カメラで患部を撮るという方法があるはずなんだけど

 サプリメントの『コンドロイチン+グルコサミン』を購入されたお客様に、医薬品での治療を勧めたところ興味を示された。
 症状を尋ねると下半身の痺れ感が主訴で、加齢を自覚していて肉体労働のようだったため、『牛車腎気丸』を案内した。
 また、手足に冷えは無いというお話から、『補中益気湯』も紹介してみた。
 今回は『コンドロイチン+グルコサミン』を飲んでみて、次に来店した時に改めて検討してみるとのこと。
 ひとまず会計を済ませてからでないと、他の商品の案内は押し売りを警戒されちゃうからねぇ。

 やや高齢のお客様から、成人の娘さんのアトピー性皮膚炎の相談を受けた。
 病院でステロイド剤が処方されていて、長く使うのが心配だという。
 痒みが強い時には、ステロイド剤で軽減した方が良いと思うけど、確かに心配ではある。
 漢方薬では、ファーストチョイスとして『十味敗毒湯』が候補になり、患部に熱感があって体液が滲み出てくるようなら『消風散』を、上半身がのぼせ気味になるようならと『黄連解毒湯』を紹介した。
 担当医が漢方薬を好まないようであれば、病院を変えることも検討してはいかがでしょうか。
 ただ、いずれにしても患者さん本人に来てもらわないと、適応する物を選定しにくい。
 是非お連れ下さいと、お話した。
 それにしても、ネットの相談掲示板なんかに患部の写真を載せてる人は見かけるけど、店頭ではまだ患部の写真を撮ってきましたというお客様には出逢わない。
 普及率から考えて、頻繁に使われてもおかしくない方法だと思うんだがなぁ………。

 『アリナミンEXプラス』と『新パワーアクトEX』の違いをお客様から質問され、ほぼ変わりありませんと答えた。
 そのうえで用途を尋ねると、目の疲れと肩こりとのこと。
 そうであれば適応しそうだし、価格と効き目は必ずしも関係無いから、『新パワーアクトEX』で良いかも。
 他に候補として、『ナボリンS』も紹介してみたけど。
 今回は『新パワーアクトEX』をお買い上げ頂き、効き目の今後の比較のために、成分表示を取っておくよう勧めた。

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