若いお客様から『アレジオン』を求められ、以前から使っていたとのことだったが、使い方の説明を受けたことが無いというため説明して、価格の安い同じエピナスチン製剤の『アレジラスト』を紹介するとそちらを購入された。 『アレジオン』や『アレグラ』は、他の鼻炎薬が起きてしまった症状を抑えるのに対して、体が花粉に反応しないように予防するのが目的の薬なので、花粉が飛んでいない日にも欠かすこと無く、毎日服用しな…
- カテゴリー別アーカイブ それさえもおそらくは平凡な日記
その薬の選択を、患者さん本人が本当に望むのかが分からない お客様が『新コンタック600プラス』と『コンタック鼻炎Z』を比較していたので案内を申し出てヒアリングしたところ、成人の娘さんが鼻水と喉の痛みを訴えているというので、喉の痛みの面倒も見てくれる前者の方が適応することを伝えたのだけれど、鼻炎の効果しか期待できない後者を購入された。 一体どういうことなのか、私には理解できない。 娘さんが困ることになるのでは……。 そこで、鼻水は体内の冷えが原因と…
一口にストレスと言っても、「内面的なストレス」か「外因的なストレス」で体の反応も変わります やや高齢のお客様が『太田漢方胃腸薬II』をレジに持ってきてヒアリングしてみると、以前は『大正漢方胃腸薬』を使っていたというので、『大正漢方胃腸薬アクティブ』を交えて説明したところ、医師からは「ストレスですね」と言われたとのことだった。 疲れた胃を労って安らかにする『安中散』と、気持ちを落ち着け筋肉の痙攣を抑える『芍薬甘草湯』を合わせたのが『大正漢方胃腸薬』で、これを基本に覚えると後の二つとの違…
押し売りするつもりはありません! 紹介したいモノがあります お客様が『ケアリーヴ治す力』を購入されるので、新しい傷に使う物であることを伝えると、3日前に包丁で怪我をしたそうだ。 傷は深くなく湿っているようだから、まだ使えるだろうか。 いずれにせよ、体液に色がついたりズキズキとした痛みがしたりすることがあれば、普通の絆創膏に切り替えて抗生物質を使うよう伝えた。 湿潤療法としてサランラップを使う人もいるが、家庭でのサランラップはキッチンの水の近くにあっ…
貼り薬や塗り薬、使ってはいけないところに使ってはいませんか? 高齢の常連のお客様が、ベッドから落ちて頭を打ったとのことで、頭に湿布薬を貼った状態で来店したため、強い言い方にならないよう気をつけつつ、首から上に湿布薬を貼ってはいけないことをお話した。 頭痛に湿布薬を使う人は案外といて、成分によっては本当に危ないので気をつけてもらいたいし、私も販売時にヒアリングするよう気をつけている。 お客様は肩も打ったそうで、そちらに湿布薬を使えば他の薬は不要とお話して…
痛み止めの飲み薬には、鎮痛成分だけのタイプと鎮静剤入りのタイプとがあります お客様が『イブA』を購入されるさいに、無印と違って眠くなる可能性のある鎮静剤が入っていることを説明してヒアリングすると、頭痛に使っていて緊張型と偏頭痛の両方というため、頭を締め付けられるような緊張型の症状が起きているときには上半身を温める『葛根湯』を使ったり軽く体を動かしたりするのが効果的で、ズキズキするタイプの偏頭痛の方は胃の不具合と関係があるため、内臓も含めて体を休めるのが重要であることを説…
薬が効くのも効かないのも運次第?
お客様から花粉症の薬の棚を尋ねられ案内すると、『アレグラFX』を以前に使ったことがあり、すぐに効いたというため、「それは運が良かったです」と答えた。 というのも、『アレグラFX』や『アレジオン』などは花粉と反応をさせないことによって発症しないようにする予防薬として使うのが効果的なため、すでに発症している場合には効いてくるまでに1週間くらいかかる人もいるからだ。 そういう場合には、効いてくるま…
目的に沿った『正露丸』を選ぶために、まずは店頭で相談して下さい お客様が大幸薬品の『正露丸』を購入されるさいにヒアリングすると、ご主人が下痢しやすいというため、ロートエキスの入ったキョクトウの『正露丸』も紹介した。 本来の『正露丸』は、食中りによる下痢を治すのが目的で、下痢は止めつつ原因となっている悪いモノを早く排泄した方が良いから、下痢をピタッと止めるような成分は入っていない。 しかし、『正露丸』を下痢止めとして使う人が多いため、胃腸の働きを低下させる…
「家族みんなで同じ薬を使う」ことのリスクとは? お客様が以前に、ご主人のためにと『新ルルAゴールドDX』を購入していて、また購入されたためその後が心配でヒアリングしたところ、病院で花粉症の薬が処方され本人にも一緒には飲まない方が良いと言っているそうだ。 とりあえず、一安心。 ただ、お薬手帳を作っておらずシールだけを家に保管しているというので、一冊で処方薬も市販薬も管理した方が良いとお話した。 症状別の薬なら併用が可能なことがあるから、調…
目薬や貼り薬なども成分によっては避けなければならない事項があります お客様から目の痒みの相談を受けたのだけれど、『アレグラFX』を服用しているというので、目薬の『アルピタットN』を案内すると購入を決められた。 また鼻づまりもあるというので、内服薬を併用することはできないから点鼻薬を提案し『パブロン鼻炎アタックJL』を一緒にお買い上げ頂いた。 鼻水と鼻づまりとでは起きている現象が違い、鼻水は内臓の冷えが原因で、鼻づまりは鼻の奥の血管が炎症して腫れているのが原因…
