには管理事務所への届出が必要だそうです。
     念のため。
     美味しいサンマを食しながらの話題では、先のホームレスの事などを。
     ホームレスは、なんで過疎地などに行かないんでしょうね。
     山間部で、独自のコミュニティを形成しても良いのに。
     法的にはともかく。
    「そういうコミュニティから離れたくてホームレスになる人もいるからでしょう」とS氏。
     なんだかんだいって、日本のホームレスは恵まれてる。
     他に、エアガンで通行人を撃ったりする事件が、ここのところ多く報道されて、規制強化の声が高まってる事に関して、根本的な点で勘違いしているんじゃないかという話も。
     その原因は、人間がイメージに左右されやすい事ではないかと。
     例えば、毎日テレビゲームの影響で人を襲ったり、サバイバルゲームに飽きて人をエアガンで撃つヤツは滅多に見かけないけど、自転車で2人乗りや無灯火や信号無視は見かけて、なおかつそれらによる事故の死傷者は多いのに取り締まられないのは、自転車のイメージが一見すると人を襲うようには思えないからだろう。
     エアガンは、その形態が武器を模しているから危険なイメージで見られるだけの話。
     イメージによる偏った規制ばかりを強化していると、本当に被害者の多い事例は見逃されるという、おかしな事になる。
     サンマ会を終えて、帰途に着く。
     なんか見覚えのある公園の風景だなと思ったら、NTT東日本関係の工事会社に勤務していた頃に、通勤途中で通ったんだった。
     しかし……、遠いな。
     天気予報がはずれて午後から晴れたせいか、店に戻ると来店者が予想外に増えた。
     ウコンを買いに来たお客さんがいたけれど、冷え症だという事が分かり、飲まない方が良いとお話した。
     ウコンは、体が冷えやすい人には向かないので。
     カレーに入れるのは、なにも黄色い色を付けるためだけではなく、かの国では体を冷やすのにも役に立つから。
     咳の相談を受けて詳しく状態を尋ねると、一週間ほど続いているという。
     そこで、麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)を勧めた。
     ところが、家にあるという。
     ありゃ。
     それでしたら、それを飲んで下さい(^_^;) 
     お腹が張ってるという相談で、患者さんが来店。
     このあいだ半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)を使ってみて、調子は良くなったとの事。
     次の一手は、六君湯(りっくんしとう)にするか、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)にするか、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)にするか。
     「食べないと罪悪感があってね」と言われるが、今は胃が疲れているのである。
     頭で食べなければと思っても、胃を休める事は大事。
     規則正しい生活での食事であれば良い事です(^-^)d
    ≪育児日記≫
     今日は、芝北公民館に次郎を連れて行った。
     いつもと同じで、11時頃になってしまう。
     変わったこととか特に無いけれど、だんだん場慣れしてきたらしく、行ってもあまり泣いたりしなくなった。
     でも、次郎がぜんぜん周囲を気にしたりせず、マイペースで遊んでるので、保育士の人とかがどう思ってるのか、ときどき私自身は気になったりしている。
     でもって、何か次郎は終わり頃ウンチをしたらしく、とても臭うので片付けをせず、すぐに帰ってきてしまった。
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    ◆10月16日(日)/2005年◆
     栄養の相談を患者さんから受ける。
     病院で、栄養が偏っているから改善するようにと指導されたそうだ。
     それでビタミン剤を下さいと言われたのだけれど、それもちと単純に過ぎる。
     ビタミン剤を飲んでも、栄養補給にはならない。
     まずは、食事で栄養を摂る事を考えないと。
     うちとしては、買ってくれれば商売になるから構わないとはいえ。
     病院で薬を処方してもらっているという患者さんから、漢方薬でも良いので同じ効能の薬は無いかと尋ねられた。
    「漢方薬でも」と言うのには引っかかるけれど。どうしたのかと思ったら、処方されている薬を飲みきってしまって、病院に行こうにも保険証の切り替えで新しいのが届いていないため行けないのだそうだ。
     それはお困りでしょう。
     具体的な症状は痰が切れにくいとの事で、麦門冬湯(ばくもんどうとう)を案内した。
     16時5分頃に関東地方で地震が発生。
     川口市は震度4だったそう。
     そんなに揺れた感じはしなかったが。
    「これは肝臓に効くかね」と差し出されたのはマムシドリンク。
     いやぁ、コレは……と説明しようと思ったら、「効く事にしよう」とか言ってお買い上げされた。
     いいんですか(笑)?
     麻黄湯(まおうとう)を買いに患者さんが来店。
     それと、高校生の息子さんが鼻水が出ているとの事。
     それでしたら小青龍湯(しょうせいりゅうとう)ですねと案内したら、先に葛根湯加川きゅう辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)を飲ませてしまったという。 
     ありゃ、あれは鼻づまりです(^_^;)
     他に、運動前には服用をやめた方が良いかと訊かれた。
     ああ、今までそういうのは考えた事が無かったな。
     食前とか食後とかは一般的に言われるけれど。
     とりあえず小青龍湯は体を温める作用が強いから避けた方が良いかもとお話した。
     でも、根拠としては曖昧に過ぎたかも。
     お客さんにメモを差し出され、コレを欲しいと言われた。
    「じょだの ぱぶろう」
     ???????
     なんの商品だか検討もつかない。
     するとメモを持ってきた人は「パンシロン」と言う。
     パンシロンでよろしいので?
     しかし欲しいのは風邪薬なのだとか。
     風邪薬だとパブロン?
     そう尋ねると、それだとの事。
     じゃあ、「じょだの」というのはなんなのか。
     どうやら、錠剤の事らしかった。
     うーむ、こんな暗号解読は初めて。
     閉店後に、閉めたシャッターを叩く音。
     患者さんかなと思って開けたら、隣の煎餅屋さんだった。
     賞味期限の迫ったお菓子をいただいた。
     ありがとうございます(*^0^*)
     訪米中の台湾の李登輝前総統が、ニューヨークで共同通信と会見し、小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題について「一国の首相が自分の国のために命を亡くした英霊をお参りするのは当たり前」と述べ、参拝に強く反発している中国を牽制したというニュース。
     元々、中国側が李氏を「台湾独立派の代表」と激しく批判していたという経緯があり、今回の中国を想定した批判は中国側を刺激するだろうと専門家は見ているらしい。
     結局、国の感情というのもまた政権運営のうえでの事なんだな。
    ≪育児日記≫
     今日は、次郎の洋服を買いにリサイクル屋に行った。
     無メーカーのを探しまくった。
     やっとあったのだけど、ちょっとモコモコしているのだった。
     あまり天気が良くなかったので、お祭りの山車が出るかどうかまだその時は分からなかったんだけど、義母より連絡が入り、急遽その後に薬局に行った。
     次郎を預けてあったので、気になってはいたが、まさか山車が出るとは思いもよらず慌てた。
     そして義母が、「次郎を連れて山車の後についてってみれば」と言うので、気乗りしなかったものの行ってみた。
     次郎は、どこ吹く風状態で、あまり興味は無さそうだった。
     むしろ、山車というより、太鼓などが載せてあるリヤカーの車輪が気になったようで、ここでも次郎の車輪好きな姿勢が見て取れた。
     ………なんで、最後だけ解説口調なんだ(笑)
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    ◆10月17日(月)/2005年◆
     今日は朝から雨。
     やっと天気予報が当たったか。
     眩暈の相談を患者さんから受け、眩暈というよりも立ち眩みのようなので、苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)を勧めた。
     今日は、午後から奥さんと次郎に付き添って表参道までお出かけ。
     セントラル子供タレントで、番組の収録がある。
     http://www.central-g.co.jp/talent/index.html
     私は行きたくなかったが、奥さんが雨の中で次郎を連れて行くのは大変だと言うし、お母んもどうせお店は雨で空いてるからと行く事に。
     雨のためバスが遅れ、電車の接続が上手くいかず集合時間ギリギリ。
     歩道橋で、次郎を抱えて走っちゃったよ(^_^;)
     奥さんが2階の事務所に上がったら、スタッフが次郎を探し回っていた。
     先に、事務所に行っちゃいけなかったのか。
     それなら入り口にもスタッフを配置しておくか、事前の連絡FAXで報せておいてくれないと。
     大手のわりにはズサンだな。
     撮影は10分程度。
     奥さんの話だと、数秒だけで、しかも次郎は後ろを向いてしまったらしい。
     なにやってんだか(苦笑)
     帰りに地下のイタリア専門店で遅い昼食。
     次郎がパスタを手づかみで食べる。
     まぁ、食欲が旺盛なのは良い事だ。
     地下鉄に乗って、優先席が1人分空いていたので次郎を抱いて腰掛けたら、左右の人が席を譲ってくれた。
     ありがとうございます。
     乗り換えのJRのホームでは、禁煙場所なのに4人も煙草を吸っている。
     むー、次郎を抱えてなきゃイヤガラセしてやるのに(-_-;)
     バスに乗って薬局の近くまで。
     バスを降りてからずっと付いてくる人がいたのだが、常連のお客さんだった。
     ありゃ、これは気づきませんで。
     膀胱炎で、猪苓湯(ちょれいとう)を買いにいらしたのだった。
     膀胱炎の相談で患者さんが来店。
     やはり、この雨で急に冷えたせいか。
     猪苓湯を勧めつつ、現代薬との併用も考えましょうとお話した。
     何も現代薬一辺倒、漢方薬信仰でなければならない事も無いので。 
     キャベ2を買いに来た患者さん。
    「これから飲みに行くから」と仰る。
     なのにサクロンを買おうかなとか言い出す。
     胃薬ってだけで、効能に共通点がありません(^_^;)
     それでしたら、五苓黄解(ごれいおうげ)をどうぞ。
     今日は昼頃のニュースから、小泉首相の靖国神社参拝一色になってしまった。
     番組内容を変更した局まであって、中国や韓国などから非難されるならともかく、まず日本国内で騒ぎますか。
     こりゃ、もうお祭りだね。
     中国の宇宙船、『神舟』の帰還当日にってのが、イヤミで宜しい。(本当は秋季例大祭の初日)
     子どもキャンプの実長からメール。
    「明日七時とか写真のデータ持ってこれます? もしくはIくんにおくれます?」
    「頼むからその、『明日』とか『今日』とかいうのは、ヤ~メ~テ~(>_<)」と返信。
     それと、「先にロードマップを提示して下さい。」と付け加えた。
     すると、「なにそのロードマップって?」と返ってきた。
     うがぁ凸(`へ´X
     予定を出してくれと言ってるのだ。
     文集に載せるはずだった写真だって、その予定が曖昧で反故にされてるんだから。
     夜のチャットでは、ちょっと危ない交通法規談義。
     A嬢は、自転車での無灯火や2人乗りで警官に注意されたとか。
     I氏は、「みんな、自転車への認識が甘すぎるヽ(`Д´)ノ 無灯火を当然だと思ってる輩も多い」と怒っていたのに、A嬢は「無灯火は当然だよ。だってさぁ、抵抗がつくんだもん」とか言う。
     私は、それで自分が死ぬ気は無いなぁ。
     だいたい注意だけってのが変。
     本来は罰金もあるのに、何故か逮捕しない。
     時速10kmの自転車は、人にぶつかると100kg以上の威力があるのに。
     ただ、そんなA嬢も車を運転するようになってからは、車の前を横切るような事はあまりしなくなったようだ。
     でも、車の前を横切って事故になっても半分は車の責任になるからと、歩きでは普通に信号無視とかしてると言うので油断ならない。
     ルールを守ってても事故に遭うんだから、よりリスクを下げた方が良いのではないかと思うんですが。
     あと意外に知られてないのが、自転車は通行許可の標識のある歩道以外は、車道を走らなければならない事。
     また、自転車の通行できる歩道でも、道交法では、歩行者がいて走行できない場合には自転車は降りる事になっている。
     そして、自転車のベルを歩行者に対して鳴らすと2万円以下の罰金。
     近所では、女子高生の乗った自転車が、主婦の乗った自転車と衝突して死亡させた事故が起きた。
     女子高生の方が、一時停止線で止まらなかったらしい。
     たぶん、知らなかったのだろう、自転車も止まらなきゃいけないのを。
     しかし、自転車に乗る以上は、道交法を知らなかったでは済まされない。
     小学生でも乗るのだから、ちゃんと授業で教えるべきだと思うのだが。
     特に、「黄色は注意、赤は止まれ」と教えるのは、道交法と違うからやめた方が良いと思う。
     このメールマガジンの読者には小中学生がいるようなので念のために書いておくと、道交法では「黄色は止まれ。ただし、急停車する事で危険を伴う場合は直進を認める」という要旨になっている。
     つまり、停車が危険な場合の特例があるのが黄色信号で、原則として停まらなければならないのだ。
     横断歩道も、渡る時には自転車を降りなければならず、当然のように乗ったまま横断して車や歩行者に接触すると、事故の責任を負う事になるので注意。
     I氏は、「黄色で停止する車を見た例も無い」と言っていたけれど、それが争点になった交通事故の裁判がある。
     黄色時に右折した車が、直進してきた車と衝突して、どちらに過失があるかで。
     A嬢は、時速60kmで走っていて、黄色で80kmぐらいまで加速したとか、またも豪快な事を言う。
     確か件の裁判では、一審では「黄色で停車するのは一般的ではなく、直進してくる事は予見できた」として右折車の過失割合を大きくしたのだが、二審では「黄色で停車するのは一般的ではないが、違法行為を見過ごすのは適当ではない」として直進車の方の過失割合を大きいとした。
     そういや、名古屋では、「横断歩道は駐車場」だそうで(苦笑)
     あっ、あと手信号も忘れてはいけないな、自転車は方向指示器が無いだけに。
     私は手信号使ってるのに、通じない人が多くて困る。
     右折のサインを出しているのに、後ろから来た自転車が右側から抜いて行ったりして危ないったらない。
     今日には、サレジオ学院の門近くで乗用車が高校生の列に突っ込んで、2人が死亡したというニュースがあったな。
     助かった生徒の1人も、足を切断したそうで痛ましい限り。
     スピードを出し過ぎて突っ込んだ馬鹿は、レース場でレーシングカーに轢かせて処刑というのでも良いくらいで。
     危険運転致死罪でも20年だもんなー。
     誰か暗殺したれ(笑)
     車で犯人を跳ねて、直後に飲酒すれば大丈夫ヽ( ´ー`)ノ
    ≪育児日記≫
     今日は、次郎を青山まで旦那と連れてった。
     『子育てパラダイス』の収録の為だった。
     天気は霧雨みたいな感じで、あまり良くなかったので大変だった。
     少し、寒かったし。
     でも、ベビーカーで駅の階段の昇り降りは旦那が持ってくれたんで、とても助かった。
     なにせ次郎は、だんだん体重も重くなってきているので、前よりはやっぱり肩にくるし。
     それで後は、次郎の機嫌を見ながらだったので、神経を遣ったりもした。
     幸い、収録の時には機嫌が上々だったので、何とか無事に務め上げることができたので、とても良かった。
     放送は、11月30日のテレビ東京で、午前11:30~約5秒間くらいかな。
     たぶん映ってると思うけど。
     そんなこんなで、バタバタとしていた日だった。
     帰りは通勤時間に、やや当たってしまう為、どうなんだろうと思ったけど、何とか無事に帰ることができた。
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  • <<通巻237号>>
    白花舌蛇草が入ってます/風邪の後の疲労回復/スポーツ飲料は薄めて/便がコロコロしていたら

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        編集 : 北村俊純
        窓口 : info@kitazono.jp
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
    ※10月11日(火)……白花舌蛇草が入ってます
        
    ※10月12日(水)……風邪の後の疲労回復
    ※10月13日(木)……スポーツ飲料は薄めて
    ※10月14日(金)……便がコロコロしていたら
    ************************* 今号の平凡な日記 ***************************
    ◆10月11日(火)/2005年◆
     舌の荒れの相談で患者さんが来店。
     舌を見せてもらうと、白苔が舌全体を覆っていて、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)を使用する見本のような状態。
     キャベジンなどのテレビで宣伝している物はどうかと尋ねられる。
     消化剤が入っているから消化はできてしまうけど、それはかえって無理に胃を働かせてしまう事になるから、あまり勧められない。
     原沢製薬工業の営業マンが来訪。
     深真越幾斯(しんしんえきす)という新商品の案内をされる。
     日本ではまだあまり知られていない白花舌蛇草(びゃくかじゃぜつそう)を、アガリクスや霊芝と組み合わせる事によって栄養価を高めたというのが特徴だとの事。
     白花舌蛇草は中国では、昔から消炎・殺菌・解毒・排膿の効果があるとして医薬品の成分にも使われていたそうだ。
     しかし値段を聞いて仕入れは躊躇。
     29,400円だと。
     うーんうーん、売れるかなぁ。
     粉は結構、値段が高めの物でも売れるんだけれど(順気散とか)、液体物は動かないんだよねぇ。
     私の売り方が悪いのかもしれませんが。
     とりあえず、最初から1割引にしてみよう。
     咳の相談で患者さんが来店。
     成人のお孫さんが咳が止まらないという事で、お婆さんが心配して連れてきたらしい。
     麦門冬湯(ばくもんどうとう)で様子を見てもらう事にして、一緒に五虎湯(ごことう)を案内だけのつもりで説明したら、お婆さんに五虎湯もと希望される。
     こちらとしてはありがたい。
     でも、今の状態ならば必要ないかもしれないと説明した上でお買い上げいただいた。
     半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)を買いに患者さんがいらした。
     やはり、季節の変わり目で喘息が出ているそうだ。
     こちらは、咳よりもヒューヒューといった喘鳴がする時に適応する。
     咳の相談で来店した患者さん。
     以前に神経性の食道狭窄で半夏厚朴湯を使ってもらった事のある人だった。
     半夏厚朴湯も咳止めとして使うので同じ物で良いかと尋ねられ、舌を見せてもらったら鏡面舌だった。
     舌の表面がテカテカと光っている状態の事で、水分代謝の異常を示している。
     こういう時の咳には麦門冬湯の方が適応する。
     舌に歯痕(しこん)がある事からしても、最適だろう。
     村上ファンドが阪神電鉄の株を大量に取得した事に絡んで、マスコミが盛り上げる盛り上げる。
     ただの経済活動を、どうしてここまで盛り上げなきゃならんのか。
     私は盛り上がると興味が薄れていく方なので、もう飽きた感じ。
     阪神タイガースのオーナー付シニアディレクターである星野仙一氏は、球団株上場という村上氏の提案に対して、「ファンとともに反対を訴えていく」と発言したり、村上氏が主張したファン投票についても「賛同が得られると思わない」と述べていたが、そもそもファンの意見を集約していない段階で、どうしてそんな事が言えるのか。
     いくら往年の名選手で監督で現オーナー付シニアディレクターでも、自分の考えを勝手にファンと一体化するのはおかしいだろう。
     報道ステーションに中継で出演していたのを見たけれど、私には星野氏の論旨がよく分からない。
    「金で買えないモノがあるんだ」と繰り返し言う。
     だったら、なんでドラフト制度なんてあるの?
     無制限に契約金を上積みするのを防ぐ狙いもあるはず。
     裏を返せば、金を出せばいくらでも希望の選手を取れるから防がなきゃならないって事じゃないのか。
     そんなに金が絡むのが嫌なら、草野球でもしてればいいじゃん。
     プロ野球は興行だけではなく興業でもあるのだから。
     金があっても救えない命があるのは確かだけれど、金が無ければ助けられない命もまた多くある。
     金で買えないモノがあるなんてロマンチシズムは、その心配無しに生きられる程度に裕福だからにほかならない。
     生きるための金を報酬として受け取っている人間が言ったって説得力が無い。
     コメンテーターの加藤千洋氏は、「札束で横っつらをはたくようなマネはしてほしくない」とか行っていたが、村上氏は旧通産省の官僚時代には海外出張費が高いからと経費節減に取り組んでいた人だぞ。
     考え無しに金を散財して省みない人とは違うだろうに。
     政府が今国会に再提出している郵政民営化関連法案が衆院本会議で可決され、参院に送付されたというニュース。
     賛成は自民、公明両党に加えて、7月の通常国会で同法案に反対したはずの、元自民党の無所属議員らも含めて338票に上り、民主党などの反対138票に200票差を付けるという圧倒的多数となったという。
     これにより法案は、12日に参院で審議入りして14日にも成立する見通しだとか。
     早い早い。
     こんなに劇的に政治の流れが変化するなら、今の日本では政治的なテロは必要無いですな。
     安全で結構。
     一方で、こうして良くも悪くも変化をもたらす事ができるのに、選挙で投票しない人たちもいるのだから不思議。
     怖くないのかね、そんな事で。
     亀井静香氏は、「戦国時代を持ち込んだようなものだ」とか、また時代錯誤な事を言っていた。
     ヒットラーだの独裁政治だの、感覚がズレ過ぎ。
     良くも悪くも、あまり心配要らないか。
     古い人たちが、ちゃんと足を引っぱってるならば。
    ≪育児日記≫
     今日は、次郎を連れて西川口の友達の家へ遊びに行った。
     東川口の友人に車に乗せてもらい、一緒に行った。
     途中、分からなくなって道に迷い、アタフタしたけど、なんとか連絡を取り、場所が分かったので良かった。
     次郎もおとなしくしていてくれたので助かった。
     しかし、友達の家でタマゴボーロを床にこぼしてしまって、思わず怒ってしまった。
     次郎は大泣きしたけれど、すぐに機嫌が良くなって、1人マイペースで遊んでいた。
     いろんな悩みを話すどころか、そういう時は、みなあまり余裕が無くって、あまりそんな話をしない仲間なので、多少疲れてしまった。
     もっとみんな、いろいろ話してくれればいいのに。
     そんな風に感じてしまった。 
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    ◆10月12日(水)/2005年◆
     傘を4本抱えて出勤。
     ここのところ帰る頃に雨というのが続いて、家に傘が溜まってしまった由。
     平胃散(へいいさん)を買いに患者さんが来店。
     平胃散だけでも事足りるとは思うものの、念のため半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)も紹介しておく。
     マックスファクターの営業マンが来訪。
     棚を総片付けして、新規商品を並べるのを手伝ってもらった。
     前任者は、こんな事しなかったので助かる。
     とことん無能で非協力的な人だった。
     眩暈の相談で患者さんが来店。
     まず苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)が思い浮かぶ。
     血流計で測定するよう勧めたら、肺の働きが弱い事が分かった。
     詳しく訊いてみたら、風邪をひいた後だという。
     眩暈はそれに関連してか。
     となると、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)の方が良さそうだ。
     それと肺を潤すために麦門冬湯(ばくもんどうとう)を。
     柴胡桂枝湯は風邪の予防にも使えるので、三つともまとめてお買い上げいただけた。
     模様替えなんかで忙しかったわりには、本日の売り上げは少なし。
     せっかく晴れたのにお客さんが来なかったのは、洗濯や掃除などで主婦は外出する暇が無かったか。
     エアロトレインなる物が、本当に研究が勧められていると知り驚いた。
     http://www.ifs.tohoku.ac.jp/kohama-lab/getstopj.html 子供の頃に絵本か何かで見て、「そりゃないだろ」と思った記憶があるのだが、改めてデザインを見るとレトロフューチャーっぽくて好き。
     東北大学の流体科学研究所『小濱研究室』のページで詳しく解説されているので、そちらを読んでいただければ分かるように、翼を付けた車体を地面スレスレに“飛ばす”ことで、揚力により地面から浮上させるという交通システム。
     レールを敷かなくて済むので、建設コストが安いのが利点らしい。
     でも、専用通路が必要なのだから、やっぱりコストはかかるんじゃ。
     とはいえ、走る(飛ぶ?)ところは見てみたいな。
    ≪育児日記≫
     今日は、旦那の親戚の家に帳簿つけに。
     その前に、次郎を連れてサミットに出かけた。
     そこで、次郎のズボンを買って、食事もした。
     それから、ぐるりと回ってBOOKOFFに行ったりとかした。
     たまに次郎を歩かせたりした。
     あまり車の通らない所を選んで歩かせた。
     ちょっと肌寒い天気だったけど、次郎はぜんぜん元気だった。
     しいてゆうなら、まだ鼻水を垂らしてるという感じだった。
     あとは、なんの症状も無いけれど。
     気温の変化が激しいからかな。
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    ◆10月13日(木)/2005年◆
     お店に行くと、朝っぱらから隣の煎餅屋の前で道路工事。
     あ~、うるさい(@_@)
     風邪薬を求めて患者さんが来店。
     主な症状が咳と痰だとの事なので、麦門冬湯(ばくもんどうとう)を勧めた。
     しかし、カプセルが欲しいと言われた。
     錠剤ではどうかと思ったがそれも駄目で、液剤も嫌だという。
     んー、あとはうちにあるのではカプセルは現代薬になってしまう。
     ところが、眠くならない物をと今度は注文がつく。
     難しい~。
     いや、要望は分かるのだけれど、今のところカプセル製で眠くならない咳と痰の薬というのは無い。
     漢方薬メーカーでもカプセル製品の開発研究はしているものの、今のところ高コストなのと濃度の問題で1回に服用する錠数が多くなり過ぎて、実用的ではないんだそうだ。
     今回は結局、眠くなる現代薬を買われた。
     ネットで面白そうなニュース速報。
     今日の午前10時40分頃に、福島市丸子の県立福島商業高校1年の男子生徒が、日本刀のような刃物を持ってクラスメート37人(男15人、女22人)を人質に教室に立てこもったという。
     110番通報で駆け付けた警察官が説得し、約1時間半後には現行犯逮捕されたというから呆気ない。
     生徒らに怪我も無く、無事に解決した模様。
     せっかくの事件なのに、昼のニュースや午後のワイドショーでも取り上げられなかった。
     やっぱり人が死ななきゃ駄目なのか。
     学校占拠くらいじゃツマラナイのね。
     リサイクルショップに、店で使えそうなテーブルは無いか見に行った。
     ちょっと安っぽいけど、サイズ的に良い物を見つけた。
     店に戻ると常連のCさんが帰るところだった。
     その後にお母んが騒いでる。
    「アレ? アレ? 見本が無い!」
     Cさんに見本を見せてと言われて出した物が見当たらないという。
     あうっ、試供品と間違えて持ってっちゃったか?
     なんでもかんでも持ってちゃう人だからなぁ(^_^;)
     気がついたその時になら訊けるけど、後からだと尋ねにくい。
    「液体の下剤はありますか?」とお客さんに尋ねられた。
     液体のというと、水に垂らして服用するタイプだろうか。
     そう思うと、漢方薬でと言われた。
     漢方薬で液剤タイプの下剤?
     ううむ、乙字湯(おつじとう)が便秘にも使うけれど、下剤というのとは違うからなぁ。
     本人に訊いてみますと帰られた。
     最近、暴走族も様変わりが進んでいるらしい。
     というか、ネットでの記事を読むと、“族”ですらないようだ。
     神奈川県警交通捜査課が、暴走行為をしていたグループのリーダー格を逮捕したところ、「何でも集会」と称して携帯電話で参加者を募っていた事が分かったという。
     なんでも、逮捕された容疑者は警察の取調べに対して、「昔の暴走族は厳しい縛りがあって嫌だ。走りたいときに走りたい」と供述しているそうな。
     こんなところにも“ゆとり教育”の弊害が(笑)
     いや、成果か?
     いずれにしろ、もはや珍走団以下だな。
     レンタルビデオで、昔のTV版『パタリロ』を借りてきて観た。
     http://www.toei-anim.co.jp/tv/patalliro/
     第1話から、男同士がベッドインって、19時台にやってたアニメとは思えん(笑)
     こんなのを小学生の頃に観てたんだなぁ。
     しかし、作品の質の高さにも驚いた。
     結構昔のアニメって、今になって見返すと「こんなにショボかったっけ?」
    と思う事の方が多いのだけれど、テンポのメリハリが無駄に良くて、最近の騒々しいだけの作品と違う。
     こんな小ネタも面白い。
    「わっ! わっ! 右の目が1つしかない!!」
     原作にも無かったはずだ。
     チャットでその事を言ったら、I氏が「S子さん、意味判るかナァ(o ̄∇ ̄)o」
    と意地の悪い事を言う。
     すると、そのS子さん、期待を裏切ることなく「ってことは……左の目は2つ以上あったの??」と聞き返してきた。
     さて困った(苦笑)
    「S子さんのほうが一枚上手だったか(´Д`)」とI氏。
     私たちが戸惑っていると、さらにS子さんは「あっ、それか右の目が2つ以上ないとおかしいとか?」と続き、「……じゃあ…お化け?」となり、ついには「わかんないよぅ」とギブアップ。
    「犯人の顔の特徴は!?」「目が二つで鼻が1つ、口がありました!!」ってのと同じギャグなのだが。
     そう説明すると、「えっ? それが普通の顔ですよね??」と、まだ分からないS子さん。
     んー、それに対して驚くというのがギャグなのだが(笑)
    「もう、予想を超えたボケに突っ込みようがない(´Д`)」とI氏。
     やっと、「!!!」と感嘆符を三つ出してS子さんは理解したようだった。
     うーむ、面白い子だ。
     そのS子さん、体調が芳しくないようで、咽喉が乾いたと言うので何か飲むように伝えた。
     理想としては、温かい麦茶か紅茶と付け加えて。
    「常温の水は??」と訊かれたけれど、美味しくないだろそれは。
     でも最近は、もっぱらペットボトルの水を飲んでいて、会社でもそうなのだとか。
     んー、水だけって、ミネラル少ないから勧められないんだよなぁ。
     かといって、運動不足の人にはポカリスエットとかはダメだし。
     I氏は、仕事場には家から麦茶を持参しているという。
     私も会社勤めしていた頃には、そうしていた。
     そんな話をしていたら、S子さんはアクエリアスを飲む事はあるとか。
     困ったね、どうも。
     スポーツ飲料は、スポーツする人が飲むんだよ(笑)
     まぁ、S子さんは高校時代には水泳部に在籍していて、顧問の先生に勧められたらしい。
     その頃なら良いんだけどねぇ。
     その顧問の先生からは、スポーツ時でもポカリとかを6倍薄めて飲んだ方が良いと教わったそうだ。
     でしょ? あれは基本的に飲むもんじゃないんだよね。
     理想としては、点滴した方が良いくらいで。
    ≪育児日記≫
     今日は、ヘルパーの勉強の時に知り合った仲間との交流だった。
     私だけ次郎を連れて行き、あとは子供がいないので、いろいろ次郎の面倒を見てくれたので助かった。
     大宮の友達のところへ遊びに行ったのだけど、少し精神的に病んでしまった人なのだが、わりと調子が良かったみたいだ。
     普通に話もできたし。
     思ったより安心もした。
     どちらかというと、こちらの仲間の方が私としては気が楽だった。
     次郎がドジして汚しても、いいよーみたいに許してくれるので、ちょっと甘えてしまったり。
     何はともあれ、とても楽しく過ごした。
     ベビーカーは持っていかなかった。
     帰り、次郎は疲れたようで、よく寝ている。
     ちょっと暑さが残る日だった。
     次郎も、そうとう咽喉が渇いていたようで、水分をよく摂っていた。
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    ◆10月14日(金)/2005年◆
     今日は予報では、関東地方は朝から雨のはずだったのに見事な晴天。
     雨でお客さんが来ない隙に、化粧品コーナーの模様替えや、遅れに遅れているメルマガの校正などをやろうと思っていた計画がパー。
     次から次へと処方箋がFAXで入り、店頭にお客さんが来て、グルグルと忙しい。
     病院の薬を受け取りに来た患者さん。
    「たくさん薬もらってるから、半分は飲まないようにしてるのよ」とか豪快なことを仰る。
     いったいどういう基準で選別しているのか。
     口がアングリ開く感じで、思わず言葉が継げなかった。
     薬を飲まなきゃならないのは気の毒だけれど、自分の体にも良くないし、医療費を圧迫してるし、困ったもんである。
     リサイクルショップで、昨日見てきたテーブルを買ってきた。
     お母んは、ちょっと安っぽいデザインで嫌だと言っていたけれど。
     リサイクルショップの方は、なにやら売り出し中らしく幟をズラリと街道に立てていた。
     意気込みは良いんですが、車道から歩道が見づらくなるから、もう少し間隔を空けるかした方がと思う。
     便秘の相談で患者さんが来店。
     以前に病院で漢方薬を出されていたというのだけれど、その名前が思い出せないという。
     しかも、それはお腹が痛くなってしまい嫌らしい。
     うーん、そうい物こそ名前を覚えておいてもらいたいのだけれど。
     しかし、おそらくは大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)であろう。
     あれは直接に腸を刺激するから、合わない人は合わない。
     となると、少し優しい物が良いか。
     そう思ったら、他に病院から乙字湯(おつじとう)が処方された事があり、それは効かなかったという。
     ああ、あれは確かに効能に便秘とはあるけれど、メインは痔の治療で、そのために便を軟らかくするという物だから、効かなかったのは当然かも。
     便が硬いという話でもあるのでサトラックスを勧めようかと考えた。
     この方が乙字湯よりも便を軟らかくするはず。
     ところが、ここで重要な情報が。
     便が出ても、うさぎのようにコロコロとしているというのだ。
     あっ、それは!!
     痙攣性の便秘ですね。
     痙攣性の便秘は、下痢をしているのと同じこと。
     一般的な便秘対策は合いません。
     すると、嫌いだけれど毎朝牛乳を飲んでいるという話もされた。
     危ない危ない。
     やはり、ちゃんと話は詳しく聞かなければ。
     という訳で、桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)を使ってもらう事に落ち着いた。
     お腹にガスが溜まるという相談を患者さんからされた。
     ガスが溜まるという事は、腸内で異常発酵している訳で、異常発酵を起こすのは消化不良の一種。
     胃が疲れている事が考えられる。
     そこで食欲があるかを尋ねると、食欲はあって良く食べているという。
     食べちゃダメです(笑)
     食欲を感じるのは脳だから脳は食べたいと思っても、胃は過労気味なのだ。
     六君子湯(りっくんしとう)を飲んで労わってあげて下さい。
    「ハテナ」という名前の生物が発見されたというニュース。
     正確には、発見した生物が、これまで知られていた動植物とは違う性質を持っており、謎なので発見した筑波大学の研究グループが「ハテナ」と名付けたそうだ。
     どんな性質を持っているかというと、べん毛虫の一種の単細胞生物のはずなのに、細胞分裂すると半分は藻を食べて動物のように暮らし、残り半分は植物のように光合成で生きるという。
     海で発見された海洋微生物で、このような生物の発見報告は今まで無く、研究グループは、海洋微生物から植物への進化を解き明かす可能性があるとして、米科学誌『サイエンス』に発表するとの事。
     研究グループの井上勲教授(植物系統分類学)は「“半植半獣”ともいえる生物」と話していて、なんだかSFテイストな存在にワクワク。
     続報を待つです(⌒▽⌒)
     村上ファンドの阪神電鉄株取得の後に、今度は楽天がTBS株を大量取得したという事で、報道番組は満員御礼とでもいうようなお祭り状態。
     巨人の渡辺恒雄球団会長まで姿を現した。
     それでいて、昨年の球界再編に絡めて「もう今回は責任取らんから。一切口出ししないし、表に出ない」と取材陣にコメントしていた。
     じゃあ出るなよ(笑)
    ≪育児日記≫
     今日は、ゆっくりと休んだ。
     何かこのところ忙しくて、休む暇も無かったけど。
     どこかに出かける訳でもなく、マンションにいた。
     昼頃、次郎と近くに散歩しに行った。
     そしたら、道端に落ちている石ころとかを拾っては投げたり、口の中に入れて舐めたりしていて、とても大変だった。
     そのたびに、石を口から出したり、石を遠ざけたり、何か気を遣った。
     次郎は、ニヤニヤしたかと思うと、石ころを取られたりすると大泣きするので、頭が痛む。
     ハーァ、最近は散歩するのにもエネルギーを消費するなと思った。
     また、思った方向へと進んでくんないので、これもまた、そのスピードに合わせるのも至難の業だった。
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  • <<通巻235号>>
    学校が社会の縮図なら/喘息の患者に共通するのは/柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)の液剤/下痢の時と同じ消化の良い食事を

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        発行 : 北園薬局 http://www.kitazono.jp/
        編集 : 北村俊純
        窓口 : info@kitazono.jp
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ≪記事訂正≫
     (10月3日の日記参照)
     前回の日記中、以下の事実が間違えていました。
     お詫びして訂正すると共に、恥を晒しておきます。
    ---------- ここから -----------
     3日に行われた、高校生を対象にしたプロ野球のドラフト会議で、入札抽選方式の1巡目指名を巡り、選手の交渉権を獲得した球団が誤って発表されるトラブルが2回も起きたというニュース。
     テレビでその様子を観たら、これがもう腹を抱えて笑ってしまう。
     間違いの1つは陽仲寿選手で、日本ハムとソフトバンクが重複指名。
     くじ引き抽選で「当たり」と勘違いしたソフトバンクが名乗りを上げたら、日本プロ野球組織(NPB)がその場でソフトバンクの交渉権獲得を発表してしまい、後から訂正が入った。
     面白かったのはもう1つの方で、辻内崇伸選手(大阪桐蔭高)を巨人とオリックスが重複指名して、オリックスが交渉権を獲得したという情報が流れると、さっそく記者会見の場で記者から辻内投手がオリックスの印象を問われ「素晴らしい球団に指名され、うれしい」と語って笑顔を見せた。
     その笑顔がどうにもぎこちない。
     作り笑顔に身を任せられないところが、若々しい。
     ところがその後で、巨人が交渉権を獲得したという情報が学校関係者から届き、今度は満面の笑みを浮かべて「小さいころから巨人ファン」と語った。
     あははははは、もう笑いが止まらん。
    ---------- ここまで ------------
     満面の笑みを浮かべて喜んだのは、最初のオリックスが獲得という情報が流れた時です。
     この時、記者団の前でガッツポーズも取っていました。
     そして、後から巨人が獲得したという情報が入り、ぎこちない笑顔で“喜び”のコメントを。
     自分で日記のために付けてあるメモにも、「オリックスが交渉権を獲得したという情報。記者会見でガッツポーズ」と書いてあったのを見落としていました。
    =====================≪読者から一言≫=====================
    ≪通巻234号≫
    ★共感する事もあった
     娘の自慰に汚らわしさを感じる人妻に、色んな世界を伝えたい……Ψ(`∀´)Ψ
     風邪で鼻が詰まって脳が酸欠の為、ちょっと自制心が壊れ気味ヽ( ´ー`)ノ (犬山しんのすけ)
    ☆ああ、人妻との不倫は、とんとご無沙汰で……(゜゜☆\(--メ)ポカッ
     風邪の方は、うちのお店でドンドン買って治して下さいな(笑)(北村)
    ~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
    ※10月4日(火)……学校が社会の縮図なら
        
    ※10月5日(水)……喘息の患者に共通するのは
    ※10月6日(木)……柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)の液剤
    ※10月7日(金)……下痢の時と同じ消化の良い食事を
    ************************* 今号の平凡な日記 ***************************
    ◆10月4日(火)/2005年◆
     どんよりと曇って、今日はやけに空が低い。
     明日は、紀宮様の結婚式の日取りを天皇、皇后両陛下に正式に伝える『告期(こっき)の儀』がおこなわれるそうだが、また大地震などがあるのだろうか。
     胃痛の相談で患者さんが来店。
     朝起きてから痛み、背中も引き攣れる感じがするという。
     食欲はあり、普通に食事しているとの事。
     食欲は脳が感じることだから、胃の調子が悪くても食欲があったりするのだが、そういう時には食べないのが良い。
     そうお話して、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)を案内した。
     電話で漢方薬の問い合わせ。
     煎じるための生薬はあるかと問われたが、うちは製薬メーカーによる製剤のみ。
     煎じるのは手作り感覚で良さそうに思えるかもしれないが、煎じただけでは抽出できない成分もあるので、製剤の方が利点が多い。
     お話からすると、このあいだご主人が亡くなったE堂のお客さんらしい。
     (9月20日(火)/2005年の日記参照)
     ああ、色々と吹き込まれてる訳ね(^_^;)
     今日の正午0時50分頃に、神戸市中央区楠町4の市立楠中学校で、給食時間にクラス共用のヤカンのお茶を飲んだ2年3組の生徒が腹痛を起こしたというニュース。
     警察の調べによると、お茶には黄色い異物が混入されており、鑑定の結果チョークと判明したという。
     劇物ではなくて、まずは良かった。
     生徒計14人が近くの病院で受診したが、うち12人が嘔吐などの症状で入院したようだけれど、軽症だろう。
     校長が、「安全であるべき学校で、こんなことがおこり、申し訳ない」と話したのは管理者としては当然かもしれないが、状況的に内部犯である可能性が高い事を考えると、あまり意味のある発言のようには思えないんですが。
     そもそも、これだけ人間が集まってて安全なはずがない。
     学校での事件は、その“人口比”からすると異状に少ないとも言えるのではないか。
     チャットでは、敷島製パンの健康保険組合で起きた巨額横領事件が話題に。
     なにしろ、約9億7900万円を引き出して着服したというだけでもすごいのに、容疑者の元同組合事務長は17人の愛人を囲っていて、組合員については、「愛人に渡す金を出してくれるスポンサー程度にしか考えてなかった」と供述しているのだから。
     さらに2004年度には自ら提案して、保険料率を上げさせていたという。
     いやぁ、感服しました。
     チャットにいた私も含めた男3人、「羨ましい」を連発してた。
     でも愛人が17人って、一晩に1人抱いたとしても一巡するのに2週間以上かかるよなぁ、精力がよくもつわ。
     それとも何人かは同時か(* ̄ii ̄*)(鼻血)
    ≪育児日記≫
     今日は、サミットまで午前中に自転車で次郎をおんぶして連れて行ったりした。
     特に用事は無かったけど、とにかくマンションにじっとしてられなくて。
     そしたら、テレビ宣伝でやっていた和食の本が発売日なんで、つい買ってしまった。
     190円だった。
     少し寒くて曇っていたのだが、次郎は何かおんぶされてるせいか、ウトウトと眠っていた。
     しかし、おんぶなのでちと肩が重くて、やはり帰る頃は疲れていた。
     まぁ、でも初めて自転車で次郎を連れて無事に行ってこれたので良かった。
     ………そんな危険な事してたのか!!Σ( ̄□ ̄;)
     次郎のヘルメットを買うまで、自転車に乗せるの禁止。
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    ◆10月5日(水)/2005年◆
     今日は朝から雨。
     雨は嫌いではないので、まぁ良い。
     喘息の相談でお客さんが来店。
     成人の姉が患者との事。
     喘息は私も生後6ケ月から患ってる。
     そもそも、お母んが漢方薬を扱うようになったのも、喘息の治療のためだった。
     喘息の患者に共通するのは、水分の代謝異常。
     行くべきところに水分が行かず、不要なところに溜まる。
     そして肺が乾燥して、ちょっとした刺激で咳が出るような時には麦門冬湯(ばくもんどうとう)が使える。
     また、肺が熱を持って咳き込むような時には麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)五虎湯(ごことう)を併用すると良い。
     反対に、肺が冷えて鼻水をともなう咳の場合には、小青龍湯(しょうせいりゅうとう)で温めると改善する。
     他には、乾燥も冷えも関係無く、神経的な緊張などで胸が痞える感じがしたり、「んんっ」と咳払いを何度もするような時、すなわち明確な咳にならずに喘鳴だけがするようならば、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)の出番となる。
     雨が降っている日は客足も鈍い。
     この隙に、プリンターのインクなどを購入しておこうと南浦和のLaOXへ買い物に出た。
     その間に、店には電話で通信販売の注文があったと携帯に連絡があった。
     あれ?
     今まではネットで注文していただいていた人なのにと名前を聞いて思った。
     とりあえず購入履歴があるので困らない。
     もしかすると、他の人と同じように自分ではパソコンを使えなくて誰かに頼んでいたのかも。
     ちょうどLaOXで商品を探しているところで、お母んから追加でスキャナーのインクリボンや用紙なども頼まれた。
     LaOXから帰ってきて、商品を袋から出してみると肝心のプリンターのインクカートリッジが入っていない。
     慌ててレシートを見てみると、そもそも計算されていない。
     ありー(・_・?
     買い物カゴには、ちゃんとインクカートリッジの札を入れたはずなんだけど。
     商品管理がしやすいからなのか、売り場スペースの確保のためなのか、万引き防止のためなのか、あるいは全部だろうけれど、LaOXの南浦和店ではプリンターインクのコーナーには実物は置いてなくて、ぶら下がってる札を必要な個数の分だけ枚数を取ってレジで店員に渡す。
     すると、店員がその札に相当する現物を出してくるという仕組みだ。
     以前に尋ねたところでは、ぶら下げている札の枚数がそのまま在庫数だとの事で、札が無くなれば在庫も無いという話だった。
     今日は同色を2個買うつもりで2枚を買い物カゴに入れたはず。
     選ぶ時に対応機種の確認もしたから、記憶は確かなはず。
     となると、店員がカゴの中にあった札を見逃したか。
     インクカートリッジは早めに必要なのですぐにまた買いに戻るという選択もあるものの、雨が上がってしまった。
     月半ばならともかく、月初めは普通だってお客さんが来る。
     それが、雨が降っていたから買いに行く余裕があった訳で、つかの間の雨上がりを狙ってお客さんが来始めて目がグルグル状態に(@_@)
     こりゃダメだと、買いに行くのは諦め。
     落ち着いてから、LaOXの南浦和店に電話して事情を話してみた。
     対応は良好で、代金引換で発送してもらう事になった。
     もちろん、送料は無料で。
     また買いに行くには交通費がかかるからねー。
     セコイ話ですが。
     困ったのがポイントの清算。
     まぁ、もともとLaOXはポイントの還元率が低いから私は気にしなかったのだが、向こうは気を遣ってくれたようで、新規のポイントカードを発行して溜めておき、後で一枚に合算しますとの事。
     低くて溜まりにくいからあまり役には立たないけれど、ありがたく頂戴させていただきます(笑)
     なんか、クレームつけるのも神経磨り減ってイヤ。←どの口が言うか
     一応は自分でも線引きしているつもりではいるんですが。
     初期の目的が果たせれば、それ以上の見返りは求めないという線引きを。
     ファミリーレストランのジョナサンで、具が入っていたであろうビニールの切れ端が料理に入っていた時にも、一緒に注文した物も含めて全額弁済するというのを、さすがに心地悪くてその料理の分だけにしてもらったし。
     自分がガメツイ人間だと分かってるだけに、線引きしておかないと、とことん責めかねない。
     まぁ、今回は手本とも云えるような対応で勉強させてもらった気がする。
     私もネット販売で、注文よりも少ない錠数の物を送ってしまうというミスをやらかした事があり、その時にはお客さんが次回注文分からの差し引きでと許してくれて助かった事がある。
     あれも本来なら、もっと怒られても仕方の無いミスだった。
     ミスにも、その後の対応にも、気をつけなければ。
     とか思っていたら、ド忘れしている事があって蒼くなる。
     今日、発送しないといけない注文の商品が数件あるんだったよ。
     いや、これが実は最近困ってる事で、迷ってもいる事。
     うちでは今、書留サイズで発送できる商品は順次、目の前の郵便局に持って行き、宅配便サイズの物は夕方に一括して宅配業者に回収に来てもらっている。
     で、配送日時の指定は、合計金額が¥5,000以上、注文日から5日以降になるように「商品の配送について 」のページでお願いしている。
     というのも、日時指定は書留ではできないから。
     そして、宅配便の方が送料が高くなる。
    “送料無料キャンペーン”として、宅配便の場合には薬を贈答品にはしないだろうという考えもあって仕入れ時の箱を使いまわしたりして経費を抑えているのだが、安い簡易書留を利用しても送料が商品代金の利益を上回る場合があるのだ。
     千円の商品を送料500円で送ったりしたら、もう儲けは数十円か割り込むか。
     物によっては赤字である。
     そのための条件設定。
     ところが注文数が増えるに従って、そもそも但し書きに気づかないのか、読んでも無視しているのか、単なる希望なのか、それとも絶対の要望なのか分からぬまま、条件を満たしていないのに日時指定をされる事もまた増えてきているのだ。
     もちろん、条件を満たしていないからと受注そのものを断るか、日時指定を取り下げてもらうかすれば良い。
     しかし、それでは大手では出来ないサービスをというのに反するし、正直なところ注文は欲しい。
     でも宅配便で発送したら赤字になるばかり。
     そこで考えたのが、郵便局に預ける時間の調整。
     発送後の品物の中継のされ方や、到着時間の記録を調べてみると、少しばかり予想がつくようになった。
     どこら辺の地域までなら、何時間で配送されるか。
     それを元に、午前中に配達希望の場合には、あえてすぐには発送しないで夕方の配送便に乗るように出せば、配送先の翌日の午前中の便に間に合うとか、○日△時に希望となっている時には逆算して郵便局への何時の回収車に引き渡せば良いかとかが分かってきたので、そうして凌いでいる。
     ……凌いでいたのだが、そろそろ危なくなってきた。
     忘れないようにと、メモを複数残したり携帯電話のアラームを設定したりしているものの、店頭にいらした患者さんの応対をしていたりしてタイミングを逃しそうになったり、出し忘れしそうになる事が増えてきた。
     受注時に端(はな)から断ってあればともかく、受けた以上は後でミスをしてから「規定外なので」という言い訳は通用しないし、するべきでもない。
     でも、やってやれない事もないし。
     という、絶妙なバランスで綱渡りしているのが現状。
     むー、どうしよう。
     と、慌てて普通郵便局に該当する商品を発送してきた帰りに思ったり。
     お店のシャッターを降ろした後に、しばらく残業。
     チャットを覗いてみたら、R氏やA嬢がいたので入ってみた。
     LaOXの件を話して、「歳をとったら丸くなったよ」と言ったら、A嬢からは「丸くなってな~い」と言われた。
     えー?
     丸くなったよー。
     昔だったら、その日のうちに届けさせたモン。
     そういうA嬢はA嬢で、マクドナルドのチキンナゲットのソースが注文したのと違った時には届けさせたとか。
     そっちの方が上じゃん(笑)
     って、私もやったけど(^_^;)
     だって、ポテトが入ってなかったんだもの。
     レシートには、ちゃんと入ってるのに。
     という2人のやり取りを見ていた学生のR氏は、「仕事って大変ですね……」とポツリ。
     そう、大変なのよ。
     私もコンビニでバイトしてた頃に、商品を入れ忘れて届けに行った事がある。
     ヤーさんに叱られた時は怖かったぞ。
     いい人だったけどさ(苦笑)
     私が最初に始めたアルバイトは、冠婚葬祭の会社だったせいか社長の言う事が厳しかった。
    「客に殺される覚悟でやれ!」とか、社内の壁には「頭を使って知恵を出せ。
    体を使って汗を出せ。知恵と汗の出せない奴は、即会社を去れ!!」なんて貼ってあったり。
     高校生に、そこまで言われてもねぇ(笑)
     いったんはやんだ雨が、帰る頃にまた激しくなった。
     嫌いじゃないとは言ったけどさ(笑)
     家に帰ったら、今日の夕食は電子レンジで温める物ばかり。
     雨だから奥さんが買い物に出なかったらしい。
     チャットでK氏から、南海電鉄のコンパスカードのラインナップに『Zガンダム』が加わる事を教えられた。
     http://www.nankai.co.jp/compass/index.html




     このコンパスカードという物、有効期限ナシだそうな。
     私、国鉄時代のオレンジカード持ってるんだけど、もう使えないだろうなぁ(苦笑)
     図柄が『超獣機神ダンクーガ』なんだよね、しかも。
     http://homepage1.nifty.com/dancouga/
     http://www.heart12.sakura.ne.jp/dancouga.html


     音楽集が、まだLPレコードで発売されてた時代だよ。
     S氏からは、それはレアだから使わずに持ってる方が良いと言われた。
     もちろん売る気は無いんだけど、使用度数分の乗車賃は返してくれと(笑)
     いわば先払いしてるんで。
     オレンジカードって、テレホンカードより微妙に小さい。
     以前に重ねてみて気がついた。
     そういや、テレホンカードはNTT東西どうするつもりなのかな。
     実はデザインテレホンカードも結構たくさん持っているのだ。
     料金先払いという事になってるのに、廃止の方向とか広報した後の動きが不明。
     後発のICテレホンカードを廃止して、先発の磁気テレホンカードに一本化している最中らしいけれど。
     テレホンカード自体は、S氏の話によれば、電話料金の支払いにも使えるそうな。
     ただし、窓口まで出向く必要があって面倒だとの事。
     んー、没収されちゃ困るんだよナァ。
     図柄は欲しいので。
     使用できないように磁気情報を消去してパンチ穴を入れてもいいから、図柄を手元に残しつつ通話料は全額でなくても払い戻しして欲しいな。
     テレホンカード以前に、電話加入権の問題も放置中ですが、NTT東西は。
     そうそう、コミックマーケットの「さよなら晴海」のテレカも持っている。
     コミックマーケットの会場として、晴海埠頭の見本市会場の使用が最後になった時の限定記念品で、図柄が毛羽毛現先生。
     カードよりも、作家の方がレアだ(笑)
     http://www.geocities.jp/kewkegen/
     そう言ったらS氏がすかさず、「どっちかというと希有怪訝の方が字が正しいヒト」と返してきた。
     なるほど確かに。
     昔は大男のイメージだったけど、コミケで見かけたら少し痩せていたな。
     ネットニュースで、高校と大学野球部の不祥事への処分を決める日本学生野球協会の審査室会議が先月開かれ、今夏の全国高校選手権大会開幕直前に部員の暴力などが発覚して出場を辞退した明徳義塾高校や、同選手権大会を連覇した直後に、部長の暴力が発覚した駒大苫小牧高校などを始めとして、過去最多の70件(うち高校68件)を審議したというのを見つけた。
     過去最多になったのは、明徳義塾と駒大苫小牧の不祥事を受け、高校野球連盟が「迅速な報告」を求めて、高校の処分上申件数が急増したためだそうで、って事は例年も本当は同じくらいあったのが表に出てきてなかっただけではないのか。
     なのにその疑惑には一切触れずに、高野連の脇村春夫会長は、「不祥事の多発で多くの高校野球ファンを失望させ、大変申し訳なく心からおわびします。
    “野球を通じて人格形成を図る”本来の目的を再認識させたい。」とかコメントを出していた。
     それが“驕(おごり)り”というもの。
     野球で、なんの人格形成ができるというのか。
     部活動は趣味と娯楽で良いではないか。
     趣味と娯楽を通じて人生に幅を持たせるだけでも、充分に教育的だろう。
     ところで、処分校一覧も発表されていたんだけど、どうも原因と処分の重さの関係が分からない。
     大麻取締法違反容疑なんてのは除名で当然として、暴力や万引きといった明らかな犯罪行為が、飲酒や喫煙と同列の対外試合禁止6ヶ月とか謹慎1年、あるいは警告だけってのは、私は納得いかんのだが。
    ≪育児日記≫
     今日は、妹がいつこちらに来れるのかの予定の電話があった。
     次郎がまぁ、その時も大変うるさくて困った。
     キンキンと奇声を上げたり。
     本当に、相手をしてやれないと最近こうなので、ちょっとイライラする。
     たまには私の時間というものを与えてよって感じ。
     そういえば、映画も行けてないなー。
     たまには、旦那に次郎を見ててもらって出かけたいのだけれども。
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    ◆10月6日(木)/2005年◆
     午前中は、まだ雨が残っていた。
     午後には晴れるそうだから、そうなるとまた店が混むかも。
     ネットの受注システムの会社から電話。
     サーバーとの相性の問題かもしれないという事で実験してもらった結果、同様のエラーは確認できなかったという。
     こっちはこっちでマシンを変えても同じエラーが出るのに。
     次に考えられるのはプロバイダの回線との相性と言われた。
     でも、プロバイダは受注システムを導入する前から変更してなくて、エラーが出始めたのはここ1ヶ月ほどの間の事なんだけど。
     病院からの処方箋を持って患者さんがいらした。
     医師の都合で2ヶ月分が処方されているのだけれど、患者さんはお金が1ヶ月分しか用意してないと言う。
     だから、薬を半分にしてくれと。
     来月は飲まなくてもいいからと。
     うう、処方箋が発行される前に医師に相談して欲しかった(^_^;)
     とりあえず、1ヶ月の代金だけ支払ってもらい、残りは来月として薬は全部渡した。
     ジェーピーエス製薬の営業マンが来訪。
     柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)の液剤が新発売するそうで、その説明に。
     箱のデザインが、効能が近い小柴胡湯(しょうさいことう)補中益気湯(ほちゅうえっきとう)に似てるというのがなー。
     私は良くないと思うんだけど。
     このあいだ発売したばかりの半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)の液剤なんか、思い切った色使いで良かったのに。
     30個単位が最小発注単位だったけれど、ちょっと様子見として15個のみ注文。
     風邪の相談で患者さんが来店。
     症状は、鼻水とクシャミ。
     寒気は無く、頭が痛いというような事も無い。
     もしかして花粉症では。
     しかし、花粉症になった事は無いから違うという。
     うーん、秋の花粉症が始まっているのだけれど。
     まぁ体の中が冷えてるのは確かなようなので、小青龍湯(しょうせいりゅうとう)を案内した。
     もし効かなければ、別な物にしましょう。
     でも、やっぱり花粉症だと思う。
     お母んに焼肉屋に誘われる。
     弟が早く帰ってきたらしい。
     奥さんに電話すると、すでに次郎を風呂に入れて、夕飯を食べるところだという。
     なので、私だけ付いて行く事にする。
     行った所は『安楽亭』。
     http://www.anrakutei.co.jp/
     禁煙席は無いそうな。
     今どき大手じゃ珍しい。
     空調設備が整ってるからという事か、同じ煙だから気にするなという事か。
     灰皿まで用意して喫煙者を優遇するなら、吸わない客にも何かサービスが欲しいところ。
     テレビやネットのニュースでは、アガリクスを使った健康食品について「癌が消滅する」と宣伝した本の出版社が薬事法違反容疑で摘発された事件を大々的に取り上げていた。
     販売会社ではなく出版社が、薬事法違反容疑で摘発されるというのは珍しい。
    「再発ガンがきれいに消えた」とか「『余命半年』が1年たっても健在」という体験談が載っていて、巻末に商品の問合せ先まで書いてあったのが、販売会社と一体と見なされたようだ。
     出版したのは史輝出版だが、出版費用を健康食品を販売していたミサワ化学が出していたという情報もある。
     その商品を購入して妻を癌で亡くした遺族の、「身内が重い病気になれば、なんとしても生きながらえさせたいもの。その思いを利用された」という気持ちは分かるものの、後続の被害者を防ぐために、あえて馬鹿と罵倒しておこう。
     だいたい、商品名からして『即効性アガリクスS』というのが怪しさ全開。
     『即効性人参』とか『即効性冬虫夏草』なんてのがあったら、「癌に効く」とか言われたって、何が「即効」なんだと。
     そもそも、アガリクスが入っていたかどうかも疑問。
     出版社の社長自身が癌だそうだから、ぜひアガリクスで検証をしようよヽ( ´ー`)ノ
    ≪育児日記≫
     今日は、何かとても辛いカレーを夕飯として作ったけど、結局旦那は食べなかった。
     外食にしたからだ。
     義母が焼肉を食べに行くらしく、旦那ともども誘われたが、もう次郎と私はお風呂に入っちゃった後だったので行かなかった。
     そしたら次郎は、何故かなかなか寝てくれなくて、とても大変だった。
     昼間の運動量が足りなかったのだろうか?
     いずれにしろ、私自身ものすごく疲労していて、最近外ばかり次郎を連れてるし、朝もなるたけ早く起きるからかしら?
     とにかく面倒を見るので手いっぱいだった。
     次郎ちゃん……どこ吹く風状態です。
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    ◆10月7日(金)/2005年◆
     朝、奥さんとケンカ。
     次郎が朝っぱらから騒ぐのは仕方ないとして、奥さんがそれを怒鳴るのが煩(うるさ)くて。
     因果関係の分からない叱り方をしてもダメだろうと。
     これが巷で云う“子供の教育方針の違い”というヤツか。
     子供の虐待のニュースなんかで、子供を叩く事自体がイケナイという風潮があるが、なに、言葉だって時には暴力だ。
     口舌の刃で人を切る事ができてしまう。
     クドクド叱りつけるよりも、因果関係が分かる行為の瞬間を逃さずに叩く方が良い時期もある。
     高校生の子供が便秘がちだという相談を母親から受けた。
     便秘対策に、朝起きてから牛乳を飲ませたり、食事も繊維質の物を食べさせているのに効果が無いという話にピンと来た。
     どうも、痙攣性の便秘のようである。
     ストレスなどの緊張によって、腸が痙攣しているのだ。
     だとすれば、一般的な便秘対策は逆効果でしかない。
     腸が痙攣して正常に動いていないのだから、いくら刺激を与えたり便を軟らかくしても出る訳が無い。
     そういう時の便秘には、下痢の時と同じ消化の良い食事をしなければ。
     例えば、オジヤとかウドンとか。
     治療としては、桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)
     LaOXから電話。
     火曜日に頼んだ商品の配達が遅れるとの事。
     え?
     もしかして、届けに来るの?
     てっきり宅配便で送ってくるのかと思ってた。
     高校生の子供の鼻風邪の相談で母親がいらした。
     しかし、お話を聞くと、どうも花粉症のような感じ。
     本人に携帯電話で母親が尋ねてみたところ、やはり寒気などの風邪の症状は無い様子。
     そして、母親は子供が洟が出ると言っていたという話だったのだが、実際には詰まるとの事。
     葛根湯加川きゅう辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)が適応するか。
     そう思ったら、さらに咳も出るという。
     となると、上半身を温める事で患部の熱を発散する葛根湯加川きゅう辛夷は咳には良くない。
     効能書きに咳止めとは無いけれど、辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)の方が合うだろうと勧めた。
     こちらは同じ鼻づまりに用いる漢方薬だが、患部を冷やす石膏と、肺の乾燥を防ぐ麦門冬が入っている。
     ハイドロコンクを求めてお客さんが来店。
     ハイドロコンク?
     染物に遣うアレですか。
     http://mimura.honesto.net/how/sukumo.html
     ちょっと薬局では扱っておりませぬ(^_^;)
    「どこで手に入るのかしら」
     むー、どこだろう。
     染物の専門店?
     陽がだいぶ暮れてから、本当にLaOXの店員が商品を届けに来た。
     見覚えのある顔だと思ったら、私がレジで買い物をした時の店員さんだ。
     もしかして、社員教育の一環として担当した店員に直接届けさせたのかな。
     今回の買い物分のポイントは、新規発行したポイントカードに入っているので、それを私の既存のカードに移しておきますと説明された。
     そのため、持参してきた新規のポイントカードは破棄しておいて下さいとの事。
     手続きってのは、本当に面倒で無駄な。
     しかし、お疲れ様です。
     地竜(ぢりゅう)を買いに患者さんが来店。
     咽喉の痛みがあるという事で、桔梗湯(ききょうとう)も合わせて勧めた。
     地竜だけでも多少の咽喉の腫れには効くのだけれど、やはり桔梗湯の方が痛みが取れる。
     サースモン煌樹(こうじゅ)を買いにお客さんがいらした。
     風邪になるようでしたら、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)も必要かもしれませんと伝えた。
     それから閉店時間を過ぎてもお客が途切れず、30分ほど延長(^_^;)
     自民党参院議員でプロレス・格闘技評論家の大仁田厚氏が、正直且つ素直な発言で注目されている杉村太蔵衆院議員に怒ってるという、どうでもいいニュース。
     なんでも大仁田氏は、これまでに「オレが教育してやる」と杉村氏にあてた「激励文」を作成し、参院神奈川補選の自民党公認候補である川口順子氏を一緒に応援に行こうと、大仁田氏の秘書が杉村氏の秘書に3日に手渡したのに、杉村氏が報道陣に「激励文」について「読んでいません」と発言した事から、これを伝え聞いた大仁田氏が「届けられた書類に目を通していないなんて…最低だ。オレは怖いぞ!」と取材記者にまくし立てたのだとか。
     勝手に萌えて……もとい、燃えて、勝手に怒るなよ(笑)
     その“萌え”について、野村総合研究所が「2004年の国内のオタクの実態とビジネス的価値に関する調査結果」を発表したというニュース。
     それによると、2004年の国内のオタク層の総数は延べ172万人で、総消費額は4110億円に上るそうな。
     http://www.nri.co.jp/news/2005/051006_1.html
     今まではそのオタク層だの萌え分野だのの基準が良く分からなかったのだけれど、資料を見てやっと根拠が分かった。
     調査ではまず、オタク層を「強くこだわりを持っている分野に趣味や余暇として使える金銭または時間のほとんどすべてを費やす生活者」と定義。
     これだけで一気にオタク人口の基礎人数が増える。
     そして、インターネットでアンケートを行い、約1万件の回答を得たという。
     ここで大事な見落としが、いや、分かっててあえて言及していないのかも。
     どの分野においても、ネットに接続する環境を常備しているという条件付けがなされている点がそれ。
     ほとんど全てを費やすために、通信費はあえてカットという人は含んでいない訳だ。
     好きな事のためには情報収集が必要だから、そんな人はいないという前提でもあながち悪くは無いが、データの信頼性というものを考えると疑問が残る。
     なんでそんな事を気にするのかというと、夕方の情報番組でもこの件を取り上げていて、野村総研が定義したオタク像が、今までのオタク像と明らかに違うから。
     夕方の情報番組では、美少女フィギュアを買うために、スーパーの半額セールで食材を購入したり、近所のおばさんと一緒にサンマを買って分け合ったりしているオタクを紹介していたのだ。
     今までのマスコミが流布していたオタク像って、「人付き合いが苦手」で「引きこもりタイプ」じゃなかったのか。
     前提が変わると、あらゆる条件パラメーターが変更になり、結果は想定と違うものになる。
     交通事故を偽装して損害保険会社から保険金をだまし取ったとして、暴力団幹部らが詐欺の疑いで逮捕されたというニュースがあった。
     警察の調べでは、昨年の9月頃に札幌市道道で、仲間が乗った乗用車に、逮捕された暴力団幹部の養子が乗ったトラックを故意に追突させて、乗用車に乗っていた側が損害保険会社2社から休業損害保険金や医療保険金など計約1123万円をだまし取るという手口だったという。
     むー、暴力団もセコくなったなぁ。
     自称暴力団で、単なるチンピラだったのかもしれんが。
    ≪育児日記≫
     今日は、何か朝から旦那と言い争ってしまった。
     何か疲れてるっぽい私だったからだ。
     次郎は次郎で、もう朝からティッシュペーパーをあるだけ引っぱって出しちゃうし。
     もう本当にイタズラばかりする、プンプン=3
     怒り心頭。
     だから、よけいにかもしれなかった。
     次郎は、私をひっかいたり蹴ったりするので、とても困る。
     とくに、朝起きる時そうだ。
     早く起きろと言わんばかりに私を起こす。
     ハァーア。
     もう少し、静かにしてくれればいいのに! と思ってしまう私だった。
     ………「怒り心頭に発する」って書けなかったんだろう、お前(笑)
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