薬を買う人の1%の中の、さらに何%の人が店頭で相談しているのか

 お客様が、『ベンザブロックL』をレジに持ってきたけれど、主訴は喉の痛みと痰で咳は無いというため、去痰に振ってある『せきトローチ』を案内してみると、病院で何かトローチを処方され、それが効かなかったというものの内容は不明。

 病院で処方された薬が効かなかったからと市販薬を買う人は少なくなく、しかもそれを何故か相談せずに自分で薬を選び、その処方された薬を覚えていないというのだから、危なっかしいことこのうえない。

 今回は、他に『パブロントローチAZ』と『コルゲンコーワトローチ』を比較して、前者は抗炎症剤が入っており後者は消毒系であることを説明し、薬は剤形よりも成分が大事なことをお話ししたうえで、そのまま『ベンザブロックL』をお買い上げいただいた。

 ところがお会計をしてから、もう一週間以上前から症状が続いていて、しかも普通にお食事をしているというため、炎症している患部への刺激を減らすためにも、柔らかくて胃に優しい食事をするよう伝えた。

 うーむ、受診勧奨するべきだったか(´ヘ`;)

 『ストナ去たんカプセル』のような去痰剤を使うという方法や、上半身を潤す『麦門冬湯』を使うという手もあるのだけれど、どうして総合風邪薬にこだわられるのか。

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 妊婦のお客様から痔の相談を受け、ネットで「非ステロイドが良い」と見たそうだが、患部の炎症は強いようなので、一時的な使用であればステロイド剤でも大丈夫なことを説明し『ボラギノールA』を勧めて、お買い上げいただいた。

 少なくとも、ネットの情報を鵜呑みにせずに、こうして店頭で相談してくれる人なら大丈夫。

 お客様は他に、汗疹に『あせもパウダークリーム』を一緒に購入された。

 ちなみに某製薬会社が取ったアンケートを見せてもらったことがあるが、 「薬をCMで買う人」は56%で、「パッケージを見て買う人」が43%、そして「その他」は1%で、その1%の中に「ネットでの書き込みを参考にする人」が含まれるのだとすれば、店頭で相談する人はどれほど少ないのだろうかと絶望感が湧いてくる。

 それだけに、こうして相談されたら全力で応えたい。

 ……上手く対応できるかは別ですが(^_^;)←マテ

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