皮膚疾患に使う『排膿散及湯』と『十味敗毒湯』の違いは?

 夫婦のお客様が来店し、ご主人から喉スプレーをと注文されたので売り場を案内し、抗炎症系のアズレン製剤の『アズリート』を紹介すると、お買い上げになった。

 患者は奥さんで、主訴は喉の痛みなのは当然として一週間前から続いており、今は少し落ち着いているそうだが痛むのは喉の奥というため、胃炎の可能性をお話しして消化に良い食事をするよう勧めた。

 喉の痛みが風邪だとしても前倒しで食事を消化の良い物に変えることで、内臓を休めるのが本当に体を休めることになりますと説明した。

 熱が出て寝込んでから消化の良い食事をするという人が多いと思うが、消化するのにもエネルギーが必要で、風邪を治すエネルギーが割かれてしまうから、それでは手遅れなんである。

 お客様からは、「勉強になった」と言っていただけた。

Screenshot of www.amazon.co.jp

 常連のお客様から『排膿散及湯』『十味敗毒湯』の違いを尋ねられ、前者は抗生物質の市販薬が塗り薬しかないため内服薬として代わりに活用することができ、名前の通り化膿した症状に適応するのに対して、後者は患部が痒くジュクジュクと湿り気があっても化膿していないタイプの皮膚疾患に用いることを説明した。

 すると、頻尿に用いる『ハルンケア』(八味地黄丸)と『ジェントスルー』(八味地黄丸加五味子麦門冬』の違いも質問され、前者が体質的に中庸であるのに対して後者は体力が低下しているか消化器官が弱い人に適応すると説明したところ、以前に『竜胆瀉肝湯』を使って合わなかったというため『ジェントスルー』の方が良いでしょうと伝えたところ購入された。

 『竜胆瀉肝湯』は体力が充実している人で、排尿時に熱く感じるような場合に適応する。

Screenshot of www.amazon.co.jp

 

以下の記事も読まれています。

LINEで送る
Pocket