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  • <<通巻233号>>
    サケの人工孵化/健康食品の誤解世界の中心で叫ばれて喧嘩/通じないネタ

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      ★彡☆-=★彡  それさえもおそらくは平凡な薬局  ★彡☆-=★彡
                    <<通巻233号>>
        提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
        発行 : 北園薬局 http://www.kitazono.jp/
        編集 : 北村俊純
        窓口 : info@kitazono.jp
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    ~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
    ※9月27日(火)……サケの人工孵化
        
    ※9月28日(水)……健康食品の誤解
    ※9月29日(木)……世界の中心で叫ばれて喧嘩
    ※9月30日(金)……通じないネタ
    ************************* 今号の平凡な日記 ***************************
    ◆9月27日(火)/2005年◆
     今日は曇り空で、少し肌寒い感じ。
     胃腸の具合は、まだ悪し。
     朝の情報番組で、サケの人工孵化のニュースをやっていた。
     メスの腹を割いて鮮やかな赤色の卵を取り出し、その卵にオスの精液をかけて繁殖させるのだとか。
     今までてっきり、メスに水槽かイケスで産卵させて増やしてるのかと思ったら、こんな乱暴な方法だとは知らなかった。
     まぁ、複数の卵を孵すために一匹殺すくらいは効率の点では良いのだろうが。
     なんだか、世の中の矛盾の一端を見た感じ。
     午前中に、発送予定の分を処理していく。
     給料日を過ぎて、注文がドドドッと来ているのだ。
     しかし合間には、店頭へ来ていただいた患者さんやお客さんの相手もしなければならず、思いのほか手間取った。
     奥さんからメールで、昼食にマックを食べたいと入った。
     なんて、不健康な食生活か。
     まぁ、月見バーガーは好きなんだけどね。
     買って届けて、私も食べる。
     そうそう、午前中に、電力会社から変な電話がかかってきたそうな。
    「○○○号室の北村様ですね」とか言われた部屋番号が違う。
     しかも、電話の内容は、使用料の請求書を送るというものだったとか。
     7月後半に引っ越してきて、すでに8月分の支払いも済んでるのに、なんなんだいったい。
     奥さんは、とにかく違いますという事だけは伝えたという。
     咳の相談で、患者さんが来店。
     風邪ではないようで、秋の花粉症かもしれない。
     麦門冬湯(ばくもんどうとう)を案内。
     患者さんが処方箋を持って来店。
     待っている間に店内のテーブルを使わせて欲しいと頼まれる。
     どーぞどーぞ。
     何かと思ったら、国勢調査の記入だった。
     ああ、うちにも来てるのかな。
     昨日問屋さんから入った商品の一部を、今日取り替えてもらった。
     白いパッケージが、すでに変色していたから。
     あまり売れない商品で、問屋の倉庫でも置きっぱなしで古くなったのか。
     ネットで注文のあった患者さんから、メールで「やはり長く飲まなければならないのでしょうか」と問い合わせがあった。
     何が“やはり”なのか、やはり私には分からない。
     漢方薬にも風邪薬などがあるように、急性症状に対してはすぐに効果が現れ、慢性症状に対しては改善に時間がかかるという点においては、漢方薬も現代薬も変わりありませんと返答。
     Iちゃんからメールが入った。
     休日の今日は買い物に出たり、友達に差し入れしたり、今カレとデートしたらしい。
     体調悪いはずなのに、大丈夫なのかよ、おい(苦笑)
     ここのところ、茯苓飲合半夏厚朴湯(ぶくりょういんごうはんげこうぼくとう)が、ネットでやたらと注文される。
     こんなマイナーな漢方薬が、どうして続けて売れるのか。
     確かに時期的には、急に気温が下がって水分代謝の悪くなるのと重なっていて、その点では分かるのだけれど。
     どこで、どういう情報が流れているのか気になる。
     ヒット曲『恋のマイアヒ』などでエイベックスが使っているキャラクター『のまネコ』が、アスキーアートのキャラクター『モナー』に似ているとして問題になっている件で、『2ちゃんねる』の管理人である西村博之氏がエイベックスに対して公開質問状をメールで送ったそうだ。
     個人的にはこの問題、現行の法律では著作権や登録商標などが独占的になりやすいため、企業が商標登録しても類似物を使う事ができるという先例になればと思っていたのだけれど、どうも問題の根源は『のまネコ』をデザインした人が2ちゃんねるの利用者でありながら、エイベックスからオファーがあった時に、自分で思いついたと言ってしまった事らしい。
     いわばその段階で、後からエイベックスが「インスパイアされた」と言い訳しているように、モナーを元にしてデザインしたんだと言っておけば済んだ話のようで。
     2ちゃんねるは日本の文化の縮図のようなもので、目立つヤツを妬ましく思う一方で、人の手柄を自分の事のように大喜びしてはしゃぐ連中が暴れまわる。
     今回は、妬まれてしまったのが失敗というところか。
     電車男のように、嘘でもいいから「皆に感謝!」とか言っておけば良かったのだ。
     で、西村氏が送った公開質問状はというと、エイベックス所属の歌手である浜崎あゆみのロゴに似ている『のまタコ』というキャラクターを制作し、それを「商標登録とグッズ展開にあたり何も問題がないこと」を確認したいという内容だそうだ。
     あはははははは、西村氏は嫌いだけど、こういうイタズラは大好き。
     相手の言動をそっくりそのまま返すという、いわばその文言自体が元の発言からインスパイアされたという二重構造。
     さて、着地点はどこになるのか。
    「料亭に早く行ってみたい」と言っていた正直者の杉村太蔵氏が、「反省の気持ちを示すため」として党本部で記者会見した。
     なんだツマランのー。
    「国会議員としての自覚が足りないまま幼稚で無責任な発言を繰り返し、心からおわび申し上げます」なんて言われても、杉村氏に期待してるのは、単なる馬鹿発言じゃなくて、国会議員がいかに庶民感覚からズレてるかを体現してくれる事なのに。
     自分の事を“ヒラリーマン”と言った杉村氏である。
     この会見は、党本部が計画したようだから、とりあえず猫をかぶる方法も身に着けたのだと解釈しておこう。
     それで重鎮議員から可愛がられるようになってから、また本来の姿を見せてくれれば良いと。
     だいたい、サイトを見てみると杉村氏は結構いい事も書いている。
     http://sugimurataizo.net/
     ゴーストがいるのではないかと思えるくらい。
     でも、ゴーストがいるにしては稚拙な部分も残っていて、まず本人が書いてると思って間違い無いだろう。
     2005年8月29日のスポーツ教育に関する考え方は、私は共感できる。
    「高校の部活のほとんどは、高校1年の4月に入らなければ上手くやっていくことが出来ないシステムになっているからだ。」
    「スポーツはやりたいときにやることが出来る、という点がとても大切だと、経験上痛感している。」
     大人の娯楽として消費されている高校野球なんかにも、将来改革の旗を立てて欲しい。
     『名探偵コナン 水平線上の陰謀』をレンタルしてきて観た。
     発売日以来、ずーっと借りられっぱなしで、やっと返却されてきたばかりのところをゲット。
     でも、別に観なくても良かったわ(笑)
    「シリーズ初の二重サスペンス」と銘打ってるのに、始まって早々に犯人の1人が明らかになってしまう。
     これでは逆に、真犯人の候補が減ってしまうだけで面白みに欠ける。
     奥さんも、やっぱり第1作目が良かったと残念がっていた。
     今回は、アクションも少なかったしねぇ。
     爆発すりゃいいってモンじゃなかろうに。
     有能な小五郎が観れたのは、お得感があったけど。
     決して格闘が強い訳ではないという描写バランスも良かった。
     とにもかくにも、事件の核心と犯人のキャラとしての魅力がスカだった事に尽きるな、この作品のツマラナさは。
     それと、今回の作品の物語上の展開で重要な“かくれんぼ”が私にはどうしても納得できなかった。
     私が子供の頃にかくれんぼした時には、いつも鬼の後をコッソリついていった。
     鬼のそばにいると意外と見つかりにくく、壁のちょっと窪んだ所に潜んでいると、目の前を鬼が素通りしていったりする。
     逃げられない空間に隠れるより、だんぜん安全で見つかる率が低い。
     ルールで、一度隠れたら移動しちゃいけないと決めたなら話は別だけれど、作中ではそんなやり取りは無かったから、やる奴がいてもおかしくなかろうに。
     とか言ったら、奥さんに「変だよー。子供のレベルじゃない」とか言われた。
     子供を舐めちゃアカンよ。
     肖像権に関する訴訟の判決が1件。
     ネットで読んだ記事によれば、財団法人『日本ファッション協会』が開設したストリートファッションを紹介するホームページに、銀座を歩いていた女性を撮影し掲載したところ、女性の服の胸に赤い文字で「SEX」というデザインが施されていた事から、別の掲示板で女性への中傷が書き込まれたため、精神的苦痛を受けたとして、被害女性が同協会側に慰謝料など330万円を求めたという。
     http://www.japanfashion.or.jp/index2.html
     判決としては、協会側による肖像権の侵害を認め「下品な中傷で女性は通院が必要となった」などとして、35万円の支払いを命じたようだ。
     まぁ、無断撮影の写真を無断で載せたという経緯があるから、判決は妥当なところか。
     でも、中傷されたって言ったって、馬鹿の言う事なんか気にしなくてもと思ってしまう。
     だって、英和辞典も引いた事の無い馬鹿ですよ。
     『SEX』は、性別の意味なんだから、いちいち卑猥な事を想像する方が中学生以下の貧相な思考の連中だろう。
    ≪育児日記≫
     ちょっと朝からだるくて仕方なかった。
     次郎は元気だ。
     朝から走り回っている。
     夜中、3回くらい起こされた。
     なんだったんだろう?
     ちなみに、次郎はいろいろ覚え始めて、化粧台の前のラジカセをカチャカチャいたずらしたり、それに座ったり、台にして上ったり。
     もう危なかったしいったらない。
     次郎にとっては、毎日がきっと新しい事の連続で、とても楽しいんだろうな……と思いつつ、しだいに疲労していく自分に気づく。
     前よりもっと目が離せなくなって、息も抜きたいけど抜けないし、ちょっとため息。
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    ◆9月28日(水)/2005年◆
     朝、奥さんの大きな声で目が覚める。
    「油がかかったら、火傷して一生消えない傷が残るの! 分かる!?」
     次郎が台所で何かしたらしい。
     にしても、分かるワケ無いじゃん。
     今は、「ダメ」という言葉だけを教えなければ。
     不思議な事に、私は奥さんのように強く叱った憶えはないのに、「ダメ」と小さく言うだけで大泣きされるんだよなぁ。
     ジェーピーエス製薬の営業マンから電話。
     後日、アザレアの花が届くという。
     今までは、「○○万円分を仕入れると、鉢植えが届きます」と言われても、世話が面倒だからいらないと答えていたのに(笑)
     ところが、今年は知らず知らずのうちに、その規定額を越えて仕入れていたらしい。
     やっぱり売り上げは伸びてるんだな。
    『テレウェイヴリンクス』の営業マンから電話。
     http://www.telewave.co.jp/corporate/telewave_links.shtml
     今度はナニ? と思ったら、前に電話してきたのと同じ内容。 
     http://blog.mag2.com/m/log/0000109927/106178472?page=1#106178472
     (6月23日/2005年の日記参照)
     同じ内容なら用は無いってのに。
     IT企業を名乗っていながら、営業のデータベースは無いらしい。
     ヤツメウナギの健康食品を求めて、お客さんが来店。
     しかし、うちでは扱っていない。
     お話を聞くと、以前にE堂で買っていたらしい。
     って、あそこの店主が、もともとヤツメウナギの健康食品メーカーの社員だった。
     そりゃ、勧めるわなぁ。
     確かにヤツメウナギに含まれているビタミンAは目の栄養になる。
     しかし、病院からはビタミンA含有の薬をもらっているという。
     それでしたら、むしろ要らないのでは。
     ビタミンAの摂り過ぎは、体に毒だし。
     目の働きを助けるアスタロンを案内した。
     ドリンクタイプのアスタレッドもよろしく(⌒▽⌒) 
     子どもキャンプの主催をしたところの事務局長のK氏から電話。
     何かと思ったら、今週の土曜日の打ち上げの時にビデオを持ってきて欲しいと。
     それはまた突然な(^_^;)
     なんか、毎年突然なんだから自分でも用意しておこうとか思わなくはないのだが、用意だけしておいて使わなくても嫌だしと連絡待ちをしていた。
     化粧品を買いに、お客さんが来店。
     ニキビを隠すためのファンデーションを相談される。
     化粧品は、お母んに任せる。
     私は、ニキビの治療の方のお話をする。
     ビタミンCのサプリメントを飲んでいるという。
     無駄ではないけれど、皮膚の再生に必要なのは、ビタミンB群です~。
     風邪の予防にとも言われるが、ビタミンCが風邪の予防になるというのは迷信の域を出ない。
     風邪をひくと、体が対抗する過程で失われるのは確か。
     しかし、もとより水溶性であるビタミンCは体に蓄積されない。
     溜めておく事ができないのだから、予防になるというのは考えにくいのだ。
     他に、コエンザイムQ10も飲んでいるらしい。
     肌に良いとか宣伝されて、含有した化粧品も販売されるようになったものの、本質的には体内で自然に生成される補酵素で、激しい運動をしたりすると減少するが、コエンザイムQ10を多く摂取すれば元気になるとか、肌を綺麗にするとかいうのは、誤解もいいところ。
     ニキビとして明確に症状が現れているのですから、ちゃんと治療するのが先決ですと排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)を案内した。
     膀胱炎の相談を患者さんから受けた。
     正確には、ロシアに行くので持ち込める薬はあるかと。
     うーん、外務省に問い合わせていただいた方が良いような(苦笑)
     一応、漢方薬の猪苓湯(ちょれいとう)を案内して、ネットで調べたところでは、持ち込みは大丈夫みたい。
     ネットで見つけた変り種。
     キノコの培地を詰めた本物の花火の玉殻(火薬抜き)を育てると、食用のタモギタケというキノコが生えてくるのだそうな。
     http://www.excite.co.jp/News/bit/00091124260870.html
     開発したのは、新潟県のキノコ菌メーカー『農林菌類』。
     いやぁ、どういう発想からこうなったのか。
     調べていて出てきたのが上の記事で、昨年の中越地震で大きな被害を受けたという。
     そして、長岡では、昔から厄払いや健康祈願という意味をこめた花火を打ち上げていた事にヒントを得て『がんばれ新潟』の願いを込めて開発したらしい。
     写真を見ると、上手く生えれば花火が開く様子にも。
     うん、こりゃ頑張って欲しいわ。
     実物が欲しいかはビミョー(笑)
    ≪育児日記≫
     今日は、なんか寒かった。
     急にというより、暑さ寒さも彼岸までというように、前に比べて涼しくなったみたいだ。
     次郎も風邪ひかなければいいなーと思っていたら、朝起きてなんか鼻水をズルズルやっていた。
     布団、もう1枚増やそうかなーと思ったり。
     とはいえ、まだまだ日中は暑いくらいなので、1枚多めに着せるだけにした。
     次郎と日中、散歩しに行ったりもしたけど、ほんとに歩くのが好きらしくて、転倒しても泣いたりしないので強い子なのだろうか?
     と思いつつ、いろいろあれこれ気をつける私だった。
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    ◆9月29日(木)/2005年◆
     今日はまた、暑さで寝苦しくて目が覚めた。
     ホント、この時期は体がついていけなくなる。
     さすがに月末の週末は忙しい。
     いや、本当は近隣の診療所は木曜日は休診のはずなのに、何故か前日や前々日の処方箋を持ってくる患者さんが多いから。
     確かに発行日から4日以内に持ってくれば良いのだけれど、薬の種類に問題などがあった時に、休診日だと問い合わせができなくなってしまう。
     消臭剤を求めてお客さんがいらした。
     家の前に、犬に糞をさせる人がいるらしい。
     犬の嫌うニオイを出す物は無いかと尋ねられる。
     んー、どうだろう。
     自分のニオイを付けてテリトリーにするのだから、そのニオイが消えれば大丈夫だとも思いますが。
     サンポールを勧めてみたけれど。
     旦那さんの下痢の相談。
     ここ2~3日続いている様子。
     吐き気もして食べられないので、お酒だけ飲んでいるという。
     なんでやねん(^_^;)
     即効丸(そっこうがん)があるものの、お酒を休んでもらわない事にはどうしようもない。
     塗り薬の小さい瓶を買われたお客さんが、すぐに店に戻ってきて大きい物との交換を頼まれた。
     ドアの外には旦那さんらしき男がおり、そう言われてきたらしい。
    「早く言えばいいのに。すいませんね」と小声で言われた。
     一緒に来ているのなら、店にも入ってくれば良いのに。
     入ってこない事情は知りませんが。
     私なんかは、衣料品店がダメ。
     古着屋とかなら大丈夫なんだけれど、新しい物が並んでいる店だと化学繊維に体が反応してしまって、目や肌がチクチクと痛くなるので。
     柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)を買いに来た患者さんから、1日の飲む量は守った方が良いかと尋ねられた。
     まぁ、基本的には薬としては守ってもらった方が良い。
     でも、メーカーから添付されている能書には“適宜増減”とあるように、3倍量くらいまでならば調整してもらって構いませんと伝えた。
     久しぶりに、奥さんと大喧嘩。
     ことの発端は、私が仕事から帰ってきたらリビングのテレビで『世界の中心で愛をさけぶ』を奥さんが観ていたから(笑)
     いや、観ててもいいんだけど、観るなら観ると言っといてくれれば、目に入らないように自分の部屋に直行したのにと。
     昼間からテレビで宣伝をしていて、絶対に観たくないと言っておいたのだ。
    「なんでー? みんな感動してるよー」と奥さんは呆れる。
     でも、中途半端に夢を叶えようとした男の馬鹿ぶりが許せん。
     自分の不幸を、相手に言わないでおいて怒るヒロインの身勝手さが許せん。
     トドメを刺しておいてツラリと忘れたまま男と付き合ってる婚約者が許せん。
     フィクションならフィクションだとして見せれば良いのに、リアル感をいやらしく出そうとしている製作者の姿勢が許せん。
     とにかくワンシーンでも観たら腹が立つ。
     劇中でヒロインが主人公に対して、ラジオに嘘の投稿をして賞品を貰った事を非難するシーンがあるが、作品そのものを作品の中で否定しているのには、呆れを通り越して、時間を無駄にしたと本気で後悔した。
     だから、劇場版をDVDで観て以来、避けてきたんだ。
     なんでそんな事で喧嘩してるんだとお思いでしょうが、牡蠣フライにソースをかけたってんで怒って家を飛び出したくらいで。
     ええ、私が(爆)
    ≪育児日記≫
     なんとなくゆっくりとできそうな感じだった。
     掃除や洗濯をたまにサボろう…と思い、次郎との散歩だけに午前中は専念した。
     公園などに行き、ブランコなどに次郎を乗せたりした。
     ベビーカーで坂道をゴーッと下るのが好きなので、ブランコに一緒に乗ってちょっとしたスリルを味わわせたりした。
     次郎は、あまりビックリも驚きもしない様子で、ニコリともしないので、なんだろう……とも思った。
     滑り台に乗せて滑らせようとしたのだけど、まだちょっと危ない気がするので、それはもう少し大きくなってからにしようと思った。
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    ◆9月30日(金)/2005年◆
     今日も暑い。
     そして風が強い。
     暑さよりも、風の音で目が覚めた。
     痔の相談でいらした患者さん。
     やや便秘気味のようなので、乙字湯(おつじとう)を勧めた。
     水虫の薬を買いに患者さんがみえたので、念のために患部を尋ねてみたら腕だった。
     腕に水虫(・_・?
     見せてもらったら湿疹。
     湿疹に水虫の薬を使っちゃダメですよ~。
     生活の事を訊いてみると、風呂でかなり体をこすっているらしい。
     原因は、むしろそれかも。
     皮脂膜を洗い落としてしまって。
     失礼ながら、歳を取ったらもうアカ落としのような物は使わない方が良いです。
     新陳代謝が若い頃と比べ不活発になっているのに、皮脂膜を洗い落としてしまったら再生が追いつかず、守りの無い肌は容易に外部からの刺激にやられてしまうのだ。
     風邪の相談で、高校生が母親と一緒に来店。
     引き始めのようなので、葛根湯(かっこんとう)を案内した。
     本当は高校生くらいだと新陳代謝が激しいから、葛根湯を飛ばして風邪の中期に使う麻黄湯(まおうとう)から使い始めても良いのだけれど、今回の子は基礎体力があまり無さそうだったため。
     お母んが病院に行ってきた。
     乳房の近くにしこりがあるという事で、癌の検査の結果を訊きに。
     ところが、採取したサンプルが少なかったとかで、良性か悪性が分からなかったそうな。
     なにやってるんだ(^_^;)
     このあいだ風邪の相談でいらして、麻黄湯(まおうとう)地竜(ぢりゅう)を買われた患者さんが来店。
     3日分を1日半で飲んだら、早く回復したそう。
     しかし、鼻水とクシャミだけは残ってしまったという。
     寒気などは無く、咳も落ち着いたようなので、小青龍湯(しょうせいりゅうとう)を飲み継いでもらう事にした。
     明日も仕事だそうだから、地竜も合わせてと勧める。
     患者さんから、痰が絡みやすいと相談された。
     麦門冬湯(ばくもんどうとう)を案内。
     ついでに、風邪に備えて葛根湯を買われる。
     葛根湯は上半身を温めるので、咳が出る時には飲まないように言い添えた。
     小泉純一郎首相の靖国神社参拝をめぐる訴訟で、大阪高裁が憲法違反という判断を示したというニュース。
    「内閣総理大臣という公職にある者としては、私的か公的かを明確にすべきだ」と批判したうえでとの事。
     ただし判決そのものは、小泉首相が控訴人らに対して、靖国神社への参拝を奨励したり、自らの行為を見習わせるなどの意図や目的があったとまでは言えず、控訴棄却となったようだ。
     記事で読んだだけなのでなんだけれど、裁判長が法廷で主文を読み上げた瞬間に、原告らからは「不当判決だ」とか「恥を知れ」などの怒号が飛んで、裁判所職員が制する場面もありながら、その後に違憲判断が出ていたと分かって、今度は喜びの声を上げたとか。
     アンタらなぁ(苦笑)
     ちゃんと暴言を吐いた事は謝ったのかね。
     かくも、怒る人というのは馬鹿で醜い。
     控訴人の中には、キリスト教徒の信者もいたらしく、信教の自由を侵されたと会見で訴えていたようで。
     キリスト教の信者なら、もっと迫害されるまで耐えなさいヽ( ´ー`)ノ
     こちらは、微笑ましい(?)ニュース。
     茨城県水戸市の水戸第二高校の地学部が、英国の天文学者ウィリアム=ハーシェルが1781年に天王星を発見した際に使った金属鏡望遠鏡を復元し、実際に天皇制観測に使用したという。
     現在の反射望遠鏡はガラス鏡に光を反射させる構造だが、金属鏡望遠鏡は磨き上げた金属を使う。
     使用した金属鏡は青銅製だそうだから、イメージとしては、三種の神器の1つに数えられる、古代の鏡のような物。
     って、それじゃ古すぎるわな(笑)
     いずれにしろ、反射率の低さはガラス鏡と比べるまでもなく低い。
     実物を覗いた事は無いけれど、ただでさえ距離が遠くて惑星自体も小さい天王星を、よくもそんな望遠鏡でハーシェルは発見したものだ。
     子供たちにとっても、貴重な体験となった事だろう。
     ところで、復元しようとした言いだしっぺは誰かね。
     生徒の1人なのか、それとも顧問の教師なのか。
     教師の個人的な趣味が昂じたっぽいな(⌒▽⌒)
     チャットで、A嬢が祖母の誕生日のお祝いに赤城に旅行に行くという話を聞く。
    「赤城の山も今宵限り。かわいい子分のテメェたちとも、別れ別れになる門出だぁ」
     と返信。
     そしたら、「誰のセリフ?」と訊かれてしまった(^_^;)
     そうかー、もうこのセリフも、そのパロディも通じなくなってきてるのか。
     ちと、寂しい。
     http://www5.wind.ne.jp/fisherman/ch/chuji/kunisada.htm
     S氏は、国定忠治といえば、水戸黄門、大岡越前あたりと並ぶ時代劇ヒーローなのになぁと嘆息。
     火浦功の小説『未来放浪ガルディーン』のイメージアルバム『未来放浪ガルディーン 大歌劇』に収録されている、『筋肉娘血風録』という歌のセリフとかも笑えない訳だな。
     もったいない。
     http://www.hiura.org/index.shtml
    「古(いにしえの)の科学が鍛えし業物(わざもの)ガルディーン。俺には生涯、てめぇという強(つ)ぇ味方があったのだぁ」(田中真弓の声で)
     同じ歌にあるセリフの、「でも、涙が出ちゃう。女の子だもん。……なんてオレが言っても笑われるだけ。オレだってなぁ、オレだってなぁ……白い雲なんて、大っ嫌いだーーー!!!」の方は、まだ通じるか。
     という話をしていたはずなのだが、A嬢はオジサンとからかうので、素直じゃないねぇと言ったら、「こんな私にどんな手段使う??(笑)」と挑発してくる。
     それに乗って一言、「手篭め」と返したら、「読めない(ーー;)」と言われてしまった。
     困ったねぇ(苦笑)
    「読み方教えてよ~エロエロおじ様」とA嬢。
    「エロエロなのは認める」と私。
    「おじさんは認めないの?(笑)」
     断じて認めん( ̄^ ̄)
     でもって、「てごめ」と読むのだよん。
     しかし、それでも通じない。
     しまった、意味の解説も必要なのか(笑)
    ≪育児日記≫
     今日は、月末だ。
     薬局の帳簿の締め日である。
     でも、ほとんどまだあまり分かってなくて、いろいろ義母に言われたりした。
     だがしかし、次郎を見ながら……というのは何せ大変である。
     本当に相手とかしないでいると、暴れだすんだよね。
     周りにある物がゴチャゴチャになる。
     あーあ。
     そして、いつのまにか薬局の外へチョコチョコと出ていってしまうようになるし。
     車でも来たら大変である。
     まだヨチヨチ歩きなので、ケガしたりするのもとても心配。
     だが、やはり次郎はどこふく風状態で。
     いつになったら、言うこととか分かったりすることができるんだろう?
     そう思ってしまった日だった。
     ……言う事が分かるようになったら、今度は意識的に言う事をきかなくなるだけだと思うけどね(笑)
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  • ≪通巻38号≫
    漢方薬の講習会『理気剤(りきざい)』/ニキビの相談/“怒り”の醜さ/政府の初動、現場の初動

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      編集 : 北村俊純
      窓口 : kitazono@a1.mbn.or.jp
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    ~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
    ※11月18日(火)……漢方薬の講習会『理気剤(りきざい)』
        
    ※11月19日(水)……ニキビの相談
    ※11月20日(木)……“怒り”の醜さ
    ※11月21日(金)……政府の初動、現場の初動
    ************************* 先週の平凡な日記 ***************************
    ◆11月18日(火)/2003年◆
     今日は、月に一度の漢方薬の講習会。
     テーマは、『理気剤(りきざい)』である。
     『理気剤』とは、“気滞”を治療する薬の事で、“気滞”とは「気の停滞」、すなわち“気”が阻滞された状態に相当する。
     この“気”というのは、西洋医学には無い概念で、漢方薬を胡散臭いものにしている。なにしろ、血液などのように実体の無いモノだからだ。
     しかし例えば、目には見えなくとも“ストレス”というものは存在する。そして、ストレスが原因の病気があるのも事実である。
     気滞が発生する原因は非常に多いが、気滞だけが独立して現れる事は無い。
     最も気滞に関連が深いのは、やはり精神的ストレスで、漢方では“内傷七情(ないしょうしちじょう)”と言う。“内傷七情”とは、怒・喜・憂・驚・恐・悲・思の七つの心の動きが体をも痛めるという意味だ。
     情緒系・自律神経系に影響して肝気鬱結(かんきうっけつ)と呼ばれる抑うつ・緊張の状態を生じ、これにともなって全身の各部位の気滞を容易に引き起こす。
     気滞は発生する部位によって、1)胸部気滞、2)胃気滞、3)腸気滞、4)肝気滞などに分類される。
     気滞が関連する症状としては、以下のようなものがある。
    1.膨満感=胸・脇・腹などの張り・苦しい・痞(つか)える感じがするなど。
    2.遊走性の疼痛=異所性で時間的に増減する疼痛。
    3.渋滞性の症状=排尿や排便がスムーズではない・呼吸が苦しい・嚥下困難。
    4.気逆の症状=咳・胸が苦しい・悪心・嘔吐・吃逆(しゃっくり)・曖気(げっぷ)。
     理気剤の分類は、気滞の影響を受ける部位と、その症状で整理すると分かりやすい。
    ※『肝気鬱結(かんきうっけつ)』
     別名『肝気滞(かんきたい)』とも呼ばれ、肝臓がストレスを受けた場合を指す。
     症状としては、憂鬱感・怒りやすい・胸脇部の張った痛み・月経痛・月経周期が安定しないなどである。良く耳にする自律神経失調症も、ここに当てはまる。
     治法としては、“疏肝理気解鬱(そかんりきげうつ)”と言われる方法を用いる。
     代表的な漢方薬には、『小柴胡湯(しょうさいことう)』『柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)』『加味逍遥散(かみしょうようさん)』『柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)』がある。
     小柴胡湯は肝機能障害に用いられ、B型肝炎やC型肝炎などの治療薬として医療現場では重宝されている。また、応用範囲が広く、神経性の胃炎や過敏性腸症候群にも使われる。特に腹痛によって登校拒否を訴える子供や、出社の途中で下痢をしてしまうサラリーマンなどには良いだろう。
     余談だが、神経性胃炎が進んだ場合には、もちろん胃炎により特化した漢方薬を用いる。その時には、胃が熱を持っているか、胃が冷えているかの見極めが大事である。胃炎だからといって、胃が熱を持っているとは限らないのだ。
     胃が熱を持っている時には『黄連解毒湯(おうれんげどくとう)』を用いる。
     冷たい水を飲むと症状が軽くなり、温かいお茶を飲むと気分が悪くなるというのが見分け方になる。
     逆に胃が冷えている時には『安中散(あんちゅうさん)』を用いる。冷たい水を飲むと胃が重くなり、温かいお茶を飲むと落ち着く時が適応する。
     一般的に漢方胃腸薬といった場合には、この安中散である事が多いのだが、パッケージで内容を確認して服用しないと、症状に合わないというケースもあるので気をつけてもらいたい。
     柴胡桂枝湯小柴胡湯『桂枝湯(けいしとう)』を合わせた物で、胸脇部の張った痛みが強い場合に対応する。メールマガジンでは風邪の後期に用いる漢方薬として紹介しているが、より実際的には風邪の進行具合が不明な場合など、いつでも用いる事ができるので、覚えておくと便利だろう。
     加味逍遥散は特に女性に用いられるのだが、これは血を補う作用があるからで、生理になるとイライラする場合に特に効果がある。
     柴胡加竜骨牡蠣湯は、高血圧の症状があって不眠などを伴う場合に用いる事が多い。
    ※『胸部気滞(きょうぶきたい)』
     症状としては、胸が苦しい・胸が痞える・呼吸が早く荒い・胸痛・咳などがある。
     この場合の治法では、“理気散寒(りきさんかん)”・“理気活血(りきかっけつ)”・“理気化痰(りきけたん)”という方法を用いる。漢字を見れば、この治法の考え方は分かると思う。
     代表的な漢方薬としては『柴朴湯(さいぼくとう)』なのだが、ウチには置いていない。小柴胡湯『半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)』を合わせた物で、胸部気滞は次の“胃気滞(いきたい)”と一緒に扱えるからだ。
    ※『胃気滞(いきたい)』
     この症状には、上腹部の膨満感や痛み・食欲不振・曖気・吃逆・悪心・嘔吐などの強いものなどが該当する。
     治法は“理気化湿”・“理気化痰”を用いる。
     代表的な漢方薬としては、胸部気滞の方が強い場合には半夏厚朴湯を、胃気滞が強い場合には『かっ香正気散(かっこうしょうきさん)』を用いる事になる。
     胃気滞の場合には、時として気が滞るだけではなくて、気が上部に逆流してくる“胃気上逆(いきじょうぎゃく)”という事が起こる場合がある。これが曖気・吃逆・嘔吐などで、半夏厚朴湯を用いると良い。妊婦の場合には妊娠嘔吐(つわり)に使うことが多い。
     また、胃気上逆までいかなくても咽喉に異物感がある人や、緊張すると胸が苦しくなる場合、例えば大事な試験が控えているとか人前に立たなければならない時に症状を緩和する事ができる。ドラマなどで人前で挨拶するシーンに「ん、んん」とか咳払いするシーンがあるが、あの状態の事である。
     精神的な咳にも使え、特にストレスを感じると症状が出る喘息の場合に重宝する。と言うか、自分が重宝しています(^_^;
     そうそう、緊張を軽減するという事で、ウチのお店では受験期に良く売れる。受験生はお試しあれ。また、講師のお話によれば、子供の緊張感が親にも伝播して、親もイライラ感が高まり、それがまた子供に跳ね返って親子間のコミュニケーションがギクシャクしてしまうという場合には、親子で服用するのも良いとの事。
     『かっ香正気散(かっこうしょうきさん)』は、主に胃腸方の風邪(夏風邪)に用いる事が多いので、胃気滞として使うケースは少ない。ただ、胃腸を助ける生薬が入っているので胃腸虚弱だという自覚がある場合は、使ってみると良いだろう。
     この『かっ香正気散(かっこうしょうきさん)』は純粋に日本で近年になって開発された物で、中医学(中国漢方)至上主義の流派からは忌み嫌われている。近年と言ったって千年以上前の事だし、日本の気候風土に合ってるんだから、いいと思うのだけれど、
    ※『腸気滞(ちょうきたい)』
     症状には、腹部膨満感・腹痛・腹鳴・排ガス・排便困難・裏急後重(りきゅうごじゅう)などが強いなどがある。裏急後重というのは聞きなれない言葉だが、下痢の場合はトイレに行って戻ってきてもまだお腹がしぶったり、便秘の場合には便意はあるのに出ない場合の事をいう。つまり、何度もトイレに行きたくなる状態だと思ってもらって良いだろう。
     実は、この腸気滞には「コレだ!」という漢方薬は無い。あえて挙げるとすれば、便秘薬という事になる。
     漢方薬では、『半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)』が最初の選択といったところか。
     講師も、便秘の状態に合わせて臨機応変にと言っていた。まぁ、便秘になると気滞になるから、イライラしやすくなるのは当然と言えば当然。
     講習会の帰りに秋葉原の『LaOX』に立ち寄った。
     http://www.laox.co.jp/laox/index_tone.jsp
     日記には特に面白い事もないので書いていないのだが、今のところ毎日奥さんのお見舞いには行っている。
     ミカン持ってきて、チョコレート持ってきて、漫画を持ってきてと、まぁ贅沢な暮らしをしている(笑)のだが、ビデオを観たいとまで言い出したのだ。贅沢に磨きがかかって困る(・_・)ノ
     で、病室にはビデオデッキを持ち込んだりする訳にもいかないので、何か代わりの物を捜しにきたのだ。
     ポケットPCにビデオを取り込んでとも思ったが、画面が小さいわりに3万円以上もして、目的からするとコストパフォーマンスが悪い。手帳代わりに使えばいいのだろうが、奥さんの事だから絶対にそんな風には使わない。
     持っているノートパソコンにビデオを取り込んでダウンスキャンコンバーターでテレビに出力する方法もあるが、電源コードが必要で、これまた病室には持ち込めない。
     しかし、捜してはみるものでカノープス社から出ている『SSC120EX』という製品を発見した。
     http://www.laox.co.jp/laox/index_tone.jsp
     USBケーブルを用いて、パソコンから電源を得るというダウンスキャンコンバーターだ。
     ノートパソコンだと電力消費が激しそうだが、それでも映画の一本くらいは観られるだろう。
     新製品なのか値引率は低かったが、1万3千円ならば悪くない。速攻で購入を決めた。
     また、レジの店員がものすごく丁寧で人当たりが良く、ごく自然に気配りの行き届いた人で、たった1つの商品を買うだけなのに心地良くなってしまった。
     帰りに夕飯代わりにマクドナルドに入ったのだけれど、良く考えたら昼食はロッテリアであった。
     1日に2度もファーストフードで食事を済ますというのは、かなり体に悪いのではないかと思うものの、奥さんの料理もほとんど冷凍食品だから変わらんなと酷いことを思う(笑)
     明日は、もう少しまともな食事をしよう。
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    ◆11月19日(水)/2003年◆
     商店街の同じ並びにあった『ニシワキ薬局』が閉店してからというもの、製薬メーカーや健康食品メーカーの営業マンが入れ替わり立ち代わりやって来る。
     『ニシワキ薬局』に置いていた商品を取り扱ってくれという訳である。
     まぁ、それは当たり前だし、商品を勧める資料に「いい事ばかり」が書いてあるのも当然ではあるけれど、リスクも分からないとなんとも扱いにくい。
     とりあえず資料は預かったが、ウチは漢方薬が主力だから、あまり他の商品を扱う予定は無い。お店も小さくて置き場所が無いし(苦笑)。
     病院からの処方箋を持ってくる患者さんで、毎回次の診察日を教えてくれる人がいて助かる。
     必ずしも同じ薬が出るとは限らないが、事前に薬の注文をしておいて備えておく事ができるので。
     これから風邪が流行るという事で、あらかじめ常備しておくためにと柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)桔梗湯(ききょうとう)をお買い上げいただいたお客さん、お話をしてみたら旦那さんは今咳が出ているとの事。
     熱や鼻などの症状は出ていないようなので、麦門冬湯(ばくもんどうとう)で様子をみてもらう事にした。
     ニキビの相談に患者さんが来店。
     ニキビと言って真っ先に思いつく漢方薬は清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)ではあるが、適応するのは赤ら顔の、いわゆる熱証タイプの人。
     しかし、今回の患者さんは痩せていて、冷え症もあるという。
     また、ニキビだけではなく、たまに首の後ろなどにオデキができるとの事。
     だとすると、血液の循環が悪くて、ところどころで血が滞っているのかもしれない。
     力の弱いニキビには当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)を用いる場合もあるものの、そこまでは虚弱な体質でもない様子。
     そこで、普通は湿疹や蕁麻疹に用いる事が多い十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)を試してもらう事にした。名前の通り、十種類の生薬で体内の毒素を敗(やぶ)るための漢方薬である。
     また、もしニキビが化膿した場合には、排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)を使うように勧めた。これもまた名前が効能を示していて、膿を排出する事のできる漢方薬である。虫歯などの歯茎の化膿にも使えるので常備しておくと役に立つだろう。
     前回のメールマガジンで書いた、未承認抗がん剤での治療に保険を適用することについて、『中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関)』の『基本問題小委員会』が年内にも正式決定する運びとなった模様。
     (11月17日の日記を参照)
     保険を適用することを正式決定しても、承認されるのはさらにその後なので、実際に使えるのはまだ先のこととなるが、保険適用の承認を迅速化するために、審査期間を4ケ月~半年程度に短縮するとの事なので、通常だと1~3年かかる事を考えれば期待してもよいかもしれない。
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    ◆11月20日(木)/2003年◆
     今日は朝から雨。
     気温はそれほど低くはないが、やはり雨が冷たくて寒く感じる。
     ホカロンを欲しいというお客さん、少しお話をしたら旦那さんが寒気がするというのでホカロンを買いに来たとか。
     風邪薬は飲んでいるのかも尋ねたところ、眠くなると仕事に差し支えるので飲んでいないとの事。
     それならば、漢方薬で眠くならない風邪薬がありますよと麻黄湯(まおうとう)を勧めた。
     それと、すでに寒気がしているという事は熱が出てくる可能性がある。仕事を休めそうもないのであれば、地竜(ぢりゅう)を合わせて飲むように勧めた。
     病院からの患者さんに出す薬で500錠仕入れてしまった物があり、その患者さんが1回限りで来なかったためどうしようかと思っていたところ、同じ薬を処方された患者さんが来た。
     なにしろ1錠で200円くらいする薬なので、在庫を抱えると痛い。それが今回は360錠が一気に掃ける。ヤレ助かった。
     風邪をひいたという患者さんが来店。
    「パブロンを下さい」と言われて、つい「効きますか?」と訊いてしまった。
     売る方が「効きますか?」って尋ねてどーする(笑)
     ウチでは、余り効かない事になっているので(・_・)ノ
     そこへ、いつも漢方薬を使っていただいている患者さんが来店。大きな声で「柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)麦門冬湯(ばくもんどうとう)をくれ!」と注文された。
     そして、「あれだよな。風邪が進んじゃったら、柴胡桂枝湯でいいんだったよな? 麦門冬湯は痰のからむ咳でいいんだっけ?」と確認された。
     はい、間違いございませんm(_ _)m
     それを聞いた最初の患者さん、「俺もそうするかなぁ」と乗ってきた。説明の手間が省けちゃった(⌒▽⌒)←省くな。
     買う物が決まっている後からの患者さんのお会計を先にさせてもらい、改めて最初の患者さんの症状を詳しく尋ねた。
     風邪の症状はすでに進んでいるようなので、葛根湯(かっこんとう)では間に合わない。まずは、先ほどの患者さんと同じ柴胡桂枝湯を勧めた。
     その上で、咳は酷くなくて疲れの方が溜まっているようなので、地竜(ぢりゅう)を合わせて服用するように伝えた。
     ハンセン病を理由に『アイレディース宮殿黒川温泉ホテル』が国立ハンセン病療養所『菊池恵楓園』(同県合志町)の入所者らの宿泊を拒否した問題で、同ホテルの前田篤子総支配人らが謝罪のため同園を訪れたとのニュース。
     しかし、入所者自治会は「ホテル経営や自分の地位を守るための謝罪で誠意が感じられない」と謝罪文の受け取りを拒否したとの事。
     また、法務省人権擁護局は、旅館業法(宿泊をさせる義務)違反での捜査当局への刑事告発も検討しているとか。
     私も怒りやすい性格だが、それだけに怒っている人々というのはテレビで見るとその“醜さ”にゾッとさせられる。
     なにより、人には“受け入れられないモノ”があるという事が、差別を解消しようという意識の高まりに反比例するように忘れられているのが私には気になる。
     以前に差別について書いたように、現在の日本の環境であれば差別しない相手を探す事もできるはずで、差別したい人にはさせておけばいいではないかと私などは思ってしまう。
     (10月12日の日記参照)
     人が理性のみで物事を割り切り、論理的に判断するだけであったなら、それは血の通わない機械と同じである。(科学が進歩したら、いずれこの言葉も機械に対する“差別的発言”となるかもしれない。)
     人間には心がある。心があるから、根拠が曖昧でも人を信じ愛す事ができる。それは、正しい知識も無しに差別する心と表裏一体であろう。
     入所者らが不当に扱われ人権侵害をされてきた事には同情するが、まさに、その“心の狭さ”によって誤解され、迫害されてきたはずではなかったのか。
     許す心を持てない人は、受け入れる心を持たない人と同じに私には思える。
     熊本県の方も問題で、ホテル側が宿泊を断った時、社会的に不利になるというような話で再考を促したという報道がある。ようは、脅迫だ。
     正しいデータを示すのでもなく、情に訴えるのでもなく、脅しにかかったのでは説得も何もあったもんじゃない。
     それで、「人権侵害にあたり、旅館業法違反の疑いがある」として法務局に通報するというのは、“正しい知識の普及”に務めていないのではないか?
     ホテル側は当初、宿泊拒否の理由について「ハンセン病をすべての宿泊客が理解しているわけではない。他の客に迷惑が掛かる」と説明していたそうで、残念ながらこれは“正しい”認識なのではないだろうか。
     他の宿泊客から苦情が出た場合、あるいはキャンセルされた場合の事を考慮すれば、宿泊を断るというのは経営判断として間違っているとは思えない。何故なら、まさかハンセン病患者が宿泊する事を理由に他の客がキャンセルをした場合、その損失をハンセン病患者に請求する訳にはいかないではないか。
     『全国ハンセン病療養所入所者協議会』の中央執行委員である平野昭氏は「理解が進んでいると思っていただけに残念。県が事前にホテル側を説得しておくべきだったとも思う」と話している。
     もし県が本当に、ホテルを始めとする事業主にハンセン病患者への差別を無くすための働きかけを積極的に進める気があるのなら、まずは受け入れる事が商売として“美味しい”と認識させるべきだと私は思う。
     先の県がホテルを説得する時にも、損失が出ない事を保証して、受け入れた場合のイメージのアップなどを提示するべきだったのではないか。
     こう言うと、営利優先でケシカランと思うむきもあるかもしれないが、企業の利益によって多くの国民が生活できている事実も忘れてはいけない。
     むしろ、営利を優先しなければならないという資本主義に基づく営利活動の原則を利用して、弱者をいたわる社会作りに活用した方が良いだろう。
     差別する心には根拠は無い。根拠が無いのに、論理的に説得したってすれ違うだけで相互理解はとてつもなく難しい。
     それならば、互いに理解し合う事は難しい事こそを認識し、“折り合える”点を接点として互いに“利益”を得る方が、平和的だと思う。
     繰り返すが、怒っている人々というのは醜いものだ。(自戒を込めて)
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    ◆11月21日(金)/2003年◆
     今日は大快晴。
     日中の気温は25度にまで上がるらしい。
     それでいて、明日は12月の気温になるという予報。まったく、ふざけた気候である。
     サトウ製薬の営業マンが来店。
     風邪をひいて、しばらくお休みしていたらしい。風邪の猛威が始まっているようである。
     何かサトちゃんグッズなどを貰おうと、しばし仕入れの交渉。
     1万円分仕入れると○○が付くなどの条件を提示されたので、○○よりも△△が欲しいというような次第。
     ウチに来るお客さんや患者さんは、時として「あっ、お財布忘れちゃった」とか、「後でまとめて払うから」という事がある。と言うか、多い(^_^;)
     まぁ、それで渡しちゃう方もなんなのだが、特に風邪薬とかを買いに来た人に、またお金を取りに戻って出てきてもらうのでは本末転倒なので。
     かと思うと中には、たまたまお金を多く持っているからという事で、「後で貰いに来るから」とお金だけ先に払っていく人もいる。
     そうすると、ツケだの先払いだの、だんだん分からなくなってくるため、レジにはそのメモがどんどん増えて少々汚らしい(苦笑)。
     政府が21日の閣議で、大災害や大事故が発生した場合の基本的な初動体制を定めた危機管理マニュアル“緊急事態に対する政府の初動対処体制について”を決定したとのニュース。
     地震や噴火などの自然災害や大量殺傷事件が発生した場合を想定しているそうで、基本的な初動体制を統一して、徹底した方が臨機応変に対応できると判断し、従来のマニュアルは廃止したとの事。
     それにしては、「<1>危機管理監が事態に応じて緊急参集チームを集める<2>官邸対策室、関係閣僚協議、安全保障会議、対策本部を設置する<3>官房副長官は官房長官を補佐し、事態に応じて政府の対応に関して総合調整を行う。」というのは、“初動対処体制”と“臨機応変に対応”というのに反しているように思えるのだが。
     アメリカの場合、その現場に公務員がいれば役職上の上司が現場指揮を執る権限を持つように定められている。また、国の軍隊が動けない場合には、自治能力のある集団が武器を持って行動する事を認めている。(州によって違うかもしれないが)
     緊急事態の時に、チームを集めるとか対策室を設置するという発想が悠長だという事になぜ気がつかないんだ(^_^;)
     確かに今回の危機管理マニュアルは、“政府の”対応策として作成したものだろうが、1~3のいずれも当たり前すぎてわざわざ決める必要があったのかという気がしてならない。
     むしろ阪神淡路大震災を教訓にするのであれば、知事に近隣の自衛隊基地に出動を要請ではなく命令できる権限を与えるとか、負傷者の手当てで医療過誤があったとしても罪を問わないとか、本当の初期の初期、政府が本格的な介入を始めるまでの対策を決めてもらいたい。
     森元総理は、えひめ丸が米原潜と衝突して沈没した時、自分が官邸に駆けつけても仕方がないとしてゴルフを続けていために非難されたけれど、現場からすれば政府の初動体制なんて確かに「どーでもいい」事なのだ。
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    今回の日記の内容は、いかがでしたか?
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    ☆締切:2003年12月1日から3日間
    ~~~~~~~~~~~~~~ ≪読者より一言≫ ~~~~~~~~~~~~
    (通巻37号はコチラ)
    ☆共感する事もあった
     抗がん剤の保険適応について。全く、何とかして負担を減らして欲しいものです。モルモットにされた挙句、毎月何万円も負担なんて、踏んだり蹴ったりですからね。
     あと<X’mas>の話、確かに間違いが横行してますねー(笑)。(MIKA)
    ★抗がん剤の保険適応については、ちゃんと動き始めたようです。患者さんの期待を裏切らない運用をしてもらいたいですね。
     クリスマスの表記に関しては、グーグルで検索してみたところ、『X’mas』が約1,540,000件、『Xmas』が約2,890,000件ヒットしました。一瞬、ずいぶんと間違いがあるんだなーと思ったのですが、『X-mas』という表記もあって、それが『X’mas』の類似としてヒットしたようです。でもって、『X’mas』の表記をしているのはほとんど日本語ページばかりでした。ちょっと恥ずかしいかも(^_^;)
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      会場に来れる方は、ぜひご参加下さい。参加費は無料です。
     日時 2003年10月11日(土) 13:30~16:00
     会場 リリア11階大会議室(JR川口駅西口徒歩1分)
     内容 『くすりの正しい使い方Part4』
        ~生活習慣病と薬物療法~
     講師 川口医療センター薬剤長 福田太仁夫先生
     定員 100名
     主催 川口薬剤師会
     後援 川口市
    ・リリア
     http://www.lilia.or.jp/
    ・川口薬剤師会
     http://www.yakuzaishikai.com/
     参加を希望される方は、メールにて当店までお問い合わせ下さい。
     メールの件名は『くすりの正しい使い方』として、本文には氏名・住所・電話番号・メールアドレスを書いて下さい。
    ~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
    ※10月4日(火)……咳止めの漢方薬
    ※10月5日(水)……ニキビの漢方薬
    ※10月6日(木)……皮膚病はまず病院へ
    ************************* 先週の平凡な日記 ***************************
    ◆10月4日(土)/2003年◆
     咳止めの漢方薬を求めて患者さんが来店。
     以前から漢方薬を買いに来てくれる人なのだが、いま一つ自分では覚えてくれないのが困ったところ。
     今回は咳が出て、家に置いてあった五虎湯(ごことう)麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)の両方を飲んだのに咳が止まらないと言う。
     うう……、それでは治りません(^-^;;;
     どちらも咳止めの漢方薬には違いないが、適応する咳の種類が違う。
     五虎湯の方は悪寒や発熱などが無くて激しく咳込む場合で、どちらかというとゼーゼーと濡れた咳に使う。
     一方、麻杏甘石湯は熱感などがある場合で、コンコンと乾いた咳に使う。
     しかし、いずれにしろ両方とも激しい咳込みに使うので、痰の絡むような咳の場合は、まず麦門冬湯(ばくもんどうとう)を使うのが良い。
     今回の患者さんの場合も、咳込んでいる訳ではなく痰が絡んでいるようなので、麦門冬湯を勧めた。
     今日は午前中にお店をあがって、午後からIちゃんとのデートに出かけた。
     本当は来週の土曜日に予定していたのだが、『くすりの正しい使い方』という市民介護講習会があるので、予定を繰り上げたのだ。
     半日しか一緒にいられないが、月の後半はIちゃんの方が試験シーズンに突入してしまうので、無理矢理予定を突っ込んだ。
     今回Iちゃんに案内されたのは、茨城県陶芸美術館。
     http://www.edu.pref.ibaraki.jp/tougei/
     『ロシア・アヴァンギャルドの陶芸』が最終日前日という事で、私の好きな物を良く分かっていらっしゃる(⌒▽⌒)
     20世紀初頭のロシアにおいて、美術・音楽・演劇など様々な分野にわたって展開された前衛的な芸術運動であるロシア・アヴァンギャルドの芸術から主に陶芸作品が展示されており、作品点数は少ないながら楽しむ事ができた。
     1917年のロシア革命の前に制作された作品群の中にあった真っ白なティーセットが特に気に入った。ただし、形がティーセットとしては使いにくそうだったけれど(苦笑)
     塩入れの塩の出る穴が容器の横に開いてる物があって、欲しいなぁと思ったのだが、現在は見かけないところをみると、開け口が横に付いていると使いにくいのだろうか。
     ロシア革命の翌年以降の作品になると、「働かざる者食うべからず」などのスローガンが書かれた皿などが多く製作されたらしい。毎日、そんなスローガンを目にしながら食事をするのは嫌だなぁ(苦笑)
     しかし日本人だからロシア語もデザインの一部として見れるという事もあるのだろうが、カラフルで芸術性と機能性が上手く融合したデザインになっていて感心。このままレプリカを作ってくれたら、ぜひ使いたいと思った。
     残念ながらロシア・アヴァンギャルドの芸術作品は、1932年に国家統制によって有害と見做され終焉を迎えてしまった。
     しかし今回の展示会では、ロドチェンコのデザイン画を元に岐阜県の工芸工場がカップ&ソーサーを製作して販売していた。模様はプリント印刷なので、味わいの点では今一つだが、洗練されたデザインの過去の食器が使えるというのは面白い試みだろう。
     私としては、マレーヴィチの食器をぜひ作って欲しかったが。
     今日は午後からのデートだったため食欲の方は置いといて、先に性欲の方を満たすためにホテルへ(笑)。
     車の運転がIちゃんなので、「連れ込むみたいでイヤ~」と言っていた。
     ホテルの中での事は割愛。
     お風呂場が無駄に広くて遊べる良い所だったのだが、紹介しようにもホームページなどは無い模様。
     もっとも、ほとんど満室状態なので利用する側としても、あまり知られたくはないと思ってしまったり(笑)。
     あっという間に時間は過ぎて、さすがにそろそろ帰らねばというくらいに外も暗くなってきてしまった。
     できるだけ長く一緒にいようと、夕食はこっちで食べていく事に。
     しかし入ったお店は『とん楽』というトンカツ屋。ムードもヘッタクレも無い(笑)。
     通りかかっただけのお店だったが、ネットで検索してみると評判はなかなか良いらしい。
     http://sagisou.sakura.ne.jp/~arakawas/backn003/tonraku/tonraku.html
     実際、食べてみた味としては大満足。お店に入った瞬間には「値段が高い」と思ったのだが、味と値段を比べれば値段以上に美味しいと思えた。
     ただしボリュームたっぷりで女の子には多すぎるかもしれない。Iちゃんが少し残したので、それも私が食べた。
     最初にメニューを選ぶ時に、店の主人があれやこれやと勧めてくれて、それがちょっと鬱陶しいと思ったものの、この味からすると自信の表れなのだろう。
     
     食事も終わって駅に向かう時に、Iちゃんに「こっちに住んではくれないよね」と言われてドキリ。
     次の瞬間には「ゴメン、あたしらしくなかったね」と照れてみせたが、本音を言うような子ではないので、かえってその言葉は重かった。
     
     帰りの列車に乗る段になって、奥さんから可愛い小物をお土産に買って来いと頼まれていたのを思い出して、慌てて売店で御当地限定の『キティちゃん』のストラップを購入。
     ところが家に帰って渡したら、「これ前にもらったよ」と言われてしまった。
     あうっ(^_^;
     夜中に実家のお母んから電話。
     爺ちゃんが体調が悪くなって、夕方にお店から帰したのとの事。
     明日は休ませたいという。それには私も同意。
     しかし問題が一つある。明日は、SEのコンベンションなのだ。
     私が欠席すると、今回はMちゃんもS氏もお休みなのでスタッフが3人だけになってしまう。
     慌てて現場責任者の武井くんに連絡。事情を話して相談したところ、明日の参加者は少ないと予想しているのでなんとか乗り切れるだろうと言われた。
     しかし、そう言うのは武井くんならば当然。申し訳ない。
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    ◆10月5日(日)/2003年◆
     SEのコンベンションは欠席としたので、朝はのんびりと起きた。
     日曜日だから、お店自体は人はほとんど来ないのがなんとも歯がゆい。
     ニキビの治療に使える漢方薬を求めて患者さんが来店。
     それほど多くは無いが、顔に何箇所かニキビができている。今回は、特に鼻の頭にできた面疔(めんちょ)が痛いので、それを治したいとの事。
     ニキビの治療には清上防風湯(せいじょうほうふうとう)を使う事が多いのだが、化膿していて痛みが強い場合には排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)の方が良い。
     排膿散及湯は、名前の通り膿を散らして排除する事ができる。これを短期間に集中して服用すると効果的だ。
     化膿するまでいかない、赤い発疹のようなニキビは、清上防風湯を少し長めに服用すると良いだろう。
     今回の患者さんは、両方を買っていった。
     当然ウチとしても儲けになるから良い訳だが、賢い選択である。
     夕方近くになって、お客さんも“ますます”来なくなり、お母んがお店をあがって良いと言うので、SEのコンベンションに向かった。
     閉会式に、もう少しのところで間に合わず、もはや時間潰しに行った感じ。
     せめてもと、机の片付けなどの撤収作業で労働力を提供することに。
     参加者の方は予想通り少なかったらしいのだが、不思議なことに初参加者は予想より多かったとの事。
     時期的に他の地域でもTRPGのコンベンションが開催されているので、ヘビーユーザーはそちらに流れたのかもしれない。
    「濃い層がいないだけで、こんなにも快適なゲーム環境になるとは」とH氏の弁。
     撤収作業を終えて、『ジョリーパスタ』で打ち上げ兼反省会。
     ネットで調べたら、『サンデーサン』の系列だった。
     http://www.sundays-sun.co.jp/top.html
     このお店は、ファミリーレストランの括りに入れるのがもったいないくらい、値段に比して味が美味しい。
     調理担当者によって味のレベルが違うのがタマニキズだが、今のところ『サイゼリヤ』のような大ハズレに出逢ったことは無い。
     今回はハーフ&ハーフでパスタは『ボローニア風ミートソースとモッツァレラチーズ』を、ピッツァは『トゥレフォルマッジ』を注文した。
     美味しい物を食べると余計にお腹が空くという事があるが、まさにそんな感じで、デザートに『ミックスベリーのパルフェ』まで注文してしまった。
     惜しむらくは、ハーフ&ハーフのドリンクにホット紅茶を頼んだら、ポットにお湯が先に入れられていて、ティーバッグが別に添えられて出された事。
     紅茶の葉にお湯を叩きつける事で渋みが出るのを抑えて香りが広がるのに、先にお湯を入れられてしまっては、どうやってもティーバッグはお湯に沈まず、無理矢理スプーンなどで沈めても渋みが出てしまい、どうにも困ってしまった。
     お湯を先に入れておくというのは、マニュアルで定められている事なのだろうか?
     できれば、美味しい料理をしめくくるための紅茶も美味しくいただきたい。
     ところで、日本では紅茶を注文すると「レモンにしますか? ミルクにしますか?」と尋ねられる事が多いが、これはどういう歴史によるものだろう。
     一説には、紅茶にレモンを添えるのは、保存技術が発達していなかった頃の名残(なごり)で、“謙遜”として添えてお客に出した物だとも伝えられている。
     いわば、「レモンで香りを付けないといけないほど粗末な紅茶ですが」という意味で、添えられたレモンを本当に入れるのは失礼に当るのだとか。
     実際、香りの良い紅茶にはレモンは強すぎて邪魔になる。ミルクも良い物でないと味を濁らせてしまうだけだ。
     その場合はストレートティーとなる訳だが、オレンジなどを入れたフレーバーティーや、ジャムを入れて飲むのも楽しいし美味しい。
     ぜひ、紅茶の専門店でなくても紅茶をもっと楽しめるメニューを充実しているレストランが現れて欲しい。
     メールでIちゃんから、「生理が来ないのよね~」と送られてきて蒼くなる。
     ところが何故か奥さんにまで、「妊娠してるかも」と告げられた。
     うう、Σ( ̄□ ̄;)どうなる!?
     待て、次号!!
     ……ドラマじゃ済まんぞ。>俺 
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    ◆10月6日(月)/2003年◆
     朝から小雨。雨を涼しいというのではなく、寒いと感じるようになってきた。
     風邪の患者さんが増えて、売り上げをUPするチャンスである。(←マテ)
     踵に水虫ができたいとう患者さんが来店。
     確かに踵にできない事もないけれど、珍しい。しかも痒いかを尋ねたところ痒みは無いとの事。
     そこで実際に患部を見せてもらうと、プツプツと小さな泡のような物ができており、その周りは血色が悪く紫色になっている。
     確証は持てないが、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)のようだ。
     この皮膚病は汗疱状白癬症(水虫の一種)に酷似しているが、まったくの別物。
    さらに、患部ではなく体の別な部位に原因となる菌が潜伏していることがあり治療が難しい。
     虫歯や扁桃腺炎を治療する事で症状が改善する事があり、皮膚科でこの病気と診断されると歯科に行って下さいとか、内科に行って下さいと指示される事もある。
     なんにしても、皮膚病は専門医でさえ誤診をしやすいと言われている難しい疾患である。患者さん自身が自己判断するのも危ないし、町の薬局で判断できる代物では無い。
     今回の患者さんには、薬を買う前に病院での診察を受けるように勧めた。
     水虫の薬を自分で買う前に相談してくれて良かった=3
     子供が風邪をひいたというお客さんが来店。
     小学生で、以前に地竜(ぢりゅう)を飲ませたところ早く治ったという事で、それと合わせて柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)を購入された。
     熱が出やすい事を心配していたが、「それは体力が充実している証拠ですから」と安心するようにお話した。
     私のような虚弱体質だったりすると、風邪と戦って熱を出す事もできず、かえって風邪が長引いたりする。
     熱が出るという事は、肺炎のような異常な高熱が出るのではなければ、熱を出して風邪と戦う基礎体力がある証拠なのだ。
     沖縄県石垣市川平(石垣島)の沖合で5日午後、遊泳中に行方不明になっていた69歳のお年寄りが6日朝、無事に自力で岸まで泳ぎ着いたとのニュース。
     このご老人、5日午後0時半ごろから、約1キロ沖のリーフ(環礁)沿いで潜りを楽しんでいたところ、同3時頃に潮流でリーフ外に出てしまったのに気付き、体力を消耗しないよう、ウエットスーツの浮力を使い、立ち泳ぎをしたり、仰向けになったりして、潮流が変わるのを待ち、6日の朝になって陸に向かう潮の流れに乗って泳ぎ、午前7時過ぎに岸にたどり着いたとか。
     泳ぎが得意な人ほど自分の泳ぎを過信して溺れたりするそうだが、潮の流れに逆らわず、冷静な判断で体力を温存したのが功を奏したらしい。
     生き残るのにも“知恵”が必要なのだ。
     私のように“知識”があるだけでは、とうてい生き残れないだろう。
     『まぐまぐ』のページを見てみたら、気になる記事を発見。
     『個人ルールの大法廷』というページの8月分に『ニキビができたら 』というのがあり、多数の人が「ニキビは必ず潰します!」と回答しているのだ。
     http://www.mag2.com/vow/daihoutei/200308.htm
     ううむ、みんなそんなにニキビの痕を残したいのか( ̄▽ ̄|||?
     ニキビの中心の白くなっている芯のような所は、いわば細菌と戦っている戦場である。そこを潰してしまっては、敵味方の別無く爆撃するようなもので被害甚大である。
     できれば放っておくべきだし、もしどうしてもという事であれば吸い出し用の塗り薬を使って、手は出さないようにして欲しいところだ。
     さらに、編集部のコメントとして「皮膚を清潔にしておくのがニキビ予防には一番ですかね。」と無責任な事を書いているが(まぁ、バラエティ企画のコメントに責任ある発言を求めるのは野暮とも言える)、いささか誤解を招いてしまう。
     人間の皮膚は皮脂によって外敵(細菌など)から守り、かつ水分の蒸発を防いでいる。
    「清潔に」というのは、汚れた皮脂や皮膚細胞の死骸(垢)が毛穴などに残って細菌に侵されるのを防ぎましょうという意味である。
     だから、ただ清潔にしようとしてやたらに洗ったりすると、皮脂が皮膚を守る事ができなくなり、かえってニキビの原因となってしまう。
     より的確な予防方法を助言するとすれば、あまり強力ではない石鹸などで、汚れは落としつつも皮脂を失わないように適度に洗いましょうという事になる。
     また、清上防風湯(せいじょうほうふうとう)のような漢方薬で、体質から整えるのが良いのだが、まぁそれはウチの商売上のアドバイスとなるので、『まぐまぐ』には関係無い。
     なんにしても、“裏付け”が必要なテーマを取り上げる時には、もう少し周辺情報を調べてもらいたいなぁと思う。
     
     Mちゃんに送ったつもりの不倫メールが、携帯電話の操作を間違えて奥さんに送ってしまった(^-^;;;
     奥さんからは一言「アホ」との返信。
      
     某サイトのチャットで「どうやったら多くの女性と付き合えるのか教えて下さい」と質問された。
     そのうえ、どうしたら女性とセックスできますかと訊かれてもねぇ( ̄▽ ̄|||
     したいだけならお金で買えばと答えたら、今度は「どこで買えますか?」とまで訊かれたのにはさすがに呆れてしまって何も言う気が無くなってしまった。
     相手を“生きた人間”として認識してないんじゃ、買春するにしたってセックスする資格も無いのでは?
     関係無いが、中国広東省の珠海市を慰安旅行で訪れた日本人団体客が集団買春したというニュースの方は、なんだか訳の分からない事になっている模様。
     そもそも発覚したのは、同ホテルを利用していた中国人の会社社長が中国紙に対して行った証言が元だというのだが、集団買春をしたとされる日本人団体客がホテルのロビーに日の丸を掲げるように要求したうえ、宴会でも軍隊調の音楽を流していたと伝えられていて、「ホントかよ?」という内容なのだ。
     そもそも満州事変72周年の直前に起きたというのも出来すぎだし、日本国内における中国人による犯罪の報道は中国では一切報道されていない。
     それに、手配したとされるブーローカーは中国人のはずなのに、「中国に来る日本人が中国の法律を守るよう教育してほしい」と言われる筋合いは無いだろう。それなら、中国に対しては「中国に住む中国人が中国の法律を守るよう教育してほしい」と返しても良いのでは?
     政府が未だに国民を統制しようとしている中国での事を、政府に対する批判を公然とする自由がある日本と同じに考えて、安易に“申し訳ない気持ち”になって謝ってしまったら、ますます日本の立場を危うくしてしまうだろう。

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    ◆TRPGのサークルに所属しています。
     卓上ゲームが好きな人や、興味のある方は覗いてみて下さい。
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