その症状は風邪? 胃の不具合? どちらにしても、消化に良い食事に早めに切り替えを!!

 お客様が『熱さまシート』を購入されるさいにヒアリングしたところ奥さんが患者で、今は熱は高くなく4日前からというため内臓がまだ炎症してるのかもとお話した。
 冷たく感じるだけで解熱の効果は見込めない冷却シートも、こういう時には役に立つ。
 実際に発熱していて悪寒が無く38度を超えるようであれば、水枕など直接的に冷やす物を使った方が良い。
 お客様には、風邪などで体を休めるのは内臓も含めてなので、消化に良い食事をと伝えた。
 お客様が帰りがけにドリンク剤を見ていたので改めて声をかけ、体を休めるにはノンカフェインが望ましいことと、シャキッとする物よりも体を支える方が適していると説明し、胃腸の疲労にも適応する『ヒストミンゴールド液プラス』をお買い上げいただいた。

 若いお客様が『ベンザブロックIPプラス』をレジに持ってきたけれど、主訴は体のだるさで発熱や咳などは無く、仕事を休めないため予防に飲もうと思っていたとのこと。
 総合風邪薬を予防薬として使おうとする人は案外と多く、油断できない。
 特に、咳止めとして入っている覚醒剤系の成分とカフェインの組み合わせで体調が良くなったと勘違いされるようで、しかし身体の方は不要な薬の成分も処理しなければならないため、まったくもって勧められない使い方である。
 家に鎮痛剤はあるそうなので、喉の痛みや発熱した時に使うようお話したうえで、胃や肝臓の機能を支える『柴胡桂枝湯』を勧めて、お買い上げいただいた。
 以前に私が鎮痛剤を勧めたことのあるお客様だったようで、『柴胡桂枝湯』のパッケージに「腹痛」と「吐き気」と書いてあるのを気にされたけれど、それらは宣伝するための一例で、また効能書きの症状が全て起きていないと使えない訳ではないことを説明した。
 熱や咳が無いのに総合風邪薬を選ぶ一方で、起きていない症状が書いてあるのを気にすることもあるという、なんとも不思議な感じ。
 いや、このお客様に限らず、1人の中で一貫性の無い薬の選び方をされるケースは少なくないから、これはもう人間の思考の不思議としか言いようがない。
 お客様に内臓を休ませるようお話すると、お昼をガッツリ食べたというため、この後は消化に良い食事をと勧め、細切れ野菜スープの作り方を教えた。
 人参やセロリなどの野菜を賽の目に細かく切って、いったん冷凍し、それをコンソメの元を放り込んだお湯で少し煮るだけ。
 冷凍することにより野菜の細胞が壊れ、スープに栄養が出やすく、短時間しか似ないので熱に弱いビタミンも効率良く摂れるという寸法。

 お客様が『パブロンゴールドA』をレジに持ってきたのでヒアリングすると、患者は奥さんで発熱と喉の痛みが主訴で、咳は少しあるものの熱は38度まで行かないとのことだった。
 鎮痛剤があればそれで充分か去痰剤との併用を考えたけれど、風邪薬を希望されたので、痛みと炎症に振って『ルルアタックEX』を案内したところ変更された。
 何しろ、お客様の口調が終始強くて気圧されてしまった。
 素の性格なのか、奥さんが心配だからなのか、もう少し平静に応じてもらえないと、私なんか気弱なもんだから途中でヒアリングを打ち切りたくなってしまった。
 それでもなんとか、奥さんは食欲はあるということを聞き出し、それはエネルギーが欲しい脳からの信号で、内臓の方は疲労しているだろうから、騙されずに内臓を休ませる食事にするよう伝えた。

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