『OS-1』は毎日飲む物ではありません

 高齢のお客様が『OS-1』をまとめ買いされるので声をかけたところ、ご主人が退院して頼まれたとのこと。
 『ポカリスエット』や『アクエリアス』も交えて『OS-1』の説明をしたところ、病院で点滴するのと『OS-1』のどちらが良いか訊かれたので、点滴は一時凌ぎのためであり、具合も悪くないのに毎日やるものではありませんとお話して、『OS-1』もまた毎日飲む物では無いことを納得していただいた。
 ご主人は、入院中に点滴を受けていたことから『OS-1』が体に良いと思ったのかもしれない。
 病院での点滴は治療の一環であって、単独で行なっているものではないのだ。
 特に『OS-1』は、スポーツドリンクや他の経口補水液に較べるとミネラル分が多く腎臓に負担がかかるため、高齢者と子供は特に注意が必要だから、店頭で気軽に買える物ではあるけれど、医師や薬剤師、または管理栄養士に相談してから使うのが望ましい。
 また、『ポカリスエット』は「飲む点滴」と云われることがあるように、体力の消耗が激しい運動をする人に向いているのに対して、『アクエリアス』の方は普段あまり運動をしない人に適している。

 お客様が『HPクリーム』を買おうとされたけれど、直前に誰かと電話していて選んだようだったので念のためヒアリングすると、高齢の親の鼻の中が乾燥しているのに使おうとしていると分かり、『ワセリン』や『オロナインH軟膏』を提案したところ、そちらに変更となった。
 ところが、お会計後に親は鼻にチューブを挿入してるというお話があり、訪問医に今回の件は相談していないというので相談するよう勧めると、本人が言いたがらないとのことだった。
 本来は患者の意思を尊重するべきではあるけれど、まったくフォローしないというのも良くないので、家族から手紙の形で訪問医に伝えてみてはとお話した。

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