店頭でデリケートな話はしづらいとは思いますが、必要な情報でもあります

 小学生の子供を連れたお客様が皮膚の棚を見ていて、スキンケアの棚へと移り、『デリケアM’sクリーム』と『フェミニーナ軟膏』を較べて迷っている様子だったため、案内を申し出たが断られた。
 うん、まぁそうかなとは思う。
 『デリケアM’sクリーム』を選ばれて、お会計時に念のため『フェミニーナ軟膏』の方には弱い局所麻酔が入っていて痒みが強い時に向いていることと、患部が服と擦れる場合には軟膏の方が患部を保護することをお話しした。
 よく、軟膏は「ベタつくから嫌」と言われることがあるけれど、そのベタつきこそが軟膏の利点なのだ。
 そして今回のようなクリーム剤は、グルグルと回すように塗り拡げるのではなく、皮膚の流れに沿って塗る方が浸透しやすいことを伝えた。
 いずれにせよ、デリケートな用途の薬は情報の提供の仕方が難しい(;´Д`)

 お客様が喉の薬と、うがい薬を見ていて財布の中の小銭を数えていたので気にかけていたところ、うがい薬の成分はイソジンか尋ねられたので、そうですと答えたうえで、体を守る菌も倒してしまい、殺菌剤は刺激物でもあるため、現在は毎日は使わない方が良いとされていることを説明した。
 うがいを毎日するのであれば水道水で充分であり、うがい薬を使うとすれば、家族が風邪をひいてるとか職場で風邪が流行っているという時に短期集中で使うのが適切である。
 するとお客様の主訴は喉の痛みだというためアズレン製剤のトローチとスプレーを案内したところ、お金があまり無いというため低価格の『マードレトローチ』を紹介し、お買い上げいただいた。
 私自身も貧乏なので、基本的に価格の安い物を案内することが多いのだけれど、中には金額は気にしないという人もいるから、候補を探すうえで予算は重要な情報。
 恥ずかしがらずに、最初に予算を伝えてもらえると助かる。
 お客様は子供たちがいるので、うがい薬をと考えたというため、うがいより手洗いと手の触れるところの拭き掃除の方が風邪などの感染症の予防には効果的なことを説明した。

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