例年、インフルエンザは11月下旬から増え始めて2月頃にピークを迎えるとされていますが、今シーズンはすでに学級閉鎖する学校が出るほどの勢いで早く流行しているそうです。
インフルエンザで心配されるのは、治療薬であるタミフルによる異常行動ですが、現在のところ明確な関連性は不明です。タミフルを服用していなくても、インフルエンザで意識障害を起こしたり、異常行動を起こすケースがあるからです。
とはいえ、タミフルを服用しても、自然回復より1~2日早い程度という説もありますので、医師から勧められなければ、積極的に求める必要は無いでしょう。
漢方薬で対応する場合には、次の三つの漢方薬を予め家に備蓄しておくと安心です。
・初期……葛根湯
ここで言う「初期」とは、「咽喉が痛い……気がする」とか「頭が重い……気がする」、あるいは「寒気がする……かな?」という状態です。
一歩早く飲むのが効果的ですので、出かける時に持ち歩いて、「気がした」らすぐに飲んでしまいましょう。
ただし、発熱したり咳が出るようになれば、それはもう初期ではありません。
葛根湯は、上半身を温めて熱を発散することで治療するため、体内が乾燥して咳の原因になることがあるので、ご注意下さい。
・中期……麻黄湯
熱が出てきたら、麻黄湯の出番です。
麻黄湯は、体の中心を温めて病気への抵抗力を高めます。
このときに気をつけなければならないのは、体力をつけさせようとして食事を無理に摂ることです。
普段がよほどの栄養不足でなければ、食事は必ずしも必用ありません。
食べた物から栄養素を取り出して、体内に分配するのにもエネルギーを使います。
そうすると戦力が分散する事になってしまいますので、体が治療に専念できるようにするのがベストです。
ただし、脱水症状にならないように、水分の摂取は怠らないように気をつけて下さい。
熱が出て汗をかくようであれば、スポーツドリンクが有効です。
汗は、「透明な血液」とも言われ、水分だけではなくミネラル分なども失ってしまうからです。
・後期……柴胡桂枝湯
熱が下がり、症状が落ち着いても油断はできません。
発熱や咳などで体力も消耗している時には、消化に良い食べ物を食べても、体が効率良く吸収できず、回復が遅れがちです。
柴胡桂枝湯は、胃の働きを助けて、解毒を司る肝臓を支援することで、回復を早めます。
他に、解熱のために、地竜を他の漢方薬と併用すると効果的です。
回復期には、補中益気湯を併用すると、「体の中を補い、気力を益す」のに役に立ちます。
日常的な予防としては、家に帰ってからの手洗いと、うがいです。
うがいには、市販のうがい薬を使うのも有効ですが、刺激が強かったりしますので、紅茶や緑茶でうがいするのが効果的です。
お茶類に含まれているポリフェノールが、咽喉に優しく消毒してくれます。
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1月5日(金)/2007年
風邪の相談で患者さんが来店。
吐き気がするそうで、そうなると葛根湯(かっこんとう)や麻黄湯(まおうとう)は使えない。
一方、ノロウィルスの特徴となる下痢や実際の嘔吐にはなっていない模様。
もし下痢と嘔吐があるようなら五苓散(ごれいさん)をと思ったけれど、ひとまず柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)で様子を見てもらおう。
熱感はあるようだったので、念のため地竜(ぢりゅう)を合わせて勧めた。
頭痛の相談で、患者さんがいらした。
頭痛がするという事で、風邪の初期かとも思ったが、血圧が高くてのぼせもあるという話から、釣藤散(ちょうとうさん)を案内した。
膀胱炎の漢方薬として、猪苓湯(ちょれいとう)を買いに患者さんがいらした。
以前に勧めた物で、良く効いてるらしく、備えを置いておかないと不安との事。目が離せない
柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)と地竜(ぢりゅう)を買いに患者さんがいらした。
年末は休んでいられないからと。
ここのとろ、そういう人が多いな。
もちろん、この組み合わせを勧めたのはうちなんだけど、浸透してきたのか。
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)を買いに患者さんが来店。
正月を挟むので備蓄にと。
漢方薬だから長く飲み続けて大丈夫ですよねと言われ、念のため、それは違いますとお話しておいた。
漢方薬だろうが現代薬だろうが、成分によって効能が違うように、安全性も変わる。
千葉市動物公園のベンチから転落したいに、当時1歳7ヶ月の男児の頭部にツツジの枝が刺さり、その後死亡した事故に関連して、両親が市に約5100万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が出た。
千葉地裁での1審では市に約1200万円の支払いを命じる判決が出たが、東京高裁は、それを取り消し、両親の請求を棄却したようだ。
このベンチは背もたれが無く、今回の太田幸夫裁判長は「ベンチは幼児用ではなく、保護者が付き添っていれば、幼児が1人でベンチを利用しても安全だったが、親は約2m離れていた。市の管理に落ち度はない」と判断したとの事。
当時の状況を調べてみると、親が座らせたというのでもなく、地上約40cmのベンチに子供が自分でよじ登って、仰向けに転倒したらしい。
人の親として相当にレベルが低いと自認してる私でも、よじ登ってる段階でそばに行って転倒や落下を防ごうとするけどなぁ。
なんで離れていたのか。
2mくらいだから、すぐに駆け寄れるとか思っていたのかね。
瞬間的に近づこうとしても、危機の発見から動作開始と実際の到達まで、約2秒くらいかかると思うのだけれど。
私はそんなに運動神経に自信無いよ。EC-02のバッテリーがリコール
風邪の相談が増えてきた。
気温がグンッと下がってきたからだろう。
ただし、気象庁の発表では暖冬の予想が出ているようだ。
風邪をひく人が少なくなって、花粉症の飛散も少なくなると、うちは困るなぁ。
とりあえず、風邪に備えて三種の神器+地竜(ぢりゅう)は家に置いておくと安心ですよー、と呼びかけてみようかと思ったり。
三種の神器は、風邪の初期の葛根湯(かっこんとう)と、熱の出始めの風邪の中期の麻黄湯(まおうとう)と、食欲が落ちる風邪の後期の柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)のこと。
念のため。
お喋りだけしに来て何も買っていかないというお客さんは、うちでは珍しくない。
そんなうちでも珍しいお客さんが来て、ちと困った。
どこそこで買った健康食品を飲んでるとか、あそこで買った薬が良く効いたとか。
それでだから、同じ物を注文できるかとかいう問い合わせでも無く、飲み合わせの相談でも無い。
うーむ、なんなんだろう。
文芸サバイバル塾に行くため出かけたら、京浜東北線が一時止まる。
止まった原因は不明。
大宮方面行きの電車が異常な音を発したという話なのに、そちらは動いてて東京方面行きが止まるのは何故なんだか。
授業では、テレビ業界との話を聴いた。
テレビの人間は人をタダで使おうとするから、ネタをタダでは渡さないようにというような事。
なにしろ、ライターはネタで仕事をしてるんだから、それこそが財産。
財産について尋ねられたら、ちゃんと対価を受け取らないと。
某テレビ局の取材を受けた時にギャラについて尋ねたら、「いりますか?」
と言われて呆気に取られたり、社用のボールペンだけ差し出されたなんて事もあったそう。
私の知人が某菓子メーカーのテレビCMに出演した時には、ギャラがそのメーカーの菓子で現物支給されてたな。
それはまた別だろうけど。
いい仕事をするには、「自分で納得できる仕事」と「自分のやりたい仕事をする」と、「自分のプライドを守る」というのがあるが、最後の「プライドを守る」と思ったらオシマイというのを、心に留めておく事にした。
帰りに、ヨドバシカメラに立ち寄り。
家の電話回線を光回線にしたのを期に、『PANASONIC』のデジタル電話機を購入。
http://panasonic.jp/
夕食はスタンドカレーで済ませた。
商品の梱包を済ませておこうと薬局に行ったら、私の作業台に、お母んからメモが残されていた。
バイク店から連絡があり、『ヤマハ発動機』の電気バイクEC-02のバッテリー(日立製)がリコールになったとの事。
火花が出ることがあるらしい。
そりゃ、バッテリーですから。
ナマコとかタラコとか、なんだか分からない物が出たりしたら怖いぞ。
で、ヤマハから連絡が入るまで乗らないで下さいという。
ありゃま。
マンションに帰ってから電話の接続。
そしたら、その前にNTT東日本からレンタルしたモデムの設定が必要だった。
説明書を読むと、パソコンを接続してブラウザ上で設定しなければならない。
それには、IDとパスワードが必要。
なのに、IDの入力の説明と、パスワードの入力の説明が離れた別なページにあり、IDの入力画面をどうやって表示するのかが分かるまで時間を要した。
説明書は全部読めという事か。
正論だけど、説明書を編集したヤツはタコだと思う。≪通巻0285号≫
自殺は金持ちの道楽に/効かないと思ったら変更も/小青龍湯には抗アレルギー作用/弱者のイメージ戦略を━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★彡☆-=★彡 それさえもおそらくは平凡な薬局 ★彡☆-=★彡
≪通巻0285号≫
提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
発行 : 北園薬局 http://www.kitazono.jp/
編集 : 北村俊純
窓口 : info@kitazono.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
※3月28日(火)……自殺は金持ちの道楽に
※3月29日(水)……効かないと思ったら変更も
※3月30日(木)……小青龍湯には抗アレルギー作用
※3月31日(金)……弱者のイメージ戦略を
************************* 今号の平凡な日記 ***************************
◆3月28日(火)/2006年◆
スペクタクル映画のような夢で起床。
空から何本もの光が降り注ぎ、ビルが縦に裂けて次々と爆発していく。
体に、ヌルッとした液体がかかり、良く見ると血だった。
ただ不思議なのは、恐怖は感じなかった事。
風邪の相談で患者さんが来店。
寒気がするという話と、やや高齢である事から麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)を勧める。
Iちゃんから携帯にメール。
何かと思ったら、S氏に熱湯をかけて火傷を負わせたという。
状況が良くワカラン。
S氏は火傷の手当てを熟知しているから、直火でなければ心配無いとも思うが。
郵便局からのお知らせが届いた。
代金引換の、うちの口座への振替手数料が値上げになるという。
実は、うちの店の代引き手数料250円には、その振替手数料は入れていない。
今までは70円だったのが、100円になるようだ。
むー、入れないままでやっていけるかしらん。
千円ちょっとで送料無料のが、ちと痛いな。
奥さんが次郎をK病院に連れて行くのに、私にも付き合ってくれと頼まれる。
もう、午前の診察受付時間が終わりますけど?
自転車に乗せて連れて行くというので近道を教えたら、本気で知らなかった模様。
しょうがいなの。
道案内がてらついていくと、受付の締切時間を5分過ぎていた。
タイムアウトである。
しかし、保育園に入園するのに、健康診断を受けておかなければならない事と、昨日から咳が止まらないと言って、奥さんが無理繰りに頼んで受け付けてもらっていた。
イカンよ、そんな事しちゃあ。(どの口が言うか)
小児科に向かうと、具合の悪そうな子はソファに横になり、健康診断などで来ているのか元気な子供は走り回っていた。
次郎は、洟をすすりながら、咳をしつつ一緒にはしゃいでいた。
病院では静かにしようよ。
そしたら、他の男の子に突き飛ばされてバタン。
でも泣かなかった。
突き飛ばした方の男の子も、まだ話せる年齢ではないらしく、しかし次郎が起き上がるのを手伝ったり。
おっ、男の友情か?
呼び出された次郎の名前は、途中で端折られていた。
患者名はフルネームで呼ぶんじゃなかったのか~(笑)?
風邪ひいてるのに、健康診断の記録には「問題ナシ」と書いてもらう。
あー、これで後でホントに大病を患っていたりしたら問題になるので、良い親は真似しないように。
店に帰ってから、模様替えの続き。
大きな模様替えは終わったものの、実際にウエルシアの営業が始まったので、さらにいじる。
とにかく死に筋商品は、奥に引っ込めた。
どうせ、ドラッグストアーの方が安いのだ。
今までレジの背後の棚の一箇所に固めていた漢方薬の錠剤を、むしろ症状別の棚に分散させる。
そして、症状別の他に関連した漢方薬の一覧表を印刷して、手に取ってもらえる形で置いておく事に。
市役所から、保育園の保育料の通知が来ていた。
おおっ、最低ラインの金額だ。
ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪
………って、つくづく貧乏なんだな。
店のプリンターを、無線LAN対応にしたら楽だ~♪
複数台のパソコンから使うのに以前はUSBケーブルを、いちいち付け替えてたからなぁ。
印刷速度もキヤノンだから、レーザープリンターに比べたら遅いけど、発色の良さなんかを考えたら問題ナシ。
http://cweb.canon.jp/pixus/lineup/ip5200r/index.html
ただ、前にも書いたように初めてプリンターを購入するような人は、最初のセッティングに戸惑うかもしれないので、その点だけは注意した方が良いかも。
ちなみに、『キヤノン』の「ヤ」は小文字じゃないのが正式です。
念のため。
元々、カバーが観音開きするカメラレンズを開発して、「カンノン」→「キヤノン」というのが有力な説の1つ。
今ひとつ納得できないのも確かだけれど、会社のホームページもそういう表記になってるので、ひとつよろしく。
http://canon.jp/
加味温胆湯(かみうんたんとう)はありますかと、お客さんから尋ねられる。
それはまた、珍しい処方で。
胃腸障害のある人の神経症に用いるものの、製品としては扱っているメーカーが少ない。
100種類以上を揃えているツムラにすら無い。
親が、誰かに勧められたらしいのだけれど。
生薬から漢方薬の調合をしてくれるような専門店で作ってもらうしかないのではないか。
小さいメーカーを探せば、見つからない事もないのだけれど。
歯科医の処方箋を持って、お客さんが来店。
娘さんが親不知を抜いたそうだ。
痛み止めは出ているものの、もし足りなければ漢方薬に抜歯後の疼痛に使う立効散(りっこんうさん)という物があるのでご相談下さいと伝えた。
排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)を買いに患者さんがいらした。
やはり、歯茎の腫れにはこれが一番と言ってもらえる。
テレビのニュースで、今朝5時35分頃に千葉県市のマンションで、耐震データ偽造問題の中心人物の1人、姉歯秀次・元1級建築士の妻が飛び降り自殺をした事を流していた。
マンションの駐車場に留めてあったワゴン車の中に、頭から血を流してる女性が倒れているのを車の持ち主が発見し、管理人を通じて119番通報したらしい。
うえっ、この人災難だねぇ。
現場は姉歯氏の自宅から約200メートル離れているというし、迷惑な。
今のところ遺書は見つかっていないようだが、「今頃かい」という気もする。
もう少し旬の話題の頃ならば、同情もできたんだがなぁ。
しかも、死ぬのにも人に迷惑をかけるってのはどーよ。
潰されたワゴン車の持ち主が可哀想。
迷惑かけて自殺する時には、ちゃんと慰謝料を用意してから死んで欲しい。
慰謝料を工面できないなら死ぬな。
テレビの天気予報で、気象予報士の森田キャスターが今夜は雨になりそうだという事で、
「早めに帰りましょう」と。
すると奥さんが、「はい」とか返事した。
テレビに返事するなよ(笑)
で、寝ていた次郎を起こして、先に帰っていった。
いい気持ちで寝ていた次郎は、すこぶる機嫌が悪かった。
麻黄湯(まおうとう)を買いに、お客さんがいらした。
高校生の娘さんが昨日から風邪気味で、今日も体がだるいと言ってるそうだ。
地竜(ぢりゅう)を飲ませていたおかげか、昨日あった寒気は無くなった模様。
食欲が落ちたらりしたら柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)の方が良いのだけれど、そこまでは行ってないようなので麻黄湯で大丈夫だろう。
マンションに帰ると、Iちゃんから電話が入った。
S氏の火傷についてで、予想以上にワタワタオロオロしている感じだった。
ちょっと珍しい。
S氏に電話を代わってもらうと、淹れたてのコーヒーを被ったとの事。
一応は、患部が赤くなっているものの、皮膚の萎縮や剥離などは無いようで、大丈夫そうだけれど。
普段からIちゃんは、S氏に蹴躓いたり、踏んづけたりと、色々としてるそうな。
悪い事は、みんなIちゃんがやってるのね(^_^;)
来週から、いよいよ次郎は保育園。
「次郎を、もう社会に出すの可哀想ね」と奥さん。
別に行かせなくてもいいんだけど。
まぁ、奥さんにも働いてもらった方が助かりますが。
「帰ってきたらどうしたらいい?」と訊かれる。
そりゃ、あのクドクドクドクドクドクドした叱り方をやめればいいかと(笑)
普段は興味も無いくせに悪口ばかり書いてる高校野球。
関連ニュースで「おっ」と思う記事を見つけた。
沖縄本島から約400キロの離れた石垣島から、八重山商工が選抜出場を決めて、1600キロ離れた甲子園球場に行くため、寄付の他に選手がアルバイトをして遠征資金を調達したのだとか。
http://www.yaeyama-th.open.ed.jp/
うーむうむうむ、よーしよし(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)
知らなかったのだが、選抜では往復運賃と滞在費を高野連が補助するんだそうだ。
ただし、補助の対象日は決まっており、チームは補助対象日の約1週間前に宿舎入りして、自腹で滞在したとの事。
その方が、試合ごとに往復するより、費用が安上がりで済み、練習もはかどるという判断らしい。
まぁ、そうだよね、それくらい遠いと。
で、その費用は年間で選手1人あたり50万~60万円するそうだ。
んー、コンビニでアルバイトするとしたら時給700円で1回5時間なら約171日分か。
1年間で貯めるなら、週に3~4日は入らないと稼げないな。
とはいえ、これなら普通のアルバイトをしている高校生の標準だろう。
やっぱり、好きな事をするためには、それくらいの努力をしなくちゃ。
ただ、これは、あれだよ。
甲子園球場に近い出場高校の選手もちゃんと働いて、そのお金をプールするべきだよ。
でないと、不公平というもの。
チャットで、元彼女のRちゃんから今の彼氏の事で相談された。
過労気味な彼氏に対して、自分はどうしたら良いかと。
この場合、目的によって随分違うと思うと話す。
実際的な過労の解消が目的でないのなら、深く考えるまでもない。
自分が支えになれば良い訳だから、「お疲れさま」と言って労わってあげれば良かろう。
一応は、仕事が大変だと漏らしたりはするようだし。
しかしRちゃんとしては、過労死しないかが心配だという。
それが目的なら、本人じゃなくて雇い主に対応しないと。
I氏も、「社会人にとって、自己管理は必須なんだけどなぁ」と言っていたように。
しかも彼氏は、一人でやらなくていい事までしょい込み、常に全力を出すタイプだそうな。
私から言わせれば、“馬鹿”ですな。
もっとも、愛すべき馬鹿ではあるけれど。
だから、「がんばらせすぎないため」にどうしたらいいかというのが主題になるようだ。
それをRちゃんは本人の問題と言っていたが、私は「違う」と断定的に否定した。
ホントは違わないんだけど、こういう時には断定した方が分かりが良いだろうって事で。
周囲の人間が任せ、上司が容認してなきゃ、“勝手に”仕事を背負い込む事なんてできない訳で、そうさせるのは周囲の人間だと論を展開。
我ながら穴だらけだ。
ただ、実際やってる事が、共同の机の片付けとか、名簿づくりとか、本来は仕事として含まれてないものらしいから、あながち間違っちゃいないみたいではあった。
例え自主的にやってても。
例えば、Aという人が人を殺そうとしたら、それを普通は周囲の人間は止めるでしょ。
止めないって事は、容認してる訳だ、その行為を。
でも、分かってて容認したのなら、それ自体は罪にならないとしても、道義的な責任はあるだろう。
ううむ、メチャクチャな論理だなオイ。
あくまで具体的かつ実際的に仕事を減らすのが目的ならば、上司や同僚に相談して、彼のしている作業を分担するように申し入れるのが一応の正論ではあるとは思うが。
でも現実的には難しいから、彼を労わることに限定するのなら、Rちゃんがやりたいように労われば良いと付け足しておく。
それと、彼の気持ちを優先するか、自分の気持ちを優先するかも考える必要があるだろう。
彼を大切に思う自分の気持ちを優先するなら、彼の了解を得ないで、Rちゃんが上司に相談するのもアリ。
いわゆる、「嫌われても愛してる」というヤツだ。
しかし、関係を大事にするなら、彼の気持ちを優先するべき。
すると、精神的に癒されるように何か送ってあげたいんだけど、お勧めはと訊かれた。
それは、性格とか嗜好がワカランとアドバイスしようが無いな。
一般的には、メールとかだけでも充分だと思うが。
私は、代わりの女の子をあてがってもらえると喜ぶが(o ̄∇ ̄)o
「彼はあなたみたいな人じゃないから」と怒られた。
そんなところで怒られても困る。
縁もゆかりも無い人の相談を受けてるのに。
そしたら、「私とはゆかりも縁もあるのに(´・ω・`)」と言われた。
そりゃ勿論、Rちゃんの相談だから乗ってる。
「真剣に聞いてくれてないのかと思っちゃうよ」とRちゃん。
それは誤解というもの。
私は他人のために時間を使うような優しい人間ではない。
真剣に聞いて無いなら、そもそも時間を無駄にする気も無いから。
「そういえば、そうだったね」と納得される。
自分本位。
エッヘン(⌒▽⌒)
って、納得されるのもどうか(苦笑)
≪育児日記≫
今日は、次郎を保育所入所のための保険診断にK病院に行った。
風邪気味だったけど、それを医師に言ってやってもらった。
特に問題も無さそうであるが……。
しかし、相変わらずものすごい咳なんで心配だったけど。
でも、旦那も一緒に行ってくれたので助かった。
よく動き回るので、私だけじゃ大変だったからだ。
でも、ついでに薬とかももらえて良かったと思う。
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◆3月29日(水)/2006年◆
外は猛烈な風。
奥さんは、次郎を連れて友達の家に出かけた。
漢方薬を前面に出した配置に模様替えしたものの、錠剤の箱などには効能が大きく書かれていないので、POPを作る。
近くに出来たウエルシアは、あまり漢方薬には力を入れていない模様。
差別化を図っていこう。
漢方相談に時間をかけるためには、現代薬を買いたい患者さんにドラッグストアーに行ってもらった方が良いし。
漢方相談の看板を出してるのに、漢方薬は嫌と言われても困るのだ。
このあいだ、花粉症かもしれないと相談にいらした患者さんが来店。
鼻水が主訴だったので小青龍湯(しょうせいりゅうとう)を案内したのだが、あまり効果が無かったというので麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)に変更してもらったら今度は効いたそうだ。
それは良かった。
ところが、目の痒みが治まらないという。
むっ、やはり完璧に花粉症のようですねぇ(^_^;)
アレルギー用の目薬と一緒に、十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)を服用するように勧めてみた。
友達と遊びに行っていた奥さんが帰ってきたが、次郎を薬局に預けて買い物に出かけた。
置いてくなよ~、けっこう邪魔なんだから。
皮膚の痒みの相談でいらした患者さん、お話を訊くと、痒いので、お風呂に入った時によく擦って洗っているという。
あうううう、逆効果です(>_<)
素手で洗うといったように、皮膚を労わってあげて下さい。
カサカサ肌のようなので、当帰飲子(とうきいんし)を案内。
そろそろ次郎に薬をあげる時間なのに、奥さんはいつ帰ってくるんだ?
病院から貰ってる薬だから、飲ませるならちゃんと継続的に飲ませなきゃ。
歯茎の腫れの相談で来た患者さんには、排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)を決め打ち。
ただし、たまに風邪とか別な疾患の患者さんもいるので、他に症状が無いかは、やはり要確認。
熱が出そうだという風邪の相談。
吐き気などは無く、普段は体力もあるようだったため、麻黄湯(まおうとう)と地竜(ぢりゅう)の組み合わせで。
夕方を過ぎて、やっと奥さんが帰ってきた。
待っていた次郎は元気そう。
でも、やっぱり鼻が詰まってて咳をしている。
なんで薬を持って家を出なかったのかと小言を言っておく。
夕方までには帰るつもりだったからと。
出先で災害が起きたらどうするつもりなんだ。
そういう事は考えたことが無いという。
あのなぁ、出先で確保が難しいのは、水と食料と薬だぞ。
だから、私は小さいペットボトルと、地竜は欠かさないようにしている。
地竜は、食べ物が無い時に栄養補給になるから。
平時でも、出かけた先で女性を口説く必要に迫られたら役に立つし(o ̄∇ ̄)o
夕方のニュースで、今月8日に渋谷の路上で駐車していた車から日本刀が見つかり、銃刀法違反の現行犯で逮捕された俳優の木村一八氏が、釈放されていたらしく、インタビューに応じていた。
逮捕の原因になった日本刀は、知人の剣道家からもらったものの、名義を書き換えないでいたため銃刀法違反になったと説明していた。
そこまでは、なるほどそういう事もあるかもねと納得。
ところが、家賃滞納で急にマンションを出なければならなくなり、車に積んだまま忘れていたという話には、なんだかなと。
でもって、
「トランクに入れてあって使うと思いますか?」と言っていたけれど、過去に傷害で2回逮捕されてりゃ、使いそうですが(笑)
患者さんから電話。
処方された薬が少ないのではないかと。
調べてみると、お母んが調剤をして日数を勘違いしたらしい。
も、申し訳ございません( ̄▽ ̄|||
明日、配達する事に。
店の模様替えで、随分とゴミが出てしまった。
ゴミをまとめるのに時間がかかり、なかなか帰れない。
帰ってから、夕飯の焼き鳥に山椒をかけて食べる。
すると次郎が山椒の瓶を手にして蓋を開けた。
それは、これまでにもあった事。
それが今日は、自分の御飯に山椒を振りかけた。
そして食べる。
美味しそうに食べる。
いいのか(笑)?
単に刺激のある味が好きなだけじゃ困るな。
でも漬物も好きだし、将来は大酒飲みかい?
Iくんから携帯に電話。
ホームページの打ち合わせをした。
パソコンで画面を確認しつつ、概ねいいねとOKを出そうとしたら、原因不明のスプリクトエラーが。
ちょっといじっただけでは解消されず、再度Iくんに調べてもらう事に。
今日の14時頃に起きたという“立てこもり事件”の続報、かと思って見ていたニュース番組で、警官隊が突入したら誰もいなかったというオチ。
現場は東京都町田市で、交通取り締まり中に巡査長が職務質問のため停止させた車に乗り込んだところ、そのまま車が急発進して男に連れ去られたのが事件の始まり。
男は約1キロ離れた横浜市緑区の国道246号に、巡査長を車に残したまま徒歩で逃走し、逃走現場近くに住む36歳の男が、逃げた男と似ているとの情報から、その男の自宅とみられる民家に逃げ込んだとみて警察官で包囲する事になったらしい。
最終的に、警察官の人数は50人以上だったそうだから、結構な大捕物である。
そして、出てくるように呼びかけても応じる気配が無かった事から、19時を回って突入。
もぬけの殻だったと。
警視庁は、「立ち会うための管理者がいなかったので状況把握に時間がかかった」と釈明しているそうだけど、4時間以上も何やってたのか。
なんか別の情報でもあったのかね、武装しているとかの。
実はマヌケなフリをして、裏では別な大きな事件が隠されていた………、ってのはフィクションに毒され過ぎ。
チャットでは、漫画版の『喰いタン』(by寺沢大介)について熱く語る。
なんでそんなに信者になってるんだ。>俺
『金田一少年の事件簿』と同じ、事件のあらましに偶然の要素が多すぎ、推理物としてはダメダメなんだけど、金田一少年と違ってキャラで押し切るところが好感。
殺人事件の現場で、被害者が食べてた寿司は食うわ、それを止められると出前を取るは。
「よく殺人現場で食べられますね」と言われて、「僕が殺したんじゃないもーん」と答えるあたりが最高(_ _)ノ彡☆ばんばん!
友達には最近、食べ物漫画にハマってるのかと言われた。
『美味しんぼ』(雁屋哲・花咲アキラ)とか、一時買うのを中断していた単行本を集め始めたりしてるので。
60巻頃までは揃ってるとはいえ、90巻を越えてるから集めるのが大変だ。
諦めろ。>自分
S氏も84巻目で挫折したと言っていた。
食べ物の流れで、I氏が「美味しいひつまぶし食べたひ……」と言ったら、「ひまつぶし」と読んでしまった。
ひょっとして酔ってるな、私。
殺人現場で飯を喰うという事では、K氏の友人の電車の運転士は、人身事故の1時間後の事情聴衆行く前に飯を食ったとか。
別件では、飛び込んだ遺体が貫通扉の窓を突き破って運転台に入ってきたなんて体験をした運転士もいたそうな。
目を見開いて運転士の方を向いていたとか。
怖っ( ̄▽ ̄|||
そういや、列車の運行表は、各列車の時系列の線と線の交わりと交点がダイヤモンドカットに似ている事から、列車の運行予定そのものもダイヤと言うのだけれど、それゆえ一本の電車が数分遅れるだけで、その後の修正が大変だと何かの本で読んだ。
コンピューターが導入される前には、事故が起きるとそのダイヤを手書きで書き換えられる人がいたとか。
K氏によると、何本かを「間引く」んだそうな。
それを瞬時に判断するのが職人芸。
芸じゃないが。
失われつつある職能には違いあるまい。
無形文化財として後世に残すべきだと思う。
機械化が進んで起きている不都合として、Suicaなんかのカードは、事故時の他社への振り替え輸送ができなくなったと新聞の記事で読んだな。
自分はもう通勤してないけど、してたら大変だ。
自動改札を通って入っちゃうと、振り替え輸送で他の交通機関に乗り換える場合や、払い戻しに自動清算機が使えなくて、有人改札に長蛇の列ができてしまう。
ただ、長距離通勤しているI氏は、単純に振り替え輸送券貰って私鉄で乗り継いだと言っていたし、K氏の話によると関西ではPitapaとIcocaの相互利用できる区間は大丈夫らしい。
新聞記事に惑わされたか?
でも、通勤時間帯は同じ方向に行く人が多いので、改札付近が大混雑になるのは間違いないようで。
≪育児日記≫
今日は、次郎を蕨の友達の所へ連れて行った。
鼻水もすごかったけど、咳もしていた。
しかし、鉄板焼きのヤキソバやウィンナーなんかをよく食べてたので、とても驚いた。
そして、何にも増して次郎が今度、他の子の持っているオモチャを力づくで取ろうとするのでビックリした。
でも言葉が、あまり通じてないので、きっと何を言われてるか、もしかしたら分からないかもしれない様子だ。
友達に「次郎ちゃんダメよ」と言われても、どこふく風なのは、きっとそうなのかもしれない。
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◆3月30日(木)/2006年◆
昨日に続き、今日も猛烈に風が強い。
明日も冬型の気圧配置になり、今日と同じかそれ以上に風が強くなるらしい。
しかも北風というから、寒くなりそう。
事務局のK氏から電話。
印刷できそうな広報誌の原稿だけでも先に回して欲しいと。
そうしたいのはヤマヤマなんですが、原稿が揃っていません。
後で、事務所に届いている原稿を確認するのも兼ねて持って行きますと返事。
成人の息子さんの花粉症の相談で、お客さんがいらした。
小青龍湯(しょうせいりゅうとう)を飲ませていたらしい。
しかし詳しく症状を尋ねると、鼻づまりだという。
小青龍湯は温める力が強く、鼻水向け。
もっとも、小青龍湯には抗アレルギー作用もあるので、花粉症に使う分には、鼻づまりに用いても間違いではない。
とはいえ、相当に息苦しそうという話しなので、葛根湯加川きゅう辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)と辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)の両方を案内した。
普通は葛根湯加川きゅう辛夷で充分だけれど、鼻づまりが酷く、胃腸が弱くない人ならば辛夷清肺湯の方が効く。
今回は辛夷清肺湯を買っていかれた。
原稿を届けに行くために、事務所へ向けて自転車で出発。
しばらくして、携帯電話が鳴った。
処方箋で在庫に無い薬が出て、備蓄センターが事務所に行く途中なので、ついでに取ってきて欲しいと。
それはいいんだけど、引き換えの書類を持っていかないとならないから、またお店に戻った。
改めて事務所へ。
事務所では三役会の最中だった。
どうやら原稿は揃いそう。
というか、その場でプリンターで印刷され手渡された。
まぁ、締め切り過ぎてるんですが。
あとはページ番号を打つだけだけれど、いっそのことページ番号を打つのは諦めて、このまま印刷してやろうかと思ったり。
そうすれば、持ち帰って編集して、それを明日また届けてなんて苦労をしないで済むし。
でも、自分が手がけるのに中途半端も納得できない。
やむなく持ち帰り、明日も来る事になってしまった。
痛み止めを買いにお客さんが来店。
頭痛や発熱を抑える痛み止めをと言われたので、どんな症状に使うのかを尋ねると、頭痛に発熱に、鼻水に関節痛と、どう聞いても風邪の症状。
風邪薬の方がいいんじゃないですかねぇ(^_^;)
麻黄湯(まおうとう)か麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)が良いと思います。
それに地竜(ぢりゅう)を合わせれば治りも早いかと。
ずっと頼まれ物なのかと思ったら、お客さん自身が患者さんだった。
これは失礼しました。
何故だか、他の人に頼まれてきたかのように話されるので勘違い。
腰痛の相談の患者さん、温めると楽になるという話に麻杏よく甘湯(まきょうよくかんとう)かなと思う。
ところが、夜中に何度もトイレに起きるという話を聞き、苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)の方を選んだ。
風呂に入る前に、いつもの腹筋をしていたら次郎が真似をした。
手を頭の後ろに回してコロンと寝転がり、それから起きようと必死になる。
手を床に着けば次郎もちゃんと起きられるものの、手を後ろに回したままでは起き上がれず泣きそうな顔になるもんだから、腕立て伏せをする時に背中に乗せてやった。
これは楽しそうである。
でも、やっぱり次郎を乗せて腕立て伏せは大変だな。
鍛えられる訳だから悪くは無いか。
ところで次郎、腕立て伏せは真似しないのか?
基準が良くワカラン。
チャットで、この春大学を卒業したRちゃんから、「性格とか趣味が変わってると生きにくいと思わない?」との質問が。
自己を確立しやすくて良いんじゃないかな。
世の中には、“自分探し”とか言ってイラクくんだりまで死にに行く馬鹿もおるしな。
「生きにくい」だけマシ。
その辺はRちゃんも理解していて、だから別に嫌ではないという。
でも生きにくいと。
K氏は、「周りの人達や、社会に迷惑をかけなければ、いいのでは」と述べる。
しかしRちゃんは、「趣味はなんですか?」と訊かれても違う物を探して言わなければいけない時もあると答えた。
嫌われる事が怖いか。
まぁ、怖かないと断言できる人は少数だと思うが。
Rちゃんの場合は、女なのに女の子のアイドルが大好きとかだそう。
それなら、他の言葉を捜さずとも「趣味は人間観察です」と言っておけばどうかね。
一つも嘘を言っとらん(o ̄∇ ̄)o
あと、「この人にこの趣味を認めてもらいたいな」と思って駄目だった時に落ち込むとも言っていた。
ああ、分かる分かる。
山本正之御大の事を熱く語って引かれるとか(苦笑)
しかし話の中で、“親に認めてもらいたい”というのが本質的な悩みだと分かった。
そうなると、それはまた少し違う話になるな。
親しくとも赤の他人と、血のつながりはともかく“親子”という実存と違う状態でも社会的に同定されてしまう関係では。
大学を卒業する歳になっても「お泊り」を秘密裏にしか実行できない家だとも言っていたが、それは一人娘の家庭としては特段におかしくもないだろ。
まぁ、以前に相手の男の事を興信所を雇って調べたって聞いた時には、ちょっと驚いたが。
つーか、Rちゃんと付き合ってた頃には、それが怖かったな(笑)
話をして、少しは気が楽になったようで良かった。
「体重が重いのは変わらなくとも」と、余計なツッコミ。
すると、「アンタと遊んでた時よりは軽いよ」とか返された。
私とは遊びだったのね(/_;)
「うーん。30%くらい後悔してるが」と追い討ちをかけられるし(爆)
シクシク、後悔されてるのか(T_T)
「70%は後悔してないから大丈夫よ」というフォローは、何が「大丈夫」なんでしょう(苦笑)
≪育児日記≫
今日は、ちょっとだけセブンイレブンに買い物に行った。
次郎も連れてった。
咳はしてたけど、あんまりにも外に出たがるのでそうした。
でも行く所には限りがあるので、それだけだった。
次郎が品物に触ろうとしているので、私は急いでそれを制した。
でも以前のように、自分の欲しい物をレジに持っていくことも無くなり、少しは落ち着いた感じだった。
てで、品物をいたずらしそうになるので、それはちっと困りものだ。
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◆3月31日(金)/2006年◆
午前中に面倒を片付けておくため、事務所に広報誌の原稿を届ける。
印刷を手伝っていたら、某劇団のマネージャーが訪ねてきた。
予約していた公演日程に、別な仕事を入れてしまった劇団員がいて、公演が難しくなったそうで、その謝罪と今後の打ち合わせのためだそうだ。
とりあえず、日程を後ろにずらす事になった模様。
帰った後で、公演料の割引交渉をしようかと事務局長。
帰る前に税務署に立ち寄り。
趣味でしている同人活動の銀行口座を開設するために、開業届けを提出してきた。
一応、個人事業主って事じゃないと、後で税金とかの処理が面倒になり、銀行の方も口座の開設に開業届けのコピーを寄こせというので。
開業届けって、こんな簡単なのね。
紙一枚出したら、特に審査も無く本人確認もされずに済んでしまった。
奥さんからメール。
昼食を買ってきてくれと。
マクドナルドで持ち帰りで購入すると、相変わらずドリンクを偏って袋に入れられバランス悪い。
人が入れ替わると、これだものな。
ちゃんと引き継いでよ。
薬局に行くと奥さんはマンションに帰ったという。
なんだよー。
そう連絡をくれりゃ、マンションの方に届けたのに。
腹を立てて、次郎の分も含んで3人分を全部喰う<(`^´)>
ううっ、腹が苦しい。
パナマテックの営業マンが来訪。
血流計、まだリース契約が来年まで残ってるんだよね。
この契約が切れないと簡単に廃業もできませんな。
麻黄湯(まおうとう)を買いに患者さんが来店。
風邪をひきそうだというので、地竜(ぢりゅう)を合わせるように勧めた。
テレビのニュースで、臓器移植改正2案が国会に提出された事をやっていた。
内容は、脳死を一律に人の死として家族の同意で提供可能にする案と、脳死を一律に人の死とせずに、提供可能年齢を15歳以上から12歳以上に引き下げる案の2案。
いずれも、臓器提供者の増加を目指しているのは、海外での手術は行われている現状からすると、お金を工面できなければ救われないという不公平さと、発展途上国から臓器を買っているのに近い状況は好ましくないという事情がある。
そして現行法は、本人が生前に脳死で臓器提供する意思を書面で示していた場合に限り提供を認め、民法の規定に基づき、提供の意思表示が有効なのは15歳以上とされている。
当然反対意見もある訳で、反対派が記者会見をしていたのだが、これはちょっとマズイのではないか。
北朝鮮による拉致被害者の会もそうだが、マスコミの記者会見というのは、意見を表明する場ではなく、観る人に支援したいという気持ちにさせる戦略の一つとして利用しなければ。
特に観ていて困ったのが、『全国交通事故遺族の会』。
http://www.kik-izoku.com/index.htm
事故で障害を持った子供の世話をしている親が、「無駄な命と言われてるようだ」とコメントしていた。
これには、
「誰もそんなこと言ってないじゃんねぇ」と奥さんも呆れていた。
イメージを悪くしては支援は得られないのだ。
サイトを見てみると、良い活動をしてるのだから、なおさらモッタイナイ。
支援者は、同情を得ようとしてか被害者を前面に立てて訴えるが、それが被害者の立場を悪くしている事もあるのだと知るべきだ。
≪育児日記≫
今日は、お昼頃グリーンセンターで友人と会って、御飯を食べた。
とても風の強い日だった。
次郎は手づかみで私の作った弁当を食べて、ものすごい勢いで完食してしまった。
とてもお腹が空いてたらしい。
それから、少し遊具とかで遊んでたら、次郎がその場に座り込んでしまったのでまた大変だった。
しかも、大泣き。
帰ってから薬局に車で行くと、次郎がそのまま車から降りないので困った。
そのまま義母が、お客に薬を渡しに行くとかで、次郎を車に乗せたままマンションに帰るようになった。
私は自転車で最初薬局まで来てたので、それでマンションに先に帰って次郎を待っていた。
そしたら旦那に場所を移動したのを連絡するのを忘れてしまい、ごめんなさい。
マクドナルドを買ってきてもらうはずだったんだけど。
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経験してるはずの人が/服用後の経過を教えて/ビデオ評『逆境ナイン』/葛根湯が合わない時も━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★彡☆-=★彡 それさえもおそらくは平凡な薬局 ★彡☆-=★彡
≪通巻0275号≫
提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
発行 : 北園薬局 http://www.kitazono.jp/
編集 : 北村俊純
窓口 : info@kitazono.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
※2月21日(火)……経験してるはずの人が
※2月22日(水)……服用後の経過を教えて
※2月23日(木)……ビデオ評『逆境ナイン』
※2月24日(金)……葛根湯が合わない時も
************************* 今号の平凡な日記 ***************************
◆2月21日(火)/2006年◆
化膿止めの塗り薬を求めて患者さんが来店。
合わせて飲み薬もどうかと排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)を案内するも、今回は塗り薬だけで良いと言われる。
しかし、会計をする段になって、やはり欲しいと買ってもらえた。
お客さんがいらして、ご主人が亡くなった事を知らされた。
病院の処方箋を自分で持ってくるくらいだったのに、入院してすぐだったらしい。
ご冥福をお祈りします。
病院からの処方箋を持った患者さん。
薬でアレルギーを起こした事があるかを尋ねたら、痛み止めで「ある」という返事。
今日出ているのは、正にその痛み止め。
ところが薬の名前を覚えていない。
今回の医師にその事を伝えたかというと、言っていないという。
「頓服でした」と言われるけれど、たいていの痛み止めが普通は頓服として用いる物で、ちっとも特定できない。
本人の希望で薬は渡して、何かおかしいと思ったらすぐに服用をやめて連絡を下さいと伝えた。
それにしても、以前にアレルギーを起こしたなら怖くないんかな。
不思議な事に、一度もそういう事が無かった患者さんの方が、副作用は起こらないかと心配をして、経験してるはずの人が無頓着というケースが多いように思える。
処方箋を受け取ると、生活保護の人というのが分かる。
これは大事な個人情報なので、当然の事ながら明かせない。
しかし、それにしても服装が派手だったり、いい車に乗ってたりと、どういうカラクリなのか本当に知りたい。
私なんて、車も持ってないのに貧乏よ。
子供の頃に読んだ新聞記事には、生活保護を受けてるとクーラーの設置すら認められないなんてのも載っていたもんだけど、今は昔か。
受け取り期限が過ぎている処方箋が、患者さんから持ち込まれた。
日付を見ると、昨年の11月。
「発効日から4日以内」って、ちゃんと書いてあるのに。
薬が無くなって困らなかったのかしらん。
お引き取り願うしかない。
患者さんから電話。
薬を受け取りに行った奥さんが、まだ帰ってこないと。
確かに1時間ほど前に薬を受け取られましたが。
ちょっと心配。
こういう時って、どの程度正確に答えて良いものなのか。
曖昧な記憶で答えてトラブルになっても困るし、正確に答えてトラブルになっても困る。
以前に膀胱炎の相談にいらして、猪苓湯(ちょれいとう)を案内した患者さんから、病院で処方された薬を揃えておいて下さいと頼まれた。
病院から処方されたのは、猪苓湯合四物湯(ちょれいとうごうしもつとう)という漢方薬。
また、珍しい物を処方されたな。
膀胱炎の人で、皮膚が乾燥していたり色艶が悪い場合に用いるものの、そう出番の多い漢方薬ではない。
というのも、後半の四物湯というのが漢方薬の中では基本処方で、その名前の通り地黄(ジオウ)・芍薬(シャクヤク)・川きゅう(センキュウ)・当帰(トウキ)という四つの生薬から成っているこの漢方薬に、何かを足したり、あるいは他の生薬と入れ替える事で、さまざまな処方に姿を変えるため、四物湯を合わせた物より、別な漢方薬を選ぶ機会の方が多いのだ。
漢方薬に詳しい医師に診てもらったのかもしれない。
この機会に、ネットでの取扱商品に加えてみるかな。
「オリンピック、早く終わらないかねぇ」と奥さん。
「ホントにねぇ」と私。
テレビ番組が、このせいで時間が繰り上がったり、通常のニュースが短縮されたり。
楽しみにしてる人のための番組作りは分かるけど、興味の無い人のための番組も作っておくれよ。
近所のビデオレンタルショップなんか、この期間の稼働率のいいこと。
やっぱり退屈してる人がいるようで、早く終わってくれないと借りたい物も借りられない。
≪育児日記≫
今日は、カラオケにママ友と行った。
しかししかし、とても大変だった。
次郎はおとなしいのだが、他の子はよほど珍しいらしく、キッズルームで暴れまくる。
じっとしていられないので、身体を押さえながら歌っていた。
それでも、他の人は久しぶりだったらしく、気持ち良さそうに歌っていた。
年代が同じくらいなので、歌われる曲はみな知っていたので良かった。
誰も、ぜんぜん私の知らない曲というのを歌わないようだったので、好みの曲が一緒だということが分かった。
特にアイドル系(昔の)が好きなようで、ほんと可愛く歌ってくれるのが印象的だった。
しかし、本当に子供を見ながらというのは大変なことを改めて実感した。
次郎は、何かカラオケの画面を食い入るように見てたので、あまり気にしないで済んだので良かったけど。
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◆2月22日(水)/2006年◆
ビール酵母の健康食品を買いにお客さんが来店。
もうブームも去って、売れ残った物を買っていただけるのは有り難い。
でも、今頃に人に勧められてというのも、どうなんだか。
「薬飲んでるんだけど、大丈夫?」と尋ねられた。
そう訊かれるのは良くある事。
それで何を飲んでるのかを尋ねると、「分からない」という返事なのもいつもの事。
飲み合わせを気にするのに、何を飲んでるかは知らないというのは、どういう事なのか未だに分からず。
葛根湯加川きゅう辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)と柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)を買いに患者さんがいらした。
やはり、花粉症が始まっているようだ。
柴胡桂枝湯は、直接には花粉症には関係が無いが、免疫機能を正常に保つ働きがあるため、過剰に防衛するせいで発症するアレルギー性疾患に有効。
お母んが商店会の旅行から帰ってきた。
ちょうどそこに近所のMさんが化粧品を買いにみえた。
お土産に買ってきていたという湯飲みを渡していた。
すると、後でお返しにイチゴ大福をいただく。
これは私が貰ったぞ(⌒▽⌒)
近所のSさんがいらして、何故だかゆで卵をもらった(・_・)
今夜の夕食にするか。
子供の鼻水の相談で、お客さんがいらしたので小青龍湯(しょうせいりゅうとう)を案内したものの、念のために症状を尋ねておいた。
すると、寒いと言ってるという。
それは、本格的な風邪になるのではないか。
しかし、裸で遊んでいるそうな(苦笑)
とはいえ、花粉症でないのなら風邪対策として、麻黄湯(まおうとう)を使った方が良いでしょうと勧めた。
胃が痛くなった後に腸が痛くなるという相談を患者さんからされた。
寒気ではなく、全身が寒い感じがするという話から、真武湯(しんぶとう)を案内。
以前はそんなに売る機会のある漢方薬ではなかったのだけれど、ネットで購入していただいた患者さんから服用後のレポートが届いて、それで勧めているうちに意外と適応する人が多い事が分かった。
病気が治ってしまえば、そのまま店頭に来なくなるというのは当たり前の話ではあるものの、そうやって服用後の経過を教えてもらえると、他の患者さんのためにも役に立つので有難い。
東京都豊島区で推進していた『放置自転車等対策推進税』について、区長が区議会の答弁で「廃止も選択肢」と述べたという記事をネットで見つけた。
元々は同区での駅前における放置自転車が多いため、その対策費を捻出するために区内に駅がある鉄道5社に対して、乗客1千人につき年間740円を課税する法定外目的税で、新年度から実施の方針だった。
しかし、この税金徴収に反発しつつも鉄道5社が最近になって、駐輪場用地の無償提供などを提案し、これが整備目標の自転車の半分以上を鉄道会社の提供用地で整備可能となった事から区も方針転換の可能性を示唆したらしい。
なんだ、やりゃあ出来るんじゃん。
でも、駐輪場の運営者とか担当者も、ちゃんと“整備”してくれないとね。
うちの最寄り駅の駐輪場なんか、千円札を出す程度で怒鳴る、ものすごく感じの悪い人が経営してて、使いたくないんだよね。
なのに周囲の土地を持ってる地主なもんだから、選択肢が無い。
陸上自衛隊第1空挺団所属の2等陸曹が、万引きで警察に検挙され、停職40日の懲戒処分を受けていた事が分かったというニュース。
この2曹、「家族の反対にあい、イラクに行きたくなくなったからやった」と供述してるらしい。
まぁ、派遣には本人と家族の同意を求めていて、強制する事はないというのがタテマエだとは分かるけど、職業を選んだのは自分でしょ。
自分で選んだからこそ、自衛隊員には感謝する。
それがこんな、中学生が学校に行きたくなかったからみたいな方法では、同情もできません。
せっかく自衛隊員なんかだから、武装蜂起とか、もう少し大きな問題にすれば評価もできるのに。
とか思ったら、こんなニュースも。
今朝の9時20分頃に、兵庫県福崎町大貫の中国自動車道上り線で、大型トラックが陸上自衛隊のトラックに追突し、車外に放り出された陸士長が死亡したという。
事故の状況は、陸自隊員約20人がトラックなど計4台に分乗し1列で走行中に、大型トラックが車列に割り込もうとして陸自の先頭車両に追突し、追突された陸自トラックがガードロープを突き破り、道路沿いの建物に衝突したのだとか。
うーむ、自衛隊の車列に割り込みをするとは。
舐められてますな、自衛隊。
≪育児日記≫
今日は“猫の日”だった。
テレビでもさかんに猫の映像が映っていた。
次郎にそれを見せながら、「ネコ、ニャンニャン、可愛いねぇ」と言いながら教えてると、指差しながら次郎も「ニャンニャン」と少しは言葉を話すようになったみたいだった。
次郎は、たぶんこちらが言ってることで、だいたい半分くらいは、分かるようになったのかなと思うけど、もっといろいろお話ができるようになってもらいたくて、このごろ絵本の読み聞かせなど意識してするようになった。
特に『2才だもん』という、前に義母が買った本を見せていて、最近では、それを次郎が読んでと持ってくるようになった。
………猫の言葉を教えてどーする(笑)
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◆2月23日(木)/2006年◆
いけねぇ、タカラはトミーと合併して昨日で上場廃止だったんだ。
株を売っておくのを忘れた……。
一応、合併だから新会社のタカラトミー(ネーミングンスが先行き不安にしてくれる)の株に自動的に交換されるものの、合併発表時の株価は、トミー1,921円に対して、タカラ495円だったから、交換比率が1:0.178なんだよなぁ。
交換後にすぐに売るか、それとも合併後の新製品発表に期待して持っておくべきか、迷うなぁ。
関節痛の相談で患者さんが来店。
痛み止めとして使うのには麻杏よく甘湯(まきょうよくかんとう)が適している。
しかしお話からすると、中長期的に治そうと思っているようだったので、疎経活血湯(そけいかっけつとう)の方を使ってもらう事にした。
午後に広報部会に出席。
編集作業を簡略化しているので、以前よりはだいぶ楽になった。
時間的に、雑談する余裕もできた。
雑談は、次の企画を立てたりする時に重要な時間である。
その中で、子育てに関する講演会の話が出たので、私からは昨年の汐見氏の講演会のような、内容はともかく聞く側の態度が好ましくないのは今後の課題ではないかと話した。
(2006年1月11日の日記参照)
そりゃ私も、早期教育に躍起になっている親の様子などを知るにつけ、「おかしい」とは思うけれど、自分と違う子育てをしている人を笑う資格は無いだろう。
早期教育の成果も弊害も、まだ研究途中で、単に「自分が未経験」だとか「自分の理解の外」でしかない訳で、テレビのワイドショーなどで観て無責任に笑うのなら良いとしても、わざわざ講演会にまで足を運ぶという事は少なからず興味があり、自分や世の中の子育てに役立てたいと思って参加しているはずと仮定すれば、他の教育の例は笑うような話ではないと思う。
事務局長のK氏は、汐見氏は机上の研究にとどまらず実践していると言っていたけれど、実践をしている人ほど、自分の活動に自信があるものだから、他の子育て方法を見下す傾向が強い。
私は、その人間性の方が信頼できない。
八味地黄丸(はちみじおうがん)を買いに患者さんがいらした。
以前に前立腺肥大の治療に病院から処方されていたそうで、念のために現在の状態を尋ねて確かめておく。
結構、乱発されやすい漢方薬なので。
一つの目安は口の渇きと、上半身ののぼせ症状。
この場合の“のぼせ”といのは、本当の熱ではなく虚熱による“のぼせ”である。
ところがこれを、本当に上半身に熱が篭っているような人にも処方されて困る。
熱を出す元があって発熱するのと、冷やす作用のある水分が不足して発熱するのとでは当然ながら治療法も異なるのに。
今回の患者さんは適応するようなので、そのまま渡した。
麦門冬湯(ばくもんどうとう)を咳の予防にと買っていく患者さんが、このところ多い。
「咳には麦門冬湯を」と勧めてきた成果もあるだろう。
特に、風邪をひいた後の肺の乾燥で咳が残ってしまい困っているという人が、一度試してみて効果を感じてくれている模様。
次郎が、化粧水ではなくローションをドバーと出してしまった。
ポンプ式だったのだ。
手を差し出して拭いてくれという仕草。
それが理解できるなら、イタズラしないというのも理解してくれんかな。
昼間の暑さが嘘のよう。
風がだいぶ冷たくなり、天気予報では明日、雪がチラつくとか言っていた。
シャッターを下ろそうとすると、親子連れのお客さんがいらした。
中学生の娘さんが風邪気味だという。
でも熱は36度。
ううん、平熱ではないのか。
麻黄湯(まおうとう)と地竜(ぢりゅう)を勧めた。
レンタルしてきた『逆境ナイン』を観た。
http://www.gk9.jp/
ここのところ、ネタバレ警報を発令する必要の無い作品ばかり観ているような気がする。
別に悪くはないが。
そして作品自体も悪くない。
原作漫画の実写映画化としては、キャスティングも構成も文句は無い。
原作を知らずに観れば、コメディ映画として納得できるのではないか。
日ごろ私は、映画は映画としての評価のみするべきで、原作とは別物というスタンス。
それでも今回ばかりは思ってしまう。
「迫力が足りん!!」と。
キャラが宙を舞うシーンとか、バットにへばり付く男魂(おとこだま)とか、そういう所はCGやエフェクトで工夫していたが、肝心の主人公である不屈闘士(玉山鉄二)や野球を知らない監督、榊原剛(田中直樹)のセリフのシーンでは漫画的過ぎて、原作の漫画の迫力が出ていないというヘンテコな事になっていた。
島本和彦氏の漫画といえば、その「読んでるだけなのに殴られてる」ような、ガーンとくる迫力のあるセリフの使い方が特徴なのに、それが再現されていないのが残念。
その迫力に思わず読んでいる方が、手の甲で「んなアホな」とツッコミを入れるのではなく、裏拳で「アホかーい!!!」と叩き返したくなるくらいの迫力を再現してくれないと、原作付を映画化した意味が無いのではないかと。
そんな不満も、先に書いたようにコメディ映画として観れば、及第点。
特に月田明子(掘北真希)がイイ味出している。
可愛いだけじゃない演技力も垣間見え、爆発後に髪が逆立つなんて馬鹿な姿も晒してくれて、こりゃお得。
撮影当時は15歳だったそうだけれど、後年のブレイクは当然といった感じ。
そういや、実は榊原が登場した時、誰だか分からなかった。
「ココリコの遠藤じゃない方だよ」と奥さん。
俺も思い出せん(笑)
エンディングのクレジットを見て、田中だと分かった。
そして奥さんの感想は、「藤岡さんが主役みたい」との事。
いや、ホントにそう思う。
校長先生の役が藤岡弘、氏で、完全に特別扱い。
そうそう、島本先生が試合の解説者として出演してます。
アニメ版の『炎の転校生』と同じ役どころ。
あのテンションを観れたのは嬉しい。
それだけに、作品にあのテンションが足りなかったのは、やっぱり惜しい。
島本先生が発行した同人誌では、企画が通るまでの話が面白く描かれていたな。
それこそ、映画の本編よりも面白いくらいで。
監督は『海猿』の羽住英一郎氏。
http://www.umizaru.jp/
当初、『逆境ナイン』なんてマイナーな漫画の映画化など認められないとプロデューサーに蹴られ、「これが逆境だ!!」と逆に燃えたとか。
ところが芸能界に隠れ(?)ファンがいて、映画化するなら自分も出演したいと名乗り出る人がいたり、協力したいという申し出があり、映画化のゴーサインも出ていないのにプロデューサーに「キャストが決まりました」なんて報告するシーンは、誇張だとしても面白い。
「な、なんで許可してないのに出演者が決まってるんだよ」
果ては、正式には決まっていないうちに原作者の島本先生に、映画化が決まったかのように挨拶に行ってしまうというエピソードに、島本先生の漫画みたいだと笑い転げた。
後で調べたら、増ページ版がDVDのスペシャルエディションに特典として付いていて、本編も未公開シーンが足されているというのが分かった。
うー、欲しい!!
でも、なんかメーカーの策略にノセられてるかのようで嫌。
どうしよう………。
ところで、『クレヨンしんちゃん』が、中学生の公民の教科書3冊に採用される事が決まったそうだ。
載るのは、帝国書院、東京法令、扶桑社の3社で、帝国書院の『社会科 中学生の公民』では、家族構図の解説ページに『ちびまる子ちゃん』と並んで掲載されるとか。
「子供に見せたくない番組」のワースト1にも選ばれたのに教科書に載るというのは、ファンでもないのに嬉しいと少し思ってしまう。
ただ、あくまでアニメ版が載るという事らしく、毒のある原作版は駄目なのねと寂しくもあり(笑)
チャットでは、久しぶりに女子大生のRちゃんとお話。
もうすぐ卒業だそうだ。
ふえー、中学生の頃から知ってるけど、なんか驚くなぁ。
メールで最近の写真を見せてもらう。
可愛く育っていて、宜しい(^-^)d
は、裸は……(´¬`)?
と言ってみる。
「好きな人以外に見せたらだめ」との返事。
「ぎりぎりセーフやよ(・∀・)」と付け足されたが。
なんだよ~、ギリギリかよ~(/_;)
「あの頃は、やっかいな人を好きになったなぁ」って思ったそうである。
もう3年以上前の話。
でも、「やっかい」とはナンジャラホイ?
訊くと後悔するか(笑)
でも訊いてみた。
すると、「ほかに女がいるからに決まってます(笑)」と言われた。
今は減ったぞ~。
≪育児日記≫
今日は、いきなりグリーンセンターに午後から行きたくなったので、友人を誘う電話をしたら、何か忙しいらしくって断られてしまった。
だから、その辺を散歩でもしようと思い次郎を連れてった。
マルエツにも寄って買い物をしたりした。
次郎は、ほんとに車とか好きで、駐車場があるとすぐにそちらの方に行ってしまう。
そのつど私は、肩を落としながら「ハーア」と溜息をついてしまう。
なかなか目的地には着かないしで困ってしまう。
けど天気は良かったので、まぁ少しは気分転換にもなった。
帰ったら掃除しようと思い、少しはハリキってしまう自分に気がついた。
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◆2月24日(金)/2006年◆
午前中は、運営会議に出席。
中高生の活動に参加できない人のフォローをどうするか。
もう少し小さい単位で活動しても良いのにと思う。
私が中高生サークルを率いていた頃には、仲間を増やす事が目標だったけれど、中高生のメンバーが増えた今は、少人数の単位に分かれて小回りが効くようにするのも必要だろう。
でないと、学校の部活や塾などで活動に参加できない子は、どんどん目が届かなくなり、繋がりが薄れてしまう。
昼食に、奥さんに頼まれ『モスバーガー』を買って帰る事にした。
私は、ライスバーガーのカツカレーを。
今まで無かったのが不思議なくらい。
マンションに帰ってから食べたら、これが大正解。
定番メニューに残ってくれるといいな。
海外からの注文を本格的に受けるようになり、ポツポツと入る。
しかし、発送するたびにドッと疲れる感じ。
そして、無事に届いてくれと祈るばかり( ̄人 ̄)
引ったくりに遭ったという患者さんからの相談。
幸い何も盗られなかったが、鞄を勢い良く引っ張られたせいか、首の筋を違えてしまったらしいとの事でお気の毒。
五積散(ごしゃくさん)を試してみてもらおう。
むち打ち症に使う事もあるので。
次郎が、店の電卓を床に投げつけて壊した。
ここぞとばかりに叱る。
さぁ、泣けΨ(`▽´)Ψ
麦門冬湯(ばくもんどうとう)を買いに高齢の患者さんが頻々。
やはり、ここのところ冷え込んで空気が乾燥してるせいだろう。
葛根湯(かっこんとう)を買いに患者さんが来店。
風邪の初期という事だったが、寒気も無い熱感も無い頭痛や頭重も無いの無い無い尽くし。
唯一、咽喉が少し痛い感じと、痰が絡むという症状があるという。
むっ、それだと葛根湯は熱の発散のために体内を乾燥させるから合わないかも。
麦門冬湯ではいかがでしょう。
しかし、前に効いたからと葛根湯を求められる。
うーんうーん、いいのかなぁ。
「そんなに悩まなくていいよ」と言われた。
いやぁ、そうもいきませんし(^_^;)
結局は葛根湯を買っていかれた。
心配だ。
ライブドアの堀江貴文前社長が自民党の武部勤幹事長の次男への3千万円の送金を指示したとするメールの問題で、議員辞職の意向を示していた民主党の永田寿康衆院議員が過労で入院したというニュース。
雲隠れするのに入院なんて、そんな漫画みたいな事を(笑)
自民党の常套手段を民主党がするとは。
お株を奪ったね。
民主党の執行部は、辞職問題を先送りして批判の沈静化を図りたい考えのよう。
うーん、命が危ないんじゃないかね永田議員。
このまま消されちゃうんじゃあるまいか。
病院に刃物を持った男が乱入してくるとかして。
≪育児日記≫
今日は、旦那が午前中に出かけたようで、モスバーガーを買ってきてもらった。
モスチーズが食べたかったので、それを頼んだ。
でもって次郎って、けっこうファーストフード系も大好きみたいで、ほうっておくとポテトなんかいっぱい食べちゃうんだよね。
油っこいものばっか……。
誰に似たのだろうと思う。
それを発するといつも旦那が、「オマエだ」とか言う。
でも、やっぱりオイシイから仕方ないよねーとも思う。
そんなこんなで、次郎は私のそばでニコニコとしているので、コイツ何を考えてんだか……と思ったりすることが、このごろ多くなったりしてるのだった。
………モスバーガーが美味しい事に異存は無いが、化学調味料の味と天然の調味料の区別はつけよーよ。
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水の中を行く/こんなカキフライ/覚悟のススメ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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発行 : 北園薬局 http://www.kitazono.jp/
編集 : 北村俊純
窓口 : info@kitazono.jp
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~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
※1月14日(土)……水の中を行く
※1月15日(日)……こんなカキフライ
※1月16日(月)……覚悟のススメ
************************* 今号の平凡な日記 ***************************
◆1月14日(土)/2006年◆
なにやら夢の中で寝る夢を見た(笑)
つまり、夢の中で寝たら目を覚ました。
そのため、ハッと目が覚めた時には、ここがどこだか認識できず、自分が誰かも分からないほどに混乱。
もちろん、すぐに状況は分かったのだけれど、ちょっと不思議な体験をした感じで得した気分になる。
今日は部屋の中は暖かく、暖房を入れなくても過ごせそうなほど。
ところが、外を見たら雨だった。
寒ければ、雪が見れたのに残念。
雪国の苦労を知らないと、雪は目の保養くらいの認識で。
奥さんに次郎を薬局に連れて行っておいてくれと頼まれ、コートの上に雨合羽を着せてマンションを出た。
奥さんは、後から帳簿類を持って薬局に行き、溜まった会計処理をするつもりのようだ。
次郎が自分の足で雨の中を歩くのは初めてのはず。
このあいだの旅行の時には、小雨だったけれど、今日のは本格的な雨。
マンションの玄関まで来たところで、ちょっと足がすくんだのか前に出ようとしない。
それで手を引いて外へ出すと、今度は一変。
歩道の水溜りを見つけて、バシャンと飛び込む。
ああ、長靴じゃなくて普通の靴なのに(+_+)
しかし、もちろんそんな事は気にせずに、水溜りの所だけを選んでバシャバシャと進む。
いつもは、あっちへ行ったりこっちへ行ったりでなかなか前進しない事から考えると、まっすぐ歩いてくれるのは楽ではある。
でも、水溜りの中を進んでいく(苦笑)
薬局に辿り着いた頃には、次郎の下半身はビショビショ。
奥さんが後から来たが、替えの靴も何も持ってこなかったという。
なんでやねん(^_^;)
すると取りには戻らずに、リサイクルショップに買いに行った。
なんでやねん(^_^;)
自動ドアが開き、店の外から「すいませーん」と呼ばれる。
どうしたのかと思ったら、雨合羽がビショ濡れで、店を汚してはいけないからと。
いやいや、大丈夫ですよ。
まぁ、私もコンビニに行ったりした時に同じようにしましたが。
その時には店員に変な顔をされてしまった。
そりゃあ、あちらはマニュアルでレジでの応対しか指示されてないだろうけどさ。
今回は、私がドアの所と商品棚とレジを往復してお買い上げいただいた。
頻尿の相談で、やや高齢の女性の患者さんが来店。
前立腺肥大なとが多い男性と違い、寒さのせいだろうと読んで、苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)を案内した。
風邪の相談でいらした患者さん、今日から症状を感じたのと事で、鼻水と咳が主訴。
葛根湯(かっこんとう)でも良さそうだが、明日は仕事は休みだという。
ゆっくり休めるのであれば、麻黄湯(まおうとう)と地竜(ぢりゅう)で熱をガッと出して、風邪を倒した方が早そうだと思い勧めた。
子供の風邪の相談でお客さんがみえた。
寒気があるという話から、本人が暑いと訴えるまでは温めましょう。
地竜と麻黄湯で。
まだ体調が戻らないが、明日は『SNAKE-EYES』のコンベンション。
人手不足のおり休む訳にもいかないので、今日は早めに休んで少しでも回復
しておく事に決める。
地竜と柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)を多めに飲み就寝。
≪育児日記≫
今日は、久々に大雨が降った。
ドシャ降りの中、薬局まで次郎を旦那が歩かせて行った。
私は後から、事務用品を持って薬局に行った。
しかし、次郎の替えの靴を忘れてしまって、この雨のさなか、リサイクル屋まで買いに行った。
リサイクル屋で、とても安い靴を見つけた。
赤い柄の靴だったけど、300円くらいでサイズもピッタリですぐに購入した。
ついでに長靴まで次郎の物を買ってしまった。
まぁ、風邪などひかないようにするために。
次郎は薬局で、元気にその間遊んでいたみたいだった。
で、お腹がとても空いたらしくて、義母が何か御飯などを食べさせてくれたらしかった。
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◆1月15日(日)/2006年◆
なんか変な夢を見てから目が覚めたもんだから、疲れた。
SFの世界で、主役は『MIB(メンインブラック)』のウィル=スミス。
でもって私は、その相棒で宇宙船のパイロット。
二人の仕事は、情けないとうか馬鹿というかワケワカランというか、“宇宙の孕ませ屋”。
少子化に悩む種族の依頼で子作りに励むという。
依頼を受けると、嬉しそうなウィルに私は呆れていた。
やりたいけどなぁ(笑)
いや、人間型の宇宙人限定でね。
でもって、ある特定の種族を滅ぼそうとしている連中に命を狙われる。
話は、どんどん大きくなって、ついには星が生殖行為を始めて……。
責任者出てこーいヽ( ´ー`)ノ
今日は、『SNAKE-EYES』のコンベンションで、参加者をJR八王子駅に迎えに行ったが、誰も来ていない模様。
ううん、参加者が少ないと寂しいなぁ。
と思ったら、ご新規さんが次々と。
ホッと安堵する。
エントリーしたゲームは、『芝居遊戯・水戸黄門』、『ゲイシャガールウィズカタナ』、『無限のファンタジア』、『ソードワールド』。
http://www.rakuten.co.jp/a-game/648796/658693/
http://www.game-writer.com/konogoro/game/ggwk/menu.html
http://t-walker.jp/mugefan/html/main.htm
http://www.groupsne.co.jp/products/sw/
なんか、イロモノが2つもエントリーしとりますが。(無限もイロモノか?)
『ゲイシャガール ウイズ カタナ』の、「間違った日本観のキャラを演じる」のではなく、「間違った日本観で間違ったキャラを演じるプレイヤーを演じる」というメタ構造には惹かれた。
しかし残念ながら今回は、イロモノの卓は立たなかった。
今日は客層がマトモだったようで(苦笑)
私は、K氏がGMを務める『無限のファンタジア』に参加。
エンジェルだけど、邪竜導士。
なんか汚れキャラになりそうな予感がしたため、通り名を“汚れきったエンジェル”として、名前を“アズラエル(死の天使)”と付けた。
全体的にキャラメイクに時間がかかり過ぎてしまった感じ。
これは協力しきれなかった私も悪いんですが。
K氏としては、初めての人にも自由にキャラクターを作ってもらうと思ったのだろうけれど、そうなるとこちらも先にキャラを選ぶという事ができず、こちらが迷っているから初めての人たちも迷うという悪循環に。
こういう時は、オススメ商品をパッケージングして案内するのが良いと思う。
キャラメイクをしたところで昼食。
『スカイラーク』と『モスバーガー』のどちらにするか迷い、皆で『モスバーガー』へ。
しかし、13時近くでは、まだ店が混んでいる。
座席も空いておらず、何人かは他の店を選ぶ事にした模様。
私は先に注文してしまったため、そのまま待つ。
待っていたら、食べ終える人が結構出て、注文したビーフシチューが出来上がる頃には、さっきまでいたメンバー全員が座れるくらいの空席ができた。
予想できないもんですな。
ところで、仮にもバーガーショップに入って、ビーフシチューとサラダだけを食べるってのはどーよ(笑)
開始時間を決めてはいなかったものの、おおよそ一時間くらいと踏んで余裕を持って会場に戻ったつもりが、戻ったらすぐにプレイ開始。
まぁ、押し気味だからいいんですが。
酒場で私たちのパーティーがくつろいでいると、そこへ村娘が現れて、モンスターに襲われた村を助けてくれと頼まれた。
今回のパーティーは、報酬に金を求めない正義(?)の冒険者であるので、すぐに助けにいく事に決まる。
この辺、早くてよろしい。
その村は船で3日ほどかかる島にあるそうなのだが、船での出来事はスパーンと端折られた。
私や武井くんが悪ノリして脱線するのを防ぐためかね(苦笑)
ただ、そのせいで依頼主である村娘と、誰も接点を持てなかったのが、後で物語の進行を難しくしてしまったのではないかと思う。
というのも、敵のモンスターが「ゲームをしよう」と言って挑んでくるから。
そして、島に到着した時にはすでに村は全滅していた。
つまり、村を助けてくれという依頼が、その時点で成立しなくなってしまったのだ。
なので、そのモンスターに拒否する事を伝えたら、村娘を人質にとってゲームをしようと迫ってきた。
でもー、本人にも自分を守ってくれとは頼まれてないし~。(←ヒデェ)
助ける動機のあるキャラクターが1人もいない。
せめて、村娘に一目惚れしたとか、何か過去の因縁がある事が分かったとか、そういうのがないと困る。
さすがに意地が悪すぎると思い直して、敵のゲームに乗る事にしましたが。
モンスターのアイデアは面白かった。
敵の本体が武器の方だった、というのとかね。
後に続くモンスターの描写も、ホラー系のノリで、私は好き。
物語の展開上、戦いが続いたのは仕方がない。
でも、強すぎるよー。
必殺技をバンバン繰り出しちゃいました。
私のキャラは、かなり戦いに特化してあったから良かったけど、他の人はキツかったんじゃないかな。
勝っても荒野しか残らないとは、荒んだシナリオだ(笑)
撤収後に反省会と打ち上げを兼ねて、『春庭花』に。
http://www.fca-group.com/
誰のリクエストだったか、中華という事で。
私は、いつでもイタリアンを選んでしまうため選定権ナシ(笑)
体調はまだ思わしくなく、胃の具合はビミョーなのにもかかわらず、定食の定番であるカキフライ定食を注文してしまった。
その出てきたカキフライが、普段知っているカキフライとは仕上がりが違う。
普通のカキフライは、表面がトゲトゲザラザラしているのが、この店のはフンワリした感じ。
あのカリカリとした歯ごたえがなきゃ嫌だという人には向かないかもしれないが、私は牡蠣の味が鮮明に味わえて気に入った。
反省会では、先に書いたような感想をK氏に伝えた。
確か前にも、村娘が人質に取られるというシーンがあり、その時にも村娘を助ける動機が見当たらなくて見捨てたのだ。
こう書くと、なんか自分が悪いヤツみたいだな(爆)
調子が悪いおかげで(?)深酒せずに済み、無事に家路に着く事ができた。
早く体調を戻さんとイカンなと思い、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)を飲んで寝た。
薬飲み飲み、酒を飲み。
ダメ患者の見本ナリ。
≪育児日記≫
次郎を連れて薬局に行った。
次郎の指をドアに挟んでしまったからだ。
一応、抱っこ紐を持っていったけど、なんだかんだいって歩かせた。
次郎の親指がちょっと腫れていた。
でも義母に言わせると、たいしたことないようだったので、とても良かった。
次郎は、本当にだんだん重くなって、抱っこするのも大変だった。
次郎は、いつもと変わらない様子だった。
確かにドアで指を挟んだ時は大泣きしたけれど、薬局では普段通りでビックリするぐらい落ち着いていた。
私だけ、ちょっとパニクッてたかしら?
………オマエはいつも、パニクり過ぎ(^_^;)
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◆1月16日(月)/2006年◆
「胃薬下さい」と患者さん。
胸焼けがして、お腹が張った感じがするという。
水を飲んで楽になるか、お湯を飲んで楽になるかを尋ねると、水の方が楽になるとの事。
という事は、胃熱か。
お酒の飲み過ぎだと分かり、五苓黄解(ごれいおうげ)を勧めた。
しばらく店頭に置いていた山梔子(さんしし)を片付けた。
今年は、栗きんとんを作る人があまりいなかったようで余ってしまったのだ。
まぁ、家でも作らなかったのだけれど。
奥さんから携帯に電話が入った。
接客している時もあるから電話するなと言ってあるのに。
それを無視していたら、今度は店の電話が鳴る。
出るとやっぱり奥さんで、「もしもし……」と声が聞こえたところで切った。
電話に出れる状況かどうか、先にメールをしろっての。
後から送ってきたメールでは、弁当をどこで買うかだった。
好きにせー(苦笑)
病院からの処方箋を持ってきた患者さん。
風邪気味で、いつもの薬に加えて風邪薬も出しましょうと医師に言われたのに、それを断ったという。
ありゃ、どうしてですか。
すると、うちで漢方薬を買おうと思ったからだとか。
嬉しいけれど、それもどうかな(苦笑)
やや高齢で、抵抗力も落ちているようなので小柴胡湯(しょうさいことう)を出した。
結局、奥さんがお弁当を買ってきた。
次郎の散歩を兼ねてとかで、わざわざ隣の駅の弁当屋で。
次郎の分を取り分けて食べていたら、しばらくして流し台の方でガタンッという音がした。
何かと思ったら、先に食べ終えた次郎が食器を流し台に放り込んでる音だった。
手がやっと届く高さなもんだから、ホントに放り込むという感じ。
そのうち、薄手の食器なんか割りそうだな。
ワイドショーのニュースのコーナーで、昨年12月に長野県の諏訪湖で行方不明になった小学校5年生の男の子が今日、遺体で発見されたと伝えていた。
遺体に外傷などは無く、死因は水死で、転落事故だろうとの事だった。
そのニュースを読み上げる日本テレビの真山勇一キャスターが、「ちょっと残念な結果になりましたね」と言うのを聞いて、思わず膝を打って感心してしまった。
なるほど、「ちょっと」か。
しかも、最初に竹馬をしている写真を写して、誰だと思うかとクイズ形式にしていた。
まったくもって、見世物である。
昨年は「最近は子供が犠牲になる事件が多くなった」とマスコミが大々的に取り上げ、会う人ごとに同じように言われ、各自治体からは“子供を守るため”の取り組みが広がっているとのニュースが伝わってくる。
そんなご時世からすれば、この程度は“たいした事ない”のかもしれない。
まったく、子供にとっては生きにくい世の中になったものだ。
しかし、「最近は」というのであれば、やはり過去との比較が必要だとも思う。
「昔は」と、しばしば語られる“子供にとって良かった時代”は、「いつ」だったのか。
便利な事に、それこそ今では昔の事件を調べるのはインターネットを使えば簡単に探せて、なかなかに興味深い。
1972年生まれの私の親が成人する頃の1964年には、俳優の高島忠夫の長男が、お手伝いさんに殺されるというショッキングな事件を始めとして、高校生が同級生を包丁で殺害とか、なんかあまり状況が違うとは思えない事件が起きていたり。
戦時中は言わずもがなで、子供にとっても大人にとっても悲惨な時代だった。
さらに戻っていくとどうか。
子供が犠牲になる事件は少なくないし、逆に子供が加害者の事件もかなりある。
18歳の少年が、交際していた訳でもないのに、好きだった少女を太い竹で刺し殺したなんて事件は、昨年のクラスメイトの女子を男子が包丁で刺し殺したという事件よりも、なんだかスゴそうだ。
少女の遺体は、股間から胸にかけて竹に貫かれていたという。
心理学者が、包丁でメッタ刺しにするのは深い恨みがあるのだろうと語っていたけれど、竹で串刺しにする心理状態というものも、ぜひ聞いてみたい。
そもそも昔へ辿っていくと、今よりも人権意識は薄く、新聞が出る明治期よりも前ともなれば、奉公に出されたり、障害児は見世物にされたり、今の感覚では尚のこと許せないような事例が資料では目に付く。
そして、医学の頼りなさは今以上である。
うちの子は医師からは一度「諦めて下さい」と言われて生まれた、いわば“生まれるはずのない子供”だ。
生まれるはずがないのに生まれてきたのは、まさに現代だからこそで、事故や事件に遭うのは、その引き換えとしてのバランスとも考えられないでもない。
だとしたら、ちょっと目を離すその時で二度と会えなくなるのも仕方のない事だと割り切って、「♪行ってきますと 気をつけてねと 真剣に手を振る」(山本正之/作詞・作曲『テレビない星』より)毎日を送るしかない。
http://songworld.magoo.jp/masayuki/album02.html
そんな気がする。
「覚 悟 完 了」(山口 貴由/漫画『覚悟のススメ』より)
http://blogpal.seesaa.net/article/11784103.html麻杏よく甘湯(まきょうよくかんとう)がありますと案内。
これが、元気なお婆さんで、いや病気だから薬局に来ている訳なのだけれど、まぁ喋る喋る。
よく舌を噛まないもんだと感心するくらいの早口で、しかも声が大きい。
そのうえ、こっちが口を挟む隙をなかなか与えてくれず、薬の説明をしようにも自分の方が喋るもんだから、結局飲み方とかを繰り返し尋ねられる。
もう少し音量を下げてくれないと、横で他の患者さんに説明しているお母んの声も通らないだろう。
そして、タクシーを呼んで欲しいと頼まれて電話をするのだけれど、電話してる間にも話しかけてきて往生した。
タクシーが来るまでしばらくお待ち下さいと伝えて、次のお客さんに取り掛かろうとしたら、やっぱり話しかけてくる。
困ったねどうも(^_^;)
早めにタクシーが来てくれて助かった。
お見送りして、店の中に戻るとシーーーーーーーーーーーーーーーーンと静かで逆にビビる。
他にもお客さんや患者さんがいるのに、この静まり返り方は、なんだか落ち着かないなと不思議な感じに。
そういや、知り合いの女子高生にもいたなぁ。
周りの人に、「彼女がいないと、3人くらいいないみたいだね」と言われていた(笑)
風邪が治ったものの、クシャミが止まらないという相談。
この間には、お母んに勧められて麻黄湯(まおうとう)と地竜(ぢりゅう)を一緒に飲んだそうだ。
クシャミといえば小青龍湯(しょうせいりゅうとう)が一番に考えられるが、風邪の後にクシャミだけ残ったというのは、咳だけが残ったのと同じで、体内の乾燥が原因だろう。
乾燥のせいで、空気中の埃などが鼻腔を刺激しているのだ。
麦門冬湯(ばくもんどうとう)で潤いを作るのが良いはず。
患者さんの友達は、医師からずっと葛根湯(かっこんとう)をもらってるとか言っていた。
悪いもんじゃないけど、そんなに飲み続ける物でも無いと思うんだけどな。
特に、咳には大敵。
原沢製薬工業の営業マンが、年賀の挨拶で来訪。
魚の目やタコの貼り薬の案内をされた。
ドイツ製だそうである。
日本での市販品よりも、主要薬効成分のサルチル酸が濃いとの事。
つまり、表皮を早く腐らせて、新しい皮膚を回復させるのを促進すると。
でもなぁ、パッケージまでドイツ語表記では、いくら日本語のシールを貼っても売れるかどうか。
それから、スーパーエクジーの消費期限が迫ってるのではないかと訊かれる。
調べてみたら、確かに売れ残った分の消費期限が迫っていた。
よく把握していらっしゃる(笑)←笑い事ではない
来月の頭に、新しい物と交換してもらう事に。
飲んでくれた人は、健康食品だけれど効果を感じられたと言ってもらえている。
でも、新規のお客さんが開拓できてないんだな。
常連さんから、近くの工場の跡地にドラッグストアーができるらしいという話を聞いた。
そういや、なんか囲いをして資材が搬入されていたな。
何の工事が始まるのかと思っていたのだが、ドラッグストアーなんて本気か?
うちと、その駐車場の位置関係からすると、他にセイムスやビッグドラックも近い密集地帯だよ。
以前には、近くにイイヅカ薬局があって撤退し、今はリサイクルショップになっている。
脅威には違いないが、大手で潰しあってくれれば良いとも云える。
でも、なにがしかの手は打たないと駄目だろうな。
膀胱炎の薬をと、猪苓湯(ちょれいとう)を買いに患者さんがいらした。
以前は、「漢方薬は効くの遅いでしょう」とか言われていたけれど、猪苓湯もだいぶ浸透したようで。
ドラッグストアーが新しくできるらしいと奥さんに話したら、そのチラシを見たとか言う。
なんですと?
で、そのチラシは?
捨てちゃったとか。
アホー(^_^;)
どの系列かとかでスタイルが分かれば、対策も考えられるのに、なんで捨てるのよ。
仕事中に電話してきたり、アンタどこに嫁いできたのか分かってるのかね。
この冬の大雪による死者が16日21時現在、100人にのぼったというニュース。
「あっ、やっと越えたか」と思ってしまった。
「今回の大雪による死者が9×名」となった頃から、なんとなく「どうせなら100を越えた方が座りがいいな」と“期待”してしまってたところ。
同じく期待していた人が、何人かはいるんじゃあるまいか。
ただ、保育園児が1人新たに入ったのが残念ではあった。
福島県下郷町豊成の町立保育所で、園庭で遊んでいた6歳と5歳の男児が屋根(高さ約7メートル)から落ちた雪に埋まり、6歳の男児が同日夜に死亡、5歳の男児は一時意識不明だったものの回復したという。
2人が埋もれた雪は氷のように固く、助け出すためにスコップを突き刺すのも大変だったとか。
13日に保育園の職員で一度雪下ろしをして、18日に改めて町で雪下ろしをする予定だったそうだから、危険が予見できていただけに、なおさら残念。
ニュースでもあれほど落雪に注意するように言っていて、現地の人ならなおさら分かっていたろうに。
まったく=3
夕方頃にニュース速報がテレビで入り、何事かと思っていたライブドアへの東京地検特捜部の強制捜査の続報で、報道番組が大盛り上がり。
自社やグループ会社の株価をつり上げる目的で虚偽事実を公表した疑いがあるというのが、強制捜査の主な理由だとか。
これだけ派手に入るという事は、よほど地固めしたうえでの事なのだろう。
今の段階で公表されているのは、ライブドアの関連会社である『ライブドアマーケティング』(LDM、当時バリュークリックジャパン)が、出版社の『マネーライフ社』を株式交換で子会社化すると発表するよりも早い時期に、実はライブドアが出資して実質支配する投資ファンド『VLMA2号投資事業組合』が既に買収を済ませており、これが虚偽の事実を公表した“偽計”、つまり“風説の流布”にあたるようだ。
なんか、1号2号という呼称に反応してしまいます(笑)
しかしまぁ、報道するニュースキャスターの嬉しそうな事。
西武の不正な株式売買の時よりも騒いでいる印象。
“風説の流布”だけなら、マスコミが毎日してるのに、そっちは罪にはならないんだよなぁ、不思議な事に。
寝る前に、充電しておいた携帯電話でスケジュールをチェックしようとしたら電源が入らず焦る。
どのスイッチを押しても反応しない。
充電器に戻してみると、充電中を知らせるランプも点灯しない。
『週刊アスキー』の『トホホ会』のコーナーで、最近の携帯電話は制御ソフトがパソコン並みで、再起動しないとならない事があるという記事を読んだのを思い出し、再起動とは違うけれどバッテリーを抜いて入れ直したら、電源が入った。
ホッ=3
≪育児日記≫
今日は次郎を連れて、東川口の弁当屋まで行ってきた。
ダイエーにも寄った。
次郎は、一つところにいると嫌がって暴れるので大変だった。
とにかく動きたいらしかった。
道を歩かせていても、本当に自分の行きたい方向でないと、尻もちついて動かなくなるので、とてもかったるい。
しかし、こうやって疲れさせないと、ぜんぜん寝てくれないので、頑張って遠出とかこれからもしてみようと思う。
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健康食品の方が良いのかどうか/可哀想な世代?/薬をもらわないで/ガスター10に注意━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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≪通巻0263号≫
提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
発行 : 北園薬局 http://www.kitazono.jp/
編集 : 北村俊純
窓口 : info@kitazono.jp
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~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
※1月10日(火)……健康食品の方が良いのかどうか
※1月11日(水)……可哀想な世代?
※1月12日(木)……薬をもらわないで
※1月13日(金)……ガスター10に注意
************************* 今号の平凡な日記 ***************************
◆1月10日(火)/2006年◆
地面が濡れていて、周囲の家の屋根がうっすらと白くなっているところを見ると、天気予報で言っていたように雪が降ったらしい。
風が吹いていないので、そんなに寒くは感じない。
午前中は、連休明けのせいなのか目の回る忙しさ。
次々と患者さんやお客さんがみえて、お母んなどは問屋さんへの薬の発注を忘れたくらい。
幸い、すぐに必要な物は無くて良かったけれど。
いったん家へ、昼食を食べに帰った。
何を呼ばれたのかと思ったら、三輪車を組み立ててくれという。
なんだよー(^_^;)
婆ちゃんがお金を出してくれて、お母んと一緒に奥さんが買ってきたらしい。
まだ早いんじゃないかね、次郎には。
中途半端に組み立てようとしていたのをバラすのに手間がかかった。
そして三輪車のデザインはアンパンマン。
アンパンマンは嫌いなんだがなー、私は(笑)
「愛と勇気だけが友達」の寂しいヤツだぞ。
三輪車が組みあがると、次郎は訳も分からずに「キャー」と言って抱きつこうとする。
三輪車に抱きついても痛いのでは(・_・)?
部屋の中で組み立てたもんだから、狭い廊下から玄関に出すのに苦労してしまった。
私も良く考えろよ。
その三輪車に次郎を乗せて薬局へ。
ハンドル固定のピンを差し込んでおき、後ろに取り付けた取っ手で押す。
これが、なかなかコントロールが難しい。
ハンドルを固定してあるといっても、左右には少し動くので、次郎がハンドルに触ると曲げた方に三輪車が進んでしまう。
関節痛の相談で患者さんが来店。
膝が痛むという話だが、歩いてる時の方が楽で、温まるとやはり楽になるという。
となると、麻杏よく甘湯(まきょうよくかんとう)が合いそう。
しかし、漢方薬は嫌いらしい。
漢方薬局に来て漢方薬が嫌いと言われてもねぇ(^_^;)
てな訳で、健康食品のサトウグルコサミンの方を買っていかれた。
漢方薬よりも健康食品の方が良いというのも良く分からない。
頭痛の薬を求めて患者さんがみえた。
どうやら風邪での頭痛らしい。
川きゅう茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)の出番である。
始めは、咳やクシャミがあり、出なくなったので治ったと思っていたそうだ。
それは、風邪が体の奥に入ってしまったんですねぇ。
症状が治まったと思って油断していると、ぶりかえすので要注意。
やはり風邪の相談が多く、そして油断している人も多し。
今度の患者さんは、風邪をひいてから三日ぐらい経っているという。
食欲も落ちてきているそうだから、もう少し早く手を打って欲しかったところ。
地竜(ぢりゅう)と柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)で治してもらおう。
買い物をして次郎を迎えに来た奥さん、帰ってから支度をするのが面倒だと思ったのか、薬局で夕食を作るとか。
まぁ、いいですけど。
作ったのは長崎ちゃんぽん。
野菜を切って炒めてというのは手間かもしれんが、薬局の台所じゃ調理しにくいんじゃないかね、むしろ。
そして、お風呂を沸かしておくからと奥さんは先に帰り、私が次郎を連れて行く事に。
しまった、狙いはソレか(笑)?
次郎を三輪車に乗せて帰ろうとしたら、途中で降りて歩き出す。
どうやら、もう飽きたようである。
困ったヤツだね、どうも。
しかも、家と反対方向に歩いていくから、どんどん家が遠くなる。
やむなく次郎を三輪車に無理やり乗せて、後ろの取っ手を押し下げる事で三輪車の前輪を浮かせたウィリー走行に。
こうすれば次郎は転げ落ちないようにハンドルにしがみつき、足は地面に付かないから降りる事もできない。
これで一気にマンションまで辿り着いた。
三輪車を怖がるようにならなければ良いが( ̄▽ ̄)
ネットで、毎日新聞の論説を読んだ。
ゲンジボタルの名前の由来で前フリ。
ゲンジボタルは体長15ミリ前後で、尾が淡く黄緑色に光る様子を見て、『源氏物語』の光源氏をイメージし、ゲンジボタルと呼んだと解説し、当然続くようにヘイケボタルの名前の由来を語るのだが、そこで唐突に「もう一種類の蛍を権力闘争が好きな(例えば小泉さんのような)日本人?はヘイケボタルと命名した」とか言う。
名前を付けた誰とも知れない人を、勝手に「権力闘争が好きな日本人」ってのは、疑問符付きでも変な推測ではないか。
しょっぱなから、随分と無茶な論説だなオイ。
そこからどこに話が繋がるかと思えば、耐震データ偽造事件。
実は、ゲンジボタル北限の地である宮城県金成(かんなり)町(昨年4月の町村合併で栗原市)に、『姉歯の松』という松があるのだそうな。
「小野小町の姉または松浦佐用姫の姉の墓の上の松」だとの事。
ははぁ、そういうのを見つけてくるというのは面白い。
“姉歯”があって、町の名前が“金成”という事で姉歯元建築士のイメージが重なって、迷惑な話だというお話。
駄洒落が、いかに日本人の文化に根付いているかを如実に物語っている……という話にでも行くのか。
そういうユーモアの話には行かず、これまた唐突に事件の元凶は、「『稼ぐが勝ち』の小泉流市場原理主義を実践するファンドが、賃貸マンションを高利回りの物件として買いあさる。少しでも早くもうけようとする業界が突貫工事でマンションを建て」云々と語りだすのだ。
えっと……、言ってる事は間違っちゃいないかもと思うけど、“小泉流市場原理主義”とやらの解説をしてくれないと意味が分かりませんが。
新聞のコラムや論説を書く記者の中には、なんだか造語を作るのが好きな人が多い気がする。
英語などからのカタカナ語が分かりにくいと世間で言われるように、そういう造語も分かりにくい。
「ああ、なんか皮肉を込めてるんだろうなぁ」とは予想がつくものの、書いてる本人の中だけで完結されてても困るんですけど。
「民間でやれる事は民間に」、「市場の競争原理にのっとって」というのが、「稼ぐが勝ち」とイコールになる事を証明してくれなきゃ。
例えば、株式市場も以前より様変わりしている。
『ソフマップ』が業績の下方修正を発表した時、その株価は上昇した。
昔ならば、下方修正の発表は株価の下落につながったはずである。
しかし、正直に業績を発表する事で信用が高まった訳である。
「稼ぐ会社に、より期待が高まる」のは変わらないとしても、「稼げない会社は駄目」という事でもなくなってきたのだ。
そしてそれは、皮肉にも個人投資家が増えたからというのもあるかもしれない。
会社の業績を睨みながら投資するのとは別な、日銭を稼ぐだけのデイトレーダー参入で、日々のニュースや噂で株価が乱高下するようになったのは、単なる投機で嘆かわしいとみる向きもあるだろうが、同時に短期の業績の悪化や、悪材料が会社にあっても、再建させるのが可能だという事である。
企業の情報開示が進めば、“市場原理”の原理原則である、「買い手と売り手が互いに信用を基盤にして取引をする」のが当たり前になるかもしれないのだ。
おっと、脱線。
論説の最後の方では、『姉歯の松』の解説になっていた。
『伊勢物語』に出てくる逸話だそうで、陸奥国を訪れた在原業平が地元の女性と親しくなったのだが、業平は彼女を都へ連れて行くつもりはなく「栗原の 姉歯の松の人ならば 都のつとに いざといはましを」(姉歯の松が人間なら、土産として都へ行こうと誘うのだが)と詠んだという。
そして、女性の方は裏切られたと思いながらも、「美しい自然の歌」に感激したのだとか。
なんか、女性が言いくるめられてるようにしか思えないんですが(苦笑)
で、その話が悲しい物語としながら、筆者が導き出した結論は……。
「権力闘争も金もうけも、自然の優しさ、厳しさの前では米粒のようなものではありませんか。僕は、バブル猛反対!」
ズルッ(・_゜)
自然は、人間に優しくも厳しくも無い。
自然からすれば、人間による恩恵など無いに等しい。
ってか、権力闘争が嫌なら出世を望まず、金儲けが嫌なら給与も貰わないように。
Y氏からメールが入る。
頼まれていた講演のテープ起こし原稿を、明日までにO氏にメールで送っておいて下さいと。
ガッ!!Σ( ̄□ ̄;)
そりゃ確かに、元々は昨年の11月末頃に仕上げて送る事になってはいましたけど、そのO氏からメールの返事が来てないんで後回しにしてたから、終わっておりませぬ。
テープ起こしって、最終的にどんな形態で使うのかが分からないと、本当に全ての発言を起こしておいて校正までしておかなきゃならないから、手間と時間がかかるんだよね。
だから、どの程度仕上げておけば良いのかをO氏に尋ねようとメールしてあるのだ。
暇な訳では無いので、詳細が分かるまで放っておいた次第で。
しょうがない。
腹括って、全文起こしの完全な校正をしてみせましょ( ̄^ ̄)
とはいえ、あまりに孤独な作業なので、チャットに入ったらI氏が胃の調子が悪いという話。
本人の弁によれば、「風邪っぽい」との事。
それでいて熱は微熱なのに寒い感じがするそうで、これはやっぱりノロウイルスによる胃腸炎ではなかろうかと予想。
I氏はスーパーに勤務してるので、感染しやすい事を考えると、仕事を休んだ方が良いかと悩まれた。
病気自体は、老人や幼児、もしくは極度に体力低下した人でなければ、たいした事はないのだけれど。
I氏には、地竜と柴胡桂枝湯で様子を見るように伝えた。
それと、カイロで左脇腹を温めるようにとも。
I氏の彼女のS子さんからうつされたか、それともうつしてしまったかという話も出たけれど、もし移されたとしたら、慣用句を忘れるとか、諺を間違えるという症状が出るのではないかと、本人がいないのをいい事にヒドイ事を(笑)
話の中で、鉄道会社で車掌勤務のK氏も、このノロウイルスにやられて、走行中の電車で吐きまくったという事を聞かされた。
それはご愁傷様で(^_^;)
≪育児日記≫
今日は、義母とハッピーで次郎の三輪車を買った。
アンパンマンのだった。
最初、ハローマックに行ったけど高かったので、そちらよりハッピーの方にした。
次郎も連れて行った。
車に乗せると、騒がないで機嫌が良いので助かった。
風が冷たかったけど、次郎は元気だった。
旦那は具合がそれほどよろしくないみたいだった。
だからホカ弁を買っていった。
次郎は、ずっとハシャいでるようだった。
◆1月11日(水)/2006年◆
ほぼ徹夜明けで、講演会のテープ起こし(ICレコーダー起こし?)をあげてメールで送信。
直接に頼まれたのはY氏からなのだが、この原稿を必要としているのは面識の無いO氏で、昨年に一度メールをしているのに返事が来ない。
一回くらいだとメールの消失などが考えられるものの、Y氏を通してもO氏からは連絡が無かった。
なんで連絡をくれないんかな。
仮眠を取って薬局へ。
Y氏から、原稿の事でO氏に直接連絡を取って欲しいとメールが来たけれど、なんで私の方からしなきゃならないのか分からず放置を決め込む。
締め切りを遅らせたのは申し訳ないとは思うものの、一度も打ち合わせに応じてもらえず、こっちはこっちでいらぬ苦労をしたのだ。
なんで、こんなに腹が立ってるんかなと思うと、講演の内容にイライラしたから。
それは後述。
八味地黄丸(はちみじおうがん)を買いに、お客さんが来店。
奥さんが夜中に何度もトイレに起きてしまのうで、ハルンケアを飲ませてみたのだが効かず、友達から勧められたのだという。
えっと……、中身は同じです(^_^;)
メーカーも罪作りな。
なんにしても、八味地黄丸は男性の前立腺肥大による頻尿などには効果があるが、女性の場合には別な選択も考えられる。
特に、寒くなってきてから症状が現れたという話からすると、苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)が適応しそうだ。
成人の息子さんが風邪をひいたようだとの事で、母親が薬を買いにいらした。
微熱があり、頭が痛いと言っているらしい。
うちでは定番の、麻黄湯(まおうとう)と地竜(ぢりゅう)を案内した。
すると、
「薬を飲みたがらなくてねぇ」と言われる。
嫌だからと我慢できる程度ならば、いちいち苦しがるなよと、患者さんに優しくない事を思ったり。
一応は買っていかれたけれど、どんなもんか。
で、腹の立った講演の内容。
講師は汐見稔幸氏による子育て支援に関する講演で、そのための町作りの取り組みなどを国内外の事例から紹介していた。
http://www.ikuji-hoiku.com/other/kyouji.html
それはいい。
しかし、ところどころでムカつく事このうえない。
一番腹立たしかったのが、同一世代をひとくくりにし、そのうえ問題を本人の手の届かない所に、勝手に持っていってしまうところ。
例えば、私のような三十代の親が子供の頃には、管理教育が徹底されていて、さらにイジメや校内暴力が問題となっていた時代で、同窓会などでも学校の楽しい思い出を語る事が少ないという。
まぁ、それは事実の指摘と、主な事項を抽出しただけだから構わない。
ところが、子供時代の楽しい思い出が少ないから、「自分の子供に対してもどうして良いか分からないのです」と論ずる辺りからおかしくなる。
そして、それは彼らのせいではないと“擁護”するのだ。
曰く、「そういう育ち方を強いられたんだから仕方が無い。彼らは悪くないんです」と。
なんだか、「貴方が不幸なのは、先祖の因縁があるからです」と本人の預かり知らない所に原因を持っていって、口車に乗せようとするインチキ霊能者の言のようである。
とにかく、そんなふうにやたらと若い世代を“哀れんで”くれるのだ。
どうにも腹立たしくて仕方が無い。
環境がどうだろうと、どう育てられようと、無意識と意識的にとに関わらず、最終的な取捨選択は自分でしてきたつもりだ。
今の自分のアイデンティティーは、自ら獲得して構築したものである。
人の言いなりになるのも一つの選択。
人に逆らうのも一つの選択。
あらゆる影響を受けつつ、まぎれもなく自分で選んで生きてきた。
それを、勝手に哀れんで「本人のせいじゃない」とか言って否定される謂れは無い。
で、これが70年代生まれの人に関する講師の見解。
それがさらに、80年代生まれの人にも及ぶ。
「17歳の凶行」が取り沙汰された事件を並べ立て、それは80年代の遊びの環境の変化が原因だという。
1つは東京ディズニーランドの開園による遊びのテーマパーク化、もう1つはファミコンの普及による遊びの屋内化。
自分で工夫して遊ぶ事で、考える力が身に付くのに、それができなくなったと。
私は、事件を起こした子供達に“更生の機会が必要”だとはちっとも思ってなくて、理由の如何を問わず厳罰でという考えなのだけれど、それにしたってこの論法では可哀想に思う。
だって、本人たちの想いや考えはまったく無視されて、本人たちにはどうしようもない所に原因がある事にされちゃって。
私もこの講演会には誘われてたんだけど、行かなくて良かった。
目の前で聞いてたら、机蹴り倒していたよ。
講演者の論だと、私たちの世代は我慢が足りなくて、キレやすいそうですから。
講演者の面子のためにも、キレてやらなければなるまいてヽ( ´ー`)ノ
まぁ、私が個人的に短気なのは認めるけどさ(笑)
不思議なのは、この手の子供の教育を論じる人って、自分たちが子供の頃の教育に関しては、優れた点しか語らない。
大人はちゃんと叱ったとか、川原や原っぱなど外で遊ぶ場所がたくさんあったとか、ガキ大将的な存在がいたとか。
いっそのこと、この手の講演会では1人の分を録音しておいて、その部分になったら同じ物を流せばいいんじゃないかね。
そして、昔は良かったという話の後には、当然の事ながら対比として今の教育の問題点を挙げていく。
これが以前ならば詰め込み教育批判とテレビゲーム批判がセットで、今だとその世代が大人になって子供の育て方が分からないという憐憫とテレビゲーム批判がセットだったりする。
今回の講師の場合は後者な訳で、その話の中では子供を見る場合には“別な見方が必要”だと説く。
例えば、何をするにも遅い子供は将来は仕事を丁寧にするようになるかもしれないとか、カンの強い子供は気持ちを外に出すのだから芸術家に向いてるかもしれないとか、そういうふうに考えましょうと。
それは同感。
ただし、百歩ほど譲って。
納得いかないのは、そういう見方を、どうして昔と今の教育の対比にも持ち込まないのか。
昔は、人権意識が低かったとか安全面への配慮が足りなかっという問題点があるはずではないか。
今は、親が子供と一緒に育つ事による友達的な関係を持つようになったというような良い点もあるはずではないか。
講演を聞きに来た人たちのニーズに応えているというのもあるのだろうが、そのダブルスタンダードぶりはちょっとズルイ気がする。
その講演を聞きに来ている方も来ている方で、早期教育のくだりで講師がその滑稽さを指摘すると、ワッワッと笑っていた。
確かに、まだ立ち上がりもしない赤ん坊に英語を教えたり、簡単な足し算引き算を教えたりという光景は、馬鹿馬鹿しく見える。
しかし、忘れてはいけない点がある。
それは、早期教育の有効性が立証されていないのと同じように、早期教育が無益だという事もまた立証されていない点。
テレビのワイドショーなどで見て笑うのならともかく、アナタたちは子供の教育についての興味を持って、この講演会に出席しているはずではないのか。
それが、自分とは違う教育手法を選んだ人たちを笑うというのは、どういうつもりか。
ものの見事に、講師の話術にはまってしまっている。
その講師がまた、変なことにイチャモンつけて、それでまた参加者が笑っているし。
何かというと、『エッセ』という雑誌で、公園デビューの日のための服装特集があり、その記事に「派手からず地味からず」とか、「髪もこの程度の手入れしていきましょう」というような事が書いてあり、そんな事に気を使わなきゃ子育てできないんだったら、そんなの誰もやらないという。
それって、パソコン専門誌を読んで、ファショッン情報が載ってない事を笑うのと同じくらい無意味だと思うんですが。
http://www.fujisan.co.jp/Product/228
後半では、子供には優れたオモチャが必要だという話。
優れたオモチャとは何か。
はい、もう分かりますね。
聞くまでもありません( ̄▽ ̄)
積み木です、粘土です、ブロックです、あるいは伝統工芸の玩具です。
これらを挙げる人は、想像力が育まれるとか言うけれど、子供の想像力を侮っていないか?
スポンサー主導のテレビ番組のオモチャを手にしたって、子供は想像力を働かせるもんだよ。
おそらくは、設計者は想定していなかったような遊び方をする。
合体変形する物なら、劇中に無い変な組み合わせもする。
私が子供の時には、宇宙に関するイラストや写真入りの図鑑を広げて、そのうえにヒーロー物のオモチャを乗せ、頭の中では壮大な宇宙空間を想像して遊んでいた。
それとも、その程度の想像力じゃ駄目なのか。
伝統工芸品の玩具は、世代を越えて受け継がれて一緒に遊べるというのが利点の一つなら、『ウルトラマン』だって『ガンダム』だって、世代を越えて親子が一緒に楽しめるという点において、“伝統”を纏い始めてるけど、その研究評価はされないので?
研究だけの机上の空論でしか論じられない学者ではなく、ちゃんと自分の子供も育てて、実践的に子育て支援の活動をしている人からして、他の教育関係の研究者と同じ事しか喋らない。
これは、研究者の視点が偏っているのか、講演会を望む参加者の方が偏っているのか。
≪育児日記≫
今日は、夜ピザだった。
旦那は、体調がまだあまりいいわけでなかったせいか、お昼も食べずにピザを食べるために空けといてくれた感じだった。
次郎は、最近また夜遅くまで起きるようになり、午前中、芝北公民館に赤ちゃん相談に行った時もそのことを指摘された。
「夜、早めに寝かせるようにして下さい」みたいに。
しかし、このところ咳とかしてたせいか、本人もあまり夜寝られずにいるみたいで、相談をしたりした。
4月から保育園に内定しているので、それがとても心配とも保育士さんに話したりした。
次郎は、また気に入ったオモチャを離さずにいて、帰りは大泣きしていた。
保育士さんに借りたオモチャだったんだけど、まだ他人と自分のオモチャの区別はできないみたいだった。
◆1月12日(木)/2006年◆
朝、咳き込んで眼が覚めた。
風邪の症状が治まった後に、咳だけが残る基本中の基本。
鼻が詰まる事からしても、体内に熱がこもってしまったようだ。
麦門冬湯(ばくもんどうとう)と麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)を飲んでおく。
電話で、痛風の相談を受けた。
これまでに何度か他の患者さんからも問い合わせがあったので、調べてあったところでは越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)が選択の一つ。
腎臓の機能を安定させて、痛み止めの効果もあるというのが、その根拠である。
ただし、冷え症の人には向かないので注意。
実のところ、本当に痛風という事だと病院での治療を受ける人が多いから、店頭での治療実績は心もとない限り。
誰か試してレポートしてくれないかしらん。
とか思っていたら、電話で痛風の相談をされたお客さんが来店した。
患者は、お兄さんだそう。
以前に病院の診察で、痛風と診断された事があるのだが、その後病院には行っていないとの事。
ところが、お兄さんの友達にも痛風の人がいて、その人の飲んでいる薬を分けてもらって服用したら効いたから、それを買ってきて欲しいとか頼まれたという。
なんで、そんな怖いことをしますか(^_^;)
でもって、肝心のその薬がなんだったのかが分からないというので、今日のところは何も買わずに帰られた。
無事に男児が戻ってきた、光ケ丘スペルマン病院からの新生児連れ去り事件の続報をテレビのニュースで観てコケる。
男児とは直接関係無い病院に身代金を要求するという手口から、もう少し計画的なのかと思ったら、各病院を下見してみて「侵入しやすそうだった」という理由で選んだのだとか。
馬鹿だ(^_^;)
あそこはキリスト教系の病院だぞ。
宗派にもよるけれど、キリスト教系は貧乏が多い。
病院のサイトに書いてある解説によれば、米軍とその家族から寄附を集め、さらに来日中のスペルマン枢機卿の援助を受けて開設されたそうだ。
http://www.spellman.or.jp/
そのうえ、スペルマン病院は「奉仕の精神」で“経営”してたらしいから、貧乏このうえない。
≪育児日記≫
今日は、次郎の1歳6ヶ月過ぎてから行なう歯科検診にB歯科に行ってきた。
夕方から行ったのだけど、すぐにやってもらった。
そしたら虫歯も何も無いようなんでよかった。
フッ素を頼んだけれど、もう少ししたら来てとのことだった。
通常、2歳ぐらいになってからでいいそうだった。
だけど、やっぱり心配なので訊くと、そんなに特別何も手入れしてないとか、ずっと哺乳瓶を舐めさせてるとかしなければ大丈夫なんだってさ。
まぁ、そんな訳で少し安心した私は、今まで通りの手入れでいいんだと実感した。
◆1月13日(金)/2006年◆
明け方近くに、次郎の夜泣きが始まり、これがなかなか納まらない。
ちょっと静かになったと思っても、また「ギャーン!」と泣き出す。
何がそんなに怖いのか、寂しいのか。
奥さんの方が先にグロッキーになり、やむなく私が次郎と一緒に起きてリビングに連れ出した。
バナナを差し出すと、バクバクとスゴイ勢いで食べていく。
お腹が空いてたのか?
オッパイは飲まなかったようだけど。
私も朝食をと思ったが、なんにも無いのでカップ麺を食べた。
イタリアンだそうな。
トマト風味は、みんなイタリアンなのね。
分かりやすくていいけど。
奥さんが起きてきて交代。
出勤時間まで寝る事にした。
咳止めを買いに患者さんが来店。
痰が絡むという事で、前に買ったのが効いたから同じ物をと頼まれた。
おそらく麦門冬湯(ばくもんどうとう)のはずと思って顆粒を出したら違うとの事。
あっ、液剤でしたか。
液剤は割高だから、あんまり売った記憶が無いんだよね(苦笑)
でも、液剤を買ってもらえると助かる。
倉庫の場所食いなので。
午後から頭痛がしてきたので、川きゅう茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)を飲んでおく事にした。
年末の風邪をまだ引きずってるのか、それとも次から次へと感染しているのか。
寒気がする、咽喉が痛い、手足が冷たいと患者さんから相談される。
地竜(ぢりゅう)が家にあるので、それを飲んでいたという。
それは良いですね(^-^)d
やや高齢の患者さんでもあるため、一緒に飲む物として麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)を案内した。
地竜と排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)を買いに、お客さんが来店。
今すぐに使うわけではないが、備えとしてだそうである。
私も家に備えておこう(・_・)
関節痛の相談で患者さんがいらした。
痛いのは膝で、風呂に入ると楽になるようなので、温めるために麻杏よく甘湯(まきょうよくかんとう)を勧める。
ガスター10を買いに患者さんがみえたのだが、念のために症状を尋ねると、胃が痛い訳でもなければ、病院で胃酸過多と診察された事も無いという。
そして、使うのは初めてだとの事。
さらに詳しく話を聞くと、胃が弱いという自覚はあるらしく、今回は胃が痞えた感じがするというのが主訴。
それですと、がスター10は向かないかもしれません。
あれは胃の働きを抑える薬なので、胃の弱い人が飲むと、胃が正常に働かなくなってしまう可能性が。
そこで、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)を勧めた。
それから、お酒の飲み方も注意するようにお話した。
宴会なんかだと、どうしてもビールで乾杯してから始まるから仕方ないっちゃ仕方ないのだけれど、食べる前に冷たい物を飲むと、胃の周りの血管が収縮して働きが悪くなる。
働きを悪くしてから味の濃い物を食べ過ぎたりするから、ますます胃は悪くなる。
できれば、食べたり飲み進む前に、早めに日本酒の熱燗や蒸留酒のお湯割りに切り替えて、胃が充分に温まってからビールなどを楽しみましょう。
さて、今日は店を閉めてから運営会議。
この間の、腹を立てた講演会の主催でもある(笑)
本当はすでに始まっているのだけれど、どうしても間に合わないのは伝えてある。
しかし、駆けつけてみると、あまり話が進んでいない様子。
困ったねどうも。
運営する側に理念や理想が無きゃ人を動かせないのは確かだけれど、もう少し情報の整理や取り組みの具体化などの実務的な話も積み重ねていかないと駄目なのでは。
遅く帰って遅い夕食。
奥さんは、次郎を寝かしつけるのに成功した模様。
ネットニュースを眺めていたら、大相撲初場所で「化粧廻しに“物言い”がついた」という話題があった。
新十両の猛虎浪の化粧廻しが、プロ野球の阪神が商標登録する虎のロゴマークとデザインが似ているとかなんとか。
昨年の九州場所後の昇進を機に3本の化粧まわしが後援者から贈られて、そのうちの1本が四股名にちなんだトラの絵柄だったそうだ。
で、阪神の球団営業部が「個人的に使うのと客商売では違う。電鉄が認めたと世間に誤認を与えかねない」として抗議したらしい。
ん~、阪神が、くだらないイチャモンをつけてると世間は誤解するんじゃないかね(笑)
よっぽどデフォルメするんじゃなければ、そりゃ似るわな。
トラなんて、犬や猫なんかと違って、パッと見の個体差が少ないんだから。
他方、大分県杵築市八坂の大分空港道路では不思議な現象が起きているという記事。
ほぼ同じ場所で、スリップが原因と見られる車の事故が近い日に計6件あったとか。
不思議なのは、現場は昨年12月に水はけの良くなる舗装をしたばかりで、にもかかわらず雨でもないのに路面が無色無臭の液体で濡れているとの事。
ははぁ、不思議な事もあるもんで。
昨年話題になったガードレールに金属片が挟まっていたのが、擦った車体から剥がれた物と特定されたように、分かれば単純な事なのかもしれないけれど。
≪育児日記≫
今日は、少し風が強かった。
次郎を連れて蕨まで行って100円均一で水道の蛇口用のと濾過キャップとウェッティと飴3本を買った。
次郎が店員の人に自分の欲しいものをレジのとこまで運ぶようになってビックリした。
とりあえず、雨も降りだしそうな感じだったけど、ちょっとパラパラしただけで、本当は傘を買おうとしたんだけど、必要も無くて良かった。
次郎の成長には、たまにはビックリするけれど、いつも突然なんで驚くことばかりだった。
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※1月7日(土)……「いつもの事」と平常心を持とう
※1月8日(日)……頭痛に使う漢方薬も多し
※1月9日(月)……子供の事を考えれるのであれば
************************* 今号の平凡な日記 ***************************
◆1月7日(土)/2006年◆
朝起きたら、見事に咽喉が痛い。
奥さんは、私のイビキがうるさかったという。
ありゃ、それほど扁桃腺が腫れてるのか。
今日は、Webラジオの収録があるのに~。
桔梗湯(ききょうとう)と響声破笛丸(きょうせいはてきがん)を飲み、ついでに現代薬の消炎鎮痛剤も飲んだ。
どれか効くだろうというヒドイ飲み方。
いつもは昼食を兼ねて打ち合せをするので、急いで出たつもりなのだが、遅れそうなためスタッフにメールを入れた。
すると、スタッフのM嬢から、時間が変更になったはずと知らされた。
あう、それは知らなかった(;´д`)
スタジオのレンタル時間に集合という事なので、JR新宿駅南口の『ファーストキッチン』でブランチを摂る。
昨夜書き上げた構成台本に目を通して、ネタの優先順位をチェックしたりしていたら、結構時間を潰してしまった。
用意した構成台本のネタも、スタジオ入りする前に何か面白い事があれば差し替えてしまうのだが。
それでもまだ少し時間に余裕があったから、『ヨドバシカメラ』のホビー館に立ち寄った。
ここでも何かネタが拾えるかもしれんと自分に言い訳。
そしたら、面白そうな物を見つけて購入した。
『おふろDEレール』というオモチャ。
お風呂にレールを浮かべ、そこにゼンマイ仕掛けの車両を1輌だけ走らせて、なんの意味があるのか。
その無意味さに惹かれたのだ。
おそらく、これを開発した人は、普通のプラレールを風呂に浮かべてみたりしたのではないだろうか。
オモチャを買うのに、次郎へのお土産という言い訳も成り立つのだが、対象年齢がまだ達していない。
私が楽しみたいだけ(笑)
この後の収録でも使わなかったから、本当に自分の楽しみのためだけになってしまったヽ( ´ー`)ノ
そんな訳でスタジオ入り。
「本年もよろしくお願いします」と挨拶。
構成台本に目を通してもらい、予定していた話をバッサリ切ったり、その場で出たネタを拾ったり。
それでも、喋り始めたら、また変わる。
それから、収録の合い間には今後の打ち合わせの事も少し。
スタッフの中で仕事が代わる人がおり、収録のスケジュールを調整しなきゃならない件や、スタジオも新宿メインで使っていたが、違う場所も探しましょうというような事を。
今日は、月初めで病院も営業しているため、私は収録後に急いで薬局へ。
慌しく別れる事になり、話を持ち越しにせざるをえなかったのが残念。
高齢の母親の相談で、お客さんがいらした。
疲れやすいという事で、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)を案内した。
しかし、詳しくお話を訊くと、手足が相当に冷えている様子。
そうであれば、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)も良いかもしれないと勧めたところ、とりあえず両方試してみるという事でお買い上げいただいた。
S子さんからメール。
閉店時に、店に押しかけようと皆で画策しているという。
まぁ、いいですけど(笑)
排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)を買いに、患者さんが来店。
歯茎の腫れに良く効いたと気に入ってもらえた模様。
でも、歯科医には足を運んで下さいね。
そして、本当に友人たちが押しかけて来る。
閉店時間なのでシャッターを下ろし、血流計で測定したり、ワイワイと。
昨年入院もしたK氏が極めて正常な結果が出て、Iちゃんが「納得いかな~い!」と。
しかし、Iちゃんの“元・彼氏”と“元・彼氏だったかな”と“現・友達以上”と“現・不倫相手”が一堂に介するというのは、なんのドラマの脚本だよ(笑)
「男が途切れないねぇ」とは皆の見解。
皆で夕飯をと、『ビッグボーイ』へ移動。
車組と電車組がおり、電車組は歩きで、私は自転車で。
『ビッグボーイ』に到着すると、先に着いていた車組が予約を入れていたようで、中に入ろうとしたら携帯電話が鳴った。
表示を見ると、自衛隊員のS氏から。
私は基本的には携帯への電話は出ないで、留守録にメッセージが入っているかどうかで重要度を確認してから折り返しなのだけれど、S氏からの電話は入った時に出ないと、今度いつ繋がるか分からない。
案の定、電話に出たら豪雪地帯への救援のために待機命令が出て、数日後に出動だとの事。
S氏の弁によれば、「待機命令が禁固刑で、出動命令が懲役刑です」と。
幸い日本の自衛隊には銃殺刑が無いから、しようと思えば脱走もできるんですが、自衛隊法が改正されたらどうなるかなんて馬鹿話もしつつ、お互いの近況報告などを。
そんな電話をしている間に電車組も到着したのだが、そのまま話し続けた。
部隊が移動したりすると、電波が届かなくて携帯電話もメールも使えなくなるので、ホント話せる時に話をしないと。
電話を切って店内に入ったところで、ちょうど席へと案内される事に。
8人の大所帯で席が確保できて良かった。
ワインを飲みたいなと思ったものの、実は体調がまだ万全ではなく、I氏に一緒に飲みませんかと持ちかける。(体調が悪けりゃ飲むな)
ところが、注文したワインが来なかった。
食べ物は揃ったところで店員が伝票を持ってきて、「ご注文の品は以上でお揃いでしょうか」ともなんにも訊かずに、無言で置いていった。
この段階でカチン。
まぁ、いいんである。
注文を忘れられるのは1回や2回じゃない。
注文したデザートが来ないまま閉店時間になって、危うく追い出されるところだった事もある。
いちいち腹を立ててたら、気分が悪い。
売り忘れられた商品は、買わなければいいだけの事。
そう思っていたら、周囲も来ていない事に気づいてしまった。
で、気を利かせてくれて店員さんに声をかけてくれたのだけれど、もう食べ終えちゃったし今から飲んでもなんだから断った。
そもそも、注文した品が揃ったかどうかを確認もせずに伝票を置いていったのが手抜き。
それで、わざわざ忘れられた物を買って儲けさせてやる謂れは無い。
そしたら、さきほどの伝票を置いていった店員さんが謝りに来た。
コレ自体は当然の良い対応。
しかし、ここでマトモに応じると説教モードに入ってしまい、ますます泥沼なんて事に。
私1人の時には構わないけれど、他に人がいる時に面倒は避けたい。
ついて出た言葉が、
「いいです、“いつも”の事ですから」と一言。
いかん、かえってイヤミになってしまったσ(^◇^;)。
「あ~」と周囲からの声。
なんか変なスイッチが入ってしまい、皆には申し訳ない。
皆と別れて、夜になってからチャットに入ると、一部の人はそろそろ帰り着いたくらいの時間。
I氏が入ってきたので、先ほどはすいませんと言っておく。
「何をそんなに気にするので」とI氏に訊かれる。
いや、ホントに回数が多くて(^_^;)
黒焦げのハンバーグがなんの疑いも無く出されたり、奥さんが熱いコーヒーをかけられたり、相性悪いんじゃないかと思えるくらいで。
S子さんからは、「じゃあ次回は違う店に行きます~?」と言われたけれど、これはもう自分が呼び込んでるんじゃあるまいか。
今日行った店の隣にある『おたる』という回転寿司じゃ、ネタがことごとくシャリの横に落ちてるのが続けて出たり、斜め向かいの『サイゼリヤ』でも注文忘れは当たり前だし、近くの『ジョナサン』じゃ8回行って注文を忘れられなかったのが2回だけだったり。
「あのエリア自体、何かあるのかも( ̄□ ̄;)!!」とI氏には驚かれる。
天然全開ネタの宝庫のS子さんにすら、「埼玉県民特有とか?」などと言われる始末(苦笑)
おそらくは、単純にバイトの回転が早いだけだど思うんだけど。
メチャクチャ良い店員が入る時もあるので。
どこの高級レストランだよってくらいの人が(笑)
まぁ、アルバイトは臨時雇いみたいなものではあるけれど、そういう良い人材を確保して残しておけないとしたら、会社にとってはモッタイナイ話だと思う。
≪育児日記≫
今日は、旦那がどこか出かけたらしく、いなかった。
体調は良くなさそうなのに、付き合いは欠かさない人なんで、具合悪くても行くのよね。
それで、たぶん疲れてるんだろうと思う。
私は次郎とマンションにいた。
少し掃除したりしていた。
次郎も風邪がまだ治らないようなんで、部屋も綺麗にした方がいいと思った。
布団もベランダに干したりした。
そんな時は、1人で遊んでくれるので、前に比べてずっと楽にはなった。
午後から少し薬局にも顔を出した。
次郎を散歩させて休憩するために薬局に行き、私はコーヒーを飲んだりした。
次郎にも、麦茶なんか飲ませて落ち着かせた。
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う~、咽喉が痛い。
外から触ってみても腫れてるのが分かる。
咽喉がせばまって息をするのも苦しい。
そして、そこはかとなく吐き気も。
昨日、ワイン飲まなくて良かったね(笑)
柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)と桔梗石膏(ききょうせっこう)を飲んでおく。
桔梗湯(ききょうとう)に冷やす作用の強い石膏が入っていて、効き目は確か。
ただし、私のように胃腸が弱いと下痢しやすいので経過観察を慎重に。
旦那さんの相談で、お客さんがいらした。
脳梗塞で倒れて、言語障害と左半身が麻痺しており、病院での治療の他に漢方薬を試したいとの事だった。
しかし、脳梗塞という明確な効能を提示している漢方薬など無い。
それに、おそらくは血液関係の薬を使っているはずだ。
服用している薬について尋ねてみたが、ちょっと分からないという。
ううむ、困ったな。
食欲はちゃんとあり、リハビリにも積極的に取り組んでいるらしい。
体は丈夫なんですね。
それでしたら、漢方薬ではありませんが、健康食品の錦上四川富貴廣(きんじょうしせんふうきこう)を試されてはいかがでしょう。
成分の1つ田七人参は、血栓による脳梗塞にも効果が期待できるとされています。
お昼に奥さんが来て、『ジョナサン』に行きたいと言い出す。
私としては、昨日があんなだったし、食欲も無いから嫌なんだけどな。
でも、昨日ビッグボーイに行ったのを「ズルイ」と言われては、連れてかない訳にもいかず。
先に次郎を連れて行かせ、やむなく後から出かけて、私は紅茶だけを注文。
店員の女の子の話し方が、語尾上がりで、やけに強く聞こえる。
「~ですかぁ?」と。
なんだよ、注文しちゃ悪いかよ、という気分になる。
だから、その喋り方は損だよと思ったけれど、ああ“ツンデレ喫茶”だったら、こういう喋りの子がメインになるのかと思ったり。
顔は可愛く、これは案外ハマる男がいるかもしれん(笑)
そうそう、以前に“ツンデレ喫茶”のネタとして、お客の来店頻度を情報カードで管理して、最初の頃はツンツンした態度で接客し、来店頻度が増えると甘えた態度で接客するというのを考えたのだけれど、本当(?)のツンデレ好きには、それでは駄目なんだそうな。
なんの書籍で読んだのか失念したが、例えば形を崩したハンバーグを持ってきて、「これさっきアタシが間違えて床に落としたのを踏んづけちゃったんだけど、食べてくれますゥ?」くらいでないと、ツンデレ好きは喜ばないと。
うーむ、深い。
私は次郎を連れて店に戻り、奥さんは洗濯物を取り込みにマンションに帰った。
頭痛の相談を患者さんからされ呉茱萸湯(ごしゅゆとう)が思い浮かぶが、詳しく尋ねると慢性的な偏頭痛とも違い、どうやら風邪のようだ。
それなら葛根湯(かっこんとう)の方が合いそう。
しかし、肩こりなどは無いらしく、川きゅう茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)の方が、なお良いかと思い案内した。
川きゅう茶調散は他に、ストレス性の頭痛にも効果がある。
発送する商品の集荷に、日通ペリカン便のドライバーが来た。
荷物の箱には、いつも発送伝票をセロテープで添付するだけで直接は貼っていない。
そしたら今日は、「こうやって伝票を貼っておいてね」と、普通に箱の上部に貼ってみせてドライバーさんに言われた。
いや、前はそうしてたんですけどね、他のドライバーさんに貼り方をゴチャゴチャ言われてから、お任せする事にしたんですよ。
「そういうことを言うドライバーがいるの?」
いるんですよ。
おそらく、トラックの荷台から自分が取り出すいやすいようにしたかったんでしょうけど。
姉の旦那さんの頭痛の相談という事で、お客さんが来店。
交通事故に遭ってから慢性の頭痛持ちなのだが、バファリンなどの鎮痛剤が合わないので漢方薬をと頼まれる。
しかし、交通事故そのものは20年以上前だとの事。
詳しくお話を訊いてみたら、最近に肺の手術をしたらしい。
むしろ、そっちの方が影響しているのではないか。
五積散(ごしゃくさん)をと考えたが、しかしやっぱり主訴の方が大事と思い直し、まずは呉茱萸湯から試してもらう事にした。
お母んが商店会の新年会に出かけた。
19時を過ぎた頃から、だ~れも来ない。
店の前の通りもシーーーーーーーーーーーーーンと静まり返っている。
気が抜けたのか、具合が急速に悪くなって奥の座敷でゴロリ。
そのまま、結構深く眠ってしまった。
一応は、お客さんが入ってきたら音で知らせてくれる報知機をセットしておいたのだけれど、本当に誰も来なかったようだ。
起きたら、とっくに閉店時間を過ぎていて慌ててシャッターを下ろした。
しかし、後はゴミをまとめて帰るだけなのだが、なんだかその力が湧かず、また横になってしまった。
そしたら、シャッターを叩く音が。
店を閉めた後に患者さんが来ることも珍しくなく、「はーい」と開けたら、商店会の人たちが。
お母んが新年会で酒を飲んだら酔いが回り過ぎたらしく、送ってきてくれた様子。
お手数をおかけしてすいません。
自転車まで、引いて持ってきてもらってしまった。
お母んの肩を抱いて、奥の座敷へ連れて行くと、そのまま寝てしまった。
あうっ、これじゃ帰れないじゃないですか(^_^;)
やむなく、パソコンでの事務作業を進める。
2時間ほどして目を覚ましたお母んが、五苓散(ごれいさん)を欲しいというので渡す。
吐き気がするのか。
それから、実家に電話して弟に、お母んが酔い潰れてるから夕飯は冷凍食品を温めて食べるように伝えた。
それも、お母んに頼まれたので。
私の弟は、大変素直で良い子に育ったため、二十代後半になっても、指示をしてあげないと何も食べないという事があるのだ。
カップラーメンくらい作れよと思うのだが。
6日に仙台市の『光ケ丘スペルマン病院』から連れ去られた生後11日の男児が、仙台市内の病院で発見され無事に保護されたというニュース。
報道によると、7日には院長宛に男児の解放と引き換えに現金6150万円を要求する脅迫文が朝日新聞系列の販売店で見つかり、身代金目的の営利誘拐となったらしい。
それで、途中から報道される事柄が同じような内容の繰り返しになったのか。
報道協定というヤツで。
犯人も逮捕され、50代の自称貿易商の男と30代の女の妻、そして手伝いとみられる男の3人組。
だからさ、営利誘拐は成功率が低いんだってばさ。
直接関係の無い相手を脅迫するというのはアイデアの1つとしては面白いけれど、連絡や受け渡しで警察と接触する機会が増えるから、その点をなんとかしなきゃ。
それに、なんだその中途半端な金額は(笑)
しかも、「6000万とその上に20万入りの封筒が5枚、10万入りの封筒が5枚」と細かく指示してあったらしい。
過去の新生児連れ去り事件が、新生児そのものが目的だった事からすると、今回は危ないと思っていたのだが、まずは良かった。
なにしろ、乳幼児は手間がかかる。
これほど連れ去るのに不都合な人質は無い。
身代金の受け取りを諦めて、ちゃんと返したのは評価してやるけど。
一方で、なんだ身代金目的かよ、とガッカリもした。
どーでもいいのだけれど、新生児を狙った身代金目的誘拐・略取事件は実に30年ぶりだそうな。
≪育児日記≫
今日は天気も良かったし、何か外食したい気分だったので、お昼頃ジョナサンに行った。
旦那は体調が最悪らしく、後から来てドリンクしか頼まなかった。
私と次郎は先に注文してて、次郎にはお子様セットのパンケーキを頼んで食べさせた。
しかし食べる時、ベタベタにそこら中してしまうので、とても大変だった。
手は、もう手づかみで食べようとするので、ものすごいことになる。
私は、近くの皿とか次郎が下に落としたりしないように気を配るので、何か食べた気がしなかった。
旦那は、物も話せないほどに咽喉が腫れてるらしく、いつもより無口なんで、次郎は何かいつもと違う雰囲気を感じ取っていたらしくって、すぐに泣いたりした。
ちょっと情緒不安定になっていたみたいだった。
//////////////////////////////////////////////////////////////////////◆1月9日(月)/2006年◆
いったん寝たはずなのに、次郎が例によって大泣きして一緒に目を覚ました。
奥さんがオッパイをあげようとするが、それでも泣き止まず。
何時なのかと思ったら、まだ夜明け前の4時。
そしたら、奥さんが「お腹が空いた」とか言い出した。
なんだかなぁ。
即席のヤキソバなんかはあるが、オニギリが食べたいとか。
まぁ、私も起きてしまったから何か食べるかな。
仕方なく、近くのセブンイレブンでオニギリとヤキソバを購入。
それと、キリンビールが焼き物のタンブラーとセットで売っていたので、それもついでに。
帰って食べ始めると、次郎が手を伸ばしてくる。
なんだよ、オマエもお腹が空いてるのかよ。
オニギリを少し分けたら、バクバクと食べ始めた。
う~ん、夜中じゃないけど食べさせていいのかしらん。
私も、こんな時間にビールを飲んでて良いのか。
まだ、咽喉が腫れてるんですけど。
食べ終えたら、次郎はアッサリと寝入ってしまった。
携帯が鳴って起こされる。
もう、だいぶ日が高くなっているようで、カーテンの隙間からは太陽光がサンサンと。
電話は薬局からで、処方箋を持った患者さんが来たのだが、パソコンへの入力ができないらしい。
5分で着替えて駆けつける。
朝食を食べていなかったため、お昼を兼ねて八宝菜を食べる。
今日は、ワイドショーはやってないのか。
慌てて来たわりには、その後は1人しかお客さんが来ないまま。
夕方近くになって、やっと患者さんが続いて来たり。
続いては来なくていいんだがなぁ(笑)
腰痛の患者さんが、痛いというより痺れる感じがするというので、疎経活血湯(そけいかっけつとう)を案内した。
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)を買いに、お客さんが来店。
先日、高齢の母親が疲れやすいという事で案内したのだが、良い感じなので、しばらく続けてみると。
それから、冷え症という事で勧めた当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)を飲ませてみたら、本人は温かくなったと言っているそうだ。
服用時の様子のメモをつけているそうだから、経過が分かりやすいかも。
他の患者さんにも真似してもらいたいところ。
宅配便で米が届いた。
お母んや親類が、新潟の農家に注文してある物で、うちはそのお裾分けを貰っている。
本当は明日到着のはずだったのだけれど、大雪で到着が遅れるのを心配して早めに送ってくれたらしい。
電話で軟膏の相談をされ、けっこう強い薬を求められる。
処方箋が無いと売れない薬である。
とりあえず、詳しいお話を聞くために店に来てもらうよう勧めた。
そして、店にいらしたので詳しく聞くと赤ん坊が痒がっているという。
で、前に自分が皮膚疾患で病院にかかった時に処方された痒み止めを使っていたのだが無くなったので、同じ物が欲しいという。
しかし、その現物を見せられてギャッ!!Σ( ̄□ ̄;)
ステロイド軟膏である。
それも、一番強い物から数えて次に強いとされる物。
そんな物を赤ん坊に使ってはイケマセン。
もちろん使う例もあるのだけど、それは医師の診察を受けて、他に選択肢が無い場合に、仕方なく使う物で。
「子供が可哀想だからさぁ」
その気持ちは分かりますが、子供の事を考えれるのであれば、こんな強い物を使う方が、後で可哀想な事になってしまう。
薬物性の皮膚炎にでもなったら、後は有効な塗り薬は無くて、むしろ痒みに対する興奮を抑えるための精神安定剤を飲ませるくらい。
とにかく、弱くて肌に優しい物を勧めて、無理やり納得(?)してもらう。
それに、患部の状態を聞いた限りでは、うちの次郎の湿疹よりも軽いみたいだし。
双参(そうじん)を買いに患者さんが来店。
まだ家にあるにはあるものの、用心のためにと。
年初から疲れて倒れると大変ですからね。
患者さんが、「風邪薬を下さい」と入ってくるなり言って総合風薬を手にされた。
「初期ですか?」と尋ねるが、「そう」としか答えてもらえず。
念のため、もう少し情報をと思い症状を訊くと、すでに熱が出ているようだ。
熱が出てきているのでは、もう初期じゃないです。
うーん、麻黄湯(まおうとう)と地竜(ぢりゅう)の組み合わせが良いんだけどな。
しかし、希望された物を売らない訳にもいかないので、総合風邪薬を渡した。
朝日新聞の読者投稿欄『声』を読む。
野菜を包むセロハンなどは、資源の無駄なうえ、余計な手間をかけさせて価格を高くしてるという批判。
曲がった野菜や泥がついていると売れないというのは、私も嘆かわしいと思う。
しかし、無駄の価値も無視できない。
セロハンを作り、それで生計を立ててる人もいるのだ。
文中ではビニール製品がリサイクルされている事は認識しているようで、それならば、そういうところまで考えて欲しいとも思う。
無駄を省いて“仕事”を減らしていく事をつきつめたら、それこそ経済格差が広がるというもの。
他には、憲法9条の改正について。
私も、この条文は誇り高いと思う。
一切の“国家間”の戦争の放棄。
「カッコイイ」ではないか。
しかし、戦争が国家間のものでなくなってしまった事は考えなければならないのが現実。
それに、護憲派の「9条があるから日本は戦争に巻き込まれなくて済んだ」という考えには賛同できない。
あまりに能天気に過ぎるように思えて。
例えば湾岸戦争の時、日本は人を出さない代わりに1兆円以上を拠出した。
それだけの予算を、医療費など福祉に使っていれば、どれほどの人が救われたか。
目に付くところで人が死ぬのは嫌だけど、知らないところで死ぬ分には構わないと言ってるようなものにしか思えないのだ、私には。
ネットニュースでは、「お腹に来る風邪」と呼ばれる感染性胃腸炎が急増中だと取り上げていた。
私も年末から年始にかけてなったのは、コレかもしれないアレである。
感染性胃腸炎は、腹痛、下痢、嘔吐、発熱が主な症状で、原因はウイルスや細菌、原虫など多岐に渡る。
しかし、今の時期はノロウイルスが大半を占めるとされており、昨年暮れから今年の年始にかけて広島県の特養施設で入所者7人が死亡したのは、このノロウイルスによる集団感染だったとされる。
このノロウイルス、やっかいなのは寒いほど長生きすると考えられている点。
通常は、適切に水分補給をすれば1日程度でも回復するほどで強くないものの、そんな訳で感染する可能性は高いため油断できない。
そして気をつけなければならないのは、下痢をした時に下痢止めを飲んではいけないという事。
そもそも嘔吐や下痢は、体内から不要な物や毒となる物を緊急的に体外に出そうとする自己防衛機能の一つ。
それを強制的に止めるという事は、原因となる物を体内に留めて症状を悪化させる事になってしまうのだ。
漢方薬では、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)が予防と治療になり、嘔吐と下痢が激しい時には、五苓散(ごれいさんが)脱水症状を防ぐのに役に立つので、覚えておいてもらいたい。
………って、忘れてたんですけどね、私(^_^;)
(2005年12月31日の日記参照)
他に、目の不自由な人は、健常者が聞き取れる速度より2~3倍速くした音声でも理解できる事が分かったという記事を見つけた。
漫画なんかじゃ、目の見えない剣客が気配で敵を察するなんて描写があったりするけれど、聞き取り速度が速いとは。
その実験をしたのは、東京大先端科学技術研究センターで、パソコン上の文字を読み上げる音声合成ソフトを使い、速度を速めていったそうだ。
内容が良く分かる最適速度でも1分当たり約700~900字、最高速度でも1分当たり約1000字以上は聞き取っておおまかに理解できたという。
通常のソフトの初期設定は1分当たり約500字だそうだから、倍の速さな訳だが、その実験に参加した人は「このくらい聞けて当たり前と思っていた」
とか。
速度を変更できるプレイヤーソフトで歌を早くしてみれば分かるけど、倍速ってかなり早いぞ。
単純に二倍で済むような速さではない。
無意識の訓練の結果か。
≪育児日記≫
今日は、世間は成人の日だった。
また、どこかの新成人が暴れたというようなニュースが流れた。
サスケが仲裁に入ったところもあったらしい。
サミットに次郎を連れて行くと、着物を着た成人の女の子が何人か歩いたり、車に乗ったりしてるのを見かけた。
天気も良くて、少し暖かかったので、次郎もベビーカーで気持ち良さそうにしていた。
次郎はやっぱり歩きたいみたいで、薬局に行って降ろすと喜んで歩き回る。
おなかも空いてるらしく、買ってきた御飯をすぐに食べてしまった。
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解除はこちら http://www.mag2.com/m/0000109927.htm から。
------------------------------------------------------------------------≪通巻0261号≫
前途多難な新年会/コレステロールの誤解/風邪の頭痛に/子供のためにどうするか━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★彡☆-=★彡 それさえもおそらくは平凡な薬局 ★彡☆-=★彡
≪通巻0261号≫
提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
発行 : 北園薬局 http://www.kitazono.jp/
編集 : 北村俊純
窓口 : info@kitazono.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
※1月3日(火)……前途多難な新年会
※1月4日(水)……コレステロールの誤解
※1月5日(木)……風邪の頭痛に
※1月6日(金)……子供のためにどうするか
************************* 今号の平凡な日記 ***************************
◆1月3日(火)/2006年◆
旅行の疲れもあり、昼近くまでグッスリ。
まぁ、途中で何度か次郎が泣き喚きながら起きて大変だったんですが。
旅行で興奮したせいなのかね。
届いている年賀状の整理をしてから、昨年に頼まれていた講演会のテープ起こしをしたり。
やたら早口の講師で、聞き取るのに苦労する。
そんなこんなで、あっという間に夕方近く。
今日は、スネークアイズの新年会があるのだ。
そろそろ出かけようかなという時に、A氏から新年の挨拶の電話が家に。
今年もよろしくお願いいたします。
さて、今度こそと思ったらS氏が訪ねてきた。
正月のおせちに作ったという黒豆をお裾分けに頂いた。
ありがとうございます。
ひー、待ち合わせに遅れる~。
と焦っているところへ、スネークアイズのメンバーであるO氏から携帯にメール。
遅れそうなのだが、武井くんの今の携帯のメールアドレスが分からず教えて欲しいと。
携帯へのメールはパソコンにも送られるように設定してあって、ちょうどパソコンを起動していたので、携帯のキーで打つよりパソコンの方が早かろうとパソコンで返信。
ところが、何故か回線が不調になり送信されない。
なら携帯で返信すればよかりそうなものなのだけれど、なんか気持ち悪くてパソコンでの返信に拘りなんとか成功。
この時点で遅刻確実。
私もメールせねば。
とりあえず先に出た方が良いだろとドアを開けると、何故かお母んが。
実家に届いていた私宛の年賀状と、カズノコを持ってきてくれたそうな。
よりによって、この急いでる時に(笑)
後は奥さんに任せて、とにかくマンションを出た。
自転車で駅の近くの親戚の家まで行き、そこの車庫に置かせてもらって、駅へと息せき切って急ぐ。
そして、電車に乗ってから武井くんにメールを打つと、他にもキャンセルがあったとの事。
あうっ(^_^;)
どうしましょうと言われたけれど、打ち合わせしなきゃならない事もあるし、とにかく新宿で会いましょうと返信。
新宿の『漁亭』にいるという事で、エレベーターを上がる。
http://www.ryotei.tokyo.walkerplus.com/
なんか、もっと混んでるかと思ったら空いてるな。
時間が19時の前と、飲むには少し早いからか。
お店のペンギンは今までに見たことも無いくらいに元気だった。
いつもは、静かに寝そべっていたりするのに、今日は水の中でバシャバシャと。
外の寒さが分かるのか?
H嬢に声をかけられ、奥のお座敷へ。
H氏は後から来るようだ。
それでも今日は4人。
新年早々の顔合わせができないのは残念。
とりあえず、明けましておめでとうと乾杯をして、鍋物を注文した。
カセットコンロのガスの火力が弱く、なかなか煮立たない。
案の定、途中でガスが切れてカセットを交換してもらうと、今度は火力が強すぎる(笑)
H氏も駆けつけてきて、改めて乾杯。
寒いので、次に飲む物として日本酒の熱燗を注文しようとしたら、熱燗ができるのは一種類だけだという店員さんのつれない答え。
味を大事にしてという事のようだけれど、熱燗にして香りを楽しむのも日本酒の醍醐味だと思うぞ。
というか今の季節寒いんだし。
暖房は入っているようなのだが、かなり弱い感じ。
ああ、だからペンギンは元気なのか。
薬局のメルマガの発行ペースが遅れている件について、武井くんからは、日記なんだから校正しなくても良いのではないかとアドバイスされる。
私も当初はしないつもりだったんだけどねぇ。
そういうところを突いてくる人がいるんだよね。
内容じゃなくて。
それが鬱陶しいんで排除したいのよ。
内容の感想や反論なら、嬉しいんだけど。
何故かアンケートやオープンな掲示板じゃなくて、メールでだけ反論してくる人もいるし。
多人数から袋叩きにされるのは嫌だけど、一対一で応対させられるのも困る。
業務を止めてまで応じる義務も無いとは思うんだが、“かまって君”だと、なんだか可哀想にも思えてねぇ。
禁煙席ではないため、隣の席の女性陣が吸うタバコの煙で武井くんが具合が悪くなったり。
私も、食事中の煙は御免こうむりたいところ。
暖房が弱ければ換気も不十分で、窓を少し開けたが、効果は微弱。
気分が悪くなってきたところで(具合じゃなくて“気分”が)、壁に寄りかかっていた武井くんの服の背中がほつれていた。
壁に、釘の頭を切り取ったような所があって、それに引っかかったらしい。
そこだけかと思ったら、私が寄りかかっていた所にも同じような物が。
私は寒くて皮ジャンを着たままだったから大丈夫だったけれど。
施工業者に手抜きでもされたのか、それともそういうデザインなのか。
店員を呼んで、ガムテープを持ってこさせる。
もうこの段階で長居する気が失せてはいたが、被害の拡大を防ぐために、当該部分に貼っておく。
武井くんがグルナビのクーポン券を印刷してきていたのもあるけれど、その割引から端数を切り捨てて、4人で1万円ポッキリに。
どのくらい安くなったのかは、元の値段が分からなかったので確かめなかった。
確かめておけば良かったな。
そんな事もあって、あまり打ち合わせらしい事はできずじまいだった。
まぁ、出席者が少なかったし、しゃーないか。
家に帰ったら、ことのほか酔いが回っていて早くに寝た。
どうも、まだ風邪が残っていたようで気持ち悪い。
酒に酔っただけという感じではない。
柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)と地竜(ぢりゅう)を飲んでおく。
≪育児日記≫
今日は、旅行疲れをしていたので、あまり外には出なかった。
次郎も少し咳が酷くなっていたので、ゆっくりと休ませた。
その間、まだオッパイばかりいつもより欲しがるので、体調はすぐれないんだと思った。
私自身も疲労していたので、あんまり動かなかった。
本当は、家事などたまっているのをしなければいけないんだけど、それもやらなかった。
寒さもあって、年賀状を出しに行けなかったから、義母が夜マンションに訪ねて来た時に、ポストに入れてもらえるように頼んだりした。◆1月4日(水)/2006年◆
明け方に、次郎が起きて泣き喚く。
旅行で一泊した夜だけは静かに朝まで寝ていたのに。
奥さんまで一緒に喚くもんだから、こちらも寝不足。
巻き込まないでくれ。
お店は今日から、開局。
周辺の学校は休みだけれど、にわかに町中は活気づいてきた感じ。
病院も今日から始まり、これは忙しくなるかもと思ったら予感が当たった。
例によって、朝食を摂るのを後にしたら正午まで食べる暇が無かった。
目の前に郵便局があって、ついでに立ち寄るというお客さんも多い。
それにしても、今日は寒い。
外気温ばかりでなく、店の中が暖房を入れても、ちっとも温度が上がらない。
やっぱり、自宅と同じく留守にしている間に燈を灯していないと、室内の隅々まで冷えてしまうせいだろうか。
電話で下痢の相談を受けた。
患者は高校生の子供らしいのだが、どうにも要領を得ず声も聞き取りにくく、お店に来ていただく事に。
ご足労願うのは申し訳ないのだけれど。
そして、近所という事ですぐにいらして症状を詳しく尋ねると、水のような下痢だという。
「とにかく栄養つけなきゃいけないから食べさせてるんだけど」
駄目です駄目です(^_^;)
どうして、そういう発想になるのか分からない。
知識が無くても、下痢してたら食べるのは無理だと思わないもんなのかな。
吐き気もするようなので、五苓散(ごれいさん)を勧めて、念のために下痢止めの即効丸(そっこうがん)を案内した。
そうだ、訊いてなかったなと気が付いて、水分をどうしているかを尋ねたら、ポカリスエットなどのスポーツ飲料を飲んでいるという。
あうっ、それも駄目です( ̄▽ ̄|||
「牛乳も駄目かしら」
ええと……、単にうちが薬局で、患者さんが来る所だから、こういう悪い選択悪い選択をする人が多いのか、それとも意外と一般的なのか。
腹痛で、痛み止めを飲もうとする人も少なくないから油断できない。
水分は湯冷ましか麦茶や紅茶で摂ってもらい、お腹の左側を携帯カイロなどで温めるようにお話した。
奥さんから電話が入った。
次郎が、咳が出て痰が絡んでおり苦しそうだと。
そんな事は分かってるって。
だから、咳止めの麦門冬湯(ばくもんどうとう)を渡してあるだろう。
このあいだ泊まったホテルや、電車の中が随分と乾燥していたから、その影響を考慮して。
メニエルの相談で患者さんが来店。
前に病院で診断されていたそうで間違いないらしいのだが、今日から仕事始めで、職場に行ったら眩暈がしたため、職場で倒れたら大変と訪れたとの事。
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)を使ってもらう事にする。
ところで今回の原因ですが、もしかして夜中に体を冷やす物を食べたり飲んだりしてるんじゃありませんか?
「ミカンを食べてるくらいです」
それだ(^-^;;;
もしかしてもしかして、アレも飲んでたりするのでは……。
「温かいコーヒーを飲んでるんだけどねぇ」
それだ( ̄▽ ̄|||
コーヒーは温かくしても体を冷やします。
今日は、悪い選択を重ねる人の当たり日?
それからコレステロールの相談をされた。
そもそも、コレステロールってなんなのかと。
「やっぱり、摂らない方がいいんでしょ?」と言われた。
いえいえ、違います~。
コレステロールというのは、動物の細胞を作っている成分の1つで、性ホルモンや副腎皮質ホルモンなどの主成分でもある。
悪いイメージが広まっている一方で、皮脂腺から分泌されて髪や皮膚を守ったり、若々しさを保つ働きがある事は意外に知られてない。
強引なダイエットをすると、肌がカサカサしたり毛が抜けたりするというのは、このせいなのだ。
単に知らないだけなら構わないとも云えるけれど、コレステロールの摂り過ぎを心配するのなら、その有用性も調べりゃいいのにと思う事は何度もある。
中には、善玉コレステロールと悪玉コレステロールがある事くらいは知っているという人もいるだろう。
しかし、それも誤解されている事が多い。
そもそも両者は“コレステロールではない”。
また、善玉・悪玉という区分は役割の違いに基づくもので、いわゆる善人・悪人というのとは違う。
『コレステロール』を体の隅々に運ぶ、つまり送り出す方が『悪玉コレステロール』と呼ばれていて、体に不要になった『コレステロール』を回収して肝臓に戻し、『コレステロール』が再利用できるようにする方が『善玉コレステロール』と呼ばれているのだ。
なんで送り出す方が“悪玉”と呼ばれるのかは知らないが、そんな訳で『悪玉コレステロール』自体は別に悪くない。
もちろん、余分はコレステロールは血管の壁に溜まりやすく、回収してくれる善玉コレステロールの方が役には立つ感じはするが、やっぱり名前のイメージの方が優先されているだろう。
イメージの刷り込みというのは怖いですな。
宅配便の依頼で荷物を持ち込まれた。
うちは日通の取扱店でもあるので。
伝票に記入してもらうと、送り主の電話番号の欄が空白。
電話番号は無いので?
電話は引いていないという。
携帯電話の普及で、そういう人もいるかなと思ったものの、住所地を見て納得いった。
ああ、“居座り屋”さんかぁ。
夜逃げした人の家に住み、不動産の債権を得ようという債権者の代わりに住み込んで、他の債権者を追い返すお仕事である。
以前に、知り合いの不動産屋から、1ヶ月ただ住むだけで20万円でどうかと誘われた事がある。
冗談ではない。
家主が夜逃げするくらいである。
ヤクザまがいの、時にはヤクザそのものと渡り合わなければならないのだ。
そんな怖い仕事できませぬ。
今のように、メルマガでも発行していたら、ネタに引き受けたかも(・_・)
M叔父が来訪。
お店を株式会社化する話。
店主である婆ちゃんが高齢なので、生きてるうちに株式会社にしておかないと店舗の賃貸などの更新手続きが面倒になるから。
しかし、株式会社にするとなると、理論上は資本金1円でも作れるとしても、司法書士に依頼する諸経費などで50万円近くかかるらしい。
自分でやれば、最低限の費用だけで済むからやってみたらと、M叔父はこともなげに言う。
確かに、自分でやった方が面白そうではあるけれど。
配達のついでに、マンションに立ち寄り。
次郎の症状を確かめてみたのだが、そんな心配する状態ではない。
奥さんが騒ぎすぎ。
でも、外に連れ出して肺炎にでもなられると困る。
今日は1日、部屋にいなさい。
薬局に戻って昼食。
山形県尾花沢市の郵便局で配達アルバイトをしていた男子高校生が、年賀状437通を含む郵便物627通を配達せず隠していたのが発覚したというニュース。
男子生徒は郵便法違反(郵便物の隠匿)容疑で書類送検されるようだ。
そりゃ、そうだよな。
法律の勉強しろよー。
面倒くさくなったのが動機のようだけれど、宿題サボるのとは違うんだからさ。
昨年起きたJR羽越線『いなほ14号』の脱線転覆事故に、新潟県長岡市の男性医師が乗っていた事が今日になって分かったそうな。
なにしろ飛行機なんかと違って、正確な乗客数は把握しにくく、犠牲になったのではないかと捜索された親子もいたし。
この男性、事故当時4号車に乗っており、怪我は無かったものの、いや怪我が無かったからこそか、救急車で庄内余目病院に行って負傷者の治療の手伝いをしていたという。
そのため、警察やJR東日本が確認した乗客の中に含まれなかったようだ。
ううむ、ほのぼのとカッコイイなぁ。
お母んから、このあいだ行ってきた伊豆のお土産の、びわゼリーを貰った。
ん?
これは、私が友達にと買った物では?
そしたら、消費期限が昨年の12月30日だったという。
ズゲッ!!Σ( ̄□ ̄;)
で、旅館の売店に電話したところ、新しい物を送るので、現物は処分して下さいと言われたそうな。
まぁ、すぐに悪くなる訳ではないから、自分で食べる分には構わないか。
「気を使わせると悪いから、『日付確認しないで申し訳ありません』、って言っといた」と、お母んが一言。
それじゃ単なる嫌味です(笑)
子供の風邪の処方箋を持って母親が来店。
ところが、出ている薬の在庫が無い。
ううん、町の薬局でコレを揃えてる所は他にも無いんじゃないかという抗生物質。
「他の抗生物質じゃダメ?」とか言われるが、それはやっぱり駄目です(^_^;)
「明日また病院行くから、今夜飲まなくてもいいか」とも言われたけれど、なおさら駄目です。
というか、意味がありません。
薬剤師会が経営している中央薬局に問い合わせると、さすがに揃えてあるとの事で、取りに行こうと思ったが、車で来ているから自分で取りに行きますと。
申し訳ありません。
なにしろ中央薬局は、その、今さっき行ってきた病院の隣に建っているのだ。
後で調べてみたら、薬価がベラボーに高い。
癌の薬よかマシだけど。
ちょっと備蓄に置いておくには苦しい値段。
しかし、無駄になるかもしれないけど、緊急で必要になるかもしれないからと、お母んの判断で仕入れておく事に。
帰りにスーパーに寄ったら、大きめの海老が半額になっていた。
正月の残りか。
喜んで、三3匹ほど買い込む。
奥さんと次郎は先に寝ており、海老を焼きつつチャット。
そして、焼き上がるまでに日本酒をクイクイと。
なんか不健康な事をやってますな、自分。
するとチャットに入ってきたS子さんから、「新幹線乗ると貧血っぽい症状になる」と言われた。
血行不良か。
不健康な。
一応は真面目に回答しつつ、「それはきっと、新幹線のスピードに、S子さんの血液がついてこれないんだ(笑)」と返した。
酔ってる酔ってる。
でも、かなり本気で、S子さんの事だから、「地球の自転においてかれる」というのもありそうだ(笑)
自転においてかれるとどうなるかというと、摩擦係数が0として、他の人から見ると時速1,674kmで移動する事になる。
テレビで『ナルニア国物語』のCMをやっていたのだが、「壮大なるシンフォニー」という宣伝文句を「壮大なるオナニー」とか読んでしまった。かなり酔ってます(爆)
I氏には、「一体、どれだけ呑んでんだ」と呆れられる。
中学生の頃には、酔って無くても『ネバーエンディングストーリー』を、『ネバーエンディング猿のオナニー』とか言っとりましたが。すると、ますます「猿はどっちだか」と呆れられた。
猿は、高等な駄洒落は吐けない( ̄^ ̄)
それから、『古畑任三郎』の正月スペシャルの一遍、イチローが出演した回の話など。私は未見で、観たS氏やI氏はイチローが結構良い演技をしていたと褒めていた。
「お前の本職はナンだと言うくらい良い演技だった」とは、S氏の弁。
それは楽しみ。
個人的には今回のスペシャル版でシリーズ最後なのだから、三谷幸喜にこそ出てもらいたかったな。
さすがに、合成使って田村正和との対決は、あざと過ぎるかもしれんが(笑)
でも、見てみたい気も。
フジテレビなんだから(決め付け)、あざとい企画を通していただきたい。
あ~、酔った酔った。
(_ _)(-.-)(~O~)ファ…(~O~)(-.-)
……( ^.^)( -.-)( _ _)ガクッ
≪育児日記≫
今日は、普通は仕事初めだったが、私にはあんまり関係なかった。
育児は24時間なんで、休み無く続くんだ。
次郎は待ってくれないから、いろいろと忙しい。
夜、まだ咳が出てて、なかなか寝てくれなくてとても困った。
そのせいか、また生活のリズムが狂って、寝てくれるのが夜中になってしまった。
旅行の時は、なぜか1人でよく寝てくれたのに、家ではぜんぜんなので、どうしたことだろうと思った。◆1月5日(木)/2006年◆
「なにか栄養ドリンクないか」と、店に入ってきた患者さん。
訊けば、昨日吐いてしまったという。
うえっ、それじゃあ栄養ドリンクなんか飲んでは駄目でしょう。
しかし、吐いてしまったから栄養をつけなければという発想のようで。
そもそもの原因は、どうやら風邪などではなく年末年始での食べ過ぎのようだ。
胃が痞える感じがするという事から、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)を案内した。
いったん出かけて、某団体の広報部会に出席。
来月号の記事の内容を詰める。
今度から、締め切りに間に合わなかった記事は、次号に回すかホームページへの掲載という事にしたので、だいぶ気が楽。
原稿を集めるのに必死にならないで済む。
出てきたついでに、市役所に行き店の税金の申告について、書式の確認。
でも私が分かっても、事務をやる奥さんが分からないと無駄なんだよな(笑)
帰りにコジマ電機で、名刺を作るための特殊紙を探したが、あまり種類が無かった。
http://www.kojima.net/netshop/index.htm
何故か、やたらとコジマ電機の近くに建つ(逆なのかもしれないが)ヤマダ電機に行くと、希望通りの物が見つかった。
http://www.yamada-denki.jp/
これで、店員の質も良くなれば、コジマに行かなくても済むんだがな。
鼻づまりの漢方薬をと、患者さんから求められる。
葛根湯加川きゅう辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)がすぐに思い浮かぶが、念のために他にも症状が無いか確かめてみた。
すると、寒気がするような気もするという。
風邪のひき始めかもしれない。
感じたのが今日ならば、すぐにでも飲んでもらうのが良いだろう。
それと、合わせて地竜(ぢりゅう)も勧めた。
風邪の相談で、患者さんが来店。
年明けから風邪をひいており、今日は頭が痛くて寒気もするので仕事を早退してきたという。
すると、自宅には川きゅう茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)があるそうな。
風邪での頭痛であれば、それを飲んでいただければ良かったのに、もったいない。
なんでもいいやと、まったく関係の無い漢方薬を飲まれてしまう人もいますが。
しかし、長引いてるのに寒気がするとなると、これから熱が出てくる可能性がある。
食欲が落ちてきているそうなので柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)を飲んでいただくとして、熱に対しては地竜を使ってもらう事にしよう。
そうお話したら、食事はしっかり摂ってるという話に驚く。
風邪と戦うのにエネルギーが要る時に、食事をしてしまうと消化にエネルギーを持っていかれてしまい、治す力が半減してしまうのだ。
「風邪の時には、なんとか食べて栄養つけなきゃと思ってた」
そういう誤解が根強いんですよねぇ(u_u;)
高齢の母親の咳の相談で、お客さんがいらした。
前に案内した麦門冬湯(ばくもんどうとう)は効いたそうで、それは良かったのだが、今したがた吐いてしまったという。
吐き気がするようであれば二陳湯(にちんとう)が良いけれど、咳の勢いで吐いてしまったという感じらしい。
となると、風邪が胃腸に行った訳ではないのか。
そうであれば、麦門冬湯は胃薬を兼ねているので、続けて飲んでもらうのでも良いだろう。
食欲が落ちるようなら、柴胡桂枝湯か補中益気湯(ほちゅうえっきとう)に替えてもらう事にして。
「リポビタンDを買っていこうかな」と帰り際に言われる。
思わず、お母んと声を揃えて「駄目です!!」と叫んでしまった。
驚かしてしまってすいません(^_^;)
風邪と戦うのに集中させてやって下さい。
栄養ドリンクなんか飲んだら、それをまた体内で分解するのにエネルギーを使って、体力が落ちるだけです。
チャットに入ると、R氏がいらした。
少し前からキーボードが不調だと聞いていたのだが、まだ直らないそうでお気の毒。
オンラインゲームでは正常に使えたりするそうだから、機械的な故障ではないようで、OSを入れ替えなければ駄目かも。
驚いたのは、そのマシン。
単なる自作機ではなく、知り合いにアーケードゲームを改造して作ってもらったのだとか。
それはまた、すごい自作機で(笑)
確かに、中身の基礎設計は同じかもしれんが。
起動の時に、画面にゲームメーカーのマークが出るそうで、ちょっと羨ましく思ったり。
R氏自身は、中を見た時のゴチャゴチャ感と訳わかんなさは一緒だとの事。
そうなんだよ、どうしてブロック形式で増設できないのかなーとは常々思う。
技術の進歩が早過ぎて標準規格化するのが難しいのと、コストが上がってしまうからというのがあるのだろうけれど。
ああ、そろそろ新しい機体を作りたいなー。
でも、今のところ台数は足りてるんだよな(笑)
そう言ったら、逆にR氏に驚かれた。
普通は1台あれば充分なのにと。
いやいや、それが、2台同時に逝ってしまった事がありまして。
今では3台無いと安心できない……。
仕事で使ってると、1日たりとも空白期間を作れないし。
そんな話から古い機体の話へと。
I氏は、K6-2のIBM機が邪魔になってるとか。
うはぁ、懐かしいですな。
うちにも、無印ペンティアムのノートパソコンが、まだあります(笑)
もちろんMMXなんて実装されていない。
クロックは166MHZだったかな。
GHZではなく(笑)
HDDが500MB。
GBではなく(笑)
まぁ、私らは記憶装置がテープだったのを覚えてる最後くらいの世代かな。
データをセーブしたりロードするのに1時間くらいかかったりしていた。
新年早々、後ろ向きな話題だ(苦笑)
≪育児日記≫
今日は、少し次郎の体調が良くなったので、少しだけ外に出た。
気分転換だった。
歯医者にも行った。
その間、次郎を少し薬局に預けられた。
天気も良かったので、よかった。
咳止めに麦門冬湯を次郎に飲ませてから行った。
そして、少しは咳が落ち着いてきた。
薬局では、何かいろいろと暴れまわっている次郎みたいだった。
元気は元気だけど、早く咳が治ってほしかった。
なので、次郎の歯科検診は来週になった。◆1月6日(金)/2006年◆
成人の娘さんの風邪の相談。
寒気がしているそうなので、麻黄湯(まおうとう)と地竜(ぢりゅう)を案内した。
以前にも使っているそうだから、大丈夫かな地竜も。
一応、地竜がミミズだとは言ってないようですが(笑)
他の人で確か、やはり成人の娘さんに飲ませていたら、ある日インターネットで調べて知ってしまったという話を聞いたな。
自分の飲んでる物を、ちゃんと調べるのは良い事です。
でも、それで飲まなくなるのはモッタイナイ。
やや高齢の患者さん。
吐き気の相談で、他に症状は無いようなので二陳湯(にちんとう)を使ってもらう。
眠くならない酔い止めとしても使えるので、旅行の時などにどうぞ。
広報誌の原稿を届けに事務所まで。
メールで送れれば簡単なんだけど、写真込みのファイルサイズが30MBで、事務所の回線が64kbps以下という環境なため、そうもいかない。
昔、メールで送信した先の事務所のパソコンの使える人が出張中って事で、送信した後に自分も片道1時間半ほどかけて行って、自分でファイルを開いたなんて事もあったなぁ。
10年経っても状況が変わらないとは、IT化は進んでるんだか進んでないんだか。
事務局のK氏に、五十肩を相談された。
二朮湯(にじゅつとう)がありますよんと紹介しておく。(後でネットから注文を頂いた)
Mちゃんと打ち合わせする予定だったのに、ドタキャンされてしまった。
むー、3ヶ月くらい、ずっと打ち合わせができないまま。
困ったぞ。
某製薬メーカーの営業マンが来訪。
本人の名誉のために、特に社名を秘す(笑)
新製品が出るという事で案内されたのだけれど、他の似た成分の漢方薬との使い分けが分からないと言われて、ツムラの漢方薬の使い分けが書かれた本から該当部分をコピーして渡してあげたのだ。
よく勉強しておくように( ̄▽ ̄)
って、実は私も使い分けが良く分かってない種類なんだよねー。
少なくとも、今までうちでは特別必要なかったからツムラ製品でも仕入れてなくて、必要な時には2種類以上の漢方薬を合わせて患者さんに使ってもらっていた。
とりあえず、今回の新製品はいらないなー。
下痢でいらした患者さんに、即効丸(そっこうがん)を求められる。
しかし詳しく話を聞くと、どうも風邪のようだ。
私が年越しになった症状に似ている。
五苓散(ごれいさん)と平胃散(へいいさん)を案内した。
これを一緒に飲めば、胃苓湯(いれいとう)という胃腸の風邪に効く漢方薬になる。
特別必要ないかなと思って仕入れていない一例。
んー、でも需要があるのなら仕入れてみようかなぁ。
なんだか咽喉が痛くなってきた。
むむっ、また風邪の兆候か?
葛根湯(かっこんとう)と桔梗湯(ききょうとう)で先手を打つ事にした。
六君子湯(りっくんしとう)を買いに患者さんが来店。
やはり、年末年始に食べ過ぎてしまったようで。
これで食欲がまた出ると思いますが、気をつけて下さいね~。
今日の昼間に原稿を届けておいて、夜には運営会議。
会場が事務所じゃなくて、鳩ヶ谷市の公団住宅にある集会室に変更になり、着けるか不安。
出る時に、あまりに寒くて手がかじかむもんだから、手袋にミニホカロンを入れた。
なにしろ、手がかじかんで自転車のブレーキを引けないと命が危ない。
そして、予定通り道に迷った。
予め印刷した地図を持ち、事務局のK氏にも確認していた。
にも拘らず、正しい道をわざわざ戻って、間違った道へ。
だってー、目印のコンビニを過ぎたところで何故か「あっ、間違った」と思い込んでしまったんだもの。
なんでそう思い込んだのか、後で落ち着いて考えてみると、十字路じゃなくて、微妙な角度のX字路だったから不安になってしまったらしい。
やや遅れて集会所に到着。
なんだか、あんまり議題は進んでいないようでしたが。
新年最初の会議という事で、皆して帰省などのお土産のお菓子を持ち寄っていて、一つ一つ食べていたらお腹いっぱい。
議題の中では、子供達が育つ環境を、どのように作っていくかという話も。
その中には、子供の人権を考えて、自由に伸び伸びと育てたいという意見があり、私もそういう事を“子供の頃に”思ってはいたけれど、今は違う考えを持っているという意見を述べておく。
私が子供の頃にそう思ったのは、つまりは子供の人権意識というものが教師の間でも薄く、束縛があったからこそ、自分で望んで自分で手に入れなければと足掻いたから。
とすると、大人に反発し戦い自己を確立していく機会を無くしてしまう事は、かえって良くないのではないかと思うのだ。
体罰を加えるなら加えれば良い。
束縛するなら束縛すれば良い。
ただ、その引き際、つまり“手加減”をできるかどうかが大事なのではないかと。
予想通り反発を受ける。
まぁ、こうして違う意見をぶつけ合っていければ理想的ではあるが。
帰る時に、トイレに入った。
バリアフリーという事なのだろうけれど、廊下とトイレに段差が無いのは失敗してると思う。
同じ高さなもんだから、トイレのスリッパをドアから離さないと、ドアに押されて向こう側に行ってしまう。
ゆえに、足を伸ばさないと入れないし、出る時にも苦労する。
マヌケ。
家に帰ってテレビでニュースを観たら、今日の17時頃に仙台市宮城野区にある『光ケ丘スペルマン病院』で生後11日の男児が連れ去られたという事件をやっていた。
連れ去ったのは男で、看護師に病院への苦情や「院長の家の前にガソリンをまいた」とする内容が書かれた紙を見せ、「ガソリンで火をつけるぞ」などと脅したうえで、病室に入り込んだらしい。
そのさいに「火事だ」とも叫んでいて、連れ去られた男児の母親は、男がマスクをしていた事から病院職員だと勘違いして、男児が抱きかかえられるのを不審に思わなかったとの事。
マヌケと思わなくも無い。
それだけに、今は放心しているのではないか。
で、その心配を増幅するかのように、東北公済病院の産婦人科の上原茂樹科長は「母乳を2~3時間おきに飲ませなければいけないし、脱水症状にも気をつけないといけない。赤ちゃんは体温のコントロールが未熟なので、この冬の寒さの中で低体温症になるのが心配だ」と話していた。
テレビの取材に、すごくニコニコと話しているのが印象的(苦笑)
人柄が良いのか、取材を受けるのが嬉しくて、つい顔に出たのか。
過去の乳幼児連れ去り事件では、今のところ死んだという事例は無いそうだから、無責任に楽しんでおこう。
ニュースを聞きつけて、「よし行くぞ」と行動を起こした人以外は、同類。
自民党の山崎拓前副総裁が、党総裁選で党員以外の国民も参加できる模擬投票などが検討されている事について、「総裁を党員でないものが選ぶのはおかしい」と批判したというニュースも。
加藤紘一元幹事長も「一般国民投票、世論調査で決めるのなら、国会議員や党員はいらない」と同調したそうな。
だから、そういう事を言ってるんじゃないの?
派閥も無くしたところで(森派は生きてますが)、党の壁も無くすなら私は賛成。
政策や法案ごとに賛成や反対をしたいもの。
そして、イランのアフマディネジャド大統領が、イスラエルのシャロン首相が危篤状態との報を受けて、「願うならば、犯罪者が祖先の列に加わりますように」と同首相の死を望むような発言をした事が国際社会で波紋を呼んでいるというのもあった。
同大統領は、革命原理への回帰を掲げているそうだから、国際社会の批判は承知の上なのだろう。
国内での支持強化の方を取ったという訳だ。
自国の足固めのために他国を批判するのは、政治家の常套手段。
それをする必要が今のところ日本には無い。
しなければならない国の不安定さよ。
≪育児日記≫
今日は、実家の御殿場で雪らしかった。
妹に電話した。
その時、次郎はちょっとグズッていた。
オッパイを飲ませたりしながら機嫌をとっていた。
その泣き声が妹に聞こえたらしく。
「次郎大丈夫?」みたいに言っていた。
午後から薬局にも行き、次郎をベビーカーに乗せようとしたら、やっぱり大泣きされてしまった。
歩きたがるようになったのは成長した証拠だけど、何か疲れる。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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