3歳の男児の便秘の相談で、お客様が来店。 浣腸を繰り返し使う事が心配とのことだったので、そもそも幼児は内臓が未発達なため便秘をしがちであるものの、それが健康を害する事は少ないと説明した。 使う目安としては、食欲が落ちて、横になってゴロゴロとダルそうにしている頃合いだろう。 そうお話したら、実際に3日くらい間が空くと、そういう状態になるという。 うちの次郎も、確かにそんな感じだった。 あ…
- カテゴリー別アーカイブ それさえもおそらくは平凡な日記
風邪には先手先手が必勝の策
いつも咳止めに『麦門冬湯』を購入して頂いている高齢のお客様が、今日は鼻水とクシャミで来店。 冷えが原因と考えられるため、今回は『小青龍湯』を案内した。 ただし、体を温めすぎると今度は体内が乾燥してしまうので、症状が治まったら長くは飲まないようにと伝えた。 ところで、成人の息子さんは、喉の痛みが『甘草湯』で治ったと聞いた。 自分だったら、『桔梗湯』か『駆風解毒湯』を候補にすると思う。 自…
効いたから同じような成分の物が欲しいのか、効かなかったから違う成分の物が欲しいのか
肥満の相談で訪れたお客様、体格はガッシリしているが太っているようには思えない。 でも、各社の『防風通聖散』を試しているそうで、『和漢箋』の物より『ナイシトールG』の方が効果を感じられたという。(あくまで個人の感想として) 他の肥満対策の漢方薬も知りたいというので、『大柴胡湯』を案内した。 ガッシリとした体格と違い、筋肉が柔らかくプヨプヨしていて色白タイプの人には、『防已黄耆湯』が候補になる…
患者さんの言葉を鵜呑みにしちゃいけません
『キャベジン』と『大正漢方胃腸薬』を見比べて迷っているお客様がいたので、声をかけてみた。 40代の旦那さんに頼まれたそうで、胃の不快感が主訴らしい。 詳しくお話を聞くとストレスが思い当たるようなので、大正製薬の『爽和』と『安中散加茯苓』を案内してみた。 『爽和』の方は、『安中散』に『四逆散』を足したもので、誰かに怒られるとか外部的な要因のストレスによる胃炎に向いている。 一方、『安中散加…
胃もたれするのに食欲が有り食べ過ぎてしまう
やや高齢のお客様から、胃もたれするのに食欲が有り食べ過ぎてしまうという相談を受けた。 ええと、この場合の主訴は「胃もたれ」の方なのか、「食欲過多」の方なのか(;・∀・) 以前に、娘さんが買い置きしていた『スクラート胃腸薬S』を服用したものの、それが効いたかは良く分からなかったそう。 ただ、胃の具合が悪くなると背中が痛むということで、痛み止めの芍薬を『安中散』に加えている『大正漢方胃腸』を案…
飲んでる薬があったら先に教えて下さいな
咳止めを求めて来店したお客様が漢方薬の棚を眺めていて、『麦門冬湯』と『五虎湯』の違いを尋ねられた。 『麦門冬湯』は肺を潤して乾燥性の咳を止め、『五虎湯』は麻黄で熱を発散し石膏で冷やして熱感のある咳を止めますと説明。 お客様は、かなり体格がガッシリしていて体力もあるようなので、『麦門冬湯』では効きが弱いだろうと思い、『五虎湯』の方を勧めた。 そして、お会計をする段になってから、ロキソニンを服…
癲癇(てんかん)はドラッグストアじゃ難しい
高校生の息子さんのことで、母親が来店。 咳が続いていて、体力を消耗気味とのこと。 熱などの風邪の症状は無く、もともと胃腸が弱くて、お腹を壊しやすいそう。 効能には胃腸に関することは書いてないけど、胃薬としても働く『麦門冬湯』を咳止めに案内したところ、栄養ドリンクも希望されたため『ゼナジンジャー』を勧めた。 温めた方が良いだろうと思って。 あと、お腹を下しやすい事については、『胃苓湯』と…
うがい薬だけでは、喉の痛みは治りません
『キャベジン』と『正露丸』を求めて、患者さんが来店。 お腹が冷えて下痢をしやすく、その時にはお腹をカイロで温めて正露丸を飲むと治るのだとか。 いやぁ、それは正露丸が効いたんじゃなくて、カイロで温めたのが功を奏したんじゃないですかねぇ。 冷え腹の下痢に使う漢方薬として『胃苓湯』をご案内したところ、お買い上げいただけた。 ちなみに、その時には確認しなかったのだけれど、お腹を温めるときには右の…
Facebookの非公開グループを閉め出されてショーック(;゚Д゚)!!
今日は、友人の送別会を兼ねたお花見。 上野駅の改札の中で待ち合わせたら、すごい人出だった。 そりゃそうだよね(;´∀`) 上野公園の屋台で食べ物を買うのは大変だろうと予想して、駅の構内でお弁当を購入。 そのお別れとなる友人は、会社で転勤の辞令が出て遠くへ行くのだけれど、転勤先での出勤開始が4月1日からで、辞令が出たのが3月下旬だったそうな。 まだ二歳にもならない子供の保育園への入園手続…
総合の風邪薬も悪くないけど、症状別に使い分ける方法も
仁丹を求めて来店した患者さんに症状を尋ねてみると、喉が痛んで咳が出るという。 アレルギーカードを所持していて、アセチルサルチル酸によりアナフィラキシーを起こすため、医師からも総合風邪薬は避けるようにと言われているとのことだった。 仁丹を買おうと思ったのも、それが理由。 もう少し症状を詳しく尋ねたところ、痰が切れにくく喉に絡むようというので、体内が乾燥していると判断して『麦門冬湯』を案内して…