総合胃腸薬は、持病や他の薬との影響が複雑で難しい

 若いお客様がドリンク剤の3本入りを探しにいらっしゃったけれど、医薬品の棚の方に移動して行ったので指定医薬部外品とは内容が異なることを説明したところ、『リポビタンファイン』などを購入された。
 どうも、医薬品の方は避けたかったらしい。
 医薬品の方が「強くて怖い」というイメージがあるようなので、『リポビタンD』などは最後のもうひと踏ん張りの時に向いていて、『ユンケル黄帝液』などの方は早く効いてくる成分と遅効性の成分が配合されているから、まだ先が長いとか、これから何かを始めるという時に適していることをお話しした。
 ドリンク剤も目的によって使い分けがあることからすれば、やはり相談してもらいたいところ。

 若いお客様が『太田胃散』を購入されるさいに、胃薬にも種類があるので症状に合わせて検討する方が良いこともあると伝えると、頼まれ物とのことだった。
 参考の一つとして、胃の具合が悪い時に水を飲んで楽になるか、お湯を飲んで楽になるかを試してみる方法を教えた。
 水を飲んで楽になるようであれば胃炎を起こして可能性があり、お湯を飲んで楽になるようなら胃が冷えているか疲労しているかもしれない。
 また、『太田胃散』などの総合胃腸薬で気をつけてもらいたいのは、持病や他の薬との影響が複雑な点。
 処方されている成分の種類が多い薬は、血圧などの持病はもちろん、風邪薬や鼻炎薬などとのチェック項目が増えるということでもあるのだ。

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