お客様が『バファリンルナi』を購入されるさいに使用経験を尋ねると、娘さんからの頼まれ物とのことで、もし生理に使うようであれば生理痛専用薬もあることを伝えると驚かれた。
例えば『エルペインコーワ』でやっていることは、鎮痛剤の他に内臓の働きをわざと悪くする成分が入っていて、いわば活発に動いてしまう子宮の働きを抑制して生理痛を軽減するのだ。
また、頭痛に使う場合には、ズキズキする偏頭痛は胃の不具合と関係し、締め付けられるような緊張型頭痛は肩こりと連動して、朝方に頭が重くなるような頭痛は血圧が関係することを説明し、それぞれ対処法が変わることを本人にも伝えて下さいとお話した。
本当は、漢方薬の『桂枝茯苓丸』と『当帰芍薬散』を合方した『婦人華』も紹介したいところなのだけれど、本人でないと勧めにくい。
やや高齢のお客様から、タウリンドリンクを購入されるさいに野菜ジュースより体に良いか尋ねられたので、野菜ジュースの方が良いと答えた。
あまり野菜を食べないため野菜ジュースを飲んでいるそうだが、疲れのせいか野菜ジュースも飲む気にならず風邪の予防にタウリンドリンクをと思ったようだ。
そういうことであれば野菜ジュースより、インスタントでも良いから野菜スープの方が適していることをお話し、風邪の予防にはなによりも体温を高く保つことが重要なことを伝えたところ、白湯などを飲んでいるというので、それは良いことですと伝えた。
購入されたタウリンドリンクはカフェインが入っているため、夕方以降は飲まないように勧めたけれど、よく眠れるタイプとのことだった。
人間は寝るのにも体力を必要とするから、よく眠れるということは大丈夫ということでもある。
お客様が『セイロガン糖衣A錠』を購入されるさいに通常の正露丸から抗炎症剤と鎮痙剤が抜いてあることを伝えたところ興味を持たれたようなので、腸には味覚と嗅覚の器官も揃っているため、『正露丸』の独特の匂いも効能に必要なことを説明すると、今回は子供に持たせるためで家には普通の『正露丸』もあるとのことだった。
食中りによる下痢はピタッと止めない方が良いものの、下痢止めとして使うには大幸薬品の『正露丸』ではなくキョクトウ製薬やイヅミ製薬の『正露丸』に下痢止めの成分が入っていることを伝えた。