初めてのお店で薬などを探すなら、まず店員に尋ねてみよう

お客様が『キズニコ』とガーゼをレジに持ってきたさいに、『マキロンS』があることを伝えると、それを探していたというため『デシンA』も並べて、それぞれの違いを説明した。

『キズニコ』は指定医薬部外品なので絆創膏と同じ衛生用品の棚に置いてあるのだけれど、『マキロンS』と『デシンA』は第3類医薬品だから、消毒薬の棚にあるのだ。

商品の配置は当然お店によって違うから、初めてのお店ならば店員に尋ねた方が良い。

でないと、買ってから出口に向かう途中で探している物が見つかるなんて事になりかねないし、衛生用品や医薬品は返品不可の店が多いので。

それぞれの比較の話に戻ると、基本の消毒成分は同じ。

『キズニコ』は消毒成分のみなのに対して、『マキロンS』は細胞の再生を促す成分が加えられており、『デシンA』には弱い局所麻酔が入っている。

今回はお客様の子供が、足の爪が食い込んでいる巻き爪のようで、以前に病院を受診したことはあるとのこと。

正直、消毒薬では意味が無く、化膿した場合の対策として抗生物質の『テラマイシン軟膏』などを紹介したうえで、疼きを抑える『デシンA』をお買い上げいただいた。

子供は12歳ということだから、本人にも相談の練習をさせてみてはとお話した。

自分の体の不具合を相手に伝えるというのは、大人でも難しく練習が必要なので。

若いお客様から、鼻水と咳の相談を受け、特に薬の指定は無いというため、鼻炎にも効果のある成分が入っている『パブロンSせき止め』を案内して、お買い上げいただいた。

今回は咳の方にターゲットを絞ったが、放っておくと鼻水が垂れてくるくらいであれば、鼻炎薬もまた咳止めの効果が期待できるから、そちらを選択するということも考えられる。

ちょうどお客様が咳をして湿った音だったので、鼻水とともに内臓の冷えが関係することをお話し、入浴を勧めると、追い焚きができないというため太い血管の通っている背中側にシャワーを浴びて、その間に髪や体を洗うことにより、少しでも長く浴びるよう教えた。

パブロンSせき止め

お客様から口内炎の相談を受けたところ、舌先に出来ていて、一週間近く続いているとのことだった。

ステロイド剤の塗り薬の『オルテクサー』と、内服薬の『トラフル錠』を案内すると、前者をお買い上げいただいた。

口に現れる症状は胃でも起きていると考えられ、胃腸の回復には入浴が良いので勧めると、前のお客様と同じくお風呂に追い焚きが無いというため、シャワーの浴び方を教えた。

そのうえで、熱すぎない温かい物を積極的に飲んで、下半身に厚着をするよう勧めた。

体の方は患部を治すために炎症させたい理由があり、冷たい飲み物などで患部を冷やすと気持ちは良いが、体の方は「もっと炎症しなきゃ」と頑張ってしまうから、温めた方が良いのだ。

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