疲労感と精神安定のために『十全大補湯』を継続していたお客様に、使っていた製品がメーカー終売になったことを伝え、同じメーカーの『十全大補湯』の別製品を案内すると内容の違いを心配されたためメーカーに問い合わせたところ、製造工程は全く同じとの返答を得て、乗り換えていただくことになった。 また、イライラが軽減し足の痛みが抑えられるとのことで、その件もメーカーに訊いてみると、足の痛みに効いたのは冷えを取…
- カテゴリー別アーカイブ それさえもおそらくは平凡な日記
夏場に日焼けして肌が真っ赤になった場合の漢方薬
お客様から虫刺されの薬を求められ、「ダニに喰われたのかも」とのことだったので、ステロイド剤の入っている『ムヒアルファEX』と『マニューバEX9』を案内し、後者をお買い上げいただいた。 布団のダニ退治には干す時に黒い布を被せて熱が篭もるようにし、取り込んだ後に布団の表面を掃除機で吸引する方法を伝えたが、「そんなに大変なことするの?」と言われた。 確かに……(^_^;) 『黄連解毒湯』を購入さ…
患者さんへ質問と提案の仕方に悩みます
高齢のお客様が来店し、以前にうちのお店で自分で『十全大補湯』を選び購入したとのことだったが、メーカーが同商品を終売してしまったことを伝え、容量の多い物が入荷予定であることをお話した。 すると、『帰脾湯』は無いかと尋ねられ、置いていないため『加味帰脾湯』を案内してみたけれど、特に漢方薬に詳しい訳でもないようだった。 『帰脾湯』は気持ちが落ち込んだりしがちな場合に適応し、『加味帰脾湯』はそれにイ…
薬を買う時には店頭でご相談下さい
やや高齢のお客様から、あせもに『テオドランホワイトL』を胸元に使ったら、すごく目立ってしまったと相談され、酸化亜鉛が入っているためと説明した。 いわゆるベビーパウダーに入ってるのと同じ成分である。 塗っても目立たない物をと希望されたので、『ユースキンあせもクリーム』を勧め、お買い上げいただいた。 『テオドランホワイト L』は二つ買ってしまい、まだ残っているとのことで困った様子だったから、脇…
使う薬の特性を知っておきましょう
やや高齢のお客様が『葛根湯』をレジに持ってきたさいに、喉の痛みや咳には適さないことを伝えたところ詳しく訊きたいとのことで、『葛根湯』は鼻水が出るときなど上半身を温めると楽になるときに適していることを説明した。 そして、喉が痛むときなどには反対に上半身を冷やして治す『銀翹散』をと紹介した。 するとお客様は、風邪気味になった時に『葛根湯』を飲んで元気になった気がするものの、その後に疲労倦怠感が現…
屋外に出るときに持っていく虫刺されの薬の選び方
『ポケムヒ S』 と『マキロンパッチエース』を買い物カゴに入れたお客様が、一般商品専用のレジに向かったので追いかけ、医薬品レジへと案内しながら前者は効き目は一番弱く、後者は強くて両極端なことを説明した。 薬の強弱は意識されていなかったようで興味を持たれたため、虫刺されの薬には効き目が大きく分けて3段階あることや、『ムヒ S クリーム』と『液体ムヒ S』 のように同じ名前の薬のようでも剤形が違う…
睡眠補助剤も成分によって違いがあります
『アレジラスト10』を持ってきたお客様に使用経験を尋ねると、初めてのうえ即効性を求めているというお話だったので、主成分がエピナスチンのやフェキソフェナジンの物は、発症する前から服用する予防薬としての運用が効果的なことを説明した。 一般的な鼻炎薬で眠くなったか覚えていないとのことから、メキタジンの『ロートアルガードチュアブル』を勧めて、お買い上げいただいた。 それから、花粉症は体の防衛機構を担…
薬の副反応が起きるかは体調によっても変わる
『エスタックイブ』を購入されるお客様に主訴を確認すると、喉の痛みがあり白い鼻水が出るとのことだった。 鼻水が透明になったら内臓の冷えが原因と考えられるので、鼻炎と風邪の切り分けが必要なことをお話したうえでお買い上げいただいた。 また、喉が痛む時には普通の食べ物が喉を通るだけでも、擦れて炎症の原因となるため、もう今日から柔らかめの食事をするように勧めた。 もし本当に風邪だった場合には、 内臓…
薬の説明は正直なら良いとは限らない!?
『新ヒストミンゴールド液』を二つ購入されるお客様に、他の栄養ドリンクに比べて胃腸に優しく体力の下支えをすることを伝えた。 ご主人が風邪をひいたらしいので、食事を控えて内臓を休ませるのが良いとをお話しすると、すぐに理解されたようだった。 『スクラート胃腸薬S』を購入されるお客様に使用経験を尋ねると初めてで、以前に無印の『スクラート胃腸薬』の方を使ったことがあるとのこと。 ただ、 お客様本人ではな…
アレルギーがいつ現れるかは分からない
お客様が『バンテリン液EX』を購入されるので喘息の有無を確認したところ、10年ほど前のことだから心配はいらないと言われた。 体調や気候なども影響するから、全く大丈夫とは言い切れないものの、あまり不安にさせるのも良くないのが、この手の説明の難しいところ。 とりあえず、外用薬も持病や他の薬との併用には注意が必要なことをお話したうえで、お買い上げいただいた。 今回の用途は筋肉痛とのことで入浴を勧めると…