家族や友人知人から勧められたという薬を、やんわり路線変更するのは難しい

 お客様から『チョコラ BB』を求められてヒアリングすると口内炎だというので、痛みが強ければ飲み薬は『トラフル錠』を、塗り薬なら『オルテクサー』を提案した。
 すると、口の中を噛んでなったというから炎症が強いと考えられ、ステロイド剤の『オルテクサー』に決まり、皮膚の再生を助けるものとして、『チョコラ BB』に皮膚の材料となりつつ消炎効果のあるヨクイニンを加えたような処方の『トラフルBB チャージ』を紹介すると、一緒に購入された。
 また、意識せずに口が動いて噛んでしまうというのは、ストレスの可能性があることをお話した。
 人間の体は電気信号が流れることで動いており、意図せずに異常な電気信号が発せられるのはストレスによる誤動作が考えられる。
 漢方薬では『半夏瀉心湯』が考えられるものの、これ以上薬を増やしても仕方がないので、ゆったりと入浴をして温かく甘めの飲み物を飲むなど、リラックスできそうなことを試すよう勧めた。

 お客様から『』を求められてヒアリングしてみると、蕁麻疹に友人から勧められたそうだ。
 その友人は医療関係者なのかな?
 確かに病院では処方されることがあるが、市販されている『』は蕁麻疹の効能を取得していないため、目的外の販売はできない。
 それを知っていて勧めたのなら、医療関係者ではない?
 まぁ、その友人との関係性が分からないから、深くは突っ込まないけど。
 というか、友人知人に勧められたというパターンは、接客が難しくなって困る。
 情報の提供の仕方、話の持っていき方によっては、その勧めた人の悪口のように聞こえて、お客様の気分を害してしまうこともあるからだ。
 それでいて、その勧めた人が近しい人であればあるほど、その情報を鵜呑みにしているから、こちらの話をちゃんと聞いてもらえないなんてこともあり、余計に気を使って疲れてしまう。
 今回は受診勧奨したうえで、他の抗アレルギー薬として『ムヒAZ錠』を紹介すると購入された。
 スムーズに話を進められてε-(´∀`*)ホッ
 それからお客様には、症状が現れた時にはスマホで患部の写真を撮っておくよう勧めた。
 蕁麻疹は短時間しか現れないことが多く、病院を受診する時に医師が直接状態を確認できないから、記録しておくのは大事である。
 痒みの有無や、発症時に思い当たることがあったかなどのメモも残しておくとなお良い。

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